JP2002233553A - 車載用の車椅子昇降装置 - Google Patents

車載用の車椅子昇降装置

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JP2002233553A
JP2002233553A JP2001034453A JP2001034453A JP2002233553A JP 2002233553 A JP2002233553 A JP 2002233553A JP 2001034453 A JP2001034453 A JP 2001034453A JP 2001034453 A JP2001034453 A JP 2001034453A JP 2002233553 A JP2002233553 A JP 2002233553A
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JP
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wheelchair
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vehicle
floor
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English (en)
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Akitoshi Machida
明利 町田
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Seiko Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Seiko Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の荷台へ車椅子を簡単に載せることが
できるようにする。 【解決手段】 車椅子20を自動車2の荷台3に載せる
ための昇降装置1が、第1〜4棒部材11〜14を有
し、第4棒部材14が車椅子20を吊り下げ可能な第2
直状部52と、第2直状部20を荷台3の開口部9にお
いて出入りさせることができる第1直状部51とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車椅子を自動車
の荷台に載せて運ぶときに使用する車載用の車椅子昇降
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車椅子の使用者が自動車を利用す
る場合、使用者は車椅子に座ったまま乗車したり、車椅
子から降りて乗車し、車椅子は折り畳んで自動車の荷台
に載せたりすることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車椅子は、それに使用
されている材料にもよるが、手で持つには一般的には重
く、荷台に載せたり、荷台から降ろしたりすることが介
護者にとって肉体的に大きな負担になる場合がある。
【0004】この発明は、介護者のこのような負担を軽
減することができるような車載用の車椅子昇降装置の提
供を課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のために、
この発明が対象とするのは、自動車の荷台が床と、天井
と、前後方向へ延びる互いに平行な両側壁とで囲まれ
て、後方に開口部を有し、前記床の前方には前記天井へ
向かって突出する部位が形成されている前記荷台に取り
付け可能な車載用の車椅子昇降装置である。
【0006】かかる車載用の車椅子昇降装置において、
この発明が特徴とするところは、次のとおりである。前
記昇降装置は、前記床の上において前記自動車の幅方向
ヘ長さ調節可能に延びて前記両側壁の内面に当接可能な
第1棒部材と、前記床の上において前記第1棒部材に直
交して前記自動車の前後方向ヘ長さ調節可能に延び、前
記床の突出部位に後方から当接可能な第2棒部材と、下
端部が前記第2棒部材に連結されて長さ調節可能である
とともに、上端部が前記天井に下方から当接可能な第3
棒部材と、上下方向へ延びる第1直状部と前記第1直状
部の上端部分から水平方向ヘ延びる第2直状部とを有し
ていて、前記第1直状部の下端部分が直接的および間接
的のいずれかで前記第1、2棒部材の少なくとも一方に
取り付けられるとともに前記第2直状部が前記車椅子を
吊り下げ可能に形成されている第4棒部材とからなる。
第1直状部の下端部分は、前記第2直状部が前記自動車
の開口部において前記荷台への出入りができるように前
記第1、2棒部材の少なくとも一方において旋回可能お
よび回転可能いずれかの態様で取り付けられている。
【0007】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照し、この発明に
係る車載用の車椅子昇降装置の詳細を説明すると、以下
のとおりである。
【0008】図1は、この車椅子昇降装置1が使用され
たライトバン2の後方部分の斜視図である。ライトバン
2の荷台3は、水平な床6と、床6に概ね平行な天井7
と、ライトバン2の前後方向ヘ延びる両側壁8とを有
し、後端部に形成されている開口9は後部扉10で閉じ
ることができる。図では昇降装置1を使用することによ
って、車椅子20が荷台3に納められている。
【0009】昇降装置1は、ライトバン2の床の上で幅
方向ヘ延びる第1棒部材11と、第1棒部材11と直角
を成して床の上で前後方向ヘ延びる第2棒部材12と、
下端部16がブラケット17を介して第2棒部材12に
取り付けられていて傾斜して天井7にまで延びる第3棒
部材13と、仮想線で示された車椅子20を吊り下げる
ことができる第4棒部材14とを有する。
【0010】第1棒部材11は、2本の副部材21,2
2をブラケット23,24で長さ調節できるように束ね
たもので、部材11の両端部26,27のうちの端部2
6が発泡プラスチック製のクッション材32を介してラ
イトバン1の側壁8に圧接し、端部27がゴム製キャッ
プ34を介して側壁8に圧接している。
【0011】第2棒部材12もまた前方副部材28と後
方副部材29とをブラケット17,18で長さ調節でき
るように束ねたもので、前方副部材28の前端部31が
クッション材32を介して後部座席33を取り付けるた
めに床6から上方ヘ突出させた部位(図示せず)に圧接
している。
【0012】第3棒部材13は、下方パイプ36と、こ
のパイプ36の内側に摺動可能に納まる上方パイプ37
とからなり、ハンドル38によって長さ調節可能であ
る。下方パイプ36は、下端部16がブラケット17を
介して第2棒部材12にとめられていて矢印39方向へ
旋回可能であり、この矢印39がライトバン1の前後方
向へ広がる垂直平面内にある。上方パイプ37は、上端
部41がクッション材32を介して天井7に圧接してい
る。第3棒部材13と第2棒部材12との間には、第3
棒部材13の傾斜角度を維持するためのステー42が介
在している。ステー42の下端部はブラケット18を介
して第2棒部材12に取り付けられている。昇降装置1
は、これら第1〜3棒部材11〜13それぞれがライト
バン1の各部位に圧接することによって、ライトバン1
の幅方向と前後方向と上下方向とにおいて荷台3に固定
されている。かかる固定を確実にするために、第1棒部
材11の両端部26,27は側壁8が開口9へ向かって
曲がるコーナー部近傍に位置していることが好ましい。
【0013】第4棒部材14は、図において上下方向ヘ
延びる第1直状部51と、第1直状部51の上端部分か
ら天井7に概ね平行してライトバン1の幅方向へ延びる
第2直状部52とを有する。第1直状部51は、その下
端部分77が固定部53と可動部54とを有する支持部
材56の可動部54に取り付けられている。可動部54
は、固定部53との間の支軸57を中心に矢印58方向
ヘ旋回可能に形成されているから、第1直状部51もま
た、可動部54を介して支軸57につながる下端部分7
7を中心に矢印58が示す上下方向へ旋回する。可動部
54は、固定部53に内蔵されたエアスプリング(図示
せず)等のばね手段によって矢印58の下方から上方ヘ
向かって、第1直状部51と第2直状部52とが図示の
状態へ至るように付勢されている。固定部53は、第1
棒部材11および/または第2棒部材12に固定されて
動くことがなく、第4棒部材14は、かような支持部材
56を介して第1棒部材11および/または第2棒部材
12に取り付けられている。
【0014】図1では、第4棒部材14が荷台3の中に
納まり、折り畳まれた車椅子20は逆U字形を画くよう
に折り重ねられた座席用シート61の部分で第2直状部
52に吊り下げられている。昇降装置1は、第1〜3棒
部材11〜13を縮めれば、荷台3から取り外すことが
できる。
【0015】図2には、図1における昇降装置1の第4
棒部材14における第2直状部52が荷台3の外へ出る
ように、矢印58の下方へ向かって旋回したときの図面
である。ただし、図2において、仮想線で示された車椅
子20は、第4棒部材14から外された状態にある。図
1の昇降装置1は、荷台3の外から第2直状部52に手
を掛けて手前に引くようにすると、第4棒部材14の全
体が支持部材56のエアスプリングの付勢に抗して矢印
58の下方へ向かって旋回し、図2の状態となる。第2
直状部52に車椅子20が吊り下げられている場合に
は、第2直状部52から引き抜くようにすることで車椅
子20をライトバン1から降ろすことができる。また、
図2の車椅子20をライトバン1に載せようとするとき
には、折り重ねられて逆U字形を画いている座席シート
61の下に第2直状部52が入るように車椅子20を矢
印62方向ヘ移動させる。しかる後に、第2直状部52
に手を当て、支持部材56のエアスプリングの力を借り
て第4棒部材14の全体を矢印58の上方へ旋回させる
と図2の状態となる。
【0016】図3は、この発明の実施態様の一例を示す
図2と同様の図面であって、昇降装置1の第4棒部材1
4が荷台3の外へ延びている。ただし、この図では車椅
子20の図示が省略されている。この図の昇降装置1
は、図1、2に示されたものと同一の第1、2、3棒部
材11,12,13を有する。図の第4棒部材14は、
上下方向へ概ね直線的に延びる第1直状部51と天井7
と概ね平行に延びる第2直状部52とを有するが、第1
直状部51はその下端部77が支持部材56に対して矢
印71方向ヘ回転可能に取り付けられている。第1直状
部51が回転すると、第2直状部52もまた矢印71方
向ヘ動いて荷台3の中に納まる。第2直状部52の先端
部には、垂直に下方ヘ延びるベルト72をスイッチ73
の操作で昇降させることができる電動モータ内蔵の操作
ボックス74が取り付けられている。ベルト72の下端
部には適宜の形状の吊り下げ具76があり、これを使用
して車椅子を特に力を使うことなく荷台3に納めること
ができる。なお、第4棒部材14の第1直状部51は、
矢印71方向ヘ回転したときに荷台3の外へ長く延びて
車椅子20の吊り下げ作業が容易になるように、図示の
部位78等において適宜屈曲させることができる。第1
直状部51は、第2直状部52が矢印71の前方へ旋回
するようにばね付勢されていることが好ましい。
【0017】この発明において、旋回したり回転したり
する第4棒部材14および/または支持部材56は、所
要の位置で一時的に停止することができるようにストッ
パー手段を有していることが好ましい。そのような第4
棒部材14を有する昇降装置1では、車椅子20の昇降
作業の安全性が向上する。
【0018】
【発明の効果】この発明に係る車載用の車椅子昇降装置
は、長さ調節可能な棒部材を使って荷台に簡単に取り付
けることができ、荷台の外へ延ばすことができる棒部材
では車椅子を吊り下げて、ばねや電動モータの力によっ
てその車椅子を自動車の荷台に納めることができるか
ら、車椅子を自動車に載せるための作業が総じて簡単
で、多くの労力を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】車椅子昇降装置を取り付けた自動車の部分斜視
図。
【図2】車椅子昇降装置の動きを示す図1と同様の図
面。
【図3】実施態様の一例を示す図2と同様の図面。
【符号の説明】
1 車椅子昇降装置 2 自動車 3 荷台 6 床 7 天井 8 側壁 9 開口部 11 第1棒部材 12 第2棒部材 13 第3棒部材 14 第4棒部材 20 車椅子 51 第1直状部 52 第2直状部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の荷台が床と、天井と、前後方向
    へ延びる互いに平行な両側壁とで囲まれて、後方に開口
    部を有し、前記床の前方には前記天井へ向かって突出す
    る部位が形成されている前記荷台に取り付け可能な車載
    用の車椅子昇降装置において、 前記昇降装置が前記床の上において前記自動車の幅方向
    ヘ長さ調節可能に延びて前記両側壁の内面に当接可能な
    第1棒部材と、前記床の上において前記第1棒部材に直
    交して前記自動車の前後方向ヘ長さ調節可能に延び、前
    記床の突出部位に後方から当接可能な第2棒部材と、下
    端部が前記第2棒部材に連結されて長さ調節可能である
    とともに、上端部が前記天井に下方から当接可能な第3
    棒部材と、上下方向へ延びる第1直状部と前記第1直状
    部の上端部分から水平方向ヘ延びる第2直状部とを有し
    ていて、前記第1直状部の下端部分が直接的および間接
    的のいずれかで前記第1、2棒部材の少なくとも一方に
    取り付けられるとともに前記第2直状部が前記車椅子を
    吊り下げ可能に形成されている第4棒部材とからなり、
    第1直状部の下端部分は前記第2直状部が前記自動車の
    開口部において前記荷台への出入りができるように前記
    第1、2棒部材の少なくとも一方において旋回可能およ
    び回転可能いずれかの態様で取り付けられていることを
    特徴とする前記車載用の車椅子昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記第4棒部材は、前記自動車の前後方
    向ヘ広がる垂直面内において前記下端部分を中心に上端
    部分が上下方向ヘ旋回することによって前記第2直状部
    の前記出入りが可能となるように形成されている請求項
    1記載の車椅子昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記第4棒部材が前記上方向へ旋回する
    ようにばね付勢されている請求項2記載の車椅子昇降装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第4棒部材は、前記第2直状部が前
    記第1直状部を中心にして前記天井に概ね平行する面内
    を前記前後方向へ旋回し得るように形成され、かつ、前
    記第2直状部の先端部分には前記車椅子を昇降させるこ
    とが可能な吊り下げ手段が設けられている請求項1記載
    の車椅子昇降装置。
  5. 【請求項5】 前記第2直状部が前記前方向ヘ旋回する
    ように前記第1直状部がばね付勢されている請求項3記
    載の車椅子昇降装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290179A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Honda Motor Co Ltd 車両用荷物積下装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006290179A (ja) * 2005-04-12 2006-10-26 Honda Motor Co Ltd 車両用荷物積下装置
JP4536575B2 (ja) * 2005-04-12 2010-09-01 本田技研工業株式会社 車両用荷物積下装置

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