JP2002232814A - 画像再生装置、カメラ、画像再生方法、及びプログラム - Google Patents

画像再生装置、カメラ、画像再生方法、及びプログラム

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JP2002232814A
JP2002232814A JP2001028715A JP2001028715A JP2002232814A JP 2002232814 A JP2002232814 A JP 2002232814A JP 2001028715 A JP2001028715 A JP 2001028715A JP 2001028715 A JP2001028715 A JP 2001028715A JP 2002232814 A JP2002232814 A JP 2002232814A
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淳彦 石原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の画像データの中から所望の画像データ
を容易に探し出し、再生する。 【解決手段】 複数の画像データの各々が生成された日
付又は時刻に関する時間情報に基づいて複数の画像デー
タを複数のグループに分類する画像分類部と、ユーザが
1つのグループを指定した場合に、当該グループの中か
ら予め定められた一部の画像データを選択的に再生する
特定画像再生部と備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像再生装置、カ
メラ、画像再生方法、及びプログラムに関する。特に、
複数の画像データを複数のグループに分類する機能を有
する画像再生装置、カメラ、画像再生方法、及び、その
ような機能をコンピュータに実現させるためのプログラ
ム。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体メモリ、光ディスク等のデ
ータ記録用の記録媒体が急速にその記憶容量を増大させ
ている。この結果、デジタルカメラやビデオカメラ等の
撮像装置で撮影された静止画又は動画の画像データを大
量に格納し保存できるようになり、便利になった。しか
し、一方で、記録媒体に格納する画像データが大量にな
ればなるほど、その中から所望の画像を見つけて再生す
ることが困難になっている。
【0003】上記のような問題を解決するための技術と
して、例えば、特開平6−324819号公報に開示さ
れている記録再生装置が知られている。この記録再生装
置では、画像を撮影した時刻と当該画像の格納場所とが
保存される検索用ファイルが用意されている。例えば、
夏の朝に撮影した画像を見たい場合には、ユーザは、
(0701≦月日≦0831)&(時≦09)という検
索条件式を記録再生装置に入力する。検索条件式を入力
された記録再生装置は、検索用ファイル内を検索し、検
索条件式に合致する画像の格納場所を特定する。これに
より、特開平6−324819号公報の記録再生装置
は、ユーザの希望する画像を迅速に再生できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記記録再生
装置では、ユーザが見たい画像が撮影された日付や時間
を予め入力しなければならない。したがって、ユーザ
が、自分のみたい画像をいつ撮影したのか明確に思い出
せない場合には、画像を検索できなかった。そこで本発
明は、上記の課題を解決することのできる画像再生装
置、カメラ、画像再生方法、及び、そのような課題をコ
ンピュータに解決させるためのプログラムを提供するこ
とを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独
立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また
従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態に係る画像再生装置は、複数の画像データの各々が生
成された日付又は時刻に関する時間情報に基づいて複数
の画像データを複数のグループに分類する画像分類部
と、ユーザが1つのグループを指定した場合に、当該グ
ループの中から予め定められた一部の画像データを選択
的に再生する特定画像再生部とを備える。
【0006】この場合、画像分類部は、複数の画像デー
タを各々の画像データが生成された日付別のグループに
分類する日付基準分類部を有してもよい。あるいは、画
像分類部は、複数の画像データが生成された時間的な間
隔に関する生成間隔を基準に複数の画像データを複数の
グループに分類する生成間隔基準分類部を有してもよ
い。
【0007】本発明の第1の形態に係る画像再生装置が
生成間隔基準分類部を有する場合、その生成間隔基準分
類部は、生成間隔が基準時間を超えるか否かを判定する
間隔判定部と、基準時間を超えると間隔判定部により判
定された生成間隔が生じている時より前に生成された画
像データと、後に生成された画像データとが異なるグル
ープに属するように複数の画像データを分類する分類実
行部とを有することが好ましい。そして、この場合に
は、基準時間は、複数の前記画像データの前記時間情報
に基づいて定められることが好ましい。
【0008】本発明の第1の形態に係る画像再生装置に
おいて、画像分類部は、複数のグループのうち、グルー
プ内に含まれている画像データの個数が予め定められて
いる最低個数に満たない過小グループを特定する過小グ
ループ特定部と、過小グループを他のグループと統合す
るグループ統合部とを有することが好ましい。
【0009】上記の場合、グループ統合部は、過小グル
ープに含まれている画像データの直前に生成された画像
データを含むグループと過小グループを統合してもよ
い。あるいは、グループ統合部は、過小グループに含ま
れている画像データの直前に生成された画像データを含
むグループと、過小グループに含まれている画像データ
の直後に生成された画像データを含むグループとのう
ち、含まれている画像データの数が他方より少ないグル
ープを過小グループと統合してもよい。
【0010】また、グループ統合部は、過小グループを
他の過小グループと統合することであってもよい。この
場合、他の過小グループは、過小グループ内に含まれて
いる画像データの直前又は直後に生成された画像データ
を含むことが好ましい。
【0011】本発明の第1の形態に係る画像再生装置に
おいて、画像分類部は、グループのうち、グループ内に
含まれている画像データの個数が予め定められている最
大個数を越える過大グループを特定する過大グループ特
定部と、過大グループ内の画像データを時間情報に基づ
いて複数のグループに分割するグループ分割部とを有し
てもよい。この場合、グループ分割部は、過大グループ
に含まれている画像データの各々が生成された時間的間
隔に関する生成間隔を基準に過大グループを分割するこ
とが好ましい。
【0012】本発明の第2の形態に係るカメラは、被写
体を撮像する撮像部と、日付又は時刻に関する時間情報
を出力する時間情報出力部と、撮像部が出力する画像デ
ータ、及び時間情報出力部が出力する時間情報を対応づ
けて格納できる画像データ格納部と、時間情報に基づい
て、画像データ格納部に格納されている複数の画像デー
タを複数のグループに分類する画像分類部と、ユーザが
1つのグループを指定した場合に、当該グループの中か
ら予め定められた一部の画像データを選択的に再生する
特定画像再生部とを備える。
【0013】本発明の第3の形態に係る画像再生方法
は、複数の画像データの各々が生成された日付又は時刻
に関する時間情報に基づいて複数の画像データを複数の
グループに分類する画像分類段階と、ユーザが1つのグ
ループを指定した場合に、当該グループの中から予め定
められた一部の画像データを選択的に再生する特定画像
再生段階とを備える。
【0014】本発明の第4の形態に係るプログラムは、
複数の画像データの各々が生成された日付又は時刻に関
する時間情報に基づいて複数の画像データを複数のグル
ープに分類する画像分類機能と、ユーザが1つの前記グ
ループを指定した場合に、当該グループの中から予め定
められた一部の前記画像データを選択的に再生する特定
画像再生機能とをコンピュータに実現させる。なお、本
発明の第4の形態に係るプログラムは、コンピュータ読
取可能な記録媒体に格納されていてもよい。
【0015】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0017】図1は、本発明の一実施形態に係るデジタ
ルカメラであって、複数の画像データを複数のグループ
に分類できるデジタルカメラ10の構成を示す。デジタ
ルカメラ10は、主に撮像ユニット20、撮像制御ユニ
ット40、処理ユニット60、表示ユニット100、お
よび操作ユニット110を含む。
【0018】撮像ユニット20は、撮影および結像に関
する機構部材および電気部材を含む。撮像ユニット20
はまず、映像を取り込んで処理を施す撮影レンズ22、
絞り24、シャッタ26、光学LPF(ローパスフィル
タ)28、CCD30、および撮像信号処理部32を含
む。撮影レンズ22は、フォーカスレンズやズームレン
ズ等からなる。この構成により、被写体像がCCD30
の受光面上に結像する。結像した被写体像の光量に応
じ、CCD30の各センサエレメント(図示せず)に電
荷が蓄積される(以下その電荷を「蓄積電荷」とい
う)。蓄積電荷は、リードゲートパルスによってシフト
レジスタ(図示せず)に読み出され、レジスタ転送パル
スによって電圧信号として順次読み出される。
【0019】デジタルカメラ10は一般に電子シャッタ
機能を有するので、シャッタ26のような機械式シャッ
タは必須ではない。電子シャッタ機能を実現するため
に、CCD30にシャッタゲートを介してシャッタドレ
インが設けられる。シャッタゲートを駆動すると蓄積電
荷がシャッタドレインに掃き出される。シャッタゲート
の制御により、各センサエレメントに電荷を蓄積するた
めの時間、すなわちシャッタスピードが制御できる。
【0020】CCD30から出力される電圧信号、すな
わちアナログ信号は撮像信号処理部32でR、G、B成
分に色分解され、まずホワイトバランスが調整される。
つづいて撮像信号処理部32はガンマ補正を行い、必要
なタイミングでR、G、B信号を順次A/D変換し、そ
の結果得られたデジタルの画像データ(以下単に「デジ
タル画像データ」とよぶ)を処理ユニット60へ出力す
る。
【0021】撮像ユニット20はさらに、ファインダ3
4とストロボ36を有する。ファインダ34には図示し
ないLCDを内装してもよく、その場合、後述のメイン
CPU62等からの各種情報をファインダ34内に表示
できる。ストロボ36は、コンデンサ(図示せず)に蓄
えられたエネルギが放電管36aに供給されたときそれ
が発光することで機能する。
【0022】撮像制御ユニット40は、ズーム駆動部4
2、フォーカス駆動部44、絞り駆動部46、シャッタ
駆動部48、それらを制御する撮像系CPU50、測距
センサ52、および測光センサ54をもつ。ズーム駆動
部42などの駆動部は、それぞれステッピングモータ等
の駆動手段を有する。後述のレリーズスイッチ114の
押下に応じ、測距センサ52は被写体までの距離を測定
し、測光センサ54は被写体輝度を測定する。測定され
た距離のデータ(以下単に「測距データ」という)およ
び被写体輝度のデータ(以下単に「測光データ」とい
う)は撮像系CPU50へ送られる。撮像系CPU50
は、ユーザから指示されたズーム倍率等の撮影情報に基
づき、ズーム駆動部42とフォーカス駆動部44を制御
して撮影レンズ22のズーム倍率とピントの調整を行
う。
【0023】撮像系CPU50は、1画像フレームのR
GBのデジタル信号積算値、すなわちAE情報に基づい
て絞り値とシャッタスピードを決定する。決定された値
にしたがい、絞り駆動部46とシャッタ駆動部48がそ
れぞれ絞り量の調整とシャッタ26の開閉を行う。
【0024】撮像系CPU50はまた、測光データに基
づいてストロボ36の発光を制御し、同時に絞り24の
絞り量を調整する。ユーザが映像の取込を指示したと
き、CCD30が電荷蓄積を開始し、測光データから計
算されたシャッタ時間の経過後、蓄積電荷が撮像信号処
理部32へ出力される。
【0025】処理ユニット60は、デジタルカメラ10
全体、とくに処理ユニット60自身を制御するメインC
PU62と、これによって制御されるメモリ制御部6
4、YC処理部70、オプション装置制御部74、圧縮
伸張処理部78、通信I/F部80を有する。メインC
PU62は、シリアル通信などにより、撮像系CPU5
0との間で必要な情報をやりとりする。メインCPU6
2の動作クロックは、クロック発生器88から与えられ
る。クロック発生器88は、撮像系CPU50、表示ユ
ニット100に対してもそれぞれ異なる周波数のクロッ
クを提供する。
【0026】メインCPU62には、キャラクタ生成部
84とタイマ86が併設されている。タイマ86は電池
でバックアップされ、つねに日時をカウントしている。
このカウント値から撮影日時に関する情報、その他の時
刻情報がメインCPU62に与えられる。キャラクタ生
成部84は、撮影日時、タイトル等の文字情報を発生
し、この文字情報が適宜撮影画像に合成される。
【0027】メモリ制御部64は、不揮発性メモリ66
とメインメモリ68を制御する。不揮発性メモリ66
は、EEPROM(電気的消去およびプログラム可能な
ROM)やFLASHメモリなどで構成され、ユーザー
による設定情報や出荷時の調整値など、デジタルカメラ
10の電源がオフの間も保持すべきデータが格納されて
いる。不揮発性メモリ66には、場合によりメインCP
U62のブートプログラムやシステムプログラムなどが
格納されてもよい。一方、メインメモリ68は一般にD
RAMのように比較的安価で容量の大きなメモリで構成
される。メインメモリ68は、撮像ユニット20から出
力されたデータを格納するフレームメモリとしての機
能、各種プログラムをロードするシステムメモリとして
の機能、その他ワークエリアとしての機能をもつ。不揮
発性メモリ66とメインメモリ68は、処理ユニット6
0内外の各部とメインバス82を介してデータのやりと
りを行う。
【0028】YC処理部70は、デジタル画像データに
YC変換を施し、輝度信号Yと色差(クロマ)信号B−
Y、R−Yを生成する。輝度信号と色差信号はメモリ制
御部64によってメインメモリ68に一旦格納される。
圧縮伸張処理部78はメインメモリ68から順次輝度信
号と色差信号を読み出して圧縮する。こうして圧縮され
たデータ(以下単に「圧縮データ」という)は、オプシ
ョン装置制御部74を介してオプション装置76の一種
であるメモリカードへ書き込まれる。
【0029】処理ユニット60はさらにエンコーダ72
をもつ。エンコーダ72は輝度信号と色差信号を入力
し、これらをビデオ信号(NTSCやPAL信号)に変
換してビデオ出力端子90から出力する。オプション装
置76に記録されたデータからビデオ信号を生成する場
合、そのデータはまずオプション装置制御部74を介し
て圧縮伸張処理部78へ与えられる。つづいて、圧縮伸
張処理部78で必要な伸張処理が施されたデータはエン
コーダ72によってビデオ信号へ変換される。
【0030】オプション装置制御部74は、オプション
装置76に認められる信号仕様およびメインバス82の
バス仕様にしたがい、メインバス82とオプション装置
76の間で必要な信号の生成、論理変換、または電圧変
換などを行う。デジタルカメラ10は、オプション装置
76として前述のメモリカードのほかに、例えばPCM
CIA準拠の標準的なI/Oカードをサポートしてもよ
い。その場合、オプション装置制御部74は、PCMC
IA用バス制御LSIなどで構成してもよい。なお、本
実施形態においてオプション装置76は、コンピュータ
読取可能のプログラムを格納できる記録媒体の一例であ
る。
【0031】通信I/F部80は、デジタルカメラ10
がサポートする通信仕様、たとえばUSB、RS−23
2C、イーサネット(登録商標)などの仕様に応じたプ
ロトコル変換等の制御を行う。通信I/F部80は、必
要に応じてドライバICを含み、ネットワークを含む外
部機器とコネクタ92を介して通信する。そうした標準
的な仕様のほかに、例えばプリンタ、カラオケ機、ゲー
ム機等の外部機器との間で独自のI/Fによるデータ授
受を行う構成としてもよい。
【0032】表示ユニット100は、LCDモニタ10
2とLCDパネル104を有する。それらはLCDドラ
イバであるモニタドライバ106、パネルドライバ10
8によってそれぞれ制御される。LCDモニタ102
は、例えば2インチ程度の大きさでカメラ背面に設けら
れ、現在の撮影や再生のモード、撮影や再生のズーム倍
率、電池残量、日時、モード設定のための画面、被写体
画像などを表示する。LCDパネル104は例えば小さ
な白黒LCDでカメラ上面に設けられ、画質(FINE
/NORMAL/BASICなど)、ストロボ発光/発
光禁止、標準撮影可能枚数、画素数、電池容量などの情
報を簡易的に表示する。
【0033】操作ユニット110は、ユーザーがデジタ
ルカメラ10の動作やそのモードなどを設定または指示
するために必要な機構および電気部材を含む。パワース
イッチ112は、デジタルカメラ10の電源のオンオフ
を決める。レリーズスイッチ114は、半押しと全押し
の二段階押し込み構造になっている。一例として、半押
しでAFおよびAEがロックし、全押しで撮影画像の取
込が行われ、必要な信号処理、データ圧縮等の後、メイ
ンメモリ68、オプション装置76等に記録される。操
作ユニット110はこれらのスイッチの他、回転式のモ
ードダイヤルや十字キーなどによる設定を受け付けても
よく、それらは図1において機能設定部116と総称さ
れている。操作ユニット110で指定できる動作または
機能の例として、「ファイルフォーマット」、「特殊効
果」、「印画」、「決定/保存」、「表示切換」等があ
る。ズームスイッチ118は、ズーム倍率を決める。
【0034】以上の構成による主な動作は以下のとおり
である。まずデジタルカメラ10のパワースイッチ11
2がオンされ、カメラ各部に電力が供給される。メイン
CPU62は、機能設定部116の状態を読み込むこと
で、デジタルカメラ10が撮影モードにあるか再生モー
ドにあるかを判断する。
【0035】カメラが撮影モードにあるとき、メインC
PU62はレリーズスイッチ114の半押し状態を監視
する。半押し状態が検出されたとき、メインCPU62
は測光センサ54および測距センサ52からそれぞれ測
光データと測距データを得る。得られたデータに基づい
て撮像制御ユニット40が動作し、撮影レンズ22のピ
ント、絞りなどの調整が行われる。調整が完了すると、
LCDモニタ102に「スタンバイ」などの文字を表示
してユーザーにその旨を伝え、つづいてレリーズスイッ
チ114の全押し状態を監視する。レリーズスイッチ1
14が全押しされると、所定のシャッタ時間をおいてシ
ャッタ26が閉じられ、CCD30の蓄積電荷が撮像信
号処理部32へ掃き出される。撮像信号処理部32によ
る処理の結果生成されたデジタル画像データはメインバ
ス82へ出力される。デジタル画像データは一旦メイン
メモリ68へ格納され、この後YC処理部70と圧縮伸
張処理部78で処理を受け、オプション装置制御部74
を経由してオプション装置76へ記録される。記録され
た画像は、フリーズされた状態でしばらくLCDモニタ
102に表示され、ユーザーは撮影画像を知ることがで
きる。以上で一連の撮影動作が完了する。
【0036】一方、デジタルカメラ10が再生モードの
場合、メインCPU62は、メモリ制御部64を介して
メインメモリ68から最後に撮影した画像を読み出し、
これを表示ユニット100のLCDモニタ102へ表示
する。この状態でユーザーが機能設定部116にて「順
送り」、「逆送り」を指示すると、現在表示している画
像の前後に撮影された画像が読み出され、LCDモニタ
102へ表示される。
【0037】図2は、複数の画像データを複数のグルー
プに分類するために、デジタルカメラ10が備えている
主な機能を示す機能ブロック図である。デジタルカメラ
10は、被写体を撮像する撮像部202と、日付又は時
刻に関する時間情報を出力する時間情報出力部204
と、画像データを格納できる画像データ格納部210と
を有する。
【0038】また、デジタルカメラ10は、撮像部20
2が出力する画像データ、及び、時間情報出力部204
が出力する時間情報を対応づけて画像データ格納部21
0に書き込むデータ書込部208を有する。データ書込
部208は、撮像部202が被写体を撮像した時に、時
間情報出力部204から時間情報を取得する。したがっ
て、画像データ格納部210において各画像データに対
応づけられている時間情報は、実質的に、その画像デー
タが撮影された日付又は時刻、換言すれば、その画像デ
ータが生成された日付又は時刻を表す。なお、上記時間
情報は、複数の画像データの各々に関連づけられている
付帯情報の一例である。
【0039】デジタルカメラ10は、さらに、画像デー
タ格納部210に格納されている複数の画像データを、
各々に対応づけられている時間情報に基づいて複数のグ
ループに分類する画像分類部216と、画像分類部21
6の分類結果を格納する分類結果格納部218とを有す
る。
【0040】また、デジタルカメラ10は、画像分類部
216が分類した複数のグループの中から、ユーザが、
任意のグループを選択して指定できるグループ指定部2
20を有する。さらに、デジタルカメラ10は、グルー
プ指定部220において、ユーザが1つのグループを指
定した場合に、当該グループの中から予め定められた一
部の画像データを選択的に再生する特定画像再生部21
2を有する。
【0041】選択的に再生することには、例えば、指定
されたグループにおいて最も早い日付又は時刻に生成さ
れた画像データを選択して再生すること、あるいは、逆
に、最も遅い日付又は時刻に生成された画像データを選
択して再生することが含まれる。また、選択的に再生す
ることには、例えば、指定されたグループにおいて最も
アドレスが小さい又は大きいメモリエリアに格納されて
いる画像データを選択して再生することが含まれる。ま
た、特定画像再生部212により選択的に再生される一
部の画像データは、1の画像データであってもよく、2
以上の画像データであってもよい。
【0042】デジタルカメラ10は、さらに、グループ
指定部220で指定されているグループ内で、ユーザが
さらに任意の画像を指定できるグループ内画像指定部2
22を有する。また、デジタルカメラ10は、グループ
内画像指定部222によって指定された画像データを再
生するグループ内任意画像再生部214を有する。さら
に、デジタルカメラ10は、特定画像再生部212又は
グループ内任意画像再生部214で再生された画像を表
示する表示部206を有する。
【0043】本実施形態の場合、撮像部202は、主に
撮像ユニット20により実現され、時間情報出力部20
4は、タイマ86により実現される。また、画像データ
格納部210は、例えば、オプション装置76により実
現され、分類結果格納部218は、メインメモリ68、
不揮発性メモリ66又はオプション装置76のいずれか
により実現される。表示部206は、表示ユニット10
0により実現される。さらに、グループ指定部220及
びグループ内画像指定部222は、主に機能設定部11
6により実現される。また、データ書込部208、画像
分類部216、特定画像再生部212、及びグループ内
任意画像再生部214は、主に、メインCPU62がメ
インメモリ68又は不揮発性メモリ66に格納されてい
るプログラムに基づいて処理ユニット60を制御するこ
とにより実現される。なお、メインCPU62が実行す
べきプログラムは、予め不揮発性メモリ66に格納され
ていてもよい。あるいは、メインCPU62が実行すべ
きプログラムは、オプション装置76などの記録媒体か
らメインメモリ68又は不揮発性メモリ66にインスト
ールされてもよい。
【0044】図3に、画像データ格納部210に格納さ
れる内容の一例を示す。図示のように、本実施形態の画
像データ格納部210では、画像データ及び時間情報が
互いに関連づけられて格納される。
【0045】図4に、分類結果格納部部218に格納さ
れる内容の一例を示す。前述したように、分類結果格納
部218には、画像分類部216が複数の画像データを
複数のグループに分類した結果が格納される。本実施形
態の場合、分類結果格納部210には、画像分類部21
6が出力するグループ名と、各々のグループに含まれる
ファイル名が互いに対応づけられて格納される。なお、
グループ名は、画像分類部216が画像データを分類し
た結果得られたグループの各々を識別するための識別情
報の一例である。
【0046】図5は、特定画像再生部212の動作を説
明する図である。図5では、一例として、画像データを
生成された日付別に分類した結果得られた複数のグルー
プ1〜5が示されている。各グループには、複数の画像
データが格納されている。例えば、グループ1には、画
像データ001〜004が格納されている。各グループ
内おいて、画像データは生成された時刻の昇順に配列さ
れている。
【0047】今、ユーザが、グループ指定部220にお
いてグループ1を指定すると、特定画像再生部212
は、グループ1内の予め定められている画像データを選
択、再生し、表示部206に表示させる。図示の例で
は、特定画像再生部212は、グループ1内で最初に生
成された画像データ「001」を選択して再生する。次
に、ユーザがグループ指定部220においてグループ2
を指定すると、特定情報再生部212は、グループ2内
で最初に生成された画像データ「005」を選択的に再
生し、表示部206に表示させる。ユーザがグループ指
定部220においてグループ3〜5のいずれかを指定し
た場合にも、特定情報再生部212は、上記と同様に指
定されたグループ内で予め定められた画像データを選択
的に再生し、表示部206に表示させる。つまり、特定
画像再生部212は、画像データ格納部210に格納さ
れている画像データのうち、図中点線Aで示される一部
の画像データのみを再生する。このために、本実施形態
に係るデジタルカメラ10では、ユーザが、各グループ
に含まれる代表的な画像のみを順に見て、画像データ格
納部210に格納されている画像データの概要を迅速に
知ることができる。
【0048】一方、グループ指定部220でいずれかの
グループ、例えばグループ2が指定されている状態で、
さらにユーザがグループ内画像指定部222を利用して
グループ内の任意の画像データ、例えば画像データ「0
06」を指定すると、グループ内任意画像再生部214
が指定された画像データ「006」を再生し、表示部2
06に表示させる。これにより、ユーザは、グループ指
定部220で指定されているグループ内の任意の画像を
表示部206で見ることができる。
【0049】図6に、画像分類部216のより詳細な内
容を示す。画像分類部216は、生成間隔基準分類部2
42、過小グループ特定部244、グループ統合部24
6、過大グループ特定部248、及びグループ分割部2
50を有する。
【0050】生成間隔基準分類部242は、画像データ
格納部210が格納している複数の画像データを、それ
らが生成された時間的な間隔(以下「生成間隔」とい
う)を基準に複数のグループに分類する。過小グループ
特定部244は、生成間隔基準分類部242が画像デー
タを分類した結果得られたグループの各々を検査し、グ
ループ内に含まれている画像データの個数が予め定めら
れている最低個数に満ちていないグループ(以下、「過
小グループ」という)を特定する。グループ統合部24
6は、過小グループ特定部244により特定された過小
グループを他のグループと統合する。したがって、本実
施形態では、含んでいる画像データの個数が少ないグル
ープが多数発生することはない。
【0051】グループ統合部246が過小グループを他
のグループと統合する方法は複数ある。例えば、グルー
プ統合部246は、過小グループを、その過小グループ
に含まれている画像データの直前に生成された画像デー
タを含むグループと統合してもよい。このようすれば、
撮影された時が近い画像データ同士を1つのグループに
整理でき、ユーザにとって便利である。
【0052】また、グループ統合部246は、過小グル
ープに含まれている画像データの直前に生成された画像
データを含むグループと、過小グループに含まれている
画像データの直後に生成された画像データを含むグルー
プとを比較し、それら2つのグループのうち、含まれて
いる画像データの数が他方より少ないグループをその過
小グループと統合してもよい。このようにすれば、撮影
された時が近い画像データ同士を1つのグループに整理
できるのみならず、各グループが含む画像データ数のバ
ラツキを少なくできる。
【0053】また、グループ統合部246は、過小グル
ープを他の過小グループと統合してもよい。この場合、
統合対象となる他の過小グループを、過小グループ内に
含まれている画像データの直前又は直後に生成された画
像データを含むグループに限定することが好ましい。こ
のようにすれば、統合の結果得られたグループ内に、撮
影された時が全く異なる画像データが混在する事態を回
避し得るからである。
【0054】過大グループ特定部248は、生成間隔基
準分類部242が画像データを分類した結果得られたグ
ループの各々を検査し、グループ内に含まれている画像
データの個数が予め定められている最大個数を越えるグ
ループ(以下、「過大グループ」という)を特定する。
【0055】グループ分割部250は、過大グループ特
定部248により特定された過大グループを複数のグル
ープに分割する。したがって、本実施形態では、所望の
画像データを見つけて再生するまで多くの時間を必要と
する大きなグループは発生しない。
【0056】グループ分割部250は、画像データ格納
部210に格納されている時間情報に基づいて過大グル
ープを分割する。より詳細には、グループ分割部250
は、上記時間情報から、過大グループに含まれる画像デ
ータの各々が生成された時間の間隔を求める。そして、
グループ分割部250は、求められた時間的間隔が所定
時間より短い画像データ同士が同じグループに属するよ
うに過大グループを分割する。なお、グループ分割部2
50は、上記以外の方法で過大グループを分割してもよ
い。例えば、グループ分割部250は、分割の結果得ら
れる各グループに含まれる画像データの個数が、例えば
3個以上5個以下のように、予め定められた個数範囲に
収まるよう過大グループを分割してもよい。
【0057】図7に、生成間隔基準分類部242の詳細
な内容の一例を示す。生成間隔基準分類部242は、画
像データ格納部210に格納されている時間情報を取得
する時間情報取得部272と、時間情報取得部272が
取得した時間情報を昇順に並べ替える昇順配列部274
とを有する。また、生成間隔基準分類部242は、生成
間隔を算出する生成間隔算出部276を有する。この生
成間隔算出部276は、昇順配列部274が昇順に並べ
替えた時間情報において、隣り合う2つ時間情報の各々
が示す時間の差を生成間隔として算出する。
【0058】生成間隔基準分類部242は、さらに、ユ
ーザから基準時間の指定を受け付ける基準時間受付部2
82と、生成間隔算出部276が求めた各生成間隔が基
準時間受付部282においてユーザが指定した基準時間
を越えているか否かを判定する間隔判定部278とを有
する。また、生成間隔基準分類部242は、分類実行部
280を有する。分類実行部280は、間隔判定部27
6が基準時間を超えると判定した生成間隔があった場合
に、その生成間隔の前後に生成された画像データがそれ
ぞれ異なるグループに属するように画像データを分類す
る。つまり、分類実行部280は、基準時間より大きな
生成間隔が生じている時より前に生成された画像データ
と、後に生成された画像データとが異なるグループに属
するように、画像データ格納部210に格納されている
画像データを分類する。
【0059】なお、間隔判定部278は、基準時間受付
部282においてユーザが指定する基準時間の代わりに
例えば12時間又は24時間など、予め定められた一定
の時間を用いてもよい。カメラ撮影を行う場合、被写体
を撮影する時間間隔が長時間、例えば24時間以上あく
と、その時間間隔の前後で撮影された画像の関連性が通
常小さくなる。逆に、被写体を撮影する時間間隔が例え
ば1分と短いと、その時間間隔の前後で撮影された画像
が、例えば旅行中に特定の景色を連続して撮影した等、
何らかの関連性を有することが多い。したがって、本実
施形態のように、基準時間を一定の大きな時間に設定
し、その基準時間より大きな生成間隔が生じた場合に前
後の画像データを異なるグループに分類すると、互いに
関連性の強い画像データを効率的に分類できる。
【0060】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0061】1) 図8に、画像分類部216の図6と
異なる例を示す。図8に示す画像分類部216は、生成
間隔基準分類部242の代わりに日付基準分類部302
を備える点で図6に示した画像分類部216と異なる。
他の点では、図8に示す画像分類部216は、図6に示
した画像分類部216と同一である。
【0062】日付基準分類部242は、画像データ格納
部210に格納されている複数の画像データを各々の画
像データが生成された日付別のグループに分類する。つ
まり、日付基準分類部242は、画像データ格納部21
0に格納されている画像データを各々が生成された年
別、月別、又は日別に分類する。
【0063】なお、日付基準分類部242が画像データ
を生成された年別に分類している場合、グループ分割部
250は、生成された月別又は日別に画像データを分類
することで過大グループを分割してもよい。また、日付
基準分類部242が画像データを生成された日別に分類
している場合、グループ分割部250は、画像データが
生成された時刻がその日の午前であるか午後であるかを
基準に過大グループを分割してもよい。
【0064】2) 図9に、図1に示したデジタルカメ
ラ10の変形例であるデジタルカメラ400の機能ブロ
ック図を示す。デジタルカメラ400は、グループ数受
付部402をさらに備える点、及び画像分類部216の
代わりに画像分類部404を備える点でデジタルカメラ
10と異なり、他の点ではデジタルカメラ10と同一で
ある。カメラ400において、グループ数受付部402
は、画像分類部404が分類すべきグループの数をユー
ザから受け付ける。また、画像分類部404は、グルー
プ数受付部402が受け付けた数のグループに複数の画
像データを分類する。
【0065】図10は、画像分類部404の内容を示す
機能ブロック図である。画像分類部404は、複数の画
像データが生成された時間的な間隔に関する生成間隔を
基準に複数の画像データを複数のグループに分類する生
成間隔基準分類部406を有する。一方、画像分類部4
04は、画像分類部216と異なり、過小グループ特定
部244、グループ統合部246、過大グループ特定部
248、及びグループ分割部250を有さない。従っ
て、画像分類部404は、生成間隔基準分類部406に
よって分類されたグループを統合又は分割しない。
【0066】生成間隔基準分類部406は、間隔判定部
278及び基準時間受付部282を有さない点、及び分
類実行部280の代わりに分類実行部408を有する点
でカメラ10の生成間隔基準分類部242と異なる。他
の点では、生成間隔基準分類部406は、生成間隔基準
分類部242と同一である。分類実行部408は、グル
ープ数受付部からユーザが指定した数を受け取る。ユー
ザが指定した数がnであるとすると、分類実行部は、生
成間隔算出部276が求めた生成間隔の中で最も大きい
ものから順にn個の生成間隔を特定する。さらに、分類
実行部408は、特定した各々の生成間隔の前後に生成
された画像データがそれぞれ異なるグループに属するよ
うに画像データ格納部210に格納されている画像デー
タを分類する。
【0067】3) デジタルカメラ10は、画像分類部
216の他に、画像分類部216が用いたのと異なる基
準を用いて画像分類部216が生成したグループの中を
複数のサブグループにさらに分類する副分類部を備えて
もよい。例えば、画像分類部216が、画像データを生
成された年別に分類して複数のグループを生成した場合
には、副分類部は、そのグループに含まれる画像データ
を生成された月別又は日別のサブグループに分類しても
よい。
【0068】なお、このように副分類部がデジタルカメ
ラ10に備えられている場合には、グループ指定部22
0において、ユーザが任意のサブグループをも指定でき
ることが好ましい。そして、グループ指定部220にお
いてユーザが1つのサブグループを指定した場合、特定
画像再生部212が、当該サブグループの中から予め定
められた一部の画像データを選択的に再生することが好
ましい。
【0069】さらに、ユーザは、グループ内画像指定部
222において、グループ指定部220で指定されてい
るサブグループ内の任意の画像を指定できることがこの
ましい。そして、グループ内画像指定部222において
ユーザがサブグループ内の画像を指定した場合、グルー
プ内任意画像再生部214が、指定された画像データを
再生することが好ましい。
【0070】4) デジタルカメラ10が副分類部を有
する場合には、副分類部がグループを複数のサブグルー
プに分割するか否をユーザが指定できることが好まし
い。すなわち、デジタルカメラ10は、副分類部にグル
ープを分割させるか否かの指示をユーザから受け付ける
副分類指示受付部を有し、副分類部は、副分類指示部が
グループを分割すべき旨の指示を受け付けたことを必要
条件としてグループをサブグループに分割することが好
ましい。あるいは、副分類指示部がサブグループに分割
すべきグループの指定をユーザから受け付け、副分類部
は、副分類部指定部において指定されたグループのみを
サブグループに分割することであってもよい。
【0071】5) 上記実施形態では、画像情報に関連
づけられている付帯情報が時間情報である例を説明した
が、付帯情報としては、撮影時の光源の色温度、被写体
の輝度、ストロボ使用の有無、又はカメラにおける解像
度の設定等の撮影条件を用いてもよい。また、デジタル
カメラ10は、撮影が行われた場所の入力をユーザから
受け付ける撮影場所情報受付部、又は例えばGPS等の
撮影が行われた場所を特定する撮影場所情報特定部をさ
らに備え、撮影場所情報受付部または撮影場所情報特定
部が出力した場所情報を付帯情報として用いてもよい。
そして、画像分類部216又は副分類部は、時間情報に
代えて、上記撮影条件又は場所情報を基準に画像データ
を分類してもよい。
【0072】6) さらに、デジタルカメラ10は、画
像データのグループ分けで用いるべき基準の指定をユー
ザから受け付ける第1分割基準受付部を有し、画像分類
部216は、第1分割基準受付部でユーザが指定した基
準を用いて画像データをグループ分けしてもよい。ま
た、デジタルカメラ10は、グループ内の画像データを
サブグループに分類する基準の指定をユーザから受け付
ける第2分割基準受付部を有し、副分類部は、第2分割
基準受付部でユーザが指定した基準を用いてグループ内
の画像データをサブグループに分割してもよい。この場
合、ユーザが第1分割基準受付部にグループ分けの基準
として例えば色温度を指定すると、画像分類部216
は、画像データに対応付けられている色温度の情報に基
づいて画像データを例えば室内の画像、屋外の画像、又
は夜景の画像に分類する。さらに、ユーザが第2分類基
準受付部にサブグループ分けの基準として例えば日付を
指定すると、副分類部が各グループ内の画像データを対
応付けられている日付に基づいてサブグループに分類す
る。これにより、ユーザは、例えば屋外の撮影された画
像のうち○月○日に撮影された画像を容易に探すことが
できる。
【0073】7) 上記実施形態では、画像データとし
てデジタルカメラで撮影された静止画像のデータを例示
したが、本発明は、静止画像のデータの他に、動画像の
データの分類、再生にも適用できる。
【0074】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば複数の複数の画像データの中から所望の画像デー
タを容易に探し出し、再生することのできる画像再生装
置、カメラ、画像再生方法、及び、その様な機能をコン
ピュータに実現させるためのプログラムを記録したコン
ピュータ読取可能な記録媒体ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの構
成図である。
【図2】複数の画像データを複数のグループに分類する
ために、デジタルカメラ10が備えている主な機能を示
す機能ブロック図である。
【図3】画像データ格納部210に格納される内容の一
例を示す図である。
【図4】分類結果格納部部218に格納される内容の一
例を示す図である。
【図5】特定画像再生部212の動作を説明する図であ
る。
【図6】画像分類部216のより詳細な内容を示す機能
ブロック図である。
【図7】生成間隔基準分類部242の詳細な内容の一例
を示す機能ブロック図である。
【図8】画像分類部216の図6と異なる例を示す機能
ブロック図である。
【図9】デジタルカメラ10の変形例であるデジタルカ
メラ400の機能ブロック図を示す。
【図10】画像分類部404の内容を示す機能ブロック
図である。
【符号の説明】
202 撮像部 204 時間情報出力部 210 画像データ格納部 212 特定画像再生部 214 グループ内任意画像再生部 216 画像分類部 218 分類結果格納部 220 グループ指定部 222 グループ内画像指定部 242 生成間隔基準分類部 244 過小グループ特定部 246 グループ統合部 248 過大グループ特定部 250 グループ分割部 278 間隔判定部 280 分類実行部 302 日付基準分類部
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA00 AA13 AB01 AB15 AB21 AC01 AC42 AC69 5C052 AA02 AA17 AB04 AC08 DD04 GA01 GA02 GA04 GA07 GA08 GB01 GB09 GC05

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像データの各々に関連づけられ
    ている付帯情報に基づいて前記複数の画像データを複数
    のグループに分類する画像分類部と、 ユーザが1つの前記グループを指定した場合に、当該グ
    ループの中から予め定められた一部の前記画像データを
    選択的に再生する特定画像再生部とを備えることを特徴
    とする画像再生装置。
  2. 【請求項2】 前記付帯情報は、前記画像データが生成
    された日付又は時刻に関する時間情報であることを特徴
    とする請求項1に記載の画像再生装置。
  3. 【請求項3】 前記画像分類部は、前記複数の画像デー
    タを各々の前記画像データが生成された日付別のグルー
    プに分類する日付基準分類部を有することを特徴とする
    請求項2に記載の画像再生装置。
  4. 【請求項4】 前記画像分類部は、前記複数の画像デー
    タが生成された時間的な間隔に関する生成間隔を基準に
    前記複数の画像データを複数のグループに分類する生成
    間隔基準分類部を有することを特徴とする請求項2に記
    載の画像再生装置。
  5. 【請求項5】 前記生成間隔基準分類部は、前記生成間
    隔が基準時間を超えるか否かを判定する間隔判定部と、 前記基準時間を超えると前記間隔判定部により判定され
    た前記生成間隔が生じている時より前に生成された前記
    画像データと、後に生成された前記画像データとが異な
    る前記グループに属するように前記複数の画像データを
    分類する分類実行部とを有することを特徴とする請求項
    4に記載の画像再生装置。
  6. 【請求項6】 前記生成間隔基準分類部は、前記基準時
    間の指定をユーザから受け付ける基準時間受付部をさら
    に有することを特徴とする請求項5に記載の画像再生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記基準時間は、複数の前記画像データ
    の前記時間情報に基づいて定められることを特徴とする
    請求項5に記載の画像再生装置。
  8. 【請求項8】 前記画像分類部は、前記複数のグループ
    のうち、前記グループ内に含まれている前記画像データ
    の個数が予め定められている最低個数に満たない過小グ
    ループを特定する過小グループ特定部と、 前記過小グループを他の前記グループと統合するグルー
    プ統合部とを有することを特徴とする請求項1に記載の
    画像再生装置。
  9. 【請求項9】 前記グループ統合部は、前記過小グルー
    プに含まれている前記画像データの直前に生成された前
    記画像データを含む前記グループと前記過小グループを
    統合することを特徴とする請求項8に記載の画像再生装
    置。
  10. 【請求項10】 前記グループ統合部は、前記過小グル
    ープに含まれている前記画像データの直前に生成された
    前記画像データを含む前記グループと、前記過小グルー
    プに含まれている前記画像データの直後に生成された前
    記画像データを含む前記グループとのうち、含まれてい
    る前記画像データの数が他方より少ない前記グループを
    前記過小グループと統合することを特徴とする請求項8
    に記載の画像再生装置。
  11. 【請求項11】 前記グループ統合部は、前記過小グル
    ープを他の前記過小グループと統合することを特徴とす
    る請求項8に記載の画像再生装置。
  12. 【請求項12】 前記他の過小グループは、前記過小グ
    ループ内に含まれている前記画像データの直前又は直後
    に生成された前記画像データを含むことを特徴とする請
    求項11に記載の画像再生装置。
  13. 【請求項13】 前記画像分類部は、 前記グループのうち、前記グループ内に含まれている前
    記画像データの個数が予め定められている最大個数を越
    える過大グループを特定する過大グループ特定部と、 前記過大グループ内の前記画像データを前記時間情報に
    基づいて複数の前記グループに分割するグループ分割部
    とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像再生
    装置。
  14. 【請求項14】 前記グループ分割部は、 前記過大グループに含まれている前記画像データの各々
    が生成された時間的間隔に関する生成間隔を基準に前記
    過大グループを分割することを特徴とする請求項13に
    記載の画像再生装置。
  15. 【請求項15】 前記画像分類部が分類すべき前記グル
    ープの数をユーザから受け付けるグループ数受付部をさ
    らに備え、 前記画像分類部は、前記グループ数受付部が受け付けた
    前記数のグループに前記複数の画像データを分類するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像再生装置。
  16. 【請求項16】 被写体を撮像する撮像部と、 日付又は時刻に関する時間情報を出力する時間情報出力
    部と、 前記撮像部が出力する画像データ、及び前記時間情報出
    力部が出力する前記時間情報を対応づけて格納できる画
    像データ格納部と、 前記時間情報に基づいて、前記画像データ格納部に格納
    されている前記複数の画像データを複数のグループに分
    類する画像分類部と、 ユーザが1つの前記グループを指定した場合に、当該グ
    ループの中から予め定められた一部の前記画像データを
    選択的に再生する特定画像再生部とを備えることを特徴
    とするカメラ。
  17. 【請求項17】 複数の画像データの各々が生成された
    日付又は時刻に関する時間情報に基づいて前記複数の画
    像データを複数のグループに分類する画像分類段階と、 ユーザが1つの前記グループを指定した場合に、当該グ
    ループの中から予め定められた一部の前記画像データを
    選択的に再生する特定画像再生段階とを備えることを特
    徴とする画像再生方法。
  18. 【請求項18】複数の画像データの各々が生成された日
    付又は時刻に関する時間情報に基づいて前記複数の画像
    データを複数のグループに分類する画像分類機能と、 ユーザが1つの前記グループを指定した場合に、当該グ
    ループの中から予め定められた一部の前記画像データを
    選択的に再生する特定画像再生機能とコンピュータにを
    実現させるためのプログラム。
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