JP2002231172A - 荷電粒子ビーム装置 - Google Patents
荷電粒子ビーム装置Info
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Landscapes
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- Electron Beam Exposure (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被照射対象物の帯電を無くす。
【解決手段】 電子銃1、集束レンズ2、偏向器4、ブ
ランカー13、エキシマ光源21を備え、更に、電子ビ
ーム通過孔23Hを有し、且つ、エキシマ光源21から
のエキシマ光が電子ビーム通路に沿って試料上に照射さ
れるようにエキシマ光を反射する反射面23Rを有する
反射ミラー23を電子ビーム通路上に設ける。電子ビー
ムの試料上走査において定期的に電子ビームにブランキ
ングを掛けると同時に、エキシマ光源制御回路22から
ブランキング信号に同期した高電圧印加タイミング信号
をエキシマ光源21に供給して、ブランキング期間以内
の期間にエキシマ光を発生させる。エキシマ光は反射ミ
ラー23の反射面23Rで反射され、電子ビーム通路に
沿って進み、試料3上の電子ビーム走査領域30を含む
エキシマ光照射領域31に照射されるようにする。
ランカー13、エキシマ光源21を備え、更に、電子ビ
ーム通過孔23Hを有し、且つ、エキシマ光源21から
のエキシマ光が電子ビーム通路に沿って試料上に照射さ
れるようにエキシマ光を反射する反射面23Rを有する
反射ミラー23を電子ビーム通路上に設ける。電子ビー
ムの試料上走査において定期的に電子ビームにブランキ
ングを掛けると同時に、エキシマ光源制御回路22から
ブランキング信号に同期した高電圧印加タイミング信号
をエキシマ光源21に供給して、ブランキング期間以内
の期間にエキシマ光を発生させる。エキシマ光は反射ミ
ラー23の反射面23Rで反射され、電子ビーム通路に
沿って進み、試料3上の電子ビーム走査領域30を含む
エキシマ光照射領域31に照射されるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、被照射対象物のチャー
ジアップを防止するようにした荷電粒子ビーム装置に関
する。
ジアップを防止するようにした荷電粒子ビーム装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、走査電子顕微鏡により試料を観
察したり、電子ビーム描画装置により半導体材料上にI
Cパターンを描いたり、集束イオンビーム装置により材
料上の所定の箇所をエッチングする等、荷電粒子ビーム
装置を使用して、試料や材料等の被照射対象物の観察や
加工等を行うことは良く知られている。
察したり、電子ビーム描画装置により半導体材料上にI
Cパターンを描いたり、集束イオンビーム装置により材
料上の所定の箇所をエッチングする等、荷電粒子ビーム
装置を使用して、試料や材料等の被照射対象物の観察や
加工等を行うことは良く知られている。
【0003】例えば、走査電子顕微鏡による試料の観察
を例に上げて説明する。
を例に上げて説明する。
【0004】図1は走査電子顕微鏡の概略を示してい
る。図中1は電子銃、2は電子銃からの電子ビームを集
束させるための集束レンズ、4は試料3上を電子ビーム
で走査させるための偏向器(4XはX方向偏向器、4Y
はY方向偏向器である)、5は電子ビームを試料3上に
集束させるための対物レンズである。6は試料からの二
次電子を検出する二次電子検出器、7はAD変換器、8
はAD変換器7を介した検出器6の出力信号を画像デー
タとして記憶するためのフレームメモリである。9は中
央制御装置10の指令に従って作動し、偏向器4に走査
信号を送る走査制御回路、11は中央制御装置10から
の指令によりフレームメモリ8から読み出された画像デ
ータに基づいて試料像を表示するための陰極線管であ
る。尚、12は前記中央制御装置10の指令によって作
動し、前記走査制御回路9からの走査信号と同期したブ
ランキング信号をブランキング用偏向板(以後、ブラン
カと称す)13に送るブランキング信号発生回路、14
はブランキング用遮蔽板である。
る。図中1は電子銃、2は電子銃からの電子ビームを集
束させるための集束レンズ、4は試料3上を電子ビーム
で走査させるための偏向器(4XはX方向偏向器、4Y
はY方向偏向器である)、5は電子ビームを試料3上に
集束させるための対物レンズである。6は試料からの二
次電子を検出する二次電子検出器、7はAD変換器、8
はAD変換器7を介した検出器6の出力信号を画像デー
タとして記憶するためのフレームメモリである。9は中
央制御装置10の指令に従って作動し、偏向器4に走査
信号を送る走査制御回路、11は中央制御装置10から
の指令によりフレームメモリ8から読み出された画像デ
ータに基づいて試料像を表示するための陰極線管であ
る。尚、12は前記中央制御装置10の指令によって作
動し、前記走査制御回路9からの走査信号と同期したブ
ランキング信号をブランキング用偏向板(以後、ブラン
カと称す)13に送るブランキング信号発生回路、14
はブランキング用遮蔽板である。
【0005】この様な走査電子顕微鏡において、電子銃
1からの電子ビームは対物レンズ5により細く絞られ、
走査制御回路9から走査信号を偏向器4に供給すること
により、電子ビームは試料3上の所定の領域内を走査す
る。
1からの電子ビームは対物レンズ5により細く絞られ、
走査制御回路9から走査信号を偏向器4に供給すること
により、電子ビームは試料3上の所定の領域内を走査す
る。
【0006】この走査により、試料上から二次電子が発
生し、該二次電子は二次電子検出器6に検出される。該
検出器の出力信号はAD変換器7を介してフレームメモ
リ8に画像データとして記憶される。中央制御装置10
はこの画像データをフレームメモリ8から読み出し、陰
極線管11に供給することにより、陰極線管11の画面
上に試料像が表示される。
生し、該二次電子は二次電子検出器6に検出される。該
検出器の出力信号はAD変換器7を介してフレームメモ
リ8に画像データとして記憶される。中央制御装置10
はこの画像データをフレームメモリ8から読み出し、陰
極線管11に供給することにより、陰極線管11の画面
上に試料像が表示される。
【0007】尚、電子ビームによる試料上の走査が不要
な時、例えば、試料上のある領域を観察した後、別の領
域を電子ビーム走査により観察する迄の期間、前記中央
制御装置10の指令により、ブランキング発生回路12
からブランカ13にブランキング信号が送られ、電子ビ
ームを試料上に照射せずに遮蔽板14に当てる様にす
る。
な時、例えば、試料上のある領域を観察した後、別の領
域を電子ビーム走査により観察する迄の期間、前記中央
制御装置10の指令により、ブランキング発生回路12
からブランカ13にブランキング信号が送られ、電子ビ
ームを試料上に照射せずに遮蔽板14に当てる様にす
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記した走査電
子顕微鏡による試料の観察に限られず、他の荷電粒子ビ
ーム装置による被照射対象物の観察や加工等を行う際、
被照射対象物が例えば絶縁物の場合に帯電が発生し、被
照射対象物の観察や加工等に支障をきたすという問題が
あった。
子顕微鏡による試料の観察に限られず、他の荷電粒子ビ
ーム装置による被照射対象物の観察や加工等を行う際、
被照射対象物が例えば絶縁物の場合に帯電が発生し、被
照射対象物の観察や加工等に支障をきたすという問題が
あった。
【0009】例えば、前記走査電子顕微鏡の試料観察を
例に上げて説明すると、図2に示す様に、前記試料3が
絶縁物の場合に、電子ビームEBが照射されると、試料
3に電子ビームの負電荷19が注入される。この負電荷
の内、一部は二次電子20として試料外部に放出される
が、大半は試料3に留まり、その結果、試料は負に帯電
してしまい、試料の観察が出来なくなる。
例に上げて説明すると、図2に示す様に、前記試料3が
絶縁物の場合に、電子ビームEBが照射されると、試料
3に電子ビームの負電荷19が注入される。この負電荷
の内、一部は二次電子20として試料外部に放出される
が、大半は試料3に留まり、その結果、試料は負に帯電
してしまい、試料の観察が出来なくなる。
【0010】最近、この様な帯電問題を解決するため
に、試料表面に紫外線を照射して、除電を行うことが提
案されている。このメカニズムを次に説明する。
に、試料表面に紫外線を照射して、除電を行うことが提
案されている。このメカニズムを次に説明する。
【0011】試料に紫外線を照射すると、光電効果が起
こる。この光電効果には、図3に示す様に、紫外線40
を試料3に照射することにより、光電子(外部光電子5
1)を放出する外部光電効果と、光電子を外部にまで放
出するまでには行かないが、試料表面に近い試料内部に
光電子(内部光電子52)発生させる内部光電効果とが
ある。この光電効果による外部光電子51及び内部光電
子52の発生と電子ビームEB照射による試料3からの
二次電子53放出に基づいて試料3表面での帯電が著し
く緩和される。即ち、前記内部光電効果により、試料表
面に近い試料内部(試料表面から大体数nmの深さの層
54)に自由電子である内部光電子が発生してこの領域
内を自由に動くことから、この層54が導電体層とな
る。従って、電子走査期間において、絶縁体試料上を電
子ビームで走査した場合、電子の負電荷が試料3表面に
留まることがない。従って、帯電によって試料が観察が
出来なくなることが防止される。
こる。この光電効果には、図3に示す様に、紫外線40
を試料3に照射することにより、光電子(外部光電子5
1)を放出する外部光電効果と、光電子を外部にまで放
出するまでには行かないが、試料表面に近い試料内部に
光電子(内部光電子52)発生させる内部光電効果とが
ある。この光電効果による外部光電子51及び内部光電
子52の発生と電子ビームEB照射による試料3からの
二次電子53放出に基づいて試料3表面での帯電が著し
く緩和される。即ち、前記内部光電効果により、試料表
面に近い試料内部(試料表面から大体数nmの深さの層
54)に自由電子である内部光電子が発生してこの領域
内を自由に動くことから、この層54が導電体層とな
る。従って、電子走査期間において、絶縁体試料上を電
子ビームで走査した場合、電子の負電荷が試料3表面に
留まることがない。従って、帯電によって試料が観察が
出来なくなることが防止される。
【0012】所で、この様な紫外線照射は、例えば図4
に示す様に、電子ビームEBの光軸中心Oに対して、少
なくとも数10°以上の角度つけて(即ち、試料表面に
対して斜めの方向から)試料3上に照射されるようにし
ている。尚、図中LSは紫外線源である。
に示す様に、電子ビームEBの光軸中心Oに対して、少
なくとも数10°以上の角度つけて(即ち、試料表面に
対して斜めの方向から)試料3上に照射されるようにし
ている。尚、図中LSは紫外線源である。
【0013】さて、観察すべき試料3が、例えば、コン
タクトホールCHを有する半導体デバイスの場合、紫外
線を試料表面に対して斜めの方向から照射すると、深い
穴が形成されたコンタクトホール内全てに紫外線が照射
されず、その結果、コンタクトホール内を十分に除電す
ることが困難となる。
タクトホールCHを有する半導体デバイスの場合、紫外
線を試料表面に対して斜めの方向から照射すると、深い
穴が形成されたコンタクトホール内全てに紫外線が照射
されず、その結果、コンタクトホール内を十分に除電す
ることが困難となる。
【0014】特に、年々パターンの微細化やシステム化
が進むことによりコンタクトホール径が極めて小さく成
り且つコンタクトホールのアスペクト比が極めて高く成
っており、益々、コンタクトホール内を十分に除電する
ことが困難となっている。本発明は、この様な問題点を
解決する為になされたもので、新規な荷電粒子ビーム装
置を提供することを目的とするものである。
が進むことによりコンタクトホール径が極めて小さく成
り且つコンタクトホールのアスペクト比が極めて高く成
っており、益々、コンタクトホール内を十分に除電する
ことが困難となっている。本発明は、この様な問題点を
解決する為になされたもので、新規な荷電粒子ビーム装
置を提供することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の荷電粒子ビーム
装置は、荷電粒子ビーム発生手段、該荷電粒子ビーム発
生手段からの荷電粒子ビームを被照射対象物に照射する
ための手段、及び、紫外線発生源を備え、荷電粒子ビー
ム通過孔を有し、且つ、紫外線発生源からの紫外線が荷
電粒子ビーム通路に沿って試料上に照射されるように紫
外線を反射する反射面を有する反射ミラーを荷電粒子ビ
ーム通路上に設けたことを特徴とする。
装置は、荷電粒子ビーム発生手段、該荷電粒子ビーム発
生手段からの荷電粒子ビームを被照射対象物に照射する
ための手段、及び、紫外線発生源を備え、荷電粒子ビー
ム通過孔を有し、且つ、紫外線発生源からの紫外線が荷
電粒子ビーム通路に沿って試料上に照射されるように紫
外線を反射する反射面を有する反射ミラーを荷電粒子ビ
ーム通路上に設けたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【0017】図5は本発明の荷電粒子ビーム装置の一例
として示した走査電子顕微鏡の概略例を示したもので、
図中前記図1と同一記号の付されたものは同一構成要素
を示す。
として示した走査電子顕微鏡の概略例を示したもので、
図中前記図1と同一記号の付されたものは同一構成要素
を示す。
【0018】図中21は紫外線を発生する紫外線源で、
例えば、エキシマレーザ光源から成る。この様なエキシ
マ光源は、例えば、内部に放電電極が配置されており、
その光源内部にガスを導入し、該放電電極に高電圧を印
加することによりガスを放電励起させ、該放電励起によ
りパルス状のエキシマ光を発生させるように構成されて
おり、内部に封入されるガスの種類により波長が選択出
来るようになっている。例えば、HgBr(502nm
の波長のレーザー光が発生される)、XeF(351n
mの波長のレーザー光が発生される)、XeCl(30
8nmの波長のレーザー光が発生される)、KrF(2
48nm)、ArF(193nmの波長のレーザー光が
発生される)、Xe(172nmの波長のレーザー光が
発生される)、F2(157nmの波長のレーザー光が
発生される)、Kr(146nmの波長のレーザー光が
発生される)、Ar(126nmの波長のレーザー光が
発生される)等のガスの何れかが封入されている。22
はエキシマ光源制御回路で、中央制御装置10の指令に
より、ブランキング信号に同期する高電圧印加タイミン
グ信号をエキシマ光源21に送る。
例えば、エキシマレーザ光源から成る。この様なエキシ
マ光源は、例えば、内部に放電電極が配置されており、
その光源内部にガスを導入し、該放電電極に高電圧を印
加することによりガスを放電励起させ、該放電励起によ
りパルス状のエキシマ光を発生させるように構成されて
おり、内部に封入されるガスの種類により波長が選択出
来るようになっている。例えば、HgBr(502nm
の波長のレーザー光が発生される)、XeF(351n
mの波長のレーザー光が発生される)、XeCl(30
8nmの波長のレーザー光が発生される)、KrF(2
48nm)、ArF(193nmの波長のレーザー光が
発生される)、Xe(172nmの波長のレーザー光が
発生される)、F2(157nmの波長のレーザー光が
発生される)、Kr(146nmの波長のレーザー光が
発生される)、Ar(126nmの波長のレーザー光が
発生される)等のガスの何れかが封入されている。22
はエキシマ光源制御回路で、中央制御装置10の指令に
より、ブランキング信号に同期する高電圧印加タイミン
グ信号をエキシマ光源21に送る。
【0019】図中23は中央部に電子銃1からの電子ビ
ームを通過させる孔23Hが開けられた反射ミラー、2
4は前記エキシマ光源21から発生され、前記反射ミラ
ー23により試料3方向に反射されたエキシマ光を試料
上で集束させるための光学的集束レンズである。
ームを通過させる孔23Hが開けられた反射ミラー、2
4は前記エキシマ光源21から発生され、前記反射ミラ
ー23により試料3方向に反射されたエキシマ光を試料
上で集束させるための光学的集束レンズである。
【0020】前記反射ミラー23は、例えば、紫外線に
対して反射率の良好なアルミニウムを母材としており、
反射面23Rを除く外面及び孔23H内面は、例えばニ
ッケルの如き酸化し難い導電性材料で被覆(被覆層と称
し、23Sで示す)されている。この様に、反射面Rを
除く外面及び孔内面を酸化し難い導電性材料で被覆する
のは、次の理由による。アルミニウム製の反射ミラーは
経時的に表面が酸化され酸化アルミニウム(絶縁物)と
なる。すると、上方からの散乱電子により反射面23R
を除く外面及び孔内面が帯電しまい、試料へ照射するた
めの電子ビームに影響を及ぼす。そこで、反射面23R
を除く外面及び孔内面に導電性の膜を付着させたのであ
る。尚、この様な膜を付着させる場合、径の小さい孔内
であっても膜の付き易さが良好な無電解メッキ法等が採
用されている。
対して反射率の良好なアルミニウムを母材としており、
反射面23Rを除く外面及び孔23H内面は、例えばニ
ッケルの如き酸化し難い導電性材料で被覆(被覆層と称
し、23Sで示す)されている。この様に、反射面Rを
除く外面及び孔内面を酸化し難い導電性材料で被覆する
のは、次の理由による。アルミニウム製の反射ミラーは
経時的に表面が酸化され酸化アルミニウム(絶縁物)と
なる。すると、上方からの散乱電子により反射面23R
を除く外面及び孔内面が帯電しまい、試料へ照射するた
めの電子ビームに影響を及ぼす。そこで、反射面23R
を除く外面及び孔内面に導電性の膜を付着させたのであ
る。尚、この様な膜を付着させる場合、径の小さい孔内
であっても膜の付き易さが良好な無電解メッキ法等が採
用されている。
【0021】さて、この様な走査電子顕微鏡において、
予め、図6に示す様に、電子ビームによる試料3の走査
領域30を含む領域(エキシマ光照射領域と称す)31
にエキシマ光が照射されるように、例えば、光学的集束
レンズ24の位置の調整等を行っておく。
予め、図6に示す様に、電子ビームによる試料3の走査
領域30を含む領域(エキシマ光照射領域と称す)31
にエキシマ光が照射されるように、例えば、光学的集束
レンズ24の位置の調整等を行っておく。
【0022】この状態において、中央制御装置10の指
令に基づいて、電子ビームで走査領域30内が二次元的
に走査され、且つ各水平方向走査の始まりの一定期間T
bおいて走査されないようにする水平走査信号(図7の
(a)),垂直走査信号(図7の(b))が走査制御回
路9からそれぞれ偏向器4X,4Yに送られ、同時に、
中央制御装置10の指令に基づいてブランキング信号発
生回路12は前記走査信号に同期して前記各期間Tbに
電子ビームにブランキングを掛けるようなブランキング
信号(図7の(c))をブランカ13に送る。又、この
時、同時に、中央制御装置10の指令に基づいてエキシ
マ光源制御回路22は前記走査信号に同期して前記各期
間Tb以内の期間Te(尚、Te≦Tb)にエキシマ光
源20内部の放電電極(図示せず)に高電圧を印加する
ような高電圧印加タイミング信号(図7の(d))をエ
キシマ光源21に送る。
令に基づいて、電子ビームで走査領域30内が二次元的
に走査され、且つ各水平方向走査の始まりの一定期間T
bおいて走査されないようにする水平走査信号(図7の
(a)),垂直走査信号(図7の(b))が走査制御回
路9からそれぞれ偏向器4X,4Yに送られ、同時に、
中央制御装置10の指令に基づいてブランキング信号発
生回路12は前記走査信号に同期して前記各期間Tbに
電子ビームにブランキングを掛けるようなブランキング
信号(図7の(c))をブランカ13に送る。又、この
時、同時に、中央制御装置10の指令に基づいてエキシ
マ光源制御回路22は前記走査信号に同期して前記各期
間Tb以内の期間Te(尚、Te≦Tb)にエキシマ光
源20内部の放電電極(図示せず)に高電圧を印加する
ような高電圧印加タイミング信号(図7の(d))をエ
キシマ光源21に送る。
【0023】すると、電子銃1からの電子ビームはブラ
ンキング期間Tbにおいてブランキングが掛けられる。
又、同時に、このブランキング期間Tb以内の期間Te
において、エキシマ光源21はパルス状のエキシマ光を
発生する。このエキシマ光は反射ミラー23の反射面2
3Rで試料3方向に反射されて電子ビーム光軸の中心O
に沿って試料3方向に向かい、且つ、光学用集束レンズ
24により試料3上のエキシマ光照射領域31に照射さ
れるように集束される。
ンキング期間Tbにおいてブランキングが掛けられる。
又、同時に、このブランキング期間Tb以内の期間Te
において、エキシマ光源21はパルス状のエキシマ光を
発生する。このエキシマ光は反射ミラー23の反射面2
3Rで試料3方向に反射されて電子ビーム光軸の中心O
に沿って試料3方向に向かい、且つ、光学用集束レンズ
24により試料3上のエキシマ光照射領域31に照射さ
れるように集束される。
【0024】一方、ブランキング期間を除く走査期間に
おいては、集束レンズ2により細く絞られた電子銃1か
らの電子ビームは反射ミラー23の孔23Hを通過し
て、試料3上の所定の領域30内を走査する。
おいては、集束レンズ2により細く絞られた電子銃1か
らの電子ビームは反射ミラー23の孔23Hを通過し
て、試料3上の所定の領域30内を走査する。
【0025】この走査により、試料上から二次電子が発
生し、該二次電子は二次電子検出器6に検出される。該
検出器の出力信号はAD変換器7を介してフレームメモ
リ8に画像データとして記憶される。中央制御装置10
はこの画像データをフレームメモリ8から読み出し、陰
極線管11に供給することにより、陰極線管11の画面
上に試料像が表示される。
生し、該二次電子は二次電子検出器6に検出される。該
検出器の出力信号はAD変換器7を介してフレームメモ
リ8に画像データとして記憶される。中央制御装置10
はこの画像データをフレームメモリ8から読み出し、陰
極線管11に供給することにより、陰極線管11の画面
上に試料像が表示される。
【0026】さて、前記エキシマ光は反射ミラー23の
反射面23Rで試料3方向に反射され、電子ビーム光軸
中心Oに沿って進み、光学用集束レンズ24により試料
3上のエキシマ光照射領域31に照射されるように集束
される。この際、試料3が絶縁物の場合、前記したよう
に紫外線の光電効果に基づいて試料表面上に負電荷が留
まらずに除電される。この際、この様なエキシマ光は電
子ビーム光軸中心Oに沿って進み、試料3上に照射され
る為、エキシマ光は試料表面に対し大凡垂直に近い状態
で入射することになる。従って、試料3が、例えば、コ
ンタクトホールCHを有する半導体デバイスの場合であ
っても、エキシマ光がコンタクトホールの底面までも十
分照射され、コンタクトホール内についても十分に除電
することが出来る。
反射面23Rで試料3方向に反射され、電子ビーム光軸
中心Oに沿って進み、光学用集束レンズ24により試料
3上のエキシマ光照射領域31に照射されるように集束
される。この際、試料3が絶縁物の場合、前記したよう
に紫外線の光電効果に基づいて試料表面上に負電荷が留
まらずに除電される。この際、この様なエキシマ光は電
子ビーム光軸中心Oに沿って進み、試料3上に照射され
る為、エキシマ光は試料表面に対し大凡垂直に近い状態
で入射することになる。従って、試料3が、例えば、コ
ンタクトホールCHを有する半導体デバイスの場合であ
っても、エキシマ光がコンタクトホールの底面までも十
分照射され、コンタクトホール内についても十分に除電
することが出来る。
【0027】尚、200nm以上の波長のエキシマ光を
使用した場合、200nm以下の波長のエキシマ光を使
用した場合に比べ、光電効果の効率(確率)が少し低下
するが、除電は充分行われる。但し、240nm以上の
波長のエキシマ光を使用した場合、240nmからの隔
たりが大きい程、帯電除去効果が薄れていくものと考え
られるので、300nm以下の波長のエキシマ光を使用
したほうがより効果的と思われる。
使用した場合、200nm以下の波長のエキシマ光を使
用した場合に比べ、光電効果の効率(確率)が少し低下
するが、除電は充分行われる。但し、240nm以上の
波長のエキシマ光を使用した場合、240nmからの隔
たりが大きい程、帯電除去効果が薄れていくものと考え
られるので、300nm以下の波長のエキシマ光を使用
したほうがより効果的と思われる。
【0028】又、エキシマ光の照射を電子ビーム照射と
同時に行うと、エキシマ光照射による試料からの光電子
が二次電子検出器6にノイズ信号として入り込む恐れが
ある。或いは、エキシマレーザー光源からの放電に伴う
電気ノイズが画面上の問題となる恐れがある。前記例で
は、この様な問題を発生させないために、エキシマ光の
照射を各水平走査毎のブランキング期間内に行うように
したが、エキシマ光の照射は各水平走査毎のブランキン
グ期間内に限定されず、例えば、垂直走査毎、即ち1フ
レーム走査毎のブランキング期間内に行っても良い。
尚、前記ノイズはさほど大きいものではないことから、
ノイズの影響を無視出来る場合には、電子ビーム照射と
エキシマ光を同時に照射しても差し支えない。
同時に行うと、エキシマ光照射による試料からの光電子
が二次電子検出器6にノイズ信号として入り込む恐れが
ある。或いは、エキシマレーザー光源からの放電に伴う
電気ノイズが画面上の問題となる恐れがある。前記例で
は、この様な問題を発生させないために、エキシマ光の
照射を各水平走査毎のブランキング期間内に行うように
したが、エキシマ光の照射は各水平走査毎のブランキン
グ期間内に限定されず、例えば、垂直走査毎、即ち1フ
レーム走査毎のブランキング期間内に行っても良い。
尚、前記ノイズはさほど大きいものではないことから、
ノイズの影響を無視出来る場合には、電子ビーム照射と
エキシマ光を同時に照射しても差し支えない。
【0029】又、前記反射ミラーとしては、エキシマ光
の試料3上への集光性を考慮して図8に示す様に、反射
面23S′が曲面に形成されたもの23′を使用しても
良い。
の試料3上への集光性を考慮して図8に示す様に、反射
面23S′が曲面に形成されたもの23′を使用しても
良い。
【0030】又、反射ミラー23には電子ビームが通過
する孔23Hを開けねばならず、その為に母材の加工性
を考慮しなければならない。そこで、アルミニウム単体
より、加工性が優れているアルミニウム合金(例えば、
アルミニウムにCu等を添加したもの)を使用しても良
い。尚、アルミニウム合金の場合、アルミニウム単体よ
り紫外線の反射率が僅かであるが低下する恐れがあるの
で、反射面だけに純粋なアルミニウムをコーティングす
るようにしても良い。
する孔23Hを開けねばならず、その為に母材の加工性
を考慮しなければならない。そこで、アルミニウム単体
より、加工性が優れているアルミニウム合金(例えば、
アルミニウムにCu等を添加したもの)を使用しても良
い。尚、アルミニウム合金の場合、アルミニウム単体よ
り紫外線の反射率が僅かであるが低下する恐れがあるの
で、反射面だけに純粋なアルミニウムをコーティングす
るようにしても良い。
【0031】又、反射ミラーの母材としてアルミニウム
を使用したのは、アルミニウムの紫外線に対する反射率
の高さ(紫外線の使用波長200nm〜500nm領域
において反射率が大凡90%以上)を考慮したからであ
るが、紫外線の使用波長域において反射率の良いもので
あれば他の金属を使用しても良い。
を使用したのは、アルミニウムの紫外線に対する反射率
の高さ(紫外線の使用波長200nm〜500nm領域
において反射率が大凡90%以上)を考慮したからであ
るが、紫外線の使用波長域において反射率の良いもので
あれば他の金属を使用しても良い。
【0032】又、前記例では本発明を走査電子顕微鏡を
使用した試料観察を例に上げて説明したが、この様な例
に限定されず、種々の応用が可能である。
使用した試料観察を例に上げて説明したが、この様な例
に限定されず、種々の応用が可能である。
【0033】例えば、電子ビーム描画装置による半導体
パターン描画に応用すれば、電子ビーム照射による描画
材料の帯電を防止しつつパターン描画が出来るので、精
度の高いパターンが描ける。尚、この様な荷電粒子描画
では、通常、走査電子顕微鏡のような画像観察は行わな
いので、各独立したパターンを荷電粒子ビームで描く度
にエキシマ光を照射しても良いし、荷電粒子による描画
の最中にエキシマ光を照射しても良い。又、集束イオン
ビームによる絶縁物材料加工に応用すれば、絶縁材料の
帯電によるビームボケが無くなるため、精度の高い加工
が可能となる。更に、X線マイクロアナライザーやX線
電子分光器等に応用すれば、検出感度の良い元素分析が
出来る。
パターン描画に応用すれば、電子ビーム照射による描画
材料の帯電を防止しつつパターン描画が出来るので、精
度の高いパターンが描ける。尚、この様な荷電粒子描画
では、通常、走査電子顕微鏡のような画像観察は行わな
いので、各独立したパターンを荷電粒子ビームで描く度
にエキシマ光を照射しても良いし、荷電粒子による描画
の最中にエキシマ光を照射しても良い。又、集束イオン
ビームによる絶縁物材料加工に応用すれば、絶縁材料の
帯電によるビームボケが無くなるため、精度の高い加工
が可能となる。更に、X線マイクロアナライザーやX線
電子分光器等に応用すれば、検出感度の良い元素分析が
出来る。
【0034】又、ガルバノミラー若しくは音響光学光偏
向素子(AOD)如き走査手段をエキシマ光源と試料の
間に設け、走査手段によってエキシマ光源からのエキシ
マ光で試料上のエキシマ光照射領域内を高速走査させる
ようにしても良い。
向素子(AOD)如き走査手段をエキシマ光源と試料の
間に設け、走査手段によってエキシマ光源からのエキシ
マ光で試料上のエキシマ光照射領域内を高速走査させる
ようにしても良い。
【0035】又、前記例ではエキシマ光源としてエキシ
マレーザーを用いるようにしたが、エキシマランプでも
良い。
マレーザーを用いるようにしたが、エキシマランプでも
良い。
【0036】又、前記例ではエキシマ光を使用するよう
にしたが、他の種類の発生方法による光でも良い。例え
ば、紫外線用白熱電球,キセノンランプ,水銀ランプの
如き,紫外線ランプや、他の紫外線レーザーがある。
にしたが、他の種類の発生方法による光でも良い。例え
ば、紫外線用白熱電球,キセノンランプ,水銀ランプの
如き,紫外線ランプや、他の紫外線レーザーがある。
【図1】 走査電子顕微鏡の1概略例を示している。
【図2】 従来の試料観察における問題点を説明するた
めに使用した図である。
めに使用した図である。
【図3】 紫外線の光電効果を説明するために使用した
図である。
図である。
【図4】 コンタクトホールを有する試料観察における
問題点を説明するために使用した図である。
問題点を説明するために使用した図である。
【図5】 本発明の荷電粒子ビーム照射方法を使用した
一例として示した走査電子顕微鏡の概略例を示したもの
である。
一例として示した走査電子顕微鏡の概略例を示したもの
である。
【図6】 本発明の動作の説明に用いた図である。
【図7】 本発明の動作の説明に用いた図である。
【図8】 本発明の主要部の他の例を示したものであ
る。
る。
1…電子銃 2…集束レンズ 3…試料 4…偏向器 5…対物レンズ 6…二次電子検出器 7…AD変換器 8…フレームメモリ 9…走査制御回路 10…中央制御装置 11…陰極線管 12…ブランキング信号発生回路 13…ブランカ 14…遮蔽板 EB…電子ビーム 19…負電荷 20…二次電子 21…エキシマ光源 22…エキシマ光源制御回路 23,23′…反射ミラー 23R,23R′…反射面 23S,23S′…被覆層 23H,23H′…孔 24…集束レンズ 30…電子ビーム走査領域 31…エキシマ光照射領域 40…エキシマ光 51…外部光電子 52…内部光電子 53…二次電子 54導電体層 LS…紫外線源 O…電子ビーム光軸中心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G21K 5/04 H01J 37/28 B H01J 37/28 G02B 1/10 Z H01L 21/027 H01L 21/30 541A
Claims (8)
- 【請求項1】 荷電粒子ビーム発生手段、該荷電粒子ビ
ーム発生手段からの荷電粒子ビームを被照射対象物に照
射するための手段、及び、紫外線発生源を備え、荷電粒
子ビーム通過孔を有し、且つ、紫外線発生源からの紫外
線が荷電粒子ビーム通路に沿って試料上に照射されるよ
うに紫外線を反射する反射面を有する反射ミラーを荷電
粒子ビーム通路上に設けた荷電粒子ビーム装置。 - 【請求項2】 少なくとも反射面を除く反射ミラーの外
面を反射ミラーの母材とは異なった導電性材料で被覆し
た請求項1記載の荷電粒子ビーム装置。 - 【請求項3】 前記導電性材料は酸化し難い材料である
請求項2記載の荷電粒子ビーム装置。 - 【請求項4】 反射ミラーの反射面を曲面状に形成した
請求項1記載の荷電粒子ビーム装置。 - 【請求項5】 反射ミラーの母材は単一金属である請求
項1記載の荷電粒子ビーム装置。 - 【請求項6】 反射ミラーの母材は合金である請求項1
記載の荷電粒子ビーム装置。 - 【請求項7】 反射面を単一金属で被覆した請求項6記
載の荷電粒子ビーム装置。 - 【請求項8】 反射ミラーの母材はアルミニウムである
請求項1,2,3,4,5,7の何れかに記載の荷電粒
子ビーム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001026481A JP2002231172A (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | 荷電粒子ビーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001026481A JP2002231172A (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | 荷電粒子ビーム装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002231172A true JP2002231172A (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=18891289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001026481A Pending JP2002231172A (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | 荷電粒子ビーム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002231172A (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2008084734A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | National Institute For Materials Science | 電子線発生装置とレーザー光の陰極先端部への照射方法 |
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US7709815B2 (en) * | 2005-09-16 | 2010-05-04 | Mapper Lithography Ip B.V. | Lithography system and projection method |
JP2013195265A (ja) * | 2012-03-21 | 2013-09-30 | Kyushu Univ | アブレーション装置及び3次元電子顕微鏡 |
CN105974502A (zh) * | 2016-07-21 | 2016-09-28 | 武汉海达数云技术有限公司 | 三维激光扫描仪中的反射镜和三维激光扫描仪 |
JP2019175761A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社ニューフレアテクノロジー | 荷電粒子ビーム照射装置 |
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-
2001
- 2001-02-02 JP JP2001026481A patent/JP2002231172A/ja active Pending
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US10790110B2 (en) | 2018-03-29 | 2020-09-29 | Nuflare Technology, Inc. | Charged particle beam irradiation apparatus, charged particle beam image acquisition apparatus, and charged particle beam inspection apparatus |
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