JP2002231162A - 帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管及びその製造方法 - Google Patents
帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2002231162A JP2002231162A JP2001388256A JP2001388256A JP2002231162A JP 2002231162 A JP2002231162 A JP 2002231162A JP 2001388256 A JP2001388256 A JP 2001388256A JP 2001388256 A JP2001388256 A JP 2001388256A JP 2002231162 A JP2002231162 A JP 2002231162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray tube
- electrode
- panel
- transparent
- cathode ray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/86—Vessels; Containers; Vacuum locks
- H01J29/867—Means associated with the outside of the vessel for shielding, e.g. magnetic shields
- H01J29/868—Screens covering the input or output face of the vessel, e.g. transparent anti-static coatings, X-ray absorbing layers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/863—Passive shielding means associated with the vessel
- H01J2229/8635—Antistatic shielding
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/863—Passive shielding means associated with the vessel
- H01J2229/8636—Electromagnetic shielding
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管及びそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】 透明導電膜1及び透明な絶縁体保護膜2
を備える陰極線管において、陰極線管のパネル10外面
に生じる静電気及び電磁波を抑制するために透明導電膜
1と電極3とを直接接触するように接地することで、保
護膜2を介して接地する場合に比べて、静電気及び電磁
波発生を効果的に抑制するとともに、テープ4により電
極3を保護し電極の損傷を防止する。
の製造方法を提供する。 【解決手段】 透明導電膜1及び透明な絶縁体保護膜2
を備える陰極線管において、陰極線管のパネル10外面
に生じる静電気及び電磁波を抑制するために透明導電膜
1と電極3とを直接接触するように接地することで、保
護膜2を介して接地する場合に比べて、静電気及び電磁
波発生を効果的に抑制するとともに、テープ4により電
極3を保護し電極の損傷を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部へ放出される
電磁波を抑制する構造を持つ陰極線管及びその製造方法
に係り、詳細には陰極線管の陰極から放出される電子に
より陰極線管の表面が帯電する現象に起因する電磁波を
効果的に抑制できる陰極線管及びその製造方法に関す
る。
電磁波を抑制する構造を持つ陰極線管及びその製造方法
に係り、詳細には陰極線管の陰極から放出される電子に
より陰極線管の表面が帯電する現象に起因する電磁波を
効果的に抑制できる陰極線管及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パネルの内面に形成された蛍光膜に電子
線を走査するために、高電圧がカソードとアノードとの
間に印加され、アノードボタンに高い正電位を持たせ
る。アノードボタンはパネル内部のアルミニウム(A
l)膜に連結される。このためパネル内部は、正の電位
を維持する。この結果、パネルの外表面に高い負の電位
が形成される。これは静電気の形で外部に影響を与えた
り、電磁波の形で外部に影響を与えたりするおそれがあ
る。これを抑制するためには、パネルの表面を接地させ
ることにより電子が流れる経路を与える必要がある。
線を走査するために、高電圧がカソードとアノードとの
間に印加され、アノードボタンに高い正電位を持たせ
る。アノードボタンはパネル内部のアルミニウム(A
l)膜に連結される。このためパネル内部は、正の電位
を維持する。この結果、パネルの外表面に高い負の電位
が形成される。これは静電気の形で外部に影響を与えた
り、電磁波の形で外部に影響を与えたりするおそれがあ
る。これを抑制するためには、パネルの表面を接地させ
ることにより電子が流れる経路を与える必要がある。
【0003】従来から、透明導電膜をガラス層の表面に
形成し、この導電膜を接地することで陰極線管の前面の
ディスプレイ外表面に高い電位が生じることを防止する
さまざまな方法が提示されている。特開平4−1749
45、特開平4−116349、特開平5−4118
7、特開平8−287850、特開平9−213244
及び米国特許5025490では、パネルの外表面に透
明導電膜、透明な絶縁体保護膜及び電極を形成し、この
形成された結果物上に、導電性接着剤が塗布された金属
テープを付けて防爆バンドと連結させることによって接
地するさまざまな方法を開示している。
形成し、この導電膜を接地することで陰極線管の前面の
ディスプレイ外表面に高い電位が生じることを防止する
さまざまな方法が提示されている。特開平4−1749
45、特開平4−116349、特開平5−4118
7、特開平8−287850、特開平9−213244
及び米国特許5025490では、パネルの外表面に透
明導電膜、透明な絶縁体保護膜及び電極を形成し、この
形成された結果物上に、導電性接着剤が塗布された金属
テープを付けて防爆バンドと連結させることによって接
地するさまざまな方法を開示している。
【0004】このように、導電膜に帯電した電荷は金属
電極とバンドとを介して外部にアースされて流出される
ものの、上記の従来の陰極線管によれば、最外層に絶縁
体保護膜が形成され、この絶縁体保護膜上に金属電極が
形成されているため、導電膜と金属電極との間に絶縁膜
が介在する関係で抵抗値が高く、十分なアースがなされ
ないおそれがあるという問題点があった。
電極とバンドとを介して外部にアースされて流出される
ものの、上記の従来の陰極線管によれば、最外層に絶縁
体保護膜が形成され、この絶縁体保護膜上に金属電極が
形成されているため、導電膜と金属電極との間に絶縁膜
が介在する関係で抵抗値が高く、十分なアースがなされ
ないおそれがあるという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする目的は、パネルの外表面に形成された多層
膜内の導電膜に帯電された電荷を確実にアースするとと
もに、多層膜と電極とを損傷させない帯電防止及び電子
波遮蔽型の陰極線管及びその製造方法を提供することで
ある。
しようとする目的は、パネルの外表面に形成された多層
膜内の導電膜に帯電された電荷を確実にアースするとと
もに、多層膜と電極とを損傷させない帯電防止及び電子
波遮蔽型の陰極線管及びその製造方法を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、パネルの外表面に透明導電膜とその導電膜
上の透明な絶縁体保護膜とを備える陰極線管において、
透明導電膜と透明な絶縁体保護膜とをコーティングする
前にパネルの無効画面部分の一部または全体及びパネル
の側面に形成される電極と、さらにその電極と防爆バン
ドとを電気的に連結させる、導電性粘着剤の塗布された
導電性テープと、を備えることを特徴とする帯電防止及
び電磁波遮蔽型の陰極線管を提供する。
に本発明は、パネルの外表面に透明導電膜とその導電膜
上の透明な絶縁体保護膜とを備える陰極線管において、
透明導電膜と透明な絶縁体保護膜とをコーティングする
前にパネルの無効画面部分の一部または全体及びパネル
の側面に形成される電極と、さらにその電極と防爆バン
ドとを電気的に連結させる、導電性粘着剤の塗布された
導電性テープと、を備えることを特徴とする帯電防止及
び電磁波遮蔽型の陰極線管を提供する。
【0007】この時、前記電極は導電体コロイドまたは
ペーストを塗布することにより形成されることが望まし
い。また前記導電体は、金、銅、ニッケル、パラジウ
ム、白金、ルテニウム及びアルミニウムよりなる群から
選択される少なくとも一つの金属粒子であるか、または
黒鉛またはカーボンブラックの粒子または黒鉛またはカ
ーボンブラックのファイバであることが望ましい。
ペーストを塗布することにより形成されることが望まし
い。また前記導電体は、金、銅、ニッケル、パラジウ
ム、白金、ルテニウム及びアルミニウムよりなる群から
選択される少なくとも一つの金属粒子であるか、または
黒鉛またはカーボンブラックの粒子または黒鉛またはカ
ーボンブラックのファイバであることが望ましい。
【0008】さらに、前記電極は防爆バンドへ直接連結
されてもよい。この場合、導電性テープの代わりに一般
粘着テープを使用できる。
されてもよい。この場合、導電性テープの代わりに一般
粘着テープを使用できる。
【0009】また、前記導電性テープは電極と防爆バン
ドとを連結するとともに、電極を保護するために無効画
面部分内の透明な絶縁体保護膜の一部または全部を覆う
ことが望ましい。
ドとを連結するとともに、電極を保護するために無効画
面部分内の透明な絶縁体保護膜の一部または全部を覆う
ことが望ましい。
【0010】前記目的を達成するために、本発明は、ま
た導電体コロイドまたはペーストをパネルの無効画面部
分の一部または全体とパネルの側面に塗る段階、パネル
全体の表面に透明導電膜と透明な絶縁体保護膜をコーテ
ィングする段階、これを加熱、焼成して硬化させる段
階、及び形成された電極に、導電性接着剤で処理された
導電性テープを付けて防爆バンドに連結する段階を含む
帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管の製造方法を提供
する。
た導電体コロイドまたはペーストをパネルの無効画面部
分の一部または全体とパネルの側面に塗る段階、パネル
全体の表面に透明導電膜と透明な絶縁体保護膜をコーテ
ィングする段階、これを加熱、焼成して硬化させる段
階、及び形成された電極に、導電性接着剤で処理された
導電性テープを付けて防爆バンドに連結する段階を含む
帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管の製造方法を提供
する。
【0011】この場合、前記導電性テープが無効画面部
分内の透明な絶縁体保護膜の一部または全部を覆うよう
に付けられることが望ましい。
分内の透明な絶縁体保護膜の一部または全部を覆うよう
に付けられることが望ましい。
【0012】前記目的を達成するための本発明のさらに
他の様態は、パネルの外表面に、透明導電膜と、その導
電膜上にコーティングされた透明な絶縁体保護膜と、パ
ネルの無効画面部分の一部または全体における透明導電
膜および透明な絶縁体保護膜を剥離して形成された電極
と、その電極と防爆バンドとを電気的に連結させる導電
性粘着剤の塗布された、導電性テープとを備えて形成さ
れる帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管を提供する。
他の様態は、パネルの外表面に、透明導電膜と、その導
電膜上にコーティングされた透明な絶縁体保護膜と、パ
ネルの無効画面部分の一部または全体における透明導電
膜および透明な絶縁体保護膜を剥離して形成された電極
と、その電極と防爆バンドとを電気的に連結させる導電
性粘着剤の塗布された、導電性テープとを備えて形成さ
れる帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管を提供する。
【0013】この時、前記電極は導電体コロイドまたは
ペーストを塗布することにより形成されることが望まし
い。また、前記導電体は、銀、金、銅、ニッケル、パラ
ジウム、白金、ルテニウム及びアルミニウムよりなった
群から選択される少なくとも一つの金属粒子または酸化
ルテニウム粒子であるか、黒鉛またはカーボンブラック
の粒子または黒鉛またはカーボンブラックのファイバで
あることが望ましい。
ペーストを塗布することにより形成されることが望まし
い。また、前記導電体は、銀、金、銅、ニッケル、パラ
ジウム、白金、ルテニウム及びアルミニウムよりなった
群から選択される少なくとも一つの金属粒子または酸化
ルテニウム粒子であるか、黒鉛またはカーボンブラック
の粒子または黒鉛またはカーボンブラックのファイバで
あることが望ましい。
【0014】さらに、前記電極が防爆バンドへ直接連結
されてもよく、この場合、導電性テープの代わりに一般
粘着テープを使用できる。
されてもよく、この場合、導電性テープの代わりに一般
粘着テープを使用できる。
【0015】また、前記導電性テープは電極と防爆バン
ドとを連結するとともに、電極を保護するために無効画
面部分内の透明な絶縁体保護膜の一部または全部を覆う
ことが望ましい。
ドとを連結するとともに、電極を保護するために無効画
面部分内の透明な絶縁体保護膜の一部または全部を覆う
ことが望ましい。
【0016】前記目的を達成するために本発明は、さら
にパネル全体の表面に透明導電膜と透明な絶縁体保護膜
とをコーティングする段階、パネルの無効画面部分にお
ける透明導電膜と透明な絶縁体保護膜の一部または全部
を剥離しつつ導電体コロイドまたはペーストをその剥離
した部分とパネルの側面とに塗って電極を形成する段
階、これを加熱、焼成して硬化させる段階、及び形成さ
れた電極に導電性接着剤が塗布されている導電性テープ
を付けて、導電性テープを介して前記電極と防爆バンド
を電気的に連結する段階を含む帯電防止及び電磁波遮蔽
型の陰極線管の製造方法を提供する。
にパネル全体の表面に透明導電膜と透明な絶縁体保護膜
とをコーティングする段階、パネルの無効画面部分にお
ける透明導電膜と透明な絶縁体保護膜の一部または全部
を剥離しつつ導電体コロイドまたはペーストをその剥離
した部分とパネルの側面とに塗って電極を形成する段
階、これを加熱、焼成して硬化させる段階、及び形成さ
れた電極に導電性接着剤が塗布されている導電性テープ
を付けて、導電性テープを介して前記電極と防爆バンド
を電気的に連結する段階を含む帯電防止及び電磁波遮蔽
型の陰極線管の製造方法を提供する。
【0017】この場合、前記導電性テープが無効画面部
分内の透明な絶縁体保護膜の一部または全部を覆うよう
に付けることが望ましい。
分内の透明な絶縁体保護膜の一部または全部を覆うよう
に付けることが望ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明をより一層詳細に説
明する。
明する。
【0019】本発明において「多層膜」というのは、パ
ネル10の外表面に形成される透明導電膜1と透明な絶
縁体保護膜2よりなる膜をいう。多層膜の材料について
は特に限定されることはないが、透明導電膜1の材料と
してはスズ添加酸化インジウム(ITO)、アンチモン
添加酸化スズ(ATO)などが望ましく使われ、透明な
絶縁体保護膜2の材料としてはシリカ、アルミナ、ジル
コニア、チタニアなどが望ましく使われる。
ネル10の外表面に形成される透明導電膜1と透明な絶
縁体保護膜2よりなる膜をいう。多層膜の材料について
は特に限定されることはないが、透明導電膜1の材料と
してはスズ添加酸化インジウム(ITO)、アンチモン
添加酸化スズ(ATO)などが望ましく使われ、透明な
絶縁体保護膜2の材料としてはシリカ、アルミナ、ジル
コニア、チタニアなどが望ましく使われる。
【0020】本発明において形成される電極3は、陰極
線管表面の電荷を早く除去して静電気防止及び電磁波遮
蔽効率を向上させる役割を果たす。本発明の電極3はパ
ネルの無効画面部分の一部または全部とパネルの側面と
に導電体コロイドまたはペーストを塗布することにより
形成される。前記導電体コロイドまたはペーストは特別
に限定されないが、銀、金、銅、ニッケル、パラジウ
ム、白金、ルテニウム及びアルミニウムよりなった群か
ら選択される少なくとも一つの金属粒子または酸化ルテ
ニウム粒子であるか、あるいは黒鉛またはカーボンブラ
ックの粒子またはファイバである。上記の材料をバイン
ダと混合して塗布する方法で電極を形成することが望ま
しい。
線管表面の電荷を早く除去して静電気防止及び電磁波遮
蔽効率を向上させる役割を果たす。本発明の電極3はパ
ネルの無効画面部分の一部または全部とパネルの側面と
に導電体コロイドまたはペーストを塗布することにより
形成される。前記導電体コロイドまたはペーストは特別
に限定されないが、銀、金、銅、ニッケル、パラジウ
ム、白金、ルテニウム及びアルミニウムよりなった群か
ら選択される少なくとも一つの金属粒子または酸化ルテ
ニウム粒子であるか、あるいは黒鉛またはカーボンブラ
ックの粒子またはファイバである。上記の材料をバイン
ダと混合して塗布する方法で電極を形成することが望ま
しい。
【0021】本発明の一の実施の形態を図1に図示す
る。図1は、本実施の形態の陰極線管の断面図であり、
図1の上方向がパネル10の外側に相当する。本発明の
陰極線管パネル10の外表面の膜構造を図1を参照して
説明すれば、透明導電膜1のコーティング前に電極3を
形成することにより、透明導電膜1と電極3とが直接接
触する構造を持つ。これは透明な絶縁体保護膜2の上に
電極3を形成し、この保護膜を介して接地する場合に比
べて、はるかに優秀な接地効果を示すことにより本発明
の特徴をなす。
る。図1は、本実施の形態の陰極線管の断面図であり、
図1の上方向がパネル10の外側に相当する。本発明の
陰極線管パネル10の外表面の膜構造を図1を参照して
説明すれば、透明導電膜1のコーティング前に電極3を
形成することにより、透明導電膜1と電極3とが直接接
触する構造を持つ。これは透明な絶縁体保護膜2の上に
電極3を形成し、この保護膜を介して接地する場合に比
べて、はるかに優秀な接地効果を示すことにより本発明
の特徴をなす。
【0022】また図1に示されたように、電極3と防爆
バンド5とを電気的に連結して通電させる役割を果たす
導電性テープ4は、電極3だけではなく、無効画面部分
内の透明保護膜2の一部または全部までも覆うように形
成できる。したがって、この場合、以後の電極3が損傷
されることを防止できる。
バンド5とを電気的に連結して通電させる役割を果たす
導電性テープ4は、電極3だけではなく、無効画面部分
内の透明保護膜2の一部または全部までも覆うように形
成できる。したがって、この場合、以後の電極3が損傷
されることを防止できる。
【0023】なお、図1の場合と異なり、電極3を防爆
バンド4まで延長させて直接接地させる構造を採用する
こともできる。この場合は導電性テープだけではなく保
護の役割を果たす一般粘着テープを使用できる。
バンド4まで延長させて直接接地させる構造を採用する
こともできる。この場合は導電性テープだけではなく保
護の役割を果たす一般粘着テープを使用できる。
【0024】以上、説明したように、上記の実施の形態
によれば、透明導電膜および透明な絶縁体膜とをコーテ
ィングする前に、パネルの無効画面部分の一部または全
部およびパネルの側面に電極が形成され、この電極が導
電性テープを介して防爆バンドに連結される。したがっ
て、透明導電膜と電極とを直接的に接触することができ
るため、陰極線管の表面の帯電を従来技術に比べて軽減
し、帯電に起因する電磁波を効果的に抑制できる。
によれば、透明導電膜および透明な絶縁体膜とをコーテ
ィングする前に、パネルの無効画面部分の一部または全
部およびパネルの側面に電極が形成され、この電極が導
電性テープを介して防爆バンドに連結される。したがっ
て、透明導電膜と電極とを直接的に接触することができ
るため、陰極線管の表面の帯電を従来技術に比べて軽減
し、帯電に起因する電磁波を効果的に抑制できる。
【0025】また、この導電性テープは、パネルの無効
画面部分内の透明な絶縁体保護膜を覆うことができるの
で、帯電防止効果とともに、電極の保護をも同時に行う
ことができる。
画面部分内の透明な絶縁体保護膜を覆うことができるの
で、帯電防止効果とともに、電極の保護をも同時に行う
ことができる。
【0026】本発明のさらに他の実施様態を図2に示
す。
す。
【0027】図2に図示された本発明の陰極線管パネル
10は、パネル表面に透明導電膜1と透明な絶縁体保護
膜2とを順にスピンコーティングまたはスプレーコーテ
ィングした後、この多層膜を硬化させる前にパネルの無
効画面部分の一部または全部の膜を剥離することによっ
て電極3を形成して製造される。この時、多層膜が硬化
されていないので、導電体コロイドやペーストをブラシ
などの道具を使用して無効画面部分の一部または全部に
塗布することによって、ブラシなどによって導電体コロ
イドなどが塗布された部分の透明導電膜1と透明な絶縁
体保護膜2とを剥離しつつ、電極3が形成される。そし
て、この電極3は図2に示されたように剥離されずに残
った透明導電膜と直接接触する。前記のような方法で形
成される本発明の陰極線管パネルは、透明導電膜1と電
極3とが直接接触する。したがって、透明な絶縁体保護
膜を介して接地する場合に比べて、はるかに容易に電流
が流れるので優秀な接地効果を示す。
10は、パネル表面に透明導電膜1と透明な絶縁体保護
膜2とを順にスピンコーティングまたはスプレーコーテ
ィングした後、この多層膜を硬化させる前にパネルの無
効画面部分の一部または全部の膜を剥離することによっ
て電極3を形成して製造される。この時、多層膜が硬化
されていないので、導電体コロイドやペーストをブラシ
などの道具を使用して無効画面部分の一部または全部に
塗布することによって、ブラシなどによって導電体コロ
イドなどが塗布された部分の透明導電膜1と透明な絶縁
体保護膜2とを剥離しつつ、電極3が形成される。そし
て、この電極3は図2に示されたように剥離されずに残
った透明導電膜と直接接触する。前記のような方法で形
成される本発明の陰極線管パネルは、透明導電膜1と電
極3とが直接接触する。したがって、透明な絶縁体保護
膜を介して接地する場合に比べて、はるかに容易に電流
が流れるので優秀な接地効果を示す。
【0028】上記の通りに形成されたパネルを焼成など
の方法を通じて硬化させた後、形成された電極に伝導性
粘着剤で処理された導電性テープ4を付けて防爆バンド
5に連結する。この時、図1に示された実施の形態と同
様に、導電性テープ4を電極3だけではなく無効画面部
分の透明保護膜2までも一部覆うように形成できる。し
たがって、この場合、以後の電極が損傷されることを防
止できる。
の方法を通じて硬化させた後、形成された電極に伝導性
粘着剤で処理された導電性テープ4を付けて防爆バンド
5に連結する。この時、図1に示された実施の形態と同
様に、導電性テープ4を電極3だけではなく無効画面部
分の透明保護膜2までも一部覆うように形成できる。し
たがって、この場合、以後の電極が損傷されることを防
止できる。
【0029】なお、図2の場合と異なり、電極3を防爆
バンド5まで延長させて直接接地させる構造を採用する
こともできる。この場合は導電性テープだけではなく、
保護の役割を果たす一般粘着テープを使用できる。
バンド5まで延長させて直接接地させる構造を採用する
こともできる。この場合は導電性テープだけではなく、
保護の役割を果たす一般粘着テープを使用できる。
【0030】以上、説明したように、上記の実施の形態
によれば、パネルの外表面に、透明導電膜と、透明な絶
縁体保護膜とをコーティングし、パネルの無効画面部分
の一部または全体における透明導電膜および透明な絶縁
体保護膜とを剥離し、この剥離した部分に電極が形成さ
れるため、電極と透明導電体膜とが直接的に接触する。
したがって、帯電防止および電磁波遮蔽を効果的に行う
ことができる。
によれば、パネルの外表面に、透明導電膜と、透明な絶
縁体保護膜とをコーティングし、パネルの無効画面部分
の一部または全体における透明導電膜および透明な絶縁
体保護膜とを剥離し、この剥離した部分に電極が形成さ
れるため、電極と透明導電体膜とが直接的に接触する。
したがって、帯電防止および電磁波遮蔽を効果的に行う
ことができる。
【0031】また、ブラシなどの器具を用いて、導電体
コロイドまたはペーストを塗布することによって、透明
導電膜および透明な絶縁体保護膜の剥離と電極の形成と
を同時に実行することができる。したがって、製造工程
の簡略化およびコスト軽減に寄与する。
コロイドまたはペーストを塗布することによって、透明
導電膜および透明な絶縁体保護膜の剥離と電極の形成と
を同時に実行することができる。したがって、製造工程
の簡略化およびコスト軽減に寄与する。
【0032】以下、実施例を通じて本発明を説明する。
下記の実施例は本発明を説明するための意図であり、本
発明を限定するものではない。
下記の実施例は本発明を説明するための意図であり、本
発明を限定するものではない。
【0033】<比較例>Snの含量が10at%である
ITOの微粒子3.0gを、メタノール20g、エタノ
ール67.9g及びn−ブタノール10gを混合した混
合溶媒に分散させて第1組成物(以下、塗布液Aとい
う)を製造した。
ITOの微粒子3.0gを、メタノール20g、エタノ
ール67.9g及びn−ブタノール10gを混合した混
合溶媒に分散させて第1組成物(以下、塗布液Aとい
う)を製造した。
【0034】テトラエチルオルトシリケート4.5g
を、メタノール30g、エタノール50g、n−ブタノ
ール12g及び純水4gを混合した混合溶媒と混合し、
ここに窒酸0.6g及び窒酸銀(AgNO3)0.04
7gを添加して室温で約24時間撹はんし、第2組成物
(以下、塗布液Bという)を製造した。
を、メタノール30g、エタノール50g、n−ブタノ
ール12g及び純水4gを混合した混合溶媒と混合し、
ここに窒酸0.6g及び窒酸銀(AgNO3)0.04
7gを添加して室温で約24時間撹はんし、第2組成物
(以下、塗布液Bという)を製造した。
【0035】きれいに洗浄されたガラスパネルをおよそ
90rpmで回転させつつ、前記塗布液Aを50cc注
いでガラスパネルの回転速度を約150rpmに上昇さ
せてコーティングし、透明導電膜を形成した。そして、
塗布液Bを60cc注いで塗布液Aと同一の方法で塗布
し、透明な絶縁体保護膜を形成した。その後乾燥してパ
ネル表面温度を240℃に維持させて30分間焼成し、
透明導電性の薄膜を形成した。
90rpmで回転させつつ、前記塗布液Aを50cc注
いでガラスパネルの回転速度を約150rpmに上昇さ
せてコーティングし、透明導電膜を形成した。そして、
塗布液Bを60cc注いで塗布液Aと同一の方法で塗布
し、透明な絶縁体保護膜を形成した。その後乾燥してパ
ネル表面温度を240℃に維持させて30分間焼成し、
透明導電性の薄膜を形成した。
【0036】接地のために導電性粘着剤で処理された導
電性テープを透明な絶縁体保護膜に付けて防爆バンドに
連結して防爆バンドを接地させた。
電性テープを透明な絶縁体保護膜に付けて防爆バンドに
連結して防爆バンドを接地させた。
【0037】<実施例1>銀ペーストをパネルの無効画
面部分の一部及びパネルの側面に塗布した後、比較例1
のような方法で塗布液Aと塗布液Bとを製造してパネル
に塗布した。これを240℃で30分間加熱、焼成して
透明導電膜と透明な絶縁体保護膜、そして電極を形成し
た。そして接地のために導電性粘着剤を塗布された導電
性テープを無効画面部分内の透明な絶縁体保護膜の部分
と電極とに付けて、導電性テープを介して電極と防爆バ
ンドとを電気的に連結して防爆バンドを接地させた。
面部分の一部及びパネルの側面に塗布した後、比較例1
のような方法で塗布液Aと塗布液Bとを製造してパネル
に塗布した。これを240℃で30分間加熱、焼成して
透明導電膜と透明な絶縁体保護膜、そして電極を形成し
た。そして接地のために導電性粘着剤を塗布された導電
性テープを無効画面部分内の透明な絶縁体保護膜の部分
と電極とに付けて、導電性テープを介して電極と防爆バ
ンドとを電気的に連結して防爆バンドを接地させた。
【0038】<実施例2>比較例1のような方法で塗布
液Aと塗布液Bとを製造してパネルに塗布した後、銀ペ
ーストをブラシを用いてパネルの無効画面部分の一部及
びパネルの側面に塗布し、パネルの無効画面部分75%
の長さに電極を形成した後、これを240℃で30分間
加熱、焼成して透明導電膜と透明な絶縁体保護膜そして
電極を形成した。そして、接地のために導電性粘着剤で
処理された導電性テープを無効画面部分内の透明な絶縁
体保護膜の部分と電極とに付けて、導電性テープを介し
て電極と防爆バンドとを電気的に連結して防爆バンドを
接地させた。
液Aと塗布液Bとを製造してパネルに塗布した後、銀ペ
ーストをブラシを用いてパネルの無効画面部分の一部及
びパネルの側面に塗布し、パネルの無効画面部分75%
の長さに電極を形成した後、これを240℃で30分間
加熱、焼成して透明導電膜と透明な絶縁体保護膜そして
電極を形成した。そして、接地のために導電性粘着剤で
処理された導電性テープを無効画面部分内の透明な絶縁
体保護膜の部分と電極とに付けて、導電性テープを介し
て電極と防爆バンドとを電気的に連結して防爆バンドを
接地させた。
【0039】前記比較例1、実施例1及び実施例2によ
り形成された透明導電性薄膜の表面抵抗の測定結果を下
記表1に示した。なお、表面抵抗が低くなるほど、帯電
が防止されるため、電磁波の発生度が軽減できることは
もちろんである。表1では、表面抵抗を電磁波発生度を
示す指標として用いた。
り形成された透明導電性薄膜の表面抵抗の測定結果を下
記表1に示した。なお、表面抵抗が低くなるほど、帯電
が防止されるため、電磁波の発生度が軽減できることは
もちろんである。表1では、表面抵抗を電磁波発生度を
示す指標として用いた。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】本発明による陰極線管によれば、電極と
透明導電膜とが直接接触するために保護膜を通じ接地す
る場合に比べて、はるかに効果的であり、電極に粘着テ
ープを付けることにより電極の損傷も防止できる。この
ように本発明の陰極線管によれば、陰極線管表面の電荷
が容易に流れる接地経路を提供して静電気及び電磁波発
生を効果的に抑制して電磁波遮蔽効率を増加させる効果
がある。
透明導電膜とが直接接触するために保護膜を通じ接地す
る場合に比べて、はるかに効果的であり、電極に粘着テ
ープを付けることにより電極の損傷も防止できる。この
ように本発明の陰極線管によれば、陰極線管表面の電荷
が容易に流れる接地経路を提供して静電気及び電磁波発
生を効果的に抑制して電磁波遮蔽効率を増加させる効果
がある。
【図1】 本発明の陰極線管のパネル部分の1具体例を
概略的に図示した縦断面図である。
概略的に図示した縦断面図である。
【図2】 本発明の陰極線管のパネル部分の他の具体
例を概略的に図示した縦断面図である。
例を概略的に図示した縦断面図である。
1…導電膜、 2…透明な絶縁体保護膜、 3…電極、 4…導電性テープ、 5…防爆バンド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C028 AA01 AA10 5C032 AA02 DD02 DE01 DG02 DG10 GG02 GG11
Claims (18)
- 【請求項1】 パネルの外表面に透明導電膜とその導電
膜上の透明な絶縁体保護膜とを備える陰極線管におい
て、 透明導電膜と透明な絶縁体保護膜とをコーティングする
前にパネルの無効画面部分の一部または全体及びパネル
の側面に形成される電極と、 その電極と防爆バンドとを電気的に連結させる、導電性
粘着剤が塗布された導電性テープと、を備えることを特
徴とする帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管。 - 【請求項2】 前記電極は導電体コロイドまたはペース
トを塗布することにより形成されることを特徴とする請
求項1に記載の帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管。 - 【請求項3】 前記導電体は、銀、金、銅、ニッケル、
パラジウム、白金、ルテニウム及びアルミニウムよりな
る群から選択される少なくとも一つの金属粒子または酸
化ルテニウム粒子であることを特徴とする請求項2に記
載の帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管。 - 【請求項4】 前記導電体は、黒鉛またはカーボンブラ
ックの粒子、または黒鉛またはカーボンブラックのファ
イバであることを特徴とする請求項2に記載の帯電防止
及び電磁波遮蔽型の陰極線管。 - 【請求項5】 前記導電性テープは電極と防爆バンドと
を連結するとともに、電極を保護するために無効画面部
分内の透明な絶縁体保護膜の一部または全部を覆うこと
を特徴とする請求項1に記載の帯電防止及び電磁波遮蔽
型の陰極線管。 - 【請求項6】 パネルの外表面に透明導電膜とその導電
膜上の透明な絶縁体保護膜とを備える陰極線管におい
て、 透明導電膜と透明な絶縁体保護膜とをコーティングする
前にパネルの無効画面部分の一部または全体及びパネル
の側面に形成される電極を備え、 前記電極が防爆バンドへ直接連結されていることを特徴
とする帯電防止および電磁波遮蔽型の陰極線管。 - 【請求項7】 前記電極を保護する一般粘着テープを備
えることを特徴とする請求項6に記載の帯電防止及び電
磁波遮蔽型の陰極線管。 - 【請求項8】 (a)導電体コロイドまたはペーストを
パネルの無効画面部分の一部または全体とパネルの側面
とに塗る段階と、(b)パネル全体の表面に透明導電膜
と透明な絶縁体保護膜とをコーティングする段階と、
(c)段階(b)において製造された結果物を加熱、焼
成して硬化させる段階と、(d)形成された電極に、導
電性接着剤が塗布されている導電性テープを付けて、当
該導電性テープを介して前記電極と防爆バンドとを電気
的に連結する段階とを含む帯電防止及び電磁波遮蔽型の
陰極線管の製造方法。 - 【請求項9】 前記導電性テープは、無効画面部分内の
透明な絶縁体保護膜の一部または全部を覆うように付け
られることを特徴とする請求項8に記載の帯電防止及び
電磁波遮蔽型の陰極線管の製造方法。 - 【請求項10】 パネルの外表面に、透明導電膜と、そ
の導電膜上にコーティングされた透明な絶縁体保護膜
と、パネルの無効画面部分の一部または全体における前
記透明導電膜および透明な絶縁体保護膜を剥離して形成
された電極と、その電極と防爆バンドとを電気的に連結
させる、導電性粘着剤の塗布された導電性テープと、を
備えることを特徴とする帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰
極線管。 - 【請求項11】 前記電極は導電体コロイドまたはペー
ストを塗布することにより形成されることを特徴とする
請求項10に記載の帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線
管。 - 【請求項12】 前記導電体は、銀、金、銅、ニッケ
ル、パラジウム、白金、ルテニウム及びアルミニウムよ
りなる群から選択される少なくとも一つの金属粒子また
は酸化ルテニウム粒子であることを特徴とする請求項1
1に記載の帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管。 - 【請求項13】 前記導電体は、黒鉛またはカーボンブ
ラックの粒子、または黒鉛またはカーボンブラックのフ
ァイバであることを特徴とする請求項11に記載の帯電
防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管。 - 【請求項14】 前記導電性テープは電極と防爆バンド
とを連結するとともに、電極を保護するために無効画面
部分内の透明な絶縁体保護膜の一部または全部を覆うこ
とを特徴とする請求項10に記載の帯電防止及び電磁波
遮蔽型の陰極線管。 - 【請求項15】 パネルの外表面に、透明導電膜と、そ
の導電膜上にコーティングされた透明な絶縁体保護膜
と、パネルの無効画面部分の一部または全体における前
記透明導電膜および透明な絶縁体保護膜を剥離して形成
された電極と、を備え、 前記電極が防爆バンドへ直接連結されていることを特徴
とする帯電防止および電磁波遮蔽型の陰極線管。 - 【請求項16】 前記電極を保護する一般粘着テープを
備えることを特徴とする請求項15に記載の帯電防止及
び電磁波遮蔽型の陰極線管。 - 【請求項17】 (a)パネル全体の表面に透明導電膜
と透明な絶縁体保護膜とをコーティングする段階と、 (b)前記多層膜のうちパネルの無効画面部分無効画面
部分内における前記透明導電膜および透明な絶縁膜の一
部または全体を剥離しつつ導電体コロイドまたはペース
トをその剥離した部分とパネルの側面とに塗って電極を
形成する段階と、 (c)段階(b)において製造された結果物を加熱、焼
成して硬化させる段階と、 (d)形成された電極に、導電性接着剤が塗布されてい
る導電性テープを付けて、当該導電性テープを介して前
記電極と防爆バンドとを電気的に連結する段階とを含む
帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管の製造方法。 - 【請求項18】 前記導電性テープは、無効画面部分内
の透明な絶縁体保護膜の一部または全部を覆うように付
けられることを特徴とする請求項17に記載の帯電防止
及び電磁波遮蔽型の陰極線管の製造方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1020010000665A KR100741053B1 (ko) | 2001-01-05 | 2001-01-05 | 대전 방지 및 전자파 차폐 음극선관 및 그 제조방법 |
KR2001-000665 | 2001-01-05 | ||
KR1020010000666A KR100741054B1 (ko) | 2001-01-05 | 2001-01-05 | 대전 방지 및 전자파 차폐 음극선관 및 그 제조방법 |
KR2001-000666 | 2001-01-05 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002231162A true JP2002231162A (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=26638702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001388256A Withdrawn JP2002231162A (ja) | 2001-01-05 | 2001-12-20 | 帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6566803B2 (ja) |
JP (1) | JP2002231162A (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2804049B2 (ja) | 1988-09-19 | 1998-09-24 | 株式会社日立製作所 | 陰極線管 |
JPH04174945A (ja) | 1990-11-07 | 1992-06-23 | Hitachi Ltd | 帯電防止形陰極線管 |
JPH0541187A (ja) | 1991-08-06 | 1993-02-19 | Sony Corp | 陰極線管 |
JPH08287850A (ja) | 1995-02-14 | 1996-11-01 | Sony Corp | 陰極線管、表示装置および陰極線管の製造方法 |
JPH09213244A (ja) | 1996-01-30 | 1997-08-15 | Nippon Electric Glass Co Ltd | 陰極線管用パネル及びその製造方法 |
-
2001
- 2001-09-26 US US09/962,613 patent/US6566803B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-12-20 JP JP2001388256A patent/JP2002231162A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6566803B2 (en) | 2003-05-20 |
US20020125813A1 (en) | 2002-09-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2804049B2 (ja) | 陰極線管 | |
US4778732A (en) | Electrically conductive glass sheet | |
KR20000022633A (ko) | 전도성 유기고분자의 대전방지막이 형성된 유리기판 및 그 형성방법과 그 도포용액 및 그 도포용액의 제조방법 | |
JPH09180541A (ja) | 導電ペースト並びにそれを用いた導電体及びセラミック基板 | |
JP2002231162A (ja) | 帯電防止及び電磁波遮蔽型の陰極線管及びその製造方法 | |
EP0323118B1 (en) | A cathode ray tube | |
KR100741054B1 (ko) | 대전 방지 및 전자파 차폐 음극선관 및 그 제조방법 | |
JP2001297722A (ja) | 表示装置 | |
KR100741053B1 (ko) | 대전 방지 및 전자파 차폐 음극선관 및 그 제조방법 | |
JP2848389B2 (ja) | 陰極線管 | |
JP2848388B2 (ja) | 陰極線管 | |
EP0283128B1 (en) | Cathode ray tube and method of making the same | |
JP2001126647A (ja) | 陰極線管用パネル及びその製造方法 | |
EP1032019A2 (en) | Cathode-ray tube | |
JP2000251777A (ja) | 陰極線管用パネル及びその製造方法 | |
JPH09213244A (ja) | 陰極線管用パネル及びその製造方法 | |
JPH0268841A (ja) | 帯電防止形陰極線管 | |
JPS6240138A (ja) | 陰極線管 | |
JP2956177B2 (ja) | ガラス製フロントパネル | |
JPH0227556Y2 (ja) | ||
KR20010017188A (ko) | 디스플레이 패널 및 그 제조 방법 | |
JP2553810Y2 (ja) | 電界遮蔽性反射防止多層膜付きパネル | |
JP2001155664A (ja) | カラーブラウン管およびその製造方法 | |
JP2002100310A (ja) | 陰極線管用パネル及びその製造方法 | |
KR980011639A (ko) | 화상표시면판의 코팅층 구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050301 |