JPH0227556Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227556Y2 JPH0227556Y2 JP1982009284U JP928482U JPH0227556Y2 JP H0227556 Y2 JPH0227556 Y2 JP H0227556Y2 JP 1982009284 U JP1982009284 U JP 1982009284U JP 928482 U JP928482 U JP 928482U JP H0227556 Y2 JPH0227556 Y2 JP H0227556Y2
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- Japan
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- electrodes
- pair
- discharge gap
- resistor
- dielectric substrate
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- Expired
Links
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は放電ギヤツプ部を有するCR並列の複
合部品に関する。
合部品に関する。
従来のこの種の複合部品は第１図〜第４図に示
すように、誘電体基板１の上に一対の銀電極２，
２′を設け、その放電ギヤツプ電極部２ａ，２
a′により放電ギヤツプ部３を形成し、また裏面に
は共通銀電極４を設けてコンデンサを形成してい
る。また５は抵抗器、５′は印刷抵抗、６，６′は
リード線、７は外装塗膜である。このCR並列の
複合部品はテレビジヨン受信機のアンテナ回路に
使用され、実装としてはアンテナ端子板に取付け
られる。この場合、長年の間にアンテナ端子板に
すす、ほこり、油などが付着し、従つて前記複合
部品にも同様に付着する。すす、ほこり、油など
が電極２，２′間に付着すると絶縁抵抗の劣化を
起こす。特にこの劣化は外装塗膜７による非被覆
領域と非覆領域の境界部分８において著しい。前
記複合部品には常時AC125Vが印加されているの
で、絶縁抵抗の劣化により、最悪の場合には発火
し、アンテナ端子板、テレビジヨン受信機への延
焼の恐れもある。
すように、誘電体基板１の上に一対の銀電極２，
２′を設け、その放電ギヤツプ電極部２ａ，２
a′により放電ギヤツプ部３を形成し、また裏面に
は共通銀電極４を設けてコンデンサを形成してい
る。また５は抵抗器、５′は印刷抵抗、６，６′は
リード線、７は外装塗膜である。このCR並列の
複合部品はテレビジヨン受信機のアンテナ回路に
使用され、実装としてはアンテナ端子板に取付け
られる。この場合、長年の間にアンテナ端子板に
すす、ほこり、油などが付着し、従つて前記複合
部品にも同様に付着する。すす、ほこり、油など
が電極２，２′間に付着すると絶縁抵抗の劣化を
起こす。特にこの劣化は外装塗膜７による非被覆
領域と非覆領域の境界部分８において著しい。前
記複合部品には常時AC125Vが印加されているの
で、絶縁抵抗の劣化により、最悪の場合には発火
し、アンテナ端子板、テレビジヨン受信機への延
焼の恐れもある。
本考案は以上の点に鑑み、絶縁抵抗の劣化の防
止を図つた複合部品を提供することを目的とす
る。
止を図つた複合部品を提供することを目的とす
る。
以下、本考案の実施例について第５図〜第８図
を用いて説明する。
を用いて説明する。
第５図は本考案における一実施例のCR並列の
複合部品の正面断面図である。図において、９は
誘電体基板、１０，１０′は誘電体基板９上に形
成された一対の銀電極であり、その放電ギヤツプ
電極部１０ａ，１０′ａにより放電ギヤツプ部１
１が形成されている。またこの誘電体基板９の裏
面には、第２図において示したような共通電極が
形成されている。この共通電極と前記一対の銀電
極１０，１０′によりコンデンサが形成される。
１２は例えば高絶縁用シリコン樹脂の印刷により
形成される絶縁体膜で、図示のように一対の銀電
極１０，１０′とリード線１３，１３′との接続部
および放電ギヤツプ電極部１０ａ，１０a′を除
き、誘電体基板９の一対の銀電極１０，１０′の
形成されている面の下部領域に設けられる。１４
はカーボン皮膜抵抗器などの抵抗器で、図示のよ
うにアキシヤルリード型の抵抗器を用いることに
より抵抗器のリード線を前記リード線１３，１
３′として用いることができる。１５は難燃性コ
ーテイング材を塗布して形成される外装塗膜で、
前記絶縁体膜１２の上部を覆うように設けられ
る。この外装塗膜１５には防湿材としてパラフイ
ンを含浸させる。
複合部品の正面断面図である。図において、９は
誘電体基板、１０，１０′は誘電体基板９上に形
成された一対の銀電極であり、その放電ギヤツプ
電極部１０ａ，１０′ａにより放電ギヤツプ部１
１が形成されている。またこの誘電体基板９の裏
面には、第２図において示したような共通電極が
形成されている。この共通電極と前記一対の銀電
極１０，１０′によりコンデンサが形成される。
１２は例えば高絶縁用シリコン樹脂の印刷により
形成される絶縁体膜で、図示のように一対の銀電
極１０，１０′とリード線１３，１３′との接続部
および放電ギヤツプ電極部１０ａ，１０a′を除
き、誘電体基板９の一対の銀電極１０，１０′の
形成されている面の下部領域に設けられる。１４
はカーボン皮膜抵抗器などの抵抗器で、図示のよ
うにアキシヤルリード型の抵抗器を用いることに
より抵抗器のリード線を前記リード線１３，１
３′として用いることができる。１５は難燃性コ
ーテイング材を塗布して形成される外装塗膜で、
前記絶縁体膜１２の上部を覆うように設けられ
る。この外装塗膜１５には防湿材としてパラフイ
ンを含浸させる。
このようにして構成した複合部品は例えばテレ
ビジヨン受信機のアンテナ部に用いられ、感電の
防止や誘電雷のアースへのバイパス路形成に利用
される。
ビジヨン受信機のアンテナ部に用いられ、感電の
防止や誘電雷のアースへのバイパス路形成に利用
される。
第６図に前記実施例の等価回路を示す。また第
７図にトラツキング電圧特性を示す。このトラツ
キング電圧特性は、IEC PUBLICATION 112の
トラツキング性テスト法により測定したものであ
る。このテスト法は第８図に示すように試料１６
に電源１７により電圧を印加し、0.1％の塩化ア
ンモニウム溶液を滴下させ、破壊（1Aの電流が
回路を流れた時）までの滴下数を数えるものであ
る。滴下数が50回のときの電圧をトラツキング指
数（トラツキング電圧）としている。
７図にトラツキング電圧特性を示す。このトラツ
キング電圧特性は、IEC PUBLICATION 112の
トラツキング性テスト法により測定したものであ
る。このテスト法は第８図に示すように試料１６
に電源１７により電圧を印加し、0.1％の塩化ア
ンモニウム溶液を滴下させ、破壊（1Aの電流が
回路を流れた時）までの滴下数を数えるものであ
る。滴下数が50回のときの電圧をトラツキング指
数（トラツキング電圧）としている。
第７図においてＡおよびＢは第１図および第３
図に示した従来の複合部品の特性、Ｃは本考案の
複合部品の特性である。トラツキング指数は従来
の370Vから475Vに向上しており、発火の危険性
が極めて小さくなつている。
図に示した従来の複合部品の特性、Ｃは本考案の
複合部品の特性である。トラツキング指数は従来
の370Vから475Vに向上しており、発火の危険性
が極めて小さくなつている。
以上のように本考案はリード線の接続部および
放電ギヤツプ電極部を除き誘電体基板の一対の電
極の設けられた面の下部領域を絶縁体膜で覆い、
外装塗膜を前記絶縁体膜を一部覆うように設けて
構成したので、絶縁抵抗の劣化を防止することが
でき、テレビジヨン受信機のアンテナ部に用いて
も発火の危険性のない複合部品を提供することが
できる。
放電ギヤツプ電極部を除き誘電体基板の一対の電
極の設けられた面の下部領域を絶縁体膜で覆い、
外装塗膜を前記絶縁体膜を一部覆うように設けて
構成したので、絶縁抵抗の劣化を防止することが
でき、テレビジヨン受信機のアンテナ部に用いて
も発火の危険性のない複合部品を提供することが
できる。
第１図は従来の複合部品の正面断面図、第２図
は同背面断面図、第３図は別の従来の複合部品の
正面断面図、第４図は同背面断面図、第５図は本
考案における一実施例の複合部品の正面断面図、
第６図は同等価回路図、第７図は本考案と従来の
複合部品のトラツキング電圧特性図、第８図はト
ラツキング性テスト法に用いる試験回路図であ
る。 ９……誘電体基板、１０，１０′……銀電極、
１０ａ，１０a′……放電ギヤツプ電極部、１１…
…放電ギヤツプ部、１２……絶縁体膜、１３，１
３′……リード線、１４……抵抗器、１５……外
装塗膜。
は同背面断面図、第３図は別の従来の複合部品の
正面断面図、第４図は同背面断面図、第５図は本
考案における一実施例の複合部品の正面断面図、
第６図は同等価回路図、第７図は本考案と従来の
複合部品のトラツキング電圧特性図、第８図はト
ラツキング性テスト法に用いる試験回路図であ
る。 ９……誘電体基板、１０，１０′……銀電極、
１０ａ，１０a′……放電ギヤツプ電極部、１１…
…放電ギヤツプ部、１２……絶縁体膜、１３，１
３′……リード線、１４……抵抗器、１５……外
装塗膜。
Claims (1)
- 誘電体基板の一面に放電ギヤツプ電極部を有す
る一対の電極を設け、かつ他面に共通電極を設け
てコンデンサを形成し、前記一対の電極相互間を
僑絡する抵抗を設けるとともに前記一対の電極そ
れぞれにリード線を接続し、前記誘電体基板の一
対の電極の設けられた面の下部領域において、前
記リード線の接続部および前記放電ギヤツプ電極
部を除いた部分を絶縁体膜で覆い、かつ外装塗膜
を前記絶縁体膜の一部を覆うように設けて構成し
た複合部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP928482U JPS58111917U (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | 複合部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP928482U JPS58111917U (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | 複合部品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58111917U JPS58111917U (ja) | 1983-07-30 |
| JPH0227556Y2 true JPH0227556Y2 (ja) | 1990-07-25 |
Family
ID=30021937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP928482U Granted JPS58111917U (ja) | 1982-01-25 | 1982-01-25 | 複合部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58111917U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5118435Y2 (ja) * | 1972-05-17 | 1976-05-17 |
-
1982
- 1982-01-25 JP JP928482U patent/JPS58111917U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58111917U (ja) | 1983-07-30 |
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