JP2002231085A - 静電気保護装置 - Google Patents

静電気保護装置

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JP2002231085A
JP2002231085A JP2001028388A JP2001028388A JP2002231085A JP 2002231085 A JP2002231085 A JP 2002231085A JP 2001028388 A JP2001028388 A JP 2001028388A JP 2001028388 A JP2001028388 A JP 2001028388A JP 2002231085 A JP2002231085 A JP 2002231085A
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JP
Japan
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sheet
electrode sheet
light
emitting diode
protection device
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001028388A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Sugiura
令浩 杉浦
Keikichi Chiba
啓吉 千葉
Atsuo Uchikawa
敦雄 内川
Miki Satake
美樹 佐竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PETからなる電極シートに発光ダイオード
を配置して、その発光ダイオードを静電気から保護する
と共に、その発光ダイオードの所望の色を再現する。 【解決手段】 PET電極シート12は、2つに折り曲
げられる。このPET電極シート12には、コの字型の
スリット32が設けられている。スリット32によって
シート12cは、形成される。シート12cは、シート
下面12aにマウント部品の一例として設けられた発光
ダイオード34を覆うような形となる。従って、発光ダ
イオード34が設けられている部分となるシート12c
のみが膨れる。発光ダイオード34が覆われる領域35
のみ、透明とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静電気から電気
部品を保護し、発光ダイオードの自然な発光色を保持す
ることができる静電気保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、TV、VTRなどを遠隔制御する
ためのリモートコントローラや、携帯型のビデオ一体型
VTRなどの操作部に用いられているスイッチブロック
には、ポリミドフレキシブル配線板、またはポリエチレ
ンテレフタレート電極シートを2つに折り曲げたもの、
基板、以上3種類のものが使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ポリエチレンテレフタ
レート電極シートは、一般的には有色である。(ただ
し、電気パターン部以外は、無色透明することができ
る。)そのため、ボタンが発光するような場合、所望の
色を発光する発光ダイオードをマウント部品としてポリ
エチレンテレフタレート電極シートに設けても、所望の
色が再現できなかった。若しくは、所望の色を再現する
ためには、ポリエチレンテレフタレート電極シートの一
部に穴を開ける必要があった。
【0004】また、ポリミドフレキシブル配線板並びに
基板を使用する場合、1枚の配線板または基板上に部品
をマウントするため、発光ダイオードの端子部は、むき
出しの状態となり、この発光ダイオードを静電気から保
護することは不可能であった。
【0005】その問題を解決するために、別部品として
透明なポリエチレンテレフタレート(以下、PETと称
する)からなるシートなどを使用していた。
【0006】従って、この発明の目的は、2つに折り曲
げることにより接点スイッチを形成することができ、且
つ無色透明にもできるPETからなる電極シートに発光
ダイオードを配置して、その発光ダイオードを静電気か
ら保護すると共に、その発光ダイオードの発光色を損な
うことなく再現することができる静電気保護装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、2つに折り曲げて接点スイッチを形成するポリエチ
レンテレフタレートから構成される電極シートと、電気
部品を設ける電極シートの一面と、一部または全部を透
明とする電極シートの他面とを有することを特徴とする
静電気保護装置である。
【0008】2つに折り曲げて接点スイッチを形成する
PET電極シートに、PET電極シートの一面に電気部
品をマウントし、その電気部品に他面のPET電極シー
トを被せることによって、静電気から電気部品を保護す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照して説明する。なお、各図に亘り同じ機能
を有するものには、同一の参照符号を付し、説明の重複
を避ける。図1には、この発明が適用された一実施形態
の携帯型のビデオ一体型VTRを示す。このビデオ一体
型VTR1には、撮影/再生の操作を行うための操作部
2が設けられている。この操作部2は、上ケース11
と、PET電極シート12と、補助板13と、下蓋14
とから構成される。
【0010】上ケース11には、ビデオライトボタン2
1、光伝送ボタン22、停止ボタン23、巻き戻しボタ
ン24、再生ボタン25、早送りボタン26、一時停止
ボタン27が設けられている。一例として、発光ダイオ
ードによって、発光するボタンを光伝送ボタン22と
し、撮像された画像および音声を、光信号へ変換して伝
送されているときに、発光するようになされている。
【0011】PET電極シート12は、図2に示すよう
に、2つに折り曲げられ、ボタンとなる位置のシート下
面12aに接点31aが設けられ、その接点31aと同
じ位置となるようにシート上面12bに接点31bが設
けられている。この接点31aおよび31bで接点スイ
ッチが構成される。
【0012】また、このPET電極シート12には、図
3中の32で示すようにコの字型のスリットが設けられ
ている。スリット32によってシート12cは、形成さ
れる。シート12cは、図4に示すように、シート下面
12aにマウント部品の一例として設けられた発光ダイ
オード34を覆うような形となる。従って、発光ダイオ
ード34が設けられている部分となるシート12cのみ
が膨れる。
【0013】そして、この実施形態では、図5に示すよ
うに、35で示す発光ダイオード34が覆われる領域の
み、透明とする。こうすることによって、発光ダイオー
ド34の発光色を損なうことがなくなる。
【0014】補助板13は、ボタンが押された時に接点
31aおよび31bから構成されるスイッチの誤動作を
防ぎ、且つクリック感を保つためのものである。
【0015】下蓋14は、上ケース11と共に用いて、
PET電極シート12および補助板13を固定させるた
めのものである。
【0016】図5に示すように、シート下面12aに発
光ダイオード34が設けられ、PET電極シート12
は、2つに折り曲げられる。折り曲げられたPET電極
シート12のシート12cの透明となる領域35は、上
述した図4に示すように、発光ダイオード34の上に覆
う。
【0017】ここで、上ケース11に設けられたボタン
と、接点スイッチとの位置関係を図5を参照して説明す
る。図6に示すように、ビデオライトボタン21の中心
と、接点スイッチ31cの中心は、同じ位置となるよう
に配置される。これに対して、発光するボタンである光
伝送ボタン22の中心となる位置には、発光ダイオード
34の中心が配置される。そして、発光ダイオード34
に隣接するように光伝送ボタン22の接点スイッチ31
dが配置される。
【0018】発光するボタンである光伝送ボタン22に
は、ボタンの中央に導光管が設けられている。その導光
管が設けられているため、発光ダイオード34が発光す
ると、光伝送ボタン22は、発光する。また、光伝送ボ
タン22以外のボタンには、導光管が設けられていない
ため、光伝送ボタン22以外のボタンが発光することは
ない。
【0019】この実施形態では、PET電極シート12
のシート上面12bの一部の領域のみ透明としたが、シ
ート上面12bの電気パターンを除く全ての領域を透明
としても良い。
【0020】この実施形態では、スリットを入れること
によって、図7に示すようなPET電極シート12に設
けられたマウント部品の膨らむ部分36を解消してい
る。具体的には、部分36の膨らみのまま使用すると、
その他の周りの部品のマウント位置をずらす恐れがある
ので、スリットを入れて、膨らみ、弛みを抑えている。
【0021】この実施形態では、補助板13を使用して
いるが、上ケース11および下蓋14によって、確実に
PET電極シート12を固定することができるので、必
ずしも設ける必要はない。
【0022】この発明の第2の実施形態を図8に示す。
この第2の実施形態では、PET電極シート12にマウ
ント部品としてスイッチ41が設けられた一例である。
スイッチ41のクリックする位置と対応するPET電極
シート12のシート12cの位置に穴42が設けられて
いる。突部43がその穴42を通過してスイッチ41を
押す。
【0023】この発明の第3の実施形態を図9に示す。
この第3の実施形態では、上述したコの字型のスリット
34ではなく、両脇に並行するスリット34'がシート
上面12bに設けられた一例である。スリット34'を
設けたことにより形成されるシート12dの下側51に
マウント部品が設けられる。このとき、PET電極シー
ト12に設けられるマウント部品は、高さの低い部品と
する。
【0024】この実施形態では、静電気を防ぐ非磁性体
の一例として、PET(ポリエチレンテレフタレート)
からなる電極シートが用いられているが、透明とするこ
とが可能なものであればどのような素材で構成される電
極シートでも良い。
【0025】
【発明の効果】この発明に依れば、PET電極シートを
2つに折り曲げて使用するため、ボタンの隙間などから
侵入する静電気からマウント部品、電極パターンなどを
保護することができる。さらに、PET電極シートに挟
まれたマウント部品が持つ本来の性能を落とすことなく
使用することができる。
【0026】この発明に依れば、製造工程において、従
来のように別途、静電対策として透明シートを使用する
必要がない。従って、その透明シートを貼る工数を削減
することができる。さらに、静電気による電気部品の破
損を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用された携帯型のビデオ一体型V
TRの一実施形態の概略図である。
【図2】この発明の第1の実施形態を説明するための断
面図である。
【図3】この発明の第1の実施形態を説明するための概
略図である。
【図4】この発明の第1の実施形態を説明するための断
面図である。
【図5】この発明の第1の実施形態を説明するための斜
視図である。
【図6】この発明の第1の実施形態を説明するための斜
視図である。
【図7】この発明と比較するための従来例の概略図であ
る。
【図8】この発明の第2の実施形態を説明するための概
略図である。
【図9】この発明の第3の実施形態を説明するための概
略図である。
【符号の説明】
12・・・PET電極シート、32・・・スリット、3
4・・・発光ダイオード、35・・・領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内川 敦雄 愛知県額田郡幸田町大字坂崎字雀ヶ入1 ソニー幸田株式会社内 (72)発明者 佐竹 美樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA11 AC15 AC32 AC61 AC77 AC79 5F041 AA14 AA31 BB13 DC07 DC25 DC84 FF01 5G006 AA01 AZ01 FB29 FB30 FD02 JA01 JB03 JC01 JD03 5G067 AA46 BA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つに折り曲げて接点スイッチを形成す
    るポリエチレンテレフタレートから構成される電極シー
    トと、 電気部品を設ける上記電極シートの一面と、 一部または全部を透明とする上記電極シートの他面とを
    有することを特徴とする静電気保護装置。
  2. 【請求項2】 上記電気部品の位置の周囲となる上記電
    極シートの他面に、コの字型のスリットを備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の静電気保護装置。
  3. 【請求項3】 上記コの字型のスリットにより形成され
    るシートの一部に穴を備えたことを特徴とする請求項2
    に記載の静電気保護装置。
  4. 【請求項4】 上記電気部品の位置の周囲となる上記電
    極シートの他面に、並行するスリットを備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の静電気保護装置。
  5. 【請求項5】 上記電気部品は、発光ダイオードとした
    ことを特徴とする請求項1に記載の静電気保護装置。
JP2001028388A 2001-02-05 2001-02-05 静電気保護装置 Pending JP2002231085A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007266204A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Denki Kagaku Kogyo Kk 金属ベース回路基板およびその製法、ならびにledモジュール

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