JP2002230996A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2002230996A
JP2002230996A JP2001020383A JP2001020383A JP2002230996A JP 2002230996 A JP2002230996 A JP 2002230996A JP 2001020383 A JP2001020383 A JP 2001020383A JP 2001020383 A JP2001020383 A JP 2001020383A JP 2002230996 A JP2002230996 A JP 2002230996A
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JP
Japan
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signal
test
circuit
test mode
response
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JP2001020383A
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English (en)
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Seiji Sawada
誠二 澤田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部ピン数に制限されず多くのテストモード
を備えることが可能な半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 SDRAMにおいてモードレジスタセッ
ト時に外部アドレス信号Ext.A<7>をHレベルに
設定するとアドレス信号によってテストモードを設定で
きる状態となる。シフトレジスタのシフトクロックであ
るテストモードセレクト信号TMSelectを活性化
させるコマンド1つを有しておれば、テストモード信号
TM001〜TM00nのうち所望の1つを活性化させ
る状態に設定することが可能となる。したがって、アド
レス信号の1の組合せをこのコマンドに対応づければ、
アドレス信号の入力ピン数に制限されずテストモードを
増やすことも可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体記憶装置
に関し、より特定的には半導体記憶装置のテストモード
の設定に関する。
【0002】
【従来の技術】シンクロナスダイナミックランダムアク
セスメモリ(SDRAM)におけるテストモードへの設
定方法は、JEDEC(Joint Electron Device Engine
eringCouncil:電子素子標準化委員会)で標準化されて
いる。
【0003】SDRAMでは、制御信号Ext./C
S,Ext./RAS,Ext./CAS,Ext./
WEをすべて“L”レベルに設定することにより、モー
ドレジスタセットコマンドを入力することができる。
【0004】JEDECによる標準仕様では、モードレ
ジスタコマンド入力時にアドレス信号ADD<7>を
“H”に設定しておくことにより、SDRAMはテスト
モードの設定が行なわれることを認識する。このとき
に、アドレス信号ADD<0>〜ADD<6>の組み合
わせによって、SDRAMに種々のテストモードを設定
することが可能である。
【0005】図18は、従来の半導体記憶装置における
テストモードの設定に関する回路構成を示した図であ
る。
【0006】図18を参照して、従来の半導体記憶装置
は、外部クロック信号Ext.CLKを受けて内部クロ
ック信号Int.CLKを出力する入力バッファ532
と、制御信号Ext./CS,Ext./RAS,Ex
t./CAS,Ext./WEを受けて内部制御信号I
nt./CS,Int./RAS,Int./CAS,
Int./WEを出力する制御信号入力バッファ506
と、内部クロック信号Int.CLK,および制御信号
Int./CS,Int./RAS,Int./CA
S,Int./WEに応じて入力コマンドを検出するコ
マンドデコーダ546とを含む。
【0007】制御信号入力バッファ506は、制御信号
Ext./CS,Ext./RAS,Ext./CA
S,Ext./WEをそれぞれ受けて内部制御信号In
t./CS,Int./RAS,Int./CAS,I
nt./WEを出力する入力バッファ534,536,
538,540を含む。
【0008】従来の半導体記憶装置は、さらに、アドレ
スバッファ502と、コマンドデコーダからモードレジ
スタセットコマンド時に活性化される信号MRSを受け
アドレスバッファから内部アドレス信号Int.ADD
<7>を受けてテストモード信号TMRSを出力するA
ND回路548と、テストモード信号TMRSが活性化
されているときにアドレスバッファ502から与えられ
る内部アドレス信号Int.ADD<0:6>に応じて
テストモード信号TM001〜TM00nを出力するテ
ストモードデコーダ552を含む。テストモードデコー
ダ552は、リセット信号RESETの活性化により初
期化される。
【0009】図19は、図18におけるテストモードデ
コーダ552の構成を示した回路図である。
【0010】図19を参照して、テストモードデコーダ
552は、内部アドレス信号Int.A<j>,In
t.A<m>…Int.A<n>を受けるNAND回路
562と、NAND回路562の出力を受けて反転する
インバータ564と、テストモード信号TMRSを受け
て反転するインバータ566と、テストモード信号TM
RSの活性化に応じてインバータ564の出力を受けて
反転するクロックドインバータ568と、クロックドイ
ンバータ568の出力およびリセット信号RESETを
受けてテストモード信号TM00nを出力するNOR回
路570と、NOR回路570の出力を受けて反転しク
ロックドインバータ568の出力ノードに与えるインバ
ータ572とを含む。
【0011】図20は、従来のテストモードへの設定動
作を説明するための動作波形図である。
【0012】図20を参照して、時刻t1では、特にコ
マンド信号は入力されていない。続く時刻t2におい
て、制御信号Ext./CS,Ext./RAS,Ex
t./CAS,Ext./WEがともに“L”レベルに
設定されるとモードレジスタセットコマンドの入力を検
出してコマンドデコーダ546が信号MRSとしてワン
ショットパルスを発生する。このときに内部アドレス信
号Int.A<7>が“H”レベルに設定されていれば
テストモードエントリコマンドが認識され、テストモー
ド信号TMRSとしてワンショットパルスが発生する。
このときの内部アドレス信号Int.A<0:6>の組
合せ、すなわち、設定値V001に応じてテストモード
デコーダ552はテストモード信号TM001を活性化
させる。
【0013】同様に時刻t4においてはテストモードエ
ントリコマンドに応じてテストモード信号TMRSにワ
ンショットパルスが現われる。このときのアドレスの組
合せを変更することにより違うテストモードを設定する
ことが可能となる。たとえばアドレス信号による組合せ
の設定値がV002であるときにテストモード信号TM
002が活性化される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のテストモードの
設定に関する回路構成では、内部アドレス信号の組合せ
によってテストモードの種類が決定される。したがっ
て、外部から与えることが可能なアドレス信号の数によ
って設定可能なテストモードの数が制限されるという問
題点がある。すなわち、アドレスの組合せ以上にテスト
モードの種類を増やすことができないという問題点があ
った。この発明の目的は、外部から与える信号の数によ
らずに多数のテストモードを設けることができる半導体
記憶装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
記憶装置は、複数のテストモードを有する半導体記憶装
置であって、カウント値を保持し、リセット信号に応じ
てカウント値を初期化し、クロック信号に応じてカウン
ト値を増減させるカウント動作を行ない、カウント値に
応じて複数のテストモードにそれぞれ対応する複数のテ
ストモード信号を出力するテスト回路と、複数のテスト
モード信号に応じて複数のテストモードに対応するテス
ト動作を行なう内部回路とを備える。
【0016】請求項2に記載の半導体記憶装置は、請求
項1に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、内部回路
は、行列状に配列された複数のメモリセルを有し、アド
レス信号および制御信号に応じて複数のメモリセルに対
するデータの授受を行なうデータ記憶部を含み、テスト
回路は、アドレス信号および制御信号が所定の第1の設
定に一致した場合にクロック信号に応じて第1のテスト
クロック信号を出力する制御回路と、カウント値を保持
し、リセット信号に応じてカウント値を初期化し、第1
のテストクロック信号に応じてカウント値を増加させる
カウント動作を行なう第1のカウント手段とを含む。
【0017】請求項3に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、第1のカ
ウント手段は、リセット信号に応じて、第1の論理値を
保持する初期状態となり、第1のテストクロック信号に
応じて第1の論理値の反転値を保持する第1の保持回路
と、第1の保持回路の出力を受け、リセット信号に応じ
て、第1の論理値の反転値を保持する初期状態となり、
直列に接続される複数の第2の保持回路とを含み、複数
の第2の保持回路の各々は、第1のテストクロック信号
に同期してデータを受け次段に伝達する。
【0018】請求項4に記載の半導体記憶装置は、請求
項3に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、テスト回
路は、第2のテストクロック信号に応じて第1のカウン
ト手段の出力をラッチするテストモード保持手段をさら
に含み、テストモード保持手段は、アドレス信号および
制御信号が所定の第2の設定に一致した場合にクロック
信号に応じて第2のテストクロック信号を出力するラッ
チ制御回路と、リセット信号に応じて初期化され、複数
の第2の保持回路の出力を第2のテストクロック信号に
応じてそれぞれラッチする複数のラッチ回路とを有す
る。
【0019】請求項5に記載の半導体記憶装置は、請求
項4に記載の半導体記憶装置の構成において、各ラッチ
回路は、リセット信号に応じて第1の論理値の反転値を
保持する初期状態となり、入力に第1の論理値が与えら
れているときに、第2のテストクロック信号が変化する
と第1の論理値を保持し、一旦第1の論理値を保持した
後は、入力に第1の論理値の反転値が与えられている場
合に第2のテストクロック信号が変化しても第1の論理
値を保持しつづける。
【0020】請求項6に記載の半導体記憶装置は、請求
項4に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、テスト回
路は、第3のテストクロック信号の活性化に応じてテス
トモード保持手段の出力を内部回路に出力するテスト信
号出力手段をさらに含む。
【0021】請求項7に記載の半導体記憶装置は、請求
項4に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、テスト回
路は、第2のカウント値を保持し、リセット信号に応じ
て第2のカウント値を初期化し、第3のテストクロック
信号に応じて第2のカウント値を増加させるカウント動
作を行ない、複数の第2の保持回路のうちの第2のカウ
ント値に対応する部分を初期化する第2のカウント手段
をさらに含む。
【0022】請求項8に記載の半導体記憶装置は、請求
項7に記載の半導体記憶装置の構成に加えて、第2のカ
ウント手段は、リセット信号に応じて、第2の論理値を
保持する初期状態となる第3の保持回路と、第3の保持
回路の出力を受け、リセット信号に応じて、第2の論理
値の反転値を保持する初期状態となり、直列に接続され
る複数の第4の保持回路とを含み、複数の第4の保持回
路の各々は、第3のテストクロック信号に同期してデー
タを受け次段に伝達する。
【0023】請求項9に記載の半導体記憶装置は、請求
項7に記載の半導体記憶装置の構成に加えて奏する効果
に加えて、前記テスト回路は、第4のテストクロック信
号の活性化に応じて前記テストモード保持手段の出力を
前記内部回路に出力するテスト信号出力手段をさらに含
む。
【0024】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。
【0025】[実施の形態1]図1は、本発明の半導体
記憶装置1の全体構成を示したブロック図である。
【0026】図1を参照して、半導体記憶装置1は、各
々が行列状に配列される複数のメモリセルを有するメモ
リアレイバンク14#0〜14#3と、外部から与えら
れるアドレス信号Ext.ADD<0:12>およびバ
ンクアドレス信号BA0〜BA1をクロック信号In
t.CLKに同期して取込み、内部行アドレス、内部列
アドレスおよび内部バンクアドレスを出力するアドレス
バッファ2と、外部からクロック信号Ext.CLKお
よびクロックイネーブル信号CKEを受けて半導体記憶
装置内部で用いられるクロック信号Int.CLK、C
LKQを出力するクロックバッファ4と、外部から与え
られる制御信号Ext./CS、Ext./RAS、E
xt./CAS、Ext./WEをクロック信号In
t.CLKに同期して取込む制御信号入力バッファ6と
を含む。
【0027】メモリアレイバンク14#0〜14#3の
各々は、行列状に配置されたメモリセルMCと、メモリ
セルMCの行に対応して設けられる複数のワード線WL
と、メモリセルMCの列に対応して設けられるビット線
対BLPとを含む。
【0028】半導体記憶装置1は、さらに、アドレスバ
ッファ2から内部アドレス信号を受け、かつ、制御信号
入力バッファ6からクロック信号に同期化された制御信
号Int./CS、Int./RAS、Int./CA
S、Int./WEを受けてクロック信号Int.CL
Kに同期して各ブロックに制御信号を出力するコントロ
ール回路と、コントロール回路で認識された動作モード
を保持するモードレジスタとを含む。図1においては、
コントロール回路とモードレジスタとを1つのブロック
8で示す。
【0029】コントロール回路は、テスト信号TM00
1〜TM00nを発生するテスト回路を含んでいる。半
導体記憶装置の種々の検査が容易に実行できるように、
各ブロックは、テスト信号TM001〜TM00nに応
じて制御される。
【0030】半導体記憶装置1は、さらに、メモリアレ
イバンク14#0〜14#3にそれぞれ対応して設けら
れ、アドレスバッファ2から与えられた行アドレス信号
Xをデコードする行デコーダと、これらの行デコーダの
出力信号に従ってメモリアレイバンク14#0〜14#
3の内部のアドレス指定された行(ワード線)を選択状
態へ駆動するためのワードドライバとを含む。図1で
は、行デコーダとワードドライバをまとめてブロック1
0#0〜10#3として示す。
【0031】半導体記憶装置1は、さらに、アドレスバ
ッファ2から与えられた内部列アドレス信号Yをデコー
ドして列選択信号を発生する列デコーダ12#0〜12
#3と、メモリアレイバンク14#0〜14#3の選択
行に接続されるメモリセルのデータの検知および増幅を
行なうセンスアンプ16#0〜16#3とを含む。
【0032】半導体記憶装置1は、さらに、外部から書
込データを受けて内部書込データを生成する入力バッフ
ァ22と、入力バッファ22からの内部書込データを増
幅して選択メモリセルへ伝達するライトドライバと、選
択メモリセルから読出されたデータを増幅するプリアン
プと、このプリアンプからのデータをさらにバッファ処
理して外部に出力する出力バッファ20とを含む。
【0033】プリアンプおよびライトドライバは、メモ
リアレイバンク14#0〜14#3に対応してそれぞれ
設けられている。図1では、プリアンプとライトドライ
バは1つのブロックとしてブロック18#0〜18#3
として示される。
【0034】入力バッファ22は、外部から端子に与え
られるデータDQ0〜DQ15をクロック信号CLKQ
に応じて内部に取込む。
【0035】出力バッファ20は、半導体記憶装置1が
外部にデータを出力するときに、クロック信号CLKQ
に同期してデータDQ0〜DQ15を出力する。
【0036】図2は、図1におけるブロック8のコント
ロール回路が含むテストモード設定に関する構成を説明
するためのブロック図である。
【0037】図2を参照して、半導体記憶装置1は、外
部クロック信号Ext.CLKを受けて内部クロック信
号Int.CLKを出力する入力バッファ32と、制御
信号Ext./CS,Ext./RAS,Ext./C
AS,Ext./WEを受けて内部制御信号Int./
CS,Int./RAS,Int./CAS,Int.
/WEを出力する制御信号入力バッファ6と、内部クロ
ック信号Int.CLKおよび内部制御信号Int./
CS,Int./RAS,Int./CAS,Int.
/WEに応じてコマンドを検出するコマンドデコーダ4
6とを含む。制御信号入力バッファ6は、外部制御信号
Ext./CS,Ext./RAS,Ext./CA
S,Ext./WEをそれぞれ受けて内部制御信号In
t./CS,Int./RAS,Int./CAS,I
nt./WEを出力する入力バッファ34,36,3
8,40を含む。
【0038】半導体記憶装置は、さらに、外部アドレス
信号を受けて内部アドレス信号を出力するアドレスバッ
ファ2を含む。アドレスバッファ2は、外部アドレス信
号Ext.ADD<7>を受けて内部アドレス信号In
t.A<7>を出力する入力バッファ42と、外部アド
レス信号Ext.ADD<0:6>を受けて内部アドレ
ス信号を出力する入力バッファ44とを含む。
【0039】半導体記憶装置は、さらに、コマンドデコ
ーダが出力する信号MRSおよび内部アドレス信号In
t.A<7>を受けて信号TMRSを出力するAND回
路48と、内部アドレス信号Int.A<n>,In
t.A<m>,信号TMRSおよびパワーオンリセット
信号/PORに応じてテストモードセレクト信号TMS
electおよびリセット信号RESETを出力するシ
フト制御回路50と、テストモードセレクト信号TMS
electとリセット信号RESETとに応じてテスト
モード信号TM001〜TM00nを出力するテストモ
ード信号発生回路52とを含む。
【0040】図3は、図2におけるシフト制御回路50
の構成を示した回路図である。シフト制御回路50は、
信号TMRSおよび内部アドレス信号Int.A<n>
を受けるNAND回路62と、NAND回路62の出力
を受けて反転しテストモードセレクト信号TMSele
ctを出力するインバータ64と、信号TMRSおよび
内部アドレス信号Int.A<m>を受けるNAND回
路66と、NAND回路66の出力とパワーオンリセッ
ト信号/PORを受けてリセット信号RESETを出力
するNAND回路68とを含む。
【0041】図4は、図2におけるテストモード信号発
生回路52の構成を示した回路図である。
【0042】図4を参照して、テストモード信号発生回
路52は、リセット信号RESETに応じて保持データ
が“H”に初期化されテストモードセレクト信号TMS
electに応じて保持データが“L”に設定される初
期設定回路72と、初期設定回路72に直列に接続され
るシフト回路74.1〜74.nとを含む。
【0043】シフト回路74.1〜74.nは、リセッ
ト信号RESETに応じて内部データが“L”に初期化
される。シフト回路74.1〜74.nは、テストモー
ドセレクト信号TMSelectに応じて各々の入力に
与えられたテストモード信号を取込んでそれぞれテスト
モード信号TM001〜TM00nを出力する。
【0044】図5は、図4における初期設定回路72の
構成を示した回路図である。図5を参照して、初期設定
回路72は、リセット信号RESETを受けて反転する
インバータ83と、テストモードセレクト信号TMSe
lectを受けて反転するインバータ82と、インバー
タ82の出力を一方の入力に受けてテストモード信号/
TM00を出力するNAND回路88と、NAND回路
88の出力およびインバータ83の出力を受けてテスト
モード信号TM00を出力するNAND回路89とを含
む。NAND回路88の他方の入力には、NAND回路
89の出力が与えられる。
【0045】図6は、図4におけるシフト回路74.1
の構成を示した回路図である。図6を参照して、シフト
回路74.1は、テストモードセレクト信号TMSel
ectを受けて反転するインバータと90と、テストモ
ード信号/TM00とインバータ90の出力とを受ける
NAND回路91と、テストモード信号TM00とイン
バータ90の出力とを受けるNAND回路92と、リセ
ット信号RESETを受けて反転するインバータと93
と、NAND回路91の出力を一方の入力に受けるNA
ND回路94と、NAND回路92、94、インバータ
93の出力を受ける3入力のNAND回路95とを含
む。NAND回路95の出力はNAND回路94の他方
の入力に与えられる。
【0046】シフト回路74は、さらに、テストモード
セレクト信号TMSelectとNAND回路94の出
力とを受けるNAND回路96と、テストモードセレク
ト信号TMSelectとNAND回路95の出力とを
受けるNAND回路97と、NAND回路98の出力を
一方の入力に受けてテストモード信号/TM001を出
力するNAND回路98と、NAND回路97、98、
インバータ93の出力を受けてテストモード信号TM0
01を出力する3入力のNAND回路99とを含む。N
AND回路99の出力はNAND回路98の他方の入力
に与えられる。
【0047】なお、図4のシフト回路74.2〜74.
nは、図6に示したシフト回路74.1と同様な構成を
有するので説明は繰返さない。
【0048】図7は、実施の形態1の半導体記憶装置の
テストモード設定の動作を説明するための動作波形図で
ある。
【0049】図7を参照して、時刻t2において、外部
制御信号Ext./CS,Ext./RAS,Ext.
/CAS,Ext./WEがすべて“L”レベルに設定
されると図2のコマンドデコーダによってモードレジス
タセットコマンドが認識され、クロック信号Ext.C
LKの立上がりに応じて信号MRSにパルスが現れる。
このとき、内部アドレス信号Ext.ADD<7>が
“H”レベルに設定されているので、信号TMRSにワ
ンショットパルスが現われる。
【0050】そして、内部アドレス信号Int.A<
0:6>によって与えられる設定値の設定によってテス
トモードコマンドが入力される。設定値V001であれ
ば図3に示したシフト制御回路50によってリセット信
号RESETが活性化される。すなわち値V001は、
少なくとも図3の内部アドレス信号Int.A<m>が
“H”レベルに設定される設定値である。
【0051】すると、図4に示したテストモード信号発
生回路52の各シフト回路が初期化される。初期状態に
おいて初期設定回路72はテストモード信号TM00と
して“H” レベルを出力しシフト回路74.1〜7
4.nはテストモード信号TM001〜TM00nとし
て“L”レベルを出力する。
【0052】続いて時刻t3において、再びモードレジ
スタセットコマンドが入力され信号TMRSに応じてワ
ンショットパルスが現われる。このときに内部アドレス
信号Int.A<0:6>の設定値V002によってテ
ストモードセレクトコマンドが与えられる。応じてテス
トモードセレクト信号TMSelectが活性化され
る。
【0053】すると、初期設定回路72には“L”の情
報がセットされ、同時にシフト回路74.1〜74.n
は与えられた入力を取込んでデータのシフトを行なう。
すなわち初期設定回路72に保持されていた“H”の情
報はシフト回路74.1に転送される。したがってセレ
クト信号TMSelectの活性化に応じて、テストモ
ード信号TM00が“H”レベルから“L”レベルに立
下がり、テストモード信号TM001が“L”レベルか
ら“H”レベルに立上がる。このようにして第1のテス
トモードが選択される。
【0054】続いて時刻t4において、同様にテストモ
ードセレクトコマンドが与えられ、このときに内部アド
レス信号Int.A<0:6>の設定が設定値V002
であるのでテストモードセレクト信号TMSelect
が活性化され応じてシフト回路74.1〜74.nはシ
フト動作を行なう。すると第1のテストモードは非選択
となり、第2のテストモードが選択される。
【0055】以上説明したように、複数のテストモード
が存在する場合において、シフト回路を数多く設けるこ
とにより、コマンド2種類すなわちテストモードリセッ
トコマンドおよびテストモードセレクトコマンドによっ
て1つのテストモードを選択することが可能となる。こ
のようにすれば外部から与える信号の組合せによってテ
ストモードを指定する場合よりも多数のテストモードを
使用することが可能となる。
【0056】また、実施の形態1では、テストモードリ
セットコマンドを設けているが、電源投入時にパルスと
して出力されるパワーオンリセット信号のみでテストモ
ード回路をリセットするようにすれば上記の2種類のコ
マンドは1種類で済ますことも可能である。
【0057】特に、SDRAMにおいては、モードレジ
スタセット時に外部アドレス信号Ext.A<7>を
“H”レベルに設定するとアドレス信号によってテスト
モードを設定できる状態となる。このとき、アドレス信
号の組合せ1セットによって与えられるコマンド1つで
多くの異なるテストモードに設定することが可能であ
る。つまり、シフトレジスタのシフトクロックであるテ
ストモードセレクト信号TMSelectを活性化させ
るコマンド1つを有しておればテストモード信号TM0
01〜TM00nのうち所望の1つを活性化させる状態
に設定することが可能となる。したがってアドレス信号
の入力ピン数に制限されずテストモードを増やすことが
できる。
【0058】[実施の形態2]実施の形態1では、テス
トモード信号TM001〜TM00nのうち所望の1つ
を活性化させる場合を説明した。しかし、各テストモー
ド信号に所定のテストを対応させた場合に、同時に2以
上のテストを並行して実施したい場合もある。
【0059】このような場合には、新たにシフト回路を
追加して、そのシフト回路に“H”が設定されると、2
つのテストモード信号が活性化されるようなゲート回路
を設けてもよい。
【0060】しかし、この場合は、半導体記憶装置を製
造する前に予め同時に実施するテストの組合せを予測す
ることが必要となる。一方、すべての組合せに対応して
シフト回路を設けるのはテスト回路が複雑になるのであ
まり現実的ではない。
【0061】図8は、実施の形態2におけるテストモー
ド信号発生回路52aの構成を示した回路図である。
【0062】図8を参照して、テストモード信号発生回
路52aは、図4に示したテストモード信号発生回路を
データシフト部102として含み、さらに、テストモー
ド信号TM001〜TM00nを取込み保持するデータ
保持部104を有する。データシフト部102の構成は
図4で説明した構成と同様であり説明は繰返さない。
【0063】データ保持部104は、信号TMRSおよ
び内部アドレス信号Int.A<j>を受けるNAND
回路106と、NAND回路106の出力を受けて信号
ENTERを出力するインバータ108と、リセット信
号RESETに応じて初期化され信号ENTERに応じ
てそれぞれテストモード信号TM001〜TM00nを
取込んでテストモード信号TM01〜TM0nを出力す
るラッチ回路110.1〜110.nとを含む。
【0064】ラッチ回路110.1〜110.nはリセ
ット信号によって保持データが“L”に初期化され、そ
の後は入力信号として“H”が与えられた場合にのみデ
ータをラッチするラッチ回路である。
【0065】図1ではテストモード信号TM001〜T
M00nが各内部回路に与えられていたが、実施の形態
3ではテストモード信号TM1〜TMnが各内部回路に
与えられる。
【0066】図9は、図8におけるラッチ回路110.
1〜110.nとして用いられるラッチ回路110の構
成を示した回路図である。
【0067】図9を参照して、ラッチ回路110は、テ
ストモード信号TM00nおよび信号ENTERを受け
るNAND回路112と、NAND回路112の出力を
受けて反転するインバータ116と、インバータ116
の出力に応じて活性化されテストモード信号TM00n
を受けて反転するクロックドインバータ114と、リセ
ット信号RESETおよびクロックドインバータ114
の出力を受けるNOR回路118と、NOR回路118
の出力を受けて反転しクロックドインバータ114の出
力ノードを駆動するインバータ120とを含む。NOR
回路118の出力はテストモード信号TM0nとなる。
【0068】図10は、実施の形態2の半導体記憶装置
のテストモード設定の動作を説明するための動作波形図
である。
【0069】図10を参照して、時刻t1,t2におい
て、内部アドレス信号の設定値V002に応じてテスト
モードセレクトコマンドが入力されテストモードセレク
ト信号TMSelectにパルスが現われ、図8のデー
タシフト部102の保持データがシフトするのは実施の
形態1の場合と同様であり説明は繰返さない。
【0070】時刻t3において、内部アドレス信号In
t.A<j>が“H”レベルに設定される設定値V00
3が与えられ、信号ENTERが活性化される。する
と、このとき“H”レベルとなっているテストモード信
号TM002がデータ保持部104に取込まれ、その結
果テストモード信号TM02が“L”レベルから“H”
レベルに変化する。
【0071】時刻t4において、再び設定値V002が
与えられデータのシフトが行なわれテストモード信号T
M003が“L”レベルから“H”レベルに立上がる。
【0072】時刻t5において、再び設定値V003が
与えられ信号ENTERが活性化し、このとき“H”レ
ベルとなっている信号TM003の設定がテストモード
信号TM03として取込まれる。この結果時刻t5にお
いてはテストモード信号TM02およびテストモード信
号TM03が“H”レベルに設定されることになる。
【0073】シフト部に保持された“H”データがテス
トモードセレクトコマンドの入力に応じて順次シフトす
る構成を採用した場合、すなわちテストモードセレクト
コマンドの入力回数をシフトレジスタによってカウント
する場合には、各レジスタをテストモード信号に対応さ
せるとわかりやすい。
【0074】実施の形態2の半導体記憶装置では、以上
説明したように、信号ENTERを活性化させるテスト
モードエンターコマンドを設けることにより、テストモ
ード信号をデータ保持部104に保持させるので、シフ
トレジスタを用いた構成でも複数のテストモード信号を
同時に活性化させることができる。したがって、複数の
テストモードが同時に選択可能となる。
【0075】[実施の形態3]実施の形態2の場合で
は、テストモード信号を同時に活性化させるための構成
を説明した。しかし、たとえば、第1〜第3のテストが
あった場合に、第2、第3のテストを同時に実施したい
とき、実施の形態2の場合では、テストモードの設定の
経過において、第2のテストに対応するテストモード信
号のみが活性化される場合がある。このような、設定の
途中段階では、テストモード信号を出力しない方が望ま
しい場合もある。
【0076】図11は、実施の形態3の半導体記憶装置
で用いられるテストモード信号発生回路52bの構成を
示した回路図である。
【0077】図11を参照して、テストモード信号発生
回路52bは、図8で示したテストモード信号発生回路
52aの構成においてテストモード信号TM01〜TM
0nを受けてテストモード信号TM1〜TMnを出力す
るデータ伝達部130をさらに含む。図1ではテストモ
ード信号TM001〜TM00nが各内部回路に与えら
れていたが、実施の形態3ではテストモード信号TM1
〜TMnが各内部回路に与えられる。他の部分の構成は
図8で示したテストモード信号発生回路52aと同様で
あり説明は繰返さない。
【0078】データ伝達部130は、信号TMRSおよ
び内部アドレス信号Int.A<k>を受けるNAND
回路132と、リセット信号RESETを受けて反転す
るインバータ131と、一方の入力にNAND回路13
2の出力を受け、信号ENABLEを出力するNAND
回路134と、信号ENABLEとインバータ131の
出力を受けるNAND回路133とを含む。NAND回
路134の他方の入力は、NAND回路133の出力を
受ける。
【0079】データ伝達部130は、さらに、イネーブ
ル信号ENABLEの活性化に応じてテストモード信号
TM01〜TM0nをそれぞれ受けテストモード信号T
M1〜TMnを出力するテスト信号出力回路136.1
〜136.nとを含む。
【0080】図12は、図11におけるテスト信号出力
回路136.1〜136.nとして用いられるテスト信
号出力回路136の構成を示した回路図である。
【0081】図12を参照して、テスト信号出力回路1
36は、イネーブル信号ENABLEを受けて反転する
インバータ142と、イネーブル信号ENABLEの活
性化に応じてテストモード信号TM0nを伝達するトラ
ンスミッションゲート144と、トランスミッションゲ
ート144によって伝達されるテストモード信号TM0
nとイネーブル信号ENABLEとを受けるNAND回
路146と、NAND回路146の出力を受けて反転し
テストモード信号TMnを出力するインバータ148と
を含む。
【0082】図13は、実施の形態3の半導体記憶装置
のテストモードの設定動作を説明するための動作波形図
である。
【0083】図11、図13を参照して、時刻t1にお
いて、内部アドレス信号によって設定値V002が与え
られ、応じてテストモードセレクト信号TMSelec
tが活性化し、テストモード信号TM001が活性化さ
れる。続いて時刻t2において、同様にテストモードセ
レクト信号TMSelectが活性化され応じてテスト
モード信号TM001は非活性化され、代わりにテスト
モード信号TM002が活性化される。
【0084】時刻t3において、内部アドレス信号によ
って設定値V003が与えられるため、信号ENTER
が活性化し、このとき“H”レベルとなっているテスト
モード信号TM002の値がラッチ回路110に取込ま
れ、その結果テストモード信号TM02が“L”レベル
から“H”レベルに活性化される。
【0085】時刻t4において、シフト回路によるシフ
ト動作が行なわれた結果テストモード信号TM002は
立下がり、代わりにテストモード信号TM003が
“H”レベルに活性化される。
【0086】続いて時刻t5において、再び設定値V0
03に応じて信号ENTERが活性化され、その結果テ
ストモード信号TM03が“L”レベルから“H”レベ
ルに活性化する。時刻t1〜t5によって設定したいテ
ストモードがデータ保持部104に設定されたため、時
刻t6において、内部アドレス信号によって設定値V0
04が与えられるとイネーブル信号ENABLEが活性
化しデータ伝達部130にデータ保持部104のデータ
が取込まれる。その結果テストモード信号TM2,TM
3が“L”レベルから“H”レベルに活性化される。
【0087】実施の形態2の場合においては、設定値V
003に対応するテストモードエンターコマンドを入力
するとテストモードが設定されてしまうため、たとえば
第2のテストと第3のテストとを同時に実施したい場合
であっても、図13の時刻t3〜t5の間は第2のテス
トのみが実行されている状態になってしまう。
【0088】実施の形態3では、テストモードイネーブ
ルコマンドを設けイネーブル信号ENABLEによって
データを出力するデータ伝達部130を設けることによ
り、テストモード選択中はテストモードが設定されず、
テストモードの選択が完了した後にテストモードに設定
されるように動作を制御することが可能となる。
【0089】なお、実施の形態3では、図8で示した実
施の形態2のテストモード信号発生回路52aを変形す
る場合を説明しているが、図4で説明した実施の形態1
のテストモード信号発生回路に図11におけるデータ伝
達部130を付加することによっても同様な効果が得ら
れる。
【0090】[実施の形態4]図14は、実施の形態4
の半導体記憶装置のテスト信号の設定に関する構成を説
明するためのブロック図である。
【0091】図14を参照して、実施の形態4の半導体
記憶装置は、図2で示した実施の形態1の半導体記憶装
置のテスト設定に関連する構成においてシフト制御回路
50およびテストモード信号発生回路52に代えてシフ
ト制御回路50c,テストモード信号発生回路52cを
含む。
【0092】シフト制御回路50cは、入力バッファ4
4から内部アドレス信号Int.A<n>,Int.A
<m>,Int.A<p>を受けテストモードリセット
セレクト信号TMRSelectを出力する点が図2の
シフト制御回路50と異なる。
【0093】テストモード信号発生回路52cは、シフ
ト制御回路50cからテストモードリセットセレクト信
号TMRSelect,テストモードセレクト信号TM
Selectおよびリセット信号RESETを受けてテ
ストモード信号TM01〜TM0nを出力する点がテス
トモード信号発生回路52と異なる。
【0094】図14の他の構成は、図2で示した構成と
同様であるので説明は繰返さない。図15は、図14に
おけるシフト制御回路50cの構成を示した回路図であ
る。
【0095】図15を参照して、シフト制御回路50c
は、図3に示したシフト制御回路50の構成に加えて信
号TMRSおよび内部アドレス信号Int.A<p>を
受けるNAND回路162と、NAND回路162の出
力を受けて反転しテストモードリセットセレクト信号T
MRSelectを出力するインバータ164とをさら
に含む。他の構成は、図3に示したシフト制御回路50
と同様であり説明は繰返さない。
【0096】図16は、図14におけるテストモード信
号発生回路52cの構成を示した回路図である。
【0097】図16を参照して、テストモード信号発生
回路52cは、図4に示したテストモード信号発生回路
52をデータシフト部102として含み、さらにリセッ
トするラッチの位置情報をシフトするデータシフト部1
72と、データシフト部102および172の出力に応
じてデータがセットされるデータ保持部104cを含
む。
【0098】データシフト部172は、リセット信号R
ESETの活性化に応じてデータ“H”がセットされる
初期設定回路182と、初期設定回路182の出力を受
ける直列に接続されたシフト回路184.1〜182.
nとを含む。
【0099】初期設定回路182は図5で示した初期設
定回路72と同様の構成を有しており、また、シフト回
路184.1〜184.nは図6で示したシフト回路7
4と同様な構成を有しているため、これらの説明は繰返
さない。
【0100】データ保持部104cは、信号TMRSお
よび内部アドレス信号Int.A<j>を受けるNAN
D回路106と、NAND回路106の出力を受けて反
転し信号ENTERを出力するインバータ108と、信
号TMRSおよび内部アドレス信号Int.A<i>を
受けるNAND回路174と、NAND回路174の出
力を受けて反転し信号RENTERを出力するインバー
タ176とを含む。
【0101】データ保持部104cは、さらに、テスト
モードリセット信号TMR001および信号RENTE
Rを受けるAND回路178.1と、テストモード信号
TMR00nと信号RENTERとを受けるAND回路
178.nとを含む。
【0102】データ保持部104cは、さらに、信号E
NTERの活性化に応じてテストモード信号TM001
を取込み、AND回路178.1が出力するテストモー
ドリセット信号TMR01に応じて保持データのクリア
を行なうラッチ回路110.1と、信号ENTERの活
性化に応じてテストモード信号TM00nを取込み、A
ND回路178.nが出力するテストモードリセット信
号TMR0nに応じて保持データのクリアを行なうラッ
チ回路110.nとを含む。
【0103】なお、ラッチ回路110.1〜110.n
は、図9で示したラッチ回路110と同様な構成を有し
ているため説明は繰返さない。
【0104】図17は、実施の形態4の半導体記憶装置
のテストモード設定の動作を説明するための動作波形図
である。
【0105】図17を参照して、時刻t1、t2におい
て、データシフト部102におけるデータのシフトが行
なわれテストモード信号TM002が“H”となる状態
となる。
【0106】時刻t3において、信号ENTERが活性
化され、それに応じてテストモード信号TM02が
“H”レベルになる。
【0107】時刻t4において、再びテストモードセレ
クト信号TMSelectが活性化され、応じてデータ
シフト部102においてデータのシフトが行なわれテス
トモード信号TM003が“H”レベルの状態となる。
【0108】続いて時刻t5において、信号ENTER
が活性化されテストモード信号TM03が“H”レベル
となる。この状態において第2のテストモードと第3の
テストモードが同時に選択され必要なテストが行なわれ
ることになる。
【0109】以降はこの設定された第2のテストモード
および第3のテストモードをリセットする動作が行なわ
れる。
【0110】まず時刻t6において、設定値V005に
よってテストモードリセットセレクトコマンドが入力さ
れた結果、テストモードリセットセレクト信号TMRS
electの活性化に応じて信号TMR001が“L”
レベルから“H”レベルに活性化され、続いて時刻t7
において、再びコマンド入力に応じてテストモードリセ
ットセレクト信号TMRSelectが活性化されるの
でテストモードリセット信号TMR002が“H”レベ
ルの状態となる。
【0111】時刻t8において、設定値V006によっ
てテストモードリセットエントリコマンドが入力される
ことにより信号RENTERが活性化し信号TMR02
が活性化されるので、テストモード信号TM02は
“L”レベルにリセットされる。
【0112】同様に時刻t9において、信号TMR00
3が“H”レベルの状態に設定し、続いて時刻t10に
おいて、信号RENTERの活性化に応じて信号TMR
03が活性化し、応じてテストモード信号TM03が
“L”レベルにリセットされる。
【0113】以上説明したように、実施の形態4では、
テストモードへの設定だけではなくテストモードのリセ
ットも同様に所定のコマンドを入力することにより実施
することができる。このように、テストモードへの設定
だけでなくリセットも選択可能とすることにより、テス
トモードへのエントリ/リセットをよりフレキシブルに
行なうことが可能となる。
【0114】なお、図16におけるラッチ回路110.
1〜110.nの出力部分に、図11におけるデータ伝
達部130を付加することによって、実施の形態3の場
合と同様に、テストモード選択中はテストモードが設定
されず、テストモードの選択が完了した後にテストモー
ドに設定されるように動作を制御することも可能とな
る。
【0115】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0116】
【発明の効果】請求項1、2に記載の半導体記憶装置
は、外部からアドレス信号等を与える端子数に制限され
ることなく、多くのテストモードを設けることが可能で
ある。
【0117】請求項3に記載の半導体記憶装置は、請求
項2に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、テ
ストモードを選択するためのシフトクロックが入力され
ると“H”を出力する保持回路の位置が順にシフトする
ので、クロックを計数するカウント手段の保持回路の出
力をそのままテストモードの設定信号に用いることがで
きる。
【0118】請求項4、5に記載の半導体記憶装置は、
請求項3に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え
て、複数のテストを同時に行ないたい場合に、複数のテ
ストモード信号を同時に活性化させることが可能とな
る。
【0119】請求項6に記載の半導体記憶装置は、請求
項4に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、テ
ストモードの選択の中途段階において、不完全な設定を
内部回路に出力しないので、目的のテストを正確に行な
うことができる。
【0120】請求項7、8に記載の半導体記憶装置は、
請求項4に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加え
て、複数のテストモード信号を同時に活性化させた後で
あっても、選択的に任意のテストモード信号の非活性化
を行なうことができる。
【0121】請求項9に記載の半導体記憶装置は、請求
項7に記載の半導体記憶装置の奏する効果に加えて、テ
ストモードの選択の中途段階において、不完全な設定を
内部回路に出力しないので、目的のテストを正確に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の半導体記憶装置1の全体構成を示し
たブロック図である。
【図2】 図1におけるブロック8のコントロール回路
が含むテストモード設定に関する構成を説明するための
ブロック図である。
【図3】 図2におけるシフト制御回路50の構成を示
した回路図である。
【図4】 図2におけるテストモード信号発生回路52
の構成を示した回路図である。
【図5】 図4における初期設定回路72の構成を示し
た回路図である。
【図6】 図4におけるシフト回路74.1の構成を示
した回路図である。
【図7】 実施の形態1の半導体記憶装置のテストモー
ド設定の動作を説明するための動作波形図である。
【図8】 実施の形態2におけるテストモード信号発生
回路52aの構成を示した回路図である。
【図9】 図8におけるラッチ回路110.1〜11
0.nとして用いられるラッチ回路110の構成を示し
た回路図である。
【図10】 実施の形態2の半導体記憶装置のテストモ
ード設定の動作を説明するための動作波形図である。
【図11】 実施の形態3の半導体記憶装置で用いられ
るテストモード信号発生回路52bの構成を示した回路
図である。
【図12】 図11におけるテスト信号出力回路13
6.1〜136.nとして用いられるテスト信号出力回
路136の構成を示した回路図である。
【図13】 実施の形態3の半導体記憶装置のテストモ
ード設定の動作を説明するための動作波形図である。
【図14】 実施の形態4の半導体記憶装置のテスト信
号の設定に関する構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図15】 図14におけるシフト制御回路50cの構
成を示した回路図である。
【図16】 図14におけるテストモード信号発生回路
52cの構成を示した回路図である。
【図17】 実施の形態4の半導体記憶装置のテストモ
ード設定の動作を説明するための動作波形図である。
【図18】 従来の半導体記憶装置におけるテストモー
ドの設定に関する回路構成を示した図である。
【図19】 図18におけるテストモードデコーダ55
2の構成を示した回路図である。
【図20】 従来のテストモードエントリの動作を説明
するための動作波形図である。
【符号の説明】
1 半導体記憶装置、2 アドレスバッファ、4 クロ
ックバッファ、6 制御信号入力バッファ、8,10,
18 ブロック、12 列デコーダ、14 メモリアレ
イバンク、16 センスアンプ、20 出力バッファ、
22,32,34,36,38,40,42,44 入
力バッファ、46 コマンドデコーダ、48,178
AND回路、50,50c シフト制御回路、52,5
2a,52b,52c テストモード信号発生回路、6
2,66,68,81,82,84〜89,91,9
2,94〜99,106,112,132,162,1
74NAND回路、64,80,83,90,93,1
08,116,120,134,142,146,14
8,164,176 インバータ、72,184初期設
定回路、74,182 シフト回路、102,172
データシフト部、104,104c データ保持部、1
10 ラッチ回路、114 クロックドインバータ、1
18 NOR回路、130 データ伝達部、136 テ
スト信号出力回路、144 トランスミッションゲー
ト、BLP ビット線対、MC メモリセル、WL ワ
ード線。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のテストモードを有する半導体記憶
    装置であって、 カウント値を保持し、リセット信号に応じて前記カウン
    ト値を初期化し、クロック信号に応じて前記カウント値
    を増減させるカウント動作を行ない、前記カウント値に
    応じて前記複数のテストモードにそれぞれ対応する複数
    のテストモード信号を出力するテスト回路と、 前記複数のテストモード信号に応じて前記複数のテスト
    モードに対応するテスト動作を行なう内部回路とを備え
    る、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記内部回路は、 行列状に配列された複数のメモリセルを有し、アドレス
    信号および制御信号に応じて前記複数のメモリセルに対
    するデータの授受を行なうデータ記憶部を含み、 前記テスト回路は、 前記アドレス信号および前記制御信号が所定の第1の設
    定に一致した場合に前記クロック信号に応じて第1のテ
    ストクロック信号を出力する制御回路と、 前記カウント値を保持し、前記リセット信号に応じて前
    記カウント値を初期化し、前記第1のテストクロック信
    号に応じて前記カウント値を増加させるカウント動作を
    行なう第1のカウント手段とを含む、請求項1に記載の
    半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のカウント手段は、 前記リセット信号に応じて、第1の論理値を保持する初
    期状態となり、前記第1のテストクロック信号に応じて
    前記第1の論理値の反転値を保持する第1の保持回路
    と、 前記第1の保持回路の出力を受け、前記リセット信号に
    応じて、前記第1の論理値の反転値を保持する初期状態
    となり、直列に接続される複数の第2の保持回路とを含
    み、 前記複数の第2の保持回路の各々は、前記第1のテスト
    クロック信号に同期してデータを受け次段に伝達する、
    請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記テスト回路は、 第2のテストクロック信号に応じて前記第1のカウント
    手段の出力をラッチするテストモード保持手段をさらに
    含み、 前記テストモード保持手段は、 前記アドレス信号および前記制御信号が所定の第2の設
    定に一致した場合に前記クロック信号に応じて前記第2
    のテストクロック信号を出力するラッチ制御回路と、 前記リセット信号に応じて初期化され、前記複数の第2
    の保持回路の出力を前記第2のテストクロック信号に応
    じてそれぞれラッチする複数のラッチ回路とを有する、
    請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 各前記ラッチ回路は、前記リセット信号
    に応じて前記第1の論理値の反転値を保持する初期状態
    となり、入力に前記第1の論理値が与えられているとき
    に、前記第2のテストクロック信号が変化すると前記第
    1の論理値を保持し、一旦前記第1の論理値を保持した
    後は、入力に前記第1の論理値の反転値が与えられてい
    る場合に前記第2のテストクロック信号が変化しても前
    記第1の論理値を保持しつづける、請求項4に記載の半
    導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記テスト回路は、 第3のテストクロック信号の活性化に応じて前記テスト
    モード保持手段の出力を前記内部回路に出力するテスト
    信号出力手段をさらに含む、請求項4に記載の半導体記
    憶装置。
  7. 【請求項7】 前記テスト回路は、 第2のカウント値を保持し、前記リセット信号に応じて
    前記第2のカウント値を初期化し、第3のテストクロッ
    ク信号に応じて前記第2のカウント値を増加させるカウ
    ント動作を行ない、前記複数の第2の保持回路のうちの
    前記第2のカウント値に対応する部分を初期化する第2
    のカウント手段をさらに含む、請求項4に記載の半導体
    記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記第2のカウント手段は、 前記リセット信号に応じて、第2の論理値を保持する初
    期状態となる第3の保持回路と、 前記第3の保持回路の出力を受け、前記リセット信号に
    応じて、前記第2の論理値の反転値を保持する初期状態
    となり、直列に接続される複数の第4の保持回路とを含
    み、 前記複数の第4の保持回路の各々は、前記第3のテスト
    クロック信号に同期してデータを受け次段に伝達する、
    請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記テスト回路は、 第4のテストクロック信号の活性化に応じて前記テスト
    モード保持手段の出力を前記内部回路に出力するテスト
    信号出力手段をさらに含む、請求項7に記載の半導体記
    憶装置。
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