JP2002230540A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

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JP2002230540A
JP2002230540A JP2001026301A JP2001026301A JP2002230540A JP 2002230540 A JP2002230540 A JP 2002230540A JP 2001026301 A JP2001026301 A JP 2001026301A JP 2001026301 A JP2001026301 A JP 2001026301A JP 2002230540 A JP2002230540 A JP 2002230540A
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pixel
label
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temporary
effective pixel
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JP2001026301A
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Manabu Akamatsu
学 赤松
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1次元SIMD型プロセッサを用いて仮ラベ
リング処理を行う場合において、同一ラインの連結情報
を反映した仮ラベリング処理を効率良く行う。 【解決手段】 4連結の画像に対して1次元SIMD型
プロセッサを用いて仮ラベリング処理を実施する場合
に、SIMD型プロセッサの各PEは、PE_NUM3
1のPE番号を参照しつつ、入力画像33の画素配列に
おける斜め方向の画素ごとに並列に、1画素上の隣接画
素と1画素左の隣接画素に対して既に付されたラベル値
を参照して仮ラベリング処理を行うとともに、各PEが
処理する注目画素に対して新たなラベルを付する場合に
は、PE_LABEL32のラベル値に基づいてPE独
自のラベル値を付すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像中におい
て画素が連結する連結画素成分ごとに異なるラベルを付
けるラベリング処理を行う画像処理方法に関し、特に1
次元SIMD(Single Instruction stream Multiple Da
ta stream)型プロセッサを用いてラベリング処理におけ
る仮ラベリング処理を行う画像処理方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】2値画像処理の基礎手法の一つとして、
連結画素成分ごとに異なるラベルを付けるラベリング処
理が知られている。このラベリング処理の概念について
図26を用いて説明する。ここでは、4連結におけるラ
ベリング処理の場合を例に採っている。
【0003】図26(A)に示す例えば2値画像からな
る入力画像に対し、連結している画素に同一のラベルを
付するラベリング処理として、先ず、同図(B)に点線
の矢印で示す処理順序に沿って注目画素に対して順次仮
ラベルを付す。このとき、同図(C)に示すように、異
なる仮ラベル(本例では、画素Pのラベル)が同一の連
結画像と判断した場合、その異なるラベルが同一である
ということを示す同一ラベル情報(本例では、<1,2
>)として保持する仮ラベリング処理を実施する。そし
て、その仮ラベルと上記同一ラベル情報とから、同図
(D)に示すように、再度ラベルを付する再ラベリング
処理を実施する。
【0004】このように、仮ラベリング処理と再ラベリ
ング処理とからなるラベリング処理において、仮ラベリ
ング処理での演算処理を、1次元SIMD型プロセッサ
を用いて行うようにした技術が知られている(例えば、
特開平7−192130号公報参照)。この従来技術で
は、1次元SIMD型プロセッサに入力された1ライン
分の画素に対して主走査方向の連結情報については主走
査方向に連続している画素の画素数(ラン)を基に演算
することで、仮ラベリング処理での演算処理の高速化を
図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、1次元SI
MD型プロセッサは、基本的に、プロセッサエレメント
(以下、PEと略称する)が1次元状に多数配列された
構成となっている。そして、各PEは同時に同一の命令
を実行するようになっている。したがって、同一ライン
の前画素の処理結果を利用して注目画素について処理す
る逐次処理をSIMD型プロセッサで高速に実行するの
は難しい。
【0006】このような観点から、上述した従来技術で
は、特開平7−192130号公報におけるラン(主走
査方向に連続している画素の画素数)を算出するために
は、同一ラインにおける前画素の情報を基に算出する処
理を行わなければならないことから、仮ラベリング処理
においてSIMD型プロセッサの有効性を充分に引き出
すことは困難であると考えられる。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、1次元SIMD型プ
ロセッサを用いて仮ラベリング処理を行う場合におい
て、同一ラインの連結情報を反映した仮ラベリング処理
を効率良く実施可能な画像処理方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、入力画像中
における連結画素成分に対するラベリング処理を1次元
SIMD型プロセッサを用いて並列に行う画像処理にお
いて、1次元SIMD型プロセッサの複数のPEに対し
て入力画像の画素配列における斜め方向の画素ごとに並
列に、隣接画素に対して既に付されたラベルを参照して
ラベリング処理を行うとともに、各PEが処理する注目
画素に対して新たなラベルを付する場合には当該PE独
自のラベルを付けるようにする。
【0009】入力画像の画素配列における斜め方向の画
素ごとに並列にラベリング処理を行うことで、注目画素
の連結の有無かを判定するのに必要な隣接画素について
は、注目画素よりも先にラベリング処理が行われる。し
たがって、注目画素については、隣接画素に対して既に
付されたラベルを参照してラベリング処理を行うこと
で、同一ラインの前画素の情報を基にラン(主走査方向
に連続している画素の画素数)を算出する処理を行わな
くて済むため、1次元SIMD型プロセッサを用いて同
一ラインの連結情報を反映した仮ラベリング処理を有効
に実施できる。しかも、各PEが処理する注目画素に対
して新たなラベルを付する場合には、当該PE独自のラ
ベルを付けることで、異なる連結画素成分に対して必ず
異なるラベルを付与できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明による画像処理方法が適用
される画像処理装置の構成例を示すブロック図である。
本例に係る画像処理装置は、例えば2値画像からなる入
力画像に対して注目画素に順次仮ラベル(例えば、番
号)を付する仮ラベリング処理部11と、この仮ラベリ
ング処理11での処理結果に基づいて再度ラベルを付す
る再ラベリング部12とを有する構成となっている。
【0012】この画像処理装置において、仮ラベリング
処理部11は、1次元SIMD型プロセッサを用いて仮
ラベリング処理を並列に行う。具体的には、注目画素に
対して順次仮ラベルを付し、異なる仮ラベルが同一の連
結画像と判断した場合に、異なるラベルが同一であると
いうことを示す同一ラベル情報として保持する。再ラベ
リング部12は、仮ラベリング処理部11での仮ラベル
と同一ラベル情報とから再度ラベルを付する。
【0013】図2に、1次元SIMD型プロセッサの構
造の一例を示す。このSIMD型プロセッサは、複数個
のPE(プロセッサエレメント)からなるプロセッサエ
レメント群21と、PE数と同じ段数の転送段からなる
データ入力レジスタ22と、同様にPE数と同じ段数の
転送段からなるデータ出力レジスタ23とを有する構造
となっている。
【0014】本発明による画像処理方法は、上記構成の
画像処理装置において、1次元SIMD型プロセッサを
用いて実施される仮ラベリング処理部11での具体的な
処理方法、即ち仮ラベリング処理の処理方法を特徴とし
ている。以下、その具体的な実施形態について説明す
る。
【0015】なお、本例に係る画像処理装置は、図3
(A)に示すように、1次元SIMD型プロセッサの各
PEがそれぞれ参照できる記憶領域PE_NUM31
(以下、単にPE_NUM31と記す)と記憶領域PE
_LABEL32(以下、単にPE_LABEL32と
記す)とを有するメモリ(図示せず)を具備するものとす
る。ここで、PE_NUM31は各PEそれぞれを区別
するため割り振られたPE番号を保持する領域であり、
PE_LABEL32は各PE毎のラベル値を保持する
領域である。
【0016】[第1実施形態]先ず、本発明による画像
処理方法の第1実施形態について説明する。この第1実
施形態では、4連結の画像に対して仮ラベリング処理を
実施する場合について説明する。
【0017】ここで、4連結とは、図4(A)に示すよ
うに、注目画素に対して上下左右のいずれかの画素と連
結している状態をいう。この4連結の場合には、注目画
素に対して図の左から右へ、また図の上から下へ順に走
査が行われることから、図4(B)に示すように、注目
画素に対して1画素上の隣接画素と1画素左の隣接画素
の2つの隣接画素についての情報さえあれば、注目画素
が連結しているか否か判定することができる。
【0018】本実施形態において、PE_NUM31お
よびPE_LABEL32の初期値を次のように設定す
る。つまり、図3(A)に示すように、左端のPEに対
応するPE_NUM31を“0”として右向きに
“1”,“2”,…とし、PE_LABEL32はすべ
て“1”とする。
【0019】図3(B)は、図3(A)の入力画像33
の画素配列において、各画素に対する各PEにおける処
理順序を示したものである。すなわち、図3(B)の処
理順序において、同一の数字はその数字に対応した入力
画像の各画素について各PEが同時に処理することを意
味している。ここで、この処理順序のように、各PEに
対して各画素の処理順序を斜め方向に選択した理由は、
図4(B)に示すように、4連結の場合に注目画素に対
して1画素上の隣接画素と1画素左の隣接画素の情報さ
えあれば、注目画素の連結の有無を判定することができ
るためである。
【0020】すなわち、入力画像33の画素配列に対し
て同一に処理する画素を図3(B)の処理順序のように
選択すると、注目画素に対して必要な情報、即ち注目画
素に対して1画素上の隣接画素と1画素左の隣接画素の
情報を事前に知ることができる。図3(B)の処理順序
については、PE_NUM31のPE番号と入力画像の
画素配列における主走査方向(水平方向)および副走査
方向(垂直方向)の画素数で決定することができる。
【0021】また、入力画像の画素配列において、各P
Eに対して各画素の処理順序を斜め方向に選択するに
は、SIMD型プロセッサは図2には示していないが、
各PEが参照できるメモリ領域を有していることから、
例えば、このメモリ領域に入力画像データをあらかじめ
所定ライン数分だけ格納しておき、プロセッサの制御の
もとに、画素配列におけるPE_NUM31のPE番号
に対応する列ごとに、処理順序が同一の斜め方向の各画
素の情報をPE_NUM31に読み出すようにすれば良
い。
【0022】図5は、図3(B)の処理順序における3
番目の処理を模式的に示したものである。図5(A)に
おいて、実線51は各PEが処理する画素の位置を示し
ており、画素52は有効画素である。図5(B)は、図
3(B)の処理順序における3番目の処理後の仮ラベル
値を示したものである。
【0023】図3(A)に示した入力画像33に対して
図3(B)の処理順序で処理した場合、1番目および2
番目の処理時には有効画素は存在せず、3番目で初めて
有効画素が現れる。有効画素が存在しない場合、仮ラベ
ル値は“00”を付加することとする。また、有効画素
52に対してその1画素上の位置と1画素左の位置には
有効画素が存在しないため、新たに仮ラベル値“11”
を付加する。
【0024】仮ラベルの値は、PE_NUM31とPE
_LABEL32との組み合わせで決定する。つまり、
最初の“1”はPE_NUM31の値であり、次の
“1”はPE_LABEL32の値とする。PE_NU
M31=“1”のPEにおいて新しいラベルを付加した
のでPE_NUM31=“1”に対応したPEにおける
PE_LABEL32を“1”から“2”に変更する。
【0025】図6は、図3(B)の処理順序における4
番目の処理を模式的に示したものである。図6(A)に
おいて、実線61は各PEが処理する画素の位置を示し
ており、画素62は有効画素である。図6(B)は、図
3(B)の処理順序における4番目の処理後の仮ラベル
値を示したものである。
【0026】有効画素62に対してその1画素上の位置
に有効画素52が存在するため、当該有効画素52の仮
ラベル値“11”を有効画素62に付加する。この際、
仮ラベル値“11”は有効画素52の値を伝播したもの
なので、PE_NUM31=“1”に対応したPEにお
けるPE_LABEL32は変更しない。
【0027】図7は、図3(B)の処理順序における5
番目の処理を模式的に示したものである。図7(A)に
おいて、実線71は各PEが処理する画素の位置を示し
ており、画素72および73は有効画素である。図7
(B)は、図3(B)の処理順序における5番目の処理
後の仮ラベル値を示したものである。
【0028】有効画素72に対してその1画素上の位置
に有効画素62が存在するため、当該有効画素62の仮
ラベル値“11”を有効画素72に付加する。この際、
仮ラベル値“11”は有効画素62の値を伝播したもの
なので、PE_NUM=“1”に対応したPEにおける
PE_LABELは変更しない。
【0029】また、有効画素73に対してその1画素上
の位置と1画素左の位置には有効画素が存在しないた
め、新たに仮ラベル値“31”を付加する。この仮ラベ
ルの値は、PE_NUM31とPE_LABEL32と
の組み合わせで決定する。つまり、最初の“3”はPE
_NUM31の値であり、次の“1”はPE_LABE
L32の値とする。PE_NUM31=“3”のPEに
おいて新しいラベルを付加したのでPE_NUM31=
“3”に対応したPEにおけるPE_LABEL32を
“1”から“2”に変更する。
【0030】図8は、図3(B)の処理順序における6
番目の処理を模式的に示したものである。図8(A)に
おいて、実線81は各PEが処理する画素の位置を示し
ており、画素82,83は有効画素である。図8(B)
は、図3(B)の処理順序における6番目の処理後の仮
ラベル値を示したものである。
【0031】有効画素82に対してその1画素左の位置
に有効画素72が存在するため、当該有効画素72の仮
ラベル値“11”を有効画素82に付加する。この際、
仮ラベル値“11”は有効画素72の値を伝播したもの
なので、PE_NUM=“2”に対応したPEにおける
PE_LABEL32は変更しない。また、有効画素8
3に対してその1画素左の位置に有効画素73が存在す
るため、当該有効画素73の仮ラベル“31”を有効画
素83に付加する。この際、仮ラベル値“31”は有効
画素73の値を伝播したものなので、PE_NUM=
“4”に対応したPEにおけるPE_LABEL32は
変更しない。
【0032】図9は、図3(B)の処理順序における7
番目の処理を模式的に示したものである。図9(A)に
おいて、実線91は各PEが処理する画素の位置を示し
ており、画素92,93,94は有効画素である。図9
(B)は、図3(B)の処理順序における7番目の処理
後の仮ラベル値を示したものである。
【0033】有効画素92に対してその1画素左の位置
に有効画素82が存在するため、当該有効画素82の仮
ラベル値“11”を有効画素92に付加する。この際、
仮ラベル値“11”は有効画素82の値を伝播したもの
なので、PE_NUM=“3”に対応したPEにおける
PE_LABEL32は変更しない。また、有効画素9
3に対してその1画素上の位置に有効画素83が存在す
るため、当該有効画素83の仮ラベル“31”を有効画
素93に付加する。この際、仮ラベル値“31”は有効
画素83の値を伝播したものなので、PE_NUM=
“4”に対応したPEにおけるPE_LABEL32は
変更しない。
【0034】また、有効画素94に対してその1画素上
の位置と1画素左の位置には有効画素が存在しないた
め、新たに仮ラベル値“12”を付加する。この仮ラベ
ルの値は、PE_NUM31とPE_LABEL32と
の組み合わせで決定する。つまり、最初の“1”はPE
_NUM31の値であり、次の“2”はPE_LABE
L32の値とする。PE_NUM31=“1”のPEに
おいて新しいラベルを付加したので、PE_NUM31
=“1”に対応したPEにおけるPE_LABEL32
を“2”から“3”に変更する。
【0035】図10は、図3(B)の処理順序における
8番目の処理を模式的に示したものである。図10
(A)において、実線101は各PEが処理する画素の
位畳を示しており、画素102,103,104は有効
画素である。図10(B)は、図3(B)の処理順序に
おける8番目の処理後の仮ラベル値および同一ラベル情
報を示したものである。
【0036】有効画素102に対してその1画素上の位
置に有効画素92が存在するため、当該有効画素92の
仮ラベル値“11”を有効画素102に付加する。この
際、仮ラベル値“11”は有効画素92の値を伝播した
ものなので、PE_NUM=“3”に対応したPEにお
けるPE_LABEL32は変更しない。
【0037】また、有効画素103に対してその1画素
左の位量に有効画素92が、1画素上の位置に有効画素
93が存在する。ここで、有効画素92の仮ラベル値
“11”と有効画素93の仮ラベル値“31”とは異な
るが、有効画素103にて連結していることが分かった
ため、同一ラベル情報<11,31>を保持し、有効画
素103の仮ラベル値は“11”とする。この際、仮ラ
ベル値“11”は有効画素92の値を伝播したものなの
で、PE_NUM=“4”に対応したPEにおけるPE
_LABEL32は変更しない。
【0038】また、有効画素104に対してその1画素
左の位置に有効画素94が存在するため、当該有効画素
94の仮ラベル値“12”を有効画素104に付加す
る。この際、仮ラベル値“12”は有効画素94の値を
伝播したものなので、PE_NUM=“2”に対応した
PEにおけるPE_LABEL32は変更しない。
【0039】図3(B)の処理順序における9番目の処
理では有効画素が存在しないため、仮ラベル値として
“00”を付加する。
【0040】図11は、図3(B)の処理順序における
10番目の処理を模式的に示したものである。図11
(A)において、実線111は各PEが処理する画素の
位置を示しており、画素112は有効画素である。図1
1(B)は、図3(B)の処理順序における10番目の
処理後の仮ラベル値を示したものである。
【0041】有効画素112に対してその1画素上の位
置と1画素左の位置には有効画素が存在しないため、新
たに仮ラベル値“41”を付加する。この仮ラベルの値
は、PE_NUM31とPE_LABEL32との組み
合わせで決定する。つまり、最初の“4”はPE_NU
M31の値であり、次の“1”はPE_LABEL32
の値とする。また、PE_NUM31=“4”のPEに
おいて、新しいラベルを付加したのでPE_NUM31
=“4”に対応したPEにおけるPE_LABEL32
を“1”から“2”に変更する。
【0042】図3(B)の処理順序における11番目お
よび12番目の処理では有効画素が存在しないため、仮
ラベル値として“00”を付加する。
【0043】上述した一連の処理手順により、その全処
理終了後の仮ラベルおよび同一ラベル情報は、図12に
示したようになる。また、同一ラベル情報<11,31
>が保持される。
【0044】このように、4連結の画像に対して1次元
SIMD型プロセッサを用いて仮ラベリング処理を実施
するに際し、入力画像の画素配列における斜め方向の画
素ごとに並列に仮ラベリング処理を行うことで、同一ラ
インの前画素の情報を基にランを算出する処理を行わな
くて済むため、1次元SIMD型プロセッサを用いて同
一ラインの連結情報を反映した仮ラベリング処理を有効
に行うことができる。しかも、各PEが処理する注目画
素に対して新たなラベルを付する場合には、当該PE独
自のラベルを付けることで、異なる連結画素成分に対し
て必ず異なるラベルを付与できるため、4連結における
仮ラベル処理を正しく実施できる。
【0045】[第2実施形態]次に、本発明による画像
処理方法の第2実施形態について説明する。この第2実
施形態では、8連結の画像に対して仮ラベリング処理を
実施する場合について説明する。
【0046】ここで、8連結とは、図13(A)に示す
ように、注目画素に対して周辺8画素のいずれかの画素
と連結している状態をいう。この8連結の場合には、注
目画素に対して図の左から右へ、また図の上から下へ順
に走査が行われることから、図13(B)に示すよう
に、注目画素に対して位置131,132,133,1
34の4つの隣接画素の情報さえあれば、注目画素が連
結しているか否か判定することができる。
【0047】本実施形態において、PE_NUM31お
よびPE_LABEL32の初期値を次のように設定す
る。つまり、図14(A)に示すように、左端のPEに
対応するPE_NUM31を“0”として右向きに
“1”,“2”,…とし、PE_LABEL32はすべ
て“1”とする。
【0048】図14(B)は、図14(A)の入力画像
33の画素配列において、各画素に対する各PEにおけ
る処理順序を示したものである。すなわち、図14
(B)の処理順序において、同一の数字はその数字に対
応した入力画像の各画素について各PEが同時に処理す
ることを意味している。ここで、この処理順序のよう
に、各PEに対して各画素の処理順序を斜め方向に選択
した理由は、図13(B)に示すように、8連結の場合
には注目画素に対して位置131,132,133,1
34の4つの隣接画素の情報さえあれば、注目画素の連
結の有無を判定することができるためである。
【0049】すなわち、入力画像の画素配列に対して同
一に処理する画素を図14(B)の処理順序のように選
択すると、注目画素に対して必要な情報、即ち4つの隣
接画素131,132,133,134の情報を事前に
知ることができる。図14(B)の処理順序について
は、PE_NUM31のPE番号と入力画像の画素配列
における主走査方向および副走査方向の画素数で決定す
ることができる。
【0050】図14(A)に示した入力画像に対して図
14(B)の処理順序で処理した場合、1番目、2番目
および3番目の処理時には有効画素は存在せず、4番目
で初めて有効画素が現れる。有効画素が存在しない場
合、仮ラベルは“00”を付加することとする。
【0051】図15は、図14(B)の処理順序におけ
る4番目の処理を模式的に示したものである。図15
(A)において、実線151は各PEが処理する画素の
位置を示しており、画素152は有効画素である。な
お、点線153は各PEに対して処理順序を斜め方向に
選択する際に、各PEが処理を行わない画素の位置を示
しており、以下、図16〜図24においても同様とす
る。図15(B)は、図14(B)の処理順序における
4番目の処理後の仮ラベル値を示したものである。
【0052】有効画素152に対して図13(B)に示
す参照領域131,132,133,134の各位置に
は有効画素が存在しないため、新たに仮ラベル値“1
1”を付加する。この仮ラベルの値は、PE_NUM3
1とPE_LABEL32との組み合わせで決定する。
つまり、最初の“1”はPE_NUM31の値であり、
次の“1”はPE_LABEL32の値とする。PE_
NUM31=“1”のPEにおいて新しいラベルを付加
したのでPE_NUM31=“1”に対応したPEにお
けるPE_LABEL32を“1”から“2”に変更す
る。
【0053】図14(B)の処理順序における5番目の
処理時には有効画素は存在せず、仮ラベルは“00”を
付加する。
【0054】図16は、図14(B)の処理順序におけ
る6番目の処理を模式的に示したものである。図16
(A)において、実線161は各PEが処理する画素の
位置を示しており、画素162,163は有効画素であ
る。図16(B)は、図14(B)の処理順序における
6番目の処理後の仮ラベル値を示したものである。
【0055】有効画素162に対して図13(B)に示
す参照領域132の位置に有効画素152が存在するた
め、当該有効画素152の仮ラベル値“11”を有効画
素162に付加する。この際、仮ラベル値“11”は有
効画素152の値を伝播したものなので、PE_NUM
31=“1”に対応したPEにおけるPE_LABEL
32は変更しない。
【0056】また、有効画素163に対して図13
(B)に示す参照領域131,132,133,134
の各位置には有効画素が存在しないため、新たに仮ラベ
ル値“31”を付加する。この仮ラベルの値は、PE_
NUM31とPE_LABEL32との組み合わせで決
定する。つまり、最初の“3”はPE_NUM31の値
であり、次の“1”はPE_LABEL32の値とす
る。PE_NUM31=“1”のPEにおいて新しいラ
ベルを付加したのでPE_NUM31=“3”に対応し
たPEにおけるPE_LABEL32を“1”から
“2”に変更する。
【0057】図17は、図14(B)の処理順序におけ
る7番目の処理を模式的に示したものである。図17
(A)において、実線171は各PEが処理する画素の
位置を示しており、画素172は有効画素である。図1
7(B)は、図14(B)の処理順序における7番目の
処理後の仮ラベル値を示したものである。
【0058】有効画素172に対して図13(B)に示
す参照領域134の位置に有効画素163が存在するた
め、当該有効画素163の仮ラベル値“31”を有効画
素172に付加する。この際、仮ラベル値“31”は有
効画素163の値を伝播したものなので、PE_NUM
31=“4”に対応したPEにおけるPE_LABEL
32は変更しない。
【0059】図18は、図14(B)の処理順序におけ
る8番目の処理を模式的に示したものである。図18
(A)において、実線181は各PEが処理する画素の
位置を示しており、画素182は有効画素である。図1
8(B)は、図14(B)の処理順序における8番目の
処理後の仮ラベル値を示したものである。
【0060】有効画素182に対して図13(B)に示
す参照領域132の位置に有効画素162が存在するた
め、当該有効画素162の仮ラベル値“11”を有効画
素182に付加する。この際、仮ラベル値“11”は有
効画素162の値を伝播したものなので、PE_NUM
31=“1”に対応したPEにおけるPE_LABEL
32は変更しない。
【0061】図19は、図14(B)の処理順序におけ
る9番目の処理を模式的に示したものである。図19
(A)において、実線191は各PEが処理する画素の
位置を示しており、画素192,193は有効画素であ
る。図19(B)は、図14(B)の処理順序における
9番目の処理後の仮ラベル値を示したものである。
【0062】有効画素192に対して図13(B)に示
す参照領域131,134の位置に有効画素182,1
52が存在し、これら画素182,152の仮ラベルの
値が共に“11”であるため、有効画素192には仮ラ
ベル値“11”を付加する。この際、仮ラベル値“1
1”は有効画素182または162の値を伝播したもの
なので、PE_NUM31=“2”に対応したPEにお
けるPE_LABEL32は変更しない。
【0063】また、有効画素193に対して図13
(B)に示す参照領域131,132の位置に有効画素
163,172が存在し、これら画素163,172の
仮ラベルの値が共に“31”であるため、有効画素19
3には仮ラベル値“31”を付加する。この際、仮ラベ
ル値“31”は有効画素163または172の値を伝播
したものなので、PE_NUM31=“4”に対応した
PEにおけるPE_LABEL32は変更しない。
【0064】図20は、図14(B)の処理順序におけ
る10番目の処理を模式的に示したものである。図20
(A)において、実線201は各PEが処理する画素の
位置を示しており、画素202は有効画素である。図2
0(B)は、図14(B)の処理順序における10番目
の処理後の仮ラベル値を示したものである。
【0065】有効画素202に対して図13(B)に示
す参照領域134の位置に有効画素192と参照領域1
33の位置に193が存在する。有効画素192の仮ラ
ベル値“11”と有効画素193の仮ラベル値“31”
とは異なるが、有効画素202にて連結していることが
分かったため、同一ラベル情報<11,31>を保持
し、有効画素202の仮ラベル値は“11”とする。こ
の際、仮ラベル値“11”は有効画素192の値を伝播
したものなので、PE_NUM31=“3”に対応した
PEにおけるPE_LABEL32は変更しない。
【0066】図21は、図14(B)の処理順序におけ
る11番目の処理を模式的に示したものである。図21
(A)において、実線211は各PEが処理する画素の
位置を示しており、画素212は有効画素である。図2
1(B)は、図14(B)の処理順序における11番目
の処理後の仮ラベル値を示したものである。
【0067】有効画素212に対して図13(B)に示
す参照領域132の位置に有効画素193と参照領域1
34の位置に有効画素202が存在する。有効画素20
2の仮ラベル値“11”と有効画素193の仮ラベル値
“31”とは異なるが、10番目の処理で仮ラベル“1
1”と仮ラベル“31”とは同一のものと判断されたた
め、有効画素212の仮ラベル値は“11”とする。こ
の際、仮ラベル値“11”は有効画素202の値を伝播
したものなので、PE_NUM31=“4”に対応した
PEにおけるPE_LABEL32は変更しない。
【0068】図22は、図14(B)の処理順序におけ
る12番目の処理を模式的に示したものである。図22
(A)において、実線221は各PEが処理する画素の
位置を示しており、画素222,223は有効画素であ
る。図22(B)は、図14(B)の処理順序における
12番目の処理後の仮ラベル値を示したものである。
【0069】有効画素222に対して図13(B)に示
す参照領域131,132,133の各位置に有効画素
192,202,212が存在し、これら画素192,
202,212の各仮ラベル値はすべて“11”である
ため、有効画素222には仮ラベル値“11”を付加す
る。この際、仮ラベル値“11”は有効画素192,2
02,212の値を伝播したものなので、PE_NUM
31=“3”に対応したPEにおけるPE_LABEL
32は変更しない。
【0070】また、有効画素223に対して図13
(B)に示す参照領域131,132,133,134
の各位置には有効画素が存在しないため、新たに仮ラベ
ル値“12”を付加する。この仮ラベルの値はPE_N
UM31とPE_LABEL32との組み合わせで決定
する。つまり、最初の“1”はPE_NUM31の値で
あり、次の“2”はPE_LABEL32の値とする。
PE_NUM31=“1”のPEにおいて新しいラベル
を付加したのでPE_NUM31=“1”に対応したP
EにおけるPE_LABEL32を“2”から“3”に
変更する。
【0071】図23は、図14(B)の処理順序におけ
る13番目の処理を模式的に示したものである。図23
(A)において、実線231は各PEが処理する画素の
位置を示しており、画素232は有効画素である。図2
3(B)は、図14(B)の処理順序における13番目
の処理後の仮ラベル値を示したものである。
【0072】有効画素232に対して図13(B)に示
す参照領域134の位置に有効画素223と参照領域1
33の位置に有効画素222が存在する。有効画素22
2の仮ラベル値“11”と有効画素223の仮ラベル値
“12”とは異なるが、有効画素232にて連結してい
ることが分かったため、同一ラベル情報<11,12>
を保持し、有効画素232の仮ラベル値は“11”とす
る。この際、仮ラベル値“11”は有効画素222の値
を伝播したものなので、PE_NUM31=“2”に対
応したPEにおけるPE_LABEL32は変更しな
い。
【0073】図14(B)の処理順序における14番目
の処理時には有効画素は存在せず、仮ラベルは“00”
を付加する。
【0074】図24は、図14(B)の処理順序におけ
る15番目の処理を模式的に示したものである。図24
(A)において、実線241は各PEが処理する画素の
位置を示しており、画素242は有効画素である。図2
4(B)は、図14(B)の処理順序における15番目
の処理後の仮ラベル値を示したものである。
【0075】有効画素242に対して図13(B)に示
す参照領域131の位置に有効画素222が存在するた
め、当該有効画素222の仮ラベル値“11”を有効画
素242に付加する。この際、仮ラベル値“11”は有
効画素222の値を伝播したものなので、PE_NUM
31=“4”に対応したPEにおけるPE_LABEL
32は変更しない。
【0076】図14(B)の処理順序における16番
目、17番目および18番目の処理では有効画素が存在
しないため、仮ラベル値として“00”を付加する。
【0077】上述した一連の処理手順により、その全処
理終了後の仮ラベルおよび同一ラベル情報は、図25に
示したようになる。また、同一ラベル情報<11,31
>,<11,12>が保持される。
【0078】このように、8連結の画像に対して1次元
SIMD型プロセッサを用いて仮ラベリング処理を実施
するに際し、入力画像の画素配列における斜め方向の画
素ごとに並列に仮ラベリング処理を行うことで、4連結
の場合と同様に、1次元SIMD型プロセッサを用いて
同一ラインの連結情報を反映した仮ラベリング処理を有
効に行うことができ、しかも各PEが処理する注目画素
に対して新たなラベルを付する場合には、当該PE独自
のラベルを付けることで、8連結における仮ラベル処理
を正しく実施できる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1次元SIMD型プロセッサを用いて同一ラインの連結
情報を反映した仮ラベリング処理を効率良く実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される画素処理装置の構成例を
示すブロック図である。
【図2】 1次元SIMD型プロセッサの構造の一例を
示すブロック図である。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る画像処理方法を
説明するための模式図であり、(A)は入力画像を、
(B)は処理順序をそれぞれ示している。
【図4】 4連結の説明図である。
【図5】 第1実施形態に係る画像処理方法での3番目
の処理を模式的に示した図であり、(A)は3番目の処
理時の有効画素を、(B)は3番目の処理後の仮ラベル
値をそれぞれ示している。
【図6】 第1実施形態に係る画像処理方法での4番目
の処理を模式的に示した図であり、(A)は4番目の処
理時の有効画素を、(B)は4番目の処理後の仮ラベル
値をそれぞれ示している。
【図7】 第1実施形態に係る画像処理方法での5番目
の処理を模式的に示した図であり、(A)は5番目の処
理時の有効画素を、(B)は5番目の処理後の仮ラベル
値をそれぞれ示している。
【図8】 第1実施形態に係る画像処理方法での6番目
の処理を模式的に示した図であり、(A)は6番目の処
理時の有効画素を、(B)は6番目の処理後の仮ラベル
値をそれぞれ示している。
【図9】 第1実施形態に係る画像処理方法での7番目
の処理を模式的に示した図であり、(A)は7番目の処
理時の有効画素を、(B)は7番目の処理後の仮ラベル
値をそれぞれ示している。
【図10】 第1実施形態に係る画像処理方法での8番
目の処理を模式的に示した図であり、(A)は8番目の
処理時の有効画素を、(B)は8番目の処理後の仮ラベ
ル値をそれぞれ示している。
【図11】 第1実施形態に係る画像処理方法での10
番目の処理を模式的に示した図であり、(A)は10番
目の処理時の有効画素を、(B)は10番目の処理後の
仮ラベル値をそれぞれ示している。
【図12】 第1実施形態に係る画像処理方法における
仮ラベリングの最終結果を示す図である。
【図13】 8連結の説明図である。
【図14】 本発明の第1実施形態に係る画像処理方法
を説明するための模式図であり、(A)は入力画像を、
(B)は処理順序をそれぞれ示している。
【図15】 第2実施形態における4番目の処理を模式
的に示した図であり、(A)は4番目の処理時の有効画
素を、(B)は4番目の処理後の仮ラベル値をそれぞれ
示している。
【図16】 第2実施形態に係る画像処理方法での6番
目の処理を模式的に示した図であり、(A)は6番目の
処理時の有効画素を、(B)は6番目の処理後の仮ラベ
ル値をそれぞれ示している。
【図17】 第2実施形態に係る画像処理方法での7番
目の処理を模式的に示した図であり、(A)は7番目の
処理時の有効画素を、(B)は7番目の処理後の仮ラベ
ル値をそれぞれ示している。
【図18】 第2実施形態に係る画像処理方法での8番
目の処理を模式的に示した図であり、(A)は8番目の
処理時の有効画素を、(B)は8番目の処理後の仮ラベ
ル値をそれぞれ示している。
【図19】 第2実施形態に係る画像処理方法での9番
目の処理を模式的に示した図であり、(A)は9番目の
処理時の有効画素を、(B)は9番目の処理後の仮ラベ
ル値をそれぞれ示している。
【図20】 第2実施形態に係る画像処理方法での10
番目の処理を模式的に示した図であり、(A)は10番
目の処理時の有効画素を、(B)は10番目の処理後の
仮ラベル値をそれぞれ示している。
【図21】 第2実施形態に係る画像処理方法での11
番目の処理を模式的に示した図であり、(A)は11番
目の処理時の有効画素を、(B)は11番目の処理後の
仮ラベル値をそれぞれ示している。
【図22】 第2実施形態に係る画像処理方法での12
番目の処理を模式的に示した図であり、(A)は12番
目の処理時の有効画素を、(B)は12番目の処理後の
仮ラベル値をそれぞれ示している。
【図23】 第2実施形態に係る画像処理方法での13
番目の処理を模式的に示した図であり、(A)は13番
目の処理時の有効画素を、(B)は13番目の処理後の
仮ラベル値をそれぞれ示している。
【図24】 第2実施形態に係る画像処理方法での15
番目の処理を模式的に示した図であり、(A)は15番
目の処理時の有効画素を、(B)は15番目の処理後の
仮ラベル値をそれぞれ示している。
【図25】 第2実施形態に係る画像処理方法における
仮ラベリングの最終結果を示す図である。
【図26】 ラベリング処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
11…仮ラベリング処理部、12…再ラベリング処理
部、21…プロセッサエレメント群、22…データ入力
レジスタ、23…データ出力レジスタ、31…記憶領域
PE_NUM、32…記憶領域PE_LABEL、33
…入力画像

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像中における連結画素成分に対す
    るラベリング処理を1次元SIMD型プロセッサを用い
    て並列に行う画像処理方法であって、 前記1次元SIMD型プロセッサの複数のプロセッサエ
    レメントに対して入力画像の画素配列における斜め方向
    の画素ごとに並列に、隣接画素に対して既に付されたラ
    ベルを参照して前記ラベリング処理を行うとともに、 各プロセッサエレメントが処理する注目画素に対して新
    たなラベルを付する場合には当該プロセッサエレメント
    独自のラベルを付けることを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 前記入力画像の画素配列における斜め方
    向の角度は任意に設定可能であることを特徴とする請求
    項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記入力画像の画素配列における斜め方
    向の角度は、当該画素配列における垂直方向および水平
    方向それぞれの画素数と前記複数のプロセッサエレメン
    トそれぞれに対応したプロセッサエレメント番号とに基
    づいて決定されることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の画像処理方法。
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