JP2002230179A - 総合衛生管理システム及びそのためのコンピュータ・プログラム - Google Patents

総合衛生管理システム及びそのためのコンピュータ・プログラム

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JP2002230179A
JP2002230179A JP2001024263A JP2001024263A JP2002230179A JP 2002230179 A JP2002230179 A JP 2002230179A JP 2001024263 A JP2001024263 A JP 2001024263A JP 2001024263 A JP2001024263 A JP 2001024263A JP 2002230179 A JP2002230179 A JP 2002230179A
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food
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Hideaki Kiba
秀明 木庭
Masatoshi Nakanishi
正敏 中西
Shigeru Arai
茲 荒井
Fumito Katagiri
史人 片桐
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Johnson Professional Co Ltd
Teepol Ltd
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Johnson Professional Co Ltd
Teepol Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被監視事業所において、製品・サービス・オ
ーディティングをカスタマイズし、食品衛生に関する総
合衛生管理システムを提供すること。 【解決手段】 食品を保存及び/又は加工する厨房機械
器具や設備等の食品処理機器を備えた少なくとも1つの
顧客1と、監視センタ3と、顧客1と監視センタ3とを
接続する通信網2とを有する総合衛生管理システムにお
いて、顧客1は、それぞれの食品処理機器の動作状態を
検出する検出手段1−11〜1−18と、該検出手段か
ら出力される動作データを監視センタ3へ自動的に送出
するパソコン1−1とを備え、監視センタ3は、顧客1
から動作データを受信して、食品処理機器が動作異常で
あるか否かを判定すると共に、所定の期間に蓄積された
動作データに基づいて顧客1の衛生管理に対する衛生管
理の維持状態と改善提案を行う手段3−1、3−2を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、食品衛生に関す
る総合的な常時衛生管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、遠隔装置の集中管理におい
て、配線の容易化や費用の低減、故障時の迅速な対応を
目的とする技術が公知であり、例えば特開昭56−88
511号公報には、複数の被温度制御機器側にA/D変
換機能と冷凍源の駆動機能を持たせた端末装置を夫々設
け、これら端末装置とCPUとを直列に接続することに
より、配線工事の容易化を図る冷凍装置の集中温度制御
装置が記載されている。
【0003】特公昭62−22061号公報は、各冷凍
装置に端末装置を設けると共に、伝送器を介して共通に
接続された集中制御装置を設けることにより、集中制御
装置が故障しても直ちに冷凍装置の制御が停止しないよ
うにする冷凍装置の集中温度制御装置を開示している。
【0004】特開昭56−155406号公報には、集
中制御装置と各冷凍・空調装置の入出力データを同時処
理することにより、プログラム効率を良くすると共に、
配線工事費の低減を図る集中温度制御装置が記載されて
いる。
【0005】特開昭63−161897号公報は、事故
発生時に事故発生前後の電流データを故障履歴データと
して保存することにより、事故時の電動機電流データの
保存や解析を可能とする電動機電流群の集中監視装置を
開示し、特開平1−33689号公報には、センサから
の信号を入力処理する入力装置をセンサ側に分散設置
し、且つ各装置間の同期を取ることにより、布線費用の
削減、状変記録の正確化を図る集中監視システムの同期
化方式が開示されている。
【0006】また、機器の総合的な管理に関する技術と
しては、ビル内の空調、照明、防災・防犯、情報通信等
の機器を、設備単位又は領域毎に総合管理又は遠隔管理
する技術として、例えば、特開平5−324655号公
報は、オフィスビル内の各設備を統合して管理するシス
テムに関し、空調、照明、防災・防犯、情報通信の設備
を一体化したものを分散配置して、これらの管理制御を
単位領域ごとに独立して実行可能にするビル内設備総合
管理システムを開示し、特開平11−119388号公
報は、ビル等の施設の管理システムと接続されたサーバ
がルータを介してインターネットに接続されて他のサー
バからアクセスされる遠隔管理システムにおいて、イン
ターネットを介してビル管理等の遠隔監視・制御システ
ムとインターネットのサーバとを連携することができる
ようにする遠隔管理システムを開示している。
【0007】一方、食品の生産加工全般にわたる食品生
産情報を収集して総合的な管理情報を出力する技術とし
て、特開平11−160160号公報は、食品の生産加
工全般における温度管理を遠隔管理するため、食品の生
産加工全般に亘る食品の冷蔵庫や冷凍庫等での保管温
度、輸送中における環境温度履歴や使用設備等の食品生
産情報を収集して記録媒体に自動記録することにより、
総合的な管理情報を出力して、食品衛生の総合的な管理
などに活用可能にする食品生産情報収集管理システムを
開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、食品事故の多発
による事業者の衛生意識が高まりはしても、従来の管理
手法であるHACCPはあまりにも煩雑であって企業内
に定着させることは難しかった。また、衛生管理は自主
管理に依存する面が強く存在し、衛生管理が充分行われ
ているかどうかをチェックする機能も殆ど存在しないの
が現状である。加えて、衛生管理に対する従業員教育を
充分行うことが難しく、そのための有効なプログラムが
組めないという問題もある。HACCPにおいては、冷
蔵庫、冷凍庫等の温度管理に代表される機械器具類の温
度チェック作業やデータの記録・管理をおこなわなけれ
ばならない。担当者にとって、これらに費やされる時間
は多大なものであった。
【0009】なお、HACCPはHA(危害分析)とC
CP(重要管理点)の略であり、食品の製造・生産プロ
セスにおいて食品の安全性に重大な危害を与える原因を
確実にコントロールしていく手法として、国際的に広く
認められている、食品の安全性を確保するための方法で
ある。
【0010】こうした状況を踏まえて、食品加工工場、
給食施設、大規模調理施設、レストラン、スーパーマー
ケット等、高度の食品衛生管理が重視される事業所にお
いては、冷蔵庫、冷凍庫等の食品保管設備の温度管理に
加えて、食品の調理温度や加熱時間等の食品調理機器の
動作状況や適切な温度で調理されたか等の、食材等の搬
入から来店客・一般消費者の提供に到る過程の管理や、
空調や照明等の作業環境・維持、作業員の手洗い施設や
自動食器洗浄機等の洗浄設備施設を含む機器の正常稼働
を基盤とする総合的危機管理システムが強く要望される
ところである。こうしたシステムは食中毒の防止及びH
ACCPにつながるトータル的なものであるため、外部
の食品衛生プロフェッショナルによるチェック機能と問
題解決能力とを必要とする。
【0011】この発明はこうした状況に鑑みて提案され
たものであり、この発明は、レストラン、スーパーマー
ケット、食品加工工場、給食施設、大規模調理施設等の
被監視事業所において、製品・サービス・オーディティ
ングをカスタマイズして提供するトータル・ソリューシ
ョン・システムを構築し、食品衛生に関する安全で安心
な総合衛生管理システムを提供することを目的とする。
【0012】こうした総合衛生管理システムにおいて
は、例えば、HACCPに基づき24時間の監視を行
う。こうしたトータル・ソリューション・システムにお
いては、24時間の監視による結果を活用し、被監視対
象内における冷蔵庫、冷凍庫、冷蔵ショーケース、温蔵
庫、自動食器洗浄機、調理器具又は食品の保管庫・殺菌
庫、消毒保管庫、煮沸消毒器、湯せん器、蒸し器、解凍
庫、解凍シンク、更に、食品加工工場や大規模調理施設
等では、高圧蒸気滅菌器、レトルト殺菌装置、CIP洗
浄装置、自動容器洗浄機、野菜洗浄機、真空包装機等の
厨房機械器具や、フードファン、グリースフィルタ、グ
リースエクストラクタ、ベンチレータ、グリーストラッ
プ、排水処理装置、排水中和装置、照明器具、空調機
器、手洗い器、沸かし器、浄化槽、活性汚泥層、排水処
理システム、コンポスタ、コンバクタ、機能水生成機、
金属探知器、油脂酸化度(POV)測定器等の厨房設
備、及びグリドル、オーブン、スチームコンベクショ
ン、コンロ、ホットプレート、電磁調理器、電子レン
ジ、炊飯器、ロータリ炒め器、煮炊き釜、ミキサ、スラ
イサ、フライヤ、チラ、麺ゆで機、発酵機等の食品処理
機器類の稼働状況データを集中管理するだけでなく、各
被監視対象に関するデータベースの各種情報データと照
合・判定・処理することで、食中毒を未然に防止し、食
品衛生に関するリスク管理を行うものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、食品を保
存及び/又は加工する厨房機械器具や設備等の食品処理
機器を備えた少なくとも1つの顧客と、監視センタと、
前記顧客と前記監視センタとを接続する通信網とを有す
る総合衛生管理システムであって、前記顧客が、それぞ
れの前記食品処理機器の動作状態を検出する検出手段
と、該検出手段から出力される動作データを前記監視セ
ンタへ自動的に送出するパソコンとを備え、前記監視セ
ンタが、前記顧客から前記データを受信して、前記食品
処理機器が動作異常であるか否かを判定すると共に、所
定の期間に蓄積された前記動作データに基づいて前記顧
客の衛生管理に対する改善提案とを行う判定手段を備え
たことを特徴とする総合衛生管理システム、によって達
成することができる。
【0014】前記顧客に、該顧客の衛生管理状態を表す
管理データをマニュアル入力して前記監視センタへ送出
するマニュアル入力手段を更に設け、前記判定手段が、
前記動作データと前記管理データに基づいて前記顧客に
対する改善提案とを提供するようにしてもよい。
【0015】前記判定手段は、前記動作データと前記管
理データとに基づいて、食品の安全性に危害を及ぼす危
険度等に応じて、各々のデータを構成する項目毎に及び
/又はデータ間における異なる重み付けを行って、それ
ぞれの評価点数を算出する手段と、算出された前記評価
点数の和を求める手段と、前記データを構成する項目毎
の評価点数、各々のデータの評価点数、及び/又はこれ
らの和に応じて、前記顧客に対する衛生管理の維持状態
と改善提案とを決定する手段と、を備えることができ
る。
【0016】前記判定手段は、前記動作データと前記管
理データとに基づいて、食品の安全性に危害を及ぼす危
険度等に応じて、各々のデータを構成する項目毎及び/
又はデータ間における異なる重み付けによる、前記デー
タを構成する項目毎の評価点数、各々のデータの評価点
数、及び/又はこれらの和に応じて示される衛生管理の
維持状態と、前記データを構成する項目毎、各々のデー
タ毎、及びこれらの和毎の衛生管理の維持状態と改善提
案とを監視センタのデータベースに記録する手段と、顧
客を識別する登録・認証手段と、前記データベースの検
索手段と、前記データベースの蓄積情報を閲覧する手段
と、前記閲覧の料金を課する課金手段と、を備えること
ができる。
【0017】この発明に係る総合衛生管理システムにお
いては、システムのメンテナンスを行うために、前記食
品処理機器のうち、少なくともいずれかの1つの動作異
常を判定するステップと、該異常データを前記顧客と前
記監視センタとを接続する前記通信網を通じて、前記監
視センタから顧客先に自動的に送出して前記顧客に対し
て注意又は警告を行うステップと、該異常データと当該
顧客に関して前記監視センタに設けられたデータベース
管理部に集積された顧客データとを、前記監視センタか
らメンテナンス業者に対して自動的に送出するステップ
と、前記食品処理機器に対する修理及び定期点検を決定
するステップと、を備えたメンテナンス方法を実行する
ことができる。
【0018】この発明に係る総合衛生管理システムにお
いては、消耗品の管理を行うために、前記食品処理機器
に設けられた残量検出手段及び/又は度数検出手段と稼
働状態検出手段との組合せによって、薬剤等の消耗品の
残量を検出するステップと、前記残量に関するデータ
と、当該顧客に関して前記監視センタに設けられたデー
タベース管理部に集積された顧客データとから、適正在
庫数量の算出及び消費数量の予測を行うステップと、を
備えることを特徴とする消耗品の管理方法を実行するこ
とができる。
【0019】この発明に係る総合衛生管理システムにお
いては、消耗品の発注を督促するために、前記食品処理
機器に設けられた残量検出手段及び/又は度数検出手段
と稼働状態検出手段との組合せにより、薬剤等の消耗品
の残量を検出するステップと、前記残量に関するデータ
と、当該顧客に関して前記監視センタに設けられたデー
タベース管理部に集積された顧客データとから、前記通
信網を通じて、前記監視センタから顧客に対して発注の
必要性を通知するステップと、所望の期間における消耗
品の費用を提示するステップと、備えたことを特徴とす
る消耗品発注督促方法を実行することができる。
【0020】この発明に係る総合衛生管理システムにお
いては、監視センタにより、それぞれの前記食品処理機
器の動作状態に関して前記顧客から送られて来た動作デ
ータを受信する手段、及び、前記食品処理機器が動作異
常であるか否かを判定すると共に、所定の期間に蓄積さ
れた前記動作データに基づいて前記顧客の衛生管理に対
する改善提案とを行う判定手段、として機能させるため
のコンピュータ・プログラム、を搭載したコンピュータ
を管理することができる。
【0021】この発明に係る総合衛生管理システムにお
いては、監視センタにより、前記食品処理機器のうち、
少なくともいずれかの1つの動作異常を判定するステッ
プと、該異常データを前記顧客と前記監視センタとを接
続する前記通信網を通じて、前記監視センタから顧客先
に自動的に送出して前記顧客に対して注意又は警告を行
うステップと、該異常データと当該顧客に関して前記監
視センタに設けられたデータベース管理部に集積された
顧客データとを、前記監視センタからメンテナンス業者
に対して自動的に送出するステップと、前記食品処理機
器に対する修理及び定期点検を決定するステップと、を
実行して、前記顧客のメンテナンスを行うためのコンピ
ュータ・プログラム、を搭載したコンピュータを管理す
ることができる。
【0022】この発明に係る総合衛生管理システムにお
いては、監視センタにより、前記食品処理機器に設けら
れた残量検出手段及び/又は度数検出手段と稼働状態検
出手段との組合せによって、薬剤等の消耗品の残量を検
出するステップと、前記残量に関するデータと、当該顧
客に関して前記監視センタに設けられたデータベース管
理部に集積された顧客データとから、適正在庫数量の算
出及び消費数量の予測を行うステップと、を実行させ、
前記顧客における消耗品の管理を行うためのコンピュー
タ・プログラム、を搭載するコンピュータを管理するこ
とができる。
【0023】更に、この発明に係る総合衛生管理システ
ムにおいては、監視センタにより、前記食品処理機器に
設けられた残量検出手段及び/又は度数検出手段と稼働
状態検出手段との組合せにより、薬剤等の消耗品の残量
を検出するステップと、前記残量に関するデータと、当
該顧客に関して前記監視センタに設けられたデータベー
ス管理部に集積された顧客データとから、前記通信網を
通じて、前記監視センタから顧客に対して発注の必要性
を通知するステップと、所望の期間における消耗品の費
用を提示するステップと、を実行させ、前記顧客に対し
て消耗品の発注を督促するためのコンピュータ・プログ
ラム、を搭載したコンピュータを管理することができ
る。
【0024】なお、本発明で言うところの語句は次の通
りである。「厨房機械器具」とは、冷蔵庫、冷凍庫、冷
蔵ショーケース、自動食器洗浄機、温蔵庫、保管庫等の
器具を言う。また、「厨房設備」とは、フードファン、
グリースフィルター、ベンチレータ、グリーストラッ
プ、廃水処理装置、排水中和装置、照明器具、手洗い
器、製氷器等の設備を言う。更に、「食品処理機器」と
は、グリドル、オーブン、フライヤ等の加熱調理機器、
スライサ、カッターを含めた食品処理機器等の機器をい
う。「顧客」とは、学校、病院、レストラン、ホテル、
飲食店、食品加工工場、食材加工工場等の大規模調理施
設、スーパーマーケット、百貨店等の、当該システムの
使用者を言い、「作業場」とは、学校、病院、レストラ
ン、ホテル、飲食店等の厨房等、食品加工工場、食材加
工工場等の大規模調理施設の作業場等、スーパーマーケ
ット、百貨店等のバックヤード等の場所を言う。「通信
網」とは、公衆電話回線、衛星回線、インターネット等
を言う。「外部管理業者」とは、サニタリアン等を派遣
する人材派遣会社、細菌検査や衛生検査試験を行う試験
検査会社、厨房内及び作業場等の施設設備の施行会社、
害虫駆除会社、塗り床施工業者、洗浄殺菌業者等の業者
をいう。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明に係る総合衛生管理システムの一つの実施の形態に
ついて説明する。図1は、この発明に係る総合衛生管理
システムを構成する要素とそれらの相互接続関係を概略
的に示す図であり、複数の顧客1、1、・・・・はイン
ターネット2を介して監視センタ3に接続される。ま
た、監視センタ3はインターネット2を介して配送業者
4、メンテナンス業者5及び外部管理業者6と接続され
る。監視センタ3は顧客に対する情報の提供その他の目
的で、インターネット上にウェブページを立ち上げてお
り、以下、監視センタが立ち上げたウェブページを、単
に「ウェブページ」と呼ぶことにする。
【0026】それぞれの顧客1には、当該顧客1内の各
種機器の動作状況やマニュアル入力されたデータを常
時、定期的に又は不定期に監視センタ3へ通報するため
の、及び、各種データのマニュアル入力やウェブページ
へのアクセス等のためのパーソナルコンピュータ(以
下、「パソコン」という)1−1が設けられ、パソコン
1−1はインターネット2を介して監視センタ3と接続
される。
【0027】パソコン1−1には、厨房や各種設備の動
作状態を検出するための温度検出手段1−11、濃度検
出手段1−12、清浄度検出手段1−13、湿度検出手
段1−14、臭気検出手段1−15、残量検出手段1−
16、度数検出手段1−17及び稼働状態検出手段1−
18が接続される。
【0028】温度監視手段1−11は、冷蔵庫、冷凍
庫、温蔵庫、冷却機器、加熱調理機器等の、正常な作動
温度を保つべき厨房機械器具や設備にそれぞれ設置さ
れ、厨房機械器具や設備毎に、その作動温度に関する温
度データをパソコン1−1へ送る。
【0029】濃度検出手段1−12は、上水の塩素の濃
度や、手洗い設備における薬剤や自動洗浄機における洗
剤等の各種の消耗品の濃度を検出して、それらの濃度に
関する濃度データをパソコン1−1へ送る。
【0030】清浄度検出手段1−13は、厨房等の各種
の設備における空気の清浄度を監視し、清浄度が所定値
を下回ったときにアラーム信号をパソコン1−1へ送
る。湿度検出手段1−14は、や保管庫等の設備内の湿
度を検出して、湿度データをパソコン1−1へ送る。
【0031】臭気検出手段1−15は、保管庫、冷凍
庫、冷蔵庫、厨房等の各種設備に異常な臭気が発生した
ことを検出すると、パソコン1−1へアラーム信号を送
信する。
【0032】残量検出手段1−16は、自動食器洗浄機
や手洗い設備における洗剤や薬剤の残量を検出し、残量
が所定の値を下回ったことを検出してアラーム信号をパ
ソコン1−1へ送る。
【0033】度数検出手段1−17は、手洗い設備が一
日当たり何回使用されたかを検出して、使用回数を表す
度数データをパソコン1−1へ送る。稼働状態検出手段
1−18冷蔵庫、冷凍庫、冷却設備、温蔵庫、加熱調理
機器、自動食器洗浄機、換気扇等の、各種の機器や設備
の電源スイッチがオンであるか否かを検出し、機器や設
備毎の電源状態信号をパソコン1−1へ送る。
【0034】パソコン1−1は、上記のような厨房内の
機器や各種設備から送られて来た温度データ、濃度デー
タ、湿度データ、度数データ、アラーム信号、電源状態
信号をリアルタイムで又は定期的に或いは不定期にイン
ターネット2を介して監視センタ3へ送出する。
【0035】これに加えて、パソコン1−1は、(1)
ウェブページにアクセスして所要のデータを検索するた
め、(2)ウェブページに事業所における衛生管理上の
各種データ、例えば、蛋白チェック・キット(例えば、
コニカ株式会社製)による交差汚染に関する測定結果、
個々の作業員の衛生管理状況の目視による結果、調理温
度に関するデータ、細菌検査結果、害虫/害獣の駆除状
態等の各種データをマニュアル入力するため、及び、
(3)監視センタ3から送られて来る各種のデータをデ
ィスプレイに表示するため等の種々の目的に使用され
る。
【0036】一方、監視センタ3は、図2に示すよう
に、データ処理部3−1とデータベース管理部3−2を
備え、データ処理部3−1は、表示手段3−11、認証
・登録手段3−12、受信・判定手段3−13、検索手
段3−14及び受注手段3−15を有する。また、デー
タベース管理部3−2は、顧客毎に設けられた顧客デー
タベース(顧客DB)3−21と、それぞれの顧客1で
稼働している厨房機械器具や設備に関するデータを蓄積
するよう顧客毎に設けられた衛生管理データベース(衛
生管理DB)3−22と、任意の顧客に対して提供する
改善提案等のサービス情報を蓄積するサービス情報デー
タベース(サービス情報DB)3−23とを備える。以
下、監視センタ3を構成する要素の動作及び相互関係に
ついて説明する。
【0037】いずれかの顧客1がそのパソコン1−1の
ブラウザを起動して監視センタ3にアクセスしてウェブ
ページの閲覧を希望したとき、表示手段3−11は、当
該パソコンのディスプレイにウェブページを表示する。
こうして、表示手段3−11によって顧客1のパソコン
1−1にウェブページが表示されると、登録・認証手段
3−12はウェブページ上で顧客1に対して当該顧客の
パスワードを入力するよう促す。まだパスワードが登録
されていない顧客1である場合には、登録・認証手段3
−12は当該顧客に対して登録申請をするよう促し、こ
れに顧客1が応じると、その顧客のパスワードの登録を
行うと共に、所要のデータ(後述)を入力させて顧客D
B(後述)を構築する。一方、パスワード入力の要請に
応じて顧客からパスワードが入力されると、登録・認証
手段3−12は当該顧客の顧客DB3−21を参照し
て、入力されたパスワードの認証を行い、既に登録され
たものと認証したならば、当該顧客に所望の情報の検索
やデータの入力等の所要の動作を許容する。一方、登録
を拒否した顧客に対しては、登録・認証手段3−12は
その旨を検索手段3−14(後述)に通知し、ウェブペ
ージ上でアクセスし得る情報を制限する等、顧客の行い
得る動作を限定する。
【0038】それぞれの顧客DB3−21には、顧客
名、顧客のパスワード、購買担当者名、顧客担当者名、
施設内に設置又は配置された冷蔵庫、冷凍庫、自動食器
洗浄機、換気扇、照明、手洗い器等の設備及び機械器具
類の名称、型式、修理履歴、各種設備及び機械器具類に
用いられる洗浄剤、乾燥仕上げ剤、洗剤、アルコール製
剤、床用ワックス、廃水処理用中和剤、バクテリア調整
剤、排水処理剤等の各種消耗品の契約在庫数、取引価
格、支払い条件等の顧客データが蓄積される。
【0039】上述のとおり、受信・判定手段3−13
は、複数の登録された顧客1の厨房機械器具や設備に設
置された温度検出段1−11、濃度検出手段1−12、
清浄度検出手段1−13、湿度検出手段1−14、臭気
検出手段1−15、残量検出手段1−16、度数検出手
段1−17及び稼働状態検出手段1−18からパソコン
1−1を介して送られて来るデータや信号及びパソコン
1−1自体からのデータや信号を常時又は適宜の時点に
受け取り、それぞれの顧客の衛生管理DB3−22に蓄
積する。また、受信・判定手段3−13は、受信したデ
ータや信号を用いて、機器や設備の稼働状態が正常であ
るか否かの判定、緊急に対処することが必要であるか否
かの判定、及び、顧客の作業場の衛生状態の判定を行
い、これらの判定結果を当該顧客の衛生管理DB3−2
2に蓄積すると共に、判定結果に応じて、顧客に対して
電話回線その他の適宜の手段により、所要の指示を送出
する。また、受信・判定手段3−13は、個々の顧客か
ら受信したデータを加工して、それぞれの顧客につい
て、厨房機械器具や設備の稼働状況の情報、消耗品等の
消費量、経費の予測等、顧客の要望する情報を作成し、
それを顧客管理DB3−21に蓄積する。
【0040】受信・判定手段3−13は、各種検出手段
からのデータが予め設定された閾値を上回る又は下回る
との判定に基づいて、異常値であるかどうかを判定する
機能を有する。一時的に異常と判定されただけで連続性
や再現性がないデータである場合には、受信・判定手段
3−13は「注意」レベルで監視を続行するが、明らか
に異常値であると判定した場合には、顧客1に警告を送
出すると共に、メンテナンス業者5に対して、緊急対応
の指示を通知する。
【0041】或る顧客1の自動食器洗浄機を例に取る
と、自動食器洗浄機に設置された温度検出手段1−1
1、濃度検出手段1−12、残量検出手段1−16及び
稼働状態検出手段1−18で検出された自動食器洗浄機
データは、顧客1のパソコン1−1から送出されて監視
センタ3の受信・判定手段3−13で受信され、当該顧
客の衛生管理DB3−22に蓄積される。同時に、これ
まで蓄積されたデータ及び新たに蓄積されたデータを解
析し、洗浄剤濃度の異常、洗浄水温の異常、すすぎ水温
の異常、洗浄剤等の消耗品切れによる洗浄不足、仕上が
り異常等をリアルタイムで検知し、所要の判定を行う。
【0042】また、受信・判定手段3−13は衛生管理
DB3−22に蓄積された自動食器洗浄機の修理履歴デ
ータと照合し、以前にも起きた故障であるか否かを、機
械の消耗度及び型式を加味して判定し、修理が必要と判
定したときにはメンテナンス業者5に対して自動通報す
る。併せて、修理に必要な部品在庫の有無、部品調達手
段をメンテナンス業者5に通知してもよい。これによ
り、的確な指示と対処が実現される。
【0043】更に、受信・判定手段3−13は、当該顧
客の衛生管理DB3−22に蓄積された自動食器洗浄機
データから、洗浄剤等の消耗品の消費量と各消耗品の在
庫量との関係を算出し、適宜の時点に、消耗品の在庫情
報、消耗品の発注の必要性とその数量を当該顧客の衛生
管理DB3−22に蓄積すると共に当該顧客に通知する
ことができる。これにより、適正在庫量を維持すること
ができ、在庫のための倉庫スペースも有効活用できる。
【0044】加えて、受信・判定手段3−13は、顧客
の衛生管理DB3−22に蓄積された消耗品消費量とそ
の消費に要した期間を用いて、当該顧客の所定期間にお
ける経費を算出又は予測し、経費情報を衛生管理DB3
−22に蓄積し、適宜、当該顧客に通知することができ
る。
【0045】また、受信・判定手段3−13は、いずれ
かの顧客1のパソコン1−1から送られて来る諸データ
を用いて、当該顧客の厨房機械器具や設備の衛生管理状
態を、所定の期間にわたって繰り返し評価する。その評
価結果に基づいて、監視センタ3は当該顧客に対して改
善提案を提供することができる。以下、これについて説
明する。
【0046】或る顧客1が冷蔵庫、殺菌庫及び手洗い器
を備えた作業場を有する場合を例に取ると、当該顧客の
パソコン1−1からは、冷蔵庫の温度データ、殺菌庫の
稼働状態データ、手洗い器の使用度数データ及び作業場
の清浄度データが自動的に監視センタ3へ送出される。
そこで、受信・判定手段3−13は、これらのデータが
自動的に監視センタ3へ送られる毎に、各データを顧客
1の衛生管理DB3−22に蓄積すると共に、それらの
データに基づいて、冷蔵庫、殺菌庫及び手洗い器がそれ
ぞれ正常に動作していたか否か、作業場が清浄に保たれ
ていたか否かに関する評価点数を、一週間毎に且つ各項
目に関する評価点数の和が100点になるよう換算し、
その結果を衛生管理DB3−22に蓄積する。こうして
各項目毎に蓄積された評価点数を、自動入力評価点数と
いう。
【0047】更に、顧客1は、調理温度が正常に保持さ
れていたかどうか、細菌検査の結果がどうであったか、
害虫がいたか、洗浄がきちんと実施されているか等の各
種の項目について一週間毎に評価点数を記録しておき、
項目毎に、四週間に亘る評価点数の和を算出し、更に、
それぞれの和の総計が100となるように、それぞれの
評価点数の和を換算して、その結果をパソコン1−1に
より監視センタ3に送る。こうして各項目毎に監視セン
タ3に送られて来る評価点数を、手入力評価点数とい
う。
【0048】受信・判定手段3−13は、顧客1のパソ
コン1−1から各項目の手入力評価点数が送られて来る
と、それに応答して、送られて来た手入力評価点数を当
該顧客の衛生管理DB3−22に蓄積し、次いで、手入
力評価点数と自動入力評価点数とに所定の重みをそれぞ
れ乗算する。例えば、手入力項目評価点数に0.65、
自動入力項目評価点数に0.35を乗算する。次いで、
乗算の結果の和を求めて、顧客1の衛生管理評価点数と
する。こうして得た衛生管理評価点数は、評価期間と共
に、当該顧客の衛生管理D3−22に蓄積される。これ
により、個々の顧客の衛生管理評価点数のヒストリが衛
生管理D3−22に蓄積されることになる。
【0049】そこで、いずれかの顧客1が改善提案を知
るためにウェブページにアクセスし、ウェブページ内の
所定の項目をクリックすると、データ処理部3−1の表
示手段3−11は、データベース管理部3−2の衛生管
理DB3−22を参照することにより、当該顧客に対す
る手入力及び自動入力の評価点数、それらの和から求め
た衛生管理評価点、及び衛生管理評価点数に基づく適切
な改善提案を、顧客のパソコン1−1のディスプレイに
表示する。必要により、顧客はこうした情報を監視セン
タ3から定期的な報告書の形でファックスや郵便により
入手するようにしてもよい。
【0050】衛生管理評価点と、それに基づく改善提案
の一例を図3に示す。改善提案の内容は、本発明に係る
総合衛星管理システムの導入からの期間や顧客において
維持されるべき衛生レベルを加味して、衛生管理評価点
数の範囲毎に設定される。例えば、或る顧客の衛生管理
評価点が86点であるとき、当該顧客には、衛生管理状
態や従業員の衛生意識を向上させるための教育プログラ
ムや作業マニュアルを作成することが提案される。図3
に示す表は、サービス情報DB3−23にルックアップ
・テーブルの形で記憶されている。
【0051】次に、監視センタ3内の検索手段3−14
の動作説明に移る。監視センタ3内のデータベースに蓄
積された情報を閲覧したい顧客1がウェブページにアク
セスし、検索を選択すると、検索手段3−14は当該顧
客の顧客DB3−21、衛生管理DB3−22及びサー
ビス情報DB3−23にアクセスし、顧客1が必要とす
る情報を顧客1のパソコン1−1に表示させる。この場
合、パスワードが既に登録されている顧客と登録されて
いない顧客とで、アクセスし得る内容を異ならせる必要
があるため、検索手段3−14は登録・認証手段3−1
2とリンクされている。
【0052】例えば、サービス情報DB3−23には、
食品衛生管理に関する作業マニュアル作成を支援する情
報、従業員に対する教育訓練プログラム、食中毒保険へ
の加入案内等のサービス情報等、登録を受けていない顧
客にも閲覧を許容する内容が蓄積されており、これらの
情報の閲覧が希望されたとき、検索手段3−14はサー
ビス情報DB3−23にアクセスして、所望の情報を当
該顧客のパソコン1−1に表示させる。
【0053】一方、顧客DB3−21及び衛生管理DB
3−22に対するアクセスは、登録・認証手段3−12
による認証が確認された顧客にのみ許容される。そのた
め、いずれかの顧客1がその顧客DB3−21及び/又
は衛生管理DB3−22の閲覧を希望した場合には、検
索手段3−14は登録・認証手段3−12にアクセス
に、登録された顧客であることを確認してから、顧客の
所望するデータベースへのアクセスを許容する。アクセ
スが許容された顧客は、例えば、顧客の経費に関する情
報や消耗品の購入実績に関する情報を閲覧することで、
それを経営に反映させることができる。
【0054】最後に、顧客1はウェブページ上で衛生管
理アドバイザの派遣の要請、食品衛生検査の発注、厨房
機械器具や設備の修理・メンテナンスの発注、消耗品の
発注を行うことができる。顧客1による発注動作に応じ
て、監視センタ3内の受注手段3−15は、発注された
内容を受注データとして配送業者4、メンテナンス会社
5又は外部管理業者6に適宜の通信手段を介して送出す
ると共に、配送伝票、納品伝票、請求伝票を作成する。
これにより、顧客1は画面上で確認しながら種々の発注
動作を行うことができるので、消耗品メーカーからの受
注確認の電話連絡に時間を割かれることが無くなるの
で、作業効率が向上する。また、効率的な在庫管理と適
時の発注及び配送が可能になるので、計画的な配車を行
い得るため、トラックの稼働時間の削減による有害排気
ガス量も低減されるほか、食材等の原材料も含めた過剰
在庫を無くすことができるので、ゴミの減量化が図ら
れ、環境保全面での貢献も高くなる。
【0055】ここで、図4〜図6を用いて、顧客1がス
ーパーマーケットである場合、この発明に係る総合衛生
管理システムがどのように動作するかを説明する。スー
パーマーケットは青果部、鮮魚部、精肉部、惣菜部、米
飯部、ベーカリ部等の複数の異なる加工室を有する。こ
れらの各加工室は上述の作業場に相当するので、この発
明においては、それぞれの加工室について衛生管理評価
点数を算出し、各加工室に対して、その衛生状態と衛生
管理評価点数とに基づいて具体的且つ適切な改善提案が
なされる。
【0056】例えば、青果部、鮮魚部、精肉部、惣菜
部、米飯部及びベーカリー部の各加工室を有するスーパ
ーマーケットに対して、この発明に係る総合衛生管理シ
ステムを適用したとする。その結果、図1〜図3で説明
したのと同じ手順によって求めた衛生管理評価点数が、
青果部及び鮮魚部では70点未満、精肉部では90〜8
1点の範囲内、惣菜部では80〜71点の範囲内、米飯
部では100〜91点の範囲内、ベーカリ部では90〜
81点の範囲内にあったとすると、データ処理部3−1
の受信・判定手段3−13は、当該スーパーマーケット
の衛生管理DB3−22及びサービス情報DB3−23
を参照して、図4の表に示すように、衛生状態、原因分
析及び/又は改善提案を決定する。
【0057】すなわち、図4に示すように、青果部に対
しては、「細菌検査や手洗い洗剤の使用状況から、従業
員の衛生管理に問題があることが認められる。また、鼠
や飛来虫の存在が確認された。」との、衛生状態及び原
因分析についてのコメントが示されると共に、「早急に
衛生状態の徹底改善が必要で、サニタリアンからの衛生
指導、オペレータによる防虫施工が必要である。」との
改善提案がなされる。また、精肉部については、「概ね
良好であるが、個人間で衛生管理に差があるほか、衛生
作業に不徹底な面が認められる。」との分析がなされ、
その改善のために、「衛生向上の為の教育プログラムと
個別マニュアルの導入実施が必要。」との提案がなされ
る。衛生評価点数が100〜91の範囲にあると評価さ
れた米飯部については、「極めて良好な衛生状態であ
る、適正な作業の継続が認められる。」との評価が示さ
れる。各加工室に対する衛生状態や改善提案に加えて、
「総合」の欄には、そのスーパーマーケット全体として
の衛生レベルや原因分析等の総合衛生管理評価が示され
る。受信・判定手段3−13はこうして作成された表4
を当該スーパーマーケットの衛生管理DB3−22に格
納する。
【0058】データ処理部3−1の受信・判定手段3−
13は、図4の表が作成されると、食品の安全性に危害
を及ぼすリスク度及び改善の緊急度を加味しながら加工
室を衛生状態の悪い順に配列して、図5に示すような、
衛生状態の悪い順に配列された加工室、それに対する改
善提案内容、概算コスト等を示す対照表を作成し、この
対照表も当該スーパーマーケットの衛生管理DB3−2
2に格納する。
【0059】例えば、衛生管理評価点数が70点以下と
判定された青果部及び鮮魚部は危機的状況にあるものと
判定されたため、図5においては、それらの加工室は高
いリスク度に位置づけられる。しかも、図4に示すよう
に、青果部については「鼠や飛来虫の存在が確認され
た」ことが指摘され、鮮魚部に対しては「細菌検査や手
洗い洗剤の使用状況から従業員の衛生状態に問題があ
る」ことが指摘されているので、受信・判定手段3−1
3は、こうした衛生レベルや原因分析に基づいて、青果
部に対しては、衛生管理指導の専門家である「サニタリ
アンの衛生指導」や「防虫施工」を提案し、鮮魚部に対
しては「防虫・防鼠施工」や「床施工」等の内容を提案
することを決定する。一方、衛生管理評価点数が100
〜91点と判定された米飯部については「極めて良好な
衛生状態であり適正な作業の継続が認められる」との評
価がなされ、「今後も適切な薬剤の使用の継続が必要で
ある」との提案を決定する。
【0060】スーパーマーケット側においては、ウェブ
ページにアクセスすることにより、衛生管理DB3−2
2の内容を閲覧することが出来、自分の各加工室のリス
ク度、各加工室の改善内容及びそれにかかる概算コスト
を確認することが可能になる。これに加えて、提案内容
の重要性、提案内容の実施による改善予測や改善の緊急
度合いをコメントとして示すようにしてもよい。更に、
スーパーマーケットは、ウェブページを閲覧して自己の
加工室に対する改善提案の内容を確認した後、その改善
内容の実施を発注したとき、図5の表の選択欄の該当す
るチェックボックスにチェックを入れる。これにより、
既に発注を承認した項目を明示することができる。な
お、チェックを入れると同時に、改善内容の実施に伴う
費用の概算の合計を自動算出するようにしてもよい。監
視センタ3の受注手段3−15は、選択欄のいずれかに
チェックが入れられると、これを受注として扱う。
【0061】図4に示す改善提案がなされ、図5に示す
対照表ができると、前述のとおり、スーパーマーケット
は、ウェブページの閲覧を通じて、所要の改善内容の実
施を発注することができ、その結果、データベース管理
部3−2の衛生管理DB3−22に当該スーパーマーケ
ットに対する改善内容の実施の履歴が格納される。図6
は、こうして格納される内容の一例を示しており、改善
を実施した加工室、改善提案の内容、実際に実施された
改善内容や施工内容、及び施工に要した費用の合計金額
が改善内容が実施された時期と共に格納される。
【0062】これにより、スーパーマーケットは、前記
したと同様にウェブページを閲覧することにより、図6
に示す改善実施の履歴を確認し、問題が多く発生してい
て更なる改善を要する加工室はどれか、これまで改善に
どれだけの費用を要したか、改善のための出費に対する
効果はどのくらいか等を知ることができる。こうした情
報は、当該スーパーマーケットが経営方針を立て又は変
更する際に利用される。また、当該スーパーマーケット
がチェーン店に加盟しているならば、その店舗の衛生状
態、原因分析、改善提案及びその改善状況について、本
部に報告書及び/又は診断書を提出することも可能にな
る。こうした報告書や診断書を受け取ることにより、本
部は衛生状態による店舗の順位付け、各店舗毎の衛生管
理上の注意事項・警告事項の通知、衛生管理評価点数に
基づく店舗の表彰等を行うことができる。
【0063】以上、この発明の一つの実施の形態の構成
と動作を説明したが、この発明は開示した実施の形態に
限定されるものではない。例えば、インターネット2の
代わりに、公衆電話回線や衛星回線等の通信網を使用す
ることができる。また、必要に応じて、ファックスによ
り通知を行うようにしてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上、この発明に係る総合衛生管理シス
テムの実施の形態を説明したところから理解されるとお
り、この発明は、レストラン、スーパーマーケット、食
品加工工場、給食施設、大規模調理施設等にHACCP
に基づく常時監視システムを用いることにより、冷蔵庫
や冷凍庫の厨房機械器具の異常を早期に発見し、食材の
搬入から来店客・一般消費者への提供に到る過程におい
て劣化や腐敗を未然に防ぎ又は即時対応すること、及び
/又は食材・食品が不適切な温度や加熱時間等による方
法で調理されている等の異常を早期に発見することによ
って、食品や原材料等の汚破損率を低下させ、食中毒事
故等の発生を大幅に低減させることが可能となる。ま
た、食品や原材料等の汚破損率を低下させることによ
り、ゴミの発生を低減させ、資源を有効に活用すること
ができる。
【0065】さらにまた、この発明は、個々の顧客に対
して、食品衛生管理上の問題点を抽出して食品衛生に関
する改善提案をすることにより、専門家による作業環境
の改善、消耗品供給の適正化、従業員教育の徹底等、食
品衛生管理を向上させる作業を継続的に維持することが
できるという格段の効果を奏する。特に、衛生管理状態
の判定を即時的、定期的又は継続的に繰り返し実施する
ことによって、都度、前回の判定における衛生管理状態
を診断し、衛生管理状態が維持されているか否かと共
に、課題(改善点)を抽出し、その都度の改善提案を実
施することで、より安定した高度な衛生管理状態を構築
することができる。これらの取り組みは来店客や一般消
費者から高い評価を受けるものと期待され、顧客の信用
の向上、売り上げの増大、安定した経営をもたらすこと
になる。また、従業員の意識も向上することから、より
質の高い衛生管理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る総合衛生管理システムの一つの
実施の形態を概略的に示す図である。
【図2】図1の監視センタの構成を概略的に示す図であ
る。
【図3】図2の受信・判定手段により作成される、衛生
評価点数と改善提案との関係を示す表の一例を示す図で
ある。
【図4】顧客がスーパーマーケットである場合に、図2
の受信・判定手段により作成される、衛生評価点数と改
善提案との関係を示す表の一例を示す図である。
【図5】図4に基づいて作成される、食品の安全性に危
害を及ぼすリスク度順に配列された加工室と、それに対
する改善提案内容とを示す対照表の一例を示す図であ
る。
【図6】図5に基づいて作成される、顧客の改善実施の
履歴を示す表の一例を示す図である。
【符号の説明】
1:顧客、 2:インターネット、 3:監視センタ、
4:配送業者、 5:メンテナンス業者、 6:外部
管理業者、 3−1:データ処理部、 3−2:データ
ベース管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 正敏 神奈川県横浜市中区山下町22番地 ジョン ソン・プロフェッショナル株式会社内 (72)発明者 荒井 茲 東京都渋谷区代々木2丁目1番地1号 テ ィーポール株式会社内 (72)発明者 片桐 史人 東京都渋谷区代々木2丁目1番地1号 テ ィーポール株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA11 AB01 BB09 BB20 BC01 CC03 CC12 CC14 DD03 DE07 DE08 FG01 FG02 GG01 GG09 3C100 AA56 AA62 AA68 BB27 CC03 EE14

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を保存及び/又は加工する厨房機械
    器具や設備等の食品処理機器を備えた少なくとも1つの
    顧客と、監視センタと、前記顧客と前記監視センタとを
    接続する通信網とを有する総合衛生管理システムであっ
    て、 前記顧客が、それぞれの前記食品処理機器の動作状態を
    検出する検出手段と、該検出手段から出力される動作デ
    ータを前記監視センタへ自動的に送出するパソコンとを
    備え、 前記監視センタが、前記顧客から前記データを受信し
    て、前記食品処理機器が動作異常であるか否かを判定す
    ると共に、所定の期間に蓄積された前記動作データに基
    づいて前記顧客の衛生管理に対する改善提案とを行う判
    定手段を備えたことを特徴とする総合衛生管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の総合衛生管理システムで
    あって、 前記顧客が、該顧客の衛生管理状態を表す管理データを
    マニュアル入力して前記監視センタへ送出するマニュア
    ル入力手段を更に備え、 前記判定手段が、前記動作データと前記管理データに基
    づいて前記顧客に対する改善提案とを提供することを特
    徴とする総合衛生管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の総合衛生管理システム
    であって、前記判定手段が、 前記動作データと前記管理データとに対して、食品の安
    全性に危害を及ぼす危険度等に応じて、各々のデータを
    構成する項目毎に及び/又はデータ間に異なる重み付け
    を行って、それぞれの評価点数を算出する手段と、 算出された前記評価点数の和を求める手段と、 前記データを構成する項目毎の評価点数、各々のデータ
    の評価点数、及び/又はこれらの和に応じて、前記顧客
    に対する衛生管理の維持状態と改善提案とを決定する手
    段と、 を備えることを特徴とする総合衛生管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の総合衛
    生管理システムであって、前記判定手段が、 前記動作データと前記管理データとに基づいて、食品の
    安全性に危害を及ぼす危険度等に応じて、各々のデータ
    を構成する項目毎に及び/又はデータ間に異なる重み付
    けをし、前記データを構成する項目毎の評価点数、各々
    のデータの評価点数、及び/又はこれらの和に応じて示
    される衛生管理の維持状態と、前記データを構成する項
    目毎、各々のデータ毎、及びこれらの和毎の衛生管理の
    維持状態と改善提案とを監視センタのデータベースに記
    録する手段と、 顧客を識別する登録・認証手段と、 前記データベースの検索手段と、 前記データベースの蓄積情報を閲覧する手段と、 前記閲覧の料金を課する課金手段と、を備えることを特
    徴とする総合衛生管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の総合衛
    生管理システムにおけるメンテナンス方法であって、 前記食品処理機器のうち、少なくともいずれかの1つの
    動作異常を判定するステップと、 該異常データを前記顧客と前記監視センタとを接続する
    前記通信網を通じて、前記監視センタから顧客先に自動
    的に送出して前記顧客に対して注意又は警告を行うステ
    ップと、 該異常データと当該顧客に関して前記監視センタに設け
    られたデータベース管理部に集積された顧客データと
    を、前記監視センタからメンテナンス業者に対して自動
    的に送出するステップと、 前記食品処理機器に対する修理及び定期点検を決定する
    ステップと、を備えたことを特徴とするメンテナンス方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の総合衛
    生管理システムにおける消耗品の管理方法であって、 前記食品処理機器に設けられた残量検出手段及び/又は
    度数検出手段と稼働状態検出手段との組合せによって、
    薬剤等の消耗品の残量を検出するステップと、 前記残量に関するデータと、当該顧客に関して前記監視
    センタに設けられたデータベース管理部に集積された顧
    客データとから、適正在庫数量の算出及び消費数量の予
    測を行うステップと、を備えることを特徴とする消耗品
    の管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4のいずれかに記載の総合衛
    生管理システムにおける消耗品発注督促方法であって、 前記食品処理機器に設けられた残量検出手段及び/又は
    度数検出手段と稼働状態検出手段との組合せにより、薬
    剤等の消耗品の残量を検出するステップと、 前記残量に関するデータと、当該顧客に関して前記監視
    センタに設けられたデータベース管理部に集積された顧
    客データとから、前記通信網を通じて、前記監視センタ
    から顧客に対して発注の必要性を通知するステップと、 所望の期間における消耗品の費用を提示するステップ
    と、備えたことを特徴とする消耗品発注督促方法。
  8. 【請求項8】 食品を保存及び/又は加工する厨房機械
    器具や設備等の食品処理機器を備えた少なくとも1つの
    顧客と、監視センタと、前記顧客と前記監視センタとを
    接続する通信網とを有する総合衛生管理システムにおい
    て、 前記監視センタにより管理されるコンピュータに、 それぞれの前記食品処理機器の動作状態に関して前記顧
    客から送られて来た動作データを受信する手段、及び、 前記食品処理機器が動作異常であるか否かを判定すると
    共に、所定の期間に蓄積された前記動作データに基づい
    て前記顧客の衛生管理に対する改善提案とを行う判定手
    段、として機能させるためのコンピュータ・プログラ
    ム。
  9. 【請求項9】 食品を保存及び/又は加工する厨房機械
    器具や設備等の食品処理機器を備えた少なくとも1つの
    顧客と、監視センタと、前記顧客と前記監視センタとを
    接続する通信網とを有する総合衛生管理システムにおい
    て、 前記監視センタにより管理されるコンピュータに、 前記食品処理機器のうち、少なくともいずれかの1つの
    動作異常を判定するステップと、 該異常データを前記顧客と前記監視センタとを接続する
    前記通信網を通じて、前記監視センタから顧客先に自動
    的に送出して前記顧客に対して注意又は警告を行うステ
    ップと、 該異常データと当該顧客に関して前記監視センタに設け
    られたデータベース管理部に集積された顧客データと
    を、前記監視センタからメンテナンス業者に対して自動
    的に送出するステップと、 前記食品処理機器に対する修理及び定期点検を決定する
    ステップと、を実行させ、前記顧客のメンテナンスを行
    うためのコンピュータ・プログラム。
  10. 【請求項10】 食品を保存及び/又は加工する厨房機
    械器具や設備等の食品処理機器を備えた少なくとも1つ
    の顧客と、監視センタと、前記顧客と前記監視センタと
    を接続する通信網とを有する総合衛生管理システムにお
    いて、 前記監視センタにより管理されるコンピュータに、 前記食品処理機器に設けられた残量検出手段及び/又は
    度数検出手段と稼働状態検出手段との組合せによって、
    薬剤等の消耗品の残量を検出するステップと、 前記残量に関するデータと、当該顧客に関して前記監視
    センタに設けられたデータベース管理部に集積された顧
    客データとから、適正在庫数量の算出及び消費数量の予
    測を行うステップと、を実行させ、前記顧客における消
    耗品の管理を行うためのコンピュータ・プログラム。
  11. 【請求項11】 食品を保存及び/又は加工する厨房機
    械器具や設備等の食品処理機器を備えた少なくとも1つ
    の顧客と、監視センタと、前記顧客と前記監視センタと
    を接続する通信網とを有する総合衛生管理システムにお
    いて、 前記監視センタにより管理されるコンピュータに、 前記食品処理機器に設けられた残量検出手段及び/又は
    度数検出手段と稼働状態検出手段との組合せにより、薬
    剤等の消耗品の残量を検出するステップと、 前記残量に関するデータと、当該顧客に関して前記監視
    センタに設けられたデータベース管理部に集積された顧
    客データとから、前記通信網を通じて、前記監視センタ
    から顧客に対して発注の必要性を通知するステップと、 所望の期間における消耗品の費用を提示するステップ
    と、を実行させ、前記顧客に対して消耗品の発注を督促
    するためのコンピュータ・プログラム。
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