JP2002229718A - 仮想キーボードおよび仮想キーボードのタッチ位置決定方法 - Google Patents

仮想キーボードおよび仮想キーボードのタッチ位置決定方法

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JP2002229718A
JP2002229718A JP2001027199A JP2001027199A JP2002229718A JP 2002229718 A JP2002229718 A JP 2002229718A JP 2001027199 A JP2001027199 A JP 2001027199A JP 2001027199 A JP2001027199 A JP 2001027199A JP 2002229718 A JP2002229718 A JP 2002229718A
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健次 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際のキーボードと同様の自然な入力操作を
実現できる仮想キーボードおよび仮想キーボードのタッ
チ位置決定方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 透光性のタッチパネル12をキーボード
画像が表示される表示装置14の表示画面に配置する仮
想キーボード11において、検出装置13からのタッチ
パネル12の1箇所または複数箇所のタッチ状態に対応
する1点の検出座標と、記憶部に記憶されるタッチ状態
が変化する直前の検出座標および過去最近のタッチ位置
の実座標とに基づいて、演算装置15は、タッチパネル
12を実際にタッチまたは離反した位置の実座標を算出
する。これによって複数のキーがタッチされた場合で
も、正確にタッチされた位置の実座標が算出されるの
で、実際のキーボードと同様な自然かつ高速な入力操作
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抵抗膜方式のタッ
チパネルを用いた仮想キーボード、および仮想キーボー
ドのタッチ位置決定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】抵抗膜方式のタッチパネルでは、タッチ
パネル表面をタッチしたときに検出されるタッチ状態に
対応する検出箇所は1点である。タッチパネルをCRT
およびLCDなどの表示装置の表示面上に設けて、表示
面の任意の位置をタッチすることによって直接指定した
り、手書きで文字を入力したりする入力装置が、一般的
に用いられている。このような入力装置においてタッチ
パネルは、位置を指定する装置(ポインティングデバイ
ス)と文字入力装置との両方の機能を有している。また
文字の入力方法には、文字をタッチパネル表面に手書き
して、その筆致パターンから文字認識させて文字を入力
する方法、および表示装置にキーボードの画像を表示し
て、タッチパネルのタッチされた位置と表示装置に表示
されるキーボードの位置との関係から、タッチされた文
字のキーを判定して文字入力する方法とがある。
【0003】上述のように、抵抗膜方式のタッチパネル
表面をタッチしたときの検出箇所は1点であるので、実
際のキーボードを用いて文字を入力するような、たとえ
ばアルファベットの大文字と小文字とを切換えるとき
に、シフトキーをタッチしながら英数字キーをタッチす
るといった2つのキーをタッチするような入力操作をす
ると、2つのキーのいずれとも異なる箇所が検出される
ので、このような入力操作を行うことができない。
【0004】このためにアルファベットの大文字と小文
字とを切換えるときには、シフトキーを一度タッチして
離反することで入力モードをシフトモードに切替えて、
シフトキーをもう一度タッチして離反することでシフト
モードを解除する方法を用いたりするので、実際のキー
ボードに比べて極めて操作性が悪い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の問題を解決する
ために、特開平10−232734号公報には、キーボ
ードが表示される表示手段である液晶ディスプレイ上に
設けられる透明な感圧パネルを備える仮想キーボードに
おいて、シフトキーなどの特別キーの位置を予め設定
し、特別キーと英数字キーなどの一般キーとが同時に押
されたときに検知される押下位置に基づいて、どの一般
キーが押下されたかを判断する方法が開示されている。
つまり、シフトキーを押下した状態で一般キーを押下し
て離反すると、検知される押下位置は、特別キーの表示
領域から離れて、ある位置で折返して再び特別キーの表
示領域に戻る軌跡を描く。この折返し位置の座標を検出
して、前記一般キーの位置の座標を算出する。
【0006】しかし上述の特開平10−232734号
公報に開示される仮想キーボードでは、一般キーが2箇
所押下されるときには、押下されたキーを正確に検出お
よび算出することができない。これは2番目の押下位置
の座標の算出は、特別キーの座標と折返位置の座標とに
基づいているため、1番目の押下位置が特別キーでない
場合には、2番目の押下位置の座標を算出することがで
きない。具体的には、小文字で「save」と入力する
場合、シフトキーを押さないで「V」キーを押下してか
ら「E」キーを押下するときに、「V」キーを完全に離
反しないで「E」キーを押下すると、「V」キーと
「E」キーとが同時に押下されている状態となり、押下
位置の検出は「V」および「E」のいずれか1つを検出
しているのではないかと予測され、当然、文字の入力も
できていないことになる。
【0007】また実際のキーボードを用いて、1番目に
押下するキーが特別キーである場合においても、特別キ
ーであるシフトキーを押下した状態で一般キーを押下す
るときに、ある一般キーを押下して、その一般キーを完
全に離反しないで次の一般キーを押下する、すなわち3
個のキーを押下することは充分に起こり得ることであ
り、このことは実際のキーボードを用いる場合よりも仮
想キーボードを用いる場合に頻繁に起こると予想され
る。具体的には、大文字で「SAVE」と入力するため
に、前記仮想キーボードに表示されるキーボードの右端
部付近の特別キーであるシフトキーを押下しながら、キ
ーボードの左端部付近の一般キーである「S」キーと
「A」キーとを同時に押下する場合の折返位置の座標
は、シフトキーと「S」キーとを同時に押下する場合に
比べてかなり左端方向にずれる。したがって、この位置
を折返し位置として実際に押されている位置を算出する
と、キーボードの表示範囲外になってしまい、押下した
キーに対応するキーコードを出力することができない。
【0008】またこの仮想キーボードでは、複数のキー
を同時に押下するのはシフトキーなどの特別キーと一般
キーとの組合せに限定され、一般キーを複数個押下する
場合には、誤入力となったり入力ができなかったりす
る。この問題を解決するためには、あるキーを押下し
て、そのキーを完全に離反してから次のキーを押下する
といった1つのキーを押下する毎に休みが必要となり、
実際のキーボードと同様の入力操作を実現することがで
きない。
【0009】したがって本発明の目的は、実際のキーボ
ードと同様の自然な入力操作を実現できる仮想キーボー
ドおよび仮想キーボードのタッチ位置決定方法を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、キーボード画
像が表示されるタッチパネルと、前記タッチパネルの表
面の1箇所または複数箇所のタッチ状態に対応する1点
の検出座標を出力する座標検出手段と、前記検出座標に
基づくタッチ位置情報を記憶する記憶手段と、タッチパ
ネルのタッチ状態が変化したとき、座標検出手段が検出
した検出座標、および前記記憶手段に記憶されるタッチ
位置情報に基づいて、タッチパネルを実際にタッチまた
は離反した位置の実座標を算出する演算手段とを備える
ことを特徴とする仮想キーボードである。
【0011】本発明に従えば、タッチパネルに表示され
るキーボードのキーを1箇所または複数箇所タッチする
と、座標検出手段によってタッチパネルの表面のタッチ
状態に対応する1点の検出座標が演算手段に与えられ、
演算手段は前記検出座標と記憶手段に記憶される前回の
タッチ位置情報とに基づいて、タッチパネルを実際にタ
ッチまたは離反した位置の実座標を算出するので、シフ
トキーなどの特別キーと英数字キーなどの一般キーとを
同時にタッチしたときだけでなく、複数の一般キーを同
時にタッチしたときでも、タッチまたは離反した位置の
実座標を算出することができ、またタッチされているキ
ーの個数も検出することができる。
【0012】また本発明は、前記記憶手段に記憶される
タッチ位置情報は、タッチパネルのタッチ状態が変化す
る直前の検出座標と、少なくとも3点の過去の実座標と
であることを特徴とする。
【0013】本発明に従えば、たとえば特別キーをタッ
チしながら一般キーをタッチする入力操作において、一
般キーが2つ同時にタッチされる場合、すなわち3つの
キーが同時にタッチされる場合でも、タッチ状態が変化
する直前の検出座標と過去の実座標とに基づいて、タッ
チ位置の実座標を正確に算出することができる。
【0014】また本発明は、前記演算手段は、実際にタ
ッチされた複数箇所の実座標の重心を検出座標として実
座標を算出することを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、タッチパネルを1箇所ま
たは複数箇所タッチされるときに、座標検出手段によっ
て検出されるタッチパネルの表面のタッチ状態に対応す
る1点の検出座標は、タッチパネルの実際のタッチ位置
の実座標の重心付近であるので、前記検出座標と過去の
実座標とに基づいて、タッチ位置を正確に算出すること
ができる。
【0016】また本発明は、キーボード画像が表示され
るタッチパネルと、前記タッチパネルの表面の1箇所ま
たは複数箇所のタッチ状態に対応する1点の検出座標を
出力する座標検出手段とを有する仮想キーボードのタッ
チ位置決定方法において、検出座標に基づくタッチ位置
情報を記憶し、タッチパネルのタッチ状態が変化したと
きに、座標検出手段が検出した検出座標と、記憶される
タッチ位置情報とに基づいて、タッチパネルを実際にタ
ッチまたは離反した位置の実座標を算出してタッチ位置
を決定することを特徴とする仮想キーボードのタッチ位
置決定方法である。
【0017】本発明に従えば、タッチパネルに表示され
るキーボードのキーを1箇所または複数箇所タッチする
と、座標検出手段によってタッチパネルの表面のタッチ
状態に対応する1点の検出座標が出力され、前記検出座
標と記憶手段に記憶される前回のタッチ位置情報とに基
づいて、タッチパネルを実際にタッチまたは離反した位
置の実座標を算出するので、シフトキーなどの特別キー
と英数字キーなどの一般キーとを同時にタッチしたとき
だけでなく、複数の一般キーを同時にタッチしたときで
も、タッチまたは離反した位置の実座標を算出すること
ができ、またタッチされているキーの個数も検出するこ
とができる。
【0018】また本発明は、タッチパネルのタッチ状態
が変化する直前における検出座標と、少なくとも3点の
過去最近の実座標とに基づいて実座標を算出することを
特徴とする。
【0019】本発明に従えば、たとえば特別キーをタッ
チしながら英数字キーなどの一般キーをタッチする入力
操作において、一般キーが2つ同時にタッチされる場
合、すなわち3つのキーが同時にタッチされる場合で
も、タッチ位置の実座標を正確に算出することができ
る。
【0020】また本発明は、実際にタッチされた複数箇
所の実座標の重心を検出座標として実座標を算出するこ
とを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、タッチパネルを1個また
は複数個タッチされるときに、座標検出手段によって検
出されるタッチパネルの表面のタッチ状態に対応する1
点の検出座標は、タッチパネルの実際のタッチ位置の実
座標の重心付近であるので、前記検出座標と過去の複数
の実座標とに基づいて、タッチ状態が変化した後にタッ
チされる位置を算出することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
仮想キーボード11の構成を示すブロック図である。仮
想キーボード11は、タッチパネル12、検出装置1
3、表示装置14および演算装置15を含んで構成され
る。タッチパネル12は、透光性のタッチパネルであ
り、表示装置14の表示画面の上に配置され、表示装置
14と一体になることによって、表示装置14に表示さ
れる画像がタッチパネル12に表示される。座標検出手
段である検出装置13は、タッチパネル12と電気的に
接続され、タッチパネル12から出力される電圧に基づ
いて、タッチパネル12の表面の1箇所または複数箇所
のタッチ状態に対応する1点の検出座標(X,Y)を演
算装置15に与える。表示装置14は、CRTおよびL
CDなどのディスプレイであり、英数字キーなどの一般
キーおよびシフトキーなどの特別キーを含むキーボード
の画像をキーボード表示領域31に表示する。
【0023】演算手段である演算装置15は、検出装置
13および表示装置14と電気的に接続され、仮想キー
ボード11を統括的に制御する。演算装置15は、キー
ボード表示領域31に表示されるキーボードの画像の各
キーの座標領域を、タッチパネル12の座標系に対応さ
せて記憶するキー記憶部を有し(図示せず)、タッチパ
ネル12のキーボード表示領域31に表示されるキーが
タッチされると、検出装置13からの検出座標に基づい
て、キー記憶部に記憶される座標領域に対応するキーの
キーコードを出力する。
【0024】また演算装置15は記憶手段である記憶部
を有し(図示せず)、記憶部はランダムアクセスメモリ
(略称:RAM)であり、検出座標に基づくタッチ位置
情報であるステータス変数St、前回の検出座標である
前回座標(X0,Y0)、ならびに過去最近のタッチ位
置の実座標である第1実座標(X1,Y1)、第2実座
標(X2,Y2)および第3実座標(X3,Y3)を記
憶する。各座標成分X,X0,X1,X2,X3は、タ
ッチパネル12の表面における座標の第1方向J成分で
あり、各座標成分Y,Y0,Y1,Y2,Y3は、タッ
チパネル12の表面における座標の第1方向Jと垂直な
方向の第2方向K成分である。座標成分X,X0,X
1,X2,X3および座標成分Y,Y0,Y1,Y2,
Y3は、タッチパネル12のキーボード表示領域31内
がタッチされる場合には、0以上の値をとり、タッチパ
ネル12のキーボード表示領域31外がタッチされる場
合、およびタッチパネル12がタッチされていない場合
には、−1の値をとる。ステータス変数Stは、タッチ
パネル12のキーボード表示領域31がタッチされてい
る箇所の数であり、0、1、2、3および−1のいずれ
かの値をとる。ステータス変数Stが−1のときは、タ
ッチされている箇所は存在するが、タッチ位置を判別で
きない状態である。
【0025】図2は、タッチパネル12の構造および動
作原理を示す図である。タッチパネル12は、抵抗膜式
タッチパネルである。タッチパネル12には、第1方向
Jおよび第1方向Jと垂直な第2方向Kに、数百本から
数千本の透明な抵抗線21が密集して並んでいる(図2
(1)参照)。またタッチパネル12は、第1方向Jに
並ぶ抵抗線21の両端に電気的に接続される1対の第1
電極22と、第2方向Kに並ぶ抵抗線21の両端に電気
的に接続される1対の第2電極23とを有する。第1電
極22の一方の電極22aが電源24と電気的に接続さ
れ、第1電極22の他方の電極22bが接地されると
き、第2電極23は、検出装置13に電気的に接続され
る(図2(2)参照)。また第2電極23の一方の電極
23aが電源24と電気的に接続され、第2電極23の
他方の電極23bが接地されるとき、第1電極22は、
検出装置13に電気的に接続される(図2(3)参
照)。この接続状態は、毎秒100回〜200回で交互
に切換わる。
【0026】タッチパネル12の表面のある1箇所をタ
ッチすると、このタッチ位置Pにおいて第1方向Jの抵
抗線21jと第2方向Kの抵抗線21kとが導通する。
このとき、第1電極22の一方の電極22aを電源24
に接続し、第1電極22の他方の電極22bを接地し
て、第1方向Jの抵抗線21jに電圧V0を印加して、
第2電極23を検出装置13に接続すると、V0×RJ
2/(RJ1+RJ2)の電圧が検出装置13に出力さ
れる(図2(2)参照)。ここで、RJ1は第1電極2
2の一方の電極22aからタッチ位置Pまでの間の抵抗
線の抵抗値、RJ2はタッチ位置Pから第1電極22の
他方の電極22bまでの間の抵抗線の抵抗値である。検
出装置13は、この電圧に基づいてタッチ位置Pの第1
方向Jの位置を検出することができる。
【0027】さらにタッチ位置Pにおいて第1方向Jの
抵抗線21jと第2方向Kの抵抗線21kとが導通して
いるとき、第2電極23の一方の電極23aを電源24
に接続し、第2電極23の他方の電極23bを接地し
て、第2方向Kの抵抗線21kに電圧V0を印加して、
第1電極22を検出装置13に接続すると、V0×RK
2/(RK1+RK2)の電圧が検出装置13に出力さ
れる(図2(3)参照)。ここで、RK1は第2電極2
3の一方の電極23aからタッチ位置Pまでの間の抵抗
線の抵抗値、RK2はタッチ位置Pから第2電極23の
他方の電極23bまでの間の抵抗線の抵抗値である。検
出装置13は、この電圧に基づいてタッチ位置Pの第2
方向Kの位置を検出することができる。
【0028】このように第1および第2電極22,23
ならびに電源24および検出装置13との接続状態を交
互に切換えることによって、タッチパネル12のタッチ
位置を検出することができる。
【0029】またタッチパネル12の表面が、タッチ位
置P1とタッチ位置P2との2箇所でタッチされるとき
(図2(4)参照)も上述と同様にして、検出装置13
は、このタッチ状態に対応する1点の位置を検出するこ
とができる。この検出された位置は、タッチ位置P1と
タッチ位置P2との中点である。さらにタッチパネル1
2の表面がタッチ位置P1,P2,P3の3箇所でタッ
チされるとき、検出装置13が検出する位置は、前記3
つのタッチ位置P1,P2,P3の重心である。すなわ
ちタッチパネル12をタッチしたときに検出装置13が
検出する位置は、1箇所タッチしている場合には、その
タッチ位置であり、複数箇所タッチしている場合には、
そのタッチ位置の重心である。
【0030】このように抵抗膜式タッチパネルを用いる
仮想キーボード11では、タッチパネル12の表面の複
数箇所をタッチすると、実際のタッチ位置とは異なる位
置が検出されるが、その位置は実際のタッチ位置の重心
であるという規則性をもつ。事前にタッチ位置の実座標
がわかっていれば、さらにタッチされた場合に、前記検
出座標と既にタッチされている位置の実座標とに基づい
て、更にタッチされた位置の座標を算出することができ
る。
【0031】またタッチ位置が移動した場合と、タッチ
位置が追加された場合とでは、検出座標の変化量に違い
が表れる。具体的には、タッチ位置が移動した場合に
は、タッチされてからの検出座標は前回の検出座標に近
く、タッチ位置が追加された場合には、タッチ位置が追
加されたときの検出座標はタッチ位置が追加される前の
検出座標から離れる。演算装置15が、この差異を判別
することによって、タッチパネル12のタッチ状態を識
別して、タッチ状態に応じた処理を行う。
【0032】本実施の形態の仮想キーボード11におい
て、タッチパネル12のキーボード表示領域31内のタ
ッチは点指示であり、タッチした状態でそのタッチ位置
を変化させるような使い方を考慮しない。タッチパネル
12のキーボード表示領域31外であれば、この限りで
はない。
【0033】図3は、初期状態であるタッチパネル12
のタッチ位置が2箇所ある場合の検出座標と実座標との
関係を示す図である。このとき記憶部に記憶されるステ
ータス変数Stは2である。また記憶部には、第1タッ
チ位置P1の実座標が第1実座標(X1,Y1)として
記憶され、第2タッチ位置P2の実座標が第2実座標
(X2,Y2)として記憶され、検出された検出座標
(X,Y)が前回座標(X0,Y0)として記憶され
る。
【0034】図4は、上述の初期状態から第2タッチ位
置P2が移動したときの検出座標と実座標との関係を示
す図である。演算装置15は、記憶部に記憶される前回
座標(X0,Y0)と、このとき検出された検出座標
(X,Y)とを比較して、前回座標(X0,Y0)と検
出座標(X,Y)とは近いことを判断する。演算装置1
5は、前記検出座標(X,Y)および記憶部に記憶され
る第1タッチ位置P1の第1実座標(X1,Y1)に基
づいて、新たな第2タッチ位置P2の第2実座標(X
2,Y2)を算出する。上述のタッチパネル12の性質
から前記検出座標(X,Y)は、第1実座標(X1,Y
1)と新たな第2実座標(X2,Y2)との中点である
ので、新たな第2実座標(X2,Y2)は、(X2,Y
2) = (2×X−X1,2×Y−Y1)である。演算
装置15は、この新たな第2実座標(X2,Y2)を記
憶部に記憶するとともに、前記検出座標(X,Y)を前
回座標(X0,Y0)として記憶部に記憶する。
【0035】図5は、上述の初期状態から第2タッチ位
置P2が無くなったときの検出座標と実座標との関係を
示す図である。演算装置15は、記憶部に記憶される前
回座標(X0,Y0)と、このとき検出された検出座標
(X,Y)とを比較して、前回座標(X0,Y0)と検
出座標(X,Y)とが離れていることを判断する。演算
装置15は、前記検出座標(X,Y)と、記憶部に記憶
される第1タッチ位置P1の第1実座標(X1,Y1)
および第2タッチ位置P2の第2実座標(X2,Y2)
とを比較して、前記検出座標(X,Y)は第1実座標
(X1,Y1)にほぼ一致する、すなわち第2タッチ位
置P2が無くなって第1タッチ位置P1の1箇所が残っ
ていると判断すると、記憶部に記憶される第2実座標
(X2,Y2)に応じたキーコードを出力し、ステータ
ス変数Stを1として記憶部に記憶するとともに、前記
検出座標(X,Y)を新たな第1実座標(X1,Y1)
および前回座標(X0,Y0)として記憶部に記憶す
る。
【0036】図6は、上述の初期状態から第1タッチ位
置P1が無くなったときの検出座標と実座標との関係を
示す図である。演算装置15は、記憶部に記憶される前
回座標(X0,Y0)と、このとき検出された検出座標
(X,Y)とを比較して、前回座標(X0,Y0)と検
出座標(X,Y)とが離れていることを判断する。演算
装置15は、前記検出座標(X,Y)と、記憶部に記憶
される第1タッチ位置P1の第1実座標(X1,Y1)
および第2タッチ位置P2の第2実座標(X2,Y2)
とを比較して、前記検出座標(X,Y)は第2実座標
(X2,Y2)にほぼ一致する、すなわち第1タッチ位
置P1が無くなって第2タッチ位置P2の1箇所が残っ
ていると判断すると、記憶部に記憶される第1実座標
(X1,Y1)に応じたキーコードを出力するととも
に、前記第2実座標(X2,Y2)を新たな第1実座標
(X1,Y1)として記憶部に記憶し、前記検出座標
(X,Y)を前回座標(X0,Y0)として記憶部に記
憶し、ステータス変数Stを1として記憶部に記憶す
る。
【0037】図7は、上述の初期状態から新たに第3タ
ッチ位置P3が加わったときの検出座標と実座標との関
係を示す図である。演算装置15は、記憶部に記憶され
る前回座標(X0,Y0)と、このとき検出された検出
座標(X,Y)とを比較して、前回座標(X0,Y0)
と検出座標(X,Y)とは離れていることを判断する。
演算装置15は、前記検出座標(X,Y)および記憶部
に記憶される第1タッチ位置P1の第1実座標(X1,
Y1)および第2タッチ位置P2の第2実座標(X2,
Y2)に基づいて、新たな第3タッチ位置P3の第3実
座標(X3,Y3)を算出する。上述のタッチパネル1
2の性質から前記検出座標(X,Y)は、第1実座標
(X1,Y1)と第2実座標(X2,Y2)と第3実座
標(X3,Y3)によって形成される三角計の重心であ
るので、第3実座標(X3,Y3)は、 (X3,Y3) = (3×X−X1−X2,3×Y−Y
1−Y2) である。演算装置15は、この第3実座標(X3,Y
3)を記憶部に記憶するとともに、ステータス変数St
を3として記憶部に記憶し、前記検出座標(X,Y)を
前回座標(X0,Y0)として記憶部に記憶する。
【0038】図8は、仮想キーボード11におけるタッ
チ位置決定方法の手順のメインルーチンを示すフローチ
ャートである。ステップs0で前記手順が開始され、ス
テップs1に進む。ステップs1では、演算装置15
は、記憶部に記憶されるステータス変数Stがどの値を
とるか判断する。ステップs1において、ステータス変
数Stは0であると判断されるとステップsAに進み、
サブルーチンAの手順に従って処理を行い、ステータス
変数Stは1であると判断されるとステップsBに進
み、サブルーチンBの手順に従って処理を行い、ステー
タス変数Stは2であると判断されるとステップsCに
進み、サブルーチンCの手順に従って処理を行い、ステ
ータス変数Stは3であると判断されるとステップsD
に進み、サブルーチンDの手順に従って処理を行い、ス
テータス変数Stは−1であると判断されるとステップ
sEに進み、サブルーチンEの手順に従って処理を行
う。ステップsA〜ステップsEのサブルーチンから復
帰すると、ステップs2に進む。ステップs2では、演
算装置15は、検出座標(X,Y)を前回座標(X0,
Y0)として記憶部に記憶して、ステップs3に進み、
全ての手順を終了する。
【0039】図9は、上述のメインルーチンのステップ
sAにおけるサブルーチンAの処理手順を示すフローチ
ャートである。このときステータス変数Stは0、すな
わちタッチされている箇所は0である。ステップa0で
前記手順が開始され、ステップa1に進む。ステップa
1では、演算装置15は、検出装置13からの検出座標
(X,Y)が(−1,−1)であるか否かを判断する。
ステップa1において、検出座標(X,Y)が(−1,
−1)である、すなわちタッチパネル12のキーボード
表示領域31がタッチされていないと判断すると、ステ
ップa4に進み、サブルーチンAの全ての手順を終了し
てメインルーチンに復帰する。またステップa1におい
て、検出座標(X,Y)が(−1,−1)でない、すな
わちタッチパネル12のキーボード表示領域31がタッ
チされていると判断すると、ステップa2に進む。
【0040】ステップa2では、演算装置15は、前記
検出座標(X,Y)を第1タッチ位置P1の第1実座標
(X1,Y1)として記憶部に記憶するとともに、ステ
ータス変数Stを1として記憶部に記憶し、ステップa
3に進む。ステップa3では、演算装置15は、タッチ
したことを仮想キーボード11の操作者に伝えるため
に、ビープ音を鳴らして、ステップa4に進み、サブル
ーチンAの全ての手順を終了してメインルーチンに復帰
する。
【0041】図10は、上述のメインルーチンのステッ
プsBにおけるサブルーチンBの処理手順を示すフロー
チャートである。このときステータス変数Stは1、す
なわちタッチされている箇所は1つである。ステップb
0で前記手順が開始され、ステップb1に進む。ステッ
プb1では、演算装置15は、検出装置13からの検出
座標(X,Y)が(−1,−1)であるか否かを判断す
る。ステップb1において、検出座標(X,Y)が(−
1,−1)でない、すなわちタッチパネル12のキーボ
ード表示領域31がタッチされていると判断すると、ス
テップb2に進む。
【0042】ステップb2では、演算装置15は、前記
検出座標(X,Y)が記憶部に記憶される前回座標(X
0,Y0)とほぼ一致するか否かを判断する。ステップ
b2において、前記検出座標(X,Y)が前回座標(X
0,Y0)とほぼ一致する、すなわちタッチ位置が変化
していないと判断されると、ステップb3に進む。ステ
ップb3では、演算装置15は、前記検出座標(X,
Y)を新たな第1タッチ位置P1の第1実座標(X1,
Y1)として記憶部に記憶して、ステップb8に進み、
サブルーチンBの全ての手順を終了してメインルーチン
に復帰する。
【0043】ステップb2において、前記検出座標
(X,Y)が前回座標(X0,Y0)と一致しない、す
なわち新たに1箇所がタッチされてタッチされている箇
所が2つになったと判断されると、ステップb4に進
む。ステップb4では、演算装置15は、前記検出座標
(X,Y)および記憶部に記憶される第1タッチ位置P
1の第1実座標(X1,Y1)に基づいて、新たなタッ
チ位置である第2タッチ位置P2の第2実座標(X2,
Y2)を算出して記憶部に記憶するとともに、ステータ
ス変数Stを2として記憶部に記憶し、ステップb5に
進む。ステップb4において、前記検出座標(X,Y)
は、第1タッチ位置P1の第1実座標(X1,Y1)と
第2タッチ位置P2の第2実座標(X2,Y2)との中
点であるので、第2実座標(X2,Y2)は、 (X2,Y2)=(2×X−X1,2×Y−Y1) である。
【0044】ステップb5では、演算装置15は、タッ
チしたことを仮想キーボード11の操作者に伝えるため
に、ビープ音を鳴らして、ステップb8に進み、サブル
ーチンBの全ての手順を終了してメインルーチンに復帰
する。
【0045】ステップb1において、検出座標(X,
Y)が(−1,−1)である、すなわちタッチパネル1
2のキーボード表示領域31がタッチされていないと判
断すると、ステップb6に進む。ステップb6では、記
憶部に記憶される第1タッチ位置P1の第1実座標(X
1,Y1)を処理Kcに渡して、ステップb7に進む。
処理Kcでは、タッチパネル12の第1方向Jおよび第
2方向Kの座標が与えられると、その位置に該当するキ
ーを判別して、そのキーコードをキーコードバッファ
(図示せず)に記憶する。ステップb7では、演算装置
15は、ステータス変数Stを0として記憶部に記憶し
て、ステップb8に進み、サブルーチンBの全ての手順
を終了してメインルーチンに復帰する。
【0046】図11は、上述のメインルーチンのステッ
プsCにおけるサブルーチンCの処理手順を示すフロー
チャートである。このときステータス変数Stは2、す
なわちタッチされている箇所は2つである。ステップc
0で前記手順が開始され、ステップc1に進む。ステッ
プc1では、演算装置15は、検出装置13からの検出
座標(X,Y)が(−1,−1)であるか否かを判断す
る。ステップc1において、検出座標(X,Y)が(−
1,−1)でない、すなわちタッチパネル12のキーボ
ード表示領域31がタッチされていると判断すると、ス
テップc2に進む。
【0047】ステップc2では、演算装置15は、前記
検出座標(X,Y)が記憶部に記憶される前回座標(X
0,Y0)とほぼ一致するか否かを判断する。ステップ
c2において、前記検出座標(X,Y)が前回座標(X
0,Y0)とほぼ一致する、すなわちタッチされている
箇所が2つであると判断されると、ステップc3に進
む。ステップc3では、演算装置15は、前記検出座標
(X,Y)および記憶部に記憶される第1タッチ位置P
1の第1実座標(X1,Y1)に基づいて、第2タッチ
位置P2の第2実座標(X2,Y2)を算出して記憶部
に記憶して、ステップc14に進み、サブルーチンCの
全ての手順を終了してメインルーチンに復帰する。ステ
ップc3において、前記検出座標(X,Y)は、第1実
座標(X1,Y1)と第2実座標(X2,Y2)との中
点であるので、第2実座標(X2,Y2)は、 (X2,Y2)=(2×X−X1,2×Y−Y1) である。
【0048】ステップc2において、前記検出座標
(X,Y)が前回座標(X0,Y0)と一致しない、す
なわちタッチされている箇所が2つでないと判断される
と、ステップc4に進む。ステップc4では、演算装置
15は、前記検出座標(X,Y)が記憶部に記憶される
第1タッチ位置P1の第1実座標(X1,Y1)とほぼ
一致するか否かを判断する。ステップc4において、前
記検出座標(X,Y)が第1実座標(X1,Y1)にほ
ぼ一致する、すなわち第2タッチ位置P2が無くなって
第1タッチ位置P1の1箇所が残っていると判断される
と、ステップc5に進む。ステップc5では、記憶部に
記憶される第2タッチ位置P2の第2実座標(X2,Y
2)を処理Kcに渡して、ステップc6に進む。ステッ
プc6では、演算装置15は、ステータス変数Stを1
として記憶部に記憶して、ステップc14に進み、サブ
ルーチンCの全ての手順を終了してメインルーチンに復
帰する。
【0049】ステップc4において、前記検出座標
(X,Y)が第1実座標(X1,Y1)と一致しないと
判断されると、ステップc7に進む。ステップc7で
は、演算装置15は、前記検出座標(X,Y)が記憶部
に記憶される第2タッチ位置P2の第2実座標(X2,
Y2)とほぼ一致するか否かを判断する。ステップc7
において、前記検出座標(X,Y)が第2実座標(X
2,Y2)にほぼ一致する、すなわち第1タッチ位置P
1が無くなって第2タッチ位置P2の1箇所が残ってい
ると判断されると、ステップc8に進む。ステップc8
では、記憶部に記憶される第1タッチ位置P1の第1実
座標(X1,Y1)を処理Kcに渡して、ステップc9
に進む。ステップc9では、演算装置15は、第2タッ
チ位置P2の第2実座標(X2,Y2)を新たな第1タ
ッチ位置P1の第1実座標(X1,Y1)として記憶部
に記憶するとともに、ステータス変数Stを1として記
憶部に記憶して、ステップc14に進み、サブルーチン
Cの全ての手順を終了してメインルーチンに復帰する。
【0050】ステップc7において、前記検出座標
(X,Y)が第2実座標(X2,Y2)と一致しない、
すなわち新たに第3タッチ位置P3が加わってタッチ位
置が3箇所になったと判断されると、ステップc10に
進む。ステップc10では、演算装置15は、前記検出
座標(X,Y)ならびに記憶部に記憶される第1タッチ
位置P1の第1実座標(X1,Y1)および第2タッチ
位置P2の第2実座標(X2,Y2)に基づいて、新た
な第3タッチ位置P3の第3実座標(X3,Y3)を算
出して記憶部に記憶するとともに、ステータス変数St
を3として記憶部に記憶して、ステップc11に進む。
ステップc10において、前記検出座標(X,Y)は、
第1実座標(X1,Y1)と第2実座標(X2,Y2)
と第3実座標(X3,Y3)とで構成される三角形の重
心であるので、第3実座標(X3,Y3)は、 (X3,Y3)=(3×X−X1−X2,3×Y−Y1
−Y2) である。
【0051】ステップc11では、演算装置15は、タ
ッチしたことを仮想キーボード11の操作者に伝えるた
めに、ビープ音を鳴らして、ステップc14に進み、サ
ブルーチンCの全ての手順を終了してメインルーチンに
復帰する。
【0052】ステップc1において、検出座標(X,
Y)が(−1,−1)である、すなわちタッチパネル1
2のキーボード表示領域31がタッチされていないと判
断すると、ステップc12に進む。ステップc12で
は、演算装置15は、キーボード表示領域31外をタッ
チしたことを仮想キーボード11の操作者に伝えるため
に、ビープ音を鳴らして、ステップc13に進む。ステ
ップc13では、演算装置15は、ステータス変数St
を0として記憶部に記憶して、ステップc14に進み、
サブルーチンCの全ての手順を終了してメインルーチン
に復帰する。
【0053】図12は、上述のメインルーチンのステッ
プsDにおけるサブルーチンDの処理手順を示すフロー
チャートである。このときステータス変数Stは3、す
なわちタッチされている箇所は3つである。ステップd
0で前記手順が開始され、ステップd1に進む。ステッ
プd1では、演算装置15は、検出装置13からの検出
座標(X,Y)が(−1,−1)であるか否かを判断す
る。ステップd1において、検出座標(X,Y)が(−
1,−1)でない、すなわちタッチパネル12のキーボ
ード表示領域31がタッチされていると判断すると、ス
テップd2に進む。
【0054】ステップd2では、演算装置15は、前記
検出座標(X,Y)が記憶部に記憶される前回座標(X
0,Y0)とほぼ一致するか否かを判断する。ステップ
d2において、前記検出座標(X,Y)が前回座標(X
0,Y0)とほぼ一致する、すなわちタッチされている
箇所が3つであると判断されると、ステップd3に進
む。ステップd3では、演算装置15は、前記検出座標
(X,Y)ならびに記憶部に記憶される第1タッチ位置
P1の第1実座標(X1,Y1)および第2タッチ位置
P2の第2実座標(X2,Y2)に基づいて、第3タッ
チ位置P3の第3実座標(X3,Y3)を算出して記憶
部に記憶して、ステップd17に進み、サブルーチンD
の全ての手順を終了してメインルーチンに復帰する。ス
テップd3において、前記検出座標(X,Y)は、第1
実座標(X1,Y1)と第2実座標(X2,Y2)と第
3実座標(X3,Y3)とで構成される三角形の重心で
あるので、第3実座標(X3,Y3)は、 (X3,Y3)=(3×X−X1−X2,3×Y−Y1
−Y2) である。
【0055】ステップd2において、前記検出座標
(X,Y)が前回座標(X0,Y0)に一致しない、す
なわちタッチされている箇所が3つでないと判断される
と、ステップd4に進む。ステップd4では、演算装置
15は、前記検出座標(X,Y)が記憶部に記憶される
第1タッチ位置P1の第1実座標(X1,Y1)と第2
タッチ位置P2の第2実座標(X2,Y2)とのほぼ中
点であるか否かを判断する。ステップd4において、前
記検出座標(X,Y)が第1実座標(X1,Y1)と第
2実座標(X2,Y2)とのほぼ中点である、すなわち
第3タッチ位置P3が無くなって第1および第2タッチ
位置P1,P2の2箇所が残っていると判断されると、
ステップd5に進む。ステップd5では、演算装置15
は、第3タッチ位置P3の第3実座標(X3,Y3)を
処理Kcに渡して、ステップd6に進む。ステップd6
では、演算装置15は、ステータス変数Stを2として
記憶部に記憶して、ステップd17に進み、サブルーチ
ンDの全ての手順を終了してメインルーチンに復帰す
る。
【0056】ステップd4において、前記検出座標
(X,Y)が第1実座標(X1,Y1)と第2実座標
(X2,Y2)との中点でないと判断されると、ステッ
プd7に進む。ステップd7では、演算装置15は、前
記検出座標(X,Y)が記憶部に記憶される第1タッチ
位置P1の第1実座標(X1,Y1)と第3タッチ位置
P3の第3実座標(X3,Y3)とのほぼ中点であるか
否かを判断する。ステップd7において、前記検出座標
(X,Y)が第1実座標(X1,Y1)と第3実座標
(X3,Y3)とのほぼ中点である、すなわち第2タッ
チ位置P2が無くなって第1および第3タッチ位置P
1,P3の2箇所が残っていると判断されると、ステッ
プd8に進む。ステップd8では、演算装置15は、第
2タッチ位置P2の第2実座標(X2,Y2)を処理K
cに渡して、ステップd9に進む。ステップd9では、
演算装置15は、第3タッチ位置P3の第3実座標(X
3,Y3)を新たな第2タッチ位置P2の第2実座標
(X2,Y2)として記憶部に記憶するとともに、ステ
ータス変数Stを2として記憶部に記憶して、ステップ
d17に進み、サブルーチンDの全ての手順を終了して
メインルーチンに復帰する。
【0057】ステップd7において、前記検出座標
(X,Y)が第1実座標(X1,Y1)と第3実座標
(X3,Y3)との中点でないと判断されると、ステッ
プd10に進む。ステップd10では、演算装置15
は、前記検出座標(X,Y)が記憶部に記憶される第2
タッチ位置P2の第2実座標(X2,Y2)と第3タッ
チ位置P3の第3実座標(X3,Y3)とのほぼ中点で
あるか否かを判断する。ステップd10において、前記
検出座標(X,Y)が第2実座標(X2,Y2)と第3
実座標(X3,Y3)とのほぼ中点である、すなわち第
1タッチ位置P1が無くなって第2および第3タッチ位
置P2,P3の2箇所が残っていると判断されると、ス
テップd11に進む。ステップd11では、演算装置1
5は、第1タッチ位置P1の第1実座標(X1,Y1)
を処理Kcに渡して、ステップd12に進む。ステップ
d12では、演算装置15は、第2タッチ位置P2の第
2実座標(X2,Y2)を新たな第1タッチ位置P1の
第1実座標(X1,Y1)として記憶部に記憶し、第3
タッチ位置P3の第3実座標(X3,Y3)を新たな第
2タッチ位置P2の第2実座標(X2,Y2)として記
憶部に記憶するとともに、ステータス変数Stを2とし
て記憶部に記憶して、ステップd17に進み、サブルー
チンDの全ての手順を終了してメインルーチンに復帰す
る。
【0058】ステップd10において、前記検出座標
(X,Y)が第2実座標(X2,Y2)と第3実座標
(X3,Y3)との中点でない、すなわちタッチ位置が
判別できないと判断されると、ステップd13に進む。
ステップd13では、演算装置15は、タッチ位置が判
断できないことを仮想キーボード11の操作者に伝える
ために、ビープ音を鳴らして、ステップd14に進む。
ステップd14では、演算装置15は、ステータス変数
Stを−1として記憶部に記憶して、ステップd17に
進み、サブルーチンDの全ての手順を終了してメインル
ーチンに復帰する。
【0059】ステップd1において、検出座標(X,
Y)が(−1,−1)である、すなわちタッチパネル1
2のキーボード表示領域31がタッチされていないと判
断すると、ステップd15に進む。ステップd15で
は、演算装置15は、キーボード表示領域31外をタッ
チしたことを仮想キーボード11の操作者に伝えるため
に、ビープ音を鳴らして、ステップd16に進む。ステ
ップd16では、演算装置15は、ステータス変数St
を0として記憶部に記憶して、ステップd17に進み、
サブルーチンDの全ての手順を終了してメインルーチン
に復帰する。
【0060】図13は、上述のステップsEにおけるサ
ブルーチンEの処理手順を示すフローチャートである。
このときステータス変数Stは−1、すなわちタッチさ
れている箇所は存在するが、タッチ位置を判別できない
状態である。ステップe0で前記手順が開始され、ステ
ップe1に進む。ステップe1では、演算装置15は、
検出装置13からの検出座標(X,Y)が(−1,−
1)であるか否かを判断する。ステップe1において、
検出座標(X,Y)が(−1,−1)でない、すなわち
タッチパネル12のキーボード表示領域31がタッチさ
れていると判断すると、ステップe3に進み、サブルー
チンEの全ての手順を終了してメインルーチンに復帰す
る。ステップe1において、検出座標(X,Y)が(−
1,−1)である、すなわちタッチパネル12のキーボ
ード表示領域31がタッチされていないと判断すると、
ステップe2に進む。ステップe2では、演算装置15
は、ステータス変数Stを0として記憶部に記憶して、
ステップe3に進み、サブルーチンEの全ての手順を終
了してメインルーチンに復帰する。
【0061】本実施の形態の仮想キーボード11によれ
ば、タッチパネル12に表示されるキーボード表示領域
31のキーを1箇所または複数箇所タッチすると、検出
装置13によってタッチパネル12の表面のタッチ状態
に対応する1点の検出座標が演算装置15に与えられ、
演算装置15は前記検出座標と記憶部に記憶される前回
座標および過去最近の実座標とに基づいて、タッチパネ
ル12を実際にタッチまたは離反した位置の実座標を算
出するので、シフトキーなどの特別キーと英数字キーな
どの一般キーと同時にタッチしたときだけでなく、複数
の一般キーを同時にタッチしたときでも、タッチまたは
離反した位置の実座標を算出することができ、またタッ
チされているキーの個数も検出することができる。これ
によって複数の一般キーがタッチされた場合でも、タッ
チされた位置が正確に算出されるので、実際のキーボー
ドと同様な自然かつ高速な入力操作を行うことができ
る。
【0062】また本実施の形態の仮想キーボード11に
よれば、たとえば特別キーをタッチしながら一般キーを
タッチする入力操作において、一般キーが2つ同時にタ
ッチされる場合、すなわち3つのキーが同時にタッチさ
れる場合でも、タッチ状態が変化する直前の前回座標と
過去の実座標とに基づいて、タッチ位置の実座標を正確
に算出することができる。これによって実際のキーボー
ドと同様の入力操作を行うことができる。
【0063】また本実施の形態の仮想キーボード11に
よれば、タッチパネル12を1箇所または複数箇所タッ
チされるときに、検出装置13によって検出されるタッ
チパネル12の表面のタッチ状態に対応する1点の検出
座標は、タッチパネルの実際のタッチ位置の実座標の重
心付近であるので、前記検出座標と過去の複数の実座標
とに基づいて、タッチ位置の実座標を正確に算出するこ
とができる。これによって実際のキーボードと同様の入
力操作を行うことができる。
【0064】本実施の形態の仮想キーボード11におい
て、タッチパネル12は、透光性のタッチパネルであ
り、表示装置14の表示画面の上に配置され、表示装置
14と一体になることによって、表示装置14に表示さ
れる画像がタッチパネル12に映し出されるとしたが、
表示装置14を用いないで、タッチパネル12を透光性
の無いタッチパネルとして、タッチパネル表面にキーボ
ードの画像を直接形成する構成としてもよいし、異なる
形式のキーボードの画像が形成される複数のフィルムを
作成して、用途に応じてフィルムを選択して、フィルム
をタッチパネルの表面に貼る構成にしてもよい。
【0065】本実施の形態の仮想キーボード11におい
て、記憶部には過去最近のタッチ位置の実座標として、
第1実座標、第2実座標および第3実座標の3つの座標
が記憶されるが、記憶部は、少なくとも3つの座標が記
憶することができればよく、3つに限らず4つ以上の過
去最近のタッチ位置の実座標を記憶できるようにしても
よい。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、タッチパ
ネルに表示されるキーボードのキーを1箇所または複数
箇所タッチすると、座標検出手段によってタッチパネル
の表面のタッチ状態に対応する1点の検出座標が演算手
段に与えられ、演算手段は前記検出座標と記憶手段に記
憶される前回のタッチ位置情報とに基づいて、タッチパ
ネルを実際にタッチまたは離反した位置の実座標を算出
するので、シフトキーなどの特別キーと英数字キーなど
の一般キーとを同時にタッチしたときだけでなく、複数
の一般キーを同時にタッチしたときでも、タッチまたは
離反した位置の実座標を算出することができ、またタッ
チされているキーの個数も検出することができる。これ
によって複数の一般キーがタッチされた場合でも、正確
にタッチされた位置が算出されるので、実際のキーボー
ドと同様な自然かつ高速な入力操作を行うことができ
る。
【0067】また本発明によれば、特別キーをタッチし
ながら一般キーをタッチする入力操作において、一般キ
ーが2つ同時にタッチされる場合、すなわち3つのキー
が同時にタッチされる場合でも、タッチ状態が変化する
直前の検出座標と過去の実座標とに基づいて、タッチ位
置の座標を正確に算出することができる。これによって
実際のキーボードと同様の入力操作を行うことができ
る。
【0068】また本発明によれば、タッチパネルを1箇
所または複数箇所タッチされるときに、座標検出手段に
よって検出されるタッチパネルの表面のタッチ状態に対
応する1点の検出座標は、タッチパネルの実際のタッチ
位置の実座標の重心付近であるので、前記検出座標と過
去の複数の実座標とに基づいて、タッチ位置の実座標を
正確に算出することができる。これによって実際のキー
ボードと同様の入力操作を行うことができる。
【0069】また本発明によれば、タッチパネルに表示
されるキーボードのキーを1箇所または複数箇所タッチ
すると、座標検出手段によってタッチパネルの表面のタ
ッチ状態に対応する1点の検出座標が出力され、前記検
出座標と記憶手段に記憶される前回のタッチ位置情報と
に基づいて、タッチパネルを実際にタッチまたは離反し
た位置の実座標を算出するので、シフトキーなどの特別
キーと英数字キーなどの一般キーとを同時にタッチした
ときだけでなく、複数の一般キーを同時にタッチしたと
きでも、タッチまたは離反した位置の実座標を求めるこ
とができ、またタッチされているキーの個数も検出する
ことができる。これによって複数の一般キーがタッチさ
れた場合でも、正確にタッチされた位置の実座標が算出
されるので、実際のキーボードと同様な自然かつ高速な
入力操作を行うことができる。
【0070】また本発明によれば、たとえば特別キーを
タッチしながら一般キーをタッチする入力操作におい
て、一般キーが2つ同時にタッチされる場合、すなわち
3つのキーが同時にタッチされる場合でも、タッチ位置
の実座標を正確に算出することができる。これによって
実際のキーボードと同様の入力操作を行うことができ
る。
【0071】また本発明によれば、タッチパネルを1箇
所または複数箇所タッチされるときに、座標検出手段に
よって検出されるタッチパネルの表面のタッチ状態に対
応する1点の検出座標は、タッチパネルの実際のタッチ
位置の実座標の重心付近であるので、前記検出座標と過
去の複数の実座標とに基づいて、タッチ位置の実座標を
正確に算出することができる。これによって実際のキー
ボードと同様の入力操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の仮想キーボード11の
構成を示すブロック図である。
【図2】タッチパネル12の構造および動作原理を示す
図である。
【図3】初期状態であるタッチパネル12のタッチ位置
が2カ所ある場合の検出座標と実座標との関係を示す図
である。
【図4】上述の初期状態から第2タッチ位置P2が移動
したときの検出座標と実座標との関係を示す図である。
【図5】上述の初期状態から第2タッチ位置P2が無く
なったときの検出座標と実座標との関係を示す図であ
る。
【図6】上述の初期状態から第1タッチ位置P1が無く
なったときの検出座標と実座標との関係を示す図であ
る。
【図7】上述の初期状態から新たに第3タッチ位置P3
が加わったときの検出座標と実座標との関係を示す図で
ある。
【図8】仮想キーボード11におけるタッチ位置決定方
法の手順のメインルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図9】上述のメインルーチンのステップsAにおける
サブルーチンAの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図10】上述のメインルーチンのステップsBにおけ
るサブルーチンBの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】上述のメインルーチンのステップsCにおけ
るサブルーチンCの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】上述のメインルーチンのステップsDにおけ
るサブルーチンDの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図13】上述のメインルーチンのステップsEにおけ
るサブルーチンEの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11 仮想キーボード 12 タッチパネル 13 検出装置 15 演算装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボード画像が表示されるタッチパネ
    ルと、 前記タッチパネルの表面の1箇所または複数箇所のタッ
    チ状態に対応する1点の検出座標を出力する座標検出手
    段と、 前記検出座標に基づくタッチ位置情報を記憶する記憶手
    段と、 タッチパネルのタッチ状態が変化したとき、座標検出手
    段が検出した検出座標、および前記記憶手段に記憶され
    るタッチ位置情報に基づいて、タッチパネルを実際にタ
    ッチまたは離反した位置の実座標を算出する演算手段と
    を備えることを特徴とする仮想キーボード。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶されるタッチ位置情
    報は、タッチパネルのタッチ状態が変化する直前の検出
    座標と、少なくとも3点の過去の実座標とであることを
    特徴とする請求項1記載の仮想キーボード。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は、実際にタッチされた複
    数箇所の実座標の重心を検出座標として実座標を算出す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の仮想キーボ
    ード。
  4. 【請求項4】 キーボード画像が表示されるタッチパネ
    ルと、前記タッチパネルの表面の1箇所または複数箇所
    のタッチ状態に対応する1点の検出座標を出力する座標
    検出手段とを有する仮想キーボードのタッチ位置決定方
    法において、 検出座標に基づくタッチ位置情報を記憶し、 タッチパネルのタッチ状態が変化したときに、座標検出
    手段が検出した検出座標と、記憶されるタッチ位置情報
    とに基づいて、タッチパネルを実際にタッチまたは離反
    した位置の実座標を算出してタッチ位置を決定すること
    を特徴とする仮想キーボードのタッチ位置決定方法。
  5. 【請求項5】 タッチパネルのタッチ状態が変化する直
    前における検出座標と、少なくとも3点の過去最近の実
    座標とに基づいて実座標を算出することを特徴とする請
    求項4記載の仮想キーボードのタッチ位置決定方法。
  6. 【請求項6】 実際にタッチされた複数箇所の実座標の
    重心を検出座標として実座標を算出することを特徴とす
    る請求項4または5記載の仮想キーボードのタッチ位置
    決定方法。
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