JP2002229692A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
- Publication number
- JP2002229692A JP2002229692A JP2001029538A JP2001029538A JP2002229692A JP 2002229692 A JP2002229692 A JP 2002229692A JP 2001029538 A JP2001029538 A JP 2001029538A JP 2001029538 A JP2001029538 A JP 2001029538A JP 2002229692 A JP2002229692 A JP 2002229692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation mode
- mode
- memory
- power consumption
- low power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
Landscapes
- Power Sources (AREA)
- Memory System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 システム全体を通常運転モードに復帰させる
ためのハードウェア回路の規模を増大させることなく、
低消費電力モードから通常運転モードへのモード遷移を
可能にする。 【解決手段】 ROM02、DRAM03やシステムバ
ス12が低消費電力運転モードであっても、CPU01
がアクセス可能なSRAM05をシステムに用意し、そ
のSRAM05に予め、システムバス12やROMコン
トローラ08及びRAMコントローラ09の各動作モー
ドを通常運転モードに戻す第1のモード復帰処理プログ
ラムを格納しておき、システム全体が低消費電力運転モ
ード状態にあるとき、CPU01がSRAM05にアク
セスして第1のモード復帰処理プログラムを実行する。
これによって通常運転モードに戻ったROM02または
DRAM03にCPU01がアクセスし、そこに格納さ
れた第2のモード復帰処理プログラムを実行する。
ためのハードウェア回路の規模を増大させることなく、
低消費電力モードから通常運転モードへのモード遷移を
可能にする。 【解決手段】 ROM02、DRAM03やシステムバ
ス12が低消費電力運転モードであっても、CPU01
がアクセス可能なSRAM05をシステムに用意し、そ
のSRAM05に予め、システムバス12やROMコン
トローラ08及びRAMコントローラ09の各動作モー
ドを通常運転モードに戻す第1のモード復帰処理プログ
ラムを格納しておき、システム全体が低消費電力運転モ
ード状態にあるとき、CPU01がSRAM05にアク
セスして第1のモード復帰処理プログラムを実行する。
これによって通常運転モードに戻ったROM02または
DRAM03にCPU01がアクセスし、そこに格納さ
れた第2のモード復帰処理プログラムを実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特に、少なくともCPU、メモリ及びシステムバス
を備え、該CPU、メモリ及びシステムバスが個別に、
通常運転モードと低消費電力運転モードとの間で運転モ
ードを遷移する情報処理装置に関する。
し、特に、少なくともCPU、メモリ及びシステムバス
を備え、該CPU、メモリ及びシステムバスが個別に、
通常運転モードと低消費電力運転モードとの間で運転モ
ードを遷移する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、低消費電力運転モードを持つ情報
処理システムにおいて、システムを低消費電力運転モー
ドに設定するには、メモリコントローラやバスコントロ
ーラへのクロックの供給を停止する方法が取られてい
る。なお、情報処理システムで最も電力を消耗するのは
RAMやROMなどのメモリであり、これを制御するメ
モリコントローラに対して取り分け、低消費電力運転モ
ードヘ移行するための設定を行う必要がある。
処理システムにおいて、システムを低消費電力運転モー
ドに設定するには、メモリコントローラやバスコントロ
ーラへのクロックの供給を停止する方法が取られてい
る。なお、情報処理システムで最も電力を消耗するのは
RAMやROMなどのメモリであり、これを制御するメ
モリコントローラに対して取り分け、低消費電力運転モ
ードヘ移行するための設定を行う必要がある。
【0003】ところで、メモリを含めシステム全体を低
消費電力運転モードヘ移行させるには、従来、以下のよ
うなソフトウェアによる処理を段階的に行う。 (1)メモリコントローラの動作モードを低消費電力運
転モードヘ変更する(これにより、ROMやRAMが低
消費電力運転モードヘ移行する)。 (2)メモリコントローラ等が接続されているシステム
バスを低消費電力運転モードに移行し、バス機能のほと
んどの機能を停止する(システムバスに繋がっているメ
モリ以外のすべての構成要素へのクロックの供給は既に
停止されていると仮定している)。 (3)CPU自体を低消費電力運転モードに遷移させ
る。
消費電力運転モードヘ移行させるには、従来、以下のよ
うなソフトウェアによる処理を段階的に行う。 (1)メモリコントローラの動作モードを低消費電力運
転モードヘ変更する(これにより、ROMやRAMが低
消費電力運転モードヘ移行する)。 (2)メモリコントローラ等が接続されているシステム
バスを低消費電力運転モードに移行し、バス機能のほと
んどの機能を停止する(システムバスに繋がっているメ
モリ以外のすべての構成要素へのクロックの供給は既に
停止されていると仮定している)。 (3)CPU自体を低消費電力運転モードに遷移させ
る。
【0004】また、(3)の処理を終了した段階から通
常運転モードに復帰させるには、割り込み等の外部から
のイベントをCPUに通知することが一般的に行われ
る。
常運転モードに復帰させるには、割り込み等の外部から
のイベントをCPUに通知することが一般的に行われ
る。
【0005】これら割り込みイベントに応じて、モード
復帰処理を行う割り込み復帰処理ハンドラは、通常、R
OMあるいはRAM上に存在するので、割り込み等の外
部イベントにより、(3)の処理が終了した状態になっ
ているCPUが割り込み処理を実行できるようになるに
は、以下に示すような段階を経る必要がある。 (1)割り込み等の外部イベントでCPUが低消費電力
運転モードから通常運転モードに復帰し、ソフトウェア
が実行可能な状態にする。 (2)システムバスを通常運転モードに移行し、バス機
能がすべて復帰する。 (3)メモリコントローラの動作モードを通常運転モー
ドに変更し、ROMやRAMを通常運転モードに復帰さ
せる。
復帰処理を行う割り込み復帰処理ハンドラは、通常、R
OMあるいはRAM上に存在するので、割り込み等の外
部イベントにより、(3)の処理が終了した状態になっ
ているCPUが割り込み処理を実行できるようになるに
は、以下に示すような段階を経る必要がある。 (1)割り込み等の外部イベントでCPUが低消費電力
運転モードから通常運転モードに復帰し、ソフトウェア
が実行可能な状態にする。 (2)システムバスを通常運転モードに移行し、バス機
能がすべて復帰する。 (3)メモリコントローラの動作モードを通常運転モー
ドに変更し、ROMやRAMを通常運転モードに復帰さ
せる。
【0006】CPUを割り込み等の外部イベントにより
通常運転モードに復帰させる処理は、ハードウェアによ
って自動的に行われる場合が一般的であるが、システム
バスやメモリコントローラの動作モードを通常運転モー
ドに戻す処理は通常、ソフトウェアで行なわれる。な
お、このソフトウェアの規模は大変小さく、数十バイト
から数百バイト程度である。システムはこの通常運転モ
ードに戻すソフトウェア処理のあと、割り込み復帰処理
ハンドラを実行することになる。
通常運転モードに復帰させる処理は、ハードウェアによ
って自動的に行われる場合が一般的であるが、システム
バスやメモリコントローラの動作モードを通常運転モー
ドに戻す処理は通常、ソフトウェアで行なわれる。な
お、このソフトウェアの規模は大変小さく、数十バイト
から数百バイト程度である。システムはこの通常運転モ
ードに戻すソフトウェア処理のあと、割り込み復帰処理
ハンドラを実行することになる。
【0007】システムバスやメモリコントローラの動作
モードを通常運転モードに戻す処理をソフトウェアによ
って行わないと、上記のシステムにおいて、低消費電力
運転モードにあるCPUがメモリにアクセスしようとし
た段階で重大なシステムエラーが発生し、システムが停
止してしまう。
モードを通常運転モードに戻す処理をソフトウェアによ
って行わないと、上記のシステムにおいて、低消費電力
運転モードにあるCPUがメモリにアクセスしようとし
た段階で重大なシステムエラーが発生し、システムが停
止してしまう。
【0008】これに対して、上記以外のモード遷移の方
法として、システムを通常運転モードから低消費電力運
転モードに移行させる処理をソフトウェアで行い、逆に
低消費電力運転モードから通常運転モードヘ復帰させる
処理をハードウェアで自動的に行う方法がある。この方
法では、前述の不具合が発生しない。
法として、システムを通常運転モードから低消費電力運
転モードに移行させる処理をソフトウェアで行い、逆に
低消費電力運転モードから通常運転モードヘ復帰させる
処理をハードウェアで自動的に行う方法がある。この方
法では、前述の不具合が発生しない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ソフトウェアにより低消費電力運転モードヘ移行させ、
その後割り込み等の外部イベントを契機に自動的にハー
ドウェアによって通常運転モードヘ復帰させる従来の情
報処理システムにおいては、メモリコントローラ回路や
システムバス制御回路などのハードウェアの制御が複雑
になり、ハードウェアの回路規模が増大し、その開発に
時間がかかる。また、除くことの難しい不具合が回路に
発生する可能性があるという問題があった。
ソフトウェアにより低消費電力運転モードヘ移行させ、
その後割り込み等の外部イベントを契機に自動的にハー
ドウェアによって通常運転モードヘ復帰させる従来の情
報処理システムにおいては、メモリコントローラ回路や
システムバス制御回路などのハードウェアの制御が複雑
になり、ハードウェアの回路規模が増大し、その開発に
時間がかかる。また、除くことの難しい不具合が回路に
発生する可能性があるという問題があった。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、システム全体を通常運転モードに復帰
させるためのハードウェア回路の規模を増大させること
なく、低消費電力モードから通常運転モードへのモード
遷移を可能にした情報処理装置を提供することを目的と
する。
たものであって、システム全体を通常運転モードに復帰
させるためのハードウェア回路の規模を増大させること
なく、低消費電力モードから通常運転モードへのモード
遷移を可能にした情報処理装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、少なくともCPU、
メモリ及びシステムバスを備え、該CPU、メモリ及び
システムバスが個別に、通常運転モードと低消費電力運
転モードとの間で運転モードを遷移する情報処理装置に
おいて、前記システムバス及びメモリを低消費電力運転
モードから通常運転モードに戻す処理手順を記述した第
1のモード復帰処理プログラムと、割り込みイベントに
応じてモード復帰処理を行う割り込み復帰処理ハンドラ
の処理手順を記述した第2のモード復帰処理プログラム
とを格納したメモリと、前記情報処理装置全体が低消費
電力運転モードになっても記憶内容を保持するととも
に、低消費電力運転モードから通常運転モードに復帰し
た直後の前記CPUが前記システムバスにアクセスする
ことなく、アクセス可能である小規模メモリと、前記情
報処理装置が通常運転モードにおいて動作中に、前記メ
モリ内の前記第1のモード復帰処理プログラムを前記小
規模メモリに格納する格納手段と、低消費電力運転モー
ドにおいて動作中の前記情報処理装置を通常運転モード
に復帰させる外部イベントを受けて、前記CPUに、前
記小規模メモリに格納された第1のモード復帰処理プロ
グラムを実行させる第1の実行手段と、前記第1の実行
手段によって前記第1のモード復帰処理プログラムが実
行された後、前記CPUを前記メモリにアクセスさせ、
前記メモリ内の前記第2のモード復帰処理プログラムを
実行させる第2の実行手段とを有することを特徴とす
る。
に、請求項1記載の発明によれば、少なくともCPU、
メモリ及びシステムバスを備え、該CPU、メモリ及び
システムバスが個別に、通常運転モードと低消費電力運
転モードとの間で運転モードを遷移する情報処理装置に
おいて、前記システムバス及びメモリを低消費電力運転
モードから通常運転モードに戻す処理手順を記述した第
1のモード復帰処理プログラムと、割り込みイベントに
応じてモード復帰処理を行う割り込み復帰処理ハンドラ
の処理手順を記述した第2のモード復帰処理プログラム
とを格納したメモリと、前記情報処理装置全体が低消費
電力運転モードになっても記憶内容を保持するととも
に、低消費電力運転モードから通常運転モードに復帰し
た直後の前記CPUが前記システムバスにアクセスする
ことなく、アクセス可能である小規模メモリと、前記情
報処理装置が通常運転モードにおいて動作中に、前記メ
モリ内の前記第1のモード復帰処理プログラムを前記小
規模メモリに格納する格納手段と、低消費電力運転モー
ドにおいて動作中の前記情報処理装置を通常運転モード
に復帰させる外部イベントを受けて、前記CPUに、前
記小規模メモリに格納された第1のモード復帰処理プロ
グラムを実行させる第1の実行手段と、前記第1の実行
手段によって前記第1のモード復帰処理プログラムが実
行された後、前記CPUを前記メモリにアクセスさせ、
前記メモリ内の前記第2のモード復帰処理プログラムを
実行させる第2の実行手段とを有することを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0013】(第1の実施の形態)図1は、本発明に係
る情報処理装置の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
る情報処理装置の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【0014】図1において、01はCPU(Central Pr
ocessing Unit)、02はROM(Read Only Memor
y)、03はDRAM(Dynamic Random Access Memor
y)、12はシステムバス、04はシステムバス12の
制御を行うシステムバスコントローラ(システムバス制
御回路)である。
ocessing Unit)、02はROM(Read Only Memor
y)、03はDRAM(Dynamic Random Access Memor
y)、12はシステムバス、04はシステムバス12の
制御を行うシステムバスコントローラ(システムバス制
御回路)である。
【0015】08はROM02の制御を行うROMコン
トローラ(ROM制御回路)であり、09はDRAM0
3の制御を行うRAMコントローラ(RAM制御回路)
である。10および11は、ROM02、DRAM03
等を除くシステムバス12に接続されている各デバイス
を制御するデバイスコントローラ(デバイス制御回路)
である。
トローラ(ROM制御回路)であり、09はDRAM0
3の制御を行うRAMコントローラ(RAM制御回路)
である。10および11は、ROM02、DRAM03
等を除くシステムバス12に接続されている各デバイス
を制御するデバイスコントローラ(デバイス制御回路)
である。
【0016】05は、メモリ(ROM02、DRAM0
3)やシステムバス12が低消費電力運転モードであっ
ても、CPU01がアクセス可能な小規模なメモリであ
り、本実施の形態ではSRAM(Static Random Access
Memory)を使用している。そのメモリ容量は数十バイ
トから数百バイト程度でよく、システムの構成に応じて
決定される。
3)やシステムバス12が低消費電力運転モードであっ
ても、CPU01がアクセス可能な小規模なメモリであ
り、本実施の形態ではSRAM(Static Random Access
Memory)を使用している。そのメモリ容量は数十バイ
トから数百バイト程度でよく、システムの構成に応じて
決定される。
【0017】なおここで、システムバス12やROMコ
ントローラ08及びRAMコントローラ09の各動作モ
ードを、低消費電力運転モードから通常運転モードに戻
す処理(例外ベクター)の手順を記述したプログラムを
第1のモード復帰処理プログラムと呼び、また、割り込
みイベントに応じてモード復帰処理を行う割り込み復帰
処理ハンドラ(例外ベクター)の処理手順を記述したプ
ログラムを第2のモード復帰処理プログラムと呼ぶこと
にする。これらの2つのプログラムはROM02または
DRAM03に格納され、第1のモード復帰処理プログ
ラムの格納されるエリアの先頭アドレスを「例外ベクタ
ーアドレス1」とし、第2のモード復帰処理プログラム
の格納されるエリアの先頭アドレスを「例外ベクターア
ドレス0」とする。
ントローラ08及びRAMコントローラ09の各動作モ
ードを、低消費電力運転モードから通常運転モードに戻
す処理(例外ベクター)の手順を記述したプログラムを
第1のモード復帰処理プログラムと呼び、また、割り込
みイベントに応じてモード復帰処理を行う割り込み復帰
処理ハンドラ(例外ベクター)の処理手順を記述したプ
ログラムを第2のモード復帰処理プログラムと呼ぶこと
にする。これらの2つのプログラムはROM02または
DRAM03に格納され、第1のモード復帰処理プログ
ラムの格納されるエリアの先頭アドレスを「例外ベクタ
ーアドレス1」とし、第2のモード復帰処理プログラム
の格納されるエリアの先頭アドレスを「例外ベクターア
ドレス0」とする。
【0018】図2は、システムの初期化時に実行され
る、第1のモード復帰処理プログラムのSRAM05へ
の書き込み処理の手順を示すフローチャートである。
る、第1のモード復帰処理プログラムのSRAM05へ
の書き込み処理の手順を示すフローチャートである。
【0019】この処理は一度実行されると、システムが
停止するまで再度実行されることはない。
停止するまで再度実行されることはない。
【0020】ステップS21において、SRAM05を
ROMアドレス内あるいはRAMアドレス内の例外ベク
ターアドレス1にマッピングする。すなわち、システム
構成によっては、割り込み等の外部イベントに関する例
外処理プログラム(第1のモード復帰処理プログラム)
をROM02内に持つものと、DRAM03内に持つも
のがあり得るので、システム構成に応じてSRAM05
をROMアドレス内あるいはRAMアドレス内の例外ベ
クターアドレス1にマッピングする。
ROMアドレス内あるいはRAMアドレス内の例外ベク
ターアドレス1にマッピングする。すなわち、システム
構成によっては、割り込み等の外部イベントに関する例
外処理プログラム(第1のモード復帰処理プログラム)
をROM02内に持つものと、DRAM03内に持つも
のがあり得るので、システム構成に応じてSRAM05
をROMアドレス内あるいはRAMアドレス内の例外ベ
クターアドレス1にマッピングする。
【0021】次にステップS22において、ROM02
あるいはDRAM03内に存在する第1のモード復帰処
理プログラムのコードを、ROM02あるいはDRAM
03からSRAM05にコピーする。
あるいはDRAM03内に存在する第1のモード復帰処
理プログラムのコードを、ROM02あるいはDRAM
03からSRAM05にコピーする。
【0022】その第1のモード復帰処理プログラムの内
容は、まずシステムバスコントローラ04を通常運転モ
ードに戻し、次にROM02およびDRAM03を通常
運転モードに戻して、CPU01がシステムバス12を
介してROM02やDRAM03にアクセスできるよう
にするものである。なお、低消費電力運転モードになっ
ているデバイスコントローラ10,11を通常運転モー
ドに復帰させる処理を、この処理プログラムに含めるよ
うにしても良い。
容は、まずシステムバスコントローラ04を通常運転モ
ードに戻し、次にROM02およびDRAM03を通常
運転モードに戻して、CPU01がシステムバス12を
介してROM02やDRAM03にアクセスできるよう
にするものである。なお、低消費電力運転モードになっ
ているデバイスコントローラ10,11を通常運転モー
ドに復帰させる処理を、この処理プログラムに含めるよ
うにしても良い。
【0023】図3は、割り込みイベントに応じてモード
復帰処理を行う第2のモード復帰処理プログラムの処理
手順を示すフローチャートである。本処理の開始時は、
システム全体が低消費電力運転モードの状態にある。
復帰処理を行う第2のモード復帰処理プログラムの処理
手順を示すフローチャートである。本処理の開始時は、
システム全体が低消費電力運転モードの状態にある。
【0024】まずステップS31で、割り込み等の外部
イベントがCPU01に通知される。これにより、CP
U01はハードウェアによって低消費電力運転モードか
ら通常運転モードに復帰する。
イベントがCPU01に通知される。これにより、CP
U01はハードウェアによって低消費電力運転モードか
ら通常運転モードに復帰する。
【0025】ステップS32では、CPU01の動作モ
ードが通常運転モードであるか否かを判別する。低消費
電力運転モードから通常運転モードに復帰した直後に
は、通常運転モードではないと判別され、ステップS3
3へ進む。
ードが通常運転モードであるか否かを判別する。低消費
電力運転モードから通常運転モードに復帰した直後に
は、通常運転モードではないと判別され、ステップS3
3へ進む。
【0026】ステップS33では、CPU01が例外ベ
クターのアドレスにジャンプするに際し、低消費電力運
転モードから通常運転モードに復帰した直後であるの
で、この場合には、例外ベクターアドレス0ではなく、
例外ベクターアドレス1にジャンプする。
クターのアドレスにジャンプするに際し、低消費電力運
転モードから通常運転モードに復帰した直後であるの
で、この場合には、例外ベクターアドレス0ではなく、
例外ベクターアドレス1にジャンプする。
【0027】この例外ベクターアドレス1にはSRAM
05がマッピングされているので、ステップS34にお
いて、CPU01はこのSRAM05内に存在する第1
のモード復帰処理プログラムの処理コードを実行し、そ
の結果、システムバスコントローラ04が通常運転モー
ドに戻り、次にROM02およびDRAM03が通常運
転モードに戻り、システム全体が低消費電力運転モード
から通常運転モードヘ戻る。これにより、CPU01は
システムバス12を通して、ROM02やDRAM03
にアクセスできるようになる。なお、SRAM05内の
処理コードの最後には、例外ベクターアドレス0へジャ
ンプするようにプログラムされており、これにより、C
PU01は例外ベクターアドレス0にジャンプする。
05がマッピングされているので、ステップS34にお
いて、CPU01はこのSRAM05内に存在する第1
のモード復帰処理プログラムの処理コードを実行し、そ
の結果、システムバスコントローラ04が通常運転モー
ドに戻り、次にROM02およびDRAM03が通常運
転モードに戻り、システム全体が低消費電力運転モード
から通常運転モードヘ戻る。これにより、CPU01は
システムバス12を通して、ROM02やDRAM03
にアクセスできるようになる。なお、SRAM05内の
処理コードの最後には、例外ベクターアドレス0へジャ
ンプするようにプログラムされており、これにより、C
PU01は例外ベクターアドレス0にジャンプする。
【0028】次にステップS35で、CPU01は、R
OM02またはDRAM03内の例外ベクターアドレス
0に存在する第2のモード復帰処理プログラムを実行
し、システム全体が通常運転モードに戻る。なお、ステ
ップS32で、CPU01の動作モードが通常運転モー
ドであると判別された場合も、ステップS35が実行さ
れて、CPU01が、ROM02またはDRAM03内
の例外ベクターアドレス0に存在する第2のモード復帰
処理プログラムを実行し、システム全体が通常運転モー
ドに復帰する。
OM02またはDRAM03内の例外ベクターアドレス
0に存在する第2のモード復帰処理プログラムを実行
し、システム全体が通常運転モードに戻る。なお、ステ
ップS32で、CPU01の動作モードが通常運転モー
ドであると判別された場合も、ステップS35が実行さ
れて、CPU01が、ROM02またはDRAM03内
の例外ベクターアドレス0に存在する第2のモード復帰
処理プログラムを実行し、システム全体が通常運転モー
ドに復帰する。
【0029】以上のように第1の実施の形態では、メモ
リ(ROM02、DRAM03)やシステムバス12が
低消費電力運転モードであっても、CPU01がアクセ
ス可能な小規模なメモリSRAM05をシステムに用意
し、そのメモリ内に予め、システムバス12やROMコ
ントローラ08及びRAMコントローラ09の各動作モ
ードを、低消費電力運転モードから通常運転モードに戻
す処理(例外ベクター)を記述した第1のモード復帰処
理プログラムを格納しておき、CPU01を除くシステ
ム全体が低消費電力運転モード状態にあるとき、CPU
01が該メモリSRAM05にアクセスして上記の第1
のモード復帰処理プログラムを実行し、システム全体を
低消費電力運転モードから通常運転モードヘ復帰させ
る。これによって通常運転モードに戻ったROM02ま
たはDRAM03にCPU01がアクセスし、そこに格
納された割り込みイベントに応じてモード復帰処理を行
う第2のモード復帰処理プログラムを実行する。
リ(ROM02、DRAM03)やシステムバス12が
低消費電力運転モードであっても、CPU01がアクセ
ス可能な小規模なメモリSRAM05をシステムに用意
し、そのメモリ内に予め、システムバス12やROMコ
ントローラ08及びRAMコントローラ09の各動作モ
ードを、低消費電力運転モードから通常運転モードに戻
す処理(例外ベクター)を記述した第1のモード復帰処
理プログラムを格納しておき、CPU01を除くシステ
ム全体が低消費電力運転モード状態にあるとき、CPU
01が該メモリSRAM05にアクセスして上記の第1
のモード復帰処理プログラムを実行し、システム全体を
低消費電力運転モードから通常運転モードヘ復帰させ
る。これによって通常運転モードに戻ったROM02ま
たはDRAM03にCPU01がアクセスし、そこに格
納された割り込みイベントに応じてモード復帰処理を行
う第2のモード復帰処理プログラムを実行する。
【0030】これにより、通常運転モードに復帰させる
ためのハードウェア回路の規模を増大させることなく、
低消費電力モードから通常運転モードへのモード遷移が
可能となる。
ためのハードウェア回路の規模を増大させることなく、
低消費電力モードから通常運転モードへのモード遷移が
可能となる。
【0031】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を説明する。
態を説明する。
【0032】図4は、本発明に係る情報処理装置の第2
の実施の形態の構成を示すブロック図である。第2の実
施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と
同じであるので、図4において、第1の実施の形態の構
成と同一部分には同一の参照符号を付してその説明を省
略し、異なる部分だけを説明する。
の実施の形態の構成を示すブロック図である。第2の実
施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と
同じであるので、図4において、第1の実施の形態の構
成と同一部分には同一の参照符号を付してその説明を省
略し、異なる部分だけを説明する。
【0033】第2の実施の形態では、SRAMを設け
ず、代わりに、命令キャッシュ(Instruction Cache Me
mory)06およびデータキャッシュ(Data Cache Memor
y)07を設け、SRAMと同等の機能を実現する。
ず、代わりに、命令キャッシュ(Instruction Cache Me
mory)06およびデータキャッシュ(Data Cache Memor
y)07を設け、SRAMと同等の機能を実現する。
【0034】なお、第2の実施の形態では、CPU01
が低消費電力運転モードから通常運転モードに復帰した
直後から、CPU01が命令キャッシュ06およびデー
タキャッシュ07に対してアクセス可能であるものとす
る。
が低消費電力運転モードから通常運転モードに復帰した
直後から、CPU01が命令キャッシュ06およびデー
タキャッシュ07に対してアクセス可能であるものとす
る。
【0035】図5は、第2の実施の形態において、シス
テム全体を通常運転モードから低消費電力運転モードに
移行する直前に行うべき処理の手順を示すフローチャー
トである。なお、第1の実施の形態と同様に、第1及び
第2のモード復帰処理プログラムが、ROM02あるい
はDRAM03上の例外ベクターアドレス1,2をそれ
ぞれ先頭アドレスとするエリアにそれぞれ存在する。
テム全体を通常運転モードから低消費電力運転モードに
移行する直前に行うべき処理の手順を示すフローチャー
トである。なお、第1の実施の形態と同様に、第1及び
第2のモード復帰処理プログラムが、ROM02あるい
はDRAM03上の例外ベクターアドレス1,2をそれ
ぞれ先頭アドレスとするエリアにそれぞれ存在する。
【0036】まずステップS41において、キャッシュ
操作命令を実行して、上記の第1のモード復帰処理プロ
グラムのコードを、例外ベクターアドレス1に関連付け
て命令キャッシュ06内にロードする。
操作命令を実行して、上記の第1のモード復帰処理プロ
グラムのコードを、例外ベクターアドレス1に関連付け
て命令キャッシュ06内にロードする。
【0037】なお必要なら、そのロードされたデータに
対応した命令キャッシュ06のエントリをロックし、命
令キャッシュ06内に上記処理コードが存在することを
保証しても良いが、この後すぐにシステムは低消費電力
運転モードになり、直前のキャッシュ操作によるキャッ
シュ内データの内容は保持されるので、通常はロックし
なくても問題ない。
対応した命令キャッシュ06のエントリをロックし、命
令キャッシュ06内に上記処理コードが存在することを
保証しても良いが、この後すぐにシステムは低消費電力
運転モードになり、直前のキャッシュ操作によるキャッ
シュ内データの内容は保持されるので、通常はロックし
なくても問題ない。
【0038】次にステップS42で、ROM02および
DRAM03、システムバス12、CPU01を順に低
消費電力運転モードに移行する。これにより、CPU0
1を含めシステム全体が低消費電力運転モードとなる。
DRAM03、システムバス12、CPU01を順に低
消費電力運転モードに移行する。これにより、CPU0
1を含めシステム全体が低消費電力運転モードとなる。
【0039】図6は、第2の実施の形態において、シス
テム全体を低消費電力運転モードから通常運転モードに
復帰させるための処理の手順を示すフローチャートであ
る。本処理の開始時にはシステム全体が低消費電力運転
モードにある。
テム全体を低消費電力運転モードから通常運転モードに
復帰させるための処理の手順を示すフローチャートであ
る。本処理の開始時にはシステム全体が低消費電力運転
モードにある。
【0040】まずステップS51で、割り込み等の外部
イベントがCPU01に通知される。これにより、CP
U01はハードウェアにより低消費電力運転モードから
通常運転モードに復帰する。
イベントがCPU01に通知される。これにより、CP
U01はハードウェアにより低消費電力運転モードから
通常運転モードに復帰する。
【0041】ステップS52では、CPU01の動作モ
ードが通常運転モードであるか否かを判別する。低消費
電力運転モードから通常運転モードに復帰した直後に
は、通常運転モードではないと判別され、ステップS5
3へ進む。
ードが通常運転モードであるか否かを判別する。低消費
電力運転モードから通常運転モードに復帰した直後に
は、通常運転モードではないと判別され、ステップS5
3へ進む。
【0042】ステップS53では、CPU01が例外ベ
クターのアドレスにジャンプするに際し、低消費電力運
転モードから通常運転モードに復帰した直後であるの
で、この場合には、例外ベクターアドレス0ではなく、
例外ベクターアドレス1にジャンプする。
クターのアドレスにジャンプするに際し、低消費電力運
転モードから通常運転モードに復帰した直後であるの
で、この場合には、例外ベクターアドレス0ではなく、
例外ベクターアドレス1にジャンプする。
【0043】この場合、CPU01のアクセスするアド
レス(例外ベクターアドレス1)に対応する命令キャッ
シュ06内に命令データが必ず存在するので、CPU0
1は命令キャッシュ06内に存在する命令データ(第1
のモード復帰処理プログラム)を実行する(ステップS
54)。
レス(例外ベクターアドレス1)に対応する命令キャッ
シュ06内に命令データが必ず存在するので、CPU0
1は命令キャッシュ06内に存在する命令データ(第1
のモード復帰処理プログラム)を実行する(ステップS
54)。
【0044】なお、その処理コードの最後には、例外ベ
クターアドレス0ヘジャンプするようにプログラムされ
ており、CPU01は、例外ベクターアドレス0にジャ
ンプする(ステップS55)。
クターアドレス0ヘジャンプするようにプログラムされ
ており、CPU01は、例外ベクターアドレス0にジャ
ンプする(ステップS55)。
【0045】この時点で、CPU01はROM02やD
RAM03にアクセス可能になっているので、CPU0
1は、ROM02またはDRAM03内の例外ベクター
アドレス0に存在する第1のモード復帰処理プログラム
を実行し(ステップS56)、システム全体が通常運転
モードに戻る。なお、ステップS52で、CPU01の
動作モードが通常運転モードであると判別された場合
も、ステップS56が実行されて、CPU01が、RO
M02またはDRAM03内の例外ベクターアドレス0
に存在する第1のモード復帰処理プログラムを実行し、
システム全体が通常運転モードに戻る。
RAM03にアクセス可能になっているので、CPU0
1は、ROM02またはDRAM03内の例外ベクター
アドレス0に存在する第1のモード復帰処理プログラム
を実行し(ステップS56)、システム全体が通常運転
モードに戻る。なお、ステップS52で、CPU01の
動作モードが通常運転モードであると判別された場合
も、ステップS56が実行されて、CPU01が、RO
M02またはDRAM03内の例外ベクターアドレス0
に存在する第1のモード復帰処理プログラムを実行し、
システム全体が通常運転モードに戻る。
【0046】以上のように第2の実施の形態では、低消
費電力運転モードから通常運転モードに復帰した直後の
CPU01がアクセス可能な小規模なキャッシュメモリ
06をシステムに用意し、そのメモリ内に予め、システ
ムバス12やROMコントローラ08及びRAMコント
ローラ09の各動作モードを、低消費電力運転モードか
ら通常運転モードに戻す処理(例外ベクター)を記述し
た第1のモード復帰処理プログラムを格納しておき、C
PU01を除くシステム全体が低消費電力運転モード状
態にあるとき、CPU01が該キャッシュメモリ06に
アクセスして上記の第1のモード復帰処理プログラムを
実行し、システム全体を低消費電力運転モードから通常
運転モードヘ復帰させる。これによって通常運転モード
に戻ったROM02またはDRAM03にCPU01が
アクセスし、そこに格納された割り込みイベントに応じ
てモード復帰処理を行う第2のモード復帰処理プログラ
ムを実行する。
費電力運転モードから通常運転モードに復帰した直後の
CPU01がアクセス可能な小規模なキャッシュメモリ
06をシステムに用意し、そのメモリ内に予め、システ
ムバス12やROMコントローラ08及びRAMコント
ローラ09の各動作モードを、低消費電力運転モードか
ら通常運転モードに戻す処理(例外ベクター)を記述し
た第1のモード復帰処理プログラムを格納しておき、C
PU01を除くシステム全体が低消費電力運転モード状
態にあるとき、CPU01が該キャッシュメモリ06に
アクセスして上記の第1のモード復帰処理プログラムを
実行し、システム全体を低消費電力運転モードから通常
運転モードヘ復帰させる。これによって通常運転モード
に戻ったROM02またはDRAM03にCPU01が
アクセスし、そこに格納された割り込みイベントに応じ
てモード復帰処理を行う第2のモード復帰処理プログラ
ムを実行する。
【0047】これにより、通常運転モードに復帰させる
ためのハードウェア回路の規模を増大させることなく、
低消費電力モードから通常運転モードへのモード遷移が
可能となる。
ためのハードウェア回路の規模を増大させることなく、
低消費電力モードから通常運転モードへのモード遷移が
可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、少
なくともCPU、メモリ及びシステムバスを備え、該C
PU、メモリ及びシステムバスが個別に、通常運転モー
ドと低消費電力運転モードとの間で運転モードを遷移す
る情報処理装置において、前記システムバス及びメモリ
を低消費電力運転モードから通常運転モードに戻す処理
手順を記述した第1のモード復帰処理プログラムと、割
り込みイベントに応じてモード復帰処理を行う割り込み
復帰処理ハンドラの処理手順を記述した第2のモード復
帰処理プログラムとを格納したメモリと、前記情報処理
装置全体が低消費電力運転モードになっても記憶内容を
保持するとともに、低消費電力運転モードから通常運転
モードに復帰した直後の前記CPUが前記システムバス
にアクセスすることなく、アクセス可能である小規模メ
モリと、前記情報処理装置が通常運転モードにおいて動
作中に、前記メモリ内の前記第1のモード復帰処理プロ
グラムを前記小規模メモリに格納する格納手段とを備
え、第1の実行手段が、低消費電力運転モードにおいて
動作中の前記情報処理装置を通常運転モードに復帰させ
る外部イベントを受けて、前記CPUに、前記小規模メ
モリに格納された第1のモード復帰処理プログラムを実
行させ、その後、第2の実行手段が、前記第1の実行手
段によって前記第1のモード復帰処理プログラムが実行
された後、前記CPUを前記メモリにアクセスさせ、前
記メモリ内の前記第2のモード復帰処理プログラムを実
行させる。
なくともCPU、メモリ及びシステムバスを備え、該C
PU、メモリ及びシステムバスが個別に、通常運転モー
ドと低消費電力運転モードとの間で運転モードを遷移す
る情報処理装置において、前記システムバス及びメモリ
を低消費電力運転モードから通常運転モードに戻す処理
手順を記述した第1のモード復帰処理プログラムと、割
り込みイベントに応じてモード復帰処理を行う割り込み
復帰処理ハンドラの処理手順を記述した第2のモード復
帰処理プログラムとを格納したメモリと、前記情報処理
装置全体が低消費電力運転モードになっても記憶内容を
保持するとともに、低消費電力運転モードから通常運転
モードに復帰した直後の前記CPUが前記システムバス
にアクセスすることなく、アクセス可能である小規模メ
モリと、前記情報処理装置が通常運転モードにおいて動
作中に、前記メモリ内の前記第1のモード復帰処理プロ
グラムを前記小規模メモリに格納する格納手段とを備
え、第1の実行手段が、低消費電力運転モードにおいて
動作中の前記情報処理装置を通常運転モードに復帰させ
る外部イベントを受けて、前記CPUに、前記小規模メ
モリに格納された第1のモード復帰処理プログラムを実
行させ、その後、第2の実行手段が、前記第1の実行手
段によって前記第1のモード復帰処理プログラムが実行
された後、前記CPUを前記メモリにアクセスさせ、前
記メモリ内の前記第2のモード復帰処理プログラムを実
行させる。
【0049】これにより、システム全体を通常運転モー
ドに復帰させるためのハードウェア回路の規模を増大さ
せることなく、低消費電力モードから通常運転モードへ
のモード遷移を実現できる。
ドに復帰させるためのハードウェア回路の規模を増大さ
せることなく、低消費電力モードから通常運転モードへ
のモード遷移を実現できる。
【図1】本発明に係る情報処理装置の第1の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】システムの初期化時に実行される、第1のモー
ド復帰処理プログラムのSRAM05への書き込み処理
の手順を示すフローチャートである。
ド復帰処理プログラムのSRAM05への書き込み処理
の手順を示すフローチャートである。
【図3】割り込みイベントに応じてモード復帰処理を行
う第2のモード復帰処理プログラムの処理手順を示すフ
ローチャートである。
う第2のモード復帰処理プログラムの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明に係る情報処理装置の第2の実施の形態
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施の形態において、システム全体を通
常運転モードから低消費電力運転モードに移行する直前
に行うべき処理の手順を示すフローチャートである。
常運転モードから低消費電力運転モードに移行する直前
に行うべき処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態において、システム全体を低
消費電力運転モードから通常運転モードに復帰させるた
めの処理の手順を示すフローチャートである。
消費電力運転モードから通常運転モードに復帰させるた
めの処理の手順を示すフローチャートである。
01 CPU(格納手段) 02 ROM(メモリ) 03 DRAM(メモリ) 04 システムバスコントローラ 05 SRAM(小規模メモリ) 06 命令キャッシュ(小規模メモリ) 07 データキャッシュ 08 ROMコントローラ 09 RAMコントローラ 10 デバイスコントローラ 11 デバイスコントローラ 12 システムバス
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくともCPU、メモリ及びシステム
バスを備え、該CPU、メモリ及びシステムバスが個別
に、通常運転モードと低消費電力運転モードとの間で運
転モードを遷移する情報処理装置において、 前記システムバス及びメモリを低消費電力運転モードか
ら通常運転モードに戻す処理手順を記述した第1のモー
ド復帰処理プログラムと、割り込みイベントに応じてモ
ード復帰処理を行う割り込み復帰処理ハンドラの処理手
順を記述した第2のモード復帰処理プログラムとを格納
したメモリと、 前記情報処理装置全体が低消費電力運転モードになって
も記憶内容を保持するとともに、低消費電力運転モード
から通常運転モードに復帰した直後の前記CPUが前記
システムバスにアクセスすることなく、アクセス可能で
ある小規模メモリと、 前記情報処理装置が通常運転モードにおいて動作中に、
前記メモリ内の前記第1のモード復帰処理プログラムを
前記小規模メモリに格納する格納手段と、 低消費電力運転モードにおいて動作中の前記情報処理装
置を通常運転モードに復帰させる外部イベントを受け
て、前記CPUに、前記小規模メモリに格納された第1
のモード復帰処理プログラムを実行させる第1の実行手
段と、 前記第1の実行手段によって前記第1のモード復帰処理
プログラムが実行された後、前記CPUを前記メモリに
アクセスさせ、前記メモリ内の前記第2のモード復帰処
理プログラムを実行させる第2の実行手段とを有するこ
とを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 前記小規模メモリはSRAM(Static R
andom Access Memory)であることを特徴とする請求項
1記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 前記小規模メモリはキャッシュメモリで
あることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001029538A JP2002229692A (ja) | 2001-02-06 | 2001-02-06 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001029538A JP2002229692A (ja) | 2001-02-06 | 2001-02-06 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002229692A true JP2002229692A (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=18893877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001029538A Pending JP2002229692A (ja) | 2001-02-06 | 2001-02-06 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002229692A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011018138A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-01-27 | Canon Inc | プロセッサシステム及びその制御方法 |
JP2014038652A (ja) * | 2013-10-10 | 2014-02-27 | Canon Inc | 通信装置及びその制御方法、プログラム |
JP2014160362A (ja) * | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Nec Corp | 間欠動作に適した計算装置およびその動作方法 |
US10419633B2 (en) | 2016-10-11 | 2019-09-17 | Ricoh Company, Ltd. | Device and information processing method |
-
2001
- 2001-02-06 JP JP2001029538A patent/JP2002229692A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011018138A (ja) * | 2009-07-07 | 2011-01-27 | Canon Inc | プロセッサシステム及びその制御方法 |
JP2014160362A (ja) * | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Nec Corp | 間欠動作に適した計算装置およびその動作方法 |
JP2014038652A (ja) * | 2013-10-10 | 2014-02-27 | Canon Inc | 通信装置及びその制御方法、プログラム |
US10419633B2 (en) | 2016-10-11 | 2019-09-17 | Ricoh Company, Ltd. | Device and information processing method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS63301339A (ja) | コンピュ−タ装置 | |
JPH0193837A (ja) | デバッグ用マイクロプロセッサ | |
US20130036426A1 (en) | Information processing device and task switching method | |
JP4421390B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JP2000322264A (ja) | 電子機器 | |
JP2000276370A (ja) | マイクロコンピュータ、電子機器及びエミュレーション方法 | |
JP2002229692A (ja) | 情報処理装置 | |
US6862675B1 (en) | Microprocessor and device including memory units with different physical addresses | |
EP0870237B1 (en) | Processing system and method for reading and restoring information in a ram configuration | |
JP2000207203A (ja) | マイクロコントロ―ラ | |
JP2006331391A (ja) | データ処理装置及びデータ処理方法 | |
US20110219269A1 (en) | Computer system and control method thereof | |
JP3507193B2 (ja) | ロード・ストア命令処理装置 | |
CN112905235B (zh) | 一种mcu程序执行方法和芯片 | |
KR100362572B1 (ko) | 통신장치의 이중화 방법 및 이중화된 프로세서 장치 | |
US20030041276A1 (en) | Semiconductor device allowing control of clock supply to processor on a clock cycle basis | |
JPH07114509A (ja) | メモリアクセス装置 | |
JP2002259209A (ja) | 演算処理システム | |
JP2000029508A (ja) | プログラマブルコントローラ | |
JP2000347931A (ja) | キャッシュメモリおよびキャッシュメモリ制御方法 | |
KR20000005448U (ko) | 프로세서 이중화 시스템 | |
JPH1153224A (ja) | ウォッチドッグタイマ及びマイクロコンピュータ | |
JPH11272347A (ja) | 情報処理装置、及びこの情報処理装置に於けるサスペンド/レジューム方法 | |
JPH0481934A (ja) | 情報処理装置 | |
KR20010015489A (ko) | 프로세서 이중화 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20060411 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20070626 |