JP2002228243A - ダクト - Google Patents

ダクト

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JP2002228243A
JP2002228243A JP2001028728A JP2001028728A JP2002228243A JP 2002228243 A JP2002228243 A JP 2002228243A JP 2001028728 A JP2001028728 A JP 2001028728A JP 2001028728 A JP2001028728 A JP 2001028728A JP 2002228243 A JP2002228243 A JP 2002228243A
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JP2001028728A
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Naoki Hachiman
直樹 八幡
Yutaka Tanaka
豊 田中
Sunao Shiraishi
直 白石
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却効率が高く、かつ、放射線を効率よく遮蔽
する。 【解決手段】放射性物質の貯蔵室101に接続されてい
る筒1と、筒1の中に設けられた翼6とを含み、翼6
は、第1翼7−1と第2翼7−2とを含み、第1翼7−
1の断面である第1翼断面上の任意の点と第2翼7−2
の断面である第2翼断面上の任意の点とを結んだ線分と
交わる任意の直線は、第1翼断面または第2翼断面に交
わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダクトに関し、特
に、放射性物質貯蔵施設に冷却流体を供給しまたは排出
して、放射性物質貯蔵施設を冷却するダクトに関する。
【0002】
【従来の技術】放射性物質を貯蔵する施設では、冷却流
体である空気を流すことにより、放射性物質および施設
を冷却している。公知の放射性物質貯蔵施設100は、
図8に示されるように、貯蔵室101と空気流入ダクト
102と空気排出ダクト103とを備えている。貯蔵室
101の内部には、放射性物質104が貯蔵される。空
気流入ダクト102は貯蔵室101に連絡され、空気排
出ダクト103は貯蔵室101に連絡されている。空気
流入ダクト102は、環境から空気を貯蔵室101に供
給し、空気排出ダクト103は、貯蔵室101から排出
された空気を外部に排出する。
【0003】この空気流入ダクト102および空気排出
ダクト103には、内部に遮蔽構造が設置され、環境に
放射線が放出されるのを防止している。ダクトの内部に
設置される遮蔽構造としては、図9に示されるように、
ダクトの内壁106に設置されるダクトの長手方向10
7に垂直に設置される邪魔板105が公知である。放射
線108は、邪魔板105とダクト壁106とで散乱し
または吸収され、減衰しまたは遮蔽される。この結果、
放射線がダクトの外部に放出される確率は小さくなる。
【0004】図10に示される公知のダクトは、壁面が
放射線遮蔽物質で構成され、流路を屈曲させている。こ
のような屈曲構造により、邪魔板105の場合と同様に
して、放射線はダクト壁106に数回衝突して散乱しま
たは吸収され、減衰しまたは遮蔽される。この結果、放
射線がダクトの外部に放出される確率は小さくなる。
【0005】このような遮蔽構造を有するダクトは、空
気に例示される冷却媒体の流路の屈曲により、大きな圧
力損失が発生し、冷却性能が低くなるという欠点があ
る。空気流入ダクト102および空気排出ダクト103
には、圧力損失を小さくして、貯蔵室101内の放射性
物質の冷却効率を向上させることが求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、放射
線を遮蔽し、かつ、流体の圧力損失が小さいダクトを提
供することにある。本発明の他の課題は、放射線をより
遮蔽し、かつ、冷却効率が高いダクトを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()付きで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈すること
を意味しない。
【0008】本発明によるダクトは、放射性物質の貯蔵
室(101)に接続されている筒(1)と、筒(1)の
中に設けられた翼(6)とを含み、筒(1)の中の空間
内の任意の点を通る任意の直線は、筒(1)または翼
(6)と交わる。筒(6)の中の空間とは、筒(6)の
断面図形が切断平面を閉じている領域と開いている領域
との2つの領域に分割する場合、閉じている領域が存在
することができる空間領域である。このようなダクトに
より、筒(1)内の放射線は、必然的に筒(1)または
翼(6)に衝突する。
【0009】その空間は、流体の流路(9)であり、筒
(1)は、流路(9)を屈曲させ、翼(6)は、流路
(9)が屈曲した領域に配置されている。翼(6)は、
屈曲した流路の圧力損失を小さくするように配置されて
いる。このような配置は、公知である。
【0010】翼(6)は、第1翼(7−1)と第2翼
(7−2)とを含み、第1翼(7−1)は柱体である第
1柱体部分(20−1)を有し、第2翼(7−2)は柱
体である第2柱体部分(20−2)を有し、第1柱体部
分(20−1)の母線は第2柱体部分(20−2)の母
線と平行であり、母線を法線とする平面で切断した場
合、その平面上で第1柱体部分(20−1)の断面であ
る第1断面上の任意の点と第2柱体部分(20−2)の
断面である第2断面上の任意の点とを結んだ線分と交わ
る任意の直線は、筒の断面である筒断面、第1断面また
は第2断面に交わる。このような条件は、筒(1)の中
の空間と交わる任意の直線は、筒(1)または翼(6)
と交わることの必要十分条件である。
【0011】第1翼(7−1)断面は、第1曲線
(C)を有し、第2翼(7−2)断面は、第2曲線
(C)を有し、第1曲線(C)は中心が原点O
(0,0)であり半径がr(r>0)である円上の
点A(r,0)と点B(0,r)とを短く結ぶ弧A
Bであり、第2曲線(C)は、中心が点D(d,d
)(d≧0,d≧0)であり半径がr(r
0)である円上の2点点E(d+r,d)と点F
(d,d+r)とを短く結ぶ弧EFと、点Eと点
G(d+r,d−L)(L≧0)とを結ぶ線
分EGと、点Fと点H(d−L,d+r)(L
≧0)とを結ぶ線分FHとからなり、次条件式: |r +d+d+d+d
|≦r(2r +2L+2L
+L +L 1/2 が成り立つことが好ましい。
【0012】翼(6)は、ダクトがX線・γ線に曝され
ているとき、X線およびγ線の吸収率が高い材料から調
製されていることが好ましい。または、翼(6)は、ダ
クトが中性子線に曝されているとき、中性子の吸収率が
高い材料から調製されていることが好ましい。
【0013】翼(6)は、ダクトがX線・γ線および中
性子線に曝されているとき、X線およびγ線の吸収率が
高い材料からなる第1放射線遮蔽物質と中性子の吸収率
が高い材料からなる第2放射線遮蔽物質とを材料として
含有することが好ましい。
【0014】翼(6)を、第1放射線遮蔽物質が第2放
射線遮蔽物質を被覆して構成すれば、中性子、X線、及
びγ線が混在している場合に特に有効である。
【0015】翼(6)は、1つの縁領域(15)に第1
放射線遮蔽物質を配置し、他の1つの縁領域(16)に
第2放射線遮蔽物質を配置すれば、中性子、X線、及び
γ線が混在している場合に特に有効である。
【0016】翼(6)は、一方の側面(13)に第1放
射線遮蔽物質が配置され、他方の側面(14)に第2放
射線遮蔽物質が配置されている場合、中性子、X線、及
びγ線が混在している場合に特に有効である。
【0017】翼(6)は、流体の上流側端(11)が丸
みを帯び、流体の下流側端(12)が先細であることが
流体の圧力損失が小さい点で好ましい。
【0018】翼(6)は、内部に他の流路を含み、他の
流路は、他の冷却流体が流れる。他の冷却流体は翼
(6)を通して翼(6)近傍を流れる流体を冷却する。
翼(6)を設けたダクトが流体吸入側である場合、冷却
効率が良い点で好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明によるダ
クトの実施の形態を説明する。そのダクト1は、図8に
示される公知の放射性物質貯蔵施設100で、空気流入
ダクト102および空気排出ダクト103とに置換され
て使用される。ダクト1は、図1に示されるように、屈
曲した流路9を形成している。断面図の切断平面は、流
体が移動する方向に平行な面である。ダクト1は、断面
が長方形であり、内側壁2と外側壁3とを有している。
内側壁2は屈曲部分4で直角に屈曲し、屈曲部分4は滑
らかに丸めてある。外側壁3は、屈曲部分5で直角に屈
曲し、屈曲部分5は滑らかに丸めてある。
【0020】内側壁2の屈曲部分4と外側壁3の屈曲部
分5との間には、翼列6が設けられている。翼列6は、
複数の翼7−1〜7−4からなる。各翼7−i(i=
1,2,3,4)の断面は、円弧部分11−iと直線部
分12−iとから構成されている。各翼7−iは、その
断面が切断平面と垂直な方向に平行移動してできる柱体
である。このような翼列6は、流路9を流れる流体の圧
力損失を小さくしている。
【0021】翼列6は、ダクト1内を通る放射線8が必
然的に翼7−iに衝突するように各翼7−iが配置され
ている。即ち、隣り合う2つの翼(例えば、翼7−1と
翼7−2)は、両方の翼に挟まれた空間を通り、両方の
翼に共有点を持たない直線を引くことができないように
配置されている。
【0022】図2は、翼列6を適当な平面で切断し、翼
7−1の断面上に適当にとられた曲線Cと、翼7−2
の断面上に適当にとられた曲線Cをx−y平面上に図
示している。曲線Cは、中心が原点O(0,0)であ
り半径がr(r>0)である円上の点A(r
0)と点B(0,r)とを結ぶ弧である。曲線C
は、弧と2つの線分からなる。その弧は、中心が点D
(d,d)(d≧0,d≧0)であり半径がr
(r>0)である円上の2点、点E(d+r
)と点F(d,d+r)とを結んでいる。そ
の1つの線分は、点Eと点G(d+r,d
)(L≧0)とを結んでいる。他の1つの線分
は、点Fと点H(d−L,d+r)(L
0)とを結んでいる。
【0023】曲線C上の任意の点と曲線C上の任意
の点とを結んだ線分(例えば、線分AE)と交わる任意
の直線が曲線Cまたは曲線Cに交わるには、線分G
Hが線分AEと交わり曲線Cと交わらなことが必要十
分である。このような条件から、次条件式: |r +d+d+d+d
|≦r(2r +2L+2L
+L +L 1/2 が導かれる。隣り合う2つの翼(例えば翼7−1と翼7
−2)は、それぞれ断面にこのような曲線C、曲線C
を含んで形成されるならば、両方の翼に挟まれた空間
を通り、両方の翼に共有点を持たない直線を引くことが
できない。放射線は、ダクト1の壁面で反射(散乱)
し、任意の方向を有している。このような翼列6によ
り、放射線は必然的に翼列6に衝突する。各翼7−iが
放射線遮蔽物質で調製されている場合、放射線は翼7−
iにより吸収され減衰し、遮蔽される。さらに、曲線C
および曲線Cは、翼7−iの断面の外周であること
が好ましい。
【0024】計算の一例として、曲線Cおよび曲線C
の弧の中心を一致させ、曲線Cに含まれる弧の両端
から延びる線分の長さを0とする。即ち、d=0,d
=0,L=0,L=0とする。このとき、次条件
式: r≦√2×r が導かれる。即ち、この場合、曲線Cの弧の半径は、
曲線Cの弧の半径の√2倍以下であれば必要十分であ
る。図4は、このような曲線C、曲線Cを含む断面
を有する翼列6を示している。この翼列6により、ダク
ト1内を通る放射線8が必然的に翼7−iに衝突し、放
射線8を効率よく遮蔽することができる。
【0025】図3は、本発明による翼の断面形状の実施
の他の形態を示している。翼7−iの断面は、流体の上
流側の端である前縁部分13が丸みを帯びて、下流側の
端である後縁部分14は端に近づくにつれ翼厚が徐々に
薄くなっている。このような翼形は、圧力損失をさらに
小さくすることができる。この結果、冷却効率は、さら
に向上する。
【0026】各翼7−iは、鉄で調製されている。この
ような翼は、放射線がX線またはγ線を含む場合に、こ
のX線・γ線を効率よく吸収することができる。なお、
鉄の代わりに鉛、タングステンに例示される原子番号が
大きい金属またはその合金や、コンクリート等の重密度
物質を使用することもできる。ダクト1が中性子線に曝
される場合は、ポリエチレン、パラフィン、レジン、ボ
ロン元素を含む物質に例示される中性子の吸収効率が高
い材料から翼が調製されても良い。
【0027】ダクト1がX線・γ線と中性子線との両方
の放射線に曝される場合、翼7−iはX線γ線遮蔽物質
と中性子遮蔽物質とから構成されることができる。この
とき、翼列6は、両方の放射線を吸収することができ
る。
【0028】図5は、本発明による翼の実施のさらに他
の形態を示している。翼7−iには、弧の外側領域13
と、弧の内側領域14とが配置されている。翼7−iの
外側領域13は、X線・γ線遮蔽物質で形成され、内側
領域14は中性子遮蔽物質で形成されている。このと
き、外側領域13はX線・γ線を吸収し、内側領域14
は中性子を吸収するため、両方の放射線は、効率よく吸
収される。また、外側領域13は中性子遮蔽物質で形成
され、内側領域14はX線・γ線遮蔽物質で形成されて
も良い。
【0029】図6は、本発明による翼の実施のさらに他
の形態を示している。翼7−iは、放射線源側の放射線
源側領域15と環境側の環境側領域16とが配置されて
いる。翼7−iの放射線源側領域15は、X線γ線遮蔽
物質で形成され、環境側領域16は中性子遮蔽物質で形
成されている。このとき、X線・γ線は放射線源側領域
15で吸収され、環境側へ流入するX線・γ線は少量で
ある。中性子線は、放射線源側領域15のX線γ線遮蔽
物質に衝突して非弾性散乱でエネルギーが低下し、環境
側領域16を形成する中性子線遮蔽物質に衝突して吸収
される。この結果、両方の放射線は、効率よく吸収され
る。
【0030】翼7−iの内部には、流路が形成されてい
る。その流路には、冷却流体が流れ翼7−iの近傍を通
過する流体を冷却している。翼7−iのこのような翼を
空気流入ダクトに使用することにより、流体の加熱が防
止され、冷却効率はさらに向上する。
【0031】なお、翼7−iは、公知のダクトである邪
魔板を設けたダクトの流路の屈曲部分に設置することも
できる。このときも同様の効果を奏する。
【0032】図7は、本発明による翼の形状の実施のさ
らに他の形態を示している。翼7−iは、断面が円であ
るダクト1の屈曲部分に設けられている。断面図の切断
平面は、流体が移動する方向に平行な面である。翼7−
iは、先の実施の形態による翼の形状である柱体部分2
0−iを内部に含む形状を形成している。即ち、柱体部
分20−iの断面は、円弧部分11−iと直線部分12
−iとから構成されている。柱体部分20−iは、その
断面が切断平面と垂直な方向に平行移動してできる柱体
である。
【0033】翼7−iの壁面は、柱体部分20−iより
常に外側に位置し、柱体部分20−iと交わることがな
い。翼7−iは、柱体に限られないで、壁面が凸面また
は凹面を形成することができる。このような形状によ
り、先の実施の形態と同様にして冷却効率を向上させ、
かつ、放射線を効率よく遮蔽することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によるダクトは、冷却効率を向上
させ、かつ、放射線を効率よく遮蔽することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるダクトの実施の形態を示
す断面図である。
【図2】図2は、曲線Cおよび曲線Cの位置関係を
示すx−y座標平面図である。
【図3】図3は、翼列の配置を示す断面図である。
【図4】図4は、翼の形状の実施の他の形態を示す断面
図である。
【図5】図5は、翼の実施の他の形態を示す断面図であ
る。
【図6】図6は、翼の実施のさらに他の形態を示す断面
図である。
【図7】図7は、本発明によるダクトの実施の他の形態
を示す断面図である。
【図8】図8は、公知の放射性物質貯蔵施設を示す概略
図である。
【図9】図9は、公知のダクトの実施の形態を示す断面
図である。
【図10】図10は、公知のダクトの実施の他の形態を
示す断面図である。
【符号の説明】
1…ダクト 2…内側壁 3…外側壁 4…屈曲部分 5…屈曲部分 6…翼列 7−1〜7−4…翼 8…放射線の軌跡 9…流路 11…円弧部分 12…直線部分 11…前縁部分 12…後縁部分 13…外側領域 14…内側領域 15…前縁側領域 16…後縁側領域 20−1〜20−4…柱体部分
フロントページの続き (72)発明者 白石 直 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 Fターム(参考) 3L080 AA02 AA06 3L081 AA01 AA02 AA10 AB02 BA05 BA06

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射性物質の貯蔵室に接続されている筒
    と、 前記筒の中に設けられた翼とを含み、 前記筒の中の空間内の任意の点を通る任意の直線は、前
    記筒または前記翼と交わるダクト。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記空間は、流体の流路であり、 前記筒は、前記流路を屈曲させ、 前記翼は、前記流路が屈曲した領域に配置されているダ
    クト。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記翼は、第1翼と第2翼とを含み、 第1翼は、柱体である第1柱体部分を有し、 第2翼は、柱体である第2柱体部分を有し、 前記第1柱体部分の母線は、前記第2柱体部分の母線と
    平行であり、 前記母線を法線とする平面で切断した場合、前記平面上
    で、前記第1柱体部分の断面である第1断面上の任意の
    点と前記第2柱体部分の断面である第2断面上の任意の
    点とを結んだ線分と交わる任意の直線は、前記筒の断面
    である筒断面、前記第1断面または前記第2断面に交わ
    るダクト。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記第1断面は、第1曲線を有し、 前記第2断面は、第2曲線を有し、 前記第1曲線は、中心が原点O(0,0)であり半径が
    (r>0)である円上の点A(r,0)と点B
    (0,r)とを短く結ぶ弧ABであり、 前記第2曲線は、 中心が点D(d,d)(d≧0,d≧0)であ
    り半径がr(r>0)である円上の2点、点E(d
    +r,d)と点F(d,d+r)とを短く
    結ぶ弧EFと、 前記点Eと点G(d+r,d−L)(L
    0)とを結ぶ線分EGと、 前記点Fと点H(d−L,d+r)(L
    0)とを結ぶ線分FHとからなり、 次条件式: |r +d+d+d+d
    |≦r(2r +2L+2L
    +L +L 1/2 が成り立つダクト。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、 前記翼は、X線およびγ線の吸収率が高い材料から調製
    されているダクト。
  6. 【請求項6】請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、 前記翼は、中性子の吸収率が高い材料から調製されてい
    るダクト。
  7. 【請求項7】請求項1〜請求項4のいずれかにおいて、 前記翼は、X線およびγ線の吸収率が高い第1放射線遮
    蔽物質と中性子線の吸収率が高い第2放射線遮蔽物質と
    を材料として含有するダクト。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記翼は、前記第1放射線遮蔽物質が前記第2放射線遮
    蔽物質を被覆しているダクト。
  9. 【請求項9】請求項7において、 前記翼は、1つの縁領域に前記第1放射線遮蔽物質が配
    置され、 他の1つの縁領域に前記第2放射線遮蔽物質が配置され
    ているダクト。
  10. 【請求項10】請求項7において、 前記翼は、 一方の側面に前記第1放射線遮蔽物質が配置され、 他方の側面に前記第2放射線遮蔽物質が配置されている
    ダクト。
  11. 【請求項11】請求項1〜請求項10のいずれかにおい
    て、 前記翼は、前記流体の上流側端が丸みを帯び、前記流体
    の下流側端が先細であるダクト。
  12. 【請求項12】請求項1〜請求項11のいずれかにおい
    て、 前記翼は、内部に他の流路を含み、 前記他の流路は、他の冷却流体が流れるダクト。
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