JP2002228240A - 空調システム - Google Patents

空調システム

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JP2002228240A
JP2002228240A JP2001131259A JP2001131259A JP2002228240A JP 2002228240 A JP2002228240 A JP 2002228240A JP 2001131259 A JP2001131259 A JP 2001131259A JP 2001131259 A JP2001131259 A JP 2001131259A JP 2002228240 A JP2002228240 A JP 2002228240A
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air conditioning
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bathroom
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JP2001131259A
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English (en)
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Kazuhiro Haraga
一博 原賀
Shoji Inokuchi
章二 井ノ口
Toru Hirose
徹 廣瀬
Yoshihiro Ogami
芳浩 大神
Masahiko Yano
昌彦 矢野
Takayuki Matsuo
隆之 松尾
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Toto Ltd
Koito Industries Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Koito Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントローラへの固有番号の再設定を容易に
行うことができる空調システムを提供することを目的と
する。 【解決手段】 固有番号を第2のコントローラ13に書
き込むにはまずディップスイッチ87を書き込みモード
に切替えて第1のコントローラ4に備えられているディ
ップスイッチ(図示しない)も同様に書き込みモードに
切替える。この状態で図2で説明した第1のコントロー
ラ4の確認スイッチを押すと、第1のコントローラ4か
ら固有番号が第2のコントローラ13に送信され、終了
音と同時にコントローラ13に第1のコントローラ4と
同じ固有番号が記憶され、浴室空調ユニット3及び脱衣
室空調ユニット9と互いに送受信可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室及び脱衣室の
暖房等を行う空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空調システムとしては、
例えば、浴室や脱衣室の暖房等を行う空調ユニットの運
転を、無線電波通信によってコントローラから遠隔操作
するものが知られている。そして、無線電波で使用して
いる異なる機器が誤動作しないように各々固有番号が設
定され、コントローラと同一の固有番号を有した機器の
みが操作できるように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記固
有番号は、例えば故障した場合に新しいコントローラに
取替えた場合や、第二のコントローラとして新しく増設
した場合に再設定しなければならず、その作業が煩わし
いという問題があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、コントローラへの固有番
号の再設定を容易に行うことができる空調システムを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために、本発明においては、浴室に設け
られた浴室空調ユニットと、前記浴室空調ユニットの運
転を無線電波にて遠隔操作するコントローラとを備え、
互いに同一の固有番号が設定された前記浴室ユニットと
コントローラが送受信可能な空調システムであって、前
記コントローラは予め設定された固有番号を有し、前記
コントローラには前記固有番号を前記浴室空調ユニット
の制御部に送信可能なモードに切替えるためのモード切
替手段を設けた。したがって、制御部に固有番号を設定
する場合には、モード切替手段によりコントローラから
送信可能なモードに切替えることによって容易に設定す
ることができる。また、前記制御部にも前記固有番号を
前記コントローラから受信可能なモードに切替えるため
のモード切替手段を設けてもよく、この場合、隣接する
他の浴室空調ユニットの制御部が前記固有番号を受信す
ることを防ぐことができる。
【0006】更に、前記コントローラは、前記モード切
替手段により前記固有番号を送信可能なモードに切替え
た後、前記コントローラの特定のスイッチを操作するこ
とにより前記固有番号を送信して前記制御部に設定でき
るように構成した。したがって、スイッチによって容易
に固有番号の設定が可能となる。
【0007】更にまた、前記コントローラには、前記浴
室空調ユニットに固有番号が設定された際には、その旨
を使用者に報知するための表示部あるいは、その旨を使
用者に報知するための報知音を前記コントローラから発
声するようにしたので、固有番号の設定が完了すると使
用者は容易に完了したことが認識でき、使い勝手が向上
する。同様に、前記浴室空調ユニットの制御部に固有番
号が予め設定され、その固有番号を前記コントローラに
設定する場合にも上記のようなモード切替手段を設けて
設定を容易にすることができる。
【0008】本発明の別の実施形態として、前記コント
ローラと第1のコントローラと第2のコントローラとか
らなり、前記第2のコントローラには前記浴室空調ユニ
ット及び前記第1のコントローラと同一の固有番号を前
記第1のコントローラから受信可能なモードに切替える
ためのモード切替手段を設けた。したがって、例えばサ
ブリモコンとして第2のコントローラを増設した場合に
も、容易に固有番号の設定が可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態に係る空調シ
ステムの概略図である。
【0011】図1に示すように、本発明の空調システム
は、浴室1の屋外に面した壁1aに取付けられた浴室空
調ユニット3と、浴室1と脱衣室7との境界壁7aの脱
衣室7側に設けられた脱衣室空調ユニット9と、浴室空
調ユニット3及び脱衣室空調ユニット9の運転を遠隔操
作するコントローラとして第1のコントローラ4とから
構成されており、第1のコントローラ4から発信する無
線電波を、浴室空調ユニット3及び脱衣室空調ユニット
9が受信することによって通信が行われる。
【0012】なお、電波としては特定小電力電波を用い
るとよく、家屋の構造物として使用されている鉄筋やラ
スボード、アルミ箔などがあっても確実に通信すること
ができる。
【0013】浴室空調ユニット3は、室外機3bが壁1
aを貫通して屋外に取付けられ、室内機3aが浴室1内
に臨むように取付けられており、室外機3bには後述す
る換気用送風手段37及び制御部31が内蔵され、室内
機3aには後述する循環用送風手段35、加熱手段39
が内蔵され、浴室1内の空気を吸い込むための吸込み口
と浴室1内に温風等を吹出すための吹出し口をも備え
る。
【0014】ここで、浴室空調ユニット3を浴室1の壁
1aに取り付ける場合には、壁1aに予め換気扇が取り
付けられている際にはその換気扇を取り外し、取り外し
た後の壁1aの開口に換気ダクト11を挿入して浴室空
調ユニット3を取り付ける。また、壁1aに予め換気扇
がなく開口が無い場合には換気ダクト11が挿入できる
孔を新たに開口して取り付ける。さらに、換気ダクト1
1は伸縮自在なたとえばアルミ性のものを用いれば、壁
1aの厚さによらず浴室空調ユニット3の室内機3aと
室外機3bを容易に接続することができる。
【0015】また、浴室空調ユニット3は主に浴室1内
の空気を換気用送風手段37により屋外に排気する換気
運転機能、浴室1内の空気を吸い込んで加熱手段39に
より温め、その空気を再び循環用送風手段35により浴
室1内に戻す暖房運転機能、浴室1内の空気を吸い込ん
で加熱手段39により温め、その空気を再び循環用送風
手段35により浴室1内に戻すと同時に、浴室1内の湿
った空気を換気用送風手段37により屋外に排気する乾
燥運転機能、浴室1内の空気を吸い込んで、その空気を
再び循環用送風手段35により浴室1内に戻すと同時
に、浴室1内の空気を換気用送風手段37により屋外に
排気する涼風運転機能を有する。なお、加熱手段39と
して、ヒートポンプ方式などを用いれば、冷風や除湿機
能を備えることができる。
【0016】一方、脱衣室空調ユニット9は、脱衣室7
の境界壁7aに取り付けられ、内部には後述する循環用
送風手段45、加熱手段47及び制御部41が内蔵され
ている。
【0017】また、脱衣室空調ユニット9は主に脱衣室
7内の空気を吸い込んで加熱手段47により温め、その
空気を再び循環用送風手段45により脱衣室7内に戻す
暖房運転機能、脱衣室7内の空気を吸い込んで、その空
気を再び循環用送風手段45により脱衣室7内に戻す涼
風運転機能を有する。なお、このとき、浴室空調ユニッ
ト3の換気用送風手段37を駆動させて、境界壁7aに
設けられた浴室1のドアのガラリ(図示せず)を介して
脱衣室7内の空気を屋外に排気するようにすれば、より
涼風機能を発揮することができる。
【0018】また、第1のコントローラ4は、通常は脱
衣室7の境界壁7aに取付けられ、浴室空調ユニット3
及び脱衣室空調ユニット9と無線電波により通信する。
なお、第1のコントローラ4、浴室空調ユニット3、脱
衣室空調ユニット9に夫々送受信部を備えて、浴室空調
ユニット3又は脱衣室空調ユニット9からの制御情報を
無線電波により第1のコントローラ4に送信するように
したり、浴室空調ユニット3と脱衣室空調ユニット9と
の間で無線電波により制御情報を送受信するように構成
にしてもよい。
【0019】図2は、第1のコントローラ4の一実施形
態を示す正面図である。
【0020】第1のコントローラ4は、内部に電池収納
部(図示しない)を備えており、電池により電源を供給
する。そして、図2に示すように、第1のコントローラ
4の上部には、前述した浴室空調ユニット3の各運転を
途中で停止させるための止スイッチ53、暖房運転を開
始するための暖房スイッチ55、涼風運転を開始するた
めの涼風スイッチ57、換気運転を開始するための換気
スイッチ59、乾燥運転を開始するための乾燥スイッチ
61、各運転の運転時間を設定するための増減スイッチ
63、増減スイッチ63で設定された運転時間や、浴室
空調ユニット3の現在の運転状況を表示する表示部51
が備えられている。
【0021】また、第1のコントローラ4の下部には、
前述した脱衣室空調ユニット9の各運転を途中で停止さ
せるための止スイッチ67、暖房運転を開始するための
暖房スイッチ69、涼風運転を開始するための涼風スイ
ッチ71、各運転の運転時間を設定するための増減スイ
ッチ73、増減スイッチ73で設定された運転時間や、
脱衣室空調ユニット9の現在の運転状況を表示する表示
部65が備えられている。
【0022】また、表示部51及び表示部65にはLE
Dなどによりバックライト機能の備えており、上記で説
明した各々のスイッチを押してから所定時間内(例えば
10秒間)、あるいは、第1のコントローラ4が浴室空
調ユニット3から信号を受信してから所定時間内、バッ
クライトにより表示部51及び表示部65全体が点灯
し、周りが暗い場合にも使用者にとって操作状況が容易
に確認することができるようになっている。
【0023】ここで、表示部51、65には電波の到達
感度を示す表示をさせてもよく、その到達感度の表示に
より第1のコントローラ4を設置する際に到達感度のよ
い位置を探して取付けることができる。
【0024】さらに、浴室空調ユニット3及び脱衣室空
調ユニット9の現在の運転状況を確認するための確認ス
イッチ75が備えられており、確認スイッチ75をオン
操作すると、浴室空調ユニット3及び脱衣室空調ユニッ
ト9に確認信号を発信し、浴室空調ユニット3及び脱衣
室空調ユニット9から現在の運転状況の信号を受信し
て、表示部51及び表示部65に浴室空調ユニット3及
び脱衣室空調ユニット9の現在の運転状況が表示され
る。また、確認スイッチ75は表示部51、65のバッ
クライトを点灯させる機能も持ち、確認スイッチ75を
押すと所定時間、例えば10秒間バックライトが点灯す
る。
【0025】また、第1のコントローラ4に電源を供給
する電池は乾電池(例えばアルカリ単三乾電池2本、約
3.0ボルト)が用いられ、電池の消耗を抑えるために
時間経過とともに電池電圧が所定電圧(例えば2.3ボ
ルト)以下になると、前述した表示部51及び表示部6
5のバックライトによる点灯表示機能は停止させ、運転
状況や時間状況の文字情報のみ継続して表示させると同
時に電池交換を使用者に促す表示、例えば電池の形状を
した表示を点滅させたり、ブザーにより報知する。な
お、電池の電圧の減少量に応じて、現在の電池残量を表
示するように構成してもよい。
【0026】さらに、第1のコントローラ4は各スイッ
チを押して浴室空調ユニット3あるいは脱衣室空調ユニ
ット9に送信し終えると、表示部51、65の運転状況
や時間状況の表示及びバックライト機能による点灯も消
し、第1のコントローラ4に内蔵しているCPU(図示
しない)の動作をも停止する。すなわち、第1のコント
ローラ4が持っていた時間情報や運転情報も消去され
る。その際、再度各スイッチ、例えば暖房スイッチ55
を押すと第1のコントローラ4内のCPUが働きだし、
浴室空調ユニット3や脱衣室空調ユニット9へ送信して
現在の時間情報や運転情報を受信し、第1のコントロー
ラ4の表示部51、65に表示する。
【0027】また、浴室空調ユニット3を操作する止ス
イッチ53、暖房スイッチ55、涼風スイッチ57、換
気スイッチ59、乾燥スイッチ61が押された場合には
表示部51のみ運転情報や時間情報を表示すると同時に
バックライトを点灯させ、脱衣室空調ユニット9を操作
する止スイッチ67、暖房スイッチ69、涼風スイッチ
71が押された場合には表示部65のみ運転情報や時間
情報を表示させると同時にバックライトを点灯させるこ
とにより、電池の消費を抑えている。
【0028】また、確認スイッチ75を操作した場合に
は、現在運転しているユニットを判別し、浴室空調ユニ
ット3のみが運転している場合には表示部51に現在の
浴室空調ユニット3の運転状況及び時間状況を表示する
と同時にバックライトを点灯し、脱衣室空調ユニット9
のみが運転している場合には表示部65に現在の脱衣室
空調ユニット9の運転状況及び時間状況を表示すると同
時にバックライトを点灯し、浴室空調ユニット3及び脱
衣室空調ユニット9両方運転している場合には表示部5
1及び65に現在の浴室空調ユニット3及び脱衣室空調
ユニット9の運転情報を表示すると同時にバックライト
を点灯させる。なお、特定の情報、例えば運転時間情報
は常に表示部51、65に表示できるようにしてもよ
い。この際には、時間情報のみ第1のコントローラ4は
タイマを内蔵してカウントするように構成する。さらに
確認スイッチ75を操作し、浴室空調ユニット3及び脱
衣室空調ユニット9に確認信号を発信してから第1のコ
ントローラ4が受信するまでの間は、第1のコントロー
ラ4の表示部51あるいは65に送信中である旨の表
示、例えば「確認中」という文字表示や送信中である旨
を表現した表示を行うか、前回の運転情報や時間情報を
表示させるか、あるいは何も表示させなくてもよく、適
宜設定可能に構成されている。
【0029】また、第1のコントローラ4の特定のスイ
ッチ、例えば止スイッチ53と増減スイッチ63の
「―」スイッチを両方同時押しにて換気用送風手段37
による換気送風量を変更できる。また、止スイッチ53
と増減スイッチ63の「+」スイッチを両方同時押しに
て各スイッチを押した場合に発声する操作音の有無を切
替えることができる。
【0030】図3は、図1に示した空調システムおける
制御ブロック図である。
【0031】図3に示すように、浴室空調ユニット3の
制御部31は、室内機3aに設けられた浴室1内の空気
を吸い込み、再び浴室1内に吹き出すための循環用送風
手段35と、循環用送風手段35により吸い込んだ空気
を加熱する2つのヒータ101、103を備えた加熱手
段39と、室外機3bに設けられた浴室1内の空気を吸
い込み、屋外へ排出するための換気用送風手段37と加
熱手段39近傍の風路内に設けられ吹出し温度または吸
込み温度を測定するサーミスタ40が接続され、各手段
35、37、39に制御信号を出力し、サーミスタ40
からの温度情報を入力するように構成されている。ま
た、制御部31には、個々の浴室空調ユニット3毎に付
された自己の固有番号を記憶している記憶部33が備え
られており、固有番号は、例えば工場出荷時に予め記憶
されている。なお、記憶部33は読み書き可能な不揮発
性メモリが好適に用いられ、第1のコントローラ4にも
同じ固有番号が予め記憶されている。また、加熱手段3
9を構成するヒータ101、103としては、電気式ヒ
ータ(例えばPTCヒータ)が好適に用いられる。
【0032】また、制御部31は、第1のコントローラ
4から発信される電波信号を受信するための受信部2と
接続され、その受信内容に応じて循環用送風手段35、
換気用送風手段37、加熱手段39に制御信号を出力す
るようになっている。
【0033】以上の構成において、第1のコントローラ
4から浴室空調ユニット3の暖房運転を指令すると、暖
房の運転情報と暖房運転時間の時間情報が送信され、制
御部31の受信部2はその信号を受信し、第1のコント
ローラ4に対して受信した旨の応答信号を送信して第1
のコントローラ4の表示部51はその運転情報と時間情
報を表示する。なお、万が一、第1のコントローラ4か
ら運転情報のみ送信され時間情報が送信されなかった場
合には、予め浴室空調ユニットの制御部31に設定され
た固定値にセットされ運転するように構成してもよい。
この際、予め設定されている固定値は、暖房、乾燥など
各運転モード毎に最適な値に設定してもよく、また都度
学習させて最適な値に更新してもよい。そして制御部3
1は、加熱手段39に通電し、さらに循環用送風手段3
5を作動させる。また、同様に受信部2が第1のコント
ローラ4から乾燥運転の開始指令を受けた際には、加熱
手段39に通電し、さらに循環用送風手段35を作動さ
せ、同時に室外機3bの換気用送風手段37を作動させ
る。また、受信部2が第1のコントローラ4から換気運
転の開始指令を受けると、室外機3bの換気用送風手段
37を作動させる。また、受信部2が第1のコントロー
ラ4から涼風運転の開始指令を受けると、循環用送風手
段35及び室外機3bの換気用送風手段37を作動させ
る。さらに、暖房運転時や乾燥運転時にサーミスタ40
が検出した温度が所定温度よりも高ければ加熱手段39
を構成するヒータ101、103のうち、いずれか一方
を停止させ、暖房運転時には循環用送風手段35による
送風量も減少させて室内の温度低下を防ぎ、乾燥運転時
には送風量を変更せず、衣類などを風で乾燥させる効果
を維持する。更に、サーミスタ40が検出した温度が前
述した所定温度よりもさらに高い温度よりも高くなった
場合には、加熱手段39への通電を停止させ、循環用送
風手段45を所定時間、例えば15秒間運転して浴室空
調ユニット3内部を冷却後、第1のコントローラ4の表
示部にエラー表示を行う。なお、サーミスタ40の検知
温度が所定温度よりも低くなった場合には、エラー表示
を消し、再び運転可能な状態になる。なお、上述した所
定温度は各運転モード毎に予め設定されている。
【0034】一方、脱衣室空調ユニット9の制御部41
は、脱衣室7内の空気を吸い込み、再び脱衣室7内に吹
き出すための循環用送風手段45、循環用送風手段45
により吸い込んだ空気を加熱する加熱手段47と接続さ
れ、各手段45、47に制御信号を出力するように構成
されている。また、制御部41には、個々の脱衣室空調
ユニット9毎に付された自己の固有番号を記憶している
記憶部43が備えられており、固有番号は、例えば工場
出荷時に予め記憶されている。この場合、記憶部43に
は記憶部33及び第1のコントローラ4と同じ固有番号
が記憶されている。なお、記憶部43は読み書き可能な
不揮発性メモリが好適に用いられる。また、加熱手段4
7としては、電気式ヒータ(例えばPTCヒータ)が好
適に用いられる。
【0035】また、制御部41は、第1のコントローラ
4から発信される電波信号を受信するための受信部8と
接続され、その受信内容に応じて循環用送風手段45、
加熱手段47に制御信号を出力するようになっている。
【0036】以上の構成において、第1のコントローラ
4から脱衣室空調ユニット9の暖房運転を指令すると、
暖房の運転情報と暖房運転時間の時間情報が送信され、
制御部41の受信部8はその信号を受信して、第1のコ
ントローラ4に対して受信した旨の応答信号を送信して
第1のコントローラ4の表示部65はその運転情報と時
間情報を表示し、これらの情報を制御部41内に記憶し
て以後管理する。なお、万が一、記憶管理している運転
情報や時間情報が異常により失われた際には予め設定さ
れた固定値にリセットされるように構成してもよい。そ
して制御部41は、受信部8が第1のコントローラ4か
ら暖房運転の開始指令を受けると、加熱手段47に通電
し、さらに循環用送風手段45を作動させる。
【0037】なお、受信部2及び受信部8は、図4で説
明した第1のコントローラ4の確認スイッチ75が押さ
れると、現在の運転情報や時間情報を第1のコントロー
ラ4の表示部51、65に表示するための信号を送信す
る送信機能も有する。
【0038】さらに、制御部31は、浴室空調ユニット
3の暖房運転中に、第1のコントローラ4から脱衣室空
調ユニット9の暖房運転の指令を受け取ると、ヒータ1
01、103のうち、ヒータ101への通電を停止さ
せ、加熱手段39に供給する電力を抑制する節約モード
を備える。なお、このとき、循環用送風手段135によ
る浴室への送風量も合わせて抑制(減少)させてもよ
い。そして、その後は第1のコントローラ4から脱衣室
空調ユニット9の暖房運転の停止を受け取ると、ヒータ
101への通電を再開させてもよいし、ヒータ101へ
の通電を停止させたままでもよい。なお、この節約モー
ドの有無を図2で説明した第1のコントローラ4の止ス
イッチ53、67を両方同時押しにて容易に切替えるこ
とができる。
【0039】また、浴室空調ユニット3及び脱衣室空調
ユニット9の加熱手段39、47をオン/オフするリレ
ー(図示しない)が固着してしまい、加熱手段39ある
いは加熱手段47が常に作動状態のままとなった場合に
は、制御部31あるいは制御部41はリレーの固着を検
出すれば循環用送風手段37あるいは循環用送風手段4
5のみ作動させて浴室空調ユニット3あるいは脱衣室空
調ユニット9内部が高温になるのを避けるとともに、第
1のコントローラ4の表示部51あるいは表示部65に
その旨表示して、使用者に報知する。
【0040】さらに、浴室空調ユニット3の暖房運転に
は、ヒータ101及びヒータ103両方とも通電する暖
房強モードと、ヒータ101及びヒータ103のうちい
ずれか一方のみ通電する暖房弱モードを備える。そし
て、暖房強モードは入浴前に浴室を一気に暖房する際に
使用し、ある程度浴室内が高温になった所定時間後に暖
房弱モードに自動的に切替るように制御部31により制
御する。
【0041】この際、第1のコントローラ4により暖房
強モードの時間と暖房弱モードの時間を図2で示した増
減スイッチ63で設定し、暖房スイッチ55を押した際
に浴室空調ユニット3の受信部2には暖房強モードの時
間情報と暖房弱モードの時間情報が同時に送信される。
あるいは、暖房強モードから暖房弱モードへ切替る際に
使用者にブザーなどで報知し、暖房弱モードの時間情報
を浴室空調ユニット3の受信部に送信するように構成し
てもよい。また、暖房強モードから暖房弱モードへ切替
る所定時間前には、第1のコントローラ4は受信部2へ
現在浴室空調ユニット3が暖房強モードで運転している
かを確認する信号を送信するようにしてもよい。
【0042】図4は第1の第1のコントローラ4の裏面
部を示す図である。
【0043】第1のコントローラ4の裏面には、図中矢
印方向に蓋83を開けると前述した電池収納部81と、
電池収納部81上部に、使用する電波の搬送周波数を複
数切替えることが可能なディップスイッチ85が設けら
れており、他の機器が使用している周波数と混信する場
合にはディップスイッチ85により他の周波数に切替え
て使用する。なお、ディップスイッチ85は、浴室空調
ユニット3の制御部31あるいは脱衣室空調ユニット9
の制御部41にも同様に設けてもよい。さらに現在周り
で使用されている周囲の周波数を検出し、使用していな
い周波数域を第1のコントローラ4の表示部51あるい
は65に表示させ、その表示に応じてディップスイッチ
85で周波数の切替が容易に行えるように構成してもよ
い。また、電池収納部81上部には、第1のコントロー
ラ4が有する固有番号を送信可能なモードに切替えるた
めのモード切替手段としてのディップスイッチ97が設
けられている。また、第1のコントローラ4は電源を電
池収納部81に入れた電池ではなく、コンセントから供
給できるようにアダプタ接続部89を設けてもよい。こ
こで、第1のコントローラ4を新しく交換した場合に、
第1のコントローラ4が有する固有番号を浴室空調ユニ
ット3の制御部31及び脱衣室空調ユニット9の制御部
41に送信し、制御部33、43に記憶する場合につい
て図2、図3及び図4を用いて以下に説明する。第1の
コントローラ4が有する固有番号を制御部31に送信す
るモードに切替えるためにモード切替手段としてのディ
ップスイッチ97を送信モードに切替える。その後、第
1のコントローラ4の確認スイッチ75を押して、固有
番号を制御部31、41に送信する。送信が完了する
と、終了音と同時に記憶部33、43には第1のコント
ローラ4と同じ固有番号が記憶される。このとき、第1
のコントローラ4の表示部には固有番号が記憶された旨
を表示させてもよい。そして、ディップスイッチ97を
送信モードから通常のモードに戻すと、第1のコントロ
ーラ4は浴室空調ユニット3及び脱衣室空調ユニット9
と互いに送受信可能になる。また、制御部31、41に
は第1のコントローラ4が有する固有番号を受信するモ
ードに切替えるためのモード切替手段(図示しない)を
別途設けてもよく、このモード切替手段(図示しない)
を受信モードにして、ディップスイッチ97を送信モー
ドにした場合のみ、記憶部33、43には第1のコント
ローラ4と同じ固有番号が記憶されるように構成しても
よい。なお、記憶部33や記憶部43が記憶している固
有番号を第1のコントローラ4に記憶する構成にしても
よい。すなわち、モード切替手段としてのディップスイ
ッチ97を受信可能なモードに切替えて、第1のコント
ローラ4の確認スイッチ75を押して、固有番号を制御
部31、41から受信する。受信が完了すると、終了音
と同時に第1のコントローラ4には記憶部33、43と
同じ固有番号が記憶される。このとき、第1のコントロ
ーラ4の表示部には固有番号が記憶された旨を表示させ
てもよい。そして、ディップスイッチ97を受信モード
から通常のモードに戻すと、第1のコントローラ4は浴
室空調ユニット3及び脱衣室空調ユニット9と互いに送
受信可能になる。また同様に、制御部31、41には第
1のコントローラ4に固有番号を送信するモードに切替
えるためのモード切替手段(図示しない)を別途設けて
もよく、このモード切替手段(図示しない)を送信モー
ドにして、ディップスイッチ97を受信モードにした場
合のみ、記憶部33、43からコントローラ4に固有番
号が記憶されるように構成してもよい。
【0044】図5は、本発明に係る空調システムの更に
他の実施形態を示す概略図であり、上述した各実施例と
同様の構成は同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0045】第2のコントローラ13は増設用のコント
ローラとして用いられ、その構成は図2で示した第1の
コントローラ4と同じである。
【0046】図5に示すように、第2のコントローラ1
3は、無線電波により第1のコントローラ4及び浴室空
調ユニット3、脱衣室空調ユニット9と送受信する送受
信部(図示せず)が備えられており、第1のコントロー
ラ4には、無線電波により第2のコントローラ13及び
浴室空調ユニット3、脱衣室空調ユニット9と送受信す
る送受信部(図示せず)が設けられ、浴室空調ユニット
3には、無線電波により第1のコントローラ4及び第2
のコントローラ13と送受信する後述する送受信部1
0、脱衣室空調ユニット9にも同様に無線電波により第
1のコントローラ4及び第2のコントローラ13と送受
信する後述する送受信部6が設けられている。
【0047】従って、第2のコントローラ13から浴室
空調ユニット3の運転を遠隔操作した場合は、第2のコ
ントローラ13の操作により無線電波による指令信号が
浴室空調ユニット3の送受信部10及び第1のコントロ
ーラ4で受信されることで行われ、脱衣室空調ユニット
9の運転を遠隔操作した場合は、第2のコントローラ1
3の操作により無線電波による指令信号が脱衣所空調ユ
ニット9及び第1のコントローラ4で受信されることで
行われる。
【0048】図6は、図5で示した空調システムにおけ
る制御ブロック図であり、図3と同じ符号の構成は説明
を省略する。
【0049】図6に示すように、第2のコントローラ1
3は、一般的に居間や台所など第1のコントローラ4と
は離れた場所で使用され、浴室空調ユニット3の送受信
部10、脱衣室空調ユニット9の送受信部6及び第1の
コントローラ4の送受信部と無線電波によって通信す
る。この場合、第2のコントローラ13には、図3で示
した記憶部43、記憶部33及び第1のコントローラ4
と同じ固有番号が記憶されている。なお、第2のコント
ローラ13によって浴室空調ユニット3あるいは脱衣室
空調ユニット9をコントロールする場合には、無線電波
により直接送受信部10あるいは送受信部6に指令信号
を送る他に、第1のコントローラ4を介して送受信部1
0あるいは送受信部6に指令信号を送るという方法もあ
る。
【0050】また、第2のコントローラ13を用いた場
合には、浴室空調ユニット3あるいは脱衣室空調ユニッ
ト9が運転中の際には第2のコントローラ13からは止
スイッチ以外のスイッチによる指令は受け付けなくする
構成としてもよい。あるいは特定のスイッチ、例えば暖
房スイッチのみ受け付けなくする構成としてもよく、入
浴者の意志と反する運転を第2のコントローラにより操
作されるのを防ぐことができる。また、いたずら防止の
ために全てのスイッチの受付けを無効とする所謂チャイ
ルドロック機能を備えるように構成してもよい。
【0051】さらに、第2のコントローラ13を用いる
場合には、第1のコントローラ4と第2のコントローラ
で優先順位を付け、例えば、第1のコントローラ4の方
が第2のコントローラ13よりも優先順位を高く設定し
た場合には、第1のコントローラ4の送信中は第2のコ
ントローラ13からの指令は受け付けなくなるように構
成してもよい。この際、優先順位の設定は、第1のコン
トローラ4、第2のコントローラ13の特定のスイッチ
を複数組み合わせて同時押しにより設定できるように構
成される。あるいは、学習機能を持たせ、使用頻度が高
いコントローラの優先順位を高く設定してもよいし、使
用させる度にその使用したコントローラの優先順位を高
く設定するように構成してもよい。
【0052】図7はコントローラ13の裏面を示す図で
ある。
【0053】図7に示すように第2のコントローラ13
の裏面には、第1のコントローラ4同様、電池収納部8
1が設けられ、通常は蓋83により閉じられている。ま
た電池収納部81上部には、使用する電波の搬送周波数
を複数切替えることが可能なディップスイッチ85が設
けられており、他の機器が使用している周波数と混信す
る場合にはディップスイッチ85により他の周波数に切
替えて使用する。なお、既に浴室空調ユニット3、脱衣
室空調ユニット9、第1のコントローラ4が設置され、
第2のコントローラ13を増設用としてあとから後付け
する場合や第2のコントローラ13を新しく交換する場
合には、第1のコントローラ4が使用している電波の搬
送周波数と同じにするために、第2のコントローラのデ
ィップスイッチ85を切替えて設定する。
【0054】次に、既に浴室空調ユニット3、脱衣室空
調ユニット9、第1のコントローラ4が設置され、第2
のコントローラ13を増設用としてあとから後付けする
場合や第2のコントローラ13を新しく交換する場合に
は、第1のコントローラ4が記憶している固有番号を第
2のコントローラ13に設定する。第2のコントローラ
13のディップスイッチ87を固有番号を受信する受信
モードに切替えて図4で示した第1のコントローラ4に
備えられているディップスイッチ97も既に記憶してい
る固有番号を送信する送信モードに切替える。この状態
で図2で示した第1のコントローラ4の確認スイッチを
押すと、第1のコントローラ4から固有番号が第2のコ
ントローラ13に送信され、終了音と同時に第2のコン
トローラ13に第1のコントローラ4と同じ固有番号が
記憶され、浴室空調ユニット3及び脱衣室空調ユニット
9と互いに送受信可能になる。このとき、第2のコント
ローラ13の表示部には固有番号が記憶された旨を表示
させてもよい。あるいは、受信モードに切替えるために
ディップスイッチ87を使用せずに第2のコントローラ
13のスイッチ、例えば増減スイッチを両方同時に押す
ことにより、切替えるように構成してもよい。
【0055】上述した内容はあくまで本発明の一実施形
態に関するものであって、本発明が上記内容のみに限定
されることを意味されるものではない。例えば、浴室空
調ユニット3及び脱衣室空調ユニット9を使用した場合
について説明したが、いずれか一方のユニットしか用い
ない場合についても同様に本発明の空調システムを用い
ることができる。また、図1において脱衣室空調ユニッ
ト9と第1のコントローラ4は無線電波で通信する場合
について説明したが、脱衣室空調ユニット9と第1のコ
ントローラ4を有線接続して通信するように構成しても
よい。この際、浴室空調ユニット3と第1のコントロー
ラ4は無線電波により通信とし、第2のコントローラ1
3から脱衣室空調ユニット9へ送信する場合には、第1
のコントローラ4に送信して有線接続を介して脱衣室空
調ユニットと通信する構成となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空調システムの概略
図である。
【図2】第1のコントローラの一実施形態を示す正面図
である。
【図3】本発明の一実施形態を示す制御ブロック図であ
る。
【図4】第1のコントローラの一実施形態を示す裏面図
である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る空調システムの概
略図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す制御ブロック図で
ある。
【図7】第2のコントローラの一実施形態を示す裏面図
である。
【符号の説明】
1…浴室 3…浴室空調ユニット 3a…室内機 3b…室外機 4…第1のコントローラ 7…脱衣室 9…脱衣室空調ユニット 13…第2のコントローラ 31、41…制御部 33、43…記憶部 87、97…ディップスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣瀬 徹 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 大神 芳浩 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 矢野 昌彦 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 (72)発明者 松尾 隆之 神奈川県横浜市戸塚区前田町100番地 小 糸工業株式会社内 Fターム(参考) 3L061 BB03 3L072 AA05 AB06 AC02 AF02 AF09 5K048 BA08 DA02 DB01 GC01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室に設けられた浴室空調ユニットと、
    前記浴室空調ユニットの運転を無線電波にて遠隔操作す
    るコントローラとを備え、互いに同一の固有番号が設定
    された前記浴室ユニットとコントローラが送受信可能な
    空調システムであって、 前記コントローラは予め設定された固有番号を有し、前
    記コントローラには前記固有番号を前記浴室空調ユニッ
    トの制御部に送信可能なモードに切替えるためのモード
    切替手段を設けたことを特徴とする空調システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空調システムにおいて、 前記制御部にも前記固有番号を前記コントローラから受
    信可能なモードに切替えるためのモード切替手段を設け
    たことを特徴とする空調システム。
  3. 【請求項3】 請求項1、2記載の空調システムにおい
    て、 前記コントローラは、前記モード切替手段により前記固
    有番号を送信可能なモードに切替えた後、前記コントロ
    ーラの特定のスイッチを操作することにより前記固有番
    号を送信して前記制御部に設定することを特徴とする空
    調システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載の空調システムにお
    いて、 前記制御部に、前記コントローラの固有番号が設定され
    た際には、その旨を使用者に報知するための表示部を前
    記コントローラに備えたことを特徴とする空調システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3記載の空調システムにお
    いて、 前記制御部に、前記コントローラの固有番号が設定され
    た際には、その旨を使用者に報知するための報知音を前
    記コントローラから発声することを特徴とする空調シス
    テム。
  6. 【請求項6】 浴室に設けられた浴室空調ユニットと、
    前記浴室空調ユニットの運転を無線電波にて遠隔操作す
    るコントローラとを備え、互いに同一の固有番号が設定
    された前記浴室ユニットとコントローラが送受信可能な
    空調システムであって、 前記浴室空調ユニットの制御部は予め設定された固有番
    号を有し、前記コントローラには、前記固有番号を前記
    制御部から受信可能なモードに切替えるためのモード切
    替手段を設けたことを特徴とする空調システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の空調システムにおいて、 前記浴室空調ユニットの制御部にも前記固有番号を前記
    コントローラが受信可能なモードに切替えるためのモー
    ド切替手段を設けたことを特徴とする空調システム。
  8. 【請求項8】 請求項6,7記載の空調システムにおい
    て、 前記コントローラは、前記モード切替手段により前記浴
    室空調ユニットの固有番号を受信可能なモードに切替え
    た後、前記コントローラの特定のスイッチを操作するこ
    とにより前記固有番号を受信することを特徴とする空調
    システム。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至8記載の空調システムにお
    いて、 前記コントローラに、前記浴室空調ユニットの固有番号
    が設定された際には、その旨を使用者に報知するための
    表示部を前記コントローラに備えたことを特徴とする空
    調システム。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至8記載の空調システムに
    おいて、 前記コントローラに、前記浴室空調ユニットの固有番号
    が設定された際には、その旨を使用者に報知するための
    報知音を前記コントローラから発声することを特徴とす
    る空調システム。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10記載の空調システム
    において、 前記コントローラは少なくとも第1のコントローラと第
    2のコントローラとからなり、前記第2のコントローラ
    には前記浴室空調ユニット及び前記第1のコントローラ
    と同一の固有番号を前記第1のコントローラから受信可
    能なモードに切替えるためのモード切替手段を設けたこ
    とを特徴とする空調システム。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の空調システムにおい
    て、 前記第2のコントローラは、前記モード切替手段により
    前記第1のコントローラの固有番号を受信可能なモード
    に切替えた後、前記第1のコントローラの特定のスイッ
    チを操作することにより前記固有番号を受信することを
    特徴とする空調システム。
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JP2011138549A (ja) * 2011-03-28 2011-07-14 Fujitsu Ltd 表示制御方法および表示制御プログラム
CN102607139A (zh) * 2011-01-20 2012-07-25 富士通将军股份有限公司 空调机
KR101731543B1 (ko) 2016-02-29 2017-05-02 린나이코리아 주식회사 각방 온도조절기의 방 표시 변경방법

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