JP2003106621A - 浴室空調システム - Google Patents

浴室空調システム

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JP2003106621A
JP2003106621A JP2001296040A JP2001296040A JP2003106621A JP 2003106621 A JP2003106621 A JP 2003106621A JP 2001296040 A JP2001296040 A JP 2001296040A JP 2001296040 A JP2001296040 A JP 2001296040A JP 2003106621 A JP2003106621 A JP 2003106621A
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remote controller
air conditioning
unit
bathroom
bathroom air
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JP2001296040A
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Kazuhiro Haraga
一博 原賀
Toru Hirose
徹 廣瀬
Yoshihiro Ogami
芳浩 大神
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴室空調ユニットを無線電波により複数のリ
モコンで操作する場合でも応答性に優れ、しかも信頼性
の高い浴室空調システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 図4(a)に示すように浴室空調ユニッ
ト3に電源が供給されている間、本体送受信部2はリモ
コン4からの信号を常時受信可能な体制(図中aの間)
であり、リモコン4のスイッチ操作によりリモコン送受
信部6から操作信号が送信され、その信号を受信すると
所定時間(図中b、例えば5秒間)内は操作信号を受信
したことをリモコン4に知らせるための応答信号をリモ
コン4に複数回連続して返信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に浴室の暖房等
を行う浴室空調システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の浴室空調システムとして
は、例えば、浴室や洗面所の暖房等を行う空調ユニット
と有線接続したリモコンや、洗面所の壁に取付けたホル
ダーに設けられた赤外線式のリモコンによって制御する
ものが知られている。
【0003】また、無線電波を利用して浴室空調ユニッ
トを離れた場所から制御するものも知られている。この
ものでは、上記有線接続したリモコンのように設置する
際に電線類を壁内に通す必要もなく、また赤外線式のリ
モコンのように浴室のドアを開けて空調ユニットの受信
部に向けて信号を送らなければならないという煩わしさ
もなく使用することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】リモコンから浴室空調
ユニットへ送信した電波(操作信号)が周囲のノイズの
影響を受けたり、浴室空調ユニットとリモコンの間に電
波に障害を与える障害物が存在する場合には通信が正常
に行われず、浴室空調ユニットを動作することができな
いことがある。その際、リモコンは浴室空調ユニットに
操作信号を送信するだけなので、本体が動作しない原因
が電波の障害により通信異常によるものなのか、本体自
体の故障によるものなのかわからないという問題があっ
た。
【0005】さらに、複数のリモコンで浴室空調ユニッ
トを操作できる構成とした場合、あるリモコンのスイッ
チ操作により浴室空調ユニットの運転が変更された場合
に、他のリモコンにはその信号が送信されず、実際の運
転状況とは異なる内容が表示してしまうという問題もあ
った。
【0006】また、無線電波を使用して複数のリモコン
で浴室空調ユニットを操作する場合、同時に複数のリモ
コンから浴室空調ユニットに操作信号が送信された場
合、お互いの信号が干渉しないように各リモコン毎に送
信順番を設けて、例えば仮にあるタイミングで同時に操
作信号が送信された場合にはそのタイミングにおいて優
先順位の高いリモコンからの操作信号を優先するといっ
たようにリモコンからの操作信号の送信タイミングを予
め定めるという方法があった。
【0007】しかしながら、リモコンに優先順位をつけ
て操作信号の送信タイミングを定めると、リモコンが増
設されるにつれリモコンの送信タイミングが少なくな
る。従ってあるリモコンの操作信号が何らかの原因で浴
室空調ユニットに送信されなかった場合にはそのリモコ
ンは次の送信タイミングまで待機しなければならず、リ
モコンの操作から浴室空調ユニットが動作するまでに時
間がかり、使用者にとっては使い勝手が悪いという問題
があった。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、浴室空調ユニットを無線
電波により複数のリモコンで操作する場合でも応答性に
優れ、しかも信頼性の高い浴室空調システムを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために、本発明においては、浴室を空調
する浴室空調ユニットと、前記浴室空調ユニットを無線
電波により遠隔操作するリモコンと、を備える浴室空調
システムであって、前記浴室空調ユニットに設けられた
複数の前記リモコンと通信可能な本体送受信部と、前記
リモコンに設けられたリモコン送受信部とを備えるとと
もに、前記本体送受信部と前記リモコン送受信部、また
は複数の前記リモコン送受信部の間で双方向通信が可能
とした。したがって、リモコンでスイッチ操作しても浴
室空調ユニットが動作していない場合、リモコンの操作
信号を浴室空調ユニットが受信しているのか否かを双方
向通信を利用して判別できる。また、複数のリモコンを
設置した場合、あるリモコンでスイッチ操作により浴室
空調ユニットの運転が変更された場合でも、他のリモコ
ンとも双方向通信するので他のリモコンの表示部の表示
も同時に変更することが可能になる。
【0010】また、前記本体送受信部及びリモコン送受
信部は前記双方向通信が行われていないときは受信待ち
状態とし、スイッチ操作したリモコンから操作信号が送
信されると前記本体送受信部及び前記スイッチ操作した
リモコン以外のリモコンに設けられた前記リモコン送受
信部は前記操作信号を受信する。この構成により、リモ
コンのスイッチ操作による操作信号を即座に受信するこ
とができ、応答性が向上する。
【0011】そしてこのとき、前記本体送受信部は、前
記リモコンからの操作信号を受信したときは応答信号を
前記リモコンに送信するので、操作信号が確実に浴室空
調ユニットで受信したことを確認できるので、通信の信
頼性が向上する。
【0012】また、前記本体送受信部及びリモコン送受
信部は前記双方向通信が行われていないときは受信待ち
状態とし、前記本体送受信部はスイッチ操作されたリモ
コンからの操作信号を受信すると応答信号を送信すると
ともに、前記スイッチ操作された前記リモコン以外のリ
モコンが前記応答信号を受信すると前記操作信号の内容
に基づき表示を行うので、複数のリモコンが設置された
場合においても全て同じ表示にすることができ、誤表示
の恐れがない。
【0013】また、前記本体送受信部は前記応答信号を
複数回連続して前記リモコンに送信するように構成すれ
ば、万が一、応答信号が周囲のノイズや障害物により影
響を受けた場合でも複数回連続して応答信号を送信する
ので、リモコンは応答信号を受信する確率が高くなり正
常に通信が行われる確率が高くなる。または、前記本体
送受信部は前記応答信号を所定時間連続して前記リモコ
ンに送信するように構成しても同様の効果が得られる。
【0014】ここで、前記リモコンが前記応答信号を受
信したときに、前記操作信号に基づいて運転を開始/停
止するように構成すれば、リモコンで操作した内容が確
実に浴室空調ユニットで実行されるため、誤動作の心配
がなく信頼性が向上する。
【0015】一方、前記リモコンは、前記応答信号を所
定時間内に受信しない場合には、前記本体送受信部に再
度操作信号を送信する。このように構成すれば、所定時
間内に受信しない場合でも、操作信号を送信するので再
度応答信号を受信する機会を得られ、リモコンは応答信
号を受信する確率が高くなり正常に通信が行われる確率
が高くなる。また、応答信号を一度に送信する回数を比
較的少なくできるので通信時間を短くでき、応答性に優
れた送受信が可能になる。
【0016】さらに、前記リモコンは本体送受信部に再
度送信しても更に前記応答信号を受信しないときには前
記リモコンは前記操作信号の送信を停止する。従って、
限りなく送受信を繰り返していつまで経っても空調シス
テムが使用できないということを回避できる。このと
き、リモコンに異常表示を行うことにより、使用者に異
常の報知を行うことができる。
【0017】次に、前記本体送受信部は、予め定められ
た所定間隔毎に前記リモコンに現在の運転情報を送信す
る。従って、浴室空調ユニットが現在認識している運転
時間とリモコンが表示している運転時間の差を是正した
り、他のリモコンで現在と異なる動作に操作された場合
にもリモコンの表示を切替えることができる。
【0018】さらに、前記本体送受信部が前記応答信号
を複数回送信している間に他のリモコンからの操作信号
が送信されると、その操作信号を受付けないこととし
た。従って応答信号が他のリモコンからの操作信号によ
り妨害されることなく、確実に操作したリモコンに送信
することができ、上記同様信頼性が向上する。
【0019】また、本発明の別の実施形態として前記リ
モコンの表示部はスイッチ操作された所定時間経過後に
は表示を消灯し、前記表示の消灯後は特定のスイッチ操
作により再び所定時間表示する構成にするとともに、前
記本体送受信部は前記特定のスイッチ操作による操作信
号を受信すると現在の運転データを前記リモコンに送信
し、前記リモコンは前記運転データに基づいて前記表示
部の表示を行う。したがって、リモコンの表示をスイッ
チ操作後は消灯するような場合であっても、特定のスイ
ッチ操作により、最新の運転データに基づいて表示する
ことができる。
【0020】さらに、前記浴室空調ユニット及び前記リ
モコンには互いに双方向通信可能となるように同一の固
有番号を記憶するための記憶部を備えるとともに、前記
固有番号を前記浴室空調ユニットと前記リモコンの間、
または前記複数のリモコンの間で送受信可能なこととし
た。したがって、運転情報同様、固有番号もリモコンと
浴室空調ユニットの間で双方向通信できるので、お互い
に書き換えることが可能となる。
【0021】また、本発明においては、浴室空調ユニッ
トのみならず、洗面所内を空調できる洗面上ユニットを
設けた場合においても適用でき、前記リモコンは、浴室
ユニット及び洗面所空調ユニットと双方向通信可能であ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施形態に係る浴室空
調システムの概略図である。
【0024】本発明の浴室空調システムは、浴室1の屋
外に面した壁1aに取付けられた浴室空調ユニット3
と、浴室1と洗面所7との境界壁7aの洗面所7側に設
けられたリモコン4とから構成される。
【0025】また、浴室空調ユニット3は、室内機3a
と室外機3bから構成され、室内機3aと室外機3bは
換気ダクト11を介して接続される。さらに室内機3a
は、浴室1内に臨むように取付けられており、室外機3
bは壁1aを挟んで室内機3aと相対する位置(屋外)
に取付けられている。また、室内機3aには図示しない
温風循環機能部、加熱手段が内蔵され、浴室1内の空気
を吸い込むための吸込み口と浴室1内に温風等を吹出す
ための吹出し口をも備える。一方、室外機3bには図示
しない換気用送風手段及び制御部が内蔵され、浴室1内
の空気を排出するための排気口を備える。
【0026】ここで、浴室空調ユニット3を浴室1の壁
1aに取付ける場合には、壁1aに予め換気扇が取付け
られている際にはその換気扇を取り外し、取り外した後
の壁1aの開口に換気ダクト11を挿入して室内機3a
と室外機3bを壁1aに取付ける。また、壁1aに予め
換気扇がなく開口が無い場合には換気ダクト11が挿入
できる孔を新たに開口して同様に室内機3aと室外機3
bを壁1aに取付ける。さらに、換気ダクト11は伸縮
自在なたとえばアルミ性のものを用いれば、壁1aの厚
さによらず浴室空調ユニット3の室内機3aと室外機3
bを容易に接続することができる。
【0027】また、浴室空調ユニット3の主な機能は、
浴室1内の空気を換気用送風手段により屋外に排気する
換気運転機能、浴室1内の空気を吸込んで加熱手段によ
り温め、その空気を再び循環用送風手段により浴室1内
に戻す暖房運転機能、浴室1内の空気を吸込んで加熱手
段により温め、その空気を再び循環用送風手段により浴
室1内に戻すと同時に、浴室1内の湿った空気を換気用
送風手段により屋外に排気する乾燥運転機能、浴室1内
の空気を吸込んで、その空気を再び循環用送風手段によ
り浴室1内に戻すと同時に、浴室1内の湿った空気を換
気用送風手段により屋外に排気する涼風運転機能を有す
る。なお、加熱手段としては、ヒートポンプ方式などを
用いれば、冷風や除湿機能を備える。
【0028】また、リモコン4は通常は洗面所7の境界
壁7aに取付けられ、リモコン4内部に備えたリモコン
送受信部が浴室空調ユニット3の制御部に備えた本体送
受信部と無線電波により双方向通信し、リモコン4から
の操作信号を受信して浴室空調ユニット3の運転開始/
停止動作をコントロールする。なお、電波としては特定
小電力電波を用いるとよく、家屋の構造物として使用さ
れている鉄筋やラスボード、アルミ箔などがあっても確
実に通信することができる。また、リモコン4は複数設
置することができ、その際はいずれのリモコンも本体送
受信部と無線電波を使って双方向通信することにより、
浴室空調ユニット3の運転開始/停止をコントロールで
きる。
【0029】図2は、図1に示した浴室空調システムお
ける制御ブロック図である。
【0030】浴室空調ユニット3の室外機3bに備えら
れた制御部31は、室内機3aに設けられた、浴室内の
空気を吸い込み、再び浴室内に吹出すための循環用送風
手段35と、循環用送風手段35により吸込んだ空気を
加熱する加熱手段39と、室外機3bに設けられた、浴
室内の空気を吸い込み、屋外へ排出するための換気用送
風手段37と接続され、それぞれ信号を送る。また、加
熱手段39には電気式ヒータ(例えばPTCヒータ)を
用いている。また、制御部31には個々の浴室空調ユニ
ット3毎に異なる固有番号を記憶している記憶部33を
備え、工場出荷時に予め記憶されている。なお、記憶部
33は読み書き可能な不揮発性メモリが好適に用いら
れ、工場出荷後も固有番号を書き換え可能に構成されて
いる。
【0031】さらに、制御部31は、リモコン4に備え
たリモコン送受信部6から発信される操作信号(電波信
号)を受信し、リモコン4へその応答信号を送信するた
めの本体送受信部2を備え、その受信内容に応じて循環
用送風手段35、換気用送風手段37、加熱手段39に
制御信号を送り、コントロールする。
【0032】制御部31は、本体送受信部2がリモコン
4から暖房運転の操作信号を受信すると加熱手段39に
通電し、さらに循環用送風手段35を作動させる。ま
た、本体送受信部2がリモコン4から乾燥運転の操作信
号を受信すると加熱手段39に通電し、さらに循環用送
風手段35を作動させ、同時に室外機3bの換気用送風
手段37を作動させる。換気運転の操作信号を受信する
と、室外機3bの換気用送風手段37を作動させ、涼風
運転の操作信号を受信したときには循環用送風手段35
及び室外機3bの換気用送風手段37を作動させる。上
記いずれの操作信号を受信しても本体送受信部2は操作
信号を受信したことをリモコン4に知らせるために応答
信号を送信する。
【0033】さらに、本体送受信部2はリモコン4に所
定間隔(例えば5分)毎に現在の運転状況、例えば動作
中(暖房運転、乾燥運転、換気運転、涼風運転のいずれ
か)なのか停止中なのかを送信する。動作中の場合は運
転時間(運転残り時間)も送信し、制御部31でカウン
トしている運転時間とリモコン4で表示している運転時
間が異なる場合は、リモコン4で表示している運転時間
を制御部31でカウントしている運転時間に書きかえて
表示する。
【0034】なお、本体送受信部2はリモコン4から現
在の運転状況を確認する操作信号を受信すると、現在の
運転状況(例えば、動作中であれば、「暖房運転中、残
り2時間」など)をリモコン4に送信する。
【0035】また、リモコン4には記憶部33に記憶し
ている固有番号と同一の固有番号が工場出荷時に予め記
憶されていて、浴室空調ユニット3とリモコン4の固有
番号が一致していなければ互いに通信できないしくみに
なっている。
【0036】ここで、記憶部33に記憶している固有番
号及びリモコン4に記憶している固有番号は双方向通信
で送受信することにより互いに書き換え可能に構成され
ている。例えば、記憶部33の固有番号と異なる固有番
号を持ったリモコン4で浴室空調ユニット3を操作する
場合には、リモコン4の固有番号をリモコン送受信部6
から送信して本体送受信部2が受信することにより記憶
部33に記憶している固有番号をリモコン4が持ってい
る固有番号に書き換える。なお、このとき、記憶部33
に記憶している固有番号を本体送受信部2から送信して
リモコン送受信部2が受信することにより、リモコン4
が持っている固有番号を記憶部33に記憶している固有
番号に書き換えるようにしてもよい。また、本体送受信
部2がリモコン送受信部6から固有番号を受信した際に
はその応答信号をリモコン送受信部6に送信し、リモコ
ン送受信部6がその応答信号を受信するとブザーなどの
報知手段により確実に固有番号の送受信が完了したこと
を使用者に知らせるようにしてもよい。
【0037】図3は、リモコン4の一実施形態に係る図
である。
【0038】リモコン4には浴室空調ユニット3の各運
転を途中で停止させるための止スイッチ53、暖房運転
を開始するための暖房スイッチ55、涼風運転を開始す
るための涼風スイッチ57、換気運転を開始するための
換気スイッチ59、乾燥運転を開始するための乾燥スイ
ッチ61を備える。また、各運転の運転時間を設定する
ための増減スイッチ63をも備える。さらに、増減スイ
ッチ63で設定された運転時間や、浴室空調ユニット3
の現在の運転状況を表示する表示部51も備える。
【0039】また、浴室空調ユニット3の現在の運転状
況を確認するための確認スイッチ75をも備え、確認ス
イッチ75を押すと浴室空調ユニット3に確認信号を送
信し、浴室空調ユニット3から現在の運転状況の信号を
受信して表示部51の表示を更新する。確認スイッチ7
5は、他のリモコンで運転機能や運転時間が変更され、
その変更が表示部51の表示に反映されなかった場合に
使用するスイッチである。
【0040】なお、リモコン4の電源を電池により供給
する場合、省電力のためスイッチ操作後の所定時間(例
えば20秒間)のみ表示部51に表示を行い、所定時間
経過後は表示を消すような構成において、確認スイッチ
75を押すと浴室空調ユニット3に確認信号を送信し、
浴室空調ユニット3から現在の運転状況の信号を受信し
て確認スイッチ75を押した後の所定時間(例えば20
秒間)再び表示部51の表示を行うように構成してもよ
い。
【0041】図4は、本発明における通信方式の一実施
形態を示す図である。
【0042】図4(a)に示すように浴室空調ユニット
3に電源が供給されている間、本体送受信部2はリモコ
ン4からの信号を常時受信可能な体制(図中aの間)で
あり、リモコン4のスイッチ操作によりリモコン送受信
部6から操作信号s1が送信され、その信号を受信する
と所定時間(図中b、例えば5秒間)内は操作信号s1
を受信したことをリモコン4に知らせるための応答信号
s2をリモコン4に複数回連続して返信する。リモコン
4が応答信号s2を受信すると浴室空調ユニット3は操
作信号s2に基づき動作を開始/停止し、その後は応答
信号s2の送信を止め、本体送受信部2は再び受信待機
状態に戻り、一連の通信が終了する(図中c)。
【0043】一方、リモコン4が応答信号s2を所定時
間(図中b)内に受信しなかった場合は、図4(b)に
示すように再度リモコン4から操作信号s3を本体送受
信部2に送信し、その信号を受信すると本体送受信部2
はその応答信号s4を所定時間(図中b´、例えば5秒
間)リモコン4に再び複数回連続して返信する。さらに
リモコン4が応答信号s4を所定時間(図中b´)内に
受信しなかった場合は、再度リモコン4から操作信号s
5を本体送受信部2に送信し、その信号を受信すると本
体送受信部2はその応答信号s6を所定時間(図中b´
´、例えば5秒間)リモコン4に再び複数回連続して返
信する。
【0044】ここで、リモコン4が応答信号s6を所定
時間(図中b´´)内に受信しなかった場合は、リモコ
ン4は所定時間t(例えば30秒)の間は本体送受信部
2への操作信号の送信を繰り返す。所定時間tの間にリ
モコン4が本体送受信部2からの応答信号を受信できな
かった場合はリモコン4は操作信号の送信を止め、通信
異常と判断しリモコン4の表示部にエラー表示を行う。
【0045】また、リモコン4からのスイッチ操作有無
にかかわらず、本体送受信部2はリモコン4のリモコン
送受信部6に所定間隔毎(例えば5分)に現在の本体の
運転データ(動作状況)を送信し、リモコン4の表示部
の表示が正しい運転状況になるように反映させる。
【0046】図5は、本発明に係る浴室空調システムの
他の実施形態を示す概略図である。なお、図2と同じ符
号の構成は説明を省略する。
【0047】浴室空調ユニット3は2台のリモコン4a
とリモコン4bのスイッチ操作により運転開始/停止等
の動作を行う。リモコン4aは洗面所7の壁7aに設置
され、リモコン4bは居間などの別の部屋に設置されて
いる。また、前述したように浴室空調ユニット3、リモ
コン4a、リモコン4bには同一の固有番号が記憶され
ていて浴室空調ユニット3とリモコン4a、浴室空調ユ
ニット3とリモコン4b、さらにはリモコン4aとリモ
コン4bが互いに双方向通信できるように構成されてい
る。
【0048】ここでリモコン4bから浴室空調ユニット
3へ操作信号が送信され、その操作信号を浴室空調ユニ
ット3が受信すると、浴室空調ユニット3はその応答信
号をリモコン4aとリモコン4bに送信し、リモコン4
aとリモコン4bはその応答信号を受信するとリモコン
4aとリモコン4bの表示部に操作信号(または応答信
号)の受信内容を表示する。また同様にリモコン4aか
ら浴室空調ユニット3へ操作信号が送信され、その操作
信号を浴室空調ユニット3が受信すると、浴室空調ユニ
ット3はその応答信号をリモコン4aとリモコン4bに
送信し、リモコン4aとリモコン4bはその応答信号を
受信するとリモコン4aとリモコン4bの表示部に操作
信号(または応答信号)の受信内容を表示する。
【0049】なお、リモコン4bから浴室空調ユニット
3へ操作信号が送信された場合、浴室空調ユニットのみ
ならずリモコン4aもその操作信号を受信して、リモコ
ン4aの表示部の表示を切替えるように構成してもよ
い。
【0050】さらに、図2で説明したのと同様に、浴室
空調ユニット3が記憶している固有番号及びリモコン4
a、リモコン4bに記憶している固有番号は双方向通信
で送受信することにより互いに書き換え可能に構成され
ている。例えば、浴室空調ユニット3の固有番号と異な
る固有番号を持ったリモコン4aで浴室空調ユニット3
を操作する場合には、リモコン4aの固有番号を浴室空
調ユニット3及びリモコン4bに送信して浴室空調ユニ
ット3及びリモコン4bが持っていた固有番号をリモコ
ン4aが持っている固有番号に書き換える。なお、この
とき、浴室空調ユニット3及びリモコン4bが固有番号
を受信した際にはその応答信号をリモコン4aに送信
し、リモコン4aがその応答信号を受信するとブザーな
どの報知手段により確実に固有番号の送受信が完了した
ことを使用者に知らせるようにしてもよい。
【0051】図6は、図5における通信方式の一実施形
態を示す図である。
【0052】図4の場合と同様に浴室空調ユニット3に
電源が供給されている間、本体送受信部2、リモコン4
a、リモコン4bはいずれも受信待ち状態であり、常時
他からの信号を受信できる体制(図中aの間)である。
ここでリモコン4aからスイッチ操作によりリモコン送
受信部6から操作信号s1が送信され、その信号を受信
すると所定時間(図中b、例えば5秒間)内は操作信号
s1を受信したことをリモコン4aに知らせるための応
答信号s2をスイッチ操作したリモコン4a、それ以外
のリモコン4bに複数回連続して返信する。スイッチ操
作したリモコン4aが応答信号s2を受信すると浴室空
調ユニット3はその操作信号s1に基づき動作を開始/
停止し、その後は応答信号s2の送信を止め、本体送受
信部2は再び受信待ち状態(図中c)に戻り、一連の通
信が終了する。
【0053】また図7のように、本体送受信部2が応答
信号s2を送信中に他方のリモコン4bからスイッチ操
作されるとその時点ではリモコン4bは操作信号を本体
送受信部2へは送信しない。そして本体送受信部2が応
答信号s2を送信し終えた時点(図中bとcの境界)で
リモコン4bは操作信号s3を送信し、本体送受信部2
が受信し、再びその操作信号に対する応答信号s4を所
定回数(図中d)送信し、応答信号s4をリモコン4b
が受信すると一連の通信を終了し、本体送受信部2、リ
モコン4a、リモコン4bは受信待ち状態(図中e)に
なる。
【0054】図8は、本発明に係る浴室空調システムの
更に他の実施形態を示す概略図である。なお、図2と同
じ符号の構成は説明を省略する。
【0055】洗面所7には浴室空調ユニット3とは別
に、洗面所7内の暖房を行う洗面所空調ユニット9が壁
7aに取付けられている。浴室空調ユニット3と洗面所
空調ユニット9及びリモコン4には電波信号を送受信で
きる送受信部が内蔵されていて、壁7aに取付けられた
リモコン4は浴室空調ユニット3と洗面所空調ユニット
9を電波通信により遠隔制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る浴室空調システムの
概略図。
【図2】本発明の一実施形態に係る浴室空調システムの
制御ブロック図。
【図3】リモコンの一実施形態を示す図。
【図4】本発明における通信方式の一実施形態を示す
図。
【図5】本発明に係る浴室空調システムの他の実施形態
を示す概略図。
【図6】図5における通信方式の一実施形態を示す図。
【図7】通信方式の別の実施形態を示す図。
【図8】本発明に係る浴室空調システムの更に他の実施
形態を示す概略図。
【符号の説明】
1…浴室 2…本体送受信部 3…浴室空調ユニット 3a…室内機 3b…室外機 4、4a、4b…リモコン 7…洗面所 9…洗面所空調ユニット 31…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大神 芳浩 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3L061 BA03 BB01 BB03 BC04

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室を空調する浴室空調ユニットと、前
    記浴室空調ユニットを無線電波により遠隔操作するリモ
    コンと、を備える浴室空調システムであって、前記浴室
    空調ユニットに設けられた複数の前記リモコンと通信可
    能な本体送受信部と、前記リモコンに設けられたリモコ
    ン送受信部とを備えるとともに、前記本体送受信部と前
    記リモコン送受信部、または複数の前記リモコン送受信
    部の間で双方向通信が可能であることを特徴とする浴室
    空調システム。
  2. 【請求項2】 前記本体送受信部及びリモコン送受信部
    は前記双方向通信が行われていないときは受信待ち状態
    とし、スイッチ操作したリモコンから操作信号が送信さ
    れると前記本体送受信部及び前記スイッチ操作したリモ
    コン以外のリモコンに設けられた前記リモコン送受信部
    は前記操作信号を受信することを特徴とする請求項1記
    載の浴室空調システム。
  3. 【請求項3】 前記本体送受信部は、前記リモコンから
    の操作信号を受信したときは応答信号を前記リモコンに
    送信することを特徴とする請求項1、2記載の浴室空調
    システム。
  4. 【請求項4】 前記本体送受信部及びリモコン送受信部
    は前記双方向通信が行われていないときは受信待ち状態
    とし、前記本体送受信部はスイッチ操作されたリモコン
    からの操作信号を受信すると応答信号を送信するととも
    に、前記スイッチ操作された前記リモコン以外のリモコ
    ンが前記応答信号を受信すると前記操作信号の内容に基
    づき表示を行うことを特徴とする請求項3記載の浴室空
    調システム。
  5. 【請求項5】 前記本体送受信部は前記応答信号を複数
    回連続して前記リモコンに送信することを特徴とする請
    求項1乃至4記載の浴室空調システム。
  6. 【請求項6】 前記本体送受信部は前記応答信号を所定
    時間連続して前記リモコンに送信することを特徴とする
    請求項1乃至4記載の浴室空調システム。
  7. 【請求項7】 前記リモコンが前記応答信号を受信した
    ときに、前記操作信号に基づいて運転を開始/停止する
    ことを特徴とする請求項3乃至6記載の浴室空調システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記リモコンは、前記応答信号を所定時
    間内に受信しない場合には、前記本体送受信部に再度前
    記操作信号を送信することを特徴とする請求項3乃至6
    記載の浴室空調システム。
  9. 【請求項9】 前記リモコンは本体送受信部に再度前記
    操作信号を送信しても前記応答信号を受信しないときに
    は前記リモコンは前記操作信号の送信を停止することを
    特徴とする請求項8記載の浴室空調システム。
  10. 【請求項10】 前記リモコンは前記操作信号の送信を
    停止するとともに、異常表示を行うことを特徴とする請
    求項9記載の浴室空調システム。
  11. 【請求項11】 前記本体送受信部は、前記リモコンか
    らの操作信号の有無に関わらず、予め定められた所定間
    隔毎に前記リモコンに現在の運転データを送信すること
    を特徴とする請求項1乃至10記載の浴室空調システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記本体送受信部が前記応答信号を複
    数回送信している間は、他のリモコンからの操作信号の
    送信を停止することを特徴とする請求項5、6記載の浴
    室空調システム。
  13. 【請求項13】 前記リモコンの表示部はスイッチ操作
    された所定時間経過後には表示を消灯し、前記表示の消
    灯後は特定のスイッチ操作により再び所定時間表示する
    構成にするとともに、前記本体送受信部は前記特定のス
    イッチ操作による操作信号を受信すると現在の運転デー
    タを前記リモコンに送信し、前記リモコンは前記運転デ
    ータに基づいて前記表示部の表示を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の浴室空調システム。
  14. 【請求項14】 前記浴室空調ユニット及び前記リモコ
    ンには互いに双方向通信可能となるように同一の固有番
    号を記憶するための記憶部を備えるとともに、前記固有
    番号を前記浴室空調ユニットと前記リモコンの間、また
    は前記複数のリモコンの間で送受信可能なことを特徴と
    する請求項1記載の浴室空調システム。
  15. 【請求項15】 前記リモコンは、前記浴室に隣接する
    洗面所を空調する前記浴室ユニットとは別に設けられた
    洗面所空調ユニットと双方向通信可能であることを特徴
    とする請求項1乃至14記載の浴室空調システム。
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