JP2002227861A - スラスト玉軸受 - Google Patents

スラスト玉軸受

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JP2002227861A
JP2002227861A JP2001027992A JP2001027992A JP2002227861A JP 2002227861 A JP2002227861 A JP 2002227861A JP 2001027992 A JP2001027992 A JP 2001027992A JP 2001027992 A JP2001027992 A JP 2001027992A JP 2002227861 A JP2002227861 A JP 2002227861A
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JP
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seal lip
adhesive
ball bearing
thrust ball
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JP2001027992A
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Mitsuru Ueda
満 上田
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/10Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for axial load mainly
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/761Sealings of ball or roller bearings specifically for bearings with purely axial load

Abstract

(57)【要約】 【課題】スラスト玉軸受において、シールリップの接着
性を良好に確保可能とする。 【解決手段】スラスト玉軸受において、第1レース10
の内外周縁に玉30の径方向内外への抜け出しを防止す
る円筒フランジ12,14を設け、第2レース20の外
周縁に、第1レースの径方向の動きを規制する円筒フラ
ンジ23を設け、第1レースの円筒フランジ14におい
て外周面から端面にまたがる領域に、第2レースの円筒
フランジの内周面に対して接触させられるシールリップ
41を接着し、第2レースにおいてシールリップの接着
領域のうち少なくとも端面に設けた溜まり60に接着剤
70を溜めて、接着剤を剥離しにくくしてシールリップ
の接着性を高めた構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両のストラッ
ト式サスペンション装置で用いられるスラスト玉軸受に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両のストラット式サスペンション装置
において、アッパーマウント部材とロアーマウント部材
との間にスラスト玉軸受が用いられている。
【0003】このようなスラスト玉軸受には、例えば特
公昭63−58290号公報にも示されているように、
二つ一対の環状をなしたレースの間に複数の玉が介装さ
れ、両レースの端部間に形成される隙間を、一方のレー
スに直接接着したシールリップを他方のレースに接触さ
せることで密封するようにした形式のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のスラスト玉軸受
では、一方のレースにおけるシールリップの接着領域
が、そのレースにおける玉の近くになるような場合、そ
の玉とシールリップとの接触を避けるうえで、その接着
領域も狭く制約されてしまう。
【0005】そして、その制約されたシールリップ接着
領域が、さらに前記密封部位である隙間にも近いような
場合では、ますますその制約が厳しくなる。
【0006】また、このシールリップ接着領域を備える
レースは、薄肉剛板のプレス成形により作られているた
め、シールリップ接着領域は平坦面となり、そもそも接
着剤が付きにくく剥離しやすいものとなっている。
【0007】そのため、面積も十分に確保できずかつ剥
離しやすい面となっているシールリップ接着領域に対し
て接着剤を塗布し、その塗布した接着剤上にシールリッ
プを付けて加硫接着して硬化させる後工程に入る前や、
その工程の途中でシールリップが外部の物体に接触しや
すく接触について接着剤と共に容易に剥離されてしまい
やすい。
【0008】また、剥離されなくても、狭くかつ平坦な
接着領域に塗布された接着剤を用いて接着されたシール
リップの場合、上記サスペンション装置のように地面か
らの泥水や寒冷地での融雪剤あるいは振動によって、そ
の接着の信頼性において改善すべき余地が残されてい
る。
【0009】したがって、本発明は、スラスト玉軸受に
おいて、シールリップ接着領域の面積が狭く制約されて
いても、その領域に塗布した接着剤を剥離しにくく良好
に保持できるようにして、その領域に対して接着剤を用
いてシールリップを安定して接着できるようにすること
を解決すべき課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明第1は、二つ一対
の環状板からなるレースの間に複数の玉が介装され、前
記両レースの端部間に形成される隙間が一方のレースに
接着されたシールリップで密封されているスラスト玉軸
受であって、一方のレースにおいてシールリップの接着
領域に対して、その接着剤の溜まりが設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0011】前記溜まりは、形状的には、環状の凹部や
複数の凹部や切欠きやその他の形状を含むものであり、
要するに、接着剤を溜めることができる形状であれば、
そのすべてを含む。
【0012】本発明第1によると、シールリップの接着
領域が玉の近くで面積が小さく制約されていて、接着剤
の塗布領域が狭くなっていても、溜まりに溜められてい
る接着剤そのものは接着領域から剥離しにくくなってい
るから、接着領域に接着剤を塗布しシールリップを接着
する場合、接着剤の剥離なく安定した接着が可能とな
る。
【0013】なお、本発明第1の場合、そのシールリッ
プ接着領域が、両レース間に介装されている玉の近傍に
位置付けられてもよく、このような場合、よりその接着
領域の制約が厳しいときに、特に有効となる。
【0014】また、本発明第1の場合、シールリップの
一部が、前記溜まり内に嵌入されていてもよく、このよ
うな場合、シールリップを機械的に接着領域に保持させ
ることができてより好ましい。
【0015】本発明第2は、軸方向でほぼ平行に対向配
置される一対の環状板からなるレースと、両レースの外
径側対向面間の円周数箇所に介装される玉とを有するス
ラスト玉軸受であって、前記第1レースの内外周縁に、
それぞれ、玉の径方向内外への抜け出しを防止する円筒
フランジが設けられ、前記第2レースの外周縁に、前記
第1レースの径方向の動きを規制する円筒フランジが設
けられ、前記第1レースの外径側円筒フランジにおいて
外周面から端面にまたがる領域に、前記第2レースの円
筒フランジの内周面に対して接触させられるシールリッ
プが接着されており、前記第2レースにおいてシールリ
ップの接着領域のうち少なくとも端面に接着剤の溜まり
が設けられていることを特徴とするものである。
【0016】本発明第3は、軸方向でほぼ平行に対向配
置される一対の環状板からなるレースと、両レースの外
径側対向面間の円周数箇所に介装される玉とを有するス
ラスト玉軸受であって、前記第1レースの内外周縁に、
それぞれ、玉の径方向内外への抜け出しを防止する円筒
フランジが設けられ、前記第2レースの内周縁に、前記
第1レースの径方向の動きを規制する円筒フランジが設
けられ、前記第1レースの内径側円筒フランジにおいて
内周面から端面にまたがる領域に、前記第2レースの円
筒フランジの外周面に対して接触させられるシールリッ
プが接着されており、前記第2レースにおいてシールリ
ップの接着領域のうち少なくとも端面に接着剤の溜まり
が設けられていることを特徴とするものである。
【0017】本発明第2によると、第1レースの両円筒
フランジは玉の径方向内外の抜け出しを防止するもので
あり、第2レースの円筒フランジは、外周縁側におい
て、第1レースの径方向の動きを規制するものである一
方、本発明第3は、第1レースの両円筒フランジは玉の
径方向内外の抜け出しを防止するものであり、第2レー
スの円筒フランジは、内周縁側において、第1レースの
径方向の動きを規制するものである。
【0018】そして、本発明第2および第3の場合、第
2レースにおいてシールリップの接着領域のうち少なく
とも端面に接着剤の溜まりが設けられているから、玉の
近くで面積が小さく制約されていて、接着剤の塗布領域
が狭くなっていても、溜まりに溜められている接着剤そ
のものは接着領域から剥離しにくくなっており、接着領
域に接着剤を塗布しシールリップを接着する場合、接着
剤の剥離なく安定した接着が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面を参照
して説明する。
【0020】図1は、スラスト玉軸受の概略構成を示す
断面図、図2は、図1の要部を拡大して示す断面図であ
る。
【0021】これらの図において、10は、第1レー
ス,20は、第2レース、30は、複数の玉、40,4
1は、第1、第2シールリップである。
【0022】両レース10,20は、軸方向でほぼ平行
に対向配置される一対の環状板からなり、共に、例えば
薄肉鋼板からなる母材をプレス成形により作られてい
る。
【0023】複数の玉30は、両レース10,20の外
径側対向面間の円周数箇所に転動可能に介装されてい
る。
【0024】第1レース10において、玉30の軌道部
とされ該玉30を斜接させる湾曲部11と、この湾曲部
11の径方向内側であるレース内周縁でほぼ軸方向に延
びて玉30の径方向内側への抜け出しを防止する円筒フ
ランジ12と、湾曲部11の径方向外側で径方向に沿っ
て延びる環状板部13と、環状板部13の径方向外側で
あるレース外周縁でほぼ軸方向に延びて玉30の径方向
外側への抜け出しを防止する円筒フランジ14とが設け
られている。
【0025】第2レース20において、玉30の軌道部
とされ該玉30を斜接させる湾曲部21と、この湾曲部
21の径方向内側で径方向に延びる環状板部22と、湾
曲部21の径方向外側でほぼ軸方向に沿って延びて第1
レース10の径方向の動きを規制する軸方向の円筒フラ
ンジ23とが設けられている。
【0026】第1レース10の内径側円筒フランジ12
の軸方向端面と第2レース20の環状板部22の内周面
は、軸方向隙間50を介して、軸方向に対向している。
【0027】第1レース10の外径側円筒フランジ14
と第2レース20の外径側円筒フランジ23は、径方向
隙間51を介して、径方向に対向している。
【0028】第1レース10の内径側円筒フランジ12
において、その外周面から端面にまたがる領域に第2レ
ース20の環状板部22の内周面に対して第1シールリ
ップ40が接着されている。
【0029】第1レース10の外径側円筒フランジ14
において、その外周面から端面にまたがる領域に第2レ
ース20の円筒フランジ23の内周面に対して第2シー
ルリップ41が接着されている。
【0030】シールリップ40,41は、弾性材料であ
る例えばゴムを用いて作られるものであり、加硫成型に
より第1レース10の外周面をまたがって連成される。
【0031】第1シールリップ40は、第1レース10
の内径側円筒フランジ12と玉30との間に比較的大き
な空間があって玉30の転動時における挙動によって玉
30との接触のおそれが無いために、その内径側円筒フ
ランジ12の内外周面にまたがった広い接着領域でもっ
て強固に接着されている。
【0032】これに対して、第2シールリップ41は、
第1レース10の外径側円筒フランジ14と玉30との
間の空間が狭く玉30の転動時における挙動によって玉
30との接触のおそれがあるから、その外径側円筒フラ
ンジ14に対する接着領域としては狭くなっている。
【0033】このような構成において、本実施形態で
は、第2レース20において、第1レース10の外径側
円筒フランジ14における第2シールリップ41の接着
領域のうちその端面14bに接着剤の溜まり60が設け
られていることに特徴を有している。
【0034】より詳しく説明すると、第1レース10の
外径側円筒フランジ14は、内径側の周面が玉30と接
触し得る領域として環状斜面14a構造とされており、
また、その端面14bのうち径方向中心より外側におい
て、玉30と接触するおそれがない領域14bがシール
リップ41の特にその折曲状端部41aの接着領域とさ
れているとともに、その接着領域に環状の溜まり60が
設けられている。この溜まり60の断面形状や大きさ
は、第2シールリップ41の必要とする接着強度に応じ
て種々に設定できる。
【0035】本実施形態の場合、第1レース10の外径
側円筒フランジ14の端面14bに対する第2シールリ
ップ41の接着領域は、第2シールリップ41が玉30
に近く玉30との接触を避けるために、その端面14b
のほぼ径方向半分以下と狭いが、接着剤70は、溜まり
60に溜められているから、その端面14bから容易に
剥離しにくくなり、したがって、その後工程である加硫
成型接着するまでに他の部品と接触するなどしても、接
着剤は容易に剥離しなくなり、第2シールリップ41を
その端面14bに強固に接着させておくことができる。
【0036】その結果、本実施形態では、第1レース1
0の外径側円筒フランジ14における第2シールリップ
41の接着領域が、玉30の近くになって狭くてその面
積が制約されていても、接着剤70が剥離しにくくなっ
ているから、高い接着性を保持することができ、上記サ
スペンション装置のような振動条件の厳しい用途に使用
されても密封性において高い信頼性のものを確保するこ
とができる。
【0037】なお、この実施形態の場合、第2シールリ
ップ41の端部41aの近傍における付け根41bから
リップ端部41cが第2レース20の外径側円筒フラン
ジ23の内周面に延びて接触している。
【0038】そして、両外径側円筒フランジ14,23
の径方向隙間51が変動すると、第2シールリップ41
の付け根41bには繰り返しの曲げ応力が加わって、こ
の応力で端部41aを接着している接着剤に対して剥離
力が作用するが、本実施形態の場合、その接着剤は溜ま
り60に溜められていて、剥離しにくくなっているか
ら、前記繰り返し曲げ応力が加わっても、耐久性に優れ
たシールリップとなる。
【0039】本発明は、上述の実施形態に限定されるも
のではなく、種々な応用や変形が考えられる。 (1)上述の実施形態における溜まり60の内底面に、
例えば、図3で示すように、複数の凹凸を形成すると、
接着剤70をその凹凸に引っ掛からせることで、より強
固に溜まり60に溜めて剥離しにくくすることができ
る。
【0040】なお、溜まり60は、実施形態の場合、周
方向において環状とされているが、周方向に複数の凹部
で構成されるなど、要するに、潤滑剤70を溜められる
形状であればよい。
【0041】(2)上述の実施形態では、溜まり60に
第2シールリップ41が嵌入していない形態であるが、
図4で示すように、第2シールリップ41を嵌入させる
ようにすると、接着剤70に対する第2シールリップ4
1の接着強度をより強くすることができる。
【0042】この場合、第2シールリップ41を溜まり
60内に嵌入させると、上述した第2シールリップ41
の付け根41bに対する繰り返し曲げ応力が加わっても
それに対する剥離抗力がより高まることになって好まし
い。
【0043】(3)上述の実施形態では、アンギュラ玉
軸受のような斜接タイプであったが、これに限定される
ものではなく、深溝タイプの軸受にも適用することがで
きる。
【0044】(4)上述の実施形態の場合、第2レース
20の外周縁に円筒フランジ23が設けられているが、
その円筒フランジを内周縁側に設け、第1レース10の
内径側円筒フランジ12における第1シールリップ40
を、第2レース20の前記内周縁円筒フランジの外周面
に対して接触させる形態とし、第1シールリップ40の
接着領域に接着剤の溜まりを設けるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明のスラスト玉軸受に
よれば、二つ一対の環状板からなるレースのうち、一方
のレースにおけるシールリップの接着領域に対して、接
着剤の溜まりが設けられているから、シールリップはそ
の接着領域が玉の近くなどで面積が小さく制約されてい
ても、また、レースが例えば薄肉剛板のプレス成形によ
り作られて平坦な領域のため接着剤が付きにくく剥離し
やすいとしても、溜まりに溜まっている接着剤は剥離し
にくい。
【0046】したがって、接着領域に接着剤を塗布して
シールリップを加硫接着する後工程に入る前やその工程
の途中で接着剤が剥離されてしまうようなことがなくな
り、シールリップの接着性を良好に確保することができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るスラスト玉軸受の縦断
面構成を示す図
【図2】図1の要部を拡大して示す断面図
【図3】図2に対応して溜まりの変形例を示す断面図
【図4】図2に対応して溜まりの他の変形例を示す断面
【符号の説明】
10 第1レース 12 第1レースの内径側円筒フランジ 14 第1レースの外径側円筒フランジ 20 第2レース 23 第2レースの外径側円筒フランジ 30 玉 40 第1シールリップ 41 第2シールリップ 60 溜まり 70 接着剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つ一対の環状板からなるレースの間に
    複数の玉が介装され、前記両レースの端部間に形成され
    る隙間が一方のレースに接着されたシールリップで密封
    されているスラスト玉軸受であって、 一方のレースにおいてシールリップの接着領域に対し
    て、その接着剤の溜まりが設けられている、ことを特徴
    とするスラスト玉軸受。
  2. 【請求項2】 請求項1のスラスト玉軸受において、 前記シールリップ接着領域が、両レース間に介装されて
    いる玉の近傍に位置付けられている、ことを特徴とする
    スラスト玉軸受。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のスラスト玉軸受にお
    いて、 前記シールリップの一部が、前記溜まり内に嵌入されて
    いる、ことを特徴とするスラスト玉軸受。
  4. 【請求項4】 軸方向でほぼ平行に対向配置される一対
    の環状板からなるレースと、両レースの外径側対向面間
    の円周数箇所に介装される玉とを有するスラスト玉軸受
    であって、 前記第1レースの内外周縁に、それぞれ、玉の径方向内
    外への抜け出しを防止する円筒フランジが設けられ、前
    記第2レースの外周縁に、前記第1レースの径方向の動
    きを規制する円筒フランジが設けられ、 前記第1レースの外径側円筒フランジにおいて外周面か
    ら端面にまたがる領域に、前記第2レースの円筒フラン
    ジの内周面に対して接触させられるシールリップが接着
    されており、 前記第2レースにおいてシールリップの接着領域のうち
    少なくとも端面に接着剤の溜まりが設けられている、こ
    とを特徴とするスラスト玉軸受。
  5. 【請求項5】 軸方向でほぼ平行に対向配置される一対
    の環状板からなるレースと、両レースの外径側対向面間
    の円周数箇所に介装される玉とを有するスラスト玉軸受
    であって、 前記第1レースの内外周縁に、それぞれ、玉の径方向内
    外への抜け出しを防止する円筒フランジが設けられ、前
    記第2レースの内周縁に、前記第1レースの径方向の動
    きを規制する円筒フランジが設けられ、 前記第1レースの内径側円筒フランジにおいて内周面か
    ら端面にまたがる領域に、前記第2レースの円筒フラン
    ジの外周面に対して接触させられるシールリップが接着
    されており、 前記第2レースにおいてシールリップの接着領域のうち
    少なくとも端面に接着剤の溜まりが設けられている、こ
    とを特徴とするスラスト玉軸受。
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