JP2002227244A - 旋回式建設機械 - Google Patents

旋回式建設機械

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JP2002227244A
JP2002227244A JP2001024388A JP2001024388A JP2002227244A JP 2002227244 A JP2002227244 A JP 2002227244A JP 2001024388 A JP2001024388 A JP 2001024388A JP 2001024388 A JP2001024388 A JP 2001024388A JP 2002227244 A JP2002227244 A JP 2002227244A
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JP
Japan
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cooling air
intake port
engine
intake
control valve
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Pending
Application number
JP2001024388A
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English (en)
Inventor
Makoto Sugaya
誠 菅谷
Shinji Kobori
真嗣 小堀
Toru Matsubara
徹 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気口から吸込まれる冷却風の吸気量を調整
できるようにして、エンジン冷却水、作動油、制御弁等
をバランスよく冷却する。 【解決手段】 外装カバー59内で後側吸気口63とは
冷却風の流れ方向に間隔をもって対面する位置に、後側
吸気口63から吸込まれる冷却風に吸気抵抗を与える邪
魔板69を設ける構成としている。従って、邪魔板69
の大きさを変えたり、邪魔板69と後側吸気口63との
間隔寸法を変え、後側吸気口63から吸込まれる冷却風
に生じる吸気抵抗を変化させることにより、後側吸気口
63から吸込まれる冷却風の吸気量と開口部24A、前
側吸気口68から吸込まれる冷却風の吸気量とを、油圧
ショベルの機種、仕様、作業する現場の気候等に応じて
適宜調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば土砂の掘削
作業を行うのに用いて好適な油圧ショベル等の旋回式建
設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、旋回式建設機械としての油圧シ
ョベルは、下部走行体と、該下部走行体上に旋回装置を
介して旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回
体の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とによって
大略構成されている。
【0003】また、上部旋回体は、旋回フレームと、該
旋回フレームの後側に位置して旋回フレーム上に左,右
方向に延在する横置き状態に搭載され、例えば冷却風の
流れ方向の上流側となる左側に油圧ポンプが設けられ、
下流側となる右側に冷却ファンが設けられたエンジン
と、該冷却ファンの下流側に対面するように設けられた
ラジエータ、オイルクーラ等からなる熱交換器と、前記
エンジンの前側に位置して前記旋回フレーム上に搭載さ
れ、作業装置のアクチュエータ等に圧油を給排する複数
の制御弁と、前記旋回フレーム、エンジン、熱交換器、
各制御弁を覆うように設けられた外装カバーとによって
大略構成されている。また、外装カバーには、冷却風の
流れ方向の上流側、即ち左側に位置して冷却風を吸込む
吸気口が設けられ、下流側となる右側に位置して熱交換
器を通過した冷却風を排出する排気口が設けられてい
る。
【0004】そして、このように構成された油圧ショベ
ルでは、エンジンを駆動すると、該エンジンに設けられ
た冷却ファンが回転し、外装カバーに設けられた吸気口
から冷却風を吸込み、この冷却風をエンジンの周囲を通
して熱交換器に供給し、排気口から排出する。このよう
にしてエンジン冷却水、作動油の熱を熱交換器から放出
し、これらを冷却している。
【0005】また、油圧ショベルには、各制御弁等が作
動油の給排動作等によって温度上昇するため、この制御
弁を冷却風によって冷却する構成としたものがあり、こ
の種の油圧ショベルは、例えば特開平9−195313
号公報等によって知られている。
【0006】この従来技術による油圧ショベルは、各制
御弁の近傍に冷却風の吸気口を設けることにより、冷却
ファンを回転駆動したときには、吸気口から吸込んだ冷
却風を各制御弁の周囲で流通させた後に、熱交換器に供
給して外部に排出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による油圧ショベルでは、吸気口から吸込んだ冷
却風を各制御弁の周囲で流通させた後に、熱交換器に供
給するようにしている。このため、制御弁は冷えた冷却
風によって効率よく冷却することができるが、熱交換器
には制御弁の熱によって温度上昇した冷却風が供給され
るから、エンジン冷却水や作動油を効率よく冷却するこ
とができないという問題がある。
【0008】そこで、制御弁側の吸気口の他にエンジン
側にも吸気口を設け、このエンジン側の吸気口から熱交
換器に向けて冷えた冷却風を供給することが考えられ
る。しかし、この場合には、エンジン側の吸気口から多
くの冷却風が吸込まれるから、制御弁側の吸気口から吸
込まれる冷却風の吸気量が少なくなってしまい、制御弁
の冷却効率が低下するという問題がある。
【0009】このように、エンジン冷却水、作動油と制
御弁とを最適に冷却するのは非常に難しく、油圧ショベ
ルの機種、仕様、作業する現場の気候等も影響し、バラ
ンスよく設定することができないという問題がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、吸気口から吸込まれる
冷却風の吸気量を調整できるようにして、エンジン冷却
水、作動油、制御弁等をバランスよく冷却することがで
きるようにした旋回式建設機械を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による旋回式建設
機械は、走行モータによって自走可能な下部走行体と、
該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体とか
らなり、前記上部旋回体は、旋回フレームと、該旋回フ
レームの後側に位置して旋回フレーム上に左,右方向に
延在する横置き状態に搭載され、冷却風の流れ方向の上
流側に油圧ポンプが設けられ下流側に冷却ファンが設け
られたエンジンと、該冷却ファンの下流側に設けられた
熱交換器と、前記旋回フレーム、エンジン、熱交換器を
覆うように設けられた外装カバーと、冷却風の流れ方向
の上流側に位置して該外装カバーに設けられた吸気口
と、冷却風の流れ方向の下流側に位置して前記外装カバ
ーに設けられた排気口とを備えている。
【0012】そして、上述した課題を解決するために、
請求項1の発明が採用する構成の特徴は、外装カバー内
には、吸気口とは冷却風の流れ方向に間隔をもって対面
して邪魔板を設け、該邪魔板は吸気量を調整するために
吸気口から吸込まれる冷却風に吸気抵抗を与える構成と
したことにある。
【0013】このように構成したことにより、邪魔板
は、吸気口から吸込まれる冷却風に吸気抵抗を与えるか
ら、邪魔板の大きさや邪魔板と吸気口との間隔を調整す
ることにより、吸気口から吸込まれる冷却風の吸気量を
適宜に調整することができる。従って、邪魔板によって
吸気口から吸込まれる冷却風の吸気量を多くしたり、少
なくしたりすることにより、他に設けられる吸気口から
制御弁等の周囲を流通し、排気口から排出される冷却風
の吸気量を少なくしたり、多くしたりすることができ
る。
【0014】本発明による旋回式建設機械は、走行モー
タによって自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に
旋回可能に搭載された上部旋回体とからなり、前記上部
旋回体は、旋回フレームと、該旋回フレームの後側に位
置して旋回フレーム上に左,右方向に延在する横置き状
態に搭載され、冷却風の流れ方向の上流側に油圧ポンプ
が設けられ下流側に冷却ファンが設けられたエンジン
と、該冷却ファンの下流側に設けられた熱交換器と、前
記エンジンの前側に位置して旋回フレームに設けられた
制御弁群と、前記旋回フレーム、エンジン、熱交換器、
制御弁群を覆うように設けられた外装カバーと、冷却風
の流れ方向の上流側に位置して該外装カバーに設けられ
た第1の吸気口と、前記制御弁群の前側に位置して前記
旋回フレームの周囲に設けられ前記冷却ファンを駆動し
たときに制御弁群の周囲に冷却風を吸込む第2の吸気口
と、冷却風の流れ方向の下流側に位置して前記外装カバ
ーに設けられた排気口とを備えている。
【0015】そして、上述した課題を解決するために、
請求項2の発明が採用する構成の特徴は、外装カバー内
には、第1の吸気口とは冷却風の流れ方向に間隔をもっ
て対面して邪魔板を設け、該邪魔板は第1、第2の吸気
口からの吸気量を調整するために第1の吸気口から吸込
まれる冷却風に吸気抵抗を与える構成としたことにあ
る。
【0016】このように構成したことにより、邪魔板
は、第1の吸気口から吸込まれる冷却風に吸気抵抗を与
えるから、邪魔板の大きさや邪魔板と第1の吸気口との
間隔を調整することにより、第1の吸気口から吸込まれ
る冷却風の吸気量を適宜に調整することができる。従っ
て、邪魔板によって第1の吸気口から吸込まれる冷却風
の吸気量を多くしたり、少なくしたりすることにより、
第2の吸気口から制御弁群の周囲を流通し、排気口から
排出される冷却風の吸気量を少なくしたり、多くしたり
することができ、エンジン冷却水、作動油、制御弁群等
をバランスよく冷却することができる。
【0017】請求項3の発明によると、邪魔板は、吸気
口とエンジンとの間に位置して配置したことにある。
【0018】このように構成したことにより、吸気口と
エンジンとの間には邪魔板が配置されているから、エン
ジンが発生する騒音は邪魔板によって遮ることができ、
吸気口から漏れる騒音を低減することができる。
【0019】請求項4の発明によると、邪魔板は、エン
ジンの前側で運転席を支持する運転席支持台に補強部材
として取付ける構成としたことにある。
【0020】このように構成したことにより、邪魔板を
利用して運転席支持台の強度を高めることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
旋回式建設機械として油圧ショベルを例に挙げ、図1な
いし図10に従って詳細に説明する。
【0022】1は油圧ショベルの下部走行体、2は該下
部走行体1上に旋回装置3を介して旋回可能に搭載され
た上部旋回体で、前記下部走行体1の前部には地均し作
業、排土作業等を行う排土板装置4が設けられ、該上部
旋回体2の前部には土砂の掘削作業等を行なう作業装置
5が設けられている。
【0023】ここで、下部走行体1は、左,右両側にサ
イドフレーム6A(左側のみ図示)を有するトラックフ
レーム6と、該トラックフレーム6のサイドフレーム6
A一端部に設けられた遊動輪7と、サイドフレーム6A
の他端部に設けられた駆動輪8と、前記遊動輪7と駆動
輪8とに亘って巻回された履帯9とによって大略構成さ
れ、前記駆動輪8は、走行モータ8Aによって回転駆動
されるものである。
【0024】また、作業装置5は、後述する旋回フレー
ム18の前端部に左,右方向に揺動可能に取付けられた
スイングポスト10と、該スイングポスト10に俯仰動
可能に取付けられたブーム11と、該ブーム11の先端
部に俯仰動可能に取付けられたアーム12と、該アーム
12の先端部に回動可能に取付けられたバケット13と
によって大略構成されている。
【0025】また、旋回フレーム18とスイングポスト
10との間にはスイングシリンダ14(図2中に図示)
が設けられ、スイングポスト10とブーム11との間に
はブームシリンダ15が設けられ、ブーム11とアーム
12との間にはアームシリンダ16が設けられ、アーム
12とバケット13との間にはバケットシリンダ17が
設けられ、これらのシリンダ14,15,16,17は
作業装置5のアクチュエータを構成している。
【0026】次に、上部旋回体2は、図5に示すよう
に、旋回したときに旋回半径が小さく収まるようにほぼ
円形状をなし、また径寸法も小さくなっている。そし
て、上部旋回体2は、後述する旋回フレーム18、カウ
ンタウエイト25、エンジン26、作動油タンク31、
燃料タンク32、旋回モータ33、制御弁群36、運転
席支持台44、運転席57、外装カバー59、邪魔板6
9等によって大略構成されている。
【0027】18は上部旋回体2の旋回フレームで、該
旋回フレーム18は、図6ないし図8に示す如く、前側
のほぼ中央部に三角形状の底板先端19Aが前方に向け
て延設された平板状の底板19と、該底板19に立設さ
れ、左寄りに位置して前,後方向に延びた後部20Aか
ら前側に向けて漸次右側に傾斜した前部20Bが底板先
端19Aまで延びた左縦板20と、前記底板19に立設
され、右寄りに位置して前,後方向に延びた後部21A
から前側に向けて漸次左側に傾斜した前部21Bが底板
先端19Aまで延びた右縦板21と、該各縦板20,2
1の前部20A,21Aの上側に固着され、先端側が底
板先端19Aに対面する位置まで延びた上板22と、縦
板20,21の後部20A,21A前側寄りに位置して
底板19上に左,右方向に延びて立設された横板23
と、縦板20,21の前部20B,21B前側寄りに位
置して底板先端19Aと上板22間を閉塞するように設
けられた補強板24とよって大略構成され、前記底板先
端19A、上板22の先端部には、作業装置5のスイン
グポスト10が揺動可能に取付けられる。
【0028】ここで、左縦板20には、図7に示す如
く、後述の制御弁群36等に接続される油圧ホース(図
示せず)等が通る開口部20C,20Dが設けられてい
る。また、補強板24には、作業装置5の各シリンダ1
4,15,16,17に延びる油圧ホースが通る開口部
24Aが設けられている。さらに、横板23には、図
7、図8に示す如く、上側に開口するコ字状の切欠部2
3Aが設けられている。そして、補強板24の開口部2
4Aは、前側から外部の空気を冷却風として吸込む吸気
口をなし、左縦板20の開口部20C,20Dは、開口
部24Aから吸込んだ冷却風を制御弁群36側に導くも
のである。また、横板23の切欠部23Aは、後述する
運転席支持台44の切欠部45Aと協働して制御弁群3
6の周囲を通過した冷却風をエンジン26側に導く開口
を構成している。
【0029】25は旋回フレーム18の後端部に取付け
られたカウンタウエイトで、該カウンタウエイト25
は、作業装置5との重量バランスをとるもので、旋回半
径に応じた円弧状に形成されている。
【0030】26は旋回フレーム18上に搭載されたエ
ンジンで、該エンジン26は、図4、図5に示すよう
に、旋回フレーム18の後側に左,右方向に延在する横
置き状態に配設されている。また、冷却負の流れ方向の
上流側となるエンジン26の左側には油圧ポンプ27が
取付けられ、右側には冷却ファン28が設けられてい
る。ここで、冷却ファン28は、後述の後側吸気口63
等から吸込んだ冷却風をエンジン26の周囲で流通させ
た後に、ラジエータ29、オイルクーラ30に供給し、
排気口64から排出する吐出し式のファンを構成してい
る。
【0031】29はエンジン26の右側で冷却ファン2
8に対面するように配設された熱交換器としてのラジエ
ータ(図5中に図示)で、該ラジエータ29は、エンジ
ン冷却水を冷却するものである。また、30はラジエー
タ29の右側に隣接して配設された熱交換器としてのオ
イルクーラで、該オイルクーラ30は、作動油を冷却す
るものである。
【0032】31は旋回フレーム18の右縦板21の右
側に位置してラジエータ29、オイルクーラ30の前側
に配設された作動油タンクで、該作動油タンク31は、
油圧ポンプ27に供給する作動油を貯えるもので、該油
圧ポンプ27、オイルクーラ30、制御弁群36に接続
されている。
【0033】また、32は作動油タンク31の前側に位
置して旋回フレーム18上に配設された燃料タンクで、
該燃料タンク32は、エンジン26に供給する燃料を貯
えるもので、該エンジン26に接続されている。
【0034】33は旋回フレーム18の左縦板20右側
近傍に位置して底板19に設けられた旋回モータで、該
旋回モータ33は、前述した旋回装置3の駆動源を構成
している。
【0035】次に、34は旋回フレーム18上に取付け
られた操作関連サブ組付体で、該操作関連サブ組付体3
4は、図4、図5に示す如く、左縦板20の左側に位置
する底板19と上板22とに亘って配置されている。そ
して、操作関連サブ組付体34は、後述のブラケット3
5、制御弁群36、レバースタンド37等によって大略
構成されている。
【0036】35は操作関連サブ組付体34の取付ベー
スをなすブラケットで、該ブラケット35は、左縦板2
0に沿って斜めに延びた略平行四辺形状の平板として形
成された下板35Aと、支持板35B等を介して該下板
35Aの前側上方に支持され、左,右方向に延びる略長
方形状の平板として形成された上板35Cとによって大
略構成されている。そして、ブラケット35は、後述の
制御弁群36、レバースタンド37、スイングペダル4
3等を組付けた状態で、下板35Aが旋回フレーム18
の底板19にボルト止めされ、上板35Cの右側部分が
上板22にボルト止めされている。
【0037】36はブラケット35に組付けられた制御
弁群で、該制御弁群36は、後述するレバースタンド3
7の後側に位置して下板35Aの上面側に配設されてい
る。また、制御弁群36は、左走行用、右走行用、旋回
用、排土用、ブーム用、アーム用、バケット用、揺動用
の複数個の方向制御弁からなり、これらの方向制御弁
は、前,後方向に列設された状態で下板35Aにボルト
止めされている。
【0038】ここで、各方向制御弁のうち、左走行用方
向制御弁と右走行用方向制御弁は後述の走行用レバー3
8に接続され、ブーム用方向制御弁、アーム用方向制御
弁、バケット用方向制御弁、旋回用方向制御弁は後述の
操作用レバー39に接続されている。また、排土用方向
制御弁は後述の排土用レバー40に接続され、揺動用方
向制御弁は後述のスイングペダル43に接続されてい
る。
【0039】37はブラケット35の前側に位置する上
板35C上に立設されたレバースタンドで、該レバース
タンド37は、上部側に下部走行体1を走行させる左,
右の走行用レバー38,38および作業装置5と旋回装
置3を操作する左,右の操作用レバー39,39が立設
されている。また、レバースタンド37の右側には、排
土板装置4を操作する排土用レバー40が設けられてい
る。ここで、各操作用レバー39には、減圧弁型のパイ
ロット弁(図示せず)が設けられている。
【0040】また、走行用レバー38,38は、ワイヤ
ケーブル41、リンク機構42を介して制御弁群36の
走行用方向制御弁に接続されている。また、各操作用レ
バー39のパイロット弁は、油圧ホース(図示せず)を
介してブーム用方向制御弁、アーム用方向制御弁、バケ
ット用方向制御弁、旋回用方向制御弁に接続されてい
る。さらに、排土用レバー40は、ワイヤケーブル(図
示せず)を介して制御弁群36の排土用方向制御弁に接
続されている。そして、レバースタンド37はブラケッ
ト35の上板35Cにボルト止めされ、操作関連サブ組
付体34が旋回フレーム18に取付けられたときには運
転席57の前側に配設される。
【0041】43はレバースタンド37の右側に位置し
て上板35Cに組付けられたスイングペダルで、該スイ
ングペダル43は、リンク機構(図示せず)を介して制
御弁群36の揺動用方向制御弁に接続されている。
【0042】一方、44は旋回フレーム18の後側に位
置して該旋回フレーム18上に取付けられた運転席支持
台で、該運転席支持台44は、後述の運転席57を支持
する働きの他に、エンジン26の前側から上側を覆うカ
バーとしての働きと、後述のキャノピ71を支持する働
きを有している。また、運転席支持台44は、図9に示
す如く、エンジン26の前側に位置して左,右方向に延
びるように旋回フレーム18上に立設される前面板45
と、該前面板45の上部から後方に延びた座面板46
と、該座面板46の後部から上方に延びた背面板47
と、該背面板47の上部から後方に延びた上面板48
と、前記前面板45の左,右方向の左端部下側に固着さ
れ前,後方向に延びるように旋回フレーム18上に立設
される外側面板49と、該外側面板49から左,右方向
の内側に延びた載置板50と、該載置板50の内側端部
から上方に延びて座面板46下面に固着された内側面板
51と、前面板45、座面板46、背面板47、上面板
48の右端部に固着された中間縦板52と、該中間縦板
52の端縁から左,右方向の右側に延びた枠板53と、
該枠板53の右端部に固着された右側縦板54とによっ
て大略構成されている。
【0043】また、前面板45には、下側に開口するコ
字状の切欠部45Aが設けられ、該切欠部45Aは、前
述した横板23の切欠部23Aと協働して制御弁群36
の周囲を通過した冷却風をエンジン26側に導く開口を
なしている。さらに、内側面板51と後述の左脚体55
との間には、後述の邪魔板69が溶接手段によって固着
されている。
【0044】55は運転席支持台44の後部左側に設け
られた左脚体で、該左脚体55は、図8に示す如く、
上,下方向に延びて設けられ、その上部が右側に屈曲し
て運転席支持台44の上面板48下面に取付けられてい
る。また、左脚体55の下部側は旋回フレーム18にボ
ルト止めされる。
【0045】また、56は運転席支持台44の後部右側
に設けられた右脚体で、該右脚体56は、上,下方向に
延びて設けられ、その上部が前側に屈曲して運転席支持
台44の上面板48下面に取付けられている。また、右
脚体56の下部側は旋回フレーム18にボルト止めされ
る。
【0046】57は運転席支持台44の座面板46上に
設けられた運転席で、該運転席57はオペレータが着座
するもので、その前側にはレバースタンド37が配設さ
れている。
【0047】58は運転席支持台44とレバースタンド
37との間に敷設された床板(図1、図4参照)で、該
床板58は、制御弁群36等の上側を覆っている。
【0048】一方、59は上部旋回体2の外装カバー
で、該外装カバー59は、運転席支持台44の右側に位
置して作動油タンク31、燃料タンク32等を覆うタン
クカバー60と、運転席支持台44の左側に位置して油
圧ポンプ27等を覆う左カバー61と、エンジン26の
後側を覆うボンネット62とによって大略構成されてい
る。
【0049】63は冷却風の流れ方向の上流側となるエ
ンジン26の左側に位置して外装カバー59の左カバー
61に設けられた後側吸気口で、該後側吸気口63は、
エンジン26によって冷却ファン28が回転駆動された
ときに、外部の空気を冷却風として吸込むものである。
【0050】また、64は冷却風の流れ方向の下流側と
なるラジエータ29、オイルクーラ30の右側に位置し
て外装カバー59のタンクカバー60に設けられた排気
口で、該排気口64は、ラジエータ29、オイルクーラ
30を通過した冷却風を外部に排出するものである。
【0051】さらに、65は旋回フレーム18の左側の
周囲を覆う左スカートカバー、66は旋回フレーム18
の右側の周囲を覆う右スカートカバー、67は旋回フレ
ーム18の前側を覆う前スカートカバーをそれぞれ示
し、前スカートカバー67には、図2に示すように、制
御弁群36側に冷却風を吸込む前側吸気口68が形成さ
れている。
【0052】次に、69は後側吸気口63から吸込まれ
る冷却風に抵抗を与える邪魔板で、該邪魔板69は、外
装カバー59内に位置して運転席支持台44と左脚体5
5に亘り、その上半分の位置に設けられている。そし
て、邪魔板69は、後側吸気口63に間隔をもって対面
し、十分な板厚を有する板材に折曲げ加工を施すことに
よって形成されている。
【0053】ここで、邪魔板69は、図10に示す如
く、運転席支持台44の座面板46の下面、背面板47
の後面から下向きに延びた平板部69Aと、該平板部6
9Aの前縁部から左側に屈曲した前側取付板部69B
と、平板部69Aの後縁部から左側に屈曲した後側取付
板部69Cとによって形成されている。また、邪魔板6
9は、その前側取付板部69Bが運転席支持台44の内
側面板51の内面に溶接手段によって固着され、後側取
付板部69Cが左脚体55に溶接手段によって固着され
ている。
【0054】また、邪魔板69は、図5に示すように、
運転席支持台44の上側寄りで後側吸気口63とエンジ
ン26との間に位置して冷却風の流れ方向に所定の間隔
をもって配置され、邪魔板69の下側は、エンジン26
に向けて冷却風を流通する通気路70となっている。こ
れにより、後側吸気口63と邪魔板69との間隔は、後
側吸気口63から吸込まれる冷却風に与える吸気抵抗を
変化させる要因の一つとなり、この間隔寸法を変えるこ
とで通気路70を流れる冷却風の流量を調整することが
できる。また、邪魔板69は、その大きさを変えた場合
にも、同様にして冷却風の流量を調整することができ
る。
【0055】一方、邪魔板69は、後側吸気口63とエ
ンジン26との間に設けられることにより、エンジン2
6の騒音が後側吸気口63から漏れるのを防止する遮音
部材としての働きもある。さらに、邪魔板69は、運転
席支持台44と左脚体55に亘って取付けられることに
より、これらの強度を高める補強部材を兼ねている。
【0056】なお、71は運転席支持台44の上面板4
8に取付けられ、運転席57に着座したオペレータの頭
上を覆うキャノピ、72は運転席支持台44の載置板5
0上に配設されたバッテリ(図4中に図示)をそれぞれ
示している。
【0057】本実施の形態による油圧ショベルは、上述
の如き構成を有するもので、次に、その動作について説
明する。
【0058】まず、オペレータは運転席57に着座し、
レバースタンド37に設けられた走行用レバー38を操
作することにより、制御弁群36の走行用方向制御弁を
操作し、走行モータ8Aによって下部走行体1を走行さ
せる。
【0059】また、操作用レバー39を操作したときに
は、制御弁群36のブーム用方向制御弁、アーム用方向
制御弁、バケット用方向制御弁、旋回用方向制御弁によ
って作業装置5が俯仰動したり、上部旋回体2が旋回す
るから、土砂の掘削作業等を行うことができる。
【0060】さらに、スイングペダル43を操作したと
きには、制御弁群36の揺動用方向制御弁がスイングシ
リンダ14を伸長、縮小するから、作業装置5を左,右
方向に揺動(スイング)することができ、この状態で側
溝堀作業等を行うことができる。
【0061】次に、油圧ショベルの運転時に外装カバー
59内で生じる冷却風の流れについて説明する。
【0062】まず、エンジン26によって冷却ファン2
8が駆動すると、図5中の矢示の如く、後側吸気口63
から冷却風が吸込まれ、この冷却風は通気路70からエ
ンジン26の周囲を通ってラジエータ29、オイルクー
ラ30に供給される。
【0063】また、このときには、旋回フレーム18の
補強板24に形成された開口部24A(図7参照)から
吸込まれた冷却風が、左縦板20の開口部20C,20
D(図7参照)を介して制御弁群36側に供給され、前
側吸気口68(図2参照)からも制御弁群36に向けて
冷却風が吸込まれる。そして、制御弁群36の周囲を流
通し、該制御弁群36を冷却した冷却風は、横板23の
切欠部23A、運転席支持台44の切欠部45A(図8
参照)からなる開口部を通ってエンジン26側に流入
し、後側吸気口63から吸込まれた冷却風と一緒にラジ
エータ29等に供給される。
【0064】そして、ラジエータ29、オイルクーラ3
0に供給された冷却風は、エンジン冷却水、作動油を冷
却した後に排気口64から外部に排出される。
【0065】次に、邪魔板69を用いて後側吸気口63
から吸込まれる冷却風の吸気量と開口部24A、前側吸
気口68から吸込まれる冷却風の吸気量とをバランスよ
く設定する場合の作業について説明する。
【0066】この場合には、邪魔板69の大きさを変え
たり、邪魔板69と後側吸気口63との間隔寸法を変え
ることにより、通気路70等の面積を変えて、後側吸気
口63から吸込まれる冷却風に生じる吸気抵抗を変化さ
せることができる。例えば、邪魔板69を大きくする
と、後側吸気口63から吸込まれる冷却風の吸気抵抗が
大きくなるから、当該後側吸気口63から吸込まれる冷
却風の吸気量が減少する。このときには、後側吸気口6
3から吸込まれる冷却風の吸気量が減少した分だけ、前
側吸気口68等から吸込まれる冷却風の吸気量を増大さ
せることができる。
【0067】このように邪魔板69の大きさを、油圧シ
ョベルの機種、仕様、作業する現場の気候等に応じて適
宜調整することにより、エンジン冷却水、作動油、制御
弁36等をバランスよく冷却することができる。
【0068】以上のように、本実施の形態によれば、外
装カバー59内で後側吸気口63とは冷却風の流れ方向
に間隔をもって対面する位置に、該後側吸気口63から
吸込まれる冷却風に吸気抵抗を与える邪魔板69を設け
る構成としている。従って、邪魔板69の大きさを変え
たり、邪魔板69と後側吸気口63との間隔寸法を変
え、後側吸気口63から通気路70を介して吸込まれる
冷却風に生じる吸気抵抗を変化させることにより、後側
吸気口63から吸込まれる冷却風の吸気量と開口部24
A、前側吸気口68から吸込まれる冷却風の吸気量と
を、油圧ショベルの機種、仕様、作業する現場の気候等
に応じて適宜調整することができる。この結果、エンジ
ン冷却水、作動油、制御弁36等をバランスよく冷却す
ることができ、信頼性や寿命を向上することができる。
【0069】また、邪魔板69は、後側吸気口63とエ
ンジン26との間に設けているので、エンジン26の騒
音が後側吸気口63から漏れるのを防止することがで
き、運転時の静粛性を向上することができる。
【0070】さらに、邪魔板69は、十分な板厚を有す
る板材から形成し、運転席支持台44と左脚体55に亘
って取付けているから、運転席支持台44の強度、運転
席取付台44に対する左脚体55の取付強度を高めるこ
とができ、耐久性を向上することができる。
【0071】なお、実施の形態では、運転席57の前側
にレバースタンド37が立設され、該レバースタンド3
7に走行用レバー38と操作用レバー39が設けられた
油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに
限らず、例えば運転席の左,右両側に操作用レバーを配
設し、運転席の前側に床板から延びる走行用レバーを設
けた油圧ショベルに適用してもよい。
【0072】また、実施の形態では、旋回式建設機械と
して上部旋回体2の前端部に作業装置5が左,右方向に
揺動(スイング)可能に取付けられたスイング式の油圧
ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限る
ものではなく、例えば作業装置のアーム、バケットを
左,右方向に平行移動するオフセット式の油圧ショベル
に適用してもよい。また、スイング機構、オフセット機
構を備えていない一般的な油圧ショベルに適用してもよ
い。
【0073】また、実施の形態では、運転席57の上側
を覆うキャノピ71を備えた油圧ショベルに適用した場
合を例に挙げて説明したが、これに替えて、運転席57
の周囲を覆うキャブボックスを備えた油圧ショベルに適
用してもよい。
【0074】さらに、各実施の形態では、旋回式建設機
械として装軌式の油圧ショベルを例に挙げて説明した
が、本発明はこれに限らず、例えばホイール式の油圧シ
ョベル等の他の旋回式建設機械にも適用することができ
る。
【0075】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、外装カバー内には、吸気口とは冷却風の流れ方向
に間隔をもって対面して邪魔板を設け、該邪魔板は吸気
量を調整するために吸気口から吸込まれる冷却風に吸気
抵抗を与える構成としている。従って、邪魔板は、吸気
口から吸込まれる冷却風に吸気抵抗を与えるから、邪魔
板の大きさや邪魔板と吸気口との間隔を調整することに
より、吸気口から吸込まれる冷却風の吸気量を適宜に調
整することができる。これにより、邪魔板によって吸気
口から吸込まれる冷却風の吸気量を多くしたり、少なく
したりすることにより、他に設けられる吸気口から制御
弁等の周囲を流通し、排気口から排出される冷却風の吸
気量を少なくしたり、多くしたりすることができる。こ
の結果、エンジン冷却水、作動油、制御弁等をバランス
よく冷却することができ、信頼性や寿命を向上すること
ができる。
【0076】請求項2の発明によれば、外装カバー内に
は、第1の吸気口とは冷却風の流れ方向に間隔をもって
対面して邪魔板を設け、該邪魔板は第1、第2の吸気口
からの吸気量を調整するために第1の吸気口から吸込ま
れる冷却風に吸気抵抗を与える構成としている。従っ
て、邪魔板は、第1の吸気口から吸込まれる冷却風に吸
気抵抗を与えるから、邪魔板の大きさや邪魔板と第1の
吸気口との間隔を調整することにより、第1の吸気口か
ら吸込まれる冷却風の吸気量を適宜に調整することがで
きる。これにより、邪魔板によって第1の吸気口から吸
込まれる冷却風の吸気量を多くしたり、少なくしたりす
ることにより、第2の吸気口から制御弁群の周囲を流通
し、排気口から排出される冷却風の吸気量を少なくした
り、多くしたりすることができる。この結果、エンジン
冷却水、作動油、制御弁群等をバランスよく冷却するこ
とができ、信頼性や寿命を向上することができる。
【0077】請求項3の発明によれば、邪魔板は、吸気
口とエンジンとの間に位置して配置しているので、邪魔
板は、エンジンが発生する騒音を遮ることができ、吸気
口から漏れる騒音を低減して、運転時の静粛性を向上す
ることができる。
【0078】請求項4の発明によれば、邪魔板は、エン
ジンの前側で運転席を支持する運転席支持台に補強部材
として取付ける構成としているので、邪魔板を利用して
運転席支持台の強度を高めることができ、耐久性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用される油圧ショベル
を示す正面図である。
【図2】作業装置を省略した油圧ショベルを前側からみ
た図1の拡大左側面図である。
【図3】油圧ショベルを後側からみた図1の拡大右側面
図である。
【図4】外装カバーを取除いた上部旋回体を示す拡大正
面図である。
【図5】外装カバー、床板を取除いた上部旋回体を示す
一部破断の拡大平面図である。
【図6】運転席支持台が取付けられた旋回フレームを示
す平面図である。
【図7】旋回フレームを単体で示す左側面図である。
【図8】運転席支持台が取付けられた旋回フレームを示
す右側面図である。
【図9】運転席支持台、左脚体、邪魔板を上側から示す
外観斜視図である。
【図10】運転席支持台、左脚体に対する邪魔板の取付
状態を下側から示す要部拡大の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 5 作業装置 18 旋回フレーム 24 補強板 24A 開口部(吸気口) 26 エンジン 27 油圧ポンプ 28 冷却ファン 29 ラジエータ(熱交換器) 30 オイルクーラ(熱交換器) 36 制御弁群 44 運転席支持台 55 左脚体 57 運転席 59 外装カバー 60 タンクカバー 61 左カバー 62 ボンネット 63 後側吸気口 64 排気口 68 前側吸気口 69 邪魔板 70 通気路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 徹 滋賀県甲賀郡水口町笹ヶ丘1−2 株式会 社日立建機ティエラ滋賀工場内 Fターム(参考) 2D015 CA02 CA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行モータによって自走可能な下部走行
    体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回
    体とからなり、 前記上部旋回体は、旋回フレームと、該旋回フレームの
    後側に位置して旋回フレーム上に左,右方向に延在する
    横置き状態に搭載され、冷却風の流れ方向の上流側に油
    圧ポンプが設けられ下流側に冷却ファンが設けられたエ
    ンジンと、該冷却ファンの下流側に設けられた熱交換器
    と、前記旋回フレーム、エンジン、熱交換器を覆うよう
    に設けられた外装カバーと、冷却風の流れ方向の上流側
    に位置して該外装カバーに設けられた吸気口と、冷却風
    の流れ方向の下流側に位置して前記外装カバーに設けら
    れた排気口とを備えてなる旋回式建設機械において、 前記外装カバー内には、前記吸気口とは冷却風の流れ方
    向に間隔をもって対面して邪魔板を設け、該邪魔板は吸
    気量を調整するために吸気口から吸込まれる冷却風に吸
    気抵抗を与える構成としたことを特徴とする旋回式建設
    機械。
  2. 【請求項2】 走行モータによって自走可能な下部走行
    体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回
    体とからなり、 前記上部旋回体は、旋回フレームと、該旋回フレームの
    後側に位置して旋回フレーム上に左,右方向に延在する
    横置き状態に搭載され、冷却風の流れ方向の上流側に油
    圧ポンプが設けられ下流側に冷却ファンが設けられたエ
    ンジンと、該冷却ファンの下流側に設けられた熱交換器
    と、前記エンジンの前側に位置して旋回フレームに設け
    られた制御弁群と、前記旋回フレーム、エンジン、熱交
    換器、制御弁群を覆うように設けられた外装カバーと、
    冷却風の流れ方向の上流側に位置して該外装カバーに設
    けられた第1の吸気口と、前記制御弁群の前側に位置し
    て前記旋回フレームの周囲に設けられ前記冷却ファンを
    駆動したときに制御弁群の周囲に冷却風を吸込む第2の
    吸気口と、冷却風の流れ方向の下流側に位置して前記外
    装カバーに設けられた排気口とを備えてなる旋回式建設
    機械において、 前記外装カバー内には、前記第1の吸気口とは冷却風の
    流れ方向に間隔をもって対面して邪魔板を設け、該邪魔
    板は前記第1、第2の吸気口からの吸気量を調整するた
    めに第1の吸気口から吸込まれる冷却風に吸気抵抗を与
    える構成としたことを特徴とする旋回式建設機械。
  3. 【請求項3】 前記邪魔板は、前記吸気口とエンジンと
    の間に位置して配置してなる請求項1または2に記載の
    旋回式建設機械。
  4. 【請求項4】 前記邪魔板は、前記エンジンの前側で運
    転席を支持する運転席支持台に補強部材として取付ける
    構成としてなる請求項1または2に記載の旋回式建設機
    械。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015090050A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 コベルコ建機株式会社 建設機械の電装品配設構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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