JP2002225197A - 押出ラミネートフィルム - Google Patents

押出ラミネートフィルム

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JP2002225197A
JP2002225197A JP2001020580A JP2001020580A JP2002225197A JP 2002225197 A JP2002225197 A JP 2002225197A JP 2001020580 A JP2001020580 A JP 2001020580A JP 2001020580 A JP2001020580 A JP 2001020580A JP 2002225197 A JP2002225197 A JP 2002225197A
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agent
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圭介 竹澤
Shuya Suenaga
修也 末永
Eisaku Hirasawa
栄作 平沢
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 非多孔質又は表面疎水化処理を施した平
均粒子径が6〜20μmの無機系アンチブロッキング剤
を、ポリエチレン系樹脂100質量部に対して0.05
〜1質量部の割合で配合した樹脂組成物からなるシーラ
ント層を押出ラミネートしてなることを特徴とする押出
ラミネートフィルム。 【効果】 本発明の押出ラミネートフィルムは、スリッ
プ剤を配合した場合でも、スリップ剤の吸着を防止又は
減少して、スリップ材の効果が損なわれることを抑える
ことができる。更に、押出ラミネートする際に、押出ラ
ミネーターのニップロールと冷却ロールとに圧着されて
も、アンチブロッキング剤の効果が減少しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押出ラミネートフ
ィルムに関するものであり、より詳細には、滑り性、耐
ブロッキング性に優れる押出ラミネートフィルムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
樹脂フィルムの滑り性、耐ブロッキング性を改良する方
法として、無機系又は有機系のアンチブロッキング剤を
樹脂材料に配合することが行われていた。例えば、フィ
ルム成形において、無機系アンチブロッキング剤、例え
ばシリカ、ゼオライトなどでは、透明性を低下させない
ために、平均粒子径が5μm以下のものが使用されてい
る。しかしながら、押出ラミネートフィルムでは、押出
ラミネーターのニップロールと冷却ロールを用いて圧着
させる工程があり、アンチブロッキング剤を配合して
も、アンチブロッキング剤が表面に出にくく、アンチブ
ロッキング剤の効果が損なわれ、押出ラミネートの耐ブ
ロッキング性能を改良することは困難であった。特に、
樹脂密度が920kg/m3以下の柔軟な低密度ポリエ
チレンに対しては、有効なアンチブロッキング剤がない
というのが現状である。
【0003】そこで、特開平11−179778号公報
では、押出ラミネートにおいて押出ラミネート用樹脂か
らなる層のコート厚みよりも、平均粒子径が大きいアン
チブロッキング剤を配合し、高いアンチブロッキング性
能を有する積層体について開示されている。
【0004】しかしながら、押出ラミネート用樹脂から
なるコート厚みよりもアンチブロッキング剤が大きいこ
とより、押出ラミネートの加工の際に膜割れ等の問題の
発生や、積層体の外観が悪化するなど実用的ではない。
【0005】また、多くの場合、ポリマーフィルムや積
層体には、アンチブロッキング剤に加えて、スリップ剤
も添加されている。このスリップ剤は、脂肪酸アミド、
例えばエルカ酸アミド又はオレイン酸アミドであり、こ
れは、フィルムや積層体が互いの上を滑るのを容易にす
る。しかしながら、従来より無機系アンチブロッキング
剤として使用されているシリカなどは多孔質で表面積が
大きく、更に極性であるため、スリップ剤が吸着されて
スリップ剤の有効性が低下する問題を有していた。
【0006】一方、有機系(樹脂系)アンチブロッキン
グ剤については、例えば特開平7−196819号公報
には、水滴保持時間が10秒以上である有機ポリマー微
粒子を利用することにより、透明性、滑り性、耐ブロッ
キング性に優れたフィルムを作成する方法が開示されて
いる。しかしながら、フィルム成形に比べて押出ラミネ
ートは、加工温度が高く(240℃以上)、有機ポリマ
ー微粒子では、耐熱性の点に問題があった。
【0007】そのため、例えば食品用包材の場合、安全
衛生性に問題があるが、樹脂密度の低いシーラント層に
ついては、でんぷん、コーンスターチなどによるパウダ
ー処理を行い、滑り性、耐ブロッキング性を付与してい
るのが現状である。
【0008】しかしながら、パウダー処理によって滑り
性、耐ブロッキング性を付与する場合、パウダーが飛散
してラミネーター周辺が汚れ、作業環境が悪化したり、
パウダーが均一に散布されず、まとまって落ちる、所謂
ボタ落ちが発生し、包装袋とした時の外観不良やシール
不良の原因になることもあるなどの問題があった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、スリップ剤を配合した場合でも、スリップ剤の有効
性が低下せず、押出ラミネーターのニップロール及び冷
却ロールで圧着されてもアンチブロッキング剤の効果が
損なわれることなく、滑り性、耐ブロッキング性にも優
れる押出ラミネートフィルムを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結
果、非多孔質又は表面処理などにより不活性にした無機
系アンチブロッキング剤を配合することにより、スリッ
プ剤を配合した場合であっても、スリップ剤の吸着を防
止又は減少させて、スリップ剤の有効性が低下せず、更
に、一般に使用されるアンチブロッキング剤よりも平均
粒子径を大きくすることにより、押出ラミネートする際
に、押出ラミネーターのニップロールと冷却ロールとで
圧着されても、アンチブロッキング剤の効果が損なわれ
ることなく、滑り性、耐ブロッキング性に優れる押出ラ
ミネートフィルムが得られることを見出し、本発明をな
すに至った。
【0011】即ち、本発明は、非多孔質又は表面疎水化
処理を施した平均粒子径6〜20μmの無機系アンチブ
ロッキング剤を、ポリエチレン系樹脂100質量部に対
して0.05〜1質量部の割合で配合した樹脂からなる
シーラント層を押出ラミネートしてなることを特徴とす
る押出ラミネートフィルムを提供する。
【0012】ここで、上記無機系アンチブロッキング剤
の平均粒子径が上記シーラント層の層厚さの1/3〜2
/3であると、より好適であり、また、上記無機系アン
チブロッキング剤が表面疎水化処理を施したシリカ又は
ゼオライト及び非多孔質ガラスパウダーから選ばれる少
なくとも1種以上であると、更に好適である。そして、
上記ポリエチレン系樹脂の密度が890〜920kg/
3である場合に好適である。更に、上記押出ラミネー
トフィルムが、ポリエチレン系樹脂を積層したラミネー
トフィルム基材の該ポリエチレン系樹脂層に上記シーラ
ント層を15〜30μmの厚さで押出ラミネートしたも
のであれば、より好適である。
【0013】以下、本発明をより詳細に説明すると、本
発明の押出ラミネートフィルムは、フィルム基材のすく
なくとも一面に、ポリエチレン系樹脂に特定の無機系ア
ンチブロキング剤を配合した樹脂組成物からなるシーラ
ント層を押出ラミネートしたものである。
【0014】ここで、本発明で用いるアンチブロッキン
グ剤としては、非多孔質の無機系粒子、表面処理などに
より不活性にした無機系粒子であり、アンチブロッキン
グ剤として作用するものであれば、その種類は特に制限
されないが、これらの中でも例えば表面処理により疎水
化したシリカ、表面処理により不活性にしたゼオライ
ト、非多孔質であるガラスパウダーなどが好適であり、
これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使
用することができる。
【0015】上記シリカは、合成シリカ又は天然シリカ
のいずれであっても使用することができ、シリカ粒子の
表面を疎水化する方法としては、例えばシランカップリ
ング剤を用いて表面を疎水化にするなどの公知の方法を
採用することができる。また、ゼオライトについても、
合成ゼオライト又は天然ゼオライトのいずれであっても
使用することができ、ゼオライト粒子の表面を不活性に
する方法としては、例えば同様の方法を採用することが
できる。更に、ガラスパウダーとしては、公知のものを
使用することができ、例えば特開平11−246705
号公報に記載されたガラス粉砕物などを使用することが
できる。
【0016】上記アンチブロッキング剤の平均粒子径
は、平均粒子径6〜20μm、好ましくは8〜20μ
m、より好ましくは10〜15μmである。平均粒子径
が小さすぎると、押出ラミネーターのニップロールと冷
却ロールの圧着工程によりアンチブロッキング剤がシー
ラント層表面に出にくく有効性が損なわれる。一方、大
きすぎると、押出ラミネートの加工の際に、膜割れなど
の問題が発生したり、フィルムの透明性が著しく悪化す
る。
【0017】なお、本発明において上記アンチブロッキ
ング剤の平均粒子径はSEM写真による画像回折から求
めることができる。
【0018】本発明のシーラント層は、上記アンチブロ
ッキング剤をポリエチレン系樹脂に配合した樹脂組成物
からなるものであり、ポリエチレン系樹脂としては、例
えば低密度ポリエチレン、エチレン−α−オレフィン共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などが用いられ
る。また、ポリエチレン系樹脂の密度は、特に制限され
るものではないが、密度が890〜920kg/m3
ものに適用することが特に有効である。
【0019】本発明の樹脂組成物は、上記ポリエチレン
系樹脂100質量部に対して上記アンチブロッキング剤
を0.05〜1質量部、好ましくは0.1〜0.5質量
部となるように配合したものである。アンチブロッキン
グ剤の配合割合が低すぎるとアンチブロッキング剤がシ
ーラント層表面に出にくく、アンチブロッキング効果が
低く、高すぎると透明性、ヒートシール強度、引張強度
等の物性の阻害となる。
【0020】上記樹脂組成物には、本発明の効果を妨げ
ない限り、上記アンチブロッキング剤の他に公知の添加
剤、例えばスリップ剤、抗酸化剤、難燃剤、帯電防止
剤、顔料、充填剤等を配合することができる。
【0021】本発明の押出ラミネートフィルムの基材
は、その種類が特に制限されるものではなく、例えばポ
リアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリプロピレン
系樹脂、セロハン系樹脂又はこれらの樹脂基材に防湿性
やガスバリア性を付与するために金属箔や無機物蒸着
層、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層、塩化
ビニリデン樹脂層等を積層したもの、更には、これらの
基材にシーラント層の一部となる例えば低密度ポリエチ
レン、エチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−
酢酸ビニル共重合体等のポリエチンレン系樹脂等を積層
したものなどを挙げることができる。
【0022】上記樹脂組成物の調製方法は、特に制限さ
れるものではなく、例えばポリエチレンに10質量%程
度のアンチブロッキング剤をメルトブレンドし、アンチ
ブロッキング剤マスターバッチを得、該アンチブロッキ
ング剤マスターバッチと低密度ポリエチレン樹脂等とを
ブレンダーなどを使用して、ドライブレンドを行い上記
樹脂組成物を得る方法などを挙げることができる。な
お、押出ラミネートフィルムの製造方法は、通常の押出
ラミネートと異なるところはなく、樹脂温度240〜3
20℃程度で押出ラミネートを行う。必要に応じてウレ
タン系やエステル系のアンカーコート剤を使用すること
もできる。
【0023】ここで、シーラント層の厚さは、特に制限
されるものではないが、フィルム基材としてポリエチレ
ン系樹脂を積層したラミネートフィルム基材の該ポリエ
チレン系樹脂層の上にシーラント層を積層する場合、シ
ーラント層が15〜30μmの厚さで押出ラミネートさ
れるようにすると、ブロッキング効果を損なうことな
く、シーラント層として厚いものが得られ、大きなシー
ル強度や引き裂き強度が要求される包装材料にも好適で
ある。この場合、本発明のシーラント層が押出ラミネー
トされるエチレン系樹脂層は、タンデム型ラミネーター
の第一押出しとし、本発明のシーラント層を第二押出し
で形成してもよい。
【0024】また、上記記載のアンチブロッキング剤の
平均粒子径が上記シーラント層の層厚さの1/3〜2/
3となるようにすると、より好適である。シーラント層
の厚さ対して上記無機系アンチブロッキング剤の平均粒
子径が小さすぎると、押出ラミネートの冷却ロールとニ
ップロールに圧着される工程において樹脂中にアンチブ
ロッキング剤が入り込み良好な耐ブロッキング効果を得
るとができない場合があり、大きすぎると、樹脂の加工
性や外観の悪化、また、ラミネートフィルムにした際の
ヒートシール性や引張特性の阻害となる場合がある。
【0025】
【発明の効果】本発明の押出ラミネートフィルムは、ポ
リエチレン系樹脂に非多孔質又は表面処理により不活性
にした無機系アンチブロッキング剤を配合することによ
り、スリップ剤を配合した場合でも、スリップ剤の吸着
を防止又は減少して、スリップ材の効果が損なわれるこ
とを抑えることができる。更に、一般的に使用されるア
ンチブロッキング剤よりも平均粒子径を大きくしたこと
により、押出ラミネートする際に、押出ラミネーターの
ニップロールと冷却ロールとに圧着されても、アンチブ
ロッキング剤の効果が減少しないために、例えばシーラ
ント層が高速液体スープ包材に使用する低密度ポリエチ
レンからなるシーラント層でもアンチブロッキング効果
があり、パウダー処理を行わなくてもよく、安全衛生性
の面での問題がない。
【0026】従って、本発明の押出ラミネートフィルム
は、ロール状とした時のくっつきがなく、また、食品用
包材とした場合、デンプン、コーンスターチ等によるパ
ウダー処理を行わなくても優れたアンチブロッキング性
を有するので、異物の発生が少ないと共に、安全衛生性
に優れる。従って、ロールで供給される包装材料や製袋
して包装袋として使用する押出ラミネートフィルムとし
て有用であり、特に、写真の現像液、医薬品、食品など
を収容する包装袋に使用する押出ラミネートフィルムと
して有用である。
【0027】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて、本発明を
より具体的に説明するが、本発明は、下記実施例に制限
されるものではない。
【0028】[実施例1]二軸延伸ナイロンフィルム
(厚み:15μm)に密度913kg/m3の低密度ポ
リエチレンを厚さ15μmとなるようにエステル系のア
ンカーコート剤を用いて押出ラミネート法によって積層
し、30μmとした積層基材を得た。この積層基材に、
密度890kg/m3の線状低密度ポリエチレン樹脂1
00質量部に対してアンチブロッキング剤としてガラス
パウダー(平均粒子径:10μm)0.2質量部を配合
した樹脂組成物(シーラント層)を加工温度280℃、
シーラント層の厚みが25μmになるように押出ラミネ
ートして、実施例1の押出ラミネートフィルムを得た。
【0029】[実施例2]上記実施例1において、アン
チブロッキング剤として上記ガラスパウダーに代えてシ
ランカップリング剤を用いて表面疎水化した合成シリカ
(平均粒子径:8μm)を用いた以外は、実施例1と同
様にして実施例2の押出ラミネートフィルムを得た。
【0030】[比較例1]上記実施例1において、アン
チブロッキング剤を配合しない以外は、実施例1と同様
にして比較例1の押出ラミネートフィルムを得た。
【0031】[比較例2]上記実施例1において、アン
チブロッキング剤として表面疎水処理を施さない合成シ
リカ(平均粒子径:5μm)を用いた以外は、実施例1
と同様にして比較例2の押出ラミネートフィルムを得
た。
【0032】[比較例3]上記実施例1において、アン
チブロッキング剤として表面疎水処理を施さないゼオラ
イト(平均粒子径:5μm)を用いた以外は、実施例1
と同様にして比較例3の押出ラミネートフィルムを得
た。
【0033】[比較例4]上記実施例1において、アン
チブロッキング剤として表面疎水処理を施さない天然シ
リカ(平均粒子径:4μm)を用いた以外は、実施例1
と同様にして比較例4の押出ラミネートフィルムを得
た。
【0034】[比較例5]上記実施例1において、アン
チブロッキング剤として表面疎水処理を施さない合成シ
リカ(平均粒子径:10μm)を用いた以外は、実施例
1と同様にして比較例5の押出ラミネートフィルムを得
た。
【0035】[参考例]上記比較例1の押出ラミネート
フィルムのシーラント層面にパウダー処理(デンプン散
布)を行った。
【0036】上記実施例1,2、比較例1〜5の押出ラ
ミネートフィルムを、製造後、40℃の温度条件下に3
日間放置し、その後、下記方法により物性評価を行っ
た。結果を表1に示す。
【0037】<物性の評価方法> (1)ブロッキング力(×10-2N/25.4mm) 各押出ラミネートフィルムから10cm×10cmの大
きさの2枚のフィルム切片を切り取り、2枚のフィルム
のシーラント面同士を重ね合わせて、60℃、0.5M
Pa、30分間の条件で熱プレスを行った後、剥離速度
300mm/分、剥離角度180°、試験片25.4m
mで剥離強度を剥離試験機によって測定し、ブロッキン
グ力とした。
【0038】(2)摩擦係数(tanθ) 各押出ラミネートフィルムを2枚用意し、この2枚のシ
ーラント面同士を重ね合わせて、これらフィルム間の摩
擦係数をJIS K 7125に基づき測定した。
【0039】(3)透明性(ヘイズ) 各押出ラミネートフィルムの透明性をJIS K 71
25に基づき測定した。
【0040】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 23:00 B29K 23:00 105:16 105:16 B29L 9:00 B29L 9:00 Fターム(参考) 4F100 AA01A AA01H AA20A AA20H AB33 AC04A AC04H AG00A AG00H AJ05 AK04A AK04B AK06 AK07 AK16 AK41 AK48 AK62 AK63 AK68 AK69 AT00C BA02 BA03 BA10A BA10C CA19A EH23A EH66 EJ64A EJ64H GB23 JA13A JB06A JB06H JK16 JL00 JL12A YY00A YY00H 4F207 AA07 AB07 AB11 AB16 AD05 AD08 AD20 AG01 AG03 KA01 KA17 KB13 KF02 4J002 BB031 BB051 BB061 DJ006 DJ016 DL006 FB096 FD206 GF00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非多孔質又は表面疎水化処理を施した平
    均粒子径が6〜20μmの無機系アンチブロッキング剤
    を、ポリエチレン系樹脂100質量部に対して0.05
    〜1質量部の割合で配合した樹脂組成物からなるシーラ
    ント層を押出ラミネートしてなることを特徴とする押出
    ラミネートフィルム。
  2. 【請求項2】 上記無機系アンチブロッキング剤の平均
    粒子径が上記シーラント層の層厚さの1/3〜2/3で
    ある請求項1記載の押出ラミネートフィルム。
  3. 【請求項3】 上記無機系アンチブロッキング剤が表面
    疎水化処理を施したシリカ、ゼオライト及び非多孔質ガ
    ラスパウダーから選ばれる少なくとも1種以上である請
    求項1又2記載の押出ラミネートフィルム。
  4. 【請求項4】 上記ポリエチレン系樹脂の密度が890
    〜920kg/m3である請求項1、2又は3記載の押
    出ラミネートフィルム。
  5. 【請求項5】 ポリエチレン系樹脂を積層したラミネー
    トフィルム基材の該ポリエチレン系樹脂層に上記シーラ
    ント層を15〜30μmの厚さで押出ラミネートした請
    求項1乃至4のいずれか1項記載の押出ラミネートフィ
    ルム。
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