JP2002225057A - チューブ容器及びその製造方法 - Google Patents

チューブ容器及びその製造方法

Info

Publication number
JP2002225057A
JP2002225057A JP2001019928A JP2001019928A JP2002225057A JP 2002225057 A JP2002225057 A JP 2002225057A JP 2001019928 A JP2001019928 A JP 2001019928A JP 2001019928 A JP2001019928 A JP 2001019928A JP 2002225057 A JP2002225057 A JP 2002225057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
film
resin
outer peripheral
insert material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001019928A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nishikawa
和男 西川
Hiroyuki Takada
弘之 高田
Hiromichi Inagaki
宏道 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANSAI TUBE KK
Original Assignee
KANSAI TUBE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANSAI TUBE KK filed Critical KANSAI TUBE KK
Priority to JP2001019928A priority Critical patent/JP2002225057A/ja
Publication of JP2002225057A publication Critical patent/JP2002225057A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 頭部にバリヤー性を保有させるインサート材
の製作に関して、設備・金型が大がかりになることを回
避でき、又、バリヤー部材の中心孔を形成することがな
く小円形の打ち抜きスクラップが生じることを回避でき
る,チューブ容器及びその製造方法。 【解決手段】 バリヤー性を有する胴部1の一端に頭部
2を樹脂成形しバリヤー性を保有させるインサート材3
は、シーラントフィルムよりなる外層と遮蔽膜体との少
なくとも二層からなる積層フィルムを円形に打ち抜い
て、中心部と外周部に対して数個のスリットを付与して
あり、中央部分割片35が型閉め時に曲成され前記首部2
aの内筒面をスリットを開いて覆っているとともに、外
周部分割片36が型閉め時に曲成され両隣の外周部分割片
36とオーバーラップして前記肩部2bの円錐内面を隠蔽
し、前記胴部1の上縁が前記インサート材3の外縁に対
して頭部2を構成する樹脂を挟んでオーバーラップして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、コンプレッションに
より頭部を成形すると同時にその溶融熱で頭部を別工程
で製造された胴部に熱溶着し一体化する二ピース構造で
あり、特に頭部のバリヤー性を向上し、例えば練り歯磨
きや化粧品、練り辛子やわさび等の粘性食品、靴墨、コ
ーキング剤、ワックス剤、練り状薬品等、多種多様の揮
発性成分・拡散成分を含む流動物・粘性物の包装に好適
なチューブ容器及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】食料、医薬、又は衛生の各分野からの要
求の多い被包装品に関しては、被包装品中に含まれる芳
香物質又は作用物質の保護の目的で拡散防止体を備えた
チューブ容器が開発されている。胴部の成形は、ラミネ
ートチューブにあっては平板状の積層シートを筒状に丸
めてサイドシームを施してなり、又、ポリチューブにあ
っては押出成形により連続するパイプを作り定寸カット
してなる。ラミネートチューブ又はポリチューブの胴部
に関して、多層積層構造としてハイバリヤー性材料を用
いる技術は広く実用されている。このような金属ラミネ
ートチューブは、芳香物質および作用物質の確実な保護
を生ぜしめ、その製造技術は高い技術的レベルに達して
いる。問題になるのが、チューブ容器頭部のハイバリヤ
ー性である。頭部の成形及び頭部を胴部への固着一体化
することについては、ラミネートチューブとポリチュー
ブのいずれも以下の三つの成形法により行なわれてい
る。 第一の方法・・・胴部をコアにインサートしておいて頭
部をインジェクション成形する方法(インジェクション
成形法)である。 第二の方法・・・頭部を予め別途にインジェクション成
形しておいて該頭部を接着加工機に供給し胴部と熱溶着
して一体化する方法である。 第三の方法・・・コンプレッションにより頭部を成形す
ると同時にその溶融熱で胴部を熱溶着する方法(コンプ
レッション法又は同時成形法)である。 前記第一の方法は、設備が大掛かりで、又、サイクルタ
イムが長く、非効率であるという問題点がある。前記第
二の方法は、溶着部の安定性や仕上り美観が悪く、又、
頭部の成形用の設備と金型が別途必要となるという問題
点がある。前記第三の方法は、第一及び第二の方法と比
較して品質の安定性と美観面で優れている。このため、
日本国内では、第三の方法が広く採用されている。頭部
のバリヤー性を付与する方法は、未だ特殊技術の域を越
えず、製造コスト面、生産性の面で問題を抱えている。
特に、コンプレッション法を用いる場合、頭部の拡散性
を排除するためには、頭部の外表面、内表面又は肉厚内
に拡散防止カバーを設けることが知られている。何らか
のバリヤー部材を予備成形し、コアヘッドの先端に装着
してコンプレッションする方法での対応が中心になり、
技術的に未熟な部分が見られる。頭部のバリヤー性を向
上したチューブ容器及びその製造方法に関する代表的な
従来技術としては、特公昭42-12574、特公平3-20337、
特開昭58-124623、特開昭61-69561、特開平1-127307、
実開平3-97006、特開平05-2476446がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】(1) 特公昭42-12574
は、例えばアルミ箔にポリエチレンフィルムをシーラン
トとして両面ラミネートしてなる積層フィルムを円形に
絞り・打ち抜き加工を行って截頭円錐状に成形したバリ
ヤー部材をチューブの頭部内面に装着し、頭部にガスバ
リヤー性を保有させるもので、部材成形用の設備・金型
が大がかりであり、バリヤー部材の形状形成技術が難し
いこと、加工の際に“伸びる”要素が必要になるため、
もととなる積層シートの材質面にも制約が生じること、
バリヤー部材の円錐形状の絞り加工をする際、同時にコ
アヘッドに差し込むためのセンターホールを穿っており
そのときに生ずる小円状のスクラップ処理に困ることが
問題点である。さらに、バリヤー部材中の遮蔽膜体は、
実質的にAL箔等の金属箔であり、このため、肩部内側
に装着するバリヤー部材の端面に金属箔が露出している
と、内容物が化学反応を起こして、ガスの発生や、チュ
ーブ容器及び内容物の変質・劣化が生じる可能性が懸念
されるため、当該端面の処理方法について明細書中に言
及しており、問題点であるといえる。 (2)特公平3-20337は、特公昭42-12574に比べ、バリヤー
部材の形状が若干相違しているものの、頭部にガスバリ
ヤー性を保有させる原理は特公昭42-12574と同一であ
り、問題点も同一である。 (3)特開平05-246446は、チューブ容器全体をプラスチッ
ク素材から形成してリサイクル性を高めたもので、肩部
の内面側にプラスチック製のバリヤー部材が装着されて
いることが特徴であり、バリヤー部材の形成は、文献中
に具体的記述がないが、プラスチックシートを円形に絞
り・打ち抜き加工を行って截頭円錐状に成形するか、又
はインジェクションによる成形することによるものと思
料される。従って、部材成形用の設備・金型が大がかり
であるという問題点がある。又、バリヤー部材の円錐形
状の絞り加工をする際、同時にコアヘッドに差し込むた
めのセンターホールを穿っておりそのときに生ずる小円
状のスクラップ処理に困ることが問題点である。 (4)特開昭58-124623は、バリヤー部材がインジェクショ
ンによる成形品であり、材質がPET或いはPBT(ポリエス
テル系樹脂)に限定されており、インサート成形用付帯
設備を含む射出成形設備と、バリヤー部材成形用金型及
び頭部成形用金型が必要で、設備費用が高額である点
と、広大な設備スペースを確保しなければならない点が
難点であり、又、バリヤー部材は、肩部本体の材料(ポ
リエチレン等)と化学的に接着しないので、見かけ上、
物理構造的に嵌着一体化されている形となってはいる
が、厳密には、接合界面に沿ってガスの通路が形成され
るため、ガスバリヤー性能はあまり高くなく、機能的な
安定性に欠けることが問題点である。 (5)特開平01-127307は、バリヤー性を有するナイロン樹
脂層がインジェクション成形され、さらにシーラント性
を有しバリヤー性を有しない内皮樹脂層がナイロン樹脂
層の内面側を包むようにインジェクション成形されてな
るバリヤー部材が構成されており、多種多層のインジェ
クション成形は、通常よりも更に大がかりな専用設備が
必要で、金型も高価且つ複雑で、実質的に多数個取りが
難しいため効率も悪いことが問題点である。又、ナイロ
ン樹脂層と外部樹脂層は接着していない。 (6)特開昭61-69561は、胴部の延長端部にV字状の切り
込みを入れて肩部のバリヤー部材としたもので、製造工
程上、先ずパイプ型の胴部を成形し、その一端をカット
して肩部のバリヤー部材とするので、部材材質として胴
部用の高価な厚手のシートを使う関係と、製造工程がラ
イン上で一工程増える形となるため、効率ダウンとコス
ト高に繋がることが問題点である。 (7)特開平3-97006は、アルミシートの片面にシーラント
フィルム又他面に通常のフィルムをラミネートしてなる
積層シートを円形に絞り・打ち抜き加工を行って截頭円
錐状に成形したバリヤー部材である肩被覆体を、肩部外
面に溶着してなり、頭部にガスバリヤー性を保有させる
もので、部材成形用の設備・金型が大がかりであり、バ
リヤー部材の円錐形状の絞り加工をする際、同時にコア
ヘッドに差し込むためのセンターホールを穿っておりそ
のときに生ずる小円状のスクラップ処理に困ることが問
題点である。
【0004】先行技術に於けるコアヘッドとバリヤー部
材の位置合わせの問題について、特開昭61-69561以外の
先行技術では、積層シートを絞り加工して部材を成形す
る場合も、インジェクションによって部材を成形する場
合も、金型にバリヤー部材を装着する際、コアヘッド基
部外径と、バリヤー部材のセンターホール内径のはめ合
いを利用して、嵌着・固定している。そのような方法で
は、コアヘッドと、バリヤー部材の位置合わせ・センタ
ー合わせが非常に重要で、設備・装着システムの精度
と、熟練した精密調整が必要である。仮に両者のセンタ
ーに僅かでもずれがある場合、装着工程でバリヤー部材
を傷めたり、装着ずれ、或いは装着不良が生じることが
あった。
【0005】先行技術に於ける絞り加工によって生じる
層間のズレの問題について、バリヤー部材はほとんどの
場合、遮蔽材層と、部材をチューブ肩部と接着させるた
めのシーラント層の少なくとも二種類以上の構成物から
成り立っているが、普通、遮蔽材層とシーラント層は、
物性に大差がある。そして、積層シートを絞り加工して
バリヤー部材を得る製造方法の場合、各層の伸度と物理
強度等の違い、又略円錐形状の外面側、内面側の違いに
よって、接着界面にずれが生じることは避けられない。
その結果層間の接着面が損傷し、接着強度が著しく低下
し、更には内容物の浸透により当該弱体化した接着層が
破壊され、デラミが生じることがある。
【0006】本願発明は、上述した先行技術の問題点を
解決するもので、頭部にバリヤー性を保有させるインサ
ート材の製作に関して、設備・金型が大がかりになるこ
とを回避でき、又、バリヤー部材の中心孔を形成するこ
とがなく小円形の打ち抜きスクラップが生じることを回
避でき、機械調整が容易でかつ品質的に安定した,チュ
ーブ容器及びその製造方法を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願第一の発明は、バリ
ヤー性を有する胴部の一端に頭部が接着状態に樹脂成形
され、頭部にバリヤー性を保有させるインサート材が、
頭部を形成している樹脂で被覆されているチューブ容器
において、前記インサート材が、頭部を形成している樹
脂に接着被覆されるシーラントフィルムと遮蔽膜体との
少なくとも二層からなる積層フィルムを前記胴部の内径
より僅少寸法小さい直径の円形フィルムとなるように打
ち抜いて、さらに円形フィルムについて頭部を構成する
首部の内径よりも若干大きい円形エリアの中心部とその
外側の外周部に対して適数個のスリットを付与してあ
り、中心部に付与されるスリットで分割された中央部分
割片が型閉め時に曲成され前記首部の内筒面をスリット
を開いて覆っているとともに、外周部に付与されるスリ
ットで分割された花弁状の各外周部分割片が型閉め時に
曲成され両隣の外周部分割片とオーバーラップして頭部
を構成する肩部の円錐内面を隠蔽し、前記胴部の上縁が
前記インサート材の外縁に対して頭部を形成する樹脂を
挟んでオーバーラップしていることを特徴とする,チュ
ーブ容器を提供するものである。
【0008】本願第二の発明は、頭部を形成する樹脂に
接着被覆されるシーラントフィルムと遮蔽膜体との少な
くとも二層からなる積層フィルムを胴部の内径より僅少
寸法小さい直径の円形フィルムとなるように打ち抜い
て、さらに円形フィルムについて頭部を構成する首部の
内径よりも若干大きい円形エリアの中心部とその外側の
外周部に対して適数個のスリットを付与したインサート
材を予め製作準備し、バリヤー性を有し内面がシーラン
トフィルムよりなる胴部を下金型に被嵌し、胴部の上縁
を下金型の肩部より所要寸法高く位置させて下金型の首
部に前記インサート材を中心部に付与したスリットを押
し開くようにしてかつシーラントフィルムが上面となる
ようにして被嵌するとともに外周部を下金型の肩部に載
せ、インサート材の上にドーナツ状に切り出した頭部を
形成するための樹脂を供給載置し上金型を型閉めして外
周部に付与されるスリットで分割された花弁状の各外周
部分割片を曲成し両隣の外周部分割片とオーバーラップ
させ下金型の肩部の円錐面を隠蔽させて前記ドーナツ状
に切り出した樹脂を下金型の肩部に対して隠蔽し、前記
樹脂で頭部を一体成形しかつシーラントフィルムと溶着
するとともにインサート材の外縁と前記胴部の型閉めに
より上金型の肩部形成面に沿って曲折する上縁とのギャ
ップ間に樹脂を進入させて胴部の上端と溶着することを
特徴とする,チューブ容器の製造方法を提供するもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】本願発明のチューブ容器の実施の
形態を図1、図2を参照して説明する。図1は、本願発
明のチューブ容器の頭部を含む一部を断面構造が分かる
ように示す斜視図である、図1において、符号1は胴
部、符号2は頭部、符号3はインサート材である。
【0010】胴部1は、ラミネートチューブとポリチュ
ーブのいずれであっても良い。胴部1は、バリヤー性を
保有していて、例えば練り歯磨きや化粧品、練り辛子や
わさび等の粘性食品、靴墨、コーキング剤、ワックス
剤、練り状薬品等、多種多様の揮発性成分・拡散成分を
含む流動物・粘性物を透過拡散しない。具体的には、ラ
ミネートチューブにあっては、内層及び外層がシーラン
トフィルムで、中間層が遮蔽性を有する材料よりなる三
層構造に積層フィルムが用いられ、筒状にして一側縁内
面を他側縁外面に重ねて溶着してなる。内層及び外層の
シーラントフィルムは、化学的に不活性で且つ加工適正
の良いポリオレフィン層(特には低密度ポリエチレン樹
脂層)とするのが好ましい。他に、LDPE/低密度ポリエチ
レンフィルム、LLDPE/直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層、
未延伸ポリプロピレン樹脂層としても良い。又、遮蔽性
を有する材料としては、例えばアルミ箔、アルミナ蒸着
PET、シリカ蒸着PET、エチレンビニルアルコール、シリ
カ蒸着ポリアミドフィルム、或いはナイロン樹脂が用い
られる。ポリチューブにあっては、多層ポリチューブが
用いられる。例えば、押し出し成形法によりシーラント
フィルムで内層が形成され、重ねて、押し出し成形法に
より遮蔽性を有するプラスチック材料、例えばエチレン
ビニルアルコール、或いはナイロン樹脂より外層が積層
されてなる。内面側を化学的に不活性で且つ加工適正の
良いポリオレフィン層(特にはポリエチレン樹脂層)でカ
バーして、遮蔽膜体を保護するのが好ましい
【0011】頭部2は、熱加工性、柔軟性、耐水性、耐
薬品性、汎用性、安全衛生性、材料コスト面等からポリ
オレフィン系樹脂、特にポリエチレンが用いられてい
る。ポリオレフィン系樹脂は、バリヤー性を有しない。
頭部2は、首部2aと肩部2bとからなる一体形状の成形
体である。
【0012】インサート材3は、頭部2を構成するポリ
オレフィン系樹脂がバリヤー性を有していないので、頭
部2に替わってバリヤー性を備えて頭部2の内面に位置
して頭部2にバリヤー性を保有させる役目を果たしてい
る。インサート材3は、図2(a),(b)又は(c)に示す三種
類の形状(種類数を限定する趣旨ではない)の中のいず
れかの形状に形成されている。インサート材3は、図2
(d)に示すように、頭部の成形樹脂に接着被覆されるシ
ーラントフィルムよりなる外層3aと遮蔽膜体よりなる
内層3bとの二層構造であるか、あるいは、図2(e)に示
すように、シーラントフィルムよりなる外層3cと遮蔽
膜体よりなる中間層3dと被包装品に対して化学的に不
活性のポリオレフィン樹脂フィルム、特にはポリエチレ
ンフィルムとする外層3eの三層構造である積層フィル
ムの原反を打ち抜いて形成される。二層構造の場合は、
内層3bを構成する遮蔽膜体は、好ましくは、アルミナ
蒸着PET、シリカ蒸着PET、エチレンビニルアルコール共
重合体フィルム、シリカ蒸着ポリアミドフィルムが用い
られ、その他、バリヤー性能が劣るが、ポリ塩化ビニリ
デン樹脂フィルム、或いはナイロン樹脂フィルム等を用
いることができ、アルミ箔等の金属箔は被包装品との化
学反応の問題があり不適である。三層構造の場合は、遮
蔽膜体よりなる中間層3dが端面にのみ露出するので、
被包装品の種類によっては中間層3dにアルミ箔等の金
属箔を用いることができる。なお、四層構造であっても
良い。無機酸化物蒸着フイルムは、蒸着物質である無機
酸化物が外層でフィルムが内層である二層構造に該当す
るもので、ハイバリヤー性を有する。インサート材3
は、図2(d)又は(e)に示す前記二層構造又は三層構造の
積層フィルムを用いて、図2(a),(b)又は(c)に示すよう
に、前記胴部1の内径より僅少寸法小さい直径の円形フ
ィルムとなるように打ち抜いて、さらに円形フィルムに
ついて前記首部の内径よりも若干大きい円形エリアの中
心部31とその外側のエリアである外周部32に区画して、
中心部31と外周部32に対して同数で適数個のスリット3
3、34が中心部31に付与されるスリット33と外周部32に
付与されるスリット34とが不一致になるように付与して
あり、図3に示すように、中心部31に付与されるスリッ
ト33で分割された中央部分割片35が型閉め時に曲成され
前記首部2aの内筒面をスリット33を開いて覆っている
とともに、外周部32に付与されるスリット34で分割され
た花弁状の各外周部分割片36が型閉め時に曲成され両隣
の外周部分割片36とオーバーラップして前記肩部2bの
円錐内面を隠蔽し、該インサート材3の外縁が前記胴部
1の上縁1aに対して前記肩部2bを樹脂成形している樹
脂を挟んでオーバーラップしている。なお、スリット33
が外周部32へ若干入り込んでいるか、又は、スリット34
が中心部31へ若干入り込んでいても差し支えない。頭部
2を成形する樹脂は、インサート材3のシーラントフィ
ルムよりなる外層3a又は3cに溶着しているとともに、
胴部1を構成するシーラント性を備えた内層に溶着して
いる。
【0013】次に、本願発明のチューブ容器の製造方法
に実施の形態を図3、図4(a),(b),(c),(d)を参照して
説明する。図4(a)に示すように、バリヤー性を有し内
面がシーラントフィルムよりなる胴部1を下金型4の胴
部4aに被嵌し、胴部1の上縁を下金型4の肩部4bより
所要寸法(数mm)高くなるように位置させて下金型4
の首部4cに図2(a),(b)又は(c)に示すインサート材3
を中心部に付与したスリット33を押し開くようにして中
央部分割片35の弾発抵抗によって首部4cに保持させ
(図3斜視図参照)かつシーラントフィルムが上面とな
るようにして被嵌するとともに外周部32を下金型4の肩
部4bに載せて両隣の外周部分割片とオーバーラップさ
せ下金型の肩部の円錐面を隠蔽させて前記ドーナツ状に
切り出した樹脂Pを下金型4の肩部に対して隠蔽し、図
4(b)に示すように、インサート材3の上にインジェク
ションノズル5からドーナツ状に切り出した樹脂Pを供
給載置し、図4(c)に示すように、上金型6を型閉めし
て前記ドーナツ状に切り出した樹脂Pを加圧して下金型
4と上金型6とで形成される密閉空間に樹脂を押し広げ
ていき、樹脂の圧力で外周部32に付与されるスリット34
で分割された花弁状の各外周部分割片36の中心寄り部分
を下金型4の肩部4bと首部4cの境目のフレアー状曲線
面に密着するように曲成しかつ両隣の外周部分割片36と
オーバーラップさせて下金型4の肩部4bの円錐面に対
する隠蔽を固定化してさせ、もって首部2aと肩部2bを
一体成形し頭部2を形成する樹脂を下金型4の肩部4b
に対して隠蔽し、インサート材3のシーラントフィルム
よりなる外層と頭部2を溶着するとともにインサート材
3の外縁と前記胴部1の型閉めにより上金型6の肩部形
成面に沿って曲折する上縁とのギャップ間に樹脂Pを進
入させて胴部1の上端1aと溶着し、図4(d)に示すよう
に、上金型を上昇して外し、次いで図示しないが、チュ
ーブ容器を下金型から抜き取る。上記のように、樹脂の
圧力で外周部32に付与されるスリット34で分割された花
弁状の各外周部分割片36の中心寄り部分を下金型4の肩
部4bと首部4cの境目のフレアー状曲線面に密着するよ
うに曲成するものであるので、インサート材3を構成す
る遮蔽膜体に無機酸化物蒸着フイルムを採用する場合、
中央部分割片35及び外周部分割片36が表面応力が大きく
生じないように型閉め時に緩やかに曲成されるので、無
機酸化物の蒸着皮膜が折り曲げ加工、特に絞り加工に対
して弱く容易にひび割れし易い耐表面応力性能を有して
いる欠点を克服できて、しかも、温・湿度等の影響で機
能低下を起こし難く、又コスト面でも有利であるので、
好ましく採用できる。
【0014】
【発明の効果】本願発明のチューブ容器及びその製造方
法によれば、頭部にバリヤー性を保有させるインサート
材の製作に関して、積層フィルムに対して円形平面に打
ち抜き形成し中心部と外周部に対してスリットが付与さ
れたインサート材を用い、外周部を円錐にして、各外周
部分割片が型閉め時に僅かに曲成され両隣の外周部分割
片とオーバーラップして肩部の円錐内面を隠蔽し、該イ
ンサート材の外縁が前記胴部の上縁に対して前記肩部を
樹脂成形している樹脂を挟んでオーバーラップしている
構成であるので、頭部にバリヤー性を保有するから、例
えば、練り歯磨きや化粧品、練り辛子やわさび等の粘性
食品、靴墨、コーキング剤、ワックス剤、練り状薬品
等、多種多様の揮発性成分・拡散成分を含む流動物・粘
性物の容器として適する。
【0015】本願発明のチューブ容器及びその製造方法
によれば、積層フィルムに対して円形平面に打ち抜き形
成し中心部と外周部に対してスリットが付与されたイン
サート材を用いるものであり、スリットがあることによ
り三次元立体形状を形造るものであり、絞り成形してイ
ンサート材を成形するものではないので、絞り形状、或
いはインジェクションと比べると、金型が安価で打ち抜
き設備もコンパクトになる。又、インサート材の形状に
ついて、積層フィルムに対して円形平面に打ち抜き形成
して中心部と外周部に対してスリットが付与したもので
あり中心孔を形成することがないから小円形の打ち抜き
スクラップが生じることを回避できる。
【0016】本願発明のチューブ容器及びその製造方法
によれば、積層フィルムに対して円形平面に打ち抜き形
成し中心部と外周部に対してスリットが付与されたイン
サート材を用いるものであり曲成が僅かに行なわれるも
のであり、絞り加工のときのような大きな表面応力が生
じない。従って、伸びや衝撃によってバリヤー薄膜が破
壊されて機能低下を起こす心配があり絞り加工には不適
な無機酸化物蒸着フィルムでも本願発明ではインサート
材に用いることができる。
【0017】本願発明のチューブ容器及びその製造方法
によれば、頭部にバリヤー性を保有させるインサート材
について、ガスバリヤー性を有する遮蔽膜体と、頭部を
成形する樹脂との接着性のみを考えた薄いフイルムの積
層体で良く、部材成形を別段取りで行えるため、材料代
が安価であると共に、特別に生産効率が低下することは
ない。
【0018】特開昭61-69561以外の先行技術では、積層
シートを絞り加工して部材を成形する場合も、インジェ
クションによって部材を成形する場合も、金型にバリヤ
ー部材を装着する際、コアヘッド基部外径と、バリヤー
部材のセンターホール内径のはめ合いを利用して、嵌着
・固定している。そのような方法では、コアヘッドと、
バリヤー部材の位置合わせセンター合わせが非常に重要
で、設備・装着システムの精度と、熟練した精密調整が
必要である。仮に両者のセンターに僅かでもずれがある
場合、装着工程でバリヤー部材を傷めたり、装着ずれ、
或いは装着不良が生じることがあった。これに対して、
本願発明のチューブ容器及びその製造方法によれば、ス
リット状を利用した部材形状であれば、位置合わせが比
較的ラフであったとしても、放射状の断辺の反発力によ
り自動的に中央に調芯する作用があり、バリヤー部材の
装着不良、或いはセンターずれが防止できるので、先行
技術よりも有利である。
【0019】本願発明のチューブ容器及びその製造方法
によれば、二次元平面での切り抜き加工によるので、絞
りや伸びによる各層のずれは起こらず、加工による層間
強度の弱体化等は生じないから、先行技術に於ける絞り
加工によって生じる層間のズレの問題点を解消してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のチューブ容器の要部の断面構造を示
す斜視図。
【図2】(a),(b)又は(c)は、本願発明のチューブ容器の
頭部にバリヤー性を保有させるインサート材の平面図。
(d),(e)はインサート材の積層断面図。
【図3】本願発明のチューブ容器のインサート材を下金
型に取付けた状態を示す斜視図。
【図4】本願発明のチューブ容器の製造方法を示す工程
図。
【符号の説明】
1・・・胴部、1a・・・胴部の上端、2・・・頭部、
2a・・・首部、2b・・・肩部、3・・・インサート
材、3a・・・外層、3b・・・内層、3c・・・外層、
3d・・・中間層、3e・・・内層、31・・・中心部、32
・・・外周部、33、34スリット、35・・・中央部分割
片、36・・・外周部分割片、4・・・下金型、4a・・
・下金型の胴部、4b・・・下金型の肩部、4c・・・下
金型の首部、5・・・インジェクションノズル、6・・
・上金型、P・・・ドーナツ状に切り出した樹脂、
フロントページの続き Fターム(参考) 3E065 AA02 BA15 BA18 BA25 BB03 CA02 CA04 CA09 DA03 DB05 FA03 FA06 FA15 GA01 GA04 GA10 HA06 3E067 AA04 AB21 AB81 AB96 BA14A BB14A BB23A BB24A BB25A BC03A CA04 CA07 CA16 FA01 FC01 3E086 AA22 AB03 AC07 AD03 BA04 BA15 BB01 BB71 BB74 CA01 CA35 CA40 4F204 AA03 AA04 AD02 AD03 AD05 AD12 AD20 AD23 AG03 AG08 AH55 FA01 FB01 FB12 FF01 FF05 FQ15 4F213 AD05 AH55 WA04 WA15 WA43 WA53 WA60 WA63 WB01 WB11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バリヤー性を有する胴部の一端に頭部が
    接着状態に樹脂成形され、頭部にバリヤー性を保有させ
    るインサート材が、頭部を形成している樹脂で被覆され
    ているチューブ容器において、 前記インサート材が、頭部を形成している樹脂に接着被
    覆されるシーラントフィルムと遮蔽膜体との少なくとも
    二層からなる積層フィルムを前記胴部の内径より僅少寸
    法小さい直径の円形フィルムとなるように打ち抜いて、
    さらに円形フィルムについて頭部を構成する首部の内径
    よりも若干大きい円形エリアの中心部とその外側の外周
    部に対して適数個のスリットを付与してあり、中心部に
    付与されるスリットで分割された中央部分割片が型閉め
    時に曲成され前記首部の内筒面をスリットを開いて覆っ
    ているとともに、外周部に付与されるスリットで分割さ
    れた花弁状の各外周部分割片が型閉め時に曲成され両隣
    の外周部分割片とオーバーラップして頭部を構成する肩
    部の円錐内面を隠蔽し、前記胴部の上縁が前記インサー
    ト材の外縁に対して頭部を形成する樹脂を挟んでオーバ
    ーラップしていることを特徴とする,チューブ容器。
  2. 【請求項2】 頭部を形成する樹脂に接着被覆されるシ
    ーラントフィルムと遮蔽膜体との少なくとも二層からな
    る積層フィルムを胴部の内径より僅少寸法小さい直径の
    円形フィルムとなるように打ち抜いて、さらに円形フィ
    ルムについて頭部を構成する首部の内径よりも若干大き
    い円形エリアの中心部とその外側の外周部に対して適数
    個のスリットを付与したインサート材を予め製作準備
    し、 バリヤー性を有し内面がシーラントフィルムよりなる胴
    部を下金型に被嵌し、胴部の上縁を下金型の肩部より所
    要寸法高く位置させて下金型の首部に前記インサート材
    を中心部に付与したスリットを押し開くようにしてかつ
    シーラントフィルムが上面となるようにして被嵌すると
    ともに外周部を下金型の肩部に載せ、インサート材の上
    にドーナツ状に切り出した頭部を形成するための樹脂を
    供給載置し上金型を型閉めして外周部に付与されるスリ
    ットで分割された花弁状の各外周部分割片を曲成し両隣
    の外周部分割片とオーバーラップさせ下金型の肩部の円
    錐面を隠蔽させて前記ドーナツ状に切り出した樹脂を下
    金型の肩部に対して隠蔽し、前記樹脂で頭部を一体成形
    しかつシーラントフィルムと溶着するとともにインサー
    ト材の外縁と前記胴部の型閉めにより上金型の肩部形成
    面に沿って曲折する上縁とのギャップ間に樹脂を進入さ
    せて胴部の上端と溶着することを特徴とする,チューブ
    容器の製造方法。
JP2001019928A 2001-01-29 2001-01-29 チューブ容器及びその製造方法 Pending JP2002225057A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001019928A JP2002225057A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 チューブ容器及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001019928A JP2002225057A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 チューブ容器及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002225057A true JP2002225057A (ja) 2002-08-14

Family

ID=18885716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001019928A Pending JP2002225057A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 チューブ容器及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002225057A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120426A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Dainippon Printing Co Ltd 逆止弁付きチューブ
JP2010083550A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd アルミラミネートチューブ容器
JP2011507730A (ja) * 2007-12-20 2011-03-10 サチミ、コオペラティバ、メッカニーチ、イモラ、ソチエタ、コオペラティバ 装置及び方法
US7906056B2 (en) * 2005-10-12 2011-03-15 Kansai Tube Co., Ltd. Method for forming head part of closed-type tube, method for manufacturing closed-type tubular container, and closed-type tubular container
JP2011057233A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Cemedine Co Ltd 湿気硬化性ペースト状物品包装体の製造方法及び湿気硬化性ペースト状物品包装体
JP2012162282A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Lion Corp チューブ容器及びその製造方法
JP2017056624A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 凸版印刷株式会社 成形品の製造方法
CN106871738A (zh) * 2017-03-04 2017-06-20 利香媛 一种纸筒闭口机
EP3744655A1 (en) * 2019-05-31 2020-12-02 Jong Su Lim Tube container having shutoff function on shoulder and neck and method of manufacturing the same

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7906056B2 (en) * 2005-10-12 2011-03-15 Kansai Tube Co., Ltd. Method for forming head part of closed-type tube, method for manufacturing closed-type tubular container, and closed-type tubular container
JP2008120426A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Dainippon Printing Co Ltd 逆止弁付きチューブ
JP2011507730A (ja) * 2007-12-20 2011-03-10 サチミ、コオペラティバ、メッカニーチ、イモラ、ソチエタ、コオペラティバ 装置及び方法
US9079339B2 (en) 2007-12-20 2015-07-14 Sacmi Cooperativa Meccanici Imola Societa' Cooperativa Compression moulding apparatuses and methods
JP2010083550A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd アルミラミネートチューブ容器
JP2011057233A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Cemedine Co Ltd 湿気硬化性ペースト状物品包装体の製造方法及び湿気硬化性ペースト状物品包装体
JP2012162282A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Lion Corp チューブ容器及びその製造方法
JP2017056624A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 凸版印刷株式会社 成形品の製造方法
CN106871738A (zh) * 2017-03-04 2017-06-20 利香媛 一种纸筒闭口机
CN106871738B (zh) * 2017-03-04 2023-06-02 利香媛 一种烟花纸筒闭口机
EP3744655A1 (en) * 2019-05-31 2020-12-02 Jong Su Lim Tube container having shutoff function on shoulder and neck and method of manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7906056B2 (en) Method for forming head part of closed-type tube, method for manufacturing closed-type tubular container, and closed-type tubular container
US6210766B1 (en) Holographic decorated tube package
EP3423276B1 (en) Aluminium barrier laminate and barrier liner at shoulder for container
JP6407649B2 (ja) 積層剥離容器
JP2002225057A (ja) チューブ容器及びその製造方法
JP4662444B2 (ja) チューブ容器の肩部および口頸部に一体化成形して用いる上部部材の製造方法、およびその製造方法で製造された上部部材を用いたチューブ容器
JP2008206576A (ja) 輸液バッグ用ポート部材、及び輸液バッグ
US20190112107A1 (en) Tubular container with an outer tube and an inner container
CN107399516B (zh) 容器用层叠片材及容器
JP2005014975A (ja) 紙容器
JP2011148512A (ja) 閉鎖型チューブ容器
WO2018092460A1 (ja) 自立袋及びその製造方法
JP5653744B2 (ja) ラミネートチューブ容器の通路閉鎖材用原反および通路閉鎖材付ラミネートチューブ製品
JP5942001B1 (ja) 閉鎖型チューブの頭部形成方法、開口部閉鎖材及び閉鎖型チューブ容器。
AU2015376577B2 (en) Holographic laminate and the tube made thereof
JP4423689B2 (ja) ノズル付き押出容器及びその製法
EP4108589A1 (en) Tube container
JP6779533B2 (ja) 軟質容器の製造装置及び製造方法
WO2019180809A1 (ja) 軟質容器及びその製造装置、並びに製造方法
CN116177023A (zh) 管容器及其制造方法
JP3973706B2 (ja) プラスチックリング付き紙カップ
JP3355508B2 (ja) 複合容器
JP7008440B2 (ja) 注出口閉鎖体用原反
JP3616434B2 (ja) 押し出しチューブ容器
JPH1086952A (ja) 密封性多層チューブ容器