JP2002224508A - スクリュウプレス式濾過装置 - Google Patents

スクリュウプレス式濾過装置

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JP2002224508A JP2001024900A JP2001024900A JP2002224508A JP 2002224508 A JP2002224508 A JP 2002224508A JP 2001024900 A JP2001024900 A JP 2001024900A JP 2001024900 A JP2001024900 A JP 2001024900A JP 2002224508 A JP2002224508 A JP 2002224508A
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 濾過体の外周全体を満遍なく洗浄して付着物
を確実に除去することが可能なスクリュウプレス式濾過
装置を提供する。 【解決手段】 筒状の濾過体10の内周にスクリュウ4
が回転可能に挿入されて、このスクリュウ4の一端側か
ら濾過体10との間に供給された処理物を、スクリュウ
4の回転によって他端側に搬送しつつ、濾過体10によ
り濾過するスクリュウプレス式濾過装置であって、濾過
体10の外周に、この濾過体10に向けて洗浄液Lを噴
射することにより濾過体10を洗浄する洗浄管19を洗
浄手段として配設するとともに、この洗浄手段と濾過体
10とを相対的に移動可能とし、洗浄液Lを、相対的に
移動する濾過体10との相対移動方向に偏平した平面状
をなして濾過体10に向けて噴射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概略円筒状の濾過
体内に挿入されたスクリュウを回転することにより、そ
の一端側から供給された処理物を他端側に搬送しつつ濾
過するスクリュウプレス式濾過装置に関わり、特にこの
濾過体の外周に洗浄液を噴射する洗浄手段が設けられた
スクリュウプレス式濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の洗浄手段を備えたスクリュウプ
レス式濾過装置としては、例えば円筒状の濾過体の外周
に、この濾過体よりも一回り大きな円環状をなす洗浄管
を洗浄手段として設け、この洗浄管の内周に洗浄液を噴
射するノズルを周方向に間隔を開けて設けるとともに、
この洗浄管をスクリュウの回転軸線方向に移動可能と
し、上記ノズルから洗浄液を噴射しながら洗浄管を移動
させることにより、濾過体の全長に亙ってその外周を洗
浄するようにしたものが提案されている。また、このよ
うに洗浄管を移動させるのではなく、スクリュウを濾過
時の回転方向とは逆方向に回転させることによって濾過
体の方が回転するように濾過体とスクリュウとを係脱可
能とし、洗浄手段としての洗浄管は固定したまま濾過体
の外周を全周に亙って洗浄するようにしたものも提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図9は、この
うち前者のものにおいて、ノズルKから洗浄液Lを噴射
する洗浄手段としての洗浄管Mと、これにより洗浄され
る濾過体N外周の一部とを示す、図示されないスクリュ
ウの回転軸線に直交する断面であるが、この図9に示す
ようにこの種のノズルKから噴射される洗浄液Lは通
常、コーン状すなわち上記ノズルKの中心線を中心とし
た円錐状をなして噴射されるのが一般的である。しかし
ながら、このように洗浄液Lがコーン状に噴射される
と、このコーンの中心線周辺では洗浄液Lの供給量およ
び供給圧は比較的高い反面、コーンの外周側では供給量
および供給圧とも小さくなってしまうので、濾過体N外
周において洗浄管Mの周方向に隣接するノズルK同士の
間に対応する中間部分に洗浄液Lが十分に行き渡らなく
なり、このため洗浄管をスクリュウの回転軸線方向に移
動させても、上記中間部分に沿って濾過体Nの外周に付
着物等が残留してしまうおそれが生じる。これは、後者
の洗浄管を固定して濾過体を回転させる場合でも同様で
ある。
【0004】本発明は、このような背景の下になされた
もので、上述のように洗浄手段を濾過体に対して移動可
能としたり、あるいは逆に濾過体を洗浄手段に対して回
転可能としたりしたスクリュウプレス式濾過装置におい
て、この濾過体の外周全体を満遍なく洗浄して付着物を
確実に除去することが可能なスクリュウプレス式濾過装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明は、筒状の濾過
体の内周にスクリュウが回転可能に挿入されて、このス
クリュウの一端側から上記濾過体との間に供給された処
理物を、該スクリュウの回転によって他端側に搬送しつ
つ、上記濾過体により濾過するスクリュウプレス式濾過
装置であって、上記濾過体の外周に、この濾過体に向け
て洗浄液を噴射することにより該濾過体を洗浄する洗浄
手段を配設するとともに、この洗浄手段と上記濾過体と
を相対的に移動可能とし、上記洗浄液を、相対的に移動
する上記濾過体との相対移動方向に偏平した平面状をな
して該濾過体に向けて噴射することを特徴とする。
【0006】従って、このように構成されたスクリュウ
プレス式濾過装置では、個々のノズルへの洗浄液の供給
量や供給圧が同じでも、洗浄液が偏平している分だけそ
の噴射面積が小さく、逆に濾過体外周への供給圧や単位
面積当たりの供給量は大きくなるので、平面状に噴射さ
れた端部でも十分な量および圧力の洗浄液を濾過体外周
に吹きつけることが可能となる。そして、このような洗
浄液の偏平する向きが、濾過体と洗浄手段との相対移動
方向、すなわち上述のように洗浄管がスクリュウの回転
軸線方向に移動する場合は該軸線方向に、また濾過体が
洗浄管に対して回転する場合は該濾過体の周方向に向け
られるので、この濾過体と洗浄手段との相対移動に伴
い、平面状に噴射される洗浄液もその幅方向が上記相対
移動方向に交差させられた状態で濾過体に対して相対的
に移動し、これにより該濾過体の外周全体が満遍なく確
実に洗浄される。なお、この濾過体と洗浄手段との相対
移動とは、上述の2つの場合の他に、例えば以下に説明
する本発明の実施の形態のように、濾過体の外周にスク
リュウの回転軸線方向に延びるように設けた洗浄管を濾
過体の周方向に回動可能としたものなどであってもよ
い。また、特にこれらのように洗浄手段自体が移動して
濾過体との間に相対移動する場合には、上記洗浄手段
と、この洗浄手段に上記洗浄液を供給する供給源との間
に、該洗浄手段の上記濾過体に対する相対移動に追従可
能な接続管を介装すれば、この洗浄手段の移動位置に関
わらずに洗浄液をその供給源から洗浄手段に確実に供給
することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1ないし図6は、本発明の一実
施形態を示すものである。本実施形態のスクリュウプレ
ス式濾過装置においては、架台1上に横長箱型のケーシ
ング2が載置されてその内部が濾過室3とされており、
この濾過室3内にスクリュウ4がその回転軸線Oを水平
にして配置されている。このスクリュウ4は上記軸線O
を中心としてスクリュウシャフト4Aの外周にスクリュ
ウ羽根4Bが螺旋状に形成されたものであって、スクリ
ュウシャフト4Aの両端部はケーシング2の両端外壁2
A,2Bから突出して軸受5,5に回転自在に支持され
ており、このうちスクリュウ4の一端側(図1、2にお
いて左側)では、外壁2Aに形成された孔から上記スク
リュウ羽根4Bごとスクリュウシャフト4Aが突出させ
られていて、その周りは有底円筒状のカバー2Cによっ
て覆われている。また、スクリュウ4の他端側(図1、
2において右側)の軸受5に支持されたスクリュウシャ
フト4A端部にはギア4Cが取り付けられており、架台
1の側方下部に配置されたモータ等の駆動装置6がチェ
ーン7を介してこのチェーンホイール4Cに連結される
ことにより、スクリュウ4は軸線O回りに回転可能とさ
れ、その一端側から供給された処理物を他端側に搬送す
る。
【0008】なお、本実施形態では、上記スクリュウ羽
根4Bの捩れ角および外径はともに一定とされる一方、
スクリュウシャフト4Aの外径は一端側から他端側に向
かうに従い漸次拡径するようになされており、スクリュ
ウシャフト4A外周において軸線O方向に隣接するスク
リュウ羽根4B同士の間の空間が、処理物の含水率に合
わせて一端側よりも他端側の方が小さくなるようにされ
ている。ただし、このようにスクリュウシャフト4Aの
外径を他端側で大きくなるように変化させる代わりに、
スクリュウシャフト4Aの外径は一定としてスクリュウ
羽根4Bのピッチを他端側に向けて小さくすることによ
り他端側の上記空間を小さくしたり、あるいはこれらを
併せて、他端側でスクリュウシャフト4Aの外径を大き
くするとともにスクリュウ羽根4Bのピッチを小さくす
ることにより、処理物の含水率に合わせて上記空間を他
端側で小さくするようにしてもよい。
【0009】一方、上記濾過室3内には、スクリュウ4
の軸線O方向略中央部とスクリュウ羽根4Bが設けられ
た部分の他端部との位置に合わせて、スクリュウ4が挿
通される孔が形成された隔壁8A,8Bが設けられてお
り、これらの隔壁8A,8Bによって濾過室3内は、上
記一端側から他端側に向けて順に、ケーシング2の一端
側の外壁2Aから一端側の隔壁8Aまでの間の第1の濾
過室3Aと、この隔壁8Aから他端側の隔壁8Bまでの
間の第2の濾過室3Bとの複数の濾過室に分割されると
ともに、この第2の濾過室3Bの他端側の隔壁8Bと他
端側の外壁2Bとの間の部分はケーキ排出室3Cとされ
ている。なお、これら第1、第2の濾過室3A,3Bの
底部には、両濾過室3A,3Bで濾過された濾液をまと
めて排出する濾液排出口9Aが設けられるとともに、ケ
ーキ排出室3Cの底部にはケーキ排出口9Bが設けられ
ている。
【0010】さらに、これら第1、第2の濾過室3A,
3B内には、概略円筒状をなす濾過体10が上記軸線O
方向に配設されていて、スクリュウ4はこの濾過体10
の内周に挿入されており、処理物はスクリュウ4によっ
て一端側から他端側に搬送される間にこの濾過体10に
よって脱水されて濾過される。ここで、本実施形態で
は、第1の濾過室3Aには、スクリュウ4の上記スクリ
ュウ羽根4Bの外径よりも僅かに大きな内径を有して軸
線O方向に長い略円筒状をなす第1の濾過体10Aが、
その中心軸を上記軸線Oに一致させて配設される一方、
第2の濾過室3Bには、個々の軸線O方向の長さが第1
の濾過体10Aよりも短い概略円環状の第2の濾過体1
0Bが複数、その中心軸を上記軸線O方向に向けて該軸
線O方向に並べられるように配設されている。
【0011】これらの濾過体10A,10Bはいずれ
も、その中心軸方向両端に設けられた円環板状の一対の
フランジ同士の間に、多数のウェッジワイヤー11…
が、それぞれ断面先細りとなる側を外周側に向け、かつ
互いに極小さな濾過間隔を開けて取り付けられることに
より、その胴周部に上記処理物を濾過する濾過部12が
形成されたものである。ただし、第1の濾過体10Aに
おいては、図5および図6に示すように上記ウェッジワ
イヤー11…はそれぞれ該濾過体10Aの中心軸方向す
なわち上記軸線O方向に延びるように配設されているの
に対し、第2の濾過体10Bではリング状のウェッジワ
イヤー11…が両フランジ同士を連結するサポートロッ
ド等を介して第2の濾過体10Bの中心軸方向に多数並
べられた構成とされ、すなわちこれら第1、第2の濾過
体10A,10Bで濾過部12に形成される濾過間隔の
方向は異なるものとされている。
【0012】このうち、上記第1の濾過室に配設される
第1の濾過体10Aは、濾過室3の一端側の外壁2Aに
形成されてスクリュウ4が突出する上記孔の周りから上
記隔壁8Aにかけて延びるように、これら外壁2Aと隔
壁8Aとに固定されて配設されており、またこの外壁2
Aに設けられた上記カバー2Cには、スクリュウ4と濾
過体10との間に処理物を供給する供給管13が連結さ
れている。一方、第2の濾過室3Bにおいては、軸線O
方向に隣接する上記第2の濾過体10B,10B同士の
間それぞれに、スクリュウ4が挿通される孔が中央に形
成された平板状の固定体14が、隔壁8A,8B間に渡
された複数の取付軸15…に取り付けられて軸線Oに垂
直かつ互いに平行に固定されることにより、両側の第2
の濾過体10B,10Bの上記フランジと摺動可能に密
着するように介装されていて、軸線O方向に第2の濾過
体10B…と固定体14…とが交互に並ぶように配設さ
れており、スクリュウ4はこれら第2の濾過体10B…
と固定体14の孔との内周に挿入されている。
【0013】さらに、本実施形態では、この第2の濾過
室3B内において、上記第2の濾過体10B…および固
定体14…の外周に、これらや上記取付軸15…に干渉
しないように複数のカムシャフト16…が互いに周方向
に等間隔かつそれぞれ軸線Oに平行に渡されて、その他
端側に取り付けられたチェーンホイール16Aが上記駆
動装置6の上方に設けられたカムシャフト16駆動用の
他の駆動装置17にチェーン18によって連結されるこ
とにより回転可能に支持されており、これらのカムシャ
フト16…には、各第2の濾過体10B…の上記フラン
ジ外周に摺接可能なカム16B…が取り付けられてい
て、これらのカムシャフト16…が1つの第2の濾過体
10Bに対してそのカム16B…の位相を一致させなが
ら回転されることにより、第2の濾過体10B…は、そ
れぞれの中心軸を中心として互いに独立してスクリュウ
4の周方向にその全周に亙って回転可能に支持されると
ともに、それぞれの中心軸が上記軸線Oと平行とされた
まま該軸線Oに対して偏心して回転させられる。しか
も、カムシャフト16に設けられた上記カム16B…の
位相は、上記軸線O方向に向けて所定の位相差で順次ず
らされており、これにより上記中心軸の偏心の状態が軸
線O方向に隣接する第2の濾過体10B…同士で異なっ
たものとされる。
【0014】なお、この第2の濾過体10Bの内径は、
本実施形態では第1の濾過体10Aの内径よりも大きく
されて、該第2の濾過体10Bが偏心することによって
その内周部がスクリュウ羽根4B外周に接近する部分で
は、該スクリュウ羽根4Bに干渉しない範囲で固定体1
4の上記孔よりも内周側に突出する一方、この内周部が
スクリュウ羽根4B外周から離間する部分では、上記孔
よりも外周側に後退するようにされている。また、この
第2の濾過体10Bの上記濾過部12においては、その
ウェッジワイヤー11…間の濾過間隙の大きさが、第1
の濾過体10Aの濾過部12の濾過間隙よりも小さくさ
れている。
【0015】さらに、本実施形態では、こうして第1、
第2の濾過体10A,10B…が配設された第1、第2
の濾過室3A,3Bのそれぞれにおいて、これら濾過体
10A、10B…の外周に、該濾過体10A、10B…
に向けて洗浄液(洗浄水)Lを噴射することにより濾過
体10A,10B…を洗浄する洗浄管19,20が洗浄
手段として上記スクリュウ4の回転軸線O方向に向けて
延びるように配設されており、このうち第1の濾過室3
Aに配設される洗浄管19が上記濾過体10(第1の濾
過体10A)の周方向に回動可能とされていて、この第
1の濾過体10Aに対して相対的に移動可能とされてい
る。従って、本実施形態における濾過体10(第1の濾
過体10A)と洗浄手段(洗浄管19)との相対移動方
向は、軸線Oを中心とした周回り方向となる。
【0016】なお、この洗浄管19は、本実施形態で
は、ステンレス鋼などの十分な剛性を有する金属材料に
より形成された円管状の直管であって、上記軸線Oに平
行となるように、かつこの平行状態を維持したまま回動
可能に配設されており、その外周には多数のノズル19
A…が軸線O方向に等間隔に直列に並ぶように、かつ該
洗浄管19の回動位置に関わらず、軸線Oに直交する断
面において常に該軸線Oに向けてそのノズル孔が開口す
るように設けられている。また、本実施形態では、この
ような洗浄管19が第1の濾過体10Aの外周に複数本
(本実施形態では3本)、周方向に等間隔に、すなわち
軸線Oを中心として120°ずつ周方向にずらされて配
設されており、しかもこれらの洗浄管19…は、第1の
濾過体10Aの外周を周方向に等分割した範囲、すなわ
ち軸線Oを中心とした中心角120°の円弧状の範囲内
で、互いに一体的に往復回動可能とされている。
【0017】ここで、このように洗浄管19…を第1の
濾過体10Aの周方向に一体的に回動自在とするため
に、本実施形態では、この第1の濾過体10Aの外周
に、スクリュウ4の回転軸線Oを中心とする円環状の一
対の取付部材21,21が第1の濾過体10Aの両端部
寄りにそれぞれ設けられ、これらの取付部材21,21
の外周には全周に亙って歯車の歯面21Aが形成されて
いるとともに、同じく第1の濾過体10Aの両端部寄り
の第1の濾過室3A内の下部両側には、上記外壁2Aと
隔壁8Aとから軸線Oに平行に第1の濾過室3A内に突
出させられた支持軸22Aの先端に、上記歯面21Aに
噛合する従動ギア22Bが回転自在に取り付けられた支
持手段22…がそれぞれ設けられ、さらに第1の濾過室
3A内の上部には、モータ等の駆動装置23Aに連結さ
れて回転駆動可能とされた駆動軸23Bがやはり軸線O
に平行に架け渡されていて、この駆動軸23Bには取付
部材21,21の上記歯面21Aに噛合する駆動ギア2
3Cが取り付けられ、駆動手段23が設けられている。
そして、上記洗浄管19…は、その上記ノズル21A…
を軸線Oに向けて上記取付部材21,21の内周に周方
向に等間隔に取り付けられており、上記支持手段22…
によって回転自在に支持された取付部材21,21が駆
動手段23によって120°の範囲で往復回動されるの
に伴い、軸線Oを中心にやはり120°の範囲で往復回
動可能とされる。
【0018】さらに、本実施形態では、軸線O方向にお
いて上記一対の取付部材21,21の中間に、やはり軸
線Oを中心とした円環状の導水管24が配設されてい
て、各洗浄管19…はその中央部分においてこの導水管
24に連結されて互いの内部が連通させられており、従
ってこの導水管24もまた洗浄管19…や取付部材2
1,21と一体的に軸線O回りに120°の範囲で往復
回動可能とされる。そして、この導水管24には、図1
および図4に示すようにその両端部が上記軸線Oに平行
な軸線P,Q,R回りに回動自在かつ互いに液密に連結
された、いわゆるスイベルジョイント構造を採る複数
(本実施形態では2つ)のエルボ管25A,25Bより
なる接続管25の一端(エルボ管25Aの一端)が接続
されるとともに、この接続管25の他端(エルボ管25
Bの他端)は、上記洗浄管19…に向けて洗浄液を供給
する図示されない洗浄液の供給源に連結された供給管2
6に接続されている。なお、これら導水管24、接続管
25、および供給管26もまた、本実施形態では上記洗
浄管19…と同じくステンレス鋼などの十分な剛性を有
する金属材料により形成されている。
【0019】すなわち、この接続管25は、上記導水管
24から軸線Oに平行に突出する連結管24Aの先端
に、概略「コ」字状をなす上記エルボ管25Aの折れ曲
がった一端が、上記軸線Pにおいて互いに同軸にこの軸
線P回りに回動自在かつ液密に接続されるとともに、こ
のエルボ管25Aの他端には、両端が互いに逆向きに折
れ曲がったL字状をなしている上記エルボ管25Bの折
れ曲がった一端が、上記軸線Qにおいて互いに同軸に該
軸線Q回りに回動自在かつ液密に接続され、さらにこの
エルボ管25Bの折れ曲がった他端が、上記供給管26
の軸線Oに平行に向けられた先端部26Aに、その上記
軸線Rにおいて同軸に、該軸線R回りに回動自在かつ液
密に接続されている。従って、このように接続されて上
記導水管24と供給管26との間に介装された接続管2
5は、図4に示すように少なくとも導水管24の往復回
動に伴う上記連結管24Aの往復回動範囲S内におい
て、両エルボ管25A,25Bが曲折しながらこの連結
管24Aの往復回動に追従可能とされている。
【0020】そして、本実施形態では、上記洗浄管19
…のノズル19Aから噴射される洗浄液Lが、図6に示
すように第1の濾過体10Aの周方向に偏平した平面
状、すなわち上記濾過体10(第1の濾過体10A)と
洗浄手段(洗浄管19)との相対移動方向に偏平した平
面状をなして該第1の濾過体10Aに噴射されるように
なされており、特に洗浄管19…がスクリュウ4の回転
軸線Oに平行とされているのに伴い、この偏平した洗浄
液Lがなす平面Tも、略軸線Oを含む平面方向に延びる
ように、あるいはこれに対して5〜10°程度までの極
小さな角度で傾斜した平面方向に延びるようにされてい
る。なお、このように周方向に偏平した平面状に洗浄液
Lを噴射させるには、上記ノズル19Aの噴射孔も第1
の濾過体10Aの周方向に偏平した形状としたり、ある
いは凹円錐状の一般的な噴射孔の内周面に、上記平面T
に沿って凹溝を形成したりすればよい。しかして、この
ようなノズル19Aから噴射される洗浄液Lは、軸線O
方向に関しては三角形状に広がって、隣接するノズル1
9A…同士でその端部が重なり合って第1の濾過体10
Aの外周面に該軸線O方向に連続するように噴射され
る。一方、このような第1の濾過室3Aに配設される回
動可能な洗浄管19…に対して、第2の濾過室3B内に
配設される上記洗浄管20は、やはりその外周面に多数
のノズルを備えた一対の洗浄管20,20が、第2の濾
過体10Bの上部両側に軸線Oに平行に上記隔壁8A,
8B間に架け渡された構成とされており、洗浄管19…
のように回動することなく、これら隔壁8A,8Bに固
定されている。
【0021】なお、こうして洗浄管19,20が設けら
れた第1、第2の濾過室3A,3Bの次の上記ケーキ排
出室3Cにおいては、スクリュウ4のスクリュウシャフ
ト4Aがこのケーキ排出室3Cにまで延長されるととも
に、この延長された部分には、円環状のスリーブ27が
上記軸線O方向に進退可能に外嵌されている。このスリ
ーブ27は、スクリュウ4が挿通されるとともに濾過さ
れたケーキを排出するために上記隔壁8Bに形成された
孔の内径よりも大きな外径を有し、かつその円環状をな
す先端面が外周側に向かうに従いスクリュウシャフト4
Aの他端側に向かうように傾斜したテーパ面状に形成さ
れている。また、このスリーブ27の上記他端側には、
上記外壁2Bに取り付けられたエアシリンダー28のピ
ストンロッドが連結されていて、このピストンロッドが
上記軸線Oに平行に一端側に向けて出没してスリーブ2
7を進退せしめることにより、このスリーブ27と隔壁
8Bの上記孔との間隔を適当に設定して該孔からのケー
キの排出量を調整することが可能となる。
【0022】しかして、このように構成されたスクリュ
ウプレス式濾過装置においては、洗浄手段としての洗浄
管19のノズル19Aから噴射される洗浄液Lが、図9
に示した一般的なノズルKから噴射されるコーン(円
錐)状ではなく、上述のように第1の濾過体10Aの周
方向に偏平した平面状とされているので、個々のノズル
19Aへの洗浄液Lの供給量や供給圧が同じであって
も、第1の濾過体10A外周の濾過部12への噴射面積
は周方向に偏平した分だけ小さく、逆にこの濾過部12
への単位面積当たりの供給量や供給圧は大きくなる。従
って、軸線O方向には上記平面Tに沿って三角形状に広
がったこの洗浄液Lの両端部でも、十分に大量・高圧の
洗浄液Lを上記濾過部12に吹きつけることができ、こ
のような洗浄液Lが、洗浄管19に設けられたノズル1
9A…からその端部を重ねて軸線O方向に連続しつつ、
洗浄管19の回動に伴い第1の濾過体10Aの周方向に
回転して相対移動することにより、この第1の濾過体1
0A外周の濾過部12を、軸線O方向にも、また周方向
にも、全体に亙って満遍なく、しかも確実に洗浄して、
この濾過部12に付着した付着物を除去することが可能
となる。
【0023】一方、本実施形態では、第1の濾過室3A
に設けられる上記洗浄手段としての洗浄管19が、上述
のようにスクリュウ4の回転軸線O方向に延びるように
配設されて、第1の濾過体10Aの外周を周方向に回動
可能とされているので、従来の洗浄管を固定して濾過体
を回転させるものに比べては、濾過体にさほど高い強度
や剛性を要したり、スクリュウの正逆回転にこの濾過体
の係脱可能とするような複雑な装置構造を要したりする
ことがなく、比較的簡略な装置構成で濾過体10(第1
の濾過体10A)の洗浄を行うことができる。また、従
来の洗浄管をスクリュウの回転軸線方向に移動させるも
のに対しては、第1の濾過体10Aの全長に比べて短い
全周方向に洗浄管19を移動させればよいので、第1の
濾過体10Aの外周全面を洗浄するのに要する洗浄時間
の短縮を図ることができ、従って上述のような簡略な構
造ながら効率的な洗浄を図ることが可能となる。
【0024】さらに、本実施形態では、この第1の濾過
体10Aの外周に複数(3本)の洗浄管19…が周方向
に等間隔に配設されており、これらの洗浄管19…が第
1の濾過体10A外周を等分割(3分割)した範囲内で
一体的に往復回動可能とされているので、第1の濾過体
10Aの全周を洗浄するにしても、個々の洗浄管19は
この等分割された範囲内のみを回動すればよく、従って
洗浄時間の一層の短縮を図ることができて、さらに効率
的な洗浄を促すことが可能となる。また、特にこのよう
に複数の洗浄管19…を一体的に回動可能とするのに、
本実施形態においては、第1の濾過体10Aの外周に、
スクリュウ4の軸線Oを中心とする円環状の取付部材2
1,21と、これらの取付部材21,21を軸線O回り
に回転自在に支持する支持手段22…と、取付部材2
1,21を軸線O回りに回動せしめる駆動手段23とを
設けており、この駆動手段によって回動される取付部材
21,21に洗浄管19…が取り付けられているので、
これらの洗浄管19…が周方向に等間隔とされた状態を
維持したまま、確実に軸線O回りに回動させることがで
きる。
【0025】さらにまた、こうして洗浄管19…が回動
可能とされて濾過体10(第1の濾過体10A)に対し
て相対移動可能とされるのに伴い、本実施形態では、こ
れらの洗浄管19…が円環状の導水管24に接続される
とともに、この導水管24の上記連結管24Aと洗浄液
Lの供給管26の上記先端部26Aとの間に、スクリュ
ウ4の上記回転軸線Oに平行な軸線P,Q,R回りに互
いに回動自在かつ液密に連結された複数のエルボ管25
A,25Bよりなる接続管25が介装されており、これ
らのエルボ管25A,25Bが軸線P,Q,R回りに回
動しながら接続管25が曲折して導水管24の回動に追
従し、上記供給源からの洗浄液Lを確実に洗浄管19…
に供給することができる。従って、本実施形態によれ
ば、この洗浄管19…に設けられたノズル19A…から
安定して上述のような高い供給圧および供給量の洗浄液
Lを噴射させることが可能となり、これによって濾過体
10(第1の濾過体10A)の外周をより確実に洗浄す
ることが可能となる。
【0026】しかも、本実施形態では、この洗浄管19
…と洗浄液Lの供給源との間に介装される接続管25
が、上述のようなエルボ管25A,25Bによって構成
されている。しかるに、この点、例えば当該濾過装置が
比較的小型のものであって、供給源からの洗浄液Lの供
給圧もそれほど高くない場合には、このような接続管2
5に代えてゴム管等のフレキシブルチューブを用いるこ
とが可能であるが、供給圧が高くなるとこのようなゴム
管等では破裂等が生じるおそれがあるのに対し、このよ
うなエルボ管25A,25Bよりなる接続管25を洗浄
管19…と供給源との間に介装した本実施形態の濾過装
置によれば、これらのエルボ管25A,25Bを剛性の
高い金属材料等によって形成することができるので、供
給圧が低い場合から高い場合においても、安定かつ確実
な洗浄液Lの供給を図ることが可能となる。
【0027】また、本実施形態の濾過体10は、この第
1の濾過体10Aはもとより上記第2の濾過体10につ
いても、その胴周部に形成される濾過部12が、多数の
ウェッジワイヤー11…を、その断面先細りとなる側を
外周側に向けて互いに極小さな濾過間隔を開けて取り付
けられたものであり、従って濾過体10内を搬送される
処理物中の固形分がこの濾過間隔から漏れ出て濾過体1
0外周に付着したとしても、隣接するウェッジワイヤー
11…間の間隔は外周側に向かうほど大きくなるので、
かかる付着物を除去し易いという利点が得られる。そし
て、上記第1の濾過体10Aにおいてその濾過部12
は、この多数のウェッジワイヤー11…がそれぞれ軸線
O方向に延びて、互いに周方向に上記濾過間隔を開けて
並ぶように配設されているのに対し、回動可能な洗浄管
19…から噴射される洗浄液Lはこの周方向に移動しな
がら該濾過部12を洗浄することとなるので、図6に示
したように洗浄液Lは外周側に大きく開いたウェッジワ
イヤー11…間に向けて真っ直ぐ噴射させられることと
なり、上述のように除去され易い付着物を直接的に弾き
飛ばすように洗浄することが可能となって、より一層効
率的かつ確実な洗浄を図ることができる。
【0028】なお、本実施形態では、第1の濾過室3A
の次の第2の濾過室3Bにおいては洗浄管20が固定さ
れたままとされているが、この第2の濾過室3Bにおい
ても、同様に洗浄管20を回動させるようにしてもよ
い。ただし、この第2の濾過室3Bにおける上記第2の
濾過体10B…は、それぞれが上述のようにその周方向
に全周に亙って回転可能に支持されていて、スクリュウ
4との間を搬送される処理物との接触などによって回転
させられるので、本実施形態のように固定された洗浄管
20,20から噴射される洗浄液Lによっても十分効率
的な洗浄を行うことができる。そして、これらのように
洗浄管20を回動可能とする場合、または洗浄管20を
固定して第2の濾過体10B…の回転によりその全周の
洗浄を行う場合でも、これら濾過体10(第2の濾過体
10B…)と洗浄手段(洗浄管20)との相対移動方向
は、第1の濾過室3Aの第1の濾過体10Aと洗浄管1
9の場合と同じく第2の濾過体10B…の周方向となる
ので、洗浄管20から噴射される洗浄液をこの周方向に
偏平した平面状とすれば、この第1の濾過室3Aにおけ
る洗浄と同様の効果を得ることができる。
【0029】さらに、本実施形態では、このように洗浄
管19,20が濾過体10の外周にスクリュウ4の軸線
O方向に延びるように配設されて、これら洗浄管19,
20と濾過体10とが軸線Oを中心とした周方向に相対
的に移動、すなわち相対回転可能とされた場合について
説明したが、例えば本発明を上述した従来の前者の洗浄
手段を備えた濾過装置に適用して、図7に示す第2の実
施形態のように濾過体10の外周にこれより一回り大き
な円環状の洗浄管31を軸線Oを中心として配設すると
ともに、この洗浄管31を軸線O方向に移動可能とし、
この洗浄管31の内周に設けたノズルから洗浄液Lを、
濾過体10と洗浄管31との相対移動方向すなわちスク
リュウ4の回転軸線O方向に偏平した平面状として噴射
させるようにしてもよい。また、図8に示す第3の実施
形態のように本発明を上述した従来の後者の洗浄手段を
備えた濾過装置に適用して、濾過体10をスクリュウの
逆回転に係合して回転駆動可能とするとともに、洗浄管
32は軸線O方向に延びるように固定的に設け、この洗
浄管32の外周に設けたノズルから平面状の洗浄液Lを
噴射してもよく、この場合の濾過体10と洗浄管32と
の相対移動方向は図1ないし図6に示した実施形態と同
じとなるので、洗浄液Lは濾過体10の周方向に偏平し
た平面状とすればよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
洗浄手段から噴射される洗浄液を濾過体との相対移動方
向に偏平した平面状とすることにより、すなわち濾過体
と洗浄手段とがスクリュウの回転軸線方向に相対移動す
る場合はこの軸線方向に向けて偏平した平面状とし、ま
た濾過体と洗浄手段とが濾過体の周方向に相対移動する
場合にはこの周方向に偏平した平面状とすることによ
り、その端部でも十分な供給圧および供給量の洗浄液を
濾過体外周に吹きつけることが可能となり、これによ
り、この濾過体を全体的に満遍なく洗浄することが可能
となって、付着物を確実に除去することができる。ま
た、特に洗浄手段自体が移動する場合には、この洗浄手
段と洗浄液の供給源との間に該洗浄手段の相対移動に追
従可能な接続管を介装することにより、洗浄手段の移動
位置に関わらず洗浄液を確実に洗浄手段に供給すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す側断面図である。
【図2】 図1に示す実施形態の平面図である。
【図3】 図1、図2におけるXX断面図である。
【図4】 図1、図2におけるYY断面図である。
【図5】 図1に示す実施形態の第1の濾過室3A内を
示す斜視図である(ただし、スクリュウ4は図示が略さ
れている。)。
【図6】 図5におけるZZ断面図である。
【図7】 本発明の第2の実施形態を示す斜視図であ
る。
【図8】 本発明の第3の実施形態を示す斜視図であ
る。
【図9】 洗浄液Lをコーン状に噴射した場合を示す図
である。
【符号の説明】
3 濾過室 3A 第1の濾過室 3B 第2の濾過室 4 スクリュウ 10 濾過体 10A 第1の濾過体 10B 第2の濾過体 11 ウェッジワイヤー 12 濾過部 19,20,31,32 洗浄管 21 取付部材 22 支持手段 23 駆動手段 24 導水管 25 接続管 25A,25B エルボ管 26 供給管 O スクリュウ4の回転軸線 P,Q,R 軸線Oに平行な軸線 L 洗浄液 T 洗浄液Lが偏平する方向に沿った平面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根尾 航太郎 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 阿部 研 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の濾過体の内周にスクリュウが回転
    可能に挿入されて、このスクリュウの一端側から上記濾
    過体との間に供給された処理物を、該スクリュウの回転
    によって他端側に搬送しつつ、上記濾過体により濾過す
    るスクリュウプレス式濾過装置であって、上記濾過体の
    外周には、この濾過体に向けて洗浄液を噴射することに
    より該濾過体を洗浄する洗浄手段が配設されるととも
    に、この洗浄手段と上記濾過体とが相対的に移動可能と
    されており、上記洗浄液は、相対的に移動する上記濾過
    体との相対移動方向に偏平した平面状をなして該濾過体
    に向けて噴射されることを特徴とするスクリュウプレス
    式濾過装置。
  2. 【請求項2】 上記洗浄液は、上記スクリュウの回転軸
    線方向に向けて偏平した平面状をなして噴射されること
    を特徴とする請求項1に記載のスクリュウプレス式濾過
    装置。
  3. 【請求項3】 上記洗浄液は、上記濾過体の周方向に向
    けて偏平した平面状をなして噴射されることを特徴とす
    る請求項1に記載のスクリュウプレス式濾過装置。
  4. 【請求項4】 上記洗浄手段と、この洗浄手段に上記洗
    浄液を供給する供給源との間には、該洗浄手段の上記濾
    過体に対する相対移動に追従可能な接続管が介装されて
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載のスクリュウプレス式濾過装置。
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