JP2002224264A - 遊技台 - Google Patents

遊技台

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JP2002224264A
JP2002224264A JP2001030141A JP2001030141A JP2002224264A JP 2002224264 A JP2002224264 A JP 2002224264A JP 2001030141 A JP2001030141 A JP 2001030141A JP 2001030141 A JP2001030141 A JP 2001030141A JP 2002224264 A JP2002224264 A JP 2002224264A
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reel
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Kazuhiro Hamada
和宏 浜田
Shintaro Ishida
慎太郎 石田
Reo Toyoda
玲央 豊田
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Daito Giken KK
Original Assignee
Daito Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】複数種類の図柄を施した複数のリールを回転さ
せ、リールの停止時に前記図柄の組合せを表示する遊技
台において、遊技性を向上し得る図柄の表現形式を採用
した遊技台を提供すること。 【解決手段】リールの停止時にリール表示窓上に複数の
リールのうちの少なくとも2つ以上のリールの図柄を用
いて合成図柄を表示することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシン、
パチンコ等の遊技台に関する。
【0002】
【従来の技術】スロットマシンのような複数種類の図柄
の組合せを表示可能な遊技台では、遊技者の目に最も止
まりやすいのがリール等に施される図柄であり、各図柄
の表現により遊技性が左右される場合も少なくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、ど
の種類の遊技台も基本的に同じような図柄が採用されて
おり、また、図柄の種類も乏しく多様性に欠けるという
問題があった。
【0004】従って、本発明の主たる目的は、遊技性を
向上し得る図柄の表現形式を採用した遊技台を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数種
類の図柄を施した複数のリールを回転させ、当該リール
の停止時に前記図柄の組合せを表示する遊技台であっ
て、前記リールの停止時に、少なくとも2つの前記リー
ルに施された前記図柄により構成される、予め定めた合
成図柄が現れることを特徴とする遊技台が提供される。
【0006】また、本発明によれば、複数種類の図柄を
施した複数のリールを回転させ、当該リールの停止時に
前記図柄の組合せを表示する遊技台であって、前記リー
ルの前記図柄が、シンボル部分と背景部分とから構成さ
れる図柄を含み、少なくとも1つの前記リールには、前
記シンボル部分と背景部分とから構成される図柄が複数
連続して施されており、それらの前記背景部分は、一つ
の文字列又は図形を構成していることを特徴とする遊技
台が提供される。
【0007】また、本発明によれば、複数種類の図柄を
施した複数のリールを回転させ、当該リールの停止時に
前記図柄の組合せを表示する遊技台であって、前記図柄
の背景色が、複数色あることを特徴とする遊技台が提供
される。
【0008】また、本発明によれば、複数種類の図柄を
施した複数のリールを回転させ、当該リールの停止時に
前記図柄の組合せを表示する遊技台であって、少なくと
も一つの前記リールの縁の形状が、当該リールに施され
た少なくとも一つの前記図柄の形状に一致していること
を特徴とする遊技台が提供される。
【0009】また、本発明によれば、複数種類の図柄を
施した複数のリールを回転させ、当該リールの停止時に
前記図柄の組合せを表示する遊技台であって、前記図柄
には、前記リールの幅からはみ出す大きさの図柄が含ま
れることを特徴とする遊技台が提供される。
【0010】また、本発明によれば、複数種類の図柄を
施した複数のリールを回転させ、当該リールの停止時に
前記図柄の組合せを表示する遊技台であって、すくなく
ともいずれか一つの前記リールの幅が、他の前記リール
の幅よりも広く、幅の広い前記リールに施された前記図
柄は、他の前記リールに施された図柄よりも大きいこと
を特徴とする遊技台が提供される。
【0011】また、本発明によれば、複数種類の図柄を
施した複数のリールを回転させ、内部抽選を行って内部
当選の当否を判定し、前記内部当選と判定された場合で
あって、かつ、前記リールの停止時における前記図柄の
組合せが、予め定めた組合せである場合に入賞を確定す
る遊技台であって、前記内部当選と判定されていた場合
に、これを報知する報知手段を備え、前記報知手段は、
少なくとも、前記リールの停止時における前記図柄の組
み合せが所定の組合せである場合に前記報知を行うこと
を特徴とする遊技台が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係るスロットマシン100の斜視図である。
【0013】[スロットマシン100の構成]スロット
マシン100は、前面扉101と箱体102とを備え
る。以下、各構成毎に説明する。
【0014】(1)リール110〜112 図1に示すスロットマシン100の箱体102の内部に
は、外周面に特定図柄を含む複数種類の図柄を配列した
リールが3個(左リール110、中リール111、右リ
ール112)収納され、スロットマシン100の内部で
回転できるように構成されている。各リール110〜1
12の外周面には、それぞれ各種図柄が適当数(ここで
は略等間隔に21コマの図柄が列状に配置されている)
描かれている。
【0015】リール110〜112の図柄は、各リール
に対応してスロットマシン100の前面扉101に設け
られたリール表示窓上に、縦方向に3コマ表示される。
従って、全リールが停止した場合、遊技者は、3×3の
合計9コマの図柄を見ることができる。
【0016】また、各リール110〜112の裏側に
は、表示される個々の図柄を照らすためのバックライト
が、リール表示窓の上・中・下段位置に対応して1つず
つ、計3個配置されている。なお、本実施の形態では、
3個のリールを備えているが、リールの数やリールの設
置位置はこれに限定されるものではない。
【0017】(2)表示部120〜128 入賞表示ランプ120は、各遊技ごとに有効となる入賞
ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、
スロットマシンに投入されたメダルの枚数によって変化
する。例えば、図1に示すように5本の入賞ラインを採
用した場合、メダルを1枚投入した時は中段の水平入賞
ライン、2枚投入した時は上段および下段の水平入賞ラ
インを加えた3つの入賞ライン、3枚投入した時は更に
斜めの入賞ライン2本を加えた5ラインが、有効とな
る。なお、入賞ラインの数は5本に限定されるものでは
ない。
【0018】スタートランプ121は、各リール110
〜112が回転することができる状態であることを知ら
せるランプである。再遊技ランプ122は、リール表示
窓に表示された図柄の組合せが、再遊技に入賞した時
に、遊技者へ次の遊技が再遊技であることを知らせるラ
ンプである。告知ランプ123は、内部抽選の結果、特
別遊技(ここではいわゆるビッグボーナス)に内部当選
したことを遊技者に報知するランプである。
【0019】払出枚数表示器124は、何らかの入賞役
に入賞した時に、遊技者へ払い出されるメダルの枚数を
表示する表示器である。遊技回数表示器125は、特別
遊技中の遊技回数等を表示する表示器である。貯留枚数
表示器126は、スロットマシン内に貯留されているメ
ダルの枚数を表示する表示器である。メダル投入ランプ
127は、遊技者にメダルの投入が可能であることを知
らせるランプである。演出用ランプ128は、遊技の興
趣を高めるためのいわゆる演出に使用されるランプであ
る。
【0020】(3)操作部130〜140 これらは遊技者により操作が行われる構成部分である。
【0021】メダル投入ボタン130、131、132
は、各ボタンに予め定められた枚数を最大数として、貯
留されたメダルをスロットマシンへ投入するためのボタ
ンであり、1枚投入ボタン130、2枚投入ボタン13
1、3枚投入ボタン132からなる。これらのボタンを
押下することにより1回の遊技に1〜3枚のメダルがス
ロットマシンへ投入される。
【0022】メダル投入口134は、遊技を開始するに
当たって遊技者がメダルを投入する個所である。スター
トレバー135は、リール110〜112の回転を開始
させるレバーである。ストップボタン136〜138
(左、中、右リールストップボタン)は、押下すること
によって対応するリール110〜112を停止させるボ
タンである。
【0023】貯留/精算ボタン139は、スロットマシ
ン100内に貯留されているメダルを精算して排出する
ための精算機能と、遊技者がメダル投入口134から投
入したメダルまたは入賞により獲得したメダルを最大5
0枚まで貯留するか否かを切換える貯留切換機能とを兼
ねている。
【0024】ドアキー140は、時計方向に回すとロッ
クが解除されて前述したスロットマシンの前面扉101
を開けることができる。
【0025】(4)化粧パネル150 化粧パネル150は、スロットマシン100の機種名
や、スロットマシン100を装飾するためのイラストや
配当表が描かれているパネルである。 配当表151
は、各入賞役の図柄組合せ、及びその入賞役に対して払
い出されるメダルの枚数(すなわち、配当)を表示して
いる。
【0026】(5)メダル排出口周辺部160〜163 メダル排出口160は、入賞によって払い出されるメダ
ルの排出口であり、払い出されたメダルはメダル受皿1
61に溜まるようになっている。音孔162はスロット
マシン100内部に設けられているスピーカーの音を出
力するために設けられた穴である。
【0027】(6)上部表示部170 各遊技状態に応じて点灯/消灯/点滅し、遊技全体を盛
り上げるための装飾用のランプとして使用される。
【0028】(7)サブリール180〜182 スロットマシン100の各種内部情報を表示すると共
に、ボーナスの内部当選への期待感を高める演出を行う
ために使用されるリールである。これらサブリールは、
リール110〜112とそれぞれ対応付けられており、
本実施の形態では、左サブリール180が左リール11
0に、中サブリール181が中リール111に、右サブ
リール182が右リール112に、それぞれ対応付けら
れている。以下、リール110〜112を、サブリール
180〜182と区別するため、メインリールもとい
う。
【0029】各サブリール180〜182の内部には、
メインリール110〜112と同様、サブリール180
〜182上の図柄を裏側から照明するバックライト(後
述する)が設置されている。
【0030】なお、図1では、各サブリール180〜1
82とメインリール110〜112との対応が明確とな
るように、各サブリール180〜182を、それぞれ対
応するメインリール110〜112の上部に設置してい
るが、メインリール110〜112との対応付けがなさ
れていれば、サブリール180〜182の設置位置はこ
れに限定されるものではない。
【0031】例えば、各サブリールを、リール表示窓の
下側(すなわち、スタートランプ121〜投入可能ラン
プ127が配置されている個所)に配置してもよい。ま
た、サブリールを縦に3個連ねて、リール表示窓の右側
(すなわち、演出用ランプ128が配置されている個
所)、もしくは、リール表示窓の左側(入賞表示ランプ
120がある位置)に配置してもよい。
【0032】また、サブリール180〜182を縦に3
個連設する場合は、例えば上段のサブリールを左メイン
リール110に、中段のサブリールを中メインリール1
11に、下段のサブリールを右メインリール112に対
応付ければよい。また、サブリール180〜182の数
はメインリール110〜112の数と同数であれば良
く、3個に限定されるものではない。
【0033】さらに、本実施形態では、各サブリール1
80〜182につき、図柄が1コマだけ遊技者に見える
ようにしているが、例えば、サブリール180〜182
の径を大きくし、サブリール180〜182の図柄表示
範囲を縦方向に大きくする等して、複数コマ分の図柄を
表示可能としてもよい。これらのサブリール180〜1
82は、本実施の形態に示すように、機械的なものでな
くても、液晶表示装置(以下LCD)であってもよい。
又、LCDは各サブリール別々であっても、全部のサブ
リールが一体であってもよい。
【0034】[制御部の構成例]図2を参照し、スロッ
トマシン100の制御部の構成について説明する。
【0035】参照番号300は遊技全体を制御する主制
御部であり、参照番号400は遊技全体を盛り上げるた
めの演出用のランプ類(例えばバックライト等)、サブ
リール180〜182の駆動/停止制御、及び音声の出
力を行う副制御部である。本発明の実施の形態では、主
制御部300と、副制御部400に分けて構成している
が、副制御部の制御の一部又は全部を主制御部300で
行うようにしてもよいことは云うまでもない。
【0036】以下本実施の形態において制御の中心とな
る主制御部300と、主制御部300の指示に従い、遊
技者に対する演出などの制御を行う副制御部400の構
成について図2を参照して詳細に説明する。
【0037】(主制御部300)マイクロプロセッサ
(以下、MainCPU)310は、本実施の形態のス
ロットマシンにおける制御の中枢となる部分であり、バ
ス330を介して周辺部との制御信号やデータの受渡し
を行う。乱数発生器311は、内部抽選に用いられる乱
数を発生する乱数発生器であり、バス330を介して、
MainCPU310に接続されている。メダルセンサ
312は、メダル投入口134より投入された遊技用メ
ダルを検知する。
【0038】スタートレバーセンサ313は、スタート
レバー135が操作されたことを検知する。ストップボ
タンセンサ314は、遊技者がメインリール110〜1
12を停止させるために押下したストップボタン136
〜138から発生する信号を検知する。メダル投入ボタ
ンセンサ315は、メダル投入ボタン130〜132の
いずれかが押されたことを検知する。
【0039】オーバーフローセンサ316は、ホッパー
から補助タンクに溢れ出たメダルが規定量を超えたこと
を検知する。上述した各センサによりセンスされた各種
の入力信号は、入力インターフェース317を経て、バ
ス330を介してMainCPU310と接続され、M
ainCPU310により認識される。
【0040】ROM(リード・オンリー・メモリ)31
8は、スロットマシン100の主要部分の制御を行うた
めのプログラムや、メインリール110〜112の停止
制御を行うための制御データおよびデータテーブル等を
記憶している。RAM(ランダム・アクセス・メモリ)
319は、MainCPU310によって処理されるプ
ログラムのワークエリアを有し、可変データ等を記憶す
る。
【0041】モータ制御部320は、メインリール11
0〜112の回転あるいは停止を行うモータを制御す
る。ホッパー制御部321は、メダルの払い出しを行う
ホッパー240を制御する。上述した各制御部は、入出
力インターフェース322を経てバス330を介してM
ainCPU310へ接続されている。ランプ制御部3
23は、図1に示す表示装置類120〜128を制御す
る表示制御部であって、バス330と出力インターフェ
ース324を介してMainCPU310と接続されて
いる。
【0042】出力インターフェース325は、Main
CPU310の指示に基づいてサブリール180〜18
2の動き、および、各メインリールおよびサブリールの
バックライトや音等を用いた演出内容を指定する演出コ
マンドと、サブリール180〜182の回転停止を指示
する停止コマンドとを、副制御部400へ出力する。
【0043】(副制御部400)マイクロプロセッサ
(以下、SubCPU)410は、主制御部300よ
り、出力インターフェース325を介して出力された演
出コマンド、停止コマンド等々を入力インターフェース
416で受け、バス430を介して受信し、これら各種
コマンドの内容に応じてその周辺部と制御信号等のデー
タの受渡しを制御する。モータ制御部411は、Sub
CPU410の制御に従い、モータ200を回転し、又
サブリールの回転センサ203によりサブリールの回転
位置を認識し、総合してサブリール180〜182の回
転駆動と停止の制御を行う。なお、モータ制御部411
は、入出力インターフェース413を経てバス430を
介してSubCPU410に接続されている。
【0044】バックライト制御部413は、SubCP
U410の指示に従って、例えば、各メインリール及び
サブリールの内部に設置されたバックライト等の、点灯
/点滅/消灯制御を行うバックライト制御部である。演
出ランプ制御部414は、SubCPU410の指示に
従って、各種ランプによる演出の制御、即ち各種ランプ
の点灯/消灯制御を行う。各種ランプによる制御は、演
出ランプ制御部414で行わなくても、ランプ制御部3
23で行ってもよいことは云うまでもない。上述した各
制御部は、この出力インターフェースを経てバス430
を介してSubCPU410へ接続されている。
【0045】ROM417は、入力インターフェース4
16を介して受信した演出コマンド、停止コマンド等々
に従って、各種リールのバックライトや、演出用のラン
プ等々の照明装置や、サブリール180〜182の回転
/停止制御、および、効果音やBGM等の音楽の制御を
行うために用いるプログラムや、各種制御データ等を記
憶する。RAM418は、SubCPU410によって
処理されるプログラムのワークエリアを有し、可変デー
タ等を記憶する。
【0046】楽音信号形成部419は、SubCPU4
10から受け渡された制御信号やデータに基づいて楽音
信号を形成し出力する。楽音信号形成部419から出力
された楽音信号は、アンプ420で増幅された後にスピ
ーカ421から音として出力される。
【0047】なお、上述した副制御部400で行われる
処理を、主制御部300において一括して行うようにし
ても良いことは云うまでもない。又、サブリール180
〜182として、前述のようにLCDを用いる場合、更
にLCD制御部を独立して設け、副制御部のモータ制御
部411並びに入出力インターフェース412に代わっ
て、別途副制御部400のバス430にLCD制御部へ
の出力インターフェースを設け、この出力インターフェ
ースを介して、LCDへ出力するためのコマンド又は情
報等を出力するように構成することができる。
【0048】[バックライトの構成]図3は、上述のメ
インリール110〜112とバックライトを含むリール
ユニットの斜視図である。このリールユニットには、図
3からも分かるように、3つのリール110〜112
と、リールの駆動パルスモータ、並びにバックライト等
が組み込まれている。
【0049】リールユニットをスロットマシン100へ
取り付けた時に、前述のように、遊技者にはリール表示
窓より各リール110〜112の連続する3コマを3
つ、合計9コマを見ることができる。図3の左リール1
10を例に取ると、左リール110のリール表示窓上に
見える部分のちょうど裏側に、3コマの各コマに干渉の
無いような仕切りを設けたバックライトのモジュール2
00が設けてある(図3では点線で四角く示してい
る)。
【0050】中リール111、右リール112に関して
も、同様に中リール111のバックライトのモジュール
201にはL4、L5、L6が、右リール112のバッ
クライトのモジュール202にはL7、L8、L9が対
応している。
【0051】各バックライトL1乃至L9は、右リール
112の上段のコマを照明するバックライトL7に示す
ように、本実施形態では6個の小ランプ群で1コマを裏
から照明している。このようなランプは、具体的には、
7色(赤、緑、青紫の三原色と、白色等をはじめとする
これらの混合色)を発光可能なLEDである。
【0052】[図柄の表現]以下、リール表示窓上に現
れる図柄の表示について説明する。図4及び図5は、合
成絵柄の表示例を示した図である。本実施形態において
合成図柄とは、リール上に施された複数の図柄から構成
される図柄であって、例えば、何らかのまとまりある図
柄、何らかの統一性がある図柄、若しくは、何らかの意
味をなす図柄、等であって、予め定めた図柄であり、偶
発的に生じるものではない。
【0053】図4(a)乃至(d)に、リール表示窓上
に出現する図柄により構成される合成図柄を表示する例
を幾つか示す。各図のマス目は、各リールの各コマに対
応しているおり、9個のマス目のうち、左側の3つのマ
ス目がリール110のコマ、中央の3つのマス目がリー
ル111のコマ、右側の3つのマス目がリール112の
コマ、に相当する。また、合成図柄以外の各コマには、
従来通り、「ベル」、「スイカ」、「チェリー」等の図
柄が適宜配置されている。
【0054】図4(a)は、各リールの図柄の全て、す
なわち、リール表示窓に現れる9コマ分の図柄のすべて
を使用して、ある文字列を示す合成図柄を表現した例で
あり、上段及び中段により「Super.」の文字列が
表され、下段において「BIG」の文字が表されてい
る。本例では、例えば、「BIG」を特別遊技(ここで
は、ビッグボーナスで以下BBという。)の入賞図柄と
し、下段に「BIG」が揃うと、「Super.BI
G」の文字列を示す合成図柄が揃うようにすることがで
きる。このような表示に揃ったときを、例えば、スーパ
ービッグ(通常のBBよりメダル獲得枚数が多くなるB
B)とすることができる。
【0055】この場合において、図4(a)のような合
成図柄が揃わなくても、例えば、上段に「BIG」が揃
った場合や、中段に「BIG」が揃った場合、若しく
は、右下がりや左下がりに「BIG」が出現した場合は
ノーマルのビッグボーナスとすることもできる。つま
り、「Super.BIG」が完全に完成している場合
と、一部が崩れて部分的に完成している場合とで、入賞
役の種類、例えば、ボーナスの種類が異なるようにして
もよい。
【0056】ここで、スーパービッグとノーマルビッグ
について簡単に説明する。スーパービッグとノーマルビ
ッグとは、獲得枚数に差が付けられており、例えば、ス
ーパービッグでは、BB中の一般遊技中、15枚の払い
出しとなる小役が高確率で当選するようにし、ノーマル
ビッグでは、BB中の一般遊技中、8枚の払い出しとな
る小役が高確率で当選するようにする。なお、BB中の
一般遊技の回数、SRBの回数(BB中のRB回数)、
JAC遊技の回数などに差異を設けることで、獲得枚数
に差が付くようにしてもよい。なお、これに代えて、
「Super.BIG」の合成図柄を表すことにより、
リーチ目(ボーナスに内部あたりしている場合にのみ出
現する図柄組合せ)の報知とすることもできる。
【0057】図4(b)は、リール表示窓に現れる9コ
マの図柄のすべてを使用して合成図柄を表現した例であ
る。図4(a)では、文字列を示す合成図柄であった
が、ここではイラスト(車)を示す合成図柄である。図
4(a)の場合と同様に、この合成図柄が出現した場合
にスーパービッグとしてもよい。また、中段の3コマ
(車の胴体部分)をBB入賞図柄とし、上段の3コマ
(車の屋根部分)と下段の3コマ(地面部分)は、入賞
に絡まない図柄(いわゆる捨て図柄)としてもよい。
【0058】また、図4(b)の合成図柄が入賞と全く
関係の無くともよく、例えば、リーチ目として使用する
ことも可能である。
【0059】図4(c)は、各リールの中段の1コマづ
つを使用し、合計3コマを使用して合成図柄(都市の風
景)を表現したものである。このように、各リールの一
部のコマの図柄から合成図柄を構成してもよい。
【0060】図4(d)は、図柄の構成要素のうち、背
景部分とシンボル部分とにより合成図柄(人の顔のイラ
ストと「777」)を構成した例であり、かつ、9コマ
全てを使用した例である。背景部分とは、各図柄の構成
要素のうち、一般的に入賞に直接関係するシンボル部分
(例えば、「7」、「BIG」、ベル等)の背景として
描かれた要素である。
【0061】図4(d)に示すように、中段のシンボル
部分「777」と、9コマ分の図柄の背景部分と、によ
り合成図柄が構成されておれば、スーパービッグとし、
シンボル部分が揃っているが、背景部分が揃っておら
ず、合成図柄が完成していない場合(例えば、図4
(d)の場合において、右下がりに777が揃うとか、
背景部分が異なる別の図柄のシンボル部分「7」を含む
場合など)は、ノーマルビッグとするように、シンボル
部分のみが揃った場合と、シンボル部分と背景部分とが
揃って合成図柄を構成した場合と、で入賞の種類を異な
るようにすることもできる。
【0062】また、ベル、スイカなどのシンボル部分が
9コマ全くばらばらであっても、背景部分が合成図柄を
構成しておれば、リーチ目となるような構成とすること
もできる。或いは、ベル、スイカなどのシンボル部分が
9コマ全くばらばらであっても、背景部分が合成図柄を
構成していれば、ボーナス入賞となるような構成とする
こともできる。なお、背景部分による合成図柄の場合
も、9コマ全部用いずに、一部のコマの背景部分から合
成図柄を構成するようにしてもよいことはいうまでもな
い。
【0063】図4(a)乃至(d)では、複数のリール
の図柄で合成図柄を構成したが、一つのリールの複数の
図柄により構成してもよい。図4(e)は、1つのリー
ル(図では、左リール110のみを取り上げ、他のリー
ル111及び112による図柄は省略している)のリー
ル表示窓上に表示された3コマの図柄の背景部分により
合成図柄を構成している例である。この場合も、合成図
柄により、小役入賞、ノーマルボーナス又はビッグボー
ナスの報知等に使用できる。明らかなように、この3コ
マの図柄は背景部分を有し、かつ、連続しており、それ
らの背景部分により一つの図形が構成されている。最
も、背景部分により、文字列をあらわすようにしてもよ
い。
【0064】次に、図5(a)及び(b)の合成図柄
は、リール表示窓に現れる全ての図柄により合成図柄を
構成しており、一見同じ合成図柄に見えるが、それぞれ
の右リール112の3つの図柄が異なる例であり、図5
(b)の場合、後部のトランクがあけっぱなしの状態と
なっていることが分かる。これらは、いずれも完成され
た合成図柄であるが、このような場合、例えば、図5
(a)の場合をノーマルビッグとし、図5(b)の場合
をスーパービッグとする等して、入賞の種類を変えるこ
ともできる。
【0065】また、図5(c)の合成図柄は、2つのリ
ールの図柄を1コマづつ、計2コマの図柄を用いて合成
図柄を表したものであり、この合成図柄が現れれば、例
えば、スーパービッグに内部当選したことの報知とする
ことができる。
【0066】次に、図5(d)は、図5(a)等のよう
に合成図柄が連続する線により表された図形ではなく、
単発の図柄を分散配置したような場合の例であって、中
段には、水平線、上段には太陽と雲、下段には魚が表現
されている。このように、合成図柄が連続する線によっ
て表されていなくとも、全体として何らかの意味を持つ
ように表された合成図柄も採用することができる。図5
(d)では、全体として海辺の風景をイメージした合成
図柄を表している。
【0067】図5(e)は、図柄の背景色が複数色ある
場合を示している。図の例では、一つのリール上に、他
の図柄の背景色とは異なる、同じ背景色を有する図柄を
2つ連続して配置した例(上の2つ)を示している。こ
のような他の図柄と背景色が異なる図柄がリール表示窓
に現れたことにより、例えば、ボーナス内部当選の告知
をすることができ、併せて、ボーナスの告知ランプを点
灯させるようにしてもよい。また、リール表示窓に現れ
る各図柄の背景色の組合せにより、入賞の種類が異なる
ことを意味するようにしてもよい。
【0068】特別遊技としては、BBのほか、RB(レ
ギュラーボーナス)であっても構わないし、次のような
ものであっても構わない。
【0069】すなわち、3つのリールに特定の図柄配置
(例えば、ベル−ベル−赤7(小役1)、ベル−ベル−
青7(小役2)、ベル−ベル−白7(小役3)を配置す
るとともに、右リールの赤7、青7、白7については、
相互に離れて配置)を施し、通常ゲームにおいて、小役
1、小役2、小役3がほぼ同じ確率で、且つ、高確率で
当選するようにする。そして、通常ゲーム中、特別遊技
期間が開始されると、小役1、小役2、小役3のうちの
どの小役が当選したかが報知される。したがって、遊技
者は、報知された小役の図柄を狙えばよい。一方、この
特別遊技期間以外の期間は、小役の報知が行われない。
したがって、小役1、小役2、小役3の何れかを遊技者
の直感で揃えるしかなく、取りこぼしが多発し、結果と
して、特別遊技期間の方が獲得枚数が多くなる。
【0070】次に、図6(a)乃至(c)は合成図柄以
外の図柄の表現方法を示した図である。図6(a)は、
ある図柄がリールの枠からはみ出した例であり、図柄
「7」がリールの幅からはみ出す大きさを有している。
このような図柄を配置することにより、その図柄に対す
るいわゆる目押しが比較的容易にできるようになる。
【0071】図6(b)は、右リール112の横幅を他
のリール(110及び111)よりも広げて、他のリー
ル(110及び111)上の図柄よりも、大きな図柄を
配置した例である。このように構成すると、図柄が大き
い分だけ、右リール112上の図柄の目押しがしやすく
なり、初心者にも特定の図柄を狙ってストップの操作が
し易くなる。なお、図6(b)では、右リール112上
の図柄のコマ数が左リール、中リールよりも少なくなっ
ている。また、図柄の大きさは各リール同一とし、ある
リールの図柄を増減するようにしてもよい。図柄の間隔
は、等間隔でも偏りがあってもよい。また、幅の広いリ
ールに施された図柄と、当該図柄と同じ種類の図柄であ
って、他のリールに施された図柄とは、相似形としても
よい。
【0072】図6(c)は、図柄の形状に、リールの形
状を沿わせた例であり、リールの縁の形状を図柄の形状
に一致させたものである。図中の破線は、通常のリール
の縁の形状を示している。このように図柄の形状に沿わ
せてリールの縁の形状を形成すれば、リールが回転した
時に、リールの縁が波打つので面白さを演出する。更
に、リールが回転している時の縁の変化により、ストッ
プさせることを目的として、特定の図柄を狙い易くな
る。なお、このようにリールの形状を図柄の形状に沿わ
せるのは、一部の図柄についてでもよいし、全部の図柄
についてでもよい。また、全てのリールについて行って
もよいし、一部のリールに対して行ってもよい。
【0073】(図柄の組み合わせで告知ランプを点灯す
る例)これまでは、図柄の構成について説明したが、こ
れとは別に、遊技者が意識的にスロットマシン100の
内部情報等を知ることができる手法について説明する。
一般に、スロットマシンでは、内部抽選により内部当選
すると、告知ランプを点灯させる等して、内部当選した
ことを報知する処理が行われ、遊技者は、内部当選した
ことを知ることができる。しかし、この報知時期は、必
ずしも内部当選直後に行われるとは限らず、遊技者は、
自力で内部当選しているか否かを知ることができない。
本実施形態では、遊技者が自力で内部当選しているか否
かを知り得る手法を提供する。具体的には、遊技者が予
め定めた図柄の組合せを揃えた場合に、内部当選であれ
ばこれを告知ランプ等で報知するものである。
【0074】例えば、ボーナスに内部当選している場合
に、遊技者が、「ひ」、「か」、「れ」、という3つの
図柄により、「ひかれ」という3文字の文字列を揃える
ようにストップボタンの操作を行うと、リールの停止操
作を行った位置が所定の範囲ならば、リール表示窓に図
6(d)に示すように、「ひかれ」が揃って表示されて
リールがとまり、ボーナスの告知ランプを点灯させる。
【0075】このように、ボーナス等の内部当選中、
「ひかれ」が揃ったことを契機に、告知ランプを点灯さ
せるようにすれば、遊技者の意思で内部当選を知ること
ができる。尤も、このような図柄の組合せを揃えたとし
ても、抽選によって報知を行わないようにするようにし
てもよい。また、ボーナス内部当選中でなくても、たま
に「ひかれ」が揃うようにすることもできる。このよう
ないわばガセの演出を行うことで、遊技をさらに面白く
することができる。
【0076】なお、ボーナス告知専用の図柄(例えば図
5(d)の太陽マーク)を設けてもよい。例えば、ボー
ナスに内部当選しているとき、図5(d)の太陽マーク
がリール表示窓内で停止したら、全リール停止後、1、
2秒たつと、太陽マークのみのバックライトを点灯し、
他の図柄のバックライトは消灯という演出ができる。
【0077】尚、特に図示しないが、全てのコマ(左リ
ール21コマ、中リール21コマ、右リール21コマの
合計63コマ)、又はそのほとんどのコマが、互いに異
なる図柄で構成することにより、他の変化を備えること
ができる。例えば、各コマに「1」〜「63」の図柄
(又は数字絵等)を付することにより、数字を用いた種
々の演出が可能となる。
【0078】又、50音の「あ」〜「ん」を各コマに付
けると、文字を用いた種々の演出が可能となる。例え
ば、「あ」、「た」、「り」と揃ったらボーナス入賞と
することもできる。
【0079】また、「ひかれ」の代わりに、「フラッシ
ュ」(予め、「フ」、「ラッ」、「シュ」のコマを用意
しておく)と揃ったならば、特定のバックライト演出を
行うことにより演出効果がある。また、「つぎへ」と揃
ったら、次回の遊技で連続演出が起こるようにすること
もできる。連続演出とは、現在の遊技の演出内容に続く
演出を意味し、例えば、今回の遊技でLCD画面うえに
2人の人物が現れ、次回のゲームで、この2人が決闘す
るというような演出構成をいう。
【0080】[遊技台の制御]遊技台の制御は、図2を
用いて前述したように、主制御部300で主たる制御が
行われ、演出などの制御は副制御部400で行われる。
【0081】図7に、遊技台を制御する基本的な制御フ
ローチャート(基本フロー)を示す。以下図7を用いて
遊技台の基本的な制御の動作を説明する。
【0082】(基本フロー)遊技者はまずS1でメダル
の投入を行う。ここで、前述のように、投入するメダル
の数によって入賞ラインが通常1〜5ラインまで決定さ
れる。S2で遊技者によりスタート操作がなされると、
S3へ進み乱数発生器311より乱数を取得し、入賞役
の抽選と演出の抽選とを行う。次のS4では、演出当選
かを判断する。当選ならば、S5で演出フラグをセット
する。
【0083】その後S6で3つのリールの回転を始め
る。次のS7では、演出フラグがONであるか否かを判
断し、ONならばS8へ進む。S8では、主制御部30
0が副制御部(サブ制御部)400へ演出コマンドを送
信し、従って、副制御部がサブリール180〜182の
回転を制御する。すると副制御部では演出処理を開始し
する。
【0084】次のS9では、リールの停止制御を行う。
これは、乱数による入賞役の抽選の結果と、遊技者のリ
ールストップボタン136〜138の押されたタイミン
グにより、対応するリールを制御して停止する。この停
止は主制御部300によりおこなわれ、前述のリール表
示のところで説明した数々のリール表示を行うように、
リールの停止を行う。なお、本実施形態では、物理的リ
ールの停止の方法はいかなる方法でもよく、種々の方法
が公知となっているのでそれらを用いればよいので割愛
する。
【0085】S10では、停止したリールのリール表示
窓上に表示されている図柄の組み合わせと、前述の有効
な入賞ラインを比較して、入賞でなければ処理を終了
し、入賞ならばS11へ進む。S11では、入賞がビッ
グボーナス(BB)であるか、またはレギュラーボーナ
ス(RB)であるかを判断する。BBでもRBでもなけ
れば、他の入賞役であるので、そのままS13へ進む。
BB又はRBである場合は、S12へ進みボーナス開始
の準備をする。S13では、各入賞に対応するメダルの
払出しを行い、処理を終了する。
【0086】(リール停止制御)図7で説明したS9の
リール停止制御の一例を図8に示す。リール停止制御に
入ると、S3001でストップボタン136〜138の
受付をする。最初に押されたストップボタンは、S30
02で第1停止ONということで、S3005へ進み、
遊技者により操作されたストップボタンに対応したリー
ルをストップボタンの操作時点と、遊技台の内部状態
(RB中、BB中、等により異なる)に基づいて、例え
ば停止テーブルに従い、リールを制御して停止する。
【0087】同様に第2停止ON、第3停止ONを行
い、S3003、S3004での認識処理、並びにS3
005での停止処理が終了すると、S3006で全ての
リールが停止したかを判断し、全てのリールが停止する
と、S3007で停止したリールのリール表示窓上のパ
ターンが所定のパターンで停止しているか確認する。
【0088】例えば、上述の図6(d)を用いて説明に
従うと、入賞有効ラインの中段ラインに、「ひ」、
「か」、「れ」が停止したとする。この時は所定の停止
パターンで停止したということで、S3008へ進む。
そうでない時はリール停止制御を終了する。
【0089】S3008では、ボーナスに内部当選中で
あるか否かを判断し、内部当選中でなければリールの停
止制御を終了する。内部当選中ならば、S3009へ進
み、告知ランプを点灯し、リール停止制御を終了する。
【0090】以上本発明の好適な実施の形態について詳
細に説明した。本実施の形態では、メインリール110
〜112による説明を行ったが、本発明は、6リール搭
載型スロット(メインリール3つ、サブリール3つの計
6つ)に適用することができることは云うまでもない。
また、本発明は、サブリールのみへの適用も可能であ
る。
【0091】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、新た
な図柄の表現形式を採用することにより遊技性を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシン100の外観を説明するための
斜視図である。
【図2】スロットマシン100の制御部の構成図であ
る。
【図3】バックライトの構成を説明するためのリールユ
ニットの斜視図である。
【図4】本実施形態におけるリールの表示を説明するた
めの図である。
【図5】本実施形態におけるリールの表示を説明するた
めの図である。
【図6】本実施形態におけるリールの表示を説明するた
めの図である。
【図7】スロットマシン100の基本的な制御の動作を
説明するフローチャートである。
【図8】リール停止制御の一例を説明するフローチャー
トである。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の図柄を施した複数のリールを
    回転させ、当該リールの停止時に前記図柄の組合せを表
    示する遊技台であって、 前記リールの停止時に、少なくとも2つの前記リールに
    施された前記図柄により構成される、予め定めた合成図
    柄が現れることを特徴とする遊技台。
  2. 【請求項2】 前記合成図柄は、 前記リールの停止時にリール表示窓に現れる、全ての前
    記図柄により構成されることを特徴とする請求項1に記
    載の遊技台。
  3. 【請求項3】 前記図柄が、シンボル部分と背景部分と
    から構成される図柄を含み、 前記合成図柄は、前記シンボル部分と前記背景部分とか
    ら構成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技
    台。
  4. 【請求項4】 前記図柄が、シンボル部分と背景部分と
    から構成される図柄を含み、 前記合成図柄は、前記背景部分から構成されることを特
    徴とする請求項1に記載の遊技台。
  5. 【請求項5】 前記合成図柄が完成している場合と、前
    記合成図柄が部分的に完成している場合と、で異なる処
    理を実行することを特徴とする請求項1に記載の遊技
    台。
  6. 【請求項6】 前記合成図柄の種類が複数あり、当該合
    成図柄の種類により異なる処理を実行することを特徴と
    する請求項1に記載の遊技台。
  7. 【請求項7】 前記遊技台が、 内部抽選を行って内部当選の当否を判定し、前記内部当
    選と判定された場合であって、かつ、前記リールの停止
    時における前記図柄の組合せが、当該内部当選に対応し
    て予め定めた組合せである場合に入賞を確定する遊技台
    であり、 前記内部当選と判定された場合に、前記合成図柄が現れ
    ることを特徴とする請求項1に記載の遊技台。
  8. 【請求項8】 前記リールが、複数のメインリールと、
    複数のサブリールと、から構成され、 前記合成図柄は、前記メインリールの前記図柄により構
    成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技台。
  9. 【請求項9】 前記リールが、複数のメインリールと、
    複数のサブリールと、から構成され、 前記合成図柄は、前記サブリールの前記図柄により構成
    されることを特徴とする請求項1に記載の遊技台。
  10. 【請求項10】 複数種類の図柄を施した複数のリール
    を回転させ、当該リールの停止時に前記図柄の組合せを
    表示する遊技台であって、 前記リールの前記図柄が、シンボル部分と背景部分とか
    ら構成される図柄を含み、 少なくとも1つの前記リールには、前記シンボル部分と
    背景部分とから構成される図柄が複数連続して施されて
    おり、それらの前記背景部分は、一つの文字列又は図形
    を構成していることを特徴とする遊技台。
  11. 【請求項11】 複数種類の図柄を施した複数のリール
    を回転させ、当該リールの停止時に前記図柄の組合せを
    表示する遊技台であって、 前記図柄の背景色が、複数色あることを特徴とする遊技
    台。
  12. 【請求項12】 前記遊技台が、 内部抽選を行って内部当選の当否と入賞の種類とを判定
    し、前記内部当選と判定された場合であって、かつ、前
    記リールの停止時における前記図柄の組合せが、前記入
    賞の種類に対応して予め定めた組合せである場合に入賞
    を確定する遊技台であり、 前記内部当選と判定された場合に、リール表示窓に現れ
    る前記図柄の背景色の組み合せが複数種類あり、 当該背景色の組合せと前記入賞役の種類とが対応付けら
    れていることを特徴とする請求項11に記載の遊技台。
  13. 【請求項13】 複数種類の図柄を施した複数のリール
    を回転させ、当該リールの停止時に前記図柄の組合せを
    表示する遊技台であって、 少なくとも一つの前記リールの縁の形状が、当該リール
    に施された少なくとも一つの前記図柄の形状に一致して
    いることを特徴とする遊技台。
  14. 【請求項14】 複数種類の図柄を施した複数のリール
    を回転させ、当該リールの停止時に前記図柄の組合せを
    表示する遊技台であって、 前記図柄には、前記リールの幅からはみ出す大きさの図
    柄が含まれることを特徴とする遊技台。
  15. 【請求項15】 複数種類の図柄を施した複数のリール
    を回転させ、当該リールの停止時に前記図柄の組合せを
    表示する遊技台であって、 すくなくともいずれか一つの前記リールの幅が、他の前
    記リールの幅よりも広く、 幅の広い前記リールに施された前記図柄は、他の前記リ
    ールに施された図柄よりも大きいことを特徴とする遊技
    台。
  16. 【請求項16】 幅の広い前記リールに施された前記図
    柄と、当該図柄と同じ種類の図柄であって、他の前記リ
    ールに施された図柄と、は、相似形であることを特徴と
    する請求項10に記載の遊技台。
  17. 【請求項17】 前記遊技台が、 前記リールの停止時における前記図柄の組合せに基づい
    て入賞を定めることを特徴とする請求項1、10乃至1
    5のいずれかに記載の遊技台。
  18. 【請求項18】 複数種類の図柄を施した複数のリール
    を回転させ、内部抽選を行って内部当選の当否を判定
    し、前記内部当選と判定された場合であって、かつ、前
    記リールの停止時における前記図柄の組合せが、予め定
    めた組合せである場合に入賞を確定する遊技台であっ
    て、 前記内部当選と判定されていた場合に、これを報知する
    報知手段を備え、 前記報知手段は、少なくとも、前記リールの停止時にお
    ける前記図柄の組み合せが所定の組合せである場合に前
    記報知を行うことを特徴とする遊技台。
  19. 【請求項19】 報知手段は、 前記リールの停止時における前記図柄の組み合せが所定
    の組合せである場合であっても、抽選により前記報知を
    行わないことを特徴とする請求項18に記載の遊技台。
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