JP2002222298A - ワークフローシステム及びワークフロー処理方法 - Google Patents

ワークフローシステム及びワークフロー処理方法

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JP2002222298A
JP2002222298A JP2001020668A JP2001020668A JP2002222298A JP 2002222298 A JP2002222298 A JP 2002222298A JP 2001020668 A JP2001020668 A JP 2001020668A JP 2001020668 A JP2001020668 A JP 2001020668A JP 2002222298 A JP2002222298 A JP 2002222298A
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JP2001020668A
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Noburo Oikawa
信朗 及川
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NEC Tohoku Corp
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NEC Tohoku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アクティビティの処理担当者を簡易な仕組みで
決定できるようにすると共に、ワークフロー定義で定義
された業務の種類ごとに、適切な処理担当者へワークフ
ローの処理を確実に指示することを可能とするワークフ
ローシステム及びワークフロー処理方法を提供する。 【解決手段】情報通信を行うネットワークと、複数の入
出力装置と定義装置とワークフローエンジン制御装置と
ワークフローデータ制御装置とを備えたワークフローシ
ステムであって、アクティビティの処理の種類と処理の
順番およびアクティビティの処理担当者であるユーザを
定義するワークフロー定義手段と、処理担当者であるユ
ーザの所属する組織の構成およびユーザごとに該ユーザ
の上司ユーザを定義するユーザ定義手段を備え、個々の
アクティビティの処理終了時に次のアクティビティの処
理担当者を一意に決定するユーザ決定手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワークフローシステ
ム及びワークフロー処理方法に関し、特にワークフロー
定義で定義された業務の種類ごとに、適切な処理担当者
へワークフローの処理を指示することを可能とするワー
クフローシステム及びワークフロー処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、少なくとも1台以上の入出力装
置と制御装置をネットワークで接続し、入出力装置を介
して業務対象であるワークを、それぞれの業務単位ごと
に順序付けて処理する流れをワークフローといい、ワー
クフローを管理する情報システムをワークフローシステ
ムという。
【0003】このようなワークフローシステムの一例と
して、特開平11−213055号公報記載の「ワーク
フローシステム」が知られている。
【0004】この公報では、一連のワークフローを定義
するワークフロー定義において、処理の種類を規定する
アクティビティを、ワークフローの経路を制御するため
の制御アクティビティと、ワークフローデータの入出力
を行うための入出力アクティビティに分類し、ワークフ
ローのボトルネックとなりやすい入出力アクティビティ
の業務を軽減する技術が記載されている。
【0005】また、他の一例として、特開平8−202
764号公報記載の「ワークフローシステム」が知られ
ている。
【0006】この公報では、一連の業務遂行時に現れる
処理担当者に関する定義と、処理の実行順序の定義を分
離し、処理の実行担当者を動的に決定する技術が記載さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のワーク
フローシステムは、以下に示すような課題を有してい
る。
【0008】特開平11−213055号公報において
は、処理の種類を規定するアクティビティに、該アクテ
ィビティの処理担当者を規定していないという点であ
る。
【0009】また、特開平8−202764号公報にお
いては、処理の実行担当者を決定する仕組みが非常に複
雑であり、業務の種類によって処理担当者が異なる場合
の仕組みが無いという点である。
【0010】例えば、組織内の上司の承認を指示するワ
ークフロー定義においても、プロジェクト業務関連や一
般業務関連では、それぞれ別の上司の承認が必要な場合
がある。このように、ワークフロー定義の対象となる業
務の種類によって、処理すべき処理担当者(ユーザとい
うこととする)が異なる業務ルールがあった場合、従来
のワークフローシステムでは、ワークフロー定義とユー
ザ定義によって特定されたユーザでは処理が出来ないた
め、そのユーザから、本来処理を行うべきユーザへ、処
理の指示を委任する処理が必要であった。そのため、そ
の委任処理の遅れや不徹底などにより、ワークフローの
流れが停滞するボトルネックとなったり、業務ルールを
無視した処理が行われるなどの課題があった。
【0011】このような課題に対して、WO98/00
786号公報記載の「ワークフローシステム」では、組
織と役職の定義情報を用いて複数の処理候補者を定義
し、その中からユーザの指定した選択方法で処理担当者
を自動的に決定する方法が提案されている。しかしなが
らこの方法では、ユーザの選択方法の指定ミスや、ユー
ザが意識的に不適切な処理担当者に処理を送付するなど
により、業務ルールが守られないという課題が残ったま
まである。
【0012】本発明の目的は、アクティビティの処理担
当者を簡易な仕組みで決定できるようにすると共に、ワ
ークフロー定義で定義された業務の種類ごとに、適切な
処理担当者へワークフローの処理を確実に指示すること
を可能とするワークフローシステム及びワークフロー処
理方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のワークフローシ
ステムは、情報通信を行うネットワークと、前記ネット
ワークに接続され処理担当者であるユーザが利用する複
数の入出力装置と、前記ネットワークに接続されワーク
フローに関する定義を行う定義装置と、前記ネットワー
クに接続されシステム全体の制御を行うワークフローエ
ンジン制御装置と、前記ワークフローエンジン制御装置
に接続され運用されるデータを制御するワークフローデ
ータ制御装置とを備えたワークフローシステムであっ
て、アクティビティの処理の種類と処理の順番およびア
クティビティの処理担当者であるユーザを定義するワー
クフロー定義手段と、処理担当者であるユーザの所属す
る組織の構成およびユーザごとに該ユーザの上司ユーザ
を1名定義するユーザ定義手段を備え、個々のアクティ
ビティの処理終了時に次のアクティビティの処理担当者
を一意に決定するユーザ決定手段を備えることを特徴と
する。
【0014】また、前記ワークフロー定義手段は、少な
くとも、アクティビティの処理の種類を示すアクティビ
ティ名称欄と、アクティビティの処理の順番を示す順番
欄と、アクティビティの処理担当者であるユーザの役職
IDを示す役職ID欄とを備えるワークフロー定義デー
タテーブルと、ワークフロー定義ID欄とワークフロー
名称欄とを備えるワークフロー定義管理テーブルと、を
備えることを特徴とする。
【0015】さらに、前記ユーザ定義手段は、少なくと
も、ユーザの所属する組織の部門名欄と、ユーザのID
を示すユーザID欄と、ユーザの名前を示すユーザ名欄
と、ユーザの役職を示す役職ID欄と、ユーザの直属上
司のユーザIDを示す上司ユーザID欄とを備えるユー
ザ定義テーブルと、役職ID欄と役職名欄とを備える役
職定義テーブルと、を備えることを特徴とする。
【0016】また、本発明のワークフロー処理方法は、
上述のワークフローシステムにおいて、アクティビティ
の中の入出力アクティビティの処理を終了すると、前記
ワークフロー定義データテーブルからその後に行うべき
入出力アクティビティの有無を検索し(処理ステップ1
12)、直前の入出力アクティビティがワークフロー定
義の最後の入出力アクティビティかどうかをチェックし
(処理ステップ113)、次に行うべき入出力アクティ
ビティが有る場合(処理ステップ113でYES)、前
記ワークフロー定義データテーブルと前記役職定義テー
ブルから次の入出力アクティビティの処理担当者(ユー
ザ)の役職IDを検索し(処理ステップ114)、次
に、前記ユーザ定義テーブルから直前の処理担当者(ユ
ーザ)の直属上司のユーザIDとその役職IDを検索し
(処理ステップ115)、検索された上司の役職が次の
入出力アクティビティの処理担当者(ユーザ)の役職以
上かをチェックし(処理ステップ116)、前者が後者
以上であると認識した場合は(処理ステップ116でY
ES)、検索された上司を次の入出力アクティビティの
処理担当者(ユーザ)であると確定し(処理ステップ1
18)、処理ステップ116でNOの場合(前者<後
者)は、検索された上司の更に上位の上司を検索し(処
理ステップ117)、処理ステップ116の判定に戻る
処理ステップを実行して、次のアクティビティの処理担
当者(ユーザ)を一意に決定することを特徴とする。
【0017】さらに、本発明のワークフローシステム
は、情報通信を行うネットワークと、前記ネットワーク
に接続され処理担当者であるユーザが利用する複数の入
出力装置と、前記ネットワークに接続されワークフロー
に関する定義を行う定義装置と、前記ネットワークに接
続されシステム全体の制御を行うワークフローエンジン
制御装置と、前記ワークフローエンジン制御装置に接続
され運用されるデータを制御するワークフローデータ制
御装置とを備えたワークフローシステムであって、アク
ティビティの処理の種類と処理の順番およびアクティビ
ティの処理担当者であるユーザを定義するワークフロー
定義手段と、処理担当者であるユーザの所属する組織の
業務別の構成およびユーザごとに該ユーザの上司ユーザ
を業務別に複数定義するユーザ定義手段を備え、個々の
アクティビティの処理終了時に次のアクティビティの処
理担当者を、業務の種類に応じて一意に決定するユーザ
決定手段を備えることを特徴とする。
【0018】また、前記ワークフロー定義手段は、少な
くとも、アクティビティの処理の種類を示すアクティビ
ティ名称欄と、アクティビティの処理の順番を示す順番
欄と、アクティビティの処理担当者であるユーザの役職
IDを示す役職ID欄とを備えるワークフロー定義デー
タテーブルと、ワークフロー定義ID欄とワークフロー
名称欄と業務種類欄を備えるワークフロー定義管理テー
ブルと、を備えることを特徴とする。
【0019】さらに、前記ユーザ定義手段は、少なくと
も、ユーザの所属する組織の部門名欄と、ユーザのID
を示すユーザID欄と、ユーザの名前を示すユーザ名欄
と、ユーザの役職を示す役職ID欄と、ユーザの直属上
司のユーザIDを業務種類に対応して定義する複数の業
務別上司ユーザID欄とを備えるユーザ定義テーブル
と、役職ID欄と役職名欄とを備える役職定義テーブル
と、を備えることを特徴とする。
【0020】また、本発明のワークフロー処理方法は、
上述のワークフローシステムにおいて、アクティビティ
の中の入出力アクティビティの処理を終了すると、前記
ワークフロー定義データテーブルからその後に行うべき
入出力アクティビティの有無を検索し(処理ステップ1
12)、直前の入出力アクティビティがワークフロー定
義の最後の入出力アクティビティかどうかをチェックし
(処理ステップ113)、次に行うべき入出力アクティ
ビティが有る場合(処理ステップ113でYES)、前
記ワークフロー定義データテーブルと前記役職定義テー
ブルから次の入出力アクティビティの処理担当者(ユー
ザ)の役職IDを検索し(処理ステップ114)、次
に、前記ワークフロー定義管理テーブルから現在のワー
クフローの業務の種類を検索し(処理ステップ13
0)、次に、前記ユーザ定義テーブルから直前の処理担
当者(ユーザ)の直属上司のユーザIDとその役職ID
を処理ステップ130で検索した業務の種類に対応して
検索し(処理ステップ115)、検索された上司の役職
が次の入出力アクティビティの処理担当者(ユーザ)の
役職以上かをチェックし(処理ステップ116)、前者
が後者以上であると認識した場合は(処理ステップ11
6でYES)、検索された上司を次の入出力アクティビ
ティの処理担当者(ユーザ)であると確定し(処理ステ
ップ118)、処理ステップ116でNOの場合(前者
<後者)は、検索された上司の更に上位の上司を検索し
(処理ステップ117)、処理ステップ116の判定に
戻る処理ステップを実行して、次のアクティビティの処
理担当者(ユーザ)を業務の種類に応じて一意に決定す
ることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0022】図1は本発明のワークフローシステムの一
実施形態を示すブロック図である。
【0023】図1に示す本実施の形態は、情報通信を行
うネットワーク1と、ネットワーク1に接続され業務の
処理担当者であるユーザが利用する複数のワークフロー
データ入出力装置2と、ネットワーク1に接続されワー
クフロー定義を行う定義装置3と、ネットワーク1に接
続されシステム全体の制御を行うワークフローエンジン
制御装置4と、ワークフローエンジン制御装置4に接続
され運用されるデータを制御するワークフローデータ制
御装置5とから構成されている。
【0024】次に、図2を参照して、本発明のワークフ
ローシステムの詳細ブロックについて説明する。
【0025】図2は、ワークフローシステムの一例を示
す詳細ブロック図である。なお、図2において図1に示
す構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号
を付し、その説明を省略する。
【0026】図2において、ワークフローデータ入出力
装置2は、ワークフローデータの入出力を制御するワー
クフローデータ入出力制御手段21を含み、定義装置3
は、ワークフロー定義の入出力を制御する定義入出力制
御手段31を含んでいる。
【0027】ワークフローエンジン制御装置4は、ワー
クフローエンジン制御装置4の制御を行うワークフロー
エンジン制御手段41と、ワークフローエンジン制御手
段41に接続されワークフロー定義の情報制御を行うワ
ークフロー定義情報制御手段42と、ワークフローエン
ジン制御手段41に接続されユーザ定義情報の情報制御
を行うワークフローユーザ情報制御手段44とを含んで
いる。ワークフローエンジン制御装置4は、さらに、ワ
ークフロー定義の定義データを記憶するワークフロー定
義データ記憶装置43と、ユーザ定義情報を記憶するユ
ーザ情報記憶装置45とを含んでおり、ワークフロー定
義データ記憶装置43は、ワークフロー定義データテー
ブル431とワークフロー定義管理テーブル432とを
含み、ユーザ情報記憶装置45は、ユーザ定義テーブル
451と役職定義テーブル452とを含んでいる。ワー
クフロー定義情報制御手段42は、定義入出力制御手段
31から入力されるワークフロー定義をワークフローエ
ンジン制御手段41から受信して、ワークフロー定義デ
ータテーブル431とワークフロー定義管理テーブル4
32に記憶させる。ワークフローユーザ情報制御手段4
4は、定義入出力制御手段31から入力されるユーザ定
義情報をワークフローエンジン制御手段41から受信し
て、ユーザ定義テーブル451と役職定義テーブル45
2に記憶させる。
【0028】ワークフローデータ制御装置5は、ワーク
フロー運用データのデータ制御を行うワークフロー運用
データ制御手段51と、ワークフローデータのデータ制
御を行うワークフローデータ制御手段53とを含んでい
る。ワークフローデータ制御装置5は、さらに、ワーク
フロー運用データを記憶するワークフロー運用データ記
憶装置52と、ワークフローデータを記憶するワークフ
ローデータ記憶装置54とを含んでおり、ワークフロー
運用データ記憶装置52は、インスタンス定義テーブル
521とワークフロー運用データテーブル522とユー
ザ運用データ領域523とを含み、ワークフローデータ
記憶装置54は、ワークフローデータテーブル541を
含んでいる。ワークフロー運用データ制御手段51は、
ワークフローデータ入出力制御手段21から入力される
ワークフローデータをワークフローエンジン制御手段4
1から受信して、ワークフロー運用データを作成し、イ
ンスタンス定義テーブル521とワークフロー運用デー
タテーブル522とユーザ運用データ領域523に記憶
させる。ワークフローデータ制御手段53は、ワークフ
ローデータ入出力制御手段21から入力されるワークフ
ローデータをワークフローエンジン制御手段41から受
信して、ワークフローデータテーブル541に記憶させ
る。
【0029】次に、図3、図4、図5を参照して、本実
施形態の動作について説明する。
【0030】図3は、ワークフロー定義の一例を示す図
である。
【0031】図3(a)は、ワークフロー定義の例の概
念図であり、一連のワークフローを個々の処理の流れと
して定義しており、処理の種類を規定するアクティビテ
ィ71〜76において、処理の種類を上段に示し、その
処理の処理担当者(ユーザと言う)を下段に示してお
り、各アクティビティの順番を示す矢線によってワーク
フローを定義するものである。
【0032】アクティビティは、「開始」71や「終
了」76のように、システムがワークフローの経路を制
御するためにある制御アクティビティと、「申請」72
や「処理A」73のようにユーザがワークフローデータ
の入出力を行う入出力アクティビティに分類される。そ
して、入出力アクティビティ「申請」72は誰が行って
もよいため特にそのユーザを規定していないが、入出力
アクティビティ「処理A」73〜「処理C」75には、
必要に応じてそのユーザが「主任」、「課長」、「部
長」のように定義されている。
【0033】図3(a)に示したワークフロー定義は、
定義装置3の定義入出力制御手段31からシステムに入
力され、ワークフローエンジン制御手段41とワークフ
ロー定義情報制御手段42を介して、ワークフロー定義
データテーブル431とワークフロー定義管理テーブル
432に記憶される。
【0034】図3(b)は、ワークフロー定義データテ
ーブル431の一例を示しており、図3(a)に示した
ワークフロー定義を含んでいる。
【0035】ワークフロー定義データテーブル431
は、ワークフロー定義のIDを示すワークフロー定義I
D4311と、アクティビティの処理の順番を示す順番
4312と、アクティビティの種別4313と、アクテ
ィビティ名称4314と、アクティビティのユーザの役
職を示す役職ID4315とを含んでいる。図3(a)
に示したワークフロー定義は、ワークフロー定義データ
テーブル431の第1行〜第6行に記入されており、ア
クティビティ名称4314が図3(a)のアクティビテ
ィの上段に示した処理の種類と一致している。そして、
アクティビティ名称4314の「処理A」、「処理
B」、「処理C」には、それぞれ該アクティビティのユ
ーザ、すなわち「主任」、「課長」、「部長」を示す
「30」、「40」、「50」が役職ID4315に記
入されている。
【0036】図3(c)は、ワークフロー定義管理テー
ブル432の一例を示しており、図3(a)に示したワ
ークフロー定義は、ワークフロー定義ID4321が
「1000」の行に、その名称を「購入申請」としてワ
ークフロー名称4322に記入されている。そして、そ
のワークフロー定義の作成者4323と作成日4324
も記入されている。
【0037】図4は、ユーザ定義情報の一例を示す図で
ある。
【0038】図4(a)は、ユーザ定義情報の元となる
組織図を示すものであり、技術部の組織図を示してい
る。例えば、担当役職である「橋本」82の直属上司は
主任役職である「的場」83であり、組織関係線81で
結線表示される。
【0039】図4(a)に示した組織図は、定義装置3
の定義入出力制御手段31からシステムに入力され、ワ
ークフローエンジン制御手段41とワークフローユーザ
情報制御手段44を介して、ユーザ定義テーブル451
と役職定義テーブル452に記憶される。
【0040】図4(b)は、ユーザ定義テーブル451
の一例を示すものであり、図4(a)に示した組織図を
含んでおり、1名のユーザごとに1名の上司ユーザID
を示すものである。
【0041】ユーザ定義テーブル451は、部門のID
を示す部門ID4511と、部門名4512と、ユーザ
ID4513と、ユーザ名4514と、ユーザ名451
4の役職を示す役職ID4515と、ユーザ名4514
の上司のユーザIDを示す上司ユーザID4516とを
含んでいる。役職ID4515は、図3(b)に示した
役職ID4315と同一であり、役職ID4515は、
図4(c)の役職定義テーブル452に定義された意味
を持つ。一例として、役職ID「30」は「主任」、役
職ID「40」は「課長」、役職ID「50」は「部
長」を意味している。
【0042】次に、図5を参照して、各入出力アクティ
ビティの処理が指示された場合の、ワークフローエンジ
ン制御手段41を中心とする動作について詳述する。
【0043】図5は、本実施形態の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【0044】図5において、担当役職である「橋本」8
2がワークフローデータ入出力装置2を操作して、ワー
クフローシステムによる処理を新規にはじめると(処理
ステップ101)、ワークフローエンジン制御手段41
はワークフローデータ入出力制御手段21を通してユー
ザ情報を取得し(処理ステップ102)、業務の種類ご
とに登録されたワークフロー定義の中から開始するワー
クフローの実行を受け付ける(処理ステップ103)。
ユーザ情報とは、処理を行おうとするユーザが誰である
かを特定する情報であり、この場合は「橋本」82の情
報である。
【0045】「橋本」82による指定に基づき、ワーク
フローエンジン制御手段41はワークフロー定義情報制
御手段42を通してワークフロー定義データテーブル4
31からワークフロー定義のデータ検索を行うと共に、
ワークフロー運用データ制御手段51を通してインスタ
ンス定義テーブル521から指定された作業のインスタ
ンスIDを検索する(処理ステップ104)。インスタ
ンスIDは、指定された作業ごとに付されるIDであ
り、作業の開始から終了までを1つのインスタンスID
で識別可能なものとなっている。今の場合、指定された
作業は新規の作業であるため、インスタンスIDは未だ
生成されておらず、従ってインスタンスIDは検索され
ず、ワークフローエンジン制御手段41は、ワークフロ
ー定義の制御アクティビティ「開始」71の直後の入出
力アクティビティ「申請」72であると認識し(処理ス
テップ105でYES)、入出力アクティビティ「申
請」72の処理としてワークフローデータ入出力装置2
から入力されるワークフローデータを受付ける(処理ス
テップ107)。ワークフローデータとは、該入出力ア
クティビティで必要となるデータの事であり、「申請」
72であれば申請の作業に必要となる申請者名や申請内
容などのデータである。なお、処理ステップ105は、
現在のアクティビティが該ワークフローの最初の入出力
アクティビティであるか否かを判定するステップであ
り、本実施の形態では最初の入出力アクティビティが
「申請」72であるか否かを判定している。
【0046】その後、ワークフローデータの入力完了を
受付けると(処理ステップ108)、ワークフローエン
ジン制御手段41は入力されたワークフローデータをワ
ークフローデータテーブル541へ登録し(処理ステッ
プ109)、新規にインスタンスIDを生成すると共
に、そのインスタンスIDに対応する運用データ(処理
の進度を示すデータ)をそれぞれインスタンス定義テー
ブル521とワークフロー運用データテーブル522へ
登録する(処理ステップ110)。ワークフローエンジ
ン制御手段41は、入出力アクティビティ「申請」72
の処理を完了する(処理ステップ111)と、ワークフ
ロー定義データテーブル431からその後に行うべき入
出力アクティビティの有無を検索し(処理ステップ11
2)、直前の入出力アクティビティがワークフロー定義
の最後の入出力アクティビティかどうかをチェックする
(処理ステップ113)。
【0047】次に行うべき入出力アクティビティが有る
場合(処理ステップ113でYES)、ワークフロー定
義データテーブル431と役職定義テーブル452から
次の入出力アクティビティの処理担当者(ユーザ)の役
職ID(「30」)を検索する(処理ステップ114)
と共に、ユーザ定義テーブル451から直前の処理担当
者(ユーザ)である「橋本」82の直属上司のユーザI
D(「MATOBA」)とその役職ID(「30」)を
検索する(処理ステップ115)。そして、検索された
上司の役職が次の入出力アクティビティの処理担当者
(ユーザ)の役職以上かをチェックする(処理ステップ
116)と、前者が30で後者も30であると認識し
(処理ステップ116でYES)、検索された上司であ
るユーザIDが「MATOBA」である「的場」83を
次の入出力アクティビティ「処理A」の処理担当者(ユ
ーザ)であると確定する(処理ステップ118)。な
お、処理ステップ116でNOの場合は、検索された上
司の更に上位の上司を検索し(処理ステップ117)、
処理ステップ116の判定に戻る。
【0048】その後、ワークフローエンジン制御手段4
1は、ユーザ運用データ領域523のユーザIDが「M
ATOBA」の領域に、インスタンスIDを含めて処理
指示のデータを作成し(処理ステップ119)、インス
タンス定義テーブル521には、処理ステップ110で
生成したインスタンスIDに対応させて、次の入出力ア
クティビティ「処理A」の処理担当者(ユーザ)と入出
力アクティビティ名称などのデータを登録して(処理ス
テップ120)、ワークフロー処理を終了する(処理ス
テップ122)。なお、処理ステップ113で次の入出
力アクティビティが無い場合には(処理ステップ113
でNO)、インスタンス定義テーブル521の該当イン
スタンスIDの処理完了を登録して(処理ステップ12
1)、ワークフロー処理を終了する(処理ステップ12
2)。また、処理ステップ105において、現在のアク
ティビティが「申請」72で無い場合には(処理ステッ
プ105でNO)、既に直前のアクティビティの処理が
終了してワークフローデータが登録されているため、こ
のワークフローデータをワークフローデータテーブル5
41から検索し、ワークフローデータ入出力装置2に表
示する(処理ステップ106)。そして、処理ステップ
107に進む。
【0049】処理ステップ122のワークフロー処理を
終了した後に、次の処理担当者である「的場」83が、
自分のユーザ運用データ領域523に処理指示が有る事
を認識して、その処理の開始を、ワークフローデータ入
出力装置2を用いて指示すると、ワークフローシステム
は再び図5に示した処理ステップ101から処理を実行
する。このようにしてワークフローシステムはワークフ
ローデータの入出力を繰り返して処理を進める。
【0050】以上に説明したように、本実施形態におい
ては、アクティビティの処理担当者を簡易な仕組みで決
定できるという効果を有している。
【0051】次に、図6、図7、図8を参照して、ワー
クフロー定義で定義された業務の種類ごとに、適切な処
理担当者へワークフローの処理を指示することを可能と
するワークフローシステムの第2の実施形態について説
明する。
【0052】第2の実施形態は、業務の種類が複数あっ
た場合に、業務の種類ごとに適切な処理担当者へワーク
フローの処理を指示するものであるため、ワークフロー
システムのブロック図は、図1に示したものと同一であ
る。また、図2に示した詳細ブロック図もほぼ同一であ
り、図2と異なる点は、ワークフロー定義管理テーブル
432がワークフロー定義管理テーブル432−1とな
り、ユーザ定義テーブル451がユーザ定義テーブル4
51−1となっている点である。
【0053】図6は、第2の実施形態におけるワークフ
ロー定義の一例を示す図である。
【0054】図6(a)は、ワークフロー定義の例の概
念図であり、図3(a)に示した概念図と同一である。
【0055】図6(b)は、ワークフロー定義データテ
ーブル431の一例を示しており、図3(b)に示した
ものと構成が同一である。
【0056】図6(c)は、ワークフロー定義管理テー
ブル432−1の一例を示しており、図3(c)に示し
たワークフロー定義管理テーブル432に、業務種類4
325を追加した構成となっており、業務種類4325
で業務種類(XとY)が定義されている。
【0057】図7は、第2の実施形態におけるユーザ定
義情報の一例を示す図である。
【0058】図7(a)は、ユーザ定義情報の元となる
組織図を示すものであり、技術部の組織図を示している
ものであるが、図4(a)と異なる点は、業務種類ごと
に業務X組織関係線87a(実線で示している)と業務
Y組織関係線87b(点線で示している)の2種類の組
織関係線があることである。例えば、担当役職である
「橋本」82にとって、業務種類Xの直属上司としては
主任役職である「的場」83が設定されており、業務種
類Yの直属上司としては主任役職である「横山」84が
設定されている事を示す。
【0059】図7(b)は、ユーザ定義テーブル451
−1の一例を示すものであり、図4(b)に示したユー
ザ定義テーブル451と異なる点は、上司ユーザID4
516に代えて業務X上司ユーザID4517と業務Y
上司ユーザID4518という項目が設定されていると
いう点である。
【0060】図7(c)は、役職定義テーブル452を
示しており、図4(c)の役職定義テーブル452と同
一であり、同一の意味を持つ。
【0061】図8は、第2の実施形態の動作を説明する
フローチャートである。
【0062】図8のフローチャートにおいて、図5に示
したフローチャートと異なる点は、処理ステップ115
の直前に処理ステップ130「本ワークフローの業務の
種類を検索」が有る点である。
【0063】図8において、担当役職である「橋本」8
2がワークフローデータ入出力装置2を操作して、ワー
クフローシステムによる処理をはじめ(処理ステップ1
01)、ワークフローシステムによる入出力アクティビ
ティ「申請」72の処理を行って、該入出力アクティビ
ティの処理を完了する(処理ステップ111)。なお、
処理ステップ101〜処理ステップ111までの動作
は、図5に示した第1の実施形態と同一であるため、詳
細な説明は省略する。
【0064】入出力アクティビティ「申請」72の処理
を完了する(処理ステップ111)と、ワークフローエ
ンジン制御手段41は、ワークフロー定義データテーブ
ル431からその後に行うべき入出力アクティビティの
有無を検索し(処理ステップ112)、直前の入出力ア
クティビティがワークフロー定義の最後の入出力アクテ
ィビティかどうかをチェックする(処理ステップ11
3)。
【0065】次に行うべき入出力アクティビティが有る
場合(処理ステップ113でYES)、ワークフロー定
義データテーブル431と役職定義テーブル452から
次の入出力アクティビティの処理担当者(ユーザ)の役
職ID(「30」)を検索する(処理ステップ11
4)。その後、ワークフロー定義管理テーブル432−
1から現在のワークフローの業務の種類を検索し(処理
ステップ130)、例えば第2の実施形態ではワークフ
ロー定義ID4321が「5000」の技術報告書のワ
ークフローであったとすると、業務の種類は「Y」であ
ると認識する。そしてユーザ定義テーブル451−1か
ら直前の処理担当者である「橋本」82の業務種類Yの
直属上司を検索すると役職ID「30」の「横山」84
が得られる(処理ステップ115)。
【0066】その後は、第1の実施形態と同様に、検索
された上司の役職をチェックして次の入出力アクティビ
ティ「処理A」73の処理担当者を確定し、処理指示の
データを作成してからワークフロー処理を終了する(処
理ステップ116〜処理ステップ122)。
【0067】以上で説明したように、第2の実施形態に
おいては、ワークフロー定義の対象となる業務の種類に
よって、処理すべき処理担当者が異なる業務ルールがあ
った場合でも、適切な処理担当者へワークフローの処理
を確実に指示することができるという効果を有してい
る。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワークフ
ローシステム及びワークフロー処理方法は、ワークフロ
ー定義において各アクティビティの処理担当者を指定で
きるので、アクティビティの処理担当者を簡易な仕組み
で決定できるという効果を有している。
【0069】また、ユーザ1名に対して業務の種類ごと
に複数名の上司を登録できるユーザ定義機能とワークフ
ロー定義の業務の種類を認識する機能を備えているた
め、ワークフロー定義で定義された業務の種類ごとに、
適切な処理担当者へワークフローの処理を確実に指示す
ることが可能となるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワークフローシステムの一実施形態を
示すブロック図である。
【図2】ワークフローシステムの一例を示す詳細ブロッ
ク図である。
【図3】ワークフロー定義の一例を示す図である。
【図4】ユーザ定義情報の一例を示す図である。
【図5】本実施形態の動作を説明するフローチャートで
ある。
【図6】第2の実施形態におけるワークフロー定義の一
例を示す図である。
【図7】第2の実施形態におけるユーザ定義情報の一例
を示す図である。
【図8】第2の実施形態の動作を説明するフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 ワークフローデータ入出力装置 21 ワークフローデータ入出力制御手段 3 定義装置 31 定義入出力制御手段 4 ワークフローエンジン制御装置 41 ワークフローエンジン制御手段 42 ワークフロー定義情報制御手段 43 ワークフロー定義データ記憶装置 431 ワークフロー定義データテーブル 432 ワークフロー定義管理テーブル 432−1 ワークフロー定義管理テーブル 44 ワークフローユーザ情報制御手段 45 ユーザ情報記憶装置 451 ユーザ定義テーブル 451−1 ユーザ定義テーブル 452 役職定義テーブル 5 ワークフローデータ制御装置 51 ワークフロー運用データ制御手段 52 ワークフロー運用データ記憶装置 521 インスタンス定義テーブル 522 ワークフロー運用データテーブル 523 ユーザ運用データ領域 53 ワークフローデータ制御手段 54 ワークフローデータ記憶装置 541 ワークフローデータテーブル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報通信を行うネットワークと、前記ネ
    ットワークに接続され処理担当者であるユーザが利用す
    る複数の入出力装置と、前記ネットワークに接続されワ
    ークフローに関する定義を行う定義装置と、前記ネット
    ワークに接続されシステム全体の制御を行うワークフロ
    ーエンジン制御装置と、前記ワークフローエンジン制御
    装置に接続され運用されるデータを制御するワークフロ
    ーデータ制御装置とを備えたワークフローシステムであ
    って、アクティビティの処理の種類と処理の順番および
    アクティビティの処理担当者であるユーザを定義するワ
    ークフロー定義手段と、処理担当者であるユーザの所属
    する組織の構成およびユーザごとに該ユーザの上司ユー
    ザを1名定義するユーザ定義手段を備え、個々のアクテ
    ィビティの処理終了時に次のアクティビティの処理担当
    者を一意に決定するユーザ決定手段を備えることを特徴
    とするワークフローシステム。
  2. 【請求項2】 前記ワークフロー定義手段は、少なくと
    も、アクティビティの処理の種類を示すアクティビティ
    名称欄と、アクティビティの処理の順番を示す順番欄
    と、アクティビティの処理担当者であるユーザの役職I
    Dを示す役職ID欄とを備えるワークフロー定義データ
    テーブルと、ワークフロー定義ID欄とワークフロー名
    称欄とを備えるワークフロー定義管理テーブルと、を備
    えることを特徴とする請求項1に記載のワークフローシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザ定義手段は、少なくとも、ユ
    ーザの所属する組織の部門名欄と、ユーザのIDを示す
    ユーザID欄と、ユーザの名前を示すユーザ名欄と、ユ
    ーザの役職を示す役職ID欄と、ユーザの直属上司のユ
    ーザIDを示す上司ユーザID欄とを備えるユーザ定義
    テーブルと、役職ID欄と役職名欄とを備える役職定義
    テーブルと、を備えることを特徴とする請求項2に記載
    のワークフローシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のワークフローシステム
    において、前記ユーザ決定手段は、アクティビティの中
    の入出力アクティビティの処理を終了すると、前記ワー
    クフロー定義データテーブルからその後に行うべき入出
    力アクティビティの有無を検索し(処理ステップ11
    2)、直前の入出力アクティビティがワークフロー定義
    の最後の入出力アクティビティかどうかをチェックし
    (処理ステップ113)、次に行うべき入出力アクティ
    ビティが有る場合(処理ステップ113でYES)、前
    記ワークフロー定義データテーブルと前記役職定義テー
    ブルから次の入出力アクティビティの処理担当者(ユー
    ザ)の役職IDを検索し(処理ステップ114)、次
    に、前記ユーザ定義テーブルから直前の処理担当者(ユ
    ーザ)の直属上司のユーザIDとその役職IDを検索し
    (処理ステップ115)、検索された上司の役職が次の
    入出力アクティビティの処理担当者(ユーザ)の役職以
    上かをチェックし(処理ステップ116)、前者が後者
    以上であると認識した場合は(処理ステップ116でY
    ES)、検索された上司を次の入出力アクティビティの
    処理担当者(ユーザ)であると確定し(処理ステップ1
    18)、処理ステップ116でNOの場合(前者<後
    者)は、検索された上司の更に上位の上司を検索し(処
    理ステップ117)、処理ステップ116の判定に戻る
    処理ステップを実行して、次のアクティビティの処理担
    当者(ユーザ)を一意に決定することを特徴とするワー
    クフロー処理方法。
  5. 【請求項5】 情報通信を行うネットワークと、前記ネ
    ットワークに接続され処理担当者であるユーザが利用す
    る複数の入出力装置と、前記ネットワークに接続されワ
    ークフローに関する定義を行う定義装置と、前記ネット
    ワークに接続されシステム全体の制御を行うワークフロ
    ーエンジン制御装置と、前記ワークフローエンジン制御
    装置に接続され運用されるデータを制御するワークフロ
    ーデータ制御装置とを備えたワークフローシステムであ
    って、アクティビティの処理の種類と処理の順番および
    アクティビティの処理担当者であるユーザを定義するワ
    ークフロー定義手段と、処理担当者であるユーザの所属
    する組織の業務別の構成およびユーザごとに該ユーザの
    上司ユーザを業務別に複数定義するユーザ定義手段を備
    え、個々のアクティビティの処理終了時に次のアクティ
    ビティの処理担当者を、業務の種類に応じて一意に決定
    するユーザ決定手段を備えることを特徴とするワークフ
    ローシステム。
  6. 【請求項6】 前記ワークフロー定義手段は、少なくと
    も、アクティビティの処理の種類を示すアクティビティ
    名称欄と、アクティビティの処理の順番を示す順番欄
    と、アクティビティの処理担当者であるユーザの役職I
    Dを示す役職ID欄とを備えるワークフロー定義データ
    テーブルと、ワークフロー定義ID欄とワークフロー名
    称欄と業務種類欄を備えるワークフロー定義管理テーブ
    ルと、を備えることを特徴とする請求項5に記載のワー
    クフローシステム。
  7. 【請求項7】 前記ユーザ定義手段は、少なくとも、ユ
    ーザの所属する組織の部門名欄と、ユーザのIDを示す
    ユーザID欄と、ユーザの名前を示すユーザ名欄と、ユ
    ーザの役職を示す役職ID欄と、ユーザの直属上司のユ
    ーザIDを業務種類に対応して定義する複数の業務別上
    司ユーザID欄とを備えるユーザ定義テーブルと、役職
    ID欄と役職名欄とを備える役職定義テーブルと、を備
    えることを特徴とする請求項6に記載のワークフローシ
    ステム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のワークフローシステム
    において、前記ユーザ決定手段は、アクティビティの中
    の入出力アクティビティの処理を終了すると、前記ワー
    クフロー定義データテーブルからその後に行うべき入出
    力アクティビティの有無を検索し(処理ステップ11
    2)、直前の入出力アクティビティがワークフロー定義
    の最後の入出力アクティビティかどうかをチェックし
    (処理ステップ113)、次に行うべき入出力アクティ
    ビティが有る場合(処理ステップ113でYES)、前
    記ワークフロー定義データテーブルと前記役職定義テー
    ブルから次の入出力アクティビティの処理担当者(ユー
    ザ)の役職IDを検索し(処理ステップ114)、次
    に、前記ワークフロー定義管理テーブルから現在のワー
    クフローの業務の種類を検索し(処理ステップ13
    0)、次に、前記ユーザ定義テーブルから直前の処理担
    当者(ユーザ)の直属上司のユーザIDとその役職ID
    を処理ステップ130で検索した業務の種類に対応して
    検索し(処理ステップ115)、検索された上司の役職
    が次の入出力アクティビティの処理担当者(ユーザ)の
    役職以上かをチェックし(処理ステップ116)、前者
    が後者以上であると認識した場合は(処理ステップ11
    6でYES)、検索された上司を次の入出力アクティビ
    ティの処理担当者(ユーザ)であると確定し(処理ステ
    ップ118)、処理ステップ116でNOの場合(前者
    <後者)は、検索された上司の更に上位の上司を検索し
    (処理ステップ117)、処理ステップ116の判定に
    戻る処理ステップを実行して、次のアクティビティの処
    理担当者(ユーザ)を業務の種類に応じて一意に決定す
    ることを特徴とするワークフロー処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006155300A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Nextage:Kk 電子印鑑認証システム
JP2008107912A (ja) * 2006-10-23 2008-05-08 Ricoh Co Ltd 業務管理装置、業務管理方法及び業務管理プログラム
JP2019204441A (ja) * 2018-05-25 2019-11-28 みずほ情報総研株式会社 回付管理システム、回付管理方法及び回付管理プログラム

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