JPH1049504A - 負荷分散バッチシステム - Google Patents

負荷分散バッチシステム

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JPH1049504A
JPH1049504A JP8204733A JP20473396A JPH1049504A JP H1049504 A JPH1049504 A JP H1049504A JP 8204733 A JP8204733 A JP 8204733A JP 20473396 A JP20473396 A JP 20473396A JP H1049504 A JPH1049504 A JP H1049504A
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JP
Japan
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job
load distribution
distribution unit
unit
machine
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JP8204733A
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Susumu Shiraishi
將 白石
Hiroyuki Sato
裕幸 佐藤
Katsuto Nakajima
克人 中島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の計算機をネットワーク接続した負荷分
散バッチシステムにおいて、計算機間の通信回数を減ら
し、ジョブ実行の進行状況を把握できるようにする。 【解決手段】 ジョブ登録マシンは、負荷分散単位キュ
ー編集手段、負荷情報収集手段、負荷分散単位スケジュ
ール手段、ジョブ進行度算出手段、実行時間予測手段、
終了時刻予測手段、過去のジョブ実行統計情報を備え、
また負荷分散単位スケジュール手段は、負荷分散単位キ
ューを含む。利用者は負荷分散単位キュー編集手段によ
り、グループ化した各ジョブを負荷分散単位としてジョ
ブ登録マシンからジョブ実行マシンへ転送し、また、実
行時間予測手段、ジョブ進行度算出手段、終了時刻予測
手段により、予測実行時間、ジョブ実行の進行度、予測
終了時間を算出して表示させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークで接
続された計算機から構成される負荷分散バッチシステム
に関し、特に各ジョブが細粒度、あるいは比較的均質で
ある場合に有効な負荷分散バッチシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークで接続された計算機から構
成される負荷分散バッチシステムの構成については従来
より研究されており、実際に製品として販売されている
ものもいくつか存在する。例えば、Platform
Computing CorporationのLSF
(Load Sharing Facility)に含
まれるlsbatchという負荷分散バッチシステム
は、ジョブを受付けてキューに保存しておき、適切な計
算機が利用可能になった時点で当該計算機に当該ジョブ
を転送して実行する(文献:「LSFユーザーガイド」
開発元 Platform Computing Co
rporation、国内総販売代理店 ダイキン工業
株式会社 1994)。その際の計算機の選択は、計算
機の最新の負荷情報に基づいて行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、ジョブの転送の度に計算機間で通信が行われるため
に、粒度の小さいジョブが多くあるような場合には計算
機間の通信が頻繁に発生し、負荷分散により得られる効
果を相殺する危険性があり、また、ネットワークを使用
している他のジョブの実行に支障を来たすという問題点
があった。
【0004】また、非均質であるようなジョブを対象と
しているため、全てのジョブの実行が終了する時刻を予
測するような機能もなく、利用者がジョブの実行の進み
具合を直感的に把握することができないという問題点が
あった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ジョブを階層的にグループ化し
て記述して任意の階層のジョブのグループ、またはジョ
ブを負荷分散の単位として指定可能とすることにより計
算機間の通信回数を減らし、比較的均質なジョブ群の実
行終了予測のサービスを提供することのできる負荷分散
バッチシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる負荷
分散バッチシステムは、登録されたジョブを保持するジ
ョブ登録マシンと、ジョブ登録マシンから転送されたジ
ョブを実行するジョブ実行マシンがネットワークで接続
されて構成された負荷分散バッチシステムにおいて、ジ
ョブ登録マシンは、ジョブを単一ジョブあるいはジョブ
グループとして階層的に記述して負荷分散単位に保持管
理する負荷分散単位管理手段と、負荷分散単位管理手段
で保持管理された任意階層のジョブをジョブ実行マシン
に負荷分散単位で転送指定するための負荷分散単位キュ
ー編集手段と、を備えるようにしたものである。
【0007】第2の発明は第1の発明に係わる負荷分散
バッチシステムにおいて、ジョブ実行マシンは、ジョブ
登録マシンから転送された負荷分散単位を単一ジョブの
レベルまで展開する負荷分散単位展開手段を備えるよう
にしたものである。
【0008】第3の発明は第1の発明に係わる負荷分散
バッチシステムにおいて、負荷分散単位キュー編集手段
は、負荷分散単位管理手段が保持している負荷分散単位
情報を表示し、利用者が負荷分散単位を任意に選択して
削除、あるいは任意に選択した場所に新たな負荷分散単
位を追加することを可能とするようにしたものである。
【0009】第4の発明は第3の発明に係わる負荷分散
バッチシステムにおいて、負荷分散単位キュー編集手段
は利用者が任意に選択した負荷分散単位を任意の階層ま
で展開して表示し、展開表示されたジョブのグループ、
または単一ジョブに対して任意に選択したものを削除
し、あるいは、任意に選択した場所に新たなジョブを追
加することを可能とするようにしたものである。
【0010】第5の発明は第1の発明に係わる負荷分散
バッチシステムにおいて、ジョブ実行マシンはジョブを
保持しているキュー内容を表示し、利用者が任意に選択
したジョブを削除し、あるいは、任意に選択した場所に
新たなジョブを追加することを可能とするジョブキュー
編集手段を備えるようにしたものである。
【0011】第6の発明は第1の発明に係わる負荷分散
バッチシステムにおいて、ジョブ登録マシンからジョブ
実行マシンに負荷分散単位を転送する順番を、負荷分散
単位に付与されている優先度に基づいて決定するように
したものである。
【0012】第7の発明は第1の発明に係わる負荷分散
バッチシステムにおいて、ジョブ登録マシンからジョブ
実行マシンに負荷分散単位を転送する順番を、負荷分散
単位を構成するジョブ毎に付与されている優先度に基づ
いて決定するようにしたものである。
【0013】第8の発明は第1の発明に係わる負荷分散
バッチシステムにおいて、ジョブ登録マシンは過去のジ
ョブ実行の統計情報に基づいて利用者が登録したジョブ
全体の実行に要する時間を予測して表示する実行時間予
測手段を備えるようにしたものである。
【0014】第9の発明は第1の発明に係わる負荷分散
バッチシステムにおいて、ジョブ登録マシンは登録され
た全体のジョブ数と既に実行を終了したジョブ数とから
ジョブの進行度を算出して表示するジョブ進行度算出手
段を備えるようにしたものである。
【0015】第10の発明は第1の発明に係わる負荷分
散バッチシステムにおいて、ジョブ登録マシンはジョブ
の実行開始から現在までのジョブ実行の速度と未実行の
ジョブ数と現在時刻とから全ジョブが終了する時刻を予
測して表示する終了時刻予測手段を備えるようにしたも
のである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明の第1の実施形態について、図1
乃至15に基づいて説明する。図1は、本実施形態にお
ける負荷分散バッチシステムの構成を示すブロック図で
ある。図1において、計算機2はジョブ登録マシンであ
り、負荷分散単位キュー編集手段20、負荷情報収集手
段21、負荷分散単位スケジュール手段22、ジョブ進
行度算出手段23、実行時間予測手段24、終了時刻予
測手段25、過去のジョブ実行統計情報26から構成さ
れる。なお、負荷分散単位スケジュール手段22は負荷
分散単位キュー220を含んで構成される。また、計算
機3,4,5はジョブ実行マシンであり、ジョブキュー
編集手段30,40,50、ジョブ実行履歴情報31,
41,51、ジョブ起動手段32,42,52、負荷分
散単位展開手段33,43,53、負荷情報計測手段3
4,44,54から構成される。なお、ジョブ起動手段
32,42,52はジョブキュー320,420,52
0を含んで構成される。また、1は上記計算機 2,
3,4,5を接続しているネットワークである。尚、本
実施形態では、ジョブ登録マシンとジョブ実行マシンの
役割を別個の計算機として実現しているが、物理的に同
一の計算機上に搭載することも可能である。
【0017】次に動作について説明する。利用者6は、
負荷分散単位キュー編集手段20を介して負荷分散単位
スケジュール手段22中に含まれる負荷分散単位キュー
220を編集する。負荷分散単位キュー220の各エン
トリが一つの負荷分散単位に対応している。負荷分散単
位とは、ジョブ登録マシン2からジョブ実行マシン3,
4,5に転送する処理要求の単位であり、ジョブまたは
ジョブグループである。ジョブは利用者側から見た処理
の最小単位であり、ジョブ名が与えられれば、どのジョ
ブ実行マシンでも対応する処理が実行可能であるものと
する。また、ジョブグループとは、複数のジョブを階層
的にグループ化したものである。
【0018】実行すべきジョブが多数ある場合、各ジョ
ブを負荷分散単位とするのではなく、ジョブをグループ
化して、各ジョブグループを負荷分散単位としてジョブ
登録マシンからジョブ実行マシンへの転送の単位とする
ことにより、計算機間の通信回数を減らすことができ
る。また、ジョブグループを単位として保存し、後で再
利用可能とすることで、同じようなジョブの実行を定常
的に行う利用者にとっては、ジョブの管理が楽になる、
という効果もある。
【0019】さて、各ジョブやジョブグループにはそれ
ぞれ優先度を表す数値が属性として付与されており、優
先度の大きなものから順に処理が実行されていく。負荷
分散単位をジョブ実行マシンに転送する順番の指定方法
としては、次の2種類の方法を想定している。第1に
は、各負荷分散単位に対応するジョブまたはジョブグル
ープに付与された優先度を負荷分散単位の優先度とし
て、それをもとに順番を定める方法である。もう1つ
は、各負荷分散単位を構成するジョブに付与された優先
度をもとに順番を定める方法である。
【0020】第2の方法としては、負荷分散単位を構成
するジョブに付与された優先度中で最大のものを当該負
荷分散単位の優先度として、それをもとに順番を定める
方法、あるいは負荷分散単位を構成するジョブに付与さ
れた優先度の平均値を当該負荷分散単位の優先度とし
て、これに基づいて順番を定める方法などがある。第2
の方法によれば、利用者がジョブグループに対して優先
度を設定する必要はなくなる。
【0021】次に、各々の方法について、具体的な例を
挙げて説明する。ここでは、図2のような非常に単純な
状況を考える。負荷分散単位としては、ジョブグループ
「GROUP_A」,ジョブ「JOB_B」が指定され
ているものとする。ここで、ジョブグループ「GROU
P_A」はジョブ「JOB_A1」,「JOB_A2」
から構成されている。ジョブ名の後ろの括弧内の数値は
各ジョブまたはジョブグループに付与されている優先度
である。
【0022】1番目の方法の場合、負荷分散単位「GR
OUP_A」の優先度は10、負荷分散単位「JOB_
B」の優先度は9である。従って、「GROUP_
A」,「JOB_B」の順にジョブ実行マシンに転送さ
れる。
【0023】2番目の方法において、負荷分散単位を構
成するジョブに付与された優先度中で最大のものを当該
負荷分散単位の優先度とする場合、負荷分散単位「GR
OUP_A」の優先度は12となる。また、負荷分散単
位「JOB_B」の優先度は9なので、この場合、「G
ROUP_A」,「JOB_B」の順にジョブ実行マシ
ンに転送される。
【0024】第2の方法を用いて、負荷分散単位を構成
するジョブに付与された優先度の平均値を当該負荷分散
単位の優先度とすると、負荷分散単位「GROUP_
A」の優先度は(4+12)/2=8となる。一方、負
荷分散単位「JOB_B」の優先度は9なので、この場
合、「JOB_B],「GROUP_A」の順にジョブ
実行マシンに転送される。
【0025】さて、負荷分散単位キュー220の編集が
終わると、負荷分散単位は優先度に従って降順にソート
され、負荷分散単位キュー内で並び替えられる。その
後、利用者6の指示により、キューイングされた負荷分
散単位毎に、負荷分散単位スケジュール手段22によっ
て、ジョブ実行マシン3,4,5に順次転送されて行
く。
【0026】ここで、具体的な負荷分散単位の転送方法
について説明する。負荷分散単位が単なるジョブの場合
は、当該ジョブに関する情報、例えばジョブ名と、当該
ジョブに付与された優先度等の属性値、を転送するだけ
で良い。負荷分散単位がジョブグループの場合には、ま
ず当該ジョブグループをジョブのレベルまで展開し、各
ジョブに関する情報を連結して転送する方法などが考え
られる。
【0027】次に、負荷分散単位のジョブを受け取った
ジョブ実行マシンの動作について、ジョブ実行マシン3
を例に取って説明する。ジョブ実行マシン3は負荷分散
単位を受け取ると、負荷分散単位展開手段33によっ
て、負荷分散単位をジョブのレベルまで展開する。前述
のような負荷分散単位の転送方法を取った場合には、負
荷分散単位として既にジョブのレベルにまで展開されて
いるので、負荷分散単位展開手段33は特に何もする必
要はない。一方、負荷分散単位がジョブグループの場合
は、負荷分散単位展開手段33は連結されたジョブを分
解する。展開されたジョブのリストは、各ジョブに付与
された優先度に従って降順にソートされた後、ジョブ起
動手段32内のジョブキュー320に格納される。ジョ
ブ起動手段32はジョブキュー320に格納されている
ジョブを逐次実行し、ジョブ実行の履歴をジョブ実行履
歴情報31に適宜書き込んでいく。
【0028】次に、負荷分散単位スケジュール手段によ
る負荷分散単位のスケジューリングの方法について説明
する。ジョブ実行マシン3,4,5には負荷情報計測手
段34,44,54が搭載されており、各マシンの負荷
情報を計測している。計測した負荷情報は適宜ジョブ登
録マシン2内の負荷情報収集手段21に送られる。負荷
分散単位スケジュール手段22は負荷情報収集手段21
から適宜各マシンの負荷情報を受け取り、負荷量がある
定められた値以下のマシンが存在するかどうかを調べ
る。もし存在すれば、負荷分散単位キュー220中の先
頭の負荷分散単位を当該ジョブ実行マシンに転送する。
当該ジョブ実行マシンが複数存在した場合には、その中
で最も負荷の低いものを選んで負荷分散単位を転送す
る。
【0029】利用者6は、負荷分散単位のスケジューリ
ング開始以降に負荷分散単位キュー編集手段20を介し
て負荷分散単位キュー220を編集することが可能であ
る。同様に、負荷分散単位のスケジューリング開始以降
に、ジョブキュー編集手段30,40,50を介してジ
ョブキュー320,420,520を編集することも可
能である。このようにして、利用者は柔軟なジョブ実行
の制御を行うことができる。
【0030】さて、負荷分散単位のスケジューリング開
始前に、負荷分散単位キュー220の編集が終った時点
で、利用者6の指示により、実行時間予測手段24はジ
ョブ全体の実行に要する予測時間を算出して表示する。
ジョブ全体の実行に要する時間の予想には、過去のジョ
ブ実行統計情報26が用いられる。過去のジョブ実行統
計情報は、ジョブの種類別に各実行マシンにおける処理
速度についての情報を保持している。過去のジョブ実行
統計情報の例を図3に示す。図より、例えば「Type
A」のジョブの場合、1分当たりに処理できるジョブ
数は、Machine_Aで2.8,Machine_
Bで1.8,Machine_Cで5.4であることが
分かる。
【0031】ここで、実行時間予測手段24の動作につ
いて説明する。なお、本実施形態における実行時間の予
測は、同じ種類のジョブの実行にはほぼ同じ程度の処理
時間を要するということを前提としている。まず、ジョ
ブの種類を利用者に指定させる。そして、指定されたジ
ョブの種類を含むエントリを、過去のジョブ実行統計情
報26よりサーチする。すると、各ジョブ実行マシンに
おける当該種類のジョブに関する処理速度が分かるの
で、それらから全体の処理速度を算出する。その後、実
行すべき全体のジョブ数と、算出した全体の処理速度に
より、全ジョブの実行に要する時間を算出して、表示す
る。
【0032】具体的な例として、図3のMachine
_A,Machine_B,Machine_Cを用い
て「Type A」のジョブを1000個実行する場合
を考える。この場合、同図より、全体の処理速度は2.
8+1.8+5.4=10.0[/分]となる。従っ
て、予測実行時間は1000/10.0=100[分]
となる。
【0033】また、負荷分散単位のスケジューリング開
始以降に、利用者6の指示により、ジョブ進行度算出手
段23はジョブの進行度を算出して表示する。ジョブ進
行度算出には、ジョブ実行履歴情報31,41,51が
用いられる。
【0034】ここで、ジョブ進行度算出手段23の動作
について説明する。但し、ジョブ進行度算出手段では、
利用者が登録した全体のジョブ数をあらかじめ負荷分散
単位キューを走査することによって取得し、保持してい
るものとする。まず、各ジョブ実行マシンのジョブ実行
履歴情報より、実行済ジョブ数を取得し、全実行済ジョ
ブ数を算出する。算出した全実行済ジョブ数と、利用者
によって登録された全体のジョブ数とより、ジョブ進行
度を算出して表示する。
【0035】例えば、全実行済ジョブ数が25個で、利
用者により登録された全体のジョブ数が100個の場
合、ジョブ進行度は、25/100* 100=25
[%]となる。
【0036】また、負荷分散単位のスケジューリング開
始以降に、利用者6の指示により、終了時刻予測手段2
5は、全てのジョブが終了する予測時刻を算出して、表
示を行う。予測終了時刻算出には、ジョブ実行履歴情報
31,41,51が用いられる。
【0037】ここで、終了時刻予測手段25の動作につ
いて説明する。但し、終了時刻予測手段は利用者が登録
した全体のジョブ数を予め負荷分散単位キューを走査す
ることによって、取得し、保持しているものとする。ま
ず、各ジョブ実行マシンのジョブ実行履歴情報より、実
行済ジョブ数とジョブ実行時間とを取得し、各ジョブ実
行マシンの処理速度を算出し、さらに全体での処理速度
を算出する。また、各ジョブ実行マシンの実行済ジョブ
数と、利用者により登録された全体のジョブ数から全未
実行ジョブ数を算出する。そして、全体での処理速度と
全未実行ジョブ数から、全未実行ジョブ数の実行に要す
る予測時間を算出し、更にこれを現在時刻に加えること
によって予測終了時刻を算出し、表示する。
【0038】例として、ジョブ実行マシンとしてMac
hine_A,Machine_B,Machine_
Cの3台を使用し、負荷分散単位のスケジューリング開
始後200分が過ぎた時点(19:00)で終了時刻予
測を行う場合を考える。その時点における実行済ジョブ
数が、Machine_Aが200個、Machine
_B,Machine_Cがともに400個であったと
する。この場合、処理速度は、Machine_Aが2
00/200=1.0[/分]、Machine_Bと
Machine_Cがともに400/200=2.0
[/分]となる。従って、全体の処理速度は1.0+
2.0+2.0=5.0[/分]となる。さらに、この
時の全未実行ジョブ数が500個であった場合、全未実
行ジョブ数の予測実行時間は、500/5.0=100
[分]となる。最終的に、予測終了時刻は19:00に
100[分]を加えることにより、20:40となる。
【0039】上で述べた処理では、ジョブのスケジュー
リングが始まってから現時点までの範囲の履歴に基づい
て全体の処理速度を算出したが、利用者が指定した時間
分の履歴に基づいて計算を進めることもできる。この方
式を取ることにより、ジョブ実行マシンの負荷の変動に
対応した予測を行うことが可能になる。
【0040】以上の実行時間予測手段、ジョブ進行度算
出手段、終了時刻予測手段の活用により、利用者はジョ
ブ実行の進み具合を直感的に把握できる。
【0041】次に、負荷分散単位キュー、及びジョブキ
ューの編集について説明する。図4は、キューの編集の
際に表示される初期画面を示す図である。図において、
「負荷分散単位キュー編集」ボタンまたは「ジョブキュ
ー編集」ボタンを選択することができる。入力は手段と
してはマウス、トラックボール等が使用可能であるが、
本実施形態では以降、マウスを使用した場合について説
明する。
【0042】まず、負荷分散単位のスケジューリング開
始前の負荷分散単位キューの編集方法について説明す
る。図4における「負荷分散単位キュー編集」ボタンを
マウスでクリックして選択すると、負荷分散単位キュー
の編集と、その補助手段としてのジョブグループ作成が
行えるような負荷分散単位キュー編集画面が表示され
る。
【0043】図5,図6を用いて、ジョブグループ作成
方法について説明する。図5は負荷分散単位キュー編集
画面である。図の「ジョブグループ作成」ボタンをマウ
スでクリックして選択することにより、ジョブグループ
作成モードに遷移し、ジョブグループ作成が可能にな
る。図中の各行が一つのジョブまたはジョブグループに
対応している。ジョブの記述の際には、「フラグ」、
「ジョブ名」、「優先度」、そして必要があれば「付加
情報」を指定する。ジョブグループの記述も同様である
が、負荷分散単位の優先度を、当該負荷分散単位を構成
するジョブの優先度に基づいて設定する場合には、「優
先度」を指定する必要はない。「フラグ」は、その行で
の記述対象がジョブかジョブグループかを指定する。
「J」がジョブ、「G」がジョブグループに各々対応し
ている。「ジョブ名」はその行で記述しているジョブま
たはジョブグループの名前を指定する。「優先度」は、
その行で記述しているジョブまたはジョブグループの処
理の優先度を表し、「付加情報」はその行で記述してい
るジョブまたはジョブグループの処理に必要なその他の
情報を指定する。図5は、ジョブ「JOB_1」,「J
OB_2」,「JOB_3」、ジョブグループ「GRO
UP_4」を含むジョブグループを作成する場合を示し
ている。但し、ジョブグループ「GROUP_4」は事
前に作成されている必要がある。図中の「OK」ボタン
をマウスでクリックして選択すると、新しいジョブグル
ープ名の入力指示画面が表示される。図6は、新しいジ
ョブグループ名として「GROUP_A」を指定した場
合を示したもので、図において「OK」ボタンをマウス
でクリックして選択すると、ジョブグループが作成され
る。ジョブグループは、その名前をファイル名として持
つようなファイルの形で保存される。
【0044】図7,図8は負荷分散単位キュー編集の画
面例を示す図である。図7では、まず各行にジョブ、ま
たはジョブグループを記述する。ジョブやジョブグルー
プの記述の方法は、前述のジョブグループ作成モードの
場合と同様である。また、「レベル」は、その行で記述
しているジョブまたはジョブグループの展開の深さのレ
ベルを表している。また、図ではジョブグループの展開
を行っていないので、「レベル」の値は全て「0」とな
っている。図7のジョブグループの行をマウスでダブル
クリックして選択すると、当該ジョブグループが1段展
開されて表示される。尚、ジョブの行をダブルクリック
しても何も起らない。
【0045】図8は、ジョブグループ「GROUP_
B」を展開表示した例を示す図であり、ジョブグループ
「GROUP_B」がジョブ「JOB_B1」,「JO
B_B2」、「JOB_B3」から構成されている様子
を示している。ジョブ「JOB_B1」,「JOB_B
2」,「JOB_B3」の「レベル」の欄が「1」とな
っているのは、展開の深さのレベルが「1」であること
を表している。負荷分散単位の指定は、負荷分散単位と
して指定したい行の左端の欄をマウスでクリックしてチ
ェックすることにより行う。この欄ではクリックを繰り
返すことにより、チェック記号をつけたり消したりする
ことができる。図では、負荷分散単位としてジョブグル
ープ「GROUP_A」,ジョブ「JOB_B1」,
「JOB_B2」,「JOB_B3」,「JOB_C」
を指定した場合を示している。図において、「OK」ボ
タンをマウスでクリックして選択すると、負荷分散単位
編集画面は消え、編集結果が確定する。なお、ジョブグ
ループと、それを構成するジョブまたはジョブグループ
を同時に負荷分散単位として指定することはできない。
図では、ジョブグループ「GROUP_B」を構成する
ジョブが負荷分散単位として指定されているので、ジョ
ブグループ「GROUP_B」を負荷分散単位として指
定できないように、左端の欄にマウスクリックの禁止マ
ークが表示されている。また、選択できるにも拘わら
ず、チェックされなかった行については、負荷分散単位
キューの内容確定の際に削除される。
【0046】次に、負荷分散単位のスケジューリング開
始以降における負荷分散単位キューの編集方法について
説明する。負荷分散単位のスケジューリング開始以降
に、図4において「負荷分散単位キュー編集」ボタンを
マウスでクリックして選択すると、負荷分散単位キュー
編集画面が現れ、その時点の負荷分散単位キューの状態
が表示される。この際、負荷分散単位のスケジューリン
グは一時的に中断される。これは、負荷分散単位キュー
編集画面の表示と実際の負荷分散単位キューの状態に矛
盾が生じるのを防ぐためである。図9は、負荷分散単位
キュー編集画面が現れた時点に、負荷分散単位キューに
ジョブグループ「GROUP_A」,「JOB_B
1」,「JOB_B2」が、この順にキューイングされ
ていた場合の画面例を示す図である。
【0047】負荷分散単位キューから、指定した負荷分
散単位を削除する方法について、図9,図10を用いて
説明する。負荷分散単位キュー編集画面で、削除したい
負荷分散単位の行をマウスでクリックして選択し、その
後「削除」ボタンをマウスでクリックして選択すると、
当該行が画面から削除される。図9でジョブ「JOB_
B1」の行を選択して「削除」ボタンを選択した結果の
画面を図10に示す。図10で「CANCEL」ボタン
をマウスでクリックして選択すると、当該負荷分散単位
の削除は行われないが、「OK」ボタンをマウスでクリ
ックして選択すると、当該負荷分散単位の削除作業が実
行される。「CANCEL」ボタンまたは「OK」ボタ
ンを選択した後は、負荷分散単位キュー編集画面は消
え、負荷分散単位のスケジューリングが再開される。
【0048】負荷分散単位キューの指定した場所に新た
な負荷分散単位を追加する方法について、図9,11,
12を用いて説明する。負荷分散単位キュー編集画面
で、新たな負荷分散単位を追加したい場所の直前の行を
マウスでクリックして選択した後、「追加」ボタンをマ
ウスでクリックすると、追加負荷分散単位の入力指示画
面が新たに表示される。追加負荷分散単位の入力指示画
面の例を図11に示す。図11は追加負荷分散単位とし
て、ジョブ「JOB_X」を指定した場合を示してい
る。フラグの選択は、同図で「フラグ」の右側の「J」
ボタンと「Q」ボタンのいずれかをマウスでクリックし
て選択することにより行う。なお、この場合、優先度は
指定してもしなくても良い。指定する場合は、当該負荷
分散単位を追加する場所の前後にある負荷分散単位に付
与されている優先度で挟まれる範囲の数値しか指定でき
ない。また、優先度を指定しない場合は、当該負荷分散
単位を追加する場所の前後にある負荷分散単位に付与さ
れている優先度で挟まれる範囲の数値が選ばれて、当該
負荷分散単位の優先度として付与される。追加負荷分散
単位の入力指示画面で入力を終え、「OK」ボタンをマ
ウスでクリックして選択すると、追加負荷分散単位の入
力指示画面が消え、負荷分散単位キュー編集画面で選択
した行の直後に、入力した新たな負荷分散単位が追加さ
れる。
【0049】図9でジョブ「JOB_B1」の行を選択
して、追加負荷分散単位としてジョブ「JOB_X」を
指定した場合の結果の画面を図12に示す。図12で
「CANCEL」ボタンをマウスでクリックして選択す
ると、当該負荷分散単位の追加は行われないが、「O
K」ボタンをマウスでクリックして選択すると、当該負
荷分散単位の追加の作業が実行される。「CANCE
L」ボタンまたは「OK」ボタンを選択した後は、負荷
分散単位キュー編集画面は消え、負荷分散単位のスケジ
ューリングが再開される。
【0050】負荷分散単位キューの指定した負荷分散単
位を展開して編集する方法を図9,13を用いて説明す
る。負荷分散単位キュー編集画面で展開したい負荷分散
単位の行をマウスでダブルクリックして選択すると、当
該負荷分散単位が1段展開されて表示される。勿論、展
開できるのは当該負荷分散単位がジョブグループである
場合であり、ジョブの場合には何も起らない。図9でジ
ョブグループ「GROUP_A」の行をマウスでダブル
クリックして選択した結果の画面を図13に示す。図1
3は、ジョブグループ「GROUP_A」がジョブ「J
OB_A1」,「JOB_A2」,「JOB_A3」か
ら構成されている場合について示している。負荷分散単
位が展開表示された画面において、前述の例と同様にし
て、展開表示されている部分の行に対して負荷分散単位
の削除や新たな負荷分散単位の追加等の作業を行うこと
ができる。
【0051】次に、負荷分散単位のスケジューリング開
始以降におけるジョブキューの編集方法について説明す
る。まず、図4において、「ジョブキュー編集」ボタン
をマウスでクリックして選択すると、図14のように
「ジョブキュー編集」ボタンの下に、使用しているジョ
ブ実行マシンのマシン名のリストが表示される。このリ
スト中、ジョブキュー編集を実行したいマシン名をマウ
スで選択すると、当マシンのジョブキュー編集画面が現
われ、ジョブ登録マシンから当該マシンへの新たな負荷
分散単位の転送と、当該マシンにおける新たなジョブの
実行が一時的に中断される。これは、ジョブキュー編集
画面の表示と実際のジョブキューの状態に矛盾が生じる
のを防ぐためである。図15に、ジョブキュー編集画面
が現れた時点で、ジョブキューにジョブ「JOB_C
1」,「JOB_C2」,「JOB_C3」がこの順に
キューイングされていた場合の画面の例を示す。ジョブ
キュー編集画面において、負荷分散単位キューの編集と
同様の作業を行うことによって、ジョブの削除や新たな
ジョブの追加等を行うことができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ジョブ登録マシンでジョブを階層的にグループ化して記
述して、任意の階層のジョブのグループ、またはジョブ
を負荷分散単位として指定してジョブ実行マシンに転送
するようにしたので、計算機間の通信回数を減らすこと
ができるという効果を有する。
【0053】また、ジョブ実行マシン上でジョブグルー
プをジョブ単位にまで展開処理できるようにしたのでネ
ットワーク、およびジョブ実行マシンの稼動状況に応じ
た負荷分散システムが実現できるという効果がある。
【0054】また、登録マシン上で負荷単位を構成する
ジョブグループ、あるいはジョブ単位に編集処理を可能
としたので実稼動に則した柔軟な負荷分散システムが実
現できるという効果がある。
【0055】また、負荷単位を任意の階層レベルにまで
展開して適宜編集処理を可能としたので木目の細かな負
荷分散制御を実現できる。
【0056】また、ジョブ実行マシン上でジョブグルー
プ、あるいはジョブ単位に適宜編集処理を可能としたの
でジョブ実行マシンの実運用状況を反映した柔軟な負荷
分散システムを実現できるという効果がある。
【0057】また、ジョブ実行マシンへの負荷分散単位
の転送を優先度情報に基づいて行うようにしたので、ジ
ョブの実行指定を柔軟に行えるという効果がある。
【0058】また、過去のジョブ実行履歴からジョブの
予測実行時間を算出して表示するようにしたので、ジョ
ブの実行の進み具合いを直感的に把握することができる
という効果を有する。
【0059】さらに、過去のジョブ実行履歴から、ジョ
ブの進行度、予測終了時刻を算出して表示するようにし
たので、ジョブの実行状況を予測することができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示すシステム構成図。
【図2】 本実施形態における負荷分散単位のジョブ実
行マシンへの転送順序指定を説明するための図。
【図3】 本実施形態における過去のジョブ実行統計情
報を示す図。
【図4】 本実施形態における負荷分散単位キュー編集
およびジョブキュー編集の際に表示される初期画面を示
す図。
【図5】 本実施形態における負荷分散単位キュー編集
のジョブグループ作成モード画面を示す図。
【図6】 本実施形態における負荷分散単位キュー編集
のジョブグループ作成モードで表示される新しいジョブ
グループ名の入力指示画面を示す図。
【図7】 本実施形態におけるスケジューリング開始以
前の負荷分散単位キュー編集画面を示す図。
【図8】 図7に対して負荷分散単位の指定を終えた時
点の画面を示す図。
【図9】 本実施形態におけるスケジューリング開始後
の負荷分散単位キュー編集画面を示す図。
【図10】 図9において指定負荷分散単位の削除を実
行した後の画面を示す図。
【図11】 本実施形態におけるスケジューリング開始
後の負荷分散単位キュー編集において新たな負荷分散単
位の追加を行う際に表示される追加負荷分散単位入力指
示画面を示す図。
【図12】 図9において新たな負荷分散単位の追加を
実行した後の画面を示す図。
【図13】 図9において指定負荷分散単位の展開を実
行した後の画面を示す図。
【図14】 本実施形態における負荷分散単位キュー編
集およびジョブキュー編集の際に表示される初期画面に
おいて「ジョブキュー編集」ボタンを選択した際の画面
を示す図。
【図15】 本実施形態におけるジョブキュー編集画面
を示す図。
【符号の説明】
1 ネットワーク、2 ジョブ登録マシン、3,4,5
ジョブ実行マシン、20 負荷分散単位キュー編集手
段、21 負荷情報収集手段、22 負荷分散単位スケ
ジュール手段、23 ジョブ進行度算出手段、24 実
行時間予測手段、25 終了時刻予測手段、26 過去
のジョブ実行統計情報、30,40,50 ジョブキュ
ー編集手段、31,41,51 ジョブ実行履歴情報、
32,42,52 ジョブ起動手段、33,43,53
負荷分散単位展開手段、34,44,54 負荷情報
計測手段、220 負荷分散単位キュー、320,42
0,520 ジョブキュー。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録されたジョブを保持するジョブ登録
    マシンと、該ジョブ登録マシンから転送されたジョブを
    実行するジョブ実行マシンがネットワークで接続されて
    構成された負荷分散バッチシステムにおいて、 前記ジョブ登録マシンは、ジョブを単一ジョブあるいは
    ジョブグループとして階層的に記述して負荷分散単位に
    保持管理する負荷分散単位管理手段と、 前記負荷分散単位管理手段で保持管理された任意階層の
    ジョブを前記ジョブ実行マシンに負荷分散単位で転送指
    定するための負荷分散単位キュー編集手段と、を備える
    ようにしたことを特徴とする負荷分散バッチシステム。
  2. 【請求項2】 前記ジョブ実行マシンは、前記ジョブ登
    録マシンから転送された負荷分散単位を単一ジョブのレ
    ベルまで展開する負荷分散単位展開手段を備えるように
    したことを特徴とする請求項1記載の負荷分散バッチシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記負荷分散単位キュー編集手段は、前
    記負荷分散単位管理手段が保持している負荷分散単位情
    報を表示し、利用者が負荷分散単位を任意に選択して削
    除、あるいは任意に選択した場所に新たな負荷分散単位
    を追加することを可能とするようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の負荷分散バッチシステム。
  4. 【請求項4】 前記負荷分散単位キュー編集手段は利用
    者が任意に選択した負荷分散単位を任意の階層まで展開
    して表示し、展開表示されたジョブのグループ、または
    単一ジョブに対して任意に選択したものを削除し、ある
    いは、任意に選択した場所に新たなジョブを追加するこ
    とを可能とするようにしたことを特徴とする請求項3記
    載の負荷分散バッチシステム。
  5. 【請求項5】 前記ジョブ実行マシンはジョブを保持し
    ているキュー内容を表示し、利用者が任意に選択したジ
    ョブを削除し、あるいは、任意に選択した場所に新たな
    ジョブを追加することを可能とするジョブキュー編集手
    段を備えるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    負荷分散バッチシステム。
  6. 【請求項6】 前記ジョブ登録マシンから前記ジョブ実
    行マシンに負荷分散単位を転送する順番を、当該負荷分
    散単位に付与されている優先度に基づいて決定するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の負荷分散バッチ
    システム。
  7. 【請求項7】 前記ジョブ登録マシンから前記ジョブ実
    行マシンに負荷分散単位を転送する順番を、当該負荷分
    散単位を構成するジョブ毎に付与されている優先度に基
    づいて決定するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の負荷分散バッチシステム。
  8. 【請求項8】 前記ジョブ登録マシンは過去のジョブ実
    行の統計情報に基づいて利用者が登録したジョブ全体の
    実行に要する時間を予測して表示する実行時間予測手段
    を備えるようにしたことを特徴とする請求項1記載の負
    荷分散バッチシステム。
  9. 【請求項9】 前記ジョブ登録マシンは登録された全体
    のジョブ数と既に実行を終了したジョブ数とからジョブ
    の進行度を算出して表示するジョブ進行度算出手段を備
    えるようにしたことを特徴とする請求項1記載の負荷分
    散バッチシステム。
  10. 【請求項10】 前記ジョブ登録マシンはジョブの実行
    開始から現在までのジョブ実行の速度と未実行のジョブ
    数と現在時刻とから全ジョブが終了する時刻を予測して
    表示する終了時刻予測手段を備えるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の負荷分散バッチシステム。
JP8204733A 1996-08-02 1996-08-02 負荷分散バッチシステム Abandoned JPH1049504A (ja)

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