JP2002221888A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002221888A
JP2002221888A JP2001019579A JP2001019579A JP2002221888A JP 2002221888 A JP2002221888 A JP 2002221888A JP 2001019579 A JP2001019579 A JP 2001019579A JP 2001019579 A JP2001019579 A JP 2001019579A JP 2002221888 A JP2002221888 A JP 2002221888A
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裕道 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタエンジンに搬送する用紙間隔を可能
な限り短縮化しつつも、トナー濃度検出処理など、画像
形成の際における前処理の実行を可能とする。 【解決手段】 連続印刷の際は、所定の不揮発メモリな
どに用意されたカウント領域に格納されている数値を参
照して、この数値が予め設定されているN(1以上の整
数)に達したか否かを判断する(ステップS2)。この
数値は印刷枚数のカウント値である。この数値がNに達
したときは(ステップS2のY)、カウント領域の数値
を0にリセットして(ステップS7)、プリンタエンジ
ンへの搬送過程にある先行する用紙と後続の用紙との用
紙間隔を、予め設定されている用紙間隔L2に拡大する
ように制御して、次の用紙の給紙をプリンタエンジンに
行って(ステップS8)、この用紙間隔L2でトナー濃
度制御の処理を実行し(ステップS9)、用紙の1枚の
片面に画像形成を行なう(ステップS4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特許第2941021号公報、特開平9-110313
号公報には、給紙カセットから感光体ドラムに用紙を供
給する途上で、搬送中の用紙をスイッチバック搬送路に
先端から収納し、この用紙の後端を先端とするようにス
イッチバックしてから感光体ドラムに供給する技術が開
示されている。
【0003】また、特開平5-307304号公報、特開平5-23
36号公報、特開平5-2300号公報などには、感光体上にト
ナー画像で作像した基準画像のトナーの付着量を光セン
サにより検出し、その検出結果に応じてトナー補給制御
を行なう、トナー濃度検出処理の技術が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の用紙をスイッチ
バックする従来技術を用いて、搬送途上の先行する用紙
と後続の用紙との間の間隔を狭め、連続給紙による連続
画像形成の生産性を向上させることが可能となる場合が
ある。
【0005】すなわち、スイッチバック搬送路からレジ
ストローラに先行する用紙を搬送するときの搬送速度
を、給紙カセットからスイッチバック搬送路に後続の用
紙を搬送するときの搬送速度より大きくした場合であ
る。この場合に、スイッチバック搬送路内で先行する用
紙と後続の用紙とが重畳しあってすれ違うようにすれ
ば、さらに用紙間隔を短縮することができる。
【0006】しかしながら、このような技術により用紙
間隔を短縮化し過ぎると、その用紙間隔において前記の
トナー濃度検出処理を感光体を用いて行うことができな
いという不具合がある。
【0007】この発明の目的は、プリンタエンジンに搬
送する用紙間隔を可能な限り短縮化しつつも、トナー濃
度検出処理など、画像形成の際における前処理の実行を
可能とすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、用紙上に電子写真方式で画像形成を行なうプリンタ
エンジンと、前記プリンタエンジンに用紙を搬送する給
紙装置と、前記プリンタエンジンを制御して画像形成を
行なうための前処理を前記プリンタエンジンに供給する
前記用紙の用紙間隔で行なう前処理手段と、前記前処理
を行なう際には前記給紙装置を制御して前記前処理の実
行を可能とするように当該処理を行なう前記用紙間隔を
調節し用紙間隔調節手段と、を備えている画像形成装置
である。
【0009】したがって、各種技術により先行する用紙
と後続の用紙との間隔を狭めても、画像形成を行なうた
めの前処理を行なう際には用紙間隔を調節して前処理の
実行を可能とすることができる。
【0010】前処理とは、用紙を導入して画像形成を行
なうのに先立ってプリンタエンジンで予め実行すべき処
理であって、例えば、像担持体上にトナー濃度の検出用
の基準画像をトナー画像で形成し、当該基準画像のトナ
ー濃度を検出するトナー濃度検出処理などである。
【0011】請求項2に記載の発明は、用紙上に電子写
真方式で画像形成を行なうプリンタエンジンと、用紙が
積層されて収納される積層収納部と、この積層されてい
る用紙を1枚ずつ分離して前記プリンタエンジンに搬送
する給紙装置と、前記搬送を行なう搬送経路上に設けら
れ前記積層収納部から取り出された前記用紙が一時的に
収納される一時収納部と、この一時収納部に前記積層収
納部から搬送された前記用紙を先端から収納し、また、
前記一時収納部に収納されている前記用紙の後端を先端
とするように前記用紙をスイッチバックして前記プリン
タエンジンに向けて送り出す用紙反転装置と、前記プリ
ンタエンジンを制御して画像形成を行なうための前処理
を前記プリンタエンジンに供給する前記用紙の用紙間隔
で行なう前処理手段と、前記前処理を行なう際には前記
給紙装置又は前記用紙反転装置を制御して前記処理の実
行を可能とするように当該処理を行なう前記用紙間隔を
調節する用紙間隔調節手段と、を備えている画像形成装
置である。
【0012】したがって、一時収納部で用紙をスイッチ
バックする技術を用いて、先行する用紙と後続の用紙と
の間隔を狭めても、画像形成を行なうための前処理を行
なう際には用紙間隔を調節して前処理の実行を可能とす
ることができる。
【0013】前処理とは、請求項1の場合と同様であ
る。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の画像形成装置において、前記前処理手段は、前
記前処理として像担持体上にトナー濃度の検出用の基準
画像をトナー画像で形成し当該基準画像のトナー濃度を
センサで検出するトナー濃度検出処理を行なうものであ
る。
【0015】したがって、画像形成を行なうための前処
理を行なう際には用紙間隔を調節してトナー濃度検出処
理を前処理として実行することを可能とすることができ
る。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかの一に記載の画像形成装置において、前記用紙間
隔調節手段は、用紙の搬送速度を変えることで前記用紙
間隔の調節を行なうものである。
【0017】したがって、用紙の搬送速度を変えること
で用紙間隔の調節を行なうことができる。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかの一に記載の画像形成装置において、前記用紙間
隔調節手段は、前記一時収納部又は前記積層収納部から
の用紙の送出しのタイミングを変えることで前記用紙間
隔の調節を行なうものである。
【0019】したがって、用紙の送出しのタイミングを
変えることで、容易に用紙間隔の調節を行なうことがで
きる。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
何れかの一に記載の画像形成装置において、前記プリン
タエンジンによる画像形成の枚数をカウントするカウン
ト手段を備え、前記前処理手段は、前記カウント値に基
づいて一定の画像形成枚数ごとに前記前処理を実行する
ものである。
【0021】したがって、前処理は一定枚数の画像形成
ごとに実行するようにすることができる。
【0022】請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の
何れかの一に記載の画像形成装置において、前記プリン
タエンジンによる画像形成の枚数をカウントするカウン
ト手段を備え、前記前処理手段は、前記カウント値に基
づいて一定の画像形成枚数ごとに前記前処理を複数個の
前記用紙間隔に分けて実行するものである。
【0023】したがって、前処理は一定枚数の画像形成
ごとに複数の用紙間隔に分けて実行するようにすること
ができる。
【0024】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の画像形成装置において、前記用紙間隔調節手段は、前
記複数個の用紙間隔を個別に設定するものである。
【0025】したがって、用紙間隔が不必要に拡大しな
いようにすることができ、画像形成の生産性を向上させ
ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】[発明の実施の形態1]この発明
の一実施の形態を発明の実施の形態1として説明する。
【0027】図1は、この発明の一実施の形態である画
像形成装置の概略構成を示す概念図である。図1に示す
ように、この画像形成装置1は、電子写真方式で画像形
成を行なうプリンタエンジン2と、プリンタエンジン2
に供給するための用紙3を積層して収納する積層収納部
である用紙カセット4と、この積層された用紙3を1枚
ずつ分離してプリンタエンジン2に搬送する給紙装置5
とを備えている。
【0028】プリンタエンジン2は、感光体6と、感光
体6を帯電する帯電器7と、感光体6上に静電潜像を光
書込みするデジタル光書込装置8と、感光体6上の静電
潜像をトナーで現像する現像器9と、現像後のトナー画
像を用紙3上に転写する転写ベルト10aを備えた転写
搬送装置10と、感光体6上の残存トナーを除去するク
リーニング装置11とを備えていて、デジタル電子写真
プロセスで用紙3上に画像の形成を行なうものである。
定着ローラ12は用紙3上に転写されたトナー画像を定
着し、この定着後の用紙3は排紙ローラ13によりプリ
ンタエンジン2外に排紙される。
【0029】給紙装置5は、用紙カセット4内で積層さ
れた用紙3を取り出す給紙ローラ14と、この取り出し
た用紙3を一枚ずつ分離する分離ローラ15と、この取
り出した用紙3をプリンタエンジン2まで搬送するため
の搬送経路16とを備えている。この搬送経路16の中
間位置からは、最奥部が行き止まりになっていて、用紙
3を一時的に収納する一時収納部となるスイッチバック
経路17が分岐している。搬送経路16は、スイッチバ
ック経路17により、搬送経路18と19に2分されて
いる。搬送経路18は、用紙カセット4とスイッチバッ
ク経路17の出入口とを結ぶ経路で、モータ26(図3
参照)で駆動されて用紙3を搬送する搬送ローラ20が
設けられている。搬送経路19は、スイッチバック経路
17の出入口とプリンタエンジン2とを結ぶ経路で、モ
ータ28(図3参照)で駆動されて用紙3を搬送する搬
送ローラ21が設けられている。用紙反転装置である搬
送ローラ22は、モータ30(図3参照)により駆動さ
れて正逆回転可能なローラ対であり、スイッチバック経
路17に設けられている。搬送ローラ22は用紙3をニ
ップして正逆回転することにより、搬送経路18を用紙
カセット4から搬送されてくる用紙3を先端からスイッ
チバック経路17内に収納し、また、スイッチバック経
路17内に収納されている用紙3を、この用紙3の後端
を先端とするようにスイッチバックして、プリンタエン
ジン2に向けて搬送経路19に送り出す、用紙反転装置
として機能する。スイッチバック経路17には、用紙を
検出する用紙検出センサ23が設けられている。
【0030】スイッチバック経路17への用紙3の進入
は、分離ローラ15と搬送ローラ20が回転することで
行い、用紙検出センサ23による用紙3の端部の検出タ
イミングから、スイッチバック経路17への進入完了の
タイミングを搬送制御部25(図3参照)で算出するこ
とにより進入動作を完了する。スイッチバック経路17
は、用紙3の全長を収納可能な長さを備え、直線状であ
る。
【0031】スイッチバック経路17からの用紙3の送
出は、搬送ローラ22,21を回転することで行い、そ
の後、搬送経路19のプリンタエンジン2近傍に設けら
れたレジストローラ24によるレジストレーション動作
時には、搬送ローラ21は用紙3の搬送の一時停止な
ど、レジストレーション動作に対する協動を行った後、
用紙検出センサ23の検出タイミングから用紙3の送出
完了のタイミングを搬送制御部25(図3参照)で算出
することにより送出動作を完了する。レジストセンサ4
1は、搬送経路19の搬送ローラ21より下流側でレジ
ストローラ24の手前位置で用紙3を検出し、レジスト
ローラ24によるレジストレーション動作のタイミング
をとる。
【0032】また、搬送経路16の分岐部分には図示し
ないガイド部材により常にプリンタエンジン2側に用紙
3の先端がガイドされる。これは、例えば可撓性のガイ
ド部材によって用紙3の先端を上方にガイドし、あるい
は、ソレノイドなどを備えたゲートによって強制的に搬
送経路18から搬送経路19に切り替えるようにしても
よい。
【0033】画像形成装置1は、プリンタエンジン2で
画像形成後の用紙3を搬送してスイッチバック経路17
に戻すことを行なう戻し搬送装置70を備えている。こ
の戻し搬送装置70は、プリンタエンジン2からスイッ
チバック経路17に用紙3を送る搬送経路71並びに搬
送ローラ74〜77、経路切換装置73などからなる。
すなわち、定着ローラ12から排出された片面に画像形
成後の用紙3は、片面印刷の場合は搬送経路72を排紙
ローラ13で搬送されて機外に排出される。また、両面
印刷の場合は搬送経路71によりスイッチバック経路1
7に戻される。この切替えは所定のアクチュエータによ
り駆動される経路切換装置73により行われる。経路切
換装置73は、例えば、用紙3を搬送経路71と72に
振り分ける爪状の部材を駆動する周知の構成のものを用
いることができる。また、用紙間隔が非常に短くても正
確に切替えが行なえるように、ブラシローラを正逆転す
ることにより、用紙先端を素早く選択方向に切り替える
ことができる構成としてもよい。搬送経路71での用紙
3の搬送は、所定のモータで駆動される何れも一対のロ
ーラである搬送ローラ74〜77により行なう。搬送経
路71は、搬送経路18の搬送ローラ20より上流側の
位置に接続されていて、用紙3をスイッチバック経路1
7に導く。搬送経路71の搬送ローラ76と77との間
には用紙3を検出する用紙検出センサ78が設けられて
いる。用紙検出センサ78を設けているので、戻し搬送
装置70を用いた用紙3の搬送制御の精度向上や、ジャ
ムの検出に効果的である。
【0034】図2は搬送ローラ22,22間のニップ機
構を説明する説明図である。図2に示すように、搬送ロ
ーラ22は、ローラ対のうち支点35で支持されている
方のローラを他方のローラに圧接するように、ばね34
で付勢しており、必要に応じて、ばね34で付勢されて
いる方のローラをソレノイド32で牽引して、ローラ対
を開放することができる。
【0035】図3は、この画像形成装置1の給紙装置5
および戻し搬送装置70を制御する制御系の電気的な接
続を示すブロック図である。この制御系は、搬送装置7
0を集中的に制御するマイコンである搬送制御部25
に、搬送ローラ20を回転するモータ26を駆動するモ
ータドライバ27と、搬送ローラ21を回転するモータ
28を駆動するモータドライバ29と、搬送ローラ22
を回転するモータ30を駆動するモータドライバ31
と、搬送ローラ22を圧接し、また、開放するソレノイ
ド32を駆動するソレノイドドライバ33と、用紙検出
センサ23とが接続されている。このように、搬送経路
18の搬送ローラ20と、搬送経路19の搬送ローラ2
1とを別個のモータ26と28で別々に駆動するように
して、用紙3の搬送及びその停止のタイミングを、搬送
経路18と搬送経路19とで別個独立としている。ま
た、搬送制御部25には、経路切換装置73を操作する
モータ81を駆動するドライバ83と、搬送ローラ74
〜77を回転するモータ82を駆動するドライバ84と
が接続されている。また、図示しないその他のセンサ、
アクチュエータも接続されている。搬送制御部25は、
画像形成装置1の全体を制御するマイコンであるメイン
制御部108により制御される。
【0036】なお、搬送ローラ74〜77は、この例で
は、1つのモータ82で駆動するようにしている。これ
は、例えば、図4および図5に示すような構成でトルク
リミッタを利用することにより、1台のモータで駆動し
ても用紙搬送速度を変更することが可能であるからであ
る。
【0037】すなわち、戻し搬送装置70は、用紙3の
搬送にローラ対(搬送ローラ74〜77)を用いてい
る。このような場合、各ローラ間距離は当然用紙3の全
長よりも短く設定する必要がある。用紙3の搬送速度を
変更するには、挟持しているローラ対すべてを増速また
は減速すればよいが、このような制御にはモータの変速
回路などのコストアップが伴う。搬送速度の異なる2つ
のローラ対とどちらか一方にトルクリミッタを設け、増
速を行なう時には、トルクリミッタの滑りを利用してモ
ータの変速を行なうことなく増速することができる。
【0038】次に、給紙装置5の動作について説明す
る。
【0039】図4〜図7は、この図番の順に経時的に給
紙装置5による用紙3の搬送の様子を示しており、図8
に用紙3の搬送のダイアグラムを示す。本ダイアグラム
では用紙3の進行方向先端を用紙3の先端として記述し
ているので、スイッチバック経路17での用紙3のスイ
ッチバックの前後では、用紙3の進行方向変換に伴い、
用紙3の全長だけ先端位置が見かけ上移動して表現され
ている。また、スイッチバック経路17での用紙3の停
止位置(以下、反転停止位置という)の前後はスイッチ
バック経路17の長さだけ共用区間があるので、同一の
用紙検出センサ23、搬送ローラ22が2回出現するよ
うに表現されている。
【0040】この例では、用紙3が反転停止位置に停止
している時間で給紙バラツキの解消が行われる。反転停
止位置以降では、搬送バラツキは小さくなるので、レジ
ストレーション動作時間は非常に短時間で完了できる。
【0041】分離ローラ15における用紙3,3の間隔
は、図5に示す用紙a(以下、用紙a,用紙b,用紙c
は、給紙装置5によりプリンタエンジン2に連続的に搬
送される用紙3のうち、先頭のものを用紙a、用紙aの
後方のものを用紙b、さらにその後方のものを用紙cと
いう)がそのままスイッチバックせずに搬送されると仮
想した場合、非常に広い間隔となる。本発明の実施の形
態では、搬送速度が変換されることにより連続的な用紙
3の搬送時のプリンタエンジン2での用紙3,3の間隔
は、必然的に非常に狭い間隔に変換することが可能とな
る。したがって、画像形成の生産性をさらに向上させる
ことができる。
【0042】図4〜図7に経時的に示されているよう
に、この実施の形態では、搬送ローラ20〜22、給紙
ローラ14、分離ローラ15を制御して、先行する用紙
aのスイッチバック経路17からプリンタエンジン2に
向けての送り出しの開始と、後続の用紙bの用紙カセッ
ト4からスイッチバック経路17に向けての送り出しの
開始とのタミングをとることにより、先行する用紙aと
用紙aに後続してスイッチバック経路17に収納される
用紙bとがスイッチバック経路17内で少なくとも部分
的に重畳するようにしている(図5参照)。
【0043】この際、送出途上の用紙aとスイッチバッ
ク経路17に進入を開始した用紙bとが重畳するタイミ
ングで搬送ローラ22のニップを開放して用紙aとbが
交叉できるようにする(図5参照)。その後、スイッチ
バック経路17からの用紙aの送出が完了したタイミン
グで、搬送ローラ22を閉じて用紙bのスイッチバック
経路17への収納を完了する(図6参照)。
【0044】この用紙a,bの重畳は、図5に示すよう
に、先行する用紙aの搬送方向の後端側と後続の用紙b
の搬送方向の先端側とが重畳するように行なうのが望ま
しい。この用紙a,bの重畳により、先行する用紙aと
後続の用紙bとの間隔を、当該重畳が発生する以前に比
べて短縮することができる(図5と図7の比較及び図8
参照)。
【0045】以上のような制御を行なうことにより、ス
イッチバック経路17内で先行する用紙aと後続の用紙
bが重畳するので、用紙aをスイッチバックしてプリン
タエンジン2に向けて送り出してから、後続の用紙bを
スイッチバック経路17内に送り込むようにした場合に
比べて、先行する用紙aと後続の用紙bとの間隔を充分
に短縮でき、連続給紙の高速化を図ることができる。
【0046】この場合に、図5に示すように、先行する
用紙aの搬送方向の後端側と後続の用紙bの搬送方向の
先端側とが重畳するようにすれば、先行する用紙aの紙
面に沿うようにスイッチバック経路17に進入する後続
の用紙bが案内されるので、スイッチバック経路17内
で先行する用紙aと交叉する後続の用紙bの移動経路を
規定するための特別の装置を不要として、装置の簡素
化、小型化、製造コストの低減を図ることができる。
【0047】戻し搬送装置70の動作について説明す
る。
【0048】図9、図10は、1枚の用紙3の両面に画
像形成するときの動作を示す説明図である。図9、図1
0において、“α”、“β”として示しているのは、そ
れぞれ用紙3の表面、裏面を示している。すなわち、図
9、図10に示すように、用紙3は、A→B→C→D→
E→B→C→Fという経路を辿って用紙3が搬送される
ことにより、その両面に画像が形成される。ここで、 A:用紙積載位置 B:用紙反転位置 C:画像形成位置 D:再給紙位置 E:再給送停止位置 F:排紙位置 をそれぞれ示している。
【0049】すなわち、用紙カセット4の用紙積載位置
Aから搬送ローラ20に導かれた用紙3はスイッチバッ
ク経路17の用紙反転位置Bで一旦停止し、スイッチバ
ックされてプリンタエンジン2に向かって搬送ローラ2
2により送り出される。搬送ローラ22は、一旦レジス
トセンサ41に当接する位置で用紙3の搬送を停止し、
感光体6上で顕像化されたトナー画像の位置とタイミン
グをとって用紙を送り出す。
【0050】プリンタエンジン2で一方の面β(裏面)
に画像が形成された用紙3は経路切換装置73で搬送経
路71を(再給紙位置D)経て、再給送停止位置Eで停
止して、次の用紙3とのタイミングを調整し、再度スイ
ッチバック経路17に送り込まれ、再度、用紙反転位置
Bを経て、画像形成位置Cで他側の面α(表面)に画像
を形成し、経路切換装置73を排紙側に切り替えること
により、排紙位置F側に排紙される。
【0051】図11は、単一の用紙3に両面印刷を行な
う場合の用紙3の搬送を示すダイアグラムである。給紙
装置5を設けている画像形成装置1に簡単な構成の戻し
搬送装置70を設けるだけで、給紙装置5に先行する用
紙3と後続の用紙3との用紙間隔を短縮するために設け
られているスイッチバック経路17を、両面印刷を行な
うための用紙反転部として兼用できるので、両面画像の
形成を行なう装置の小型化、製造コストの低減を図るこ
とができる。
【0052】また、給紙装置5における用紙3の搬送タ
イミングは、図4〜図8を参照して前記したとおりであ
るので、先行する用紙aと後続の用紙bの用紙間隔は充
分に短縮することができる。
【0053】次に、この画像形成装置1で用紙3上に画
像形成を行なう際の前処理として行われるトナー濃度検
出処理について説明する。
【0054】図12は、プリンタエンジン2における感
光体6の回りの構成を詳細に示す概念図である。図12
に示すように、感光体6の回りには、前記した帯電器
7、デジタル光書込装置8(図12において図示せ
ず)、現像器9、転写搬送装置10、クリーニング装置
11の他に、感光体6を除電する除電ランプ941と、
感光体6の不要部分の帯電を消去するイレーサ92と、
感光体6上の帯電電位を検出する電位センサ93と、転
写紙への転写前に現像後の感光体6を除電する転写前除
電ランプ94と、感光体6の回転(方向を図12中に矢
印で示している)による画像形成プロセスで転写搬送装
置10より下流側(図1中に矢示した感光体6の回転方
向)に設けられ、感光体6上のトナー濃度を光学的に検
出する光反射型フォトセンサ95とが、図12に示すよ
うな位置関係で配置されている。符号96は、デジタル
光書込装置8(図1参照)から照射される露光ビームで
ある。
【0055】光反射型フォトセンサ95は、感光体6上
にトナー画像で形成された基準画像を検出するセンサで
あることから、感光体6回りの現像器9により現像を行
なう位置よりも、画像形成プロセスの下流側でクリーニ
ング装置11によるトナーの除去の位置より上流側の位
置に配置され、かかる位置で基準画像のトナー濃度を検
出する。現像器9内には、現像器9内のトナー濃度を検
出するトナー濃度センサ97が設けられている。転写搬
送装置10の転写ベルト10aは図示しない所定の機構
をソレノイド98で駆動して、感光体6の表面に対して
接触し、また、離間する。
【0056】図13は、プリンタエンジン2の制御系の
電気的な接続を示すブロック図である。図13に示すよ
うに、この制御系はプリンタエンジン2の各部を集中的
に制御するマイコンからなるエンジン制御部101に、
ソレノイド98を駆動するドライバ102と、転写搬送
装置10のモータ109を駆動し、転写ベルト10aを
動作するドライバ103と、現像器9内に所定の機構で
トナーを供給するモータ110を駆動するドライバ10
4と、帯電器7に高電圧を印加し、また、現像器9の現
像スリーブに現像バイアス電圧を印加する電源回路10
5と、感光体6を回転駆動するメインモータ111を駆
動するドライバ106と、現像器9の図示しない現像モ
ータ112を駆動するドライバ107と、光反射型フォ
トセンサ95と、トナー濃度センサ97とが接続されて
いる。また、図示しないその他のセンサ、アクチュエー
タも接続されている。エンジン制御部101は、メイン
制御部108により制御される。
【0057】つづいて、トナー濃度検出によるトナー濃
度の制御について説明する。
【0058】以下の説明で、光反射型フォトセンサ95
で、感光体6上にトナー画像で形成する基準画像を検出
したときの出力をVsp、感光体6の表面における基準画
像以外の部分(地肌部)を検出したときの出力をVsgと
し、トナー濃度センサ97の制御基準値をVref、検出
出力をVtとする。
【0059】光反射型フォトセンサ95による検出で
は、メインモータ駆動回路106、電源回路105など
の制御により、図示しないメインモータ、帯電器7(帯
電グリッド電圧をあらかじめ設定されている所定値に切
り替える)などを駆動して、感光体6上に基準画像の潜
像電位を作像する。次に、現像モータ駆動回路107、
電源回路105を駆動して、現像器9により基準画像の
静電潜像をトナーで現像する。
【0060】この現像された基準画像のトナーの付着量
は光反射型フォトセンサ95により検出され、そのとき
のセンサ出力がVspである。
【0061】一方、Vsgは感光体6上のトナーの付着し
ていない部分(地肌部)で精度のよい検出を行なうた
め、感光体6の地肌部にトナーがほとんど付着していな
い領域、すなわち現像器9が動作していないときに現像
器9を通過した感光体6の表面の現像オフ領域で検出す
る。そして、検出されたVsp、Vsgの比率により、トナ
ー濃度センサ97の制御基準値Vrefを決定する。そし
て、現像器9の動作時にトナー濃度センサ97により、
常時、現像器9内におけるトナー濃度の検出を行なっ
て、そのセンサ出力Vtと、Vrefとの差分を求め、この
差分により現像器9へのトナー補給量の決定を行ない、
トナー補給を行なって画像濃度の制御を行なう。
【0062】Vspは基準画像の反射光量を検出したもの
であるため、基準画像のトナー付着量が少ない、すなわ
ち、現像材中のトナー濃度が低いほど反射光量が増える
ので、センサ出力は大きくなる。すなわち、“Vsg/V
sp”が高いほどトナー濃度が低いと判断して、トナー濃
度を高くするようにVrefを変更する。
【0063】前記した基準画像の作像、そのトナー濃度
の検出は、光反射型フォトセンサ95が転写搬送装置1
0より画像形成プロセスの下流側に位置しているため、
画像形成動作終了後、ソレノイド98の駆動により転写
ベルト10aが感光体6から離れている間に行なう。
【0064】次に、この画像形成装置1で、前記のトナ
ー濃度制御の処理を行ないつつ、連続印刷を行なう場合
の処理について説明する。
【0065】図14は、メイン制御部108、搬送制御
部25及びエンジン制御部101の制御により行われ
る、画像形成装置1による連続印刷の処理の概要を示す
フローチャートである。
【0066】図14に示すように、印刷ジョブが要求さ
れたときは(ステップS1のY)、所定の不揮発メモリ
などに用意されたカウント領域に格納されている数値を
参照して、この数値が予め設定されているN(1以上の
整数)に達したか否かを判断する(ステップS2)。そ
して、Nに達していないときは(ステップS2のN)、
先行する用紙aと後続の用紙b(図4〜図8参照)との
用紙間隔を予め設定されている用紙間隔L1になるよう
に給紙装置5及びローラ22を制御して、次の用紙3の
給紙をプリンタエンジン2に行って(ステップS3)、
この用紙3の1枚の片面に画像形成を行なう(ステップ
S4)。
【0067】この1枚の片面の画像形成を行ったとき
は、カウント領域に格納されている数値を+1だけイン
クリメントし(ステップS5)、ステップS3の処理で
要求されている印刷ジョブをすべて完了したときは(ス
テップS6のY)、図14の処理を終了するが、終了し
ていないときは(ステップS6のN)、ステップS2に
戻る。ステップS5によりカウント手段を実現してい
る。
【0068】ステップS2で、カウント領域に格納され
ている数値が予め設定されているNに達したときは(ス
テップS2のY)、カウント領域の数値を0にリセット
して(ステップS7)、先行する用紙aと後続の用紙b
との用紙間隔を、用紙間隔L1より大きいものとして予
め設定されている用紙間隔L2になるように給紙装置5
及びローラ22を制御して、次の用紙3の給紙をプリン
タエンジン2に行って(ステップS8)、この用紙間隔
L2で前記のトナー濃度制御の処理を実行し(ステップ
S9)、用紙3の1枚の片面に画像形成を行なう(ステ
ップS4)。ステップS8により用紙間隔調節手段を実
現し、ステップS9により前処理手段を実現している。
【0069】ステップS3,S8において、用紙間隔を
L1にするかL2にするかの用紙間隔の制御は、搬送ロ
ーラ22によるプリンタエンジン2に向けて用紙3の送
出しのタイミング又は給紙ローラ14による用紙カセッ
ト4からの用紙3の送出しのタイミングを調節すること
により、行なうことができる。例えば、先行する用紙a
を搬送ローラ22でスイッチバック経路17から送り出
してから、後続の用紙bを同様に送り出すまでの時間間
隔を、用紙間隔をL1にする場合よりL2にする場合の
方が所定程度長くなるように制御することで実現するこ
とができる。
【0070】別の手段として、用紙3を搬送する速度V
aとVb(前記のとおりVa>Vb)との速度差を調節
することでも実現することができる。例えば、用紙間隔
をL1からL2に変更するときは、搬送経路18で先行
する用紙aを搬送するときの搬送速度Vaに比べて、後
続の用紙bを搬送するときの搬送速度Vaが所定程度の
低速となるように制御することで実現することができ
る。
【0071】以上説明した画像形成装置1によれば、ス
イッチバック経路17で用紙3をスイッチバックする技
術を用いて、先行する用紙aと後続の用紙bとの間隔を
狭めても、画像形成を行なうための前処理としてトナー
濃度制御処理を行なう際には、用紙間隔を拡大して、当
該処理を実行することを可能とすることができる。
【0072】[発明の実施の形態2]この発明の別の実
施の形態を発明の実施の形態2として説明する。
【0073】この発明の実施の形態2である画像形成装
置1が、発明の実施の形態1と相違するのは、図14の
処理に代えて後述の図15の処理を行なう点である。そ
の他の技術内容については発明の実施の形態1と共通で
あり、発明の実施の形態1の場合と同一の符号を用い、
詳細な説明は省略する。
【0074】図15の処理について説明する。印刷ジョ
ブが要求されたときは(ステップS11のY)、所定の
不揮発メモリなどに用意された第1のカウント領域に格
納されている数値を参照して、この数値が予め設定され
ているN(1以上の整数)に達したか否かを判断する
(ステップS12)。そして、Nに達していないときは
(ステップS12のN)、所定の不揮発メモリなどに用
意された第2のカウント領域に格納されている数値を参
照して、この数値が予め設定されているM(1以上の整
数)以下であるか否かを判断する(ステップS13)。
そして、Mを超えているときは(ステップS13の
N)、先行する用紙aと後続の用紙b(図4〜図8参
照)との用紙間隔を予め設定されている用紙間隔L1に
なるように給紙装置5及びローラ22を制御して、次の
用紙3の給紙をプリンタエンジン2に行って(ステップ
S14)、この用紙3の1枚の片面に画像形成を行なう
(ステップS15)。
【0075】この1枚の片面の画像形成を行ったとき
は、第1、第2のカウント領域に格納されている各数値
をそれぞれ+1だけインクリメントし(ステップS1
6)、ステップS3の処理で要求されている印刷ジョブ
をすべて完了したときは(ステップS17のY)、図1
5の処理を終了するが、終了していないときは(ステッ
プS17のN)、ステップS12に戻る。ステップS1
6によりカウント手段を実現している。
【0076】ステップS13で第2のカウント領域に格
納されている数値が予め設定されているM以下であると
きは(ステップS13のY)、先行する用紙aと後続の
用紙bとの用紙間隔を、用紙間隔L1より大きいものと
して予め設定されている用紙間隔L2になるように給紙
装置5及びローラ22を制御して、次の用紙3の給紙を
プリンタエンジン2に行って(ステップS18)、この
用紙間隔L2で前記のトナー濃度制御の処理を実行し
(ステップS19)、用紙3の1枚の片面に画像形成を
行なう(ステップS15)。ステップS18により用紙
間隔調節手段を実現し、ステップS19により前処理手
段を実現している。
【0077】ステップS12で、カウント領域に格納さ
れている数値が予め設定されているNに達したときは
(ステップS12のY)、第1、第2のカウント領域の
数値を0にリセットして(ステップS20)、ステップ
S13に戻る。
【0078】この例では、N枚の画像形成ごとに1回の
トナー濃度制御の処理を行なうことは発明の実施の形態
1と同様であるが、1回のトナー濃度制御の処理を1つ
の用紙間隔で行なうのではなく、複数個(M個)の用紙
間隔に分けて実行する点が相違する。すなわち、トナー
濃度制御の処理の実行(ステップS19)は、M回に分
割して実行され、各回に実行される工程が異なる。各回
に実行される工程は、第2のカウント領域の数値により
判断することができる。また、M回の用紙間隔L2はす
べて一律に同一にする必要はなく、トナー濃度制御の処
理を実行する工程ごとに個別に設定してよい。そのた
め、この場合の用紙間隔L2は、常にL1より大きな値
になるようにする必要もなく、用紙間隔L1と等しい場
合があってもよい。M回の用紙間隔L2の大きさを個別
に設定することで、一律にした場合に比べて用紙搬送の
高速化を図ることができる。用紙間隔をL1にするかL
2にするかの用紙間隔の制御は、発明の実施の形態1と
同様の手段により実現することができる。
【0079】なお、発明の実施の形態1,2とも、給紙
装置5にスイッチバック経路17及び給紙ローラ22を
備え、用紙3のスイッチバックを行なう例で説明した
が、給紙装置5にスイッチバック経路17及び給紙ロー
ラ22を持たない通常の搬送経路を備えた画像形成装置
でも、本発明を適用することが可能である。
【0080】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、各種技術によ
り先行する用紙と後続の用紙との間隔を狭めても、画像
形成を行なうための前処理を行なう際には用紙間隔を調
節して前処理の実行を可能とすることができる。
【0081】請求項2に記載の発明は、一時収納部で用
紙をスイッチバックする技術を用いて、先行する用紙と
後続の用紙との間隔を狭めても、画像形成を行なうため
の前処理を行なう際には用紙間隔を調節して前処理の実
行を可能とすることができる。
【0082】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の画像形成装置において、画像形成を行なうため
の前処理を行なう際には用紙間隔を調節してトナー濃度
検出処理を前処理として実行することを可能とすること
ができる。
【0083】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかの一に記載の画像形成装置において、用紙の搬送
速度を変えることで用紙間隔の調節を行なうことができ
る。
【0084】請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかの一に記載の画像形成装置において、用紙の送出
しのタイミングを変えることで、容易に用紙間隔の調節
を行なうことができる。
【0085】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
何れかの一に記載の画像形成装置において、前処理は一
定枚数の画像形成ごとに実行するようにすることができ
る。
【0086】請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の
何れかの一に記載の画像形成装置において、前処理は一
定枚数の画像形成ごとに複数の用紙間隔に分けて実行す
るようにすることができる。
【0087】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の画像形成装置において、用紙間隔が不必要に拡大しな
いようにすることができ、画像形成の生産性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である画像形成装置の
概略構成を示す概念図である。
【図2】前記画像形成装置のスイッチバック経路内に設
けられた搬送ローラの機構を説明する説明図である。
【図3】前記画像形成装置における給紙装置の制御系の
ブロック図である。
【図4】前記画像形成装置の用紙の搬送を経時的に説明
する説明図である。
【図5】同説明図である。
【図6】同説明図である。
【図7】同説明図である。
【図8】前記画像形成装置の用紙の搬送を説明するダイ
アグラムである。
【図9】前記画像形成装置の両面印刷の際における用紙
搬送工程の前半部を示す説明図である。
【図10】同後半部を示す説明図である。
【図11】前記画像形成装置の用紙の搬送を説明するダ
イアグラムである。
【図12】前記画像形成装置のプリンタエンジンにおけ
る感光体回りの構成を詳細に示す概念図である。
【図13】前記プリンタエンジンの制御系のブロック図
である。
【図14】前記画像形成装置の連続印刷の処理の概要を
示すフローチャートである。
【図15】この発明の実施の形態2である画像形成装置
の連続印刷の処理の概要を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 プリンタエンジン 3 用紙 5 給紙装置 17 一時収納部 18 搬送経路 19 搬送経路 22 用紙反転装置 71 搬送経路 a,b 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 518 G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2H027 DA10 DA32 DA42 DD07 DE02 EA06 EC06 ED06 ED17 EF09 EF12 2H072 CB01 3F053 BA03 BA12 EA03 EB01 EB04 EC02 ED03 LA03 LB03 3F100 AA02 BA05 CA12 CA14 DA05 3F102 AA07 AB01 BA06 BA07 BB02 DA15 EA03 EA11 EB01 FA05 FA07 FA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙上に電子写真方式で画像形成を行な
    うプリンタエンジンと、 前記プリンタエンジンに用紙を搬送する給紙装置と、 前記プリンタエンジンを制御して画像形成を行なうため
    の前処理を前記プリンタエンジンに供給する前記用紙の
    用紙間隔で行なう前処理手段と、 前記前処理を行なう際には前記給紙装置を制御して前記
    前処理の実行を可能とするように当該処理を行なう前記
    用紙間隔を調節し用紙間隔調節手段と、を備えている画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 用紙上に電子写真方式で画像形成を行な
    うプリンタエンジンと、 用紙が積層されて収納される積層収納部と、 この積層されている用紙を1枚ずつ分離して前記プリン
    タエンジンに搬送する給紙装置と、 前記搬送を行なう搬送経路上に設けられ前記積層収納部
    から取り出された前記用紙が一時的に収納される一時収
    納部と、 この一時収納部に前記積層収納部から搬送された前記用
    紙を先端から収納し、また、前記一時収納部に収納され
    ている前記用紙の後端を先端とするように前記用紙をス
    イッチバックして前記プリンタエンジンに向けて送り出
    す用紙反転装置と、 前記プリンタエンジンを制御して画像形成を行なうため
    の前処理を前記プリンタエンジンに供給する前記用紙の
    用紙間隔で行なう前処理手段と、 前記前処理を行なう際には前記給紙装置又は前記用紙反
    転装置を制御して前記処理の実行を可能とするように当
    該処理を行なう前記用紙間隔を調節する用紙間隔調節手
    段と、を備えている画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記前処理手段は、前記前処理として像
    担持体上にトナー濃度の検出用の基準画像をトナー画像
    で形成し当該基準画像のトナー濃度をセンサで検出する
    トナー濃度検出処理を行なうものである、請求項1又は
    2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記用紙間隔調節手段は、用紙の搬送速
    度を変えることで前記用紙間隔の調節を行なうものであ
    る、請求項1〜3の何れかの一に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記用紙間隔調節手段は、前記一時収納
    部又は前記積層収納部からの用紙の送出しのタイミング
    を変えることで前記用紙間隔の調節を行なうものであ
    る、請求項1〜3の何れかの一に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記プリンタエンジンによる画像形成の
    枚数をカウントするカウント手段を備え、 前記前処理手段は、前記カウント値に基づいて一定の画
    像形成枚数ごとに前記前処理を実行するものである、請
    求項1〜5の何れかの一に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記プリンタエンジンによる画像形成の
    枚数をカウントするカウント手段を備え、 前記前処理手段は、前記カウント値に基づいて一定の画
    像形成枚数ごとに前記前処理を複数個の前記用紙間隔に
    分けて実行するものである、請求項1〜5の何れかの一
    に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記用紙間隔調節手段は、前記複数個の
    用紙間隔を個別に設定するものである、請求項7に記載
    の画像形成装置。
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