JP2002221378A - 膨張弁 - Google Patents

膨張弁

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立てコストおよび部品コストの両方を効
果的に大幅に削減することができる経済性の高い膨張弁
を提供することを目的とする。 【解決手段】 高圧冷媒配管5と、弁ケース3と、低圧
冷媒配管6とをあらかじめエバポレータ7と一体に形成
しておき、組み立て時に、弁ケース3に膨張弁としての
最小機能を有する膨張弁ユニット2を挿入してクリップ
4で固定し、感温筒11の先端部をエバポレータ7の出
口配管12に固定することで膨張弁1を構成する。これ
により、膨張弁ユニット2は、高圧冷媒配管5および低
圧冷媒配管6と接続する継手部分が不要なため、部品コ
ストを低減することができ、膨張弁ユニット2を装着す
る弁ケース3を高圧冷媒配管5、低圧冷媒配管6、エバ
ポレータ7と一体に形成してあるため、配管接続が不要
なことから組み立てコストを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は膨張弁に関し、特に
冷凍サイクル中のエバポレータからコンプレッサに送り
出される冷媒の温度に応じてコンプレッサに入る冷媒の
量を制御する膨張弁に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエアコンシステムでは、コンプ
レッサによって圧縮された高温高圧のガス冷媒をラジエ
ータで凝縮し、高圧の液冷媒を膨張弁で断熱膨張させる
ことで低温低圧の冷媒にし、それをエバポレータにて蒸
発させてコンプレッサに戻すような冷凍サイクルが形成
されている。低温の冷媒が供給されるエバポレータは、
車室内の空気と熱交換し、冷房が行われる。
【0003】膨張弁は、エバポレータ出口側の低圧冷媒
通路内の冷媒の温度変化を感知して内部が昇降圧する感
温室と、その感温室の昇降圧により駆動されてエバポレ
ータ入口側に供給される冷媒の流量を制御する弁機構と
が設けられている。この弁機構は、弁ケースに納められ
ていて、この弁ケースに設けられた冷媒の入口には高圧
冷媒配管が、冷媒の出口にはエバポレータへの低圧冷媒
配管がそれぞれナットのような締め付け具によって接続
されるようになっている。感温室には、感温筒が接続さ
れており、その感温筒の先端がエバポレータ出口側の冷
媒配管に密着固定されていて、エバポレータ出口の冷媒
の温度を感知するようにしている。
【0004】なお、本来の膨張弁は、エバポレータ出口
の冷媒に対して、その温度だけではなく冷媒の圧力をも
検出し、その圧力の変動に応じても弁機構を制御するよ
うになっている。このような膨張弁に対し、そのコスト
を下げることが要望されている。これを受けて、上記の
ように、エバポレータ出口の冷媒に対して温度だけを感
知するような膨張弁が開発されており、エバポレータ出
口側の冷媒配管とコンプレッサへの冷媒配管との接続部
分をなくすことで、低コスト化を図っている。これは、
膨張弁から出た冷媒がエバポレータを通って出て行くと
きに、そのエバポレータ内での圧力損失がほぼ一定であ
ることから、膨張弁出口の圧力からその圧力損失分を差
し引いた圧力をエバポレータ出口の冷媒の圧力とみなす
ことができることに基づいている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなエバポレータ出口側の冷媒配管の接続を省略したタ
イプの感温式の膨張弁においても、組み立ての際には、
弁ケースに設けられた冷媒の入口および出口には、高圧
冷媒配管およびエバポレータへの低圧冷媒配管を締め付
け具によって接続しているが、この組み立てコストも含
めて、膨張弁のさらなるコスト低減が望まれている。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、組み立てコストおよび部品コストの両方を効
果的に大幅に削減することができる経済性の高い膨張弁
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、エバポレータ出口の冷媒の温度変化を感
知して前記エバポレータ入口側に供給される冷媒の流量
を制御する膨張弁において、前記エバポレータ出口側の
低圧冷媒配管内の冷媒の温度変化を感知して内部が昇降
圧する感温室と前記感温室の昇降圧により駆動されて前
記エバポレータ入口側に供給される冷媒の流量を制御す
る弁機構とを有する膨張弁ユニットと、前記膨張弁ユニ
ットを差し込むことによって装着できる開口部を有し、
高圧冷媒を導入する高圧冷媒配管、流量制御された冷媒
を導出する低圧冷媒配管および前記エバポレータと一体
に形成した弁ケースと、前記弁ケースに装着した前記膨
張弁ユニットを固定する固定手段と、を備えていること
を特徴とする膨張弁が提供される。
【0008】このような膨張弁によれば、高圧冷媒配管
と弁ケースと低圧冷媒配管とをあらかじめエバポレータ
と一体に形成しておき、組み立て時に、膨張弁としての
最小機能を有する膨張弁ユニットを弁ケースに挿入して
固定手段で固定する構成とした。これにより、膨張弁ユ
ニットは、高圧冷媒配管および低圧冷媒配管をナットの
ような締め付け具による接続が不要であり、膨張弁ユニ
ットは接続部を持たない最小機能の構成であるため、部
品コストが低減でき、高圧冷媒配管、低圧冷媒配管、エ
バポレータと一体にされた弁ケースに膨張弁ユニットを
装着するだけで組み立てができることから組み立てコス
トを低減できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施
の形態に係る膨張弁を用いた冷凍サイクルを示す図であ
る。
【0010】本発明による膨張弁1は、膨張弁としての
最小機能を有する膨張弁ユニット2と、この膨張弁ユニ
ット2を収容する弁ケース3と、この弁ケース3と膨張
弁ユニット2とを固定するクリップ4と、弁ケース3に
溶着された高圧冷媒配管5および低圧冷媒配管6とから
構成されている。このような膨張弁1は、低圧冷媒配管
6をエバポレータ7、コンプレッサ8、コンデンサ9お
よびレシーバ10を介して高圧冷媒配管5に接続し、か
つ、膨張弁ユニット2の感温筒11をエバポレータ7の
出口配管12に熱結合することにより、冷凍サイクルを
形成する。
【0011】次に、この膨張弁1を構成する各構成要素
について説明する。図2は膨張弁ユニットの構成を示す
縦断面図である。この膨張弁ユニット2は、エバポレー
タ7の出口配管12を流れる冷媒の温度変化を感温筒1
1が感知し、それによって内部の圧力が昇降圧する感温
室13と、その感温室13の昇降圧によって駆動されて
高圧の冷媒通路を開閉する弁機構とにより一体に構成さ
れている。
【0012】感温室13は、厚い金属板製のハウジング
14と可撓性のある金属薄板製のダイヤフラム15とに
よって部屋が形成され、それらの外周端は感温室取付座
16によりかしめられた後溶接されて部屋が気密になっ
ている。その内部には、冷凍サイクルの作動流体である
冷媒と同じかまたは性質の似たガスが飽和蒸気状態で封
入されている。ハウジング14の頂部には、キャピラリ
チューブからなる感温筒11がろう付けされている。
【0013】感温室取付座16の下端部は、弁機構のボ
ディ17の上部に螺合されている。このボディ17は、
長手方向のほぼ中央部に側方から中心に向かって穿設さ
れた高圧冷媒通路18を有し、下方先端部には、軸線方
向に穿設された低圧冷媒通路19を有している。ボディ
17の軸線位置には、高圧冷媒通路18と低圧冷媒通路
19との間を連通させる穴があいており、その低圧冷媒
通路19側が弁座20になっている。その弁座20に対
向して球状の弁体21が配置され、その弁体21は、圧
縮コイルスプリング22により弁体受け23を介して弁
座20に向けて付勢されている。圧縮コイルスプリング
22の基端部は、アジャストねじ24によって受けられ
ている。このアジャストねじ24は、低圧冷媒通路19
の内壁面に螺着されており、これを回転させることによ
って、弁体21に対する付勢力を調整することができ
る。
【0014】ボディ17の軸線位置には、軸線方向に進
退自在にシャフト25が挿通され、その一端は、弁体2
1に当接または溶接され、他端は、ディスク26を介し
てダイヤフラム15の下面に当接されている。このシャ
フト25は、また、ホルダ27によってボディ17の軸
線位置に位置決めされている。
【0015】また、ボディ17には、感温室13のダイ
ヤフラム15の下側の空間を低圧冷媒通路19と均圧に
する連通路28が設けられている。ダイヤフラム15の
下側の空間はシャフト25に設けられたOリング29に
よって高圧冷媒通路18からシールされている。ボディ
17の外周には、高圧冷媒通路18を挟んでその上下位
置にOリング30,31が装着され、この膨張弁ユニッ
ト2を弁ケース3に装着したときに高圧冷媒通路18と
感温室13および低圧冷媒通路19との間をシールする
のに用いられている。そして、感温室取付座16の下端
部外周には、ダイヤフラム15の下面の空間がボディ1
7に螺着するためのねじ部を介して大気と連通するのを
シールするOリング32とこのOリング32の移動を規
制するバックアップリング33とが装着されている。
【0016】以上の構成の膨張弁ユニット2において、
レシーバ10からの冷媒が高圧冷媒配管5に供給される
と、その冷媒は、高圧冷媒通路18に入り、弁座20と
弁体21とによって形成される隙間を通過することによ
って断熱膨張され、低圧冷媒通路19から低圧冷媒配管
6を介してエバポレータ7に送られる。エバポレータ7
から出力された冷媒は、コンプレッサ8に送られるが、
そのときの冷媒の出口温度が感温筒11にて感知され
る。
【0017】その温度に応じて、感温室13内に封入さ
れたガスの圧力が変化して感温室13内の圧力が昇降す
る。一方、低圧冷媒通路19内の冷媒が連通路28を通
って感温室13の裏側に入って、ダイヤフラム15の裏
面側が低圧冷媒通路19内の冷媒圧を受けている。その
冷媒圧と感温室13内の圧力と圧縮コイルスプリング2
2の付勢力とが釣り合う位置にダイヤフラム15、シャ
フト25および弁体21が静止し、高圧冷媒配管5から
エバポレータ7に送り込まれる冷媒の量が決められる。
ここで、エバポレータ7から出た冷媒の出口温度が高く
なると、感温室13内の圧力が上昇し、ダイヤフラム1
5の面が下方に変位し、その変位はシャフト25を介し
て弁体21を押し下げ、弁開度を大きくして冷媒の流量
を増加させ、エバポレータ7から出る冷媒の出口温度を
下げるよう制御する。エバポレータ7から出た冷媒の出
口温度が低い場合は、その逆の動作をして、エバポレー
タ7から出る冷媒の出口温度を上げるよう制御する。
【0018】図3は膨張弁ユニット装着用の弁ケースを
示す縦断面図である。膨張弁ユニット2を装着する弁ケ
ース3は、膨張弁ユニット2の外形に合わせて形成さ
れ、膨張弁ユニット2を図の上側の開口部より差し込ん
で装着するようにしている。開口部の周囲には、装着さ
れた膨張弁ユニット2をクリップ4によって弁ケース3
に固定するためのフランジ34が形成されている。
【0019】この弁ケース3は、アルミニウム製であ
り、積層型のエバポレータ7を高温室に入れてアルミニ
ウム溶接加工をする際に、高圧冷媒配管5および低圧冷
媒配管6も同じ高温室内において同時にアルミニウム溶
接され、高圧冷媒配管5および低圧冷媒配管6と一体に
形成される。
【0020】図4はクリップを示す図であって、(A)
はクリップの平面図、(B)はそのa−a矢視断面図、
図5はクリップを装着した状態を示す膨張弁の側面図、
図6はクリップを装着した状態を示す膨張弁の縦断面図
である。
【0021】クリップ4は、ばね性を有する硬質材料、
たとえばステンレスによって略U字状に形成され、両側
のアーム部の中央には、細長い開口部35が穿設されて
いる。このクリップ4は、膨張弁ユニット2を弁ケース
3に装着した後、膨張弁ユニット2の感温室取付座16
が弁ケース3のフランジ34に当接している部分にアー
ム部の先端を押し当て、横から押し進めることにより、
感温室取付座16およびフランジ34の辺縁部が細長い
開口部35に同時に嵌まり込み、図5および図6に示し
たように、膨張弁ユニット2と弁ケース3とを固定し、
膨張弁として構成することができる。
【0022】図7は膨張弁の組み立て前の状態を示した
側面図、図8は膨張弁の組み立て後の状態を示した側面
図である。膨張弁の組み立ては、エバポレータ7、低圧
冷媒配管6、弁ケース3および高圧冷媒配管5が一体に
形成されているので、これを自動車に設置し、弁ケース
3に膨張弁ユニット2を装着し、クリップ4を嵌めて、
膨張弁ユニット2と弁ケース3とを固定する。次に、膨
張弁ユニット2の感温筒11の先端部分をエバポレータ
7の出口配管12に密着させ、バンド36で固定するこ
とによって行う。
【0023】したがって、膨張弁の組み立て時には、低
圧冷媒配管6および高圧冷媒配管5をナットのような締
め付け具によって接続する必要がなく、組み立てコスト
を低減できるのみならず、膨張弁ユニットも、膨張弁と
しての最小機能を有する膨張弁ユニット2だけを用意す
ればよいので、締め付け具が不要なことも含め、部品コ
ストを低減することができる。
【0024】図9は本発明の第2の実施の形態に係る膨
張弁を示す縦断面図である。この図9において、図2お
よび図6に示した構成要素と同じ要素については同じ符
号を付してその詳細な説明は省略する。
【0025】この第2の実施の形態の膨張弁によれば、
感温室13の感温室取付座16とボディ17とを固定す
るねじ部37において、それらのねじ山部分にシール材
を塗布した状態で螺着する。これにより、ダイヤフラム
15の下面の空間がこのねじ部37を介して大気と連通
するのをシールすることができ、第1の実施の形態の膨
張弁で必要であったOリング32およびバックアップリ
ング33が不要になる。
【0026】膨張弁の組み立ては、第1の実施の形態の
膨張弁と同様、弁ケース3に膨張弁ユニット2を挿入
し、クリップ4で留めることによって行う。図10は本
発明の第3の実施の形態に係る膨張弁を示す縦断面図で
ある。この図10において、図2および図6に示した構
成要素と同じ要素については同じ符号を付してその詳細
な説明は省略する。
【0027】この第3の実施の形態の膨張弁によれば、
低圧冷媒配管6の先端を拡開加工して弁ケース3aを形
成し、これに高圧冷媒配管5をアルミニウム溶接して一
体に形成している。
【0028】図11は本発明の第4の実施の形態に係る
膨張弁を示す縦断面図、図12は本発明の第4の実施の
形態に係る膨張弁の外観を示す側面図である。この図1
1および図12において、図2および図6に示した構成
要素と同じ要素については同じ符号を付してその詳細な
説明は省略する。
【0029】この第4の実施の形態の膨張弁によれば、
弁ケース3と膨張弁ユニット2との固定をカップリング
38の上下端をかしめることで行っている。すなわち、
弁ケース3に膨張弁ユニット2を装着した後、カップリ
ング38を嵌めて、その上下端をかしめ加工する。
【0030】あるいは、カップリング38の上端を絞り
加工しておいたものを、弁ケース3に装着した膨張弁ユ
ニット2の上から被せて、カップリング38の下端をか
しめることにより両者を固定するようにしてもよい。
【0031】図13は本発明の第5の実施の形態に係る
膨張弁を示す縦断面図である。この図13において、図
2および図6に示した構成要素と同じ要素については同
じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0032】この第5の実施の形態の膨張弁によれば、
弁ケース3bの開口端側を長く延長しておき、弁ケース
3bに膨張弁ユニット2を装着した後に、弁ケース3b
の開口端をかしめ加工することにより、膨張弁ユニット
2を弁ケース3bに固定している。
【0033】また、膨張弁ユニット2は、そのボディ1
7の外表面に溝39が周設されており、弁ケース3bに
装着したときに、その弁ケース3bとの間に形成される
隙間が冷媒の流れをよくすることができる。
【0034】図14は本発明の第6の実施の形態に係る
膨張弁を示す縦断面図である。この図14において、図
2および図6に示した構成要素と同じ要素については同
じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0035】この第6の実施の形態の膨張弁によれば、
膨張弁ユニット2のボディ17の外表面に溝39を周設
し、弁ケース3に膨張弁ユニット2を装着した後に、溝
39に対応した位置の弁ケース3の部分をかしめ加工
し、溝39にかしめ部分を嵌合させることにより、膨張
弁ユニット2が弁ケース3から抜けないようにしてい
る。かしめ加工は、高圧冷媒配管5の接合部分を除く周
囲部分、あるいは、1箇所もしくは複数箇所で行われ
る。
【0036】図15は本発明の第7の実施の形態に係る
膨張弁を示す縦断面図である。この図15において、図
6に示した構成要素と同じ要素については同じ符号を付
してその詳細な説明は省略する。
【0037】この第7の実施の形態の膨張弁によれば、
エバポレータ7の出口配管12における冷媒温度の検知
を、上記のような感温筒11によらずに、熱伝導部材4
1による伝熱によって行うようにしている。
【0038】熱伝導部材41は、たとえば銅またはベリ
リウムのようなばね性のある銅合金でできており、その
一端はクリップ4に係止するよう係止部42を有し、他
端は、エバポレータ7の出口配管12の外形に合わせて
円弧状に形成された配管受け部43を有している。熱伝
導部材41は、クリップ4を装着したときに、膨張弁ユ
ニット2の感温室13との接触面積が大きくなるように
してある。
【0039】すなわち、熱伝導部材41は板状に形成さ
れ、膨張弁ユニット2の感温室13は、これを構成する
ハウジング14の頂面が平らになるよう形成されてい
る。ハウジング14の頂面の中央部は、ガスが入る穴が
あけられており、その穴はガス雰囲気中でボールを抵抗
溶接して封止するようにしている。
【0040】図16は膨張弁の組み立て前の状態を示す
分解図、図17は組み立て後の膨張弁を示すエバポレー
タの側面図、図18は組み立て後の膨張弁を示すエバポ
レータの正面図である。
【0041】第7の実施の形態の膨張弁を組み立てる場
合の手順について説明する。エバポレータ7は、弁ケー
ス3、高圧冷媒配管5、低圧冷媒配管6および出口配管
12と一体に形成されている。このとき、弁ケース3
は、エバポレータ7の正面側の面から見て、その面に平
行に配管された出口配管12よりも遠く離れた位置に配
置されている。
【0042】膨張弁の組み立てを行うときには、まず、
矢印44で示したように、膨張弁ユニット2を弁ケース
3に挿入し、矢印45で示したように、クリップ4に熱
伝導部材41を係止しておき、最後に、熱伝導部材41
の先端部が出口配管12の下側に当接した状態で、矢印
46で示したように、挿入された膨張弁ユニット2の感
温室取付座16と弁ケース3のフランジ34とを留める
ようにクリップ4を押し込む。これにより、図17に最
もよく表されているように、クリップ4が膨張弁ユニッ
ト2の感温室取付座16と弁ケース3のフランジ34と
を留めたときに、熱伝導部材41の配管受け部43が出
口配管12を受けている状態になる。このとき、熱伝導
部材41の配管受け部43が図の下方へ押されるため、
熱伝導部材41は、膨張弁ユニット2の頂部の面に圧接
されるようになり、出口配管12を流れる冷媒の温度が
配管受け部43を経由して感温室13に有効に伝達する
ようになる。
【0043】図19は本発明の第8の実施の形態に係る
膨張弁を示す縦断面図である。この図19において、図
6に示した構成要素と同じ要素については同じ符号を付
してその詳細な説明は省略する。
【0044】この第8の実施の形態の膨張弁によれば、
エバポレータ7の出口配管12における冷媒温度の検知
を、上記のような感温筒11または熱伝導部材41によ
らずに、出口配管12からの直接伝熱によって行うよう
にしている。
【0045】膨張弁ユニット2の感温室13は、その頂
面に、エバポレータ7の出口配管12の外形に合わせて
凹設された配管受け部47を有している。この配管受け
部47に出口配管12を載せるように配置することで、
出口配管12と感温室13とが直接接触され、感温室1
3が出口配管12を流れる冷媒の温度を直接検知するこ
とができるようになる。
【0046】図20は膨張弁の組み立て前の状態を示す
分解図、図21は組み立て後の膨張弁を示すエバポレー
タの側面図、図22は組み立て後の膨張弁を示すエバポ
レータの正面図である。
【0047】第8の実施の形態の膨張弁を組み立てる場
合の手順について説明する。エバポレータ7は、弁ケー
ス3、高圧冷媒配管5、低圧冷媒配管6および出口配管
12と一体に形成されている。このとき、低圧冷媒配管
6および出口配管12において、エバポレータ7の正面
側の面と平行になっている部分は、エバポレータ7の正
面側の面から等距離に配置され、弁ケース3と一体にな
っている同軸上の低圧冷媒配管6は、エバポレータ7の
正面側の面に対して外側に傾斜した状態に形成されてい
る。
【0048】膨張弁の組み立てを行うときには、まず、
矢印48で示したように、膨張弁ユニット2を弁ケース
3に挿入する。このとき、ボディ17の高圧冷媒通路1
8と高圧冷媒配管5とが整合し、感温室13の配管受け
部47が出口配管12の向きと整合する形で膨張弁ユニ
ット2を弁ケース3に挿入する。次に、矢印49で示し
たように、挿入された膨張弁ユニット2の感温室取付座
16と弁ケース3のフランジ34とをクリップ4で留
め、最後に、傾斜している低圧冷媒配管6を、矢印50
で示したように、エバポレータ7の正面側の面と平行に
なるまで起立させる。このとき、出口配管12が感温室
13のハウジング14の斜面を乗り越え、凹設された配
管受け部47に嵌まるようになる。
【0049】これにより、感温室13は、出口配管12
との接触荷重により、出口配管12と圧接されるように
なり、出口配管12を流れる冷媒の温度が直接感温室1
3に伝達するようになる。
【0050】図23は本発明の第9の実施の形態に係る
膨張弁の組み立て前の状態を示す分解図、図24は組み
立て後の膨張弁を示すエバポレータの側面図、図25は
組み立て後の膨張弁を示すエバポレータの正面図であ
る。これらの図において、図20〜図22に示した構成
要素と同じ要素については同じ符号を付してその詳細な
説明は省略する。
【0051】第9の実施の形態の膨張弁を組み立てる場
合の手順について説明する。第8の実施の形態の膨張弁
の組み立てと同様、エバポレータ7は、弁ケース3、高
圧冷媒配管5、低圧冷媒配管6および出口配管12と一
体に形成されている。このとき、低圧冷媒配管6および
出口配管12において、エバポレータ7の正面側の面と
平行になっている部分は、エバポレータ7の正面側の面
から等距離に配置され、弁ケース3と一体になっている
同軸上の低圧冷媒配管6は、エバポレータ7の正面側の
面に対して外側に傾斜した状態に形成されている。
【0052】膨張弁の組み立てを行うときには、まず、
矢印51で示したように、膨張弁ユニット2を弁ケース
3に挿入する。このとき、ボディ17の高圧冷媒通路1
8と高圧冷媒配管5とが整合し、感温室13の配管受け
部47が出口配管12の向きと整合する形で膨張弁ユニ
ット2を弁ケース3に挿入する。そして、傾斜している
低圧冷媒配管6を、矢印52で示したように、エバポレ
ータ7の正面側の面と平行になるまで起立させる。この
とき、出口配管12が感温室13のハウジング14の斜
面を乗り越え、凹設された配管受け部47に嵌まるよう
になる。
【0053】これにより、出口配管12との接触荷重に
より、膨張弁ユニット2は弁ケース3からの抜けが防止
され、かつ、感温室13は、出口配管12との圧接によ
り、出口配管12を流れる冷媒の温度が直接感温室13
に伝達するようになる。
【0054】図26は本発明の第10の実施の形態に係
る膨張弁を示す縦断面図、図27は図26のb−b矢視
断面図、図28は熱伝導部材の外観を示す底面図であ
る。これらの図において、図1、図10に示した構成要
素と同じ要素については同じ符号を付してその詳細な説
明は省略する。
【0055】第10の実施の形態の膨張弁では、感温室
13のハウジング14に熱伝導部材53を載せ、その熱
伝導部材53の一端をエバポレータ7の出口配管12に
接触させる構成にしている。
【0056】熱伝導部材53は、熱伝導の大きな、たと
えば銅または銅合金で作られ、図28に示したように、
感温室13のハウジング14と十分な接触が得られるよ
うに、ハウジング14の平らな頂面の全面にわたって接
触する平らな感温室接触部54と、この感温室接触部5
4の一端に立設されて端面がエバポレータ7の出口配管
12の外形における曲率と同じ曲率を有する半円筒形の
配管接触部55とから構成されている。
【0057】この熱伝導部材53は、また、その上面が
遮熱カバー56によって覆われている。この遮熱カバー
56は、熱伝導の小さな樹脂であり、好ましくはインサ
ート成形にて熱伝導部材53と一体になっている。遮熱
カバー56は、熱伝導部材53からの放熱を防止し、外
部温度の影響を避けるためのものである。また、この遮
熱カバー56は、半円筒形の配管接触部55の両側端部
に配管接触部55と同じ曲率の内側面を有する係止部5
7を備えている。この係止部57は、熱伝導部材53の
配管接触部55を出口配管12に接触した状態を保持す
るとともに、配管接触部55を出口配管12に固定する
働きをする。
【0058】また、感温室13のハウジング14に冠着
された熱伝導部材53は、押えレバー58によってその
感温室接触部54が感温室13のハウジング14の頂面
に圧接するようにしてある。この押えレバー58は、ば
ね性を有する硬質材料によって形成され、その一端側
は、クリップ4に留められていて他端側がばね性により
遮熱カバー56の上から熱伝導部材53をハウジング1
4に押圧するようにしている。
【0059】図29は本発明の第10の実施の形態に係
る膨張弁の組み立て手順の説明を示すエバポレータの側
面図、図30は本発明の第10の実施の形態に係る膨張
弁の組み立て手順の説明を示すエバポレータの正面図、
図31は組み立て後の膨張弁を示すエバポレータの側面
図、図32は組み立て後の膨張弁を示すエバポレータの
正面図である。
【0060】第10の実施の形態の膨張弁を組み立てる
場合の手順について説明する。第9の実施の形態の膨張
弁の組み立ての場合と同様に、エバポレータ7は、弁ケ
ース3a、高圧冷媒配管5、低圧冷媒配管6および出口
配管12と一体に形成されている。
【0061】膨張弁の組み立てを行うときには、まず、
図30の矢印59で示したように、膨張弁ユニット2を
弁ケース3aに挿入する。次に、熱伝導部材53をエバ
ポレータ7の出口配管12に取り付ける。すなわち、遮
熱カバー56の係止部57をエバポレータ7の出口配管
12に当接した状態で、図29の矢印60で示した出口
配管12の方向に押すと、係止部57が外側に弾性変形
し、出口配管12の最大径を乗り越えたところで熱伝導
部材53の配管接触部55が出口配管12の側面に接触
し、係止部57が出口配管12を把持することで、熱伝
導部材53を出口配管12に取り付ける。
【0062】次に、矢印61で示したように、熱伝導部
材53および遮熱カバー56を回動させて、熱伝導部材
53の感温室接触部54が感温室13のハウジング14
と対峙するようにしておく。その後、矢印62で示した
ように、熱伝導部材53および遮熱カバー56を出口配
管12に沿って移動させて感温室13のハウジング14
に被せる。
【0063】次に、矢印63で示したように、クリップ
4に押えレバー58を係止しておき、最後に、矢印64
で示したように、挿入された膨張弁ユニット2の感温室
取付座16と弁ケース3aのフランジ34とを留めるよ
うにクリップ4を押し込む。これにより、図31および
図32に最もよく表されているように、クリップ4が膨
張弁ユニット2の感温室取付座16と弁ケース3aのフ
ランジ34とを留めることで、弁ケース3aから膨張弁
ユニット2の抜けが防止され、押えレバー58が熱伝導
部材53および遮熱カバー56を感温室13のハウジン
グ14に押え込んでいるため、出口配管12を流れる冷
媒の温度が熱伝導部材53を経由して感温室13に有効
に伝達するようになる。このとき、熱伝導部材53は、
遮熱カバー56が設けられていることにより、放熱が防
止されるとともに外部からの温度の影響を回避すること
ができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、膨張
弁の最小機能を有する膨張弁ユニットと、高圧冷媒配
管、低圧冷媒配管およびエバポレータと一体に形成され
て膨張弁ユニットを収容できる弁ケースと、弁ケースに
装着した膨張弁ユニットを固定する固定手段とを備え、
組み立てを、弁ケースに膨張弁ユニットを装着して固定
手段で固定する構成にした。これにより、低圧冷媒配管
および高圧冷媒配管を弁ケースに接続するナットのよう
な締め付け具が不要であり、また、膨張弁としての最小
機能を有する膨張弁ユニットだけを用意すればよいの
で、部品コストを低減できるのみならず、膨張弁の組み
立てでは、膨張弁ユニットを弁ケースに装着して固定手
段で固定するだけでよいので、組み立てコストを低減す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る膨張弁を用い
た冷凍サイクルを示す図である。
【図2】膨張弁ユニットの構成を示す縦断面図である。
【図3】膨張弁ユニット装着用の弁ケースを示す縦断面
図である。
【図4】クリップを示す図であって、(A)はクリップ
の平面図、(B)はそのa−a矢視断面図である。
【図5】クリップを装着した状態を示す膨張弁の側面図
である。
【図6】クリップを装着した状態を示す膨張弁の縦断面
図である。
【図7】膨張弁の組み立て前の状態を示した側面図であ
る。
【図8】膨張弁の組み立て後の状態を示した側面図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る膨張弁を示す
縦断面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係る膨張弁を示
す縦断面図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係る膨張弁を示
す縦断面図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係る膨張弁の外
観を示す側面図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態に係る膨張弁を示
す縦断面図である。
【図14】本発明の第6の実施の形態に係る膨張弁を示
す縦断面図である。
【図15】本発明の第7の実施の形態に係る膨張弁を示
す縦断面図である。
【図16】膨張弁の組み立て前の状態を示す分解図であ
る。
【図17】組み立て後の膨張弁を示すエバポレータの側
面図である。
【図18】組み立て後の膨張弁を示すエバポレータの正
面図である。
【図19】本発明の第8の実施の形態に係る膨張弁を示
す縦断面図である。
【図20】膨張弁の組み立て前の状態を示す分解図であ
る。
【図21】組み立て後の膨張弁を示すエバポレータの側
面図である。
【図22】組み立て後の膨張弁を示すエバポレータの正
面図である。
【図23】本発明の第9の実施の形態に係る膨張弁の組
み立て前の状態を示す分解図である。
【図24】組み立て後の膨張弁を示すエバポレータの側
面図である。
【図25】組み立て後の膨張弁を示すエバポレータの正
面図である。
【図26】本発明の第10の実施の形態に係る膨張弁を
示す縦断面図である。
【図27】図26のb−b矢視断面図である。
【図28】熱伝導部材の外観を示す底面図である。
【図29】本発明の第10の実施の形態に係る膨張弁の
組み立て手順の説明を示すエバポレータの側面図であ
る。
【図30】本発明の第10の実施の形態に係る膨張弁の
組み立て手順の説明を示すエバポレータの正面図であ
る。
【図31】組み立て後の膨張弁を示すエバポレータの側
面図である。
【図32】組み立て後の膨張弁を示すエバポレータの正
面図である。
【符号の説明】
1 膨張弁 2 膨張弁ユニット 3,3a,3b 弁ケース 4 クリップ 5 高圧冷媒配管 6 低圧冷媒配管 7 エバポレータ 8 コンプレッサ 9 コンデンサ 10 レシーバ 11 感温筒 12 出口配管 13 感温室 14 ハウジング 15 ダイヤフラム 16 感温室取付座 17 ボディ 18 高圧冷媒通路 19 低圧冷媒通路 20 弁座 21 弁体 22 圧縮コイルスプリング 23 弁体受け 24 アジャストねじ 25 シャフト 26 ディスク 27 ホルダ 28 連通路 29,30,31,32 Oリング 33 バックアップリング 34 フランジ 35 開口部 36 バンド 37 ねじ部 38 カップリング 39 溝 41 熱伝導部材 42 係止部 43,47 配管受け部 53 熱伝導部材 54 感温室接触部 55 配管接触部 56 遮熱カバー 57 係止部 58 押えレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 邦春 東京都八王子市椚田町1211番地4 株式会 社テージーケー内 (72)発明者 金子 毅 東京都八王子市椚田町1211番地4 株式会 社テージーケー内 Fターム(参考) 3H051 AA01 AA07 BB02 CC06 CC14 FF08 3H057 AA04 BB38 CC06 DD04 FB01 HH01 HH18

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エバポレータ出口の冷媒の温度変化を感
    知して前記エバポレータ入口側に供給される冷媒の流量
    を制御する膨張弁において、 前記エバポレータ出口側の低圧冷媒配管内の冷媒の温度
    変化を感知して内部が昇降圧する感温室と前記感温室の
    昇降圧により駆動されて前記エバポレータ入口側に供給
    される冷媒の流量を制御する弁機構とを有する膨張弁ユ
    ニットと、 前記膨張弁ユニットを差し込むことによって装着できる
    開口部を有し、高圧冷媒を導入する高圧冷媒配管、流量
    制御された冷媒を導出する低圧冷媒配管および前記エバ
    ポレータと一体に形成した弁ケースと、 前記弁ケースに装着した前記膨張弁ユニットを固定する
    固定手段と、 を備えていることを特徴とする膨張弁。
  2. 【請求項2】 前記固定手段は、前記弁ケースの軸線方
    向に直角な方向から挟み込むアーム部を有し、前記弁ケ
    ースの前記開口部に一体に形成されたフランジと前記膨
    張弁ユニットの前記感温室の周縁部とを前記アーム部に
    設けられた開口部に嵌合させることにより、前記膨張弁
    ユニットが前記弁ケースから抜け出ないようにしたばね
    性を有するクリップであることを特徴とする請求項1記
    載の膨張弁。
  3. 【請求項3】 前記固定手段は、前記弁ケースの前記開
    口部に一体に形成されたフランジと前記膨張弁ユニット
    の前記感温室の周縁部とを覆うよう配置して上下端部を
    かしめることにより両者を固定するようにしたカップリ
    ングであることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  4. 【請求項4】 前記固定手段は、前記弁ケースの開口側
    の端部をかしめて前記膨張弁ユニットの前記感温室の周
    縁部を固定することからなることを特徴とする請求項1
    記載の膨張弁。
  5. 【請求項5】 前記固定手段は、前記弁機構のボディに
    周設された溝に前記弁ケースをかしめて嵌合させること
    により前記膨張弁ユニットを前記弁ケースに固定するこ
    とからなることを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  6. 【請求項6】 前記固定手段は、前記エバポレータと一
    体に形成された出口配管による接触荷重により前記膨張
    弁ユニットを前記弁ケースに固定することからなること
    を特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  7. 【請求項7】 前記膨張弁ユニットの前記感温室は、頭
    部が前記出口配管を受け止めるよう凹設された配管受け
    部を有していることを特徴とする請求項6記載の膨張
    弁。
  8. 【請求項8】 前記膨張弁ユニットの前記感温室は、前
    記配管受け部が前記エバポレータの出口配管を受け止め
    ることにより熱結合されて前記出口配管を流れる冷媒の
    温度を直接検知するようにしたことを特徴とする請求項
    7記載の膨張弁。
  9. 【請求項9】 前記出口配管は、前記弁ケースの側が前
    記エバポレータより離れる方向に傾斜した状態で形成さ
    れ、前記膨張弁ユニットを前記弁ケースに装着後に、起
    立させて前記出口配管を前記配管受け部に嵌合させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項8記載の膨張弁。
  10. 【請求項10】 前記弁ケースは、前記低圧冷媒配管の
    先端部を前記膨張弁ユニットが装着できるよう拡開する
    ことにより形成したものであることを特徴とする請求項
    1記載の膨張弁。
  11. 【請求項11】 前記膨張弁ユニットの前記感温室は、
    先端部が前記エバポレータの出口配管に熱結合された感
    温筒によって前記出口配管を流れる冷媒の温度を検知す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の膨張弁。
  12. 【請求項12】 一端が前記クリップに係止され、他端
    が前記エバポレータの出口配管に係止されて前記クリッ
    プの側で前記膨張弁ユニットの前記感温室と熱結合され
    ている熱伝導部材を備えていることを特徴とする請求項
    2記載の膨張弁。
  13. 【請求項13】 一端が前記膨張弁ユニットの前記感温
    室と面接触され、他端が前記前記エバポレータの出口配
    管に面接触されている熱伝導部材と、一端が前記クリッ
    プに係止され、他端が前記熱伝導部材を前記膨張弁ユニ
    ットの前記感温室に押し付けるばね性を持った押え部材
    とを備えていることを特徴とする請求項2記載の膨張
    弁。
  14. 【請求項14】 前記熱伝導部材の外側に被着され、前
    記熱伝導部材からの放熱を防止するとともに前記熱伝導
    部材に対する外部温度の影響を回避する熱伝導の悪い材
    料で形成された遮熱カバーを備えていることを特徴とす
    る請求項13記載の膨張弁。
  15. 【請求項15】 前記遮熱カバーは、前記出口配管を把
    持して前記熱伝導部材と前記出口配管との接触状態を保
    持する係止部を有していることを特徴とする請求項14
    記載の膨張弁。
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