JP2002221333A - 空気調和機の室内機 - Google Patents
空気調和機の室内機Info
- Publication number
- JP2002221333A JP2002221333A JP2001018183A JP2001018183A JP2002221333A JP 2002221333 A JP2002221333 A JP 2002221333A JP 2001018183 A JP2001018183 A JP 2001018183A JP 2001018183 A JP2001018183 A JP 2001018183A JP 2002221333 A JP2002221333 A JP 2002221333A
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- JP
- Japan
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- display
- air conditioner
- indoor unit
- display stand
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷房、除湿時の表示部への結露の防止が可能
な前面グリル中央部に表示部を有する空気調和機の室内
機を提供する。 【解決手段】 表示用プリント基板７を取付ける表示台
８の下端を表示用プリント基板７をはめこむ保持部１２
を残し、切り欠き形状とすることにより、冷房、除湿時
に熱交換器３によって冷却された吹出グリル５から表示
台８底面への冷輻射を抑制することができる。
な前面グリル中央部に表示部を有する空気調和機の室内
機を提供する。 【解決手段】 表示用プリント基板７を取付ける表示台
８の下端を表示用プリント基板７をはめこむ保持部１２
を残し、切り欠き形状とすることにより、冷房、除湿時
に熱交換器３によって冷却された吹出グリル５から表示
台８底面への冷輻射を抑制することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室内
機の表示部に関し、さらに詳細には、前面グリル中央に
表示部を配置する際の冷房、除湿時の表示部への結露を
抑制する空気調和機の室内機に関する。
機の表示部に関し、さらに詳細には、前面グリル中央に
表示部を配置する際の冷房、除湿時の表示部への結露を
抑制する空気調和機の室内機に関する。
【０００２】
【従来の技術】前面グリル中央に表示部を配置した場合
には、空気調和機により冷房、除湿を行うと、表示部が
吹出グリル近傍にあり、吹出グリルからの冷輻射と吹出
風の影響を受けるため、表示部自体が冷却され表示用プ
リント基板へ結露が発生する。このため、従来は以下の
ような方法が用いられていた。
には、空気調和機により冷房、除湿を行うと、表示部が
吹出グリル近傍にあり、吹出グリルからの冷輻射と吹出
風の影響を受けるため、表示部自体が冷却され表示用プ
リント基板へ結露が発生する。このため、従来は以下の
ような方法が用いられていた。
【０００３】図８は、従来の空気調和機の室内機を示す
断面図である。図８において、３１は前面グリル、３３
は熱交換器、３５は吹出グリル、３６は表示部、３７は
表示部の表示用プリント基板、３８は樹脂材で形成され
た表示台、３９は空気の吹出口、３０は表示部３６固定
用のリブである。前面グリル３１と吹出グリル３５との
間に表示部３６が配置され、表示部３６は表示台３８と
表示用プリント基板３７から構成され、表示台３８と表
示用プリント基板３７とで閉空間が形成されている。
断面図である。図８において、３１は前面グリル、３３
は熱交換器、３５は吹出グリル、３６は表示部、３７は
表示部の表示用プリント基板、３８は樹脂材で形成され
た表示台、３９は空気の吹出口、３０は表示部３６固定
用のリブである。前面グリル３１と吹出グリル３５との
間に表示部３６が配置され、表示部３６は表示台３８と
表示用プリント基板３７から構成され、表示台３８と表
示用プリント基板３７とで閉空間が形成されている。
【０００４】図８において、従来は、吹出グリル３５に
樹脂で成形された箱型の表示台８を形成していた。この
際、すきまから浸入する冷風や、冷却された熱交換器や
吹出しグリルからの冷輻射による表示台３８の内壁や表
示材３７の裏面への結露を防止するために、箱型の表示
台３８の外周に断熱材４１を貼付していた。
樹脂で成形された箱型の表示台８を形成していた。この
際、すきまから浸入する冷風や、冷却された熱交換器や
吹出しグリルからの冷輻射による表示台３８の内壁や表
示材３７の裏面への結露を防止するために、箱型の表示
台３８の外周に断熱材４１を貼付していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
法においては、構造的に貼付可能な断熱材仕様に限界が
あり、冷風の浸入や冷輻射による結露を完全に防止する
ことが困難であった。
法においては、構造的に貼付可能な断熱材仕様に限界が
あり、冷風の浸入や冷輻射による結露を完全に防止する
ことが困難であった。
【０００６】そこで本発明は、冷房、除湿時の表示部へ
の結露の防止が可能な前面グリル中央部に表示部を有す
る空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
の結露の防止が可能な前面グリル中央部に表示部を有す
る空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項１に記載の空気調和機の室内機は、
室内機内部に、熱交換器と、送風ファンと、吹出グリル
を有し、室内機の前面グリル中央部に表示部を配置させ
た空気調和機において、表示部を構成する表示台の下端
に切り欠き部を有することを特徴とする。
に、本発明の請求項１に記載の空気調和機の室内機は、
室内機内部に、熱交換器と、送風ファンと、吹出グリル
を有し、室内機の前面グリル中央部に表示部を配置させ
た空気調和機において、表示部を構成する表示台の下端
に切り欠き部を有することを特徴とする。
【０００８】また、請求項２に記載の発明は、表示台の
上端に熱交換器側に突出したリブを有することを特徴と
する。
上端に熱交換器側に突出したリブを有することを特徴と
する。
【０００９】また、請求項３に記載の発明は、表示台の
底面に水平方向に一様な下に凸となる形状を設けること
を特徴とする。
底面に水平方向に一様な下に凸となる形状を設けること
を特徴とする。
【００１０】更に、請求項４に記載の発明は、表示台の
上端に開口部を設けることを特徴とする。
上端に開口部を設けることを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【００１２】（実施の形態１）図１は、本発明の実施の
形態１の空気調和機の室内機を示す斜視図であり、図２
は、そのＶ−Ｖ線断面図、図３は、図２円部Ａの拡大図
である。図２、図３において、１は前面グリル、２は空
気の吸込口、３は熱交換器、４は送風ファン、５は吹出
グリル、６は表示部、７は表示用プリント基板、８は樹
脂で成形された表示台、９は空気吹出口、１０は表示部
固定用リブである。送風ファン４により空気吸込口２か
ら導入された空気が、熱交換器３を介して、空気吹出口
９から送出される。表示台８には表示用プリント基板７
を取付けて表示部６を形成し、前面グリル１と吹出グリ
ル５との間の吹出グリル５との間の吹出グリル５側に設
けられた表示部固定用のリブ１０に固定する。
形態１の空気調和機の室内機を示す斜視図であり、図２
は、そのＶ−Ｖ線断面図、図３は、図２円部Ａの拡大図
である。図２、図３において、１は前面グリル、２は空
気の吸込口、３は熱交換器、４は送風ファン、５は吹出
グリル、６は表示部、７は表示用プリント基板、８は樹
脂で成形された表示台、９は空気吹出口、１０は表示部
固定用リブである。送風ファン４により空気吸込口２か
ら導入された空気が、熱交換器３を介して、空気吹出口
９から送出される。表示台８には表示用プリント基板７
を取付けて表示部６を形成し、前面グリル１と吹出グリ
ル５との間の吹出グリル５との間の吹出グリル５側に設
けられた表示部固定用のリブ１０に固定する。
【００１３】本発明の空気調和機の室内機においては、
図４に示す通り、表示用プリント基板７（図示せず）を
取付ける表示台８の下端を、表示用プリント基板７をは
めこむ保持部１２を残し、表示台８の下部を幅広く削り
取った切り欠き部１５を配設する。このことにより、冷
房、除湿時に熱交換器３によって冷却された吹出グリル
５から表示台８下端への冷輻射を抑制することができ
る。
図４に示す通り、表示用プリント基板７（図示せず）を
取付ける表示台８の下端を、表示用プリント基板７をは
めこむ保持部１２を残し、表示台８の下部を幅広く削り
取った切り欠き部１５を配設する。このことにより、冷
房、除湿時に熱交換器３によって冷却された吹出グリル
５から表示台８下端への冷輻射を抑制することができ
る。
【００１４】（実施の形態２）また、図５に示す通り、
表示台８の上端に熱交換器３側に突出したリブ１３を設
け、表示台８とリブ１３間に、表示用プリント基板７と
接続されたリ−ド線（図示せず）を束ねることにより、
表示台８上端と吹出グリル５との隙間を確保し、その間
を流れる風の経路の遮断を防ぐとともに、熱交換器３か
らの冷輻射を防ぐことができる。
表示台８の上端に熱交換器３側に突出したリブ１３を設
け、表示台８とリブ１３間に、表示用プリント基板７と
接続されたリ−ド線（図示せず）を束ねることにより、
表示台８上端と吹出グリル５との隙間を確保し、その間
を流れる風の経路の遮断を防ぐとともに、熱交換器３か
らの冷輻射を防ぐことができる。
【００１５】（実施の形態３）また、図６に示す通り、
表示台８の底面に水平方向に一様な下に凸となる形状を
有する部分１６設ける。このことにより、表示台８の吹
出グリル５側に結露した水滴を、結露した場所に保持し
続けることなく、表示台８の底面形状にそって、すみや
かに下に流すことができ、さらに表示台８底面への冷輻
射を抑制することが可能となる。
表示台８の底面に水平方向に一様な下に凸となる形状を
有する部分１６設ける。このことにより、表示台８の吹
出グリル５側に結露した水滴を、結露した場所に保持し
続けることなく、表示台８の底面形状にそって、すみや
かに下に流すことができ、さらに表示台８底面への冷輻
射を抑制することが可能となる。
【００１６】（実施の形態４）また、図７に示す通り、
表示台８の上端に開口部１４を設ける。このことによ
り、表示台８下端の切り欠き部分から、表示台８と表示
用プリント基板７間に侵入した風がよどむことなく、開
口部１４を通って上に抜け出ることができ、表示用プリ
ント基板７が冷却されることを低減することが可能とな
る。
表示台８の上端に開口部１４を設ける。このことによ
り、表示台８下端の切り欠き部分から、表示台８と表示
用プリント基板７間に侵入した風がよどむことなく、開
口部１４を通って上に抜け出ることができ、表示用プリ
ント基板７が冷却されることを低減することが可能とな
る。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、下記の効果を奏する。
ているため、下記の効果を奏する。
【００１８】すなわち、本発明の請求項１に記載の発明
によれば、表示用プリント基板を取付ける表示台の下端
を表示用プリント基板をはめこむ保持部を残し、切り欠
き部を設けることにより、冷房、除湿時に熱交換器によ
って冷却された吹出グリルから表示台下端への冷輻射を
抑制し、表示台下端への結露を防止することができる。
によれば、表示用プリント基板を取付ける表示台の下端
を表示用プリント基板をはめこむ保持部を残し、切り欠
き部を設けることにより、冷房、除湿時に熱交換器によ
って冷却された吹出グリルから表示台下端への冷輻射を
抑制し、表示台下端への結露を防止することができる。
【００１９】また、請求項２に記載の発明によれば、表
示台の上端に熱交換器側に突出したリブを設け、表示台
とリブ間に、表示用プリント基板と接続されたリ−ド線
を束ねることにより、表示台上端と吹出グリルとの隙間
を確保し、その間を流れる風の経路の遮断を防ぐことが
できる。このことにより、冷房、除湿時に熱交換器によ
って、冷却された吹出グリルから表示台底面への冷輻射
を軽減することができる。
示台の上端に熱交換器側に突出したリブを設け、表示台
とリブ間に、表示用プリント基板と接続されたリ−ド線
を束ねることにより、表示台上端と吹出グリルとの隙間
を確保し、その間を流れる風の経路の遮断を防ぐことが
できる。このことにより、冷房、除湿時に熱交換器によ
って、冷却された吹出グリルから表示台底面への冷輻射
を軽減することができる。
【００２０】また、請求項３に記載の発明は、表示台の
底面に水平方向に一様な下に凸となる形状を設けること
により、表示台の吹出グリル側に結露した水滴を、結露
した場所に保持し続けることなく表示台の底面形状にそ
ってすみやかに下に流すことができ、さらに表示台底面
への冷輻射を抑制することが可能となる。
底面に水平方向に一様な下に凸となる形状を設けること
により、表示台の吹出グリル側に結露した水滴を、結露
した場所に保持し続けることなく表示台の底面形状にそ
ってすみやかに下に流すことができ、さらに表示台底面
への冷輻射を抑制することが可能となる。
【００２１】更に、請求項４に記載の発明は、表示台の
上端に開口部を設けることにより、表示台下端の切り欠
き部分から、表示台と表示用プリント基板間に侵入した
風が、よどむことなく、開口部を通って上に抜け出るこ
とができ、表示用プリント基板が冷却されることを低減
することが可能となる。
上端に開口部を設けることにより、表示台下端の切り欠
き部分から、表示台と表示用プリント基板間に侵入した
風が、よどむことなく、開口部を通って上に抜け出るこ
とができ、表示用プリント基板が冷却されることを低減
することが可能となる。
【図１】本発明に係る空気調和機の室内機を示す正面図
【図２】同Ｖ−Ｖ線断面図
【図３】図２のＡ部の拡大図
【図４】（ａ）本発明の実施の形態１を示す室内機表示
台の正面図 （ｂ）同Ｗ−Ｗ断面図
台の正面図 （ｂ）同Ｗ−Ｗ断面図
【図５】（ａ）本発明の実施の形態２を示す室内機表示
台の正面図 （ｂ）同Ｘ−Ｘ断面図
台の正面図 （ｂ）同Ｘ−Ｘ断面図
【図６】（ａ）本発明の実施の形態３を示す室内機表示
台の正面図 （ｂ）同Ｙ−Ｙ断面図
台の正面図 （ｂ）同Ｙ−Ｙ断面図
【図７】（ａ）本発明の実施の形態４を示す室内機表示
台の正面図 （ｂ）同Ｚ−Ｚ断面図
台の正面図 （ｂ）同Ｚ−Ｚ断面図
【図８】従来の室内機表示部の断面図
１ 前面グリル ２ 空気吸込口 ３ 熱交換器 ４ 送風ファン ５ 吹出グリル ６ 表示部 ７ 表示用プリント基板 ８ 表示台 ９ 空気吹出口 １０ 表示台固定用リブ １１ 断熱材 １２ 保持部 １３ リブ １４ 開口部 １５ 切り欠き部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近澤 昭佳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Ｆターム(参考） 3L050 AA03 BD00 3L051 BJ10
Claims (4)
- 【請求項１】 室内機内部に、熱交換器と、送風ファン
と、吹出グリルを有し、前記室内機の前面グリルの略中
央部に表示部を配置させた空気調和機において、前記表
示部を構成する表示台の下端には切り欠き部を有するこ
とを特徴とする空気調和機の室内機。 - 【請求項２】 表示台の上端には、熱交換器設置側に突
出したリブを有することを特徴とする請求項１記載の空
気調和機の室内機。 - 【請求項３】 表示台の底面には、水平方向に一様な下
に凸となる形状を設けることを特徴とする請求項１記載
の空気調和機の室内機。 - 【請求項４】 表示台の上端に開口部を設けることを特
徴とする請求項１記載の空気調和機の室内機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001018183A JP2002221333A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 空気調和機の室内機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001018183A JP2002221333A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 空気調和機の室内機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002221333A true JP2002221333A (ja) | 2002-08-09 |
Family
ID=18884241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001018183A Withdrawn JP2002221333A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 空気調和機の室内機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002221333A (ja) |
-
2001
- 2001-01-26 JP JP2001018183A patent/JP2002221333A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070827 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20070912 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090409 |