JP2007322103A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】フロントガイダに結露しても不織布や補助送風ファンを用いることなく、安価にフロントガイダからの結露水の飛び出しを防止することができる空気調和機を提供すること。
【解決手段】冷房運転時、吹出部7を流れる冷気により冷却されたフロントガイダ6の露出部に湿気を多く含む室内空気が接触したとき、その室内空気が冷却されて過飽和となって、フロントガイダ6上部に結露が生じ、前方に流れ出ようとするが、結露水が流れるフロントガイダ6の該当部分に左右に延びる1本もしくは複数本の凸状のリブ12を備えることにより、そこで一旦水が停滞するため本体の前方に水が飛び出すことがなくなる。
【選択図】図1
【解決手段】冷房運転時、吹出部7を流れる冷気により冷却されたフロントガイダ6の露出部に湿気を多く含む室内空気が接触したとき、その室内空気が冷却されて過飽和となって、フロントガイダ6上部に結露が生じ、前方に流れ出ようとするが、結露水が流れるフロントガイダ6の該当部分に左右に延びる1本もしくは複数本の凸状のリブ12を備えることにより、そこで一旦水が停滞するため本体の前方に水が飛び出すことがなくなる。
【選択図】図1
Description
本発明は結露水処理機構を有する空気調和機に関するものである。
従来、この種の空気調和機は、冷房運転時、クロスフローファンによって前面グリルから吸い込まれた室内空気が室内熱交換器で熱交換された後、露受皿の下側に設けられた吹出部から室内に吹出される際に、露受皿のフロントガイダの先端部に取り付けられた不織布によって、フロントガイダの先端部に発生する結露を防ぐと共に、フロントガイダで生じた結露を吸収して、室内に結露を飛散させないようにしている。なお、上記不織布5の代わりに、植毛処理された断熱材を用いたものもある。
また、送風ファンとファンモータとの間に、ファンモータの回転軸に固着した補助送風ファンを設けるとともに、補助送風ファンを覆うファンケースを設け、吹出口の前縁上部に第一排出口を、後縁下部に第二排出口を夫々設け、電装品箱で発生した熱を前記補助送風ファンにより第一排出口と第二排出口とから排出しているものもある(例えば、特許文献1参照)。
図3は、従来の空気調和機の要部断面図を示すものである。図3に示すように、室内ユニット10は、前面の下部に吹出部7が設けられたスクロール9と、スクロール9内の前面側に配置された室内熱交換器1と、スクロール9内に室内熱交換器1の下側に配置された露受皿8と、スクロール9内に室内熱交換器1の後面側に配置されたクロスフローファン2とを備えている。
スクロール9の室内熱交換器1の前面側に前面グリル3を取り付けると共に、前面グリル3の前面側にフロントパネル4を取り付けている。上記露受皿8は、フロントパネル4の下端近傍まで前方に向かって延びるフロントガイダ6を有し、そのフロントガイダ6の先端部に不織布5を取り付けている。
図4は、特許文献1に記載された従来の空気調和機の要部断面図を示すものである。図4に示すように、室内ユニット10の前面下部に吹出部7を設け、室内熱交換器1と、ファンモータ15により駆動されるクロスフローファン2と、クロスフローファン2とファンモータ15との間にファンモータ15の回転軸に固着された補助送風ファン18を設けると共に、補助送風ファン18を収納し、電装品箱(図示せず)と接続され、吹出部7の前縁上部に設けた第一排出口16、後縁下部に設けた第二排出口17と夫々連通するファンケース19を設けた構成となっている。
特開2002−243194号公報
しかしながら、前記従来の構成では、フロントガイダの先端部の不織布等や補助送風ファン、2つの排出口を有する複雑な本体形状などが必要になるため、コストアップするという問題がある。
また、不織布が外部に露出して、色や形状等に制約があるためにデザインが限定され、デザインの自由度が低いという欠点がある。また、結露を吸収した不織布にカビが発生したり埃が付着したりして、フロントガイダが不衛生になり、美観を損なうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、不織布や補助送風ファン、2つの排出口を有する複雑な本体形状などを用いることなく、安価にフロントガイダからの結露水の飛び出しを防止すると共に、デザインの自由度を広くできる衛生的な空気調和機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、スクロールと一体形成する台枠に取り付けられた室内側熱交換器と、室内側熱交換器の下部にフロントガイダを兼ねた露受皿を有し、フロントガイダに左右に延びる1本もしくは複数本の凸状のリブを備えたものである。
これによって、フロントガイダ上部に結露した結露水は、フロントガイダを伝わって前方に流れ出ようとするが、フロントガイダにリブがあるため、そこで一旦水が停滞するのでフロントガイダから結露水が飛び出すことがなくなる。
本発明の空気調和機は、安価にフロントガイダからの結露水の飛び出しを防止すると共に、デザインの自由度を広くでき、フロントガイダ上部を清潔に保つことができる。
第1の発明はスクロールと一体形成する台枠に取り付けられた室内側熱交換器と、前記室内側熱交換器の下部にフロントガイダを兼ねた露受皿を有し、前記フロントガイダに左右に延びる1本もしくは複数本の凸状のリブを備えたことにより、フロントガイドに結露した水は前方に流れ出ようとするが、結露水が流れるフロントガイドの該当部分にリブがあるため、そこで一旦水が停滞するため本体の前方に水が飛び出すことがなくなる。
第2の発明は、スクロールと一体形成する台枠に取り付けられた室内側熱交換器と、前記室内側熱交換器の下部にフロントガイダを兼ねた露受皿を有し、前記フロントガイダに左右に延びる1本もしくは複数本の溝を備えたことにより、フロントガイドに結露した水は前方に流れ出ようとするが、結露水が流れるフロントガイドの該当部分に溝があるため、そこで一旦水が停滞するため本体の前方に水が飛び出すことがなくなる。また、目立たない構成となり室内本体の意匠性の向上が図れる。
第3の発明は、特に、第1の発明の凸状のリブを、フロントガイダと一体成形することにより、フロントガイダ生成後の後加工の手間や接着剤等の材料が不要であるため経済的である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の要部断面図及びリブの要部断面図を示すものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態における空気調和機の要部断面図及びリブの要部断面図を示すものである。
図1において、クロスフローファン1によって、吸込み口から吸込まれた室内空気は、スクロール9と一体形成された台枠11と外郭を形成する前面グリル3とフロントパネル4からなる室内機内部で熱交換され、スクロール9に沿って吹出部7から室内に吹出され、室内温度を制御するものである。
冷房運転時、吹出部7を流れる冷気により冷却されたフロントガイダ6の露出部に湿気を多く含む室内空気が接触したとき、その室内空気が冷却されて過飽和となって、フロントガイダ6上部に結露が生じる。そのため、フロントガイダ6に結露した水は前方に流れ出ようとするが、結露水が流れるフロントガイダ6の該当部分に左右に延びる1本もしくは複数本の凸状のリブ12があるため、そこで一旦水が停滞するため本体の前方に水が飛び出すことがなくなる。
以上のように、本実施の形態においてフロントガイダ6に結露した水は、フロントガイダ6に左右に延びる凸状のリブ12を1本もしくは複数本設けることにより、本体外に飛び出すことながなくなる。
その結果、不織布や断熱材を用いることなく、安価にフロントガイダ6からの結露の滴下を防止することができると共に、結露を吸収した不織布にカビが発生したり埃が付着したりしないために、吹出口上部を清潔に保つことができる。
以上のように、本実施の形態においてフロントガイダ6に結露した水は、フロントガイダ6に左右に延びる凸状のリブ12を1本もしくは複数本設けることにより、本体外に飛び出すことながなくなる。
その結果、不織布や断熱材を用いることなく、安価にフロントガイダ6からの結露の滴下を防止することができると共に、結露を吸収した不織布にカビが発生したり埃が付着したりしないために、吹出口上部を清潔に保つことができる。
また、本実施の形態のリブをフロントガイダと一体成形することにより、フロントガイダ生成後の後加工の手間や接着剤等の材料が不要となり、安価にまた短時間で構成することができ、コストダウンを図れる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の溝の要部断面図を示すものである。
図2は、本発明の第2の実施の形態における空気調和機の溝の要部断面図を示すものである。
図2において、フロントガイダ6の該当部分に左右に延びる1本もしくは複数本の溝13を設けることにより、フロントガイダ6上部に結露した水はフロントガイダ6を伝わって前方に流れ出ようとするが、そこで一旦水が停滞するため本体の前方に水が飛び出すことがなくなる。
以上のように、本実施の形態においてフロントガイダ6に結露した水は、フロントガイダ6に左右に延びる溝13を1本もしくは複数本設けることにより、本体外に飛び出すことながなくなる。
その結果、不織布や断熱材を用いることなく、安価にフロントガイダ6からの結露の滴下を防止することができると共に、目立たない構成となるため意匠性の向上と材料費の削減によりコストダウンが図れる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、安価にフロントガイダからの結露水の飛び出しを防止すると共に、デザインの自由度を広くでき、フロントガイダ上部を清潔に保つことが可能となるので、除湿機等の用途にも適用できる。
1 室内熱交換器
2 クロスフローファン
3 前面グリル
4 フロントパネル
5 不織布
6 フロントガイダ
7 吹出部
8 露受皿
9 スクロール
10 室内ユニット
11 台枠
12 リブ
13 溝
15 ファンモータ
16 第一排出口
17 第二排出口
18 補助送風ファン
19 ファンケース
2 クロスフローファン
3 前面グリル
4 フロントパネル
5 不織布
6 フロントガイダ
7 吹出部
8 露受皿
9 スクロール
10 室内ユニット
11 台枠
12 リブ
13 溝
15 ファンモータ
16 第一排出口
17 第二排出口
18 補助送風ファン
19 ファンケース
Claims (3)
- スクロールと一体形成する台枠に取り付けられた室内側熱交換器と、前記室内側熱交換器の下部にフロントガイダを兼ねた露受皿を有し、前記フロントガイダに左右に延びる1本もしくは複数本の凸状のリブを備えたことを特徴とする空気調和機。
- スクロールと一体形成する台枠に取り付けられた室内側熱交換器と、前記室内側熱交換器の下部にフロントガイダを兼ねた露受皿を有し、前記フロントガイダに左右に延びる1本もしくは複数本の溝を備えたことを特徴とする空気調和機。
- 前記凸状のリブはフロントガイダと一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006155755A JP2007322103A (ja) | 2006-06-05 | 2006-06-05 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006155755A JP2007322103A (ja) | 2006-06-05 | 2006-06-05 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007322103A true JP2007322103A (ja) | 2007-12-13 |
Family
ID=38855078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006155755A Pending JP2007322103A (ja) | 2006-06-05 | 2006-06-05 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007322103A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102313346A (zh) * | 2010-06-29 | 2012-01-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种空调室内机 |
WO2012003724A1 (zh) * | 2010-07-07 | 2012-01-12 | 珠海格力电器股份有限公司 | 导风板及具有该导风板的空调器室内机 |
CN110068132A (zh) * | 2019-05-24 | 2019-07-30 | 珠海格力电器股份有限公司 | 表冷器、表冷器机构和列间机房空调系统 |
WO2020062850A1 (zh) * | 2018-09-30 | 2020-04-02 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调室内机的控制方法 |
EP4023946A4 (en) * | 2019-10-31 | 2022-10-26 | GD Midea Air-Conditioning Equipment Co., Ltd. | PANEL CONSTRUCTION OF A CEILING MOUNTED AIR CONDITIONER AND RELATED CEILING MOUNTED AIR CONDITIONER |
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2006
- 2006-06-05 JP JP2006155755A patent/JP2007322103A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20130091731A (ko) * | 2010-06-29 | 2013-08-19 | 그리 일렉트릭 어플라이언시즈, 인코포레이티드 오브 주하이 | 에어컨의 실내 장치 |
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