JP2002221320A - ガス燃焼器監視装置 - Google Patents

ガス燃焼器監視装置

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JP2002221320A JP2001014548A JP2001014548A JP2002221320A JP 2002221320 A JP2002221320 A JP 2002221320A JP 2001014548 A JP2001014548 A JP 2001014548A JP 2001014548 A JP2001014548 A JP 2001014548A JP 2002221320 A JP2002221320 A JP 2002221320A
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裕正 高島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼信号を外部に出力しないガス燃焼器に対
しても、燃焼状態であるかどうかを確実に検出すること
ができるようにして、COセンサに対して不要な電流供
給を抑制することによってCOセンサの長寿命化及び低
消費電力化を促進したガス燃焼器監視装置を提供する。 【解決手段】 待機電流供給手段101はCOセンサ2
1に定常的に待機電流を供給する。燃焼状態判定手段1
02は、COセンサ21の雰囲気温度の変化に対するC
Oセンサ21の両端電圧の変化に基づいて、ガス燃焼器
8が燃焼状態であるかどうかを判定する。センサ電源制
御手段103は燃焼状態判定手段102にて燃焼状態で
あると判定された際には、COセンサ21をCO濃度監
視に適した温度に維持するための駆動電流をCOセンサ
21に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯器等のガス燃
焼器の不完全燃焼等を監視するガス燃焼器監視装置に関
し、特に、燃焼信号を出力しないガス燃焼器の監視をす
るガス燃焼器監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給湯器等のガス燃焼器の監視制御をする
ため、ガス排気中のCO濃度を検出する検出素子として
接触燃焼式センサを用いたガス燃焼器監視装置がある。
この種の接触燃焼式センサは、細い白金コイルの上にA
23を塗布し、更に乾燥及び焼成がおこなわれて形成
されている。そして、このセンサは不完全燃焼ガスが存
在すると、その中に含まれるCO、H2と触媒との反応
熱で白金線コイルの抵抗値が上昇する現象を利用して、
不完全燃焼ガスの検知を行う。そして不完全燃焼ガスを
検知すると、この監視装置は不完全燃焼ガスを排気して
いるガス燃焼器の遮断制御等の異常処理を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ガス燃焼器
の中には、この燃焼器が燃焼中であるか否かを示す燃焼
信号を外部に出力する機能を特別に備えていないものが
多く存在し、このようなガス燃焼器に対しては、ガス燃
焼器監視装置側ではガス機器が燃焼状態であるかどうか
を検知することができなかった。したがって、この種の
ガス燃焼器を監視するためには、ガス燃焼器監視装置側
では、燃焼状態であるなしに関わらず、常にCOセンサ
に監視レベルの電流を流しっぱなしにしておく必要があ
った。このためCOセンサは常時加熱された状態にあ
り、寿命が非常に短くなってしまうという問題があっ
た。また、常時、監視レベルの電流を流しておく必要が
あるので、電力消費も多くなってしまうという問題もあ
った。
【0004】よって本発明は、上述した現状に鑑み、上
記燃焼信号を外部に出力しないガス燃焼器に対しても、
燃焼状態であるかどうかを確実に検出することができる
ようにして、COセンサに対して不要な電流供給を抑制
することによってCOセンサの長寿命化及び低消費電力
化を促進したガス燃焼器監視装置を提供することを課題
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載のガス燃焼器監視装置は、図1
(A)の基本構成図に示すように、燃焼状態であること
を示す燃焼信号を外部に出力する機能を持たないガス燃
焼器8から排出される排気中のCO濃度を接触燃焼式C
Oセンサ21にて検出し、前記CO濃度を示すCO濃度
情報信号に基づいて前記ガス燃焼器8の監視制御を行う
ガス燃焼器監視装置であって、前記COセンサ21に定
常的に待機電流を供給する待機電流供給手段101と、
前記COセンサ21の雰囲気温度の変化に対する前記C
Oセンサ21の両端電圧の変化に基づいて、前記ガス燃
焼器8が燃焼状態であるかどうかを判定する燃焼状態判
定手段102と、前記燃焼状態判定手段102にて燃焼
状態であると判定された際には、前記COセンサ21を
CO濃度監視に適した温度に維持するための駆動電流を
前記COセンサ21に供給するセンサ電源制御手段10
3とを有することを特徴とする。
【0006】請求項1記載の発明によれば、待機電流供
給手段101はCOセンサ21に定常的に待機電流を供
給する。燃焼状態判定手段102は、COセンサ21の
雰囲気温度の変化に対するCOセンサ21の両端電圧の
変化に基づいて、ガス燃焼器8が燃焼状態であるかどう
かを判定する。センサ電源制御手段103は燃焼状態判
定手段102にて燃焼状態であると判定された際には、
COセンサ21をCO濃度監視に適した温度に維持する
ための駆動電流をCOセンサ21に供給する。このよう
に、本来備えるCOセンサ21の両端電圧の変化を利用
することにより、燃焼信号を外部に出力する機能を持た
ないガス燃焼器8に対しても、確実に燃焼状態かどうか
を判定することができるようになる。
【0007】上記課題を解決するためになされた請求項
2記載のガス燃焼器監視装置は、図1(A)の基本構成
図に示すように、請求項1記載のガス燃焼器監視装置に
おいて、前記燃焼状態判定手段102は、前記COセン
サ21の両端電圧が、前記ガス燃焼器8が燃焼状態であ
ると判断できる燃焼基準電圧以上であるかどうかを検知
することによって、前記ガス燃焼器8が燃焼状態である
かどうかを判定することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明によれば、ガス燃焼器
8が燃焼状態であるかどうかの判定を、COセンサ21
の両端電圧と燃焼基準電圧とを比較することにより行う
ようにしているので、燃焼基準電圧の設定や判定のため
の制御がよりシンプルで確実になる。この結果、請求項
2記載の発明によれば、シンプルで、かつCOセンサ2
1の長寿命化及び低消費電力化を促進したガス燃焼器監
視装置が得られるようになる。
【0009】上記課題を解決するためになされた請求項
3記載のガス燃焼器監視装置は、図1(B)の基本構成
図に示すように、燃焼状態であることを示す燃焼信号を
外部に出力する機能を持たないガス燃焼器8から排出さ
れる排気中のCO濃度を接触燃焼式COセンサ21にて
検出し、前記CO濃度を示すCO濃度情報信号に基づい
て前記ガス燃焼器8の監視制御を行うガス燃焼器監視装
置であって、前記COセンサ21及びこのCOセンサ2
1の温度補償素子22を含むセンサ部2と、前記COセ
ンサ21及び前記補償素子22に定常的に待機電流を供
給する待機電流供給手段104と、前記COセンサ21
の雰囲気温度の変化に対する前記補償素子22の両端電
圧の変化に基づいて、前記ガス燃焼器8が燃焼状態であ
るかどうかを判定する燃焼状態判定手段105と、前記
燃焼状態判定手段105にて燃焼状態であると判定され
た際には、前記COセンサ21をCO濃度監視に適した
温度に維持するための駆動電流を前記COセンサ21に
供給するセンサ電源制御手段106とを有することを特
徴とする。
【0010】請求項3記載の発明によれば、センサ部2
はCOセンサ21及びこのCOセンサ21の温度補償素
子22を含んでいる。待機電流供給手段104は、CO
センサ21及び補償素子22に定常的に待機電流を供給
する。燃焼状態判定手段105はCOセンサ21の雰囲
気温度の変化に対する補償素子22の両端電圧の変化に
基づいて、ガス燃焼器8が燃焼状態であるかどうかを判
定する。センサ電源制御手段106は燃焼状態判定手段
105にて燃焼状態であると判定された際には、COセ
ンサ21をCO濃度監視に適した温度に維持するための
駆動電流を前記COセンサ21に供給する。このよう
に、多くのガス燃焼器監視装置が本来備えている補償素
子22の両端電圧の変化を利用することにより、燃焼信
号を外部に出力する機能を持たないガス燃焼器8に対し
ても、確実に燃焼状態かどうかを判定することができる
ようになる。
【0011】上記課題を解決するためになされた請求項
4記載のガス燃焼器監視装置は、図1(B)の基本構成
図に示すように、請求項3記載のガス燃焼器監視装置に
おいて、前記燃焼状態判定手段105は、前記補償素子
22の両端電圧の上昇量が、前記ガス燃焼器8が燃焼状
態であると判断できる基準温度上昇量以上であるかどう
かを検知することによって、前記ガス燃焼器8が燃焼状
態であるかどうかを判定することを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明によれば、ガス燃焼器
8が燃焼状態であるかどうかの判定を、補償素子22の
両端電圧の上昇量に基づいて行うようにしているので、
補償素子22の端子電圧値の多少のバラツキは無視でき
るようになる(図7のNo.1〜4参照)。
【0013】上記課題を解決するためになされた請求項
5記載のガス燃焼器監視装置は、図1(B)の基本構成
図に示すように、請求項4記載のガス燃焼器監視装置に
おいて、前記駆動電流を前記COセンサ21に供給した
時間を積算する積算手段107と、前記積算手段107
による積算時間がセンサ寿命の基準なる基準積算時間以
上であるかどうかを判定するセンサ寿命判定手段108
と、センサ寿命判定手段108にて前記積算時間が基準
積算時間以上であると判定された場合には、前記COセ
ンサ21の交換が必要である旨を警報するセンサ交換警
報手段109とを更に有することを特徴とする。
【0014】請求項5記載の発明によれば、COセンサ
21に駆動電流が供給された時間、すなわちCOセンサ
21の稼働時間が積算され、この積算時間に基づいて、
COセンサ21の交換が必要である旨を警報するように
しているので、センサの不具合によるCO濃度検出精度
の低下を未然に認識することができるようになる。そし
て、センサ交換等適切な処置を取ることができるように
なり、安全性が高められる。
【0015】上記課題を解決するためになされた請求項
6記載のガス燃焼器監視装置は、図1(B)の基本構成
図に示すように、請求項5記載のガス燃焼器監視装置に
おいて、前記センサ寿命判定手段108にて前記積算時
間が前記基準積算時間以上であると判定された場合に
は、前記ガス燃焼器8を稼働停止させる停止制御手段1
10を更に有することを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明によれば、上記積算時
間が基準積算時間以上であると判定された場合には、ガ
ス燃焼器8を稼働停止させるようにしているので、請求
項6記載の発明にに加えて更に安全性が高められる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、図2及び図3を用いて、本
実施形態のガス燃焼器監視装置に関わるハードウエア構
成について説明する。図2は、本実施形態に関わる接触
燃焼式センサを示す概略図である。図3は、本実施形態
のガス燃焼器監視装置の概要を示すブロック図である。
【0018】本ガス燃焼器監視装置にはガス排気中のC
O濃度を検出する検出素子として例えば、接触燃焼式セ
ンサが用いられ、図2の概略図に示すように、20〜5
0μmの細い白金線21Aをコイル状に形成し、その上
に触媒21B(Al23)を塗布し、更に乾燥及び焼成
が行うことによって基本的に形成されている。そして、
このセンサは不完全燃焼ガスが存在すると、その中に含
まれるCO、H2と触媒との反応熱で白金線コイルの抵
抗値が上昇する現象を利用して、不完全燃焼ガスの検知
を行う。そして不完全燃焼ガスを検知すると、この監視
装置は不完全燃焼ガスを排気しているガス燃焼器の遮断
制御等の異常処理を行う。なお、上述の接触燃焼式セン
サの一例は、特開平9−264862号公報にも記載さ
れている。
【0019】図3のブロック図に示すように、本ガス燃
焼器監視装置は、マイクロプロセッシングユニット(M
PU)1、センサ部2、センサ電源部3、濃度異常報知
部4、センサ交換警報部5、EEPROM6、及び電源
スイッチ(SW)7を含んで構成される。このような構
成のガス燃焼器監視装置は、監視されるべき給湯器8等
のガス燃焼器に接続される。本ガス燃焼器監視装置は、
給湯器8がオンされたことに応答して監視を開始し、監
視中にCO濃度異常を検出した際には図示しない遮断弁
を閉じて給湯器8のガス供給を遮断制御するように接続
されている。更に、本ガス燃焼器監視装置は給湯器8の
排気ガスに含まれるCOガスの濃度を検出できるよう
に、給湯器の排気口内部には上記センサ装置2の検出素
子としてCOセンサ21が配置されている。
【0020】上記MPU1は、COセンサ21又は補償
素子22の両端電圧を取得して、給湯器8の燃焼状態を
判断する。後述の第1実施形態ではCOセンサ21の両
端電圧がそれに用いられ、第2実施形態では補償素子2
2の両端電圧がそれに用いられる。そして、MPU1
は、給湯器8が燃焼状態にないと判断する時に、は、待
機電流をセンサ部2に供給するようにセンサ電源部3を
制御し、燃焼状態にあると判断する時は、待機電流より
大きな駆動電流をセンサ部2に供給するようにセンサ電
源部3を制御して、COセンサ21にCO濃度検出をさ
せる。また、MPU1は、内部に図示しない読み出し専
用のメモリ(以下ROMと略記)、読み出し書き込み自
在のメモリ(以下RAMと略記)、及び後述の燃焼時間
積算のための時刻情報を出力するタイマを有している。
ROMには本実施形態に関わるプログラムや固定データ
等が予め格納されている。RAMは処理の過程で発生す
る各種のデータを格納する各種格納エリア等を有して構
成されている。更にMPU1は、センサ部2から供給さ
れるCO濃度情報信号に基づき給湯器8がCO濃度異常
を検出し、これを検出した場合には濃度異常報知部8を
制御して異常報知を行わせたり、給湯器8を停止制御さ
せたりする。また更に、MPU1は上記燃焼時間積算が
所定基準積算時間以上であると判定すれば、センサ交換
警報部5を制御して、センサ交換を促すための警報を出
力させたり、安全のために給湯器8を停止制御させたり
する。これらの処理動作は、後述の図4及び図6を用い
て再度説明する。
【0021】センサ部2は、検出素子としてのCOセン
サ21及びその補償素子22を含んで構成される。この
センサ部2の構成は、例えば、上記特開平9−2648
62号公報にも記載されている。そこでは、これらCO
センサ21及びその補償素子22はブリッジ回路を構成
し、排気中のCOガスによりCOセンサ21の抵抗値が
上昇することで、ブリッジ回路の平衡が崩れることによ
り生成する電流値、(図中、CO濃度情報信号と記載)
を検出することによって、CO濃度値を検出するように
なっている。また、補償素子22は、雰囲気温度の変動
によるCOセンサ21の抵抗値の変動を相殺して、CO
センサ21のCO濃度による抵抗値の上昇のみを取り出
せるようにするためのものである。COセンサ21は、
例えば、図2で示した接触燃焼式COセンサである。給
湯器8からの排気ガスは、給湯器8の排気ガス入口より
流入し、前述のようにCOセンサ21に接触することに
よりCO濃度が検出されて、給湯器8のガス出口から流
出する。これらCOセンサ21及び補償素子22の両端
電圧は図に記載の温度情報信号として、MPU1に供給
される。
【0022】センサ電源部3は、MPU1に制御されて
COセンサ21に待機電流を供給したり、最適に駆動さ
せたりするための電流を供給するてえ定電流回路の一種
である。濃度異常報知部4は、CO濃度異常が判定され
た際、MPU1に指令されて警報音を発生させたり、警
報を表示させたりしてCO濃度異常を報知する音声発生
装置及び表示装置である。センサ交換警報部5は、上記
燃焼時間積算に基づき、MPU1に制御されてセンサ交
換警報を出力するものであり、例えばランプである。ま
た、これはブザーや、ランプ及びブザーの組み合わせで
もよい。EEPROM6は、センサ寿命を判定する上記
基準積算時間を予め格納するものである。
【0023】このような構成の本ガス燃焼器監視装置の
処理動作は、第1実施形態として図4を用いて、そして
第2実施形態として図6を用いて説明される。まず、図
4及び図5を用いて本ガス燃焼器監視装置の第1実施形
態について説明する。図4は本発明の第1実施形態のガ
ス燃焼器監視装置に関わる処理動作を示すフローチャー
トである。図5は図4の実施形態に関わるセンサ雰囲気
温度−COセンサ(補償素子)両端電圧特性を示すグラ
フである。
【0024】図4において、電源SW7がオンされた
後、ステップS1においてMPU1はセンサ待機状態に
制御する。すなわち、ここで、MPU1はセンサ電源部
3を制御してセンサ部に、例えば電流が定常的に30m
A流れるようにする。この電流は、請求項1の待機電流
に相当し、センサの寿命に影響のない低レベルのもので
ある。また、このステップS1及びそれに関わるハード
ウエアは、請求項1の待機電流供給手段に相当する。
【0025】そして、ステップS2において温度情報信
号としてCOセンサ21の両端電圧が取得され、ステッ
プS3において上記両端電圧が150mV以上であるか
どうかが判定される。この150mVは給湯器8が燃焼
状態であると判定できる基準であり、請求項2の燃焼基
準電圧に相当する。このステップS3において、両端電
圧が150mV以上と判定されない限り、給湯器8は燃
焼状態でないと判断できるので、ステップS1にもどり
給湯器8が燃焼状態になるのが待機される(ステップS
3のN)。また、このステップS3において、両端電圧
が150mV以上と判定されると、給湯器8は燃焼状態
になった判断できるので、ステップS4以降のCO濃度
監視状態に移行する(ステップS3のY)。なお、上記
ステップS2及びステップS3、並びにそれに関わるハ
ードウエアは、請求項1の燃焼状態判定手段に相当す
る。
【0026】上記待機電流及び燃焼基準電圧について図
5を用いて説明すると、図中、黒三角印で示すように待
機電流が30mAの場合には、センサは雰囲気温度摂氏
50度迄は、センサ両端電圧は135mV程度迄である
が、給湯器8の燃焼が始まるとセンサの雰囲気温度は摂
氏50度以上になり、センサ両端電圧は150mV以上
に上昇する。この特性を利用して、給湯器8の燃焼状態
の開始を検知できる。なお、待機電流が10mAの場合
(図中、黒菱形印)及び20mAの場合(図中、黒四角
印)には、図に示すそれぞれの特性に応じた燃焼基準電
圧を設定することにより、同様に、給湯器8の燃焼状態
を検知することができる。ただし、本第1実施形態のよ
うに待機電流を30mAとすることにより、特性を示す
一次直線の傾きがより急になるので、燃焼状態検知がよ
り確実にできるようになる。いずれもこれら待機電流は
センサの寿命に影響のない低レベルのものである。
【0027】このように、ガス燃焼器8が燃焼状態であ
るかどうかの判定を、COセンサ21の両端電圧と上記
燃焼基準電圧とを比較することにより行うようにしてい
るので、燃焼基準電圧の設定や判定のための制御がより
シンプルで確実になる。
【0028】上記ステップS3から移行したステップS
4において、MPU1はセンサ電源部3を制御してCO
センサ21をオンする。すなわち、COセンサ21はセ
ンサ電源部3から、CO濃度検出をするのに適当な駆動
電流、例えば、170mAが供給される。なお、このス
テップS4及びそれに関わるハードウエアは、請求項1
のセンサ電源供給手段に相当する。
【0029】次にステップS5においてMPU1はセン
サ部2からCO濃度情報信号を受信し、ステップS6に
おいて、受信したCO濃度情報信号に基づきCO濃度異
常の判定を行う。すなわち、ここでは、CO濃度情報信
号が示す濃度検出値を、CO濃度異常と判定される予め
定められたしきいと比較して濃度判定を行い、CO濃度
が正常であると判定される限り処理はステップS5に戻
りCO濃度監視が継続されるが(ステップS6のN)、
CO濃度が異常であると判定されると異常処理を行うべ
く処理はステップS7に移行する(ステップS6の
Y)。
【0030】異常処理としては、ステップS7において
濃度異常報知部4が制御されて警報音発生や警報表示等
の異常報知が行われ、ステップS8において給湯器8の
停止処理が行われる。なお、所定時間、この警報報知が
継続した後、又は所定の警報停止トリガー等により、警
報停止されると処理は再びステップS1に戻る。
【0031】以上のように、第1実施形態によれば、C
Oセンサ21の両端電圧の変化を利用することにより、
燃焼信号を外部に出力する機能を持たないガス燃焼器8
に対しても、確実に燃焼状態かどうかを判定することが
できるようになる。この結果、燃焼信号を外部に出力し
ないガス燃焼器8に対しても、COセンサ21に対して
不要な電流供給を抑制することによってCOセンサ21
の長寿命化及び低消費電力化を促進したガス燃焼器監視
装置が得られるようになる。なお、上記燃焼状態を検知
するために用いられるCOセンサ21はこの種のガス燃
焼器監視装置が本来必ず備えているものであるので、燃
焼状態を検知するための特別な素子を新たに付加する必
要がない。したがって、コストアップを抑制しつつ、上
記の効果を有するガス燃焼器監視装置を得ることができ
るようになる。
【0032】次に、図6及び図7を用いて本ガス燃焼器
監視装置の第2実施形態について説明する。図6は本発
明の第2実施形態のガス燃焼器監視装置に関わる処理動
作を示すフローチャートである。図7は図6の実施形態
に関わるセンサ雰囲気温度−補償素子両端電圧特性を示
すグラフである。
【0033】図6において、電源SW7がオンされた
後、ステップS101においてMPU1はセンサ待機状
態に制御する。すなわち、ここで、MPU1はセンサ電
源部3を制御してセンサ部に、例えば電流が10〜30
mA定常的に流れるようにする。この電流は、請求項3
の待機電流に相当し、センサの寿命に影響のない低レベ
ルのものである。また、このステップS101及びそれ
に関わるハードウエアは、請求項3の待機電流供給手段
に相当する。
【0034】そして、ステップS102において温度情
報信号として補償素子22の両端電圧が取得され、ステ
ップS103において上記両端電圧の上昇量が40mV
以上であるかどうかが判定される。この40mVは給湯
器8が燃焼状態であると判定できる基準であり、請求項
4の基準温度上昇量に相当する。このステップS103
において、両端電圧の上昇量が40mV以上と判定され
ない限り、給湯器8は燃焼状態でないと判断できるの
で、ステップS101にもどり給湯器8が燃焼状態にな
るのが待機される(ステップS103のN)。また、こ
のステップS103において、両端電圧の上昇量が40
mV以上と判定されると、給湯器8は燃焼状態になった
判断できるので、ステップS104以降の処理に移行す
る(ステップS103のY)。なお、上記ステップS1
02及びステップS103、並びにそれに関わるハード
ウエアは、請求項3の燃焼状態判定手段に相当する。
【0035】上記両端電圧上昇量について図7を用いて
説明すると、図中、NO.1〜NO.4の例に示すよう
に、補償素子両端電圧は雰囲気温度が摂氏25から50
度に変化すると約20mV上昇し、雰囲気温度が摂氏2
5から75度に変化すると約40mV上昇する。すなわ
ち、自然状態では、雰囲気温度は50度(75度−25
度)も上昇することはないので、この50度に相当する
40mVの上昇量を検知することによって、給湯器8の
燃焼状態の開始も検知できることになる。
【0036】このように、ガス燃焼器8が燃焼状態であ
るかどうかの判定を、補償素子22の両端電圧の上昇量
に基づいて行うようにしているので、補償素子22の端
子電圧値の多少のバラツキは無視できるようになる(図
7のNo.1〜4参照)。
【0037】そして、上記ステップS103から移行し
たステップS104において、MPU1はセンサ電源部
3を制御してCOセンサ21をオンする。すなわち、C
Oセンサ21はセンサ電源部3から、CO濃度検出をす
るのに適当な駆動電流、例えば、170mAが供給され
る。なお、このステップS104及びそれに関わるハー
ドウエアは、請求項3のセンサ電源供給手段に相当す
る。
【0038】次にステップS105において、MPU1
はセンサ部2からCO濃度情報信号を受信し、ステップ
S106及びステップS107を経て、ステップS10
8において、受信したCO濃度情報信号に基づきCO濃
度異常の判定を行う。すなわち、ステップS108で
は、CO濃度情報信号が示す濃度検出値を、CO濃度異
常と判定される予め定められたしきいと比較して濃度判
定を行い、CO濃度が正常であると判定される限り処理
はステップS105に戻りCO濃度監視が継続されるが
(ステップS108のN)、CO濃度が異常であると判
定されると異常処理を行うべく処理はステップS109
に移行する(ステップS108のY)。ただし、このC
O濃度監視ループの中で上記ステップS106及びステ
ップS107によりセンサ寿命の判定が行われ、センサ
寿命に到達したと判定された場合によっては上記CO濃
度監視ループを抜けてステップS111及びステップS
112によりセンサ寿命警報及び給湯器停止処理が行わ
れる。このステップS111及びステップS112につ
いては後述する。
【0039】上記ステップS107から移行した異常処
理としては、ステップS109において濃度異常報知部
4が制御されて警報音発生や警報表示等の異常報知が行
われ、ステップS110において給湯器8の停止処理が
行われる。なお、所定時間、この警報報知が継続した
後、又は所定の警報停止トリガー等により、警報停止さ
れると処理は再びステップS101に戻る。
【0040】一方、上記ステップS106においてMP
U1は上記タイマを利用してEEPROM6に格納され
る燃焼積算時間を更新し、ステップS107においてこ
の燃焼積算時間を基準燃焼時間と比較する。ステップS
107において、燃焼積算時間が基準燃焼時間以上であ
ると判断されると処理はセンサ寿命警報を行うべくステ
ップS111に移行し(ステップS107のY)、さも
なければCO濃度監視を継続すべくステップS108に
移行する(ステップS107のN)。この基準燃焼時間
は、平均的なこの種のCOセンサの寿命を考慮して決め
られたもので、例えば、9000時間とする。なお、上
記ステップS106及びそれに関わるハードウエアは請
求項5の積算手段に相当し、上記ステップS107及び
それに関わるハードウエアは請求項5のセンサ寿命判定
手段に相当する。
【0041】ステップS111において、MPU1はセ
ンサ交換警報部5を構成する警報ランプを点灯させて、
センサの寿命により交換が必要であることを使用者に知
らせる。このように、COセンサ21に駆動電流が供給
された時間、すなわちCOセンサ21の稼働時間が積算
され、この積算時間に基づいてCOセンサ21の交換が
必要である旨を警報するようにしているので、センサの
不具合によるCO濃度検出精度の低下を未然に認識する
ことができるようになる。そして、センサ交換等適切な
処置を取ることができるようになり、安全性が高まめら
れる。なお、このステップS111及びそれに関わるハ
ードウエアは請求項5のセンサ交換警報手段に相当す
る。
【0042】また、ステップS112において、給湯器
8の停止処理を行い、一連の処理を終了させる。このよ
うに、上記積算時間が基準積算時間以上であると判定さ
れた場合には、ガス燃焼器8を稼働停止させるようにし
ているので、更に安全性が高められる。なお、このステ
ップS112及びそれに関わるハードウエアは請求項6
の停止制御手段に相当する。
【0043】以上のように、第2実施形態によれば、多
くの監視装置が元来備えている補償素子22の両端電圧
の変化を利用することにより、燃焼信号を外部に出力す
る機能を持たないガス燃焼器8に対しても、確実に燃焼
状態かどうかを判定することができるようになる。この
結果、燃焼信号を外部に出力しないガス燃焼器8に対し
ても、COセンサ21に対して不要な電流供給を抑制す
ることによってCOセンサ21の長寿命化及び低消費電
力化を促進したガス燃焼器監視装置が得られるようにな
る。
【0044】なお、上記第1及び第2実施形態において
例示した待機電流値、燃焼基準電圧値、基準燃焼時間、
両端電圧の上昇量等は、センサの性能やハードウエア構
成によって若干変更してよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、COセンサ21の両端電圧の変化を利用す
ることにより、燃焼信号を外部に出力する機能を持たな
いガス燃焼器8に対しても、確実に燃焼状態かどうかを
判定することができるようになる。この結果、請求項1
記載の発明によれば燃焼信号を外部に出力しないガス燃
焼器8に対しても、COセンサ21に対して不要な電流
供給を抑制することによってCOセンサ21の長寿命化
及び低消費電力化を促進したガス燃焼器監視装置が得ら
れるようになる。なお、上記燃焼状態を検知するために
用いられるCOセンサ21はガス燃焼器監視装置が本来
必ず備えているものであるので、燃焼状態を検知するた
めの特別な素子を新たに付加する必要がない。したがっ
て、コストアップを抑制しつつ、上記の効果を有するガ
ス燃焼器監視装置を得ることができるようになる。
【0046】請求項2記載の発明によれば、ガス燃焼器
8が燃焼状態であるかどうかの判定を、COセンサ21
の両端電圧と燃焼基準電圧とを比較することにより行う
ようにしているので、燃焼基準電圧の設定や判定のため
の制御がよりシンプルで確実になる。この結果、請求項
2記載の発明によれば、シンプルで、かつCOセンサ2
1の長寿命化及び低消費電力化を促進したガス燃焼器監
視装置が得られるようになる。
【0047】請求項3記載の発明によれば、補償素子2
2の両端電圧の変化を利用することにより、燃焼信号を
外部に出力する機能を持たないガス燃焼器8に対して
も、確実に燃焼状態かどうかを判定することができるよ
うになる。この結果、請求項3記載の発明によれば燃焼
信号を外部に出力しないガス燃焼器8に対しても、CO
センサ21に対して不要な電流供給を抑制することによ
ってCOセンサ21の長寿命化及び低消費電力化を促進
したガス燃焼器監視装置が得られるようになる。なお、
上記燃焼状態を検知するために用いられる補償素子22
は多くのガス燃焼器監視装置が本来備えているものであ
るので、多くの場合燃焼状態を検知するための特別な素
子を新たに付加する必要がない。したがって、コストア
ップを抑制しつつ、上記の効果を有するガス燃焼器監視
装置を得ることができるようになる。
【0048】請求項4記載の発明によれば、ガス燃焼器
8が燃焼状態であるかどうかの判定を、補償素子22の
両端電圧の上昇量に基づいて行うようにしているので、
補償素子22の端子電圧値の多少のバラツキは無視でき
るようになる。すなわち、図7のNo.1〜4に示すよ
うに、端子電圧値は多少バラツキがあっても、それらの
上昇量は安定的なので、端子電圧値の多少のバラツキ
は、燃焼状態判定のためには無視できるようになる。こ
の結果、請求項4記載の発明によれば、汎用性が高く、
かつCOセンサ21の長寿命化及び低消費電力化を促進
したガス燃焼器監視装置が得られるようになる。
【0049】請求項5記載の発明によれば、COセンサ
21に駆動電流が供給された時間、すなわちCOセンサ
21の稼働時間が積算され、この積算時間に基づいて、
COセンサ21の交換が必要である旨を警報するように
しているので、センサの不具合によるCO濃度検出精度
の低下を未然に認識することができるようになる。そし
て、センサ交換等適切な処置を取ることができるように
なり、安全性が高まる。この結果、請求項5記載の発明
によれば、より安全性を高めつつ、COセンサ21の長
寿命化及び低消費電力化を促進したガス燃焼器監視装置
が得られるようになる。
【0050】請求項6記載の発明によれば、上記積算時
間が基準積算時間以上であると判定された場合には、ガ
ス燃焼器8を稼働停止させるようにしているので、請求
項5記載の発明にに加えて更に安全性が高められたガス
燃焼器監視装置が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス燃焼器監視装置の基本構成を示す
ブロック図である。
【図2】本実施形態に関わる接触燃焼式センサを示す概
略図である。
【図3】本実施形態のガス燃焼器監視装置の概要を示す
ブロック図である。
【図4】本発明の第1実施形態のガス燃焼器監視装置に
関わる処理動作を示すフローチャートである。
【図5】図4の実施形態に関わるセンサ雰囲気温度−セ
ンサ両端電圧特性を示すグラフである。
【図6】本発明の第2実施形態のガス燃焼器監視装置に
関わる処理動作を示すフローチャートである。
【図7】図6の実施形態に関わるセンサ雰囲気温度−補
償素子両端電圧特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 MPU 2 センサ部 3 センサ電源部 4 濃度異常報知部 5 センサ交換警報部 6 EEPROM 7 電源SW 8 給湯器(ガス燃焼器) 21 COセンサ 22 補償素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝部 泉 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 Fターム(参考) 3K003 EA02 FA01 FA05 GA03 TC01 TC08 3K068 KB05 NA04 PB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼状態であることを示す燃焼信号を外
    部に出力する機能を持たないガス燃焼器から排出される
    排気中のCO濃度を接触燃焼式COセンサにて検出し、
    前記CO濃度を示すCO濃度情報信号に基づいて前記ガ
    ス燃焼器の監視制御を行うガス燃焼器監視装置であっ
    て、 前記COセンサに定常的に待機電流を供給する待機電流
    供給手段と、 前記COセンサの雰囲気温度の変化に対する前記COセ
    ンサの両端電圧の変化に基づいて、前記ガス燃焼器が燃
    焼状態であるかどうかを判定する燃焼状態判定手段と、 前記燃焼状態判定手段にて燃焼状態であると判定された
    際には、前記COセンサをCO濃度監視に適した温度に
    維持するための駆動電流を前記COセンサに供給するセ
    ンサ電源制御手段と、 を有することを特徴とするガス燃焼器監視装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガス燃焼器監視装置にお
    いて、 前記燃焼状態判定手段は、前記COセンサの両端電圧
    が、前記ガス燃焼器が燃焼状態であると判断できる燃焼
    基準電圧以上であるかどうかを検知することによって、
    前記ガス燃焼器が燃焼状態であるかどうかを判定するこ
    とを特徴とするガス燃焼器監視装置。
  3. 【請求項3】 燃焼状態であることを示す燃焼信号を外
    部に出力する機能を持たないガス燃焼器から排出される
    排気中のCO濃度を接触燃焼式COセンサにて検出し、
    前記CO濃度を示すCO濃度情報信号に基づいて前記ガ
    ス燃焼器の監視制御を行うガス燃焼器監視装置であっ
    て、 前記COセンサ及びこのCOセンサの温度補償素子を含
    むセンサ部と、 前記COセンサ及び前記補償素子に定常的に待機電流を
    供給する待機電流供給手段と、 前記COセンサの雰囲気温度の変化に対する前記補償素
    子の両端電圧の変化に基づいて、前記ガス燃焼器が燃焼
    状態であるかどうかを判定する燃焼状態判定手段と、 前記燃焼状態判定手段にて燃焼状態であると判定された
    際には、前記COセンサをCO濃度監視に適した温度に
    維持するための駆動電流を前記COセンサに供給するセ
    ンサ電源制御手段と、 を有することを特徴とするガス燃焼器監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のガス燃焼器監視装置にお
    いて、 前記燃焼状態判定手段は、前記補償素子の両端電圧の上
    昇量が、前記ガス燃焼器が燃焼状態であると判断できる
    基準温度上昇量以上であるかどうかを検知することによ
    って、前記ガス燃焼器が燃焼状態であるかどうかを判定
    することを特徴とするガス燃焼器監視装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のガス燃焼器監視装置にお
    いて、 前記駆動電流を前記COセンサに供給した時間を積算す
    る積算手段と、 前記積算手段による積算時間がセンサ寿命の基準なる基
    準積算時間以上であるかどうかを判定するセンサ寿命判
    定手段と、 センサ寿命判定手段にて前記積算時間が基準積算時間以
    上であると判定された場合には、前記COセンサの交換
    が必要である旨を警報するセンサ交換警報手段と、 を更に有することを特徴とするガス燃焼器監視装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のガス燃焼器監視装置にお
    いて、 前記センサ寿命判定手段にて前記積算時間が前記基準積
    算時間以上であると判定された場合には、前記ガス燃焼
    器を稼働停止させる停止制御手段を更に有することを特
    徴とするガス燃焼器監視装置。
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