JP2002220600A - 排水口及びシンク周りのヌメリ・悪臭抑制剤 - Google Patents

排水口及びシンク周りのヌメリ・悪臭抑制剤

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JP2002220600A
JP2002220600A JP2001016124A JP2001016124A JP2002220600A JP 2002220600 A JP2002220600 A JP 2002220600A JP 2001016124 A JP2001016124 A JP 2001016124A JP 2001016124 A JP2001016124 A JP 2001016124A JP 2002220600 A JP2002220600 A JP 2002220600A
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Tei Iihara
禎 飯原
Toru Ogawa
徹 小川
Atsushi Ichiyanagi
厚史 一柳
Megumi Shibuya
恵 渋谷
Koichi Miyagawa
孝一 宮川
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キッチンや厨房などの排水口、ストレーナー
や三角コーナー、生ごみ入れ等のシンク周りで発生しや
すいヌメリや悪臭を抑制する排水口及びシンク周りのヌ
メリ・悪臭抑制剤、並びに、そのヌメリ・悪臭抑制方法
を提供する。 【解決手段】 家庭のキッチン排水口等のような内壁に
ヌメリを生じ悪臭を発生しやすい部分へ用いられる液体
組成物であって、該液体組成物には、界面活性剤を0.
01〜60質量%含有することを特徴とする、排水口及
びシンク周りのヌメリ・悪臭抑制剤。本発明方法は、台
所用洗浄剤の界面活性剤濃度が0.01質量%以上の範
囲になるように調整した液体組成物を、排水口や三角コ
ーナーなどのシンク周りに接触させることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キッチンや厨房な
どの排水口、ストレーナーや三角コーナーなどのシンク
周りで発生しやすいヌメリや悪臭を抑制する排水口及び
シンク周りなどに好適に用いることができる排水口及び
シンク周りのヌメリ・悪臭抑制剤、並びに、そのヌメリ
・悪臭抑制方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、台所等では、排水口やストレー
ナー、更には三角コーナーやシンクに設置する生ごみ入
れなどに、ヌメリや悪臭が発生し、衛生面での問題及び
外観上の不快感が発生している。
【0003】このキッチン等の排水口、ストレーナーや
三角コーナー、生ごみ入れ等で発生するヌメリ・悪臭
は、シュードモナス属やメチロバクテリウム属などのヌ
メリ由来菌が基質に付着した後、一定の誘導期を経た後
増殖し、ヌメリの元となる多糖類や、悪臭物質を産出す
ることが原因であることが報告されている〔「バイオフ
ィルム」森崎久雄等著、サイエンスフォーラム社発行、
1998年、119頁〕。なお、水溶液供給管等の内
壁、すなわち、水流中の存在下で水溶液供給管等の内壁
に形成されるバイオフィルムは、上記キッチン排水口等
で発生するヌメリとは、その発生に関与する微生物種
(菌種)、その増殖メカニズム及び悪臭物質等産出メカ
ニズム、並びに、その抑制方法乃至除去方法などが異な
るものである。
【0004】このようなキッチン排水口等で発生するヌ
メリや悪臭等に対して、従来より、中性洗剤やクレンザ
ーでヌメリや汚れを落とした後、次亜塩素酸ナトリウム
を主基材とする塩素系漂白剤やキッチン用殺菌剤、ある
いは過炭酸ナトリウムや過ほう酸ナトリウムを中心とし
た酸素系漂白剤で処理されていた。更に、熱湯で殺菌処
理するなどの手間をかけている家庭も多くみうけられ
る。
【0005】しかしながら、近年、個食化の傾向が増
し、食事の後で家事の負担をなるべく少なくするような
必要性が高くなってきているため、従来の洗浄行動の中
でヌメリや悪臭が簡単に抑制されるような技術が求めら
れているのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の現状及びヌメリや悪臭等を簡単に抑制する要望に応
えるためになされたものであり、キッチンや厨房などの
排水口、ストレーナーや三角コーナー、生ごみ入れ等の
シンク周りで発生するヌメリや悪臭を簡単に抑制するこ
とができる排水口及びシンク周りのヌメリ・悪臭抑制
剤、並びに、そのヌメリ・悪臭抑制方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記従来
の課題及び現状等に鑑み、ヌメリ・悪臭の原因となるシ
ュードモナス属やメチロバクテリウム属などのヌメリ由
来菌の基質への付着、メカニズム、その増殖メカニズム
及び悪臭物質等産出メカニズムなどについて、鋭意検討
を重ねた結果、排水口や三角コーナーなどのシンク周り
に、ヌメリを生じ悪臭を発生しやすい部分へ用いられる
液体組成物において、該液体組成物に、界面活性剤を特
定量含有せしめることにより、または、界面活性剤と特
定の官能基を有する金属封鎖剤等とを夫々特定量含有せ
しめることなどにより、上記目的の排水口及びシンク周
りのヌメリ・悪臭抑制剤、そのヌメリ・悪臭抑制方法が
得られることを見い出し、本発明を完成するに至ったの
である。すなわち、本発明は、次の(1)〜(4)に存する。 (1) 排水口や三角コーナーなどのシンク周りに、ヌメリ
を生じ悪臭を発生しやすい部分へ用いられる液体組成物
であって、該液体組成物には、界面活性剤を0.01〜
60質量%含有することを特徴とする、排水口及びシン
ク周りのヌメリ・悪臭抑制剤。 (2) 排水口や三角コーナーなどのシンク周りに、ヌメリ
を生じ悪臭を発生しやすい部分へ用いられる液体組成物
であって、該液体組成物には、界面活性剤0.01〜6
0質量%と、少なくとも一つのカルボン酸基を有する金
属封鎖剤0.0001〜20質量%とを含有することを
特徴とする、排水口及びシンク周りのヌメリ・悪臭抑制
剤。 (3) 更に、静菌成分0.0001〜20質量%含有する
上記(1)又は(2)記載の排水口及びシンク周りのヌメリ・
悪臭抑制剤。 (4) 台所用洗浄剤の界面活性剤濃度が0.01質量%以
上の範囲になるように調整した液体組成物を、排水口や
三角コーナーなどのシンク周りに接触させることを特徴
とする排水口及びシンク周りのヌメリ・悪臭抑制方法。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。本発明の排水口及びシンク周りのヌメリ
・悪臭抑制剤は、第1発明として、排水口や三角コー
ナーなどのシンク周りに、ヌメリを生じ悪臭を発生しや
すい部分へ用いられる液体組成物であって、該液体組成
物には、界面活性剤を0.01〜60質量%(以下、単
に「%」という)含有することを特徴とするものであ
り、第2発明として、排水口や三角コーナーなどのシ
ンク周りに、ヌメリを生じ悪臭を発生しやすい部分へ用
いられる液体組成物であって、該液体組成物には、界面
活性剤0.01〜60%と、少なくとも一つのカルボン
酸基を有する金属封鎖剤0.0001〜20%とを含有
することを特徴とするものであり、第3発明として、
上記又はの液体組成物に、更に、静菌成分を0.0
001〜20%含有することを特徴とするものである。
また、本発明の排水口及びシンク周りのヌメリ・悪臭抑
制方法(以下、「本発明方法」という)は、台所用洗浄
剤の界面活性剤濃度が0.01質量%以上の範囲になる
ように調整した液体組成物を、排水口や三角コーナーな
どのシンク周りに接触させることを特徴とするものであ
る。なお、「本発明」というときは、上記〜の第1
発明〜第3発明を含むものである。
【0009】本発明に用いられる界面活性剤としては、
洗浄剤などに従来から使用されてきた界面活性剤が挙げ
られる。具体的には、アニオン性界面活性剤、非イオン
性界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン性界面活性剤
などが挙げられる。アニオン性界面活性剤としては、例
えば、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、α−オレフィン
スルホン酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、アルカ
ンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、石鹸、アミドエ
ーテルカルボン酸塩、スルホコハク酸塩、アミノ酸系ア
ニオンなどが挙げられるが、これらに限定されるもので
はない。非イオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪
酸アルカノールアミド、アルキルアミンオキシド、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアシルエステル、アルキル
ポリグリコシド、脂肪酸グリコシドエステル、脂肪酸メ
チルグリコシドエステル、アルキルメチルグルカミド等
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。両
性界面活性剤としては、例えば、アルキルベタイン、ア
ルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドベタ
イン、イミダゾリニウムベタイン、N−アルキルアミノ
酸等が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。カチオン性界面活性剤としては、例えば、アルキル
アミン塩酸塩や第4級アンモニウム塩等が挙げられる
が、これらに限定されるものではない。これらの界面活
性剤は、単独で又は適当な2種以上の組み合わせで配合
することができる。これらの界面活性剤のうち、安定性
や経済性等の点から、ポリオキシエチレンアルキル硫酸
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンス
ルホン酸塩、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルアミ
ンオキシド、アルキルポリオキシド、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、アルキルベタインがより好まし
い。
【0010】これらの界面活性剤は、シュードモナス属
やメチロバクテリウム属などのヌメリ由来菌の基質への
付着抑制効果、並びに、ヌメリや悪臭を抑制する効果が
あり、これらの効果を発揮せしめるため、特に、付着抑
制としての性能を発揮できるように、その含有量は、ヌ
メリ・悪臭抑制剤全量に対して、0.01〜60%、好
ましくは、0.015〜55%、更に好ましくは、0.
02〜50%とすることが望ましい。この界面活性剤の
含有量が0.01%未満であると、本発明の効果を発揮
することができず、また、60%を越えると、低温安定
性の劣化を招くこととなり、好ましくない。
【0011】本第2発明に用いられる少なくとも一つの
カルボン酸基を有する金属封鎖剤としては、例えば、グ
リコール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、グル
コン酸等のヒドロキシカルボン酸;、シュウ酸、マロン
酸、コハク酸、フマル酸等の多価カルボン酸;、エチレ
ンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチル
エチレンジアミン三酢酸、ジエチレントリアミン五酢
酸、トリエチレンテトラアミン六酢酸等のアミノカルボ
ン酸などが挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。また、これらの金属封鎖剤は、単独で、或いは適
当な2種以上の組み合わせで配合することができる。こ
れらの金属封鎖剤のうち、安定性や経済性等の点から、
クエン酸、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、
ジエチレントリアミン五酢酸がより好ましい。
【0012】これらの金属封鎖剤は、上記の界面活性剤
と併用することにより、その相乗効果によって通常の台
所作業等によって排出される家庭排水等に静菌効果を付
与し、排水口内壁等へのシュードモナス属やメチロバク
テリウム属などのヌメリ由来菌の増殖を更に遅延させる
ことで、更にヌメリ及び悪臭抑制効果を発揮させるもの
である。これらの金属封鎖剤の含有量は、ヌメリ・悪臭
抑制剤全量に対して、0.0001〜20%、好ましく
は、0.0002〜15%、更に好ましくは、0.00
03〜10%とすることが望ましい。この金属封鎖剤の
含有量が0.0001%未満であると、排水口内壁等へ
のヌメリ由来菌の増殖を更に遅延させて更に有効なヌメ
リ防止効果等を発揮せしめることができず、また、20
%を越えても、その金属封鎖剤を含有せしめる効果は変
わらないが、経済上、好ましくない。
【0013】本第3発明に用いられる静菌成分は、シュ
ードモナス属やメチロバクテリウム属などのヌメリ由来
菌に対する静菌効果を更に増強して更なるヌメリ・悪臭
抑制効果を得るものである。この静菌成分としては、例
えば、2−ブロム−2−ニトロ−1,3−プロパンジオ
ール(ブロノポール)、1,2−ジブロム−2,4−ジ
シアノブタン、3−ヨードプロパギルブチルカルバメー
ト、5−クロル−2−メチル−4−イソチアゾリン−3
−オン/2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン
(ケーソン)、N−ブチル−1,2−ベンズイソチアゾ
ロン−3(プロキセル)、ドデシルジメチルベンジルア
ンモニウムクロライド、塩化ベンゼトニウム、ジデシル
ジメチルアンモニウムクロライド、ヘキサデシルピリジ
ニウムクロライド、ポリリジン、塩酸ポリヘキサメチレ
ンビグアニド、グルコン酸クロルヘキシジン、クロルヘ
キシジン塩酸塩、グルタルアルデヒド、ブロムシンナム
アルデヒド、ビス2−ピリジルチオ−1−オキシド亜鉛
(ジンクピリチオン)、トリクロロカルバニリド、トリ
クロロヒドロキシジフェニルエーテル(トリクロサ
ン)、ソルビン酸、安息香酸及びその塩、エタノール等
が挙げられるが、これらに限定されるものではない。ま
た、これらの静菌成分は、単独で、或いは適当な2種以
上の組み合わせで配合することができる。これらの静菌
成分のうち、安定性や経済性等の点から、2−ブロム−
2−ニトロ−1,3−プロパンジオール(ブロノポー
ル)、N−ブチル−1,2−ベンズイソチアゾロン−3
(プロキセル)、5−クロル−2−メチル−4−イソチ
アゾリン−3−オン/2−メチル−4−イソチアゾリン
−3−オン(ケーソン)、安息香酸及びその塩、エタノ
ールがより好ましい。
【0014】これらの静菌成分の含有量は、ヌメリ・悪
臭抑制剤全量に対して、0.0001〜20%、好まし
くは、0.0002〜15%、更に好ましくは、0.0
003〜10%とすることが望ましい。この静菌成分の
含有量が0.0001%未満であると、更なるヌメリ抑
制効果を発揮せしめることができず、また、20%を越
えても、静菌成分を含有せしめる効果は変わらないが、
経済上、好ましくない。
【0015】本発明の排水口及びシンク周りのヌメリ・
悪臭抑制剤の溶媒としては、好ましくは、水(精製水、
イオン交換水、純水等、以下同様)であり、更に、グリ
コールなどのような他の液体溶剤を含んでもよい。ま
た、本発明では、他の好ましく配合可能な添加成分とし
て、無機塩などのビルダー、芳香族スルホン酸塩などの
ハイドロトロープ剤、粘度調整剤、着色剤、酸化防止
剤、防腐剤、消炎剤、薬効成分及び香料のような通常用
いられる物質を適宜量添加してもよい。
【0016】用いることができる香料としては、例え
ば、脂肪族炭化水素、テルペン炭化水素、芳香族炭化水
素等の炭化水素類、脂肪族アルコール、テルペンアルコ
ール、芳香族アルコール等のアルコール類、脂肪族エー
テル、芳香族エーテル等のエーテル類、脂肪族オキサイ
ド、テルペン類のオキサイド等のオキサイド類、脂肪族
アルデヒド、テルペン系アルデヒド、脂肪族環状アルデ
ヒド、チオアルデヒド、芳香族アルデヒド等のアルデヒ
ド類、脂肪族ケトン、テルペンケトン、脂肪族環状ケト
ン、非ベンゼン系芳香族ケトン、芳香族ケトン等のケト
ン類、アセタール類、ケタール類、フェノール類、フェ
ノールエーテル類、脂肪酸、テルペン系カルボン酸、脂
肪族環状カルボン酸、芳香族カルボン酸等の酸類、酸ア
マイド類、脂肪族ラクトン、大環状ラクトン、テルペン
系ラクトン、脂肪族環状ラクトン、芳香族ラクトン等の
ラクトン類、脂肪族エステル、フラン系カルボン酸エス
テル、脂肪族環状カルボン酸エステル、シクロヘキシル
カルボン酸エステル、テルペン系カルボン酸エステル、
芳香族カルボン酸エステル等のエステル類、ニトロムス
ク類、ニトリル、アミン、ピリジン類、キノリン類、ピ
ロール、インドール等の含窒素化合物等々の合成香料及
び動物、植物からの天然香料、天然香料及び/又は合成
香料を含む調合香料の1種又は、2種以上を混合し使用
することができる。
【0017】また、上記合成香料としては、1996年
化学工業日報社刊印藤元一著「合成香料 化学と商品知
識」、1969年MONTCLAIR,N.J.刊ステ
ファン・アークタンダー(STEFFEN ARCTA
NDER)著「パヒュームアンド フレーバー ケミカ
ルズ(Perfume and Flavor Che
micals)」等に記載の香料が使用できる。天然香
料としては、「香りの百科」日本香料協会編に記載の香
料が使用できる。主な香料名を具体的に挙げると、アル
デヒドC6〜C12、アニスアルデヒド、アセタールR、
アセトフェノン、アセチルセドレン、アドキサール、ア
リルアミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピ
オネート、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマ
スコン、アンブロキサン、アミルシンナミックアルデヒ
ド、アミルシンナミックアルデヒドジメチルアセター
ル、アミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソ
アミルアセテート、イソアミルサリシレート、オウラン
チオール、アセチルオイゲノール、バクダノール、ベン
ジルアセテート、ベンジルアルコール、ベンジルサリシ
レート、ベルガミールアセテート、ボルニルアセテー
ト、ブチルブチレート、p−t−ブチルシクロヘキサノ
ール、p−t−ブチルシクロヘキシルアセテート、o−
t−ブチルシクロヘキサノール、o−t−ブチルシクロ
ヘキシルアセテート、ベンズアルデヒド、ベンジルフォ
ーメート、カリオフィレン、カシュメラン、カルボン、
セドロアンバー、セドリルアセテート、セドロール、セ
レストリッド、シンナミックアルコール、シンナミック
アルデヒド、シスジャスモン、シトラール、シトラール
ジメチルアセタール、シトラサール、シトロネラール、
シトロネロール、シトロネリルアセテート、シトロネリ
ルフォーメート、シトロネリルニトリル、シクラセッ
ト、シクラメンアルデヒド、シクラプロップ、キャロ
ン、クマリン、シンナミルアセテート、δ−C6〜C13
ラクトン、ジメチルベンジルカービノール、ジヒドロジ
ャスモン、ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノー
ル、ジメトール、ジミルセトール、ジフェニルオキサイ
ド、エチルワニリン、オイゲノール、フルイテート、フ
ェンチルアルコール、フェニルエチルフェニルアセテー
ト、ガラクソリド、γ−C6〜C13ラクトン、α−ピネ
ン、β−ピネン、リモネン、ミルセン、β−カリオフィ
レン、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフ
ォーメート、ゲラニルニトリル、ヘディオン、ヘリオナ
ール、ヘリオトロピン、cis−3−ヘキセノール、c
is−3−ヘキセニールアセテート、cis−3−ヘキ
セニールサリシレート、ヘキシルシンナミックアルデヒ
ド、ヘキシルサリシレート、ヒヤシンスジメチルアセタ
ール、ハイドロトロピックアルコール、ヒドロキシシト
ロネラール、インドール、イオノン、イソボルニルアセ
テート、イソシクロシトラール、イソEスーパー、イソ
オイゲノール、イソノニルアセテート、イソブチルキノ
リン、ジャスマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィ
ラン、コアボン、リグストラール、リリアール、ライム
オキサイド、リナロール、リナロールオキサイド、リナ
リルアセテート、リラール、マンザネート、マイヨー
ル、メンサニールアセテート、メンソネート、メチルア
ンスラニレート、メチルオイゲノール、メントール、α
−メチルイオノン、β−メチルイオノン、γ−メチルイ
オノン、メチルイソオイゲノール、メチルラベンダーケ
トン、メチルサリシレート、ミューゲアルデヒド、ムゴ
ール、ムスクTM−II、ムスク781、ムスクC14、ム
スコン、シベトン、シクロペンタデカノン、シクロヘキ
サデセノン、シクロペンタデカノリド、アンブレッドリ
ド、シクロヘキサデカノリド、10−オキサヘキサデカ
ノリド、11−オキサヘキサデカノリド、12−オキサ
ヘキサデカノリド、エチレンブラシレート、エチレンド
デカンジオエート、オキサヘキサデセン−2−オン、1
4−メチル−ヘキサデセノリド、14−メチル−ヘキサ
デカノリド、ムスクケトン、ムスクチベチン、ノピルア
ルコール、ノピルアセテート、ネリルアセテート、ネロ
ール、メチルフェニルアセテート、ミラックアルデヒ
ド、ネオベルガメート、オークモスNo.1、オリボ
ン、オキシフェニロン、p−クレジールメチルエーテ
ル、ペンタリッド、フェニルエチルアルコール、フェニ
ルエチルアセテート、ルバフラン、ダマセノン、ラズベ
リーケトン、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、
ジャスマサイクレン、メチルナフチルケトン、ローズフ
ェノン、ローズオキサイド、サンダロア、サンデラ、サ
ンタレックス、スチラリールアセテート、スチラリール
プロピオネート、ターピネオール、ターピニルアセテー
ト、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロリナリルア
セテート、テトラヒドロゲラニオール、テトラヒドロゲ
ラニルアセテート、トナリッド、トラセオライド、トリ
プラール、チモール、ワニリン、ベルドックス、ヤラヤ
ラ、アニス油、ベイ油、ボアドローズ油、カナンガ油、
カルダモン油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ
油、マンダリン油、タンジェリン油、バジル油、ナツメ
グ油、シトロネラ油、クローブ油、コリアンダー油、エ
レミ油、ユーカリ油、フェンネル油、ガルバナム油、ゼ
ラニウム油、ヒバ油、桧油、ジャスミン油、ラバンジン
油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム
油、ネロリ油、オークモス油、オコチア油、パチュリ
油、ペパーミント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン
油、ローズ油、ローズマリー油、樟脳油、芳油、クラリ
ーセージ油、サンダルウッド油、スペアミント油、スパ
イクラベンダー油、スターアニス油、タイム油、トンカ
豆チンキ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、ベチバー油、
イランイラン油、グレープフルーツ油、ゆず油、ベンゾ
イン、ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベローズ
油、ムスクチンキ、カストリウムチンキ、シベットチン
キ、アンバーグリスチンキ等が挙げられる。これらの香
料は、単独で、或いは適当な2種以上の組み合わせで配
合することができる。また、上記香料の溶剤又は保留剤
として、ジエチルフタレート、ジプロピレングリコー
ル、ベンジルベンゾエート、イソプロピルミリステー
ト、ハーコリン、イソペンタン、オレンジテルペン等を
使用することができる。
【0018】本発明の排水口及びシンク周りのヌメリ・
悪臭抑制剤のpHは、原液で3〜9、好ましくは、4〜
8とすることが望ましい。このように構成される第1発
明の排水口及びシンク周りのヌメリ・悪臭抑制剤は、排
水口や三角コーナーなどのシンク周りに、ヌメリを生じ
悪臭を発生しやすい部分へ用いられる液体組成物に、界
面活性剤を0.01〜60%含有せしめることにより、
キッチンや厨房などの排水口、ストレーナーや三角コー
ナー、生ごみ入れなどのシンク周りで発生しやすいヌメ
リ由来菌の付着を抑制すると共に、ヌメリや悪臭を抑制
することができるものとなる。また、本第2発明の排水
口及びシンク周りのヌメリ・悪臭抑制剤は、排水口や三
角コーナーなどのシンク周りに、ヌメリを生じ悪臭を発
生しやすい部分へ用いられる液体組成物に、界面活性剤
0.01〜60%と、少なくとも一つのカルボン酸基を
有する金属封鎖剤0.0001〜20%とを含有せしめ
ることにより、界面活性剤と金属封鎖剤との相乗効果に
よって通常の台所作業等によって排出される家庭排水等
に静菌効果を付与し、排水口内壁等へのヌメリ由来菌の
付着抑制及びその増殖を更に遅延させることで、更にヌ
メリ及び悪臭抑制効果を発揮させることができるものと
なる。更に、本第3発明の排水口及びシンク周りのヌメ
リ・悪臭抑制剤は、上記第1発明又は第2発明の液体組
成物に、更に、静菌成分を0.0001〜20%含有せ
しめることにより、ヌメリ由来微生物に対する静菌効果
を更に増強して更なるヌメリ及び悪臭抑制効果を発揮さ
せることができるものとなる。また、本発明に係る上記
第1発明〜第3発明の各ヌメリ・悪臭抑制剤は、主に台
所等で使用することができるものであり、更に、食器、
野菜、果物などを洗浄する台所用洗浄剤として用いるこ
とができるものである。
【0019】次に、本発明方法である排水口及びシンク
周りのヌメリ・悪臭抑制方法は、通常、食器や野菜洗い
に用いる台所用洗浄剤の比較的高濃度の排水をキッチン
や厨房などの排水口、ストレーナーや三角コーナー、生
ごみ入れなどのシンク周りに工夫して接触させることに
より、キッチン排水口等で生じやすいヌメリや悪臭を抑
制することができる方法であり、台所用洗浄剤の界面活
性剤濃度を0.01%以上の範囲になるように調整した
液体組成物を、排水口や三角コーナーなどのシンク周り
に接触させることを特徴とするものである。本発明方法
における上記接触の態様としては、i)洗い桶を使用して
洗浄した排水を排水口や三角コーナーに向けて流す方
法、ii)スポンジを用いて洗浄した後のスポンジに含有
されたまま残った排水を排水口や三角コーナーに目掛け
て絞り落とす方法、iii)台所用洗浄剤を排水口や三角コ
ーナーに目掛けて直接投入する方法などが挙げられる。
【0020】本発明方法では、台所用洗浄剤の界面活性
剤濃度を0.01%以上の範囲、好ましくは、0.02
%以上の範囲、更に好ましくは、0.02〜50%の範
囲になるように調整した液体組成物を、排水口や三角コ
ーナーなどのシンク周りに意識的に接触させることによ
り、キッチンや厨房などの排水口、ストレーナーや三角
コーナー、生ごみ入れなどのシンク周りで発生しやすい
ヌメリや悪臭を確実に抑制することができることとな
る。これにより、その効果によって通常の台所作業等の
範囲内により、排水口内壁や三角コーナー等へのシュー
ドモナス属やメチロバクテリウム属などのヌメリ由来菌
の付着及び増殖を遅延させることで、ヌメリ及び悪臭抑
制効果を発揮させることができることとなる。本発明方
法で用いる台所用洗浄剤は、界面活性剤濃度を0.01
%以上の範囲になるように調整することができる液体組
成物となるものであれば、その組成等は特に限定される
ものではなく、通常の台所用洗浄剤や界面活性剤濃度が
20〜60%の濃縮型(コンパクト型)台所用洗浄剤等
が使用でき、また、界面活性剤種も特に限定されるもの
でなく、上記ヌメリ・悪臭抑制剤で詳述したアニオン性
界面活性剤、非イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、
カチオン性界面活性剤の各種を挙げることができ、更
に、上記で詳述した第1発明〜第3発明の各ヌメリ・悪
臭抑制剤であってもよい。
【0021】本発明方法では、台所用洗浄剤を用いて水
等の溶媒により界面活性剤濃度を0.01%以上の範囲
になるように調整した液体組成物を、シュードモナス属
やメチロバクテリウム属などのヌメリ由来菌が付着しや
すい部分(基質)、すなわち、キッチンや厨房などの排
水口、ストレーナーや三角コーナー、生ごみ入れなどの
シンク周りに接触させることにより、シュードモナス属
やメチロバクテリウム属などのヌメリ由来微生物の付着
阻害等を生じさせ、ヌメリや悪臭物質の産出を抑制する
ことができるものとなる。従来の台所用洗浄剤の使用方
法では、基質に接触する界面活性剤濃度は0.01%未
満であるため、ヌメリや悪臭の抑制効果は少なかったの
である。本発明方法では、界面活性剤の濃度を0.01
%以上になるようにした台所用洗浄剤の特定の使用方法
の用途であり、この使用方法により、排水口及びシンク
周りのヌメリ・悪臭の抑制に十分効果が認められるもの
である。なお、本発明方法に用いる台所用洗浄剤中の界
面活性剤量は、台所洗浄剤本来の使用を考慮した場合、
洗浄性の面から望ましくは、洗浄剤全量に対して、20
%以上、より好ましくは25%以上であり、低温安定性
の劣化のため60%以下の界面活性剤が含有されている
ことが望ましい。
【0022】
【実施例】次に、実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるも
のではない。
【0023】〔実施例1〜10及び比較例1〜4〕下記
に示す配合組成A〜Eを希釈等した下記表1及び表2に
示す液体組成物(排水口及びシンク周りのヌメリ・悪臭
抑制剤)を調製し、下記試験方法により、ヌメリ抑制性
能及び悪臭抑制性能を評価した。これらの結果を下記表
1及び表2中に示す。なお、下記表1〜3中の配合量
は、質量%であり、各組成物(原液)は、pHを6.5に
調製したものである。また、下記表1及び表2中の香料
A、香料Bの組成は、下記表3に示す組成のものを用い
た。
【0024】〔組成A〕AES(アルキルエーテル硫酸
エステルナトリウム、以下同様)10%、AOS(α−
オレフィンスルホン酸塩、以下同様)5%、AX剤(C
12アルキルアミンオキシド、以下同様)5%、LDE
(ラウリン酸ジエタノールアミド、以下同様)5%、E
DTA(エチレンジアミン四酢酸)0.1%、安息香酸
Na3%、水バランス(全量100%)。 〔組成B〕AES20%、AX剤5%、アルキルベタイ
ン5%、AE(C12ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル(p=15)、以下同様)5%、クエン酸1%、エタ
ノール5%、水バランス(全量100%)。 〔組成C〕AES10%、AX剤5%、LDE5%、A
E5%、コハク酸2%、水バランス(全量100%)。 〔組成D〕AES15%、AX剤5%、アルキルベタイ
ン5%、AE5%、水バランス(全量100%)。 〔組成E〕AES20%、AX剤5%、LDE5%、A
E10%、安息香酸Na3%、水バランス(全量100
%)。
【0025】〔ヌメリ抑制性能の評価方法〕シンクのス
トレーナー部に使用するカゴ(開口部:直径10cm、
高さ:10cm)を用意し、汚垢として0.5%のBS
A(ウシ血清アルブミン)水溶液に、家庭から採取した
ヌメリを100ppmの濃度になるように縣濁させたも
のを用意した。上記の溶液中にストレーナー用のカゴを
通し、シンクのストレーナー部に設置した。下記表1及
び表2に示す組成を希釈等した各洗剤液を調製し、50
0ccをまんべんなくシンクのストレーナーにかけ、放
置した。一連の操作を1日2回行ない、1週間後のスト
レーナー及びかごのヌメリ性を下記評価基準により評価
した。 評価基準: ◎:排水口・ストレーナーにヌメリがまったくつかな
い。 ◎○:排水口・ストレーナーにほとんどヌメリがつかな
い。 ○:排水口・ストレーナーにかすかにヌメリがつく。 ×:排水口・ストレーナーに多量のヌメリがつく。
【0026】〔悪臭抑制性能の評価方法〕上記ヌメリ抑
制性能の評価方法と同様に、シンクのストレーナー部に
使用するカゴを用意し、汚垢として0.5%のBSA
(ウシ血清アルブミン)水溶液に、家庭から採取したヌ
メリを100ppmの濃度になるように縣濁させたもの
を用意した。上記の溶液中にストレーナー用のカゴを通
し、シンクのストレーナー部に設置した。下記表1及び
表2に示す組成を希釈等した各洗剤液を調製し、500
ccをまんべんなくシンクのストレーナーにかけ、放置
した。一連の操作を1日2回行ない、1週間後のストレ
ーナー及びかごの悪臭の度合いを下記評価基準により評
価した。 評価基準: ◎:排水口・ストレーナーに悪臭がまったく感じられな
い。 ◎○:排水口・ストレーナーに悪臭がほとんど感じられ
ない。 ○:排水口・ストレーナーに悪臭がかすかに感じられ
る。 ×:排水口・ストレーナーに悪臭が明らかに感じられ
る。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】上記表1及び表2の結果から明らかなよう
に、本発明のヌメリ・悪臭抑制剤(実施例1〜10)
は、いずれも優れたヌメリ抑制性能及び悪臭抑制性能を
有することが判明した。これに対し、本発明に属さない
比較例1〜4は、いずれもヌメリ抑制性能及び悪臭抑制
性能が劣っていた。
【0031】〔実施例11〜13及び比較例5〕下記に
示す組成の台所用洗浄剤を調製し、下記表4に示す使用
方法により、下記試験方法により、排水口(ストレーナ
ー部分)のヌメリ抑制性能及び悪臭抑制性能を評価し
た。これらの結果を下記表4に示す。
【0032】〔台所用洗浄剤の組成〕AES20%、A
X剤5%、AE5%、エタノール5%、PEG1000
(ポリエチレングリコール)5%、香料A0.2%(台
所用洗浄剤中の界面活性剤量:30%)
【0033】〔ヌメリ抑制性能の評価方法〕構成員4人
の家族に対して、上記組成の台所用洗浄剤を用い、下記
表4に示す実施例11〜13及び比較例5の方法で使用
させ、通常の生活を2週間送った後のヌメリの抑制性能
を上述の評価基準で評価した。
【0034】〔悪臭抑制性能の評価方法〕上記ヌメリ抑
制性能の評価方法と同様に、構成員4人の家族に対し
て、上記組成の台所用洗浄剤を用い、下記表4に示す実
施例11〜13及び比較例5の方法で使用させ、通常の
生活を2週間送った後の排水口の悪臭抑制性能を上述の
評価基準で評価した。
【0035】
【表4】
【0036】上記表4の結果から明らかなように、本発
明方法の台所用洗浄剤の界面活性剤濃度を0.01質量
%以上の範囲になるように調整した液体組成物(実施例
11〜13)は、いずれも優れたヌメリ抑制性能及び悪
臭抑制性能を有することが判明した。これに対し、本発
明に属さない比較例5は、いずれもヌメリ抑制性能及び
悪臭抑制性能が劣っていた。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、排水口、ストレーナー
や三角コーナー、生ごみ入れ等のシンク周りで発生する
ヌメリや悪臭を簡単に抑制することができる排水口及び
シンク周りのヌメリ・悪臭抑制剤、並びに、そのヌメリ
・悪臭抑制方法が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 一柳 厚史 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 渋谷 恵 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 宮川 孝一 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 Fターム(参考) 4H003 AB15 AB31 AC08 AC13 AC15 AD04 BA12 DA13 EB04 EB07 EB08 EB16 ED02 FA21 FA27 FA34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水口や三角コーナーなどのシンク周り
    に、ヌメリを生じ悪臭を発生しやすい部分へ用いられる
    液体組成物であって、該液体組成物には、界面活性剤を
    0.01〜60質量%含有することを特徴とする、排水
    口及びシンク周りのヌメリ・悪臭抑制剤。
  2. 【請求項2】 排水口や三角コーナーなどのシンク周り
    に、ヌメリを生じ悪臭を発生しやすい部分へ用いられる
    液体組成物であって、該液体組成物には、界面活性剤
    0.01〜60質量%と、少なくとも一つのカルボン酸
    基を有する金属封鎖剤0.0001〜20質量%とを含
    有することを特徴とする、排水口及びシンク周りのヌメ
    リ・悪臭抑制剤。
  3. 【請求項3】 更に、静菌成分0.0001〜20質量
    %含有する請求項1又は2記載の排水口及びシンク周り
    のヌメリ・悪臭抑制剤。
  4. 【請求項4】 台所用洗浄剤の界面活性剤濃度が0.0
    1質量%以上の範囲になるように調整した液体組成物
    を、排水口や三角コーナーなどのシンク周りに接触させ
    ることを特徴とする排水口及びシンク周りのヌメリ・悪
    臭抑制方法。
JP2001016124A 2001-01-24 2001-01-24 排水口及びシンク周りのヌメリ・悪臭抑制剤 Pending JP2002220600A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012072265A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd バイオフィルム除去剤、および、バイオフィルム除去用組成物
JP2013072008A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Neos Co Ltd 水溶性洗浄剤組成物

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JP2012072265A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd バイオフィルム除去剤、および、バイオフィルム除去用組成物
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