JP2002220373A - 2−(4−ピリジル)エタンチオールの製造方法 - Google Patents
2−(4−ピリジル)エタンチオールの製造方法Info
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Abstract
に製造する方法を提供する。 【解決手段】 酸を含有している水性媒体中で、4−ビ
ニルピリジンとチオ尿素を反応させてイソチウロニウム
塩を含む溶液を生成させ、次いでこの溶液をアルカリ性
にしてイソチウロニウム塩を2−(4−ピリジル)エタ
ンチオールに転化させる。
Description
ン及びチオ尿素とから2−(4−ピリジル)エタンチオ
ールを製造する方法の改良に関するものである。2−
(4−ピリジル)エタンチオールは、医薬や農薬等の合
成中間体として有用な化合物であり、またフェノールと
アセトンとの縮合によりビスフェノールAを製造する際
の触媒の変性剤としても有用な化合物である。
いては従来から多くの報文が公表されているが、2−
(4−ピリジル)エタンチオールの合成に関してはジャ
ーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J.Or
g.Chem.)26,82(1961)に記載されて
いる、エタノール溶媒中でパラトルエンスルホン酸の存
在下に4−ビニルピリジンとチオ尿素とを反応させてイ
ソチウロニウム塩を生成させ、次いでこれをアンモニア
水中で2−(4−ピリジル)エタンチオールに転化させ
る方法が実用的であると考えられており、この方法の改
良が進められている(特開平11−228540号公報
及び特開平11−255748号公報参照)。
ジンとチオ尿素とをエタノール中で反応させる方法の問
題点の一つは、反応中に生成したイソチウロニウム塩が
析出して反応液がスラリー状となるため、反応装置に強
力な撹拌手段を設ける必要があることである。また他の
問題点は反応液から固液分離によりイソチウロニウム塩
を回収し、洗浄及び乾燥してから次工程であるアンモニ
ア水による2−(4−ピリジル)エタンチオールへの転
化を行わなければならず、操作が煩雑で、かつ長時間を
要することである。更に、反応溶媒としてエタノール等
のアルコール系の有機溶剤を用いるため、多量の有機廃
棄物が発生し、環境に対する負荷も大きい。
(4−ピリジル)エタンチオールの製造方法を提供しよ
うとするものである。
中間体であるイソチウロニウム塩が水溶性であることに
着目し、水性媒体中で4−ビニルピリジンとチオ尿素と
を反応させたところ、途中でイソチクロニウム塩を単離
・精製することなく、しかもエタノール中で反応させた
場合と同等の収率で、2−(4−ピリジル)エタンチオ
ールを製造し得ることを見出し、本発明を完成した。
る水性媒体中で4−ビニルピリジンとチオ尿素を反応さ
せてイソチウロニウム塩を含む溶液を生成させ、次いで
この溶液をアルカリ性にしてイソチウロニウム塩を2−
(4−ピリジル)エタンチオールに転化させることによ
り、簡単な操作で且つ収率よく2−(4−ピリジル)エ
タンチオールを製造することができる。また、反応媒体
が水性媒体を用いているため有機廃棄物も少なくでき
る。
存在下に、4−ビニルピリジンとチオ尿素とを反応させ
てイソチウロニウム塩を生成させる。反応は下記のよう
に進行する。
ゼンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸などの
有機酸や、硫酸、塩酸、硝酸などの一般的な無機酸を用
いればよい。好ましくは取り扱いの容易なパラトルエン
スルホン酸、ベンゼンスルホン酸などの芳香族スルホン
酸や硫酸を用いる。中でもパラトルエンスルホン酸又は
硫酸を用いるのが好ましい。
される化学量論量以上となるように用いるが、大過剰に
用いると副反応を起す可能性があるので、4−ビニルピ
リジンに対し4当量以下、特に3当量以下となるように
用いるのが好ましい。なお、水性媒体中における酸の濃
度は、反応操作の容易性が損われない限度で高い方が好
ましく、パラトルエンスルホン酸であれば5〜50重量
%、特に20〜40重量%程度が好ましい。
り若干過剰に用いるが、通常は4−ビニルピリジンに対
して1.5当量以下、特に1.3当量以下が好ましい。
反応は水性媒体中に酸とチオ尿素を加えて溶解させたの
ち、撹拌下に4−ビニルピリジンを滴下して実施すれば
よく、好ましくは窒素などの不活性ガス雰囲気下、30
〜100℃、特に50〜100℃の加温条件下で1〜1
0時間程度行えばよい。
ならば、反応液を50℃以下に冷却し、これにアルカリ
を加えて液性をアルカリ性とし、イソチウロニウム塩を
2−(4−ピリジル)エタンチオールに転化させる。ア
ルカリとしては水酸化ナトリウムなどを用いることもで
きるが、アンモニアを用いるのが好ましい。アンモニア
を用いると反応は下記のように進行する。
に対して化学量論上は2倍モルであるが反応を十分に進
行させるにはアンモニアを過剰に、通常はイソチウロニ
ウム塩の3倍モル以上用いるのが好ましい。なお、イソ
チウロニウム塩溶液中には前工程で過剰に用いた酸も存
在しているので、過剰に用いた酸を中和するのに要する
量に加えて、原料として用いた4−ビニルピリジンの3
〜15倍モル、特に3〜5倍モルのアンモニアを用いる
のが好ましい。アンモニアの使用量が多過ぎると一般に
収率が低下するが、これは生成した2−(4−ピリジ
ル)エタンチオールが副反応を起すためと思われる。な
お、アンモニアは通常は取扱いの容易なアンモニア水と
して用いるが、その濃度は後続する濾過及び抽出工程で
の操作性を考慮して決定すればよい。
ル)エタンチオールへの転化反応は、撹拌下30〜70
℃で0.5〜10時間程度で完了する。しかし、アルカ
リ添加時の液温が高いと副反応が起きて収率が低下する
傾向があるので、アルカリ添加に際しては液温を50℃
未満に保持するのが好ましい。ただし液温が低いと転化
反応速度は遅くなる。収率の低下を避け、かつ転化反応
を促進するには、少なくとも中和点に達するまでは液温
を50℃未満に保持し、次いで50℃以上に昇温するの
が好ましい。反応終了後は、酸として芳香族スルホン酸
を用いた場合は、反応生成液を10℃程度まで冷却し
て、副生したグアニジニウム塩を析出させ、更にクロロ
ホルム等の抽出溶媒を加えて濾過し、不溶物を除去す
る。濾滓はさらに抽出溶媒で洗浄し、洗浄液は濾液と合
体させる。次いで濾液を分液し、抽出溶媒相を回収す
る。酸として硫酸等の無機酸を用いた場合は冷却によっ
てグアニジウム塩は析出しないので、この場合は濾過を
省略して、直接有機溶媒による抽出操作を行えばよい。
出し、得られた抽出溶媒相を先に得られた抽出溶媒相と
合体する。これから抽出溶媒を留去したのち残液を減圧
蒸留すると、目的とする2−(4−ピリジル)エタンチ
オールを得ることができる。
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実
施例によって限定されるものではない。 <実施例1>温度計、ジムロート冷却管及び滴下漏斗を
備えた内容積100mlの四つ口フラスコに、パラトル
エンスルホン酸−水和物(キシダ化学製)15.76g
(0.0828モル)、チオ尿素(和光純薬製)3.0
0g(0.0395モル)及び水30mlを仕込んで溶
解させた。窒素雰囲気下で70℃まで加熱し、この温度
を維持しながら4−ビニルピリジン(東京化成製)4.
13g(0.0392モル)を約30分間かけて滴下し
た。引続き80℃まで昇温させ、この温度で3時間反応
させた。
した。固体は析出しなかった。この反応生成液に、28
%アンモニア水12.41g(アンモニアとして0.2
29モル)を発熱に注意しながら約30分間かけて滴下
した。次いで60℃まで昇温させ、この温度で1時間反
応させた。5℃まで冷却してクロロホルム10mlを加
え、濾過して固体を除去した。濾液を分液し、水相にク
ロロホルム10mlを加えて抽出する操作を4回反復し
た。全てのクロロホルム相を一緒にし、その一部をガス
クロマトグラフを用いて分析したところ、2−(4−ピ
リジル)エタンチオールの収量が4.42g(0.03
17モル)であることが判明した。この時の4−ビニル
ピリジンに対する収率は80.9%であった。このクロ
ロホルム溶液から、減圧下クロロホルムを留去したの
ち、残液を減圧蒸留した。沸点87〜88℃/2.2m
mHgで2−(4−ピリジル)エタンチオール3.84
g(0.0275モル)が得られた。4−ビニルピリジ
ンに対する収率は70.3%であった。 <実施例2>温度計、ジムロート冷却管及び滴下漏斗を
備えた内容積200mlの四つ口フラスコに、チオ尿素
6.00g(0.0789モル)及び水19.2mlを
仕込んだ。窒素雰囲気下で内温を室温に保ちながら攪拌
下で95%硫酸17.1gを約30分間かけて滴下し
た。滴下終了後、60℃まで加熱し、この温度を維持し
ながら4−ビニルピリジン8.38g(0.0789モ
ル)を発熱に注意しながら約30分間で滴下し、引続き
60℃で3時間反応させた。
し、1時間保持した。この反応生成液に、14%アンモ
ニア水48.0g(アンモニアとして0.395モル)
を発熱に注意しながら添加した。滴下終了後、反応液を
60℃まで昇温し、1時間反応させた。所定時間反応
後、室温まで放冷したところ、反応液は2層に分離した
(上層:2−(4−ピリジル)エタンチオール、下層:
水)が、結晶は見られなかった。この液を分液して上層
を採取し、更に水層をトルエン各20gで3回抽出を行
った。得られた抽出液と上層液とを合わせた溶液をガス
クロマトグラフにより分析したところ、2−(4−ピリ
ジル)エタンチオールの収量は8.74g(0.062
8モル)であった。4−ビニルピリジンに対する収率は
79.6%であった。
含む水溶液中でチオ尿素と4−ビニルピリジンとを反応
させた。反応生成液を40℃に冷却したのち、液温を4
0〜42℃に保持しながらこれに28%アンモニア水1
2.41g(アンモニアとして0.229モル)を30
分間かけて滴下し、次いで60℃に昇温してこの温度で
1時間反応させた。以後は実施例1と全く同様にしてク
ロロホルムで抽出し、得られたクロロホルム相を分析し
たところ、2−(4−ピリジル)エタンチオールの収量
は4.32g(0.0310モル)で、4−ビニルピリ
ジンに対する収率は79.1%であった。
含む水溶液中でチオ尿素と4−ビニルピリジンとを反応
させた。この反応生成液を60℃に冷却したのち、液温
を60〜63℃に保持しながらこれに28%アンモニア
水12.41g(アンモニアとして0.229モル)を
30分間かけて滴下し、更にこの温度で1時間反応させ
た。以後は実施例1と全く同様にしてクロロホルムで抽
出し、得られたクロロホルム相を分析したところ、2−
(4−ピリジル)エタンチオールの収量は2.69g
(0.0193モル)で、4−ビニルピリジンに対する
収率は49.3%であった。 <比較例1>J.Org.Chem.,26,82(1
961)の記載に準じて、4−ビニルピリジンとチオ尿
素とから2−(4−ピリジル)エタンチオールを製造し
た。
備えた内容積200mlの四つ口フラスコに、パラトル
エンスルホン酸−水和物20.9g(0.11モル)、
チオ尿素3.8g(0.05モル)及びエタノール50
mlを仕込んだ。窒素雰囲気下、撹拌しながら昇温して
パラトルエンスルホン酸及びチオ尿素を溶解させた。引
続き70℃まで昇温させ、この温度を維持しながら4−
ビニルピリジン5.25g(0.05モル)を約30分
間かけて滴下した。還流下に3時間反応させたのち反応
生成液を5℃まで冷却した。濾過して生成したイソチウ
ロニウム塩を回収し、室温のエーテル30mlで洗浄
し、更にエーテル/エタノール混合液(1:1)60m
lで洗浄したのち、減圧乾燥した。イソチウロニウム塩
の収量は23.5g(0.045モル)で、収率89.
6%であった。
アとして0.179モル)と水18.3mlの混合溶液
に上記のイソチウロニウム塩を加えて溶解し、60℃で
30分間反応させた。冷却したのちクロロホルム12.
1mlを加え、濾過して固体を除去した。濾液を分液
し、水相にクロロホルム10mlを加えて抽出する操作
を8回反復した。全てのクロロホルム相を一緒にし、減
圧下にクロロホルムを留去したのち、残液を減圧蒸留し
た。沸点87−88℃/2.2mmHgで2−(4−ピ
リジル)エタンチオール4.5g(0.032モル)が
得られた。4−ビニルピリジンに対する収率は64%で
あり、文献記載の64.8%とほぼ一致していた。 <比較例2>温度計、ジムロート冷却管及び滴下漏斗を
備えた内容積500mlの四つ口フラスコに、パラトル
エンスルホン酸−水和物119.8g(0.63モ
ル)、チオ尿素22.8g(0.30モル)及び2−プ
ロパノール336mlを仕込んだ。窒素雰囲気下、撹拌
しながら70℃に昇温して、4−ビニルピリジン31.
5g(0.30モル)を発熱に注意しながら約30分間
かけて滴下した。滴下中に反応液中に結晶が生成した。
滴下終了後、還流下に3時間反応させたのち反応生成液
を5℃まで冷却した。析出したイソチウロニウム塩を濾
過して回収し、2−プロパノール各65mlを用いて2
回洗浄を行い、過剰のパラトルエンスルホン酸を除去し
た。得られた塩は減圧乾燥して、148.6g(0.2
83モル)のイソチウロニウム塩を得た。収率は94.
2%であった。
066モル)を、28%アンモニア水22.31g(ア
ンモニアとして0.367モル)と水33.7mlの混
合液に溶解し、60℃で1時間反応させた。冷却した
後、トルエン20mlを加え、濾過して生成塩を分離除
去した。2層になった濾液を分液し、水相をトルエン各
20mlで5回抽出を繰り返した。全てのトルエン相を
一緒にし、この溶液をガスクロマトグラフで分析したと
ころ、2−(4−ピリジル)エタンチオールの収量は
7.51g(0.054モル)であった。4−ビニルピ
リジンに対する収率は76.9%となった。 <結果の評価>上記の実施例と比較例を対比することに
より、以下の諸点が判明する。 (1)比較例においてはイソチウロニウム塩が析出する
ため、その分離や洗浄の操作が必要であるが、実施例で
は溶解した状態で、そのまま次の分解工程へ進むことが
できる。 (2)比較例においてはエタノールやイソプロパノール
が反応媒体として用いられるため、反応後にはこれらが
有機廃棄物となるが、実施例では水系での反応となり、
有機廃棄物とはならない。
性の廃棄物発生量の少ない、2−(4−ピリジル)エタ
ンチオールの製造方法が提供される。特にイソチウロニ
ウム塩を含む溶液にアルカリを添加してイソチウロニウ
ム塩を2−(4−ピリジル)エタンチオールに転換する
際に、アルカリの添加を低温で行うことにより、副反応
を抑制して高収率で2−(4−ピリジル)エタンチオー
ルを生成させることができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 酸を含有している水性媒体中で4−ビニ
ルピリジンとチオ尿素を反応させてイソチウロニウム塩
を含む溶液を生成させ、次いでこの溶液をアルカリ性に
してイソチウロニウム塩を2−(4−ピリジル)エタン
チオールに転化させることを特徴とする2−(4−ピリ
ジル)エタンチオールの製造方法。 - 【請求項2】 酸がパラトルエンスルホン酸であること
を特徴とする請求項1記載の2−(4−ピリジル)エタ
ンチオールの製造方法。 - 【請求項3】 酸が硫酸であることを特徴とする請求項
1記載の2−(4−ピリジル)エタンチオールの製造方
法。 - 【請求項4】 イソチウロニウム塩を含む溶液にアンモ
ニア水を添加してアルカリ性にすることを特徴とする請
求項1ないし3のいずれかに記載の2−(4−ピリジ
ル)エタンチオールの製造方法。 - 【請求項5】 イソチウロニウム塩を含む溶液をアルカ
リ性にするに際し、溶液の温度を50℃以下に保持する
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
2−(4−ピリジル)エタンチオールの製造方法。 - 【請求項6】 イソチウロニウム塩を含む溶液をアルカ
リ性にするに際し、少なくとも中和点に達するまで溶液
の温度を50℃未満に保持し、次いで50℃以上に昇温
させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
記載の2−(4−ピリジル)エタンチオールの製造方
法。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の方
法により製造した2−(4−ピリジル)エタンチオール
を用いてイオン交換樹脂を変性してなるビスフェノール
−A製造用触媒。
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