JP2002220320A - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents

油中水型乳化化粧料

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JP2002220320A
JP2002220320A JP2001016769A JP2001016769A JP2002220320A JP 2002220320 A JP2002220320 A JP 2002220320A JP 2001016769 A JP2001016769 A JP 2001016769A JP 2001016769 A JP2001016769 A JP 2001016769A JP 2002220320 A JP2002220320 A JP 2002220320A
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Hidenori Komai
秀紀 駒井
Hisashi Tachibana
尚志 橘
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐水性に優れるにも関わらず、通
常の洗浄料で簡単に除去することのできる、油中水型乳
化化粧料、特に油中水型乳化日焼け止め化粧料を提供す
る。 【解決手段】 油中水型乳化化粧料に、液状の不
揮発性油分1.0〜20.0重量%と、平均粒子径1〜
50μmの疎水化処理球状無水ケイ酸0.1〜30.0
重量%とを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、耐水性に優れる
にも関わらず、通常の洗浄料で簡単に除去することので
きる、油中水型乳化化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、油中水型乳化化粧料は、その
耐水性の高さから、日焼け止め化粧料及びメイクアップ
化粧料として広く用いられている。また、その使用感を
改良するために、球状樹脂粉末を配合すること(特開平
9−255544)、及びシリコーン油を多く含む油中
水型乳化化粧料の乳化安定性を改良するために微粒子状
疎水化シリカを配合すること(特開平7−61907)
が知られている。
【0003】しかしながら、これらの油中水型乳化化粧
料は、耐水性が高いため、通常の洗浄料では除去し難
く、油性のクレンジング料等専用の洗浄料が必要とされ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記のような問題点を解決し、耐水性が優れているにも関
わらず、通常の洗浄料で容易に除去することのできる、
油中水型乳化化粧料を得ることを目的とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するに
あたり、種々検討を行ったところ、液状の不揮発性油分
1.0〜20.0重量%と、平均粒子径1〜50μmの
疎水化処理球状無水ケイ酸0.1〜30.0重量%と、
揮発性油分1.0〜50重量%及び水分を油中水型乳化
化粧料に配合することにより、上記課題を解決すること
ができることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
【0007】本発明で用いる液状の不揮発性油分として
は、通常化粧料などに用いられるものであれば特に限定
されず、アボカド油,アルモンド油,オリーブ油,ゴマ
油,サザンカ油,サフラワー油,大豆油,ツバキ油,ト
ウモロコシ油,ナタネ油,パーシック油,ヒマシ油,綿
実油,落花生油,ヤシ油,ホホバ油等の植物性油分、ミ
ンク油,卵黄油,オレンジラフィー油,肝油,液状ラノ
リン等の動物性油分、流動パラフィン,スクワラン等の
炭化水素類、ミリスチン酸イソプロピル,パルミチン酸
イソプロピル,ステアリン酸ブチル,ラウリン酸ヘキシ
ル,オレイン酸オレイル,オレイン酸デシル,ミリスチ
ン酸オクチルドデシル,ジメチルオクタン酸ヘキシルデ
シル,乳酸セチル,乳酸ミリスチル,ジオレイン酸プロ
ピレングリコール,トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリ
ル,トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパ
ン,イソオクタン酸セチル等のエステル類、鎖状ジメチ
ルポリシロキサン,メチルフェニルシロキサン等のシリ
コーン類、イソステアリン酸,オレイン酸,リノール
酸,リノレン酸等の脂肪酸類、パラジメチルアミノ安息
香酸アミル,パラジメチルアミノ安息香酸オクチル等の
パラアミノ安息香酸誘導体、パラメトキシ桂皮酸エチ
ル,パラメトキシ桂皮酸イソプロピル,パラメトキシ桂
皮酸オクチル,パラメトキシ桂皮酸-2-エトキシエチ
ル,パラメトキシ桂皮酸ナトリウム,パラメトキシ桂皮
酸カリウム,パラメトキシ桂皮酸モノ-2-エチルヘキサ
ン酸グリセリル等のメトキシ桂皮酸誘導体、サリチル酸
オクチル,サリチル酸フェニル,サリチル酸ホモメンチ
ル,サリチル酸ジプロピレングリコール,サリチル酸エ
チレングリコール,サリチル酸ミリスチル,サリチル酸
メチル等のサリチル酸誘導体、4-tert-ブチル-4'-メト
キシベンゾイルメタン、アントラニル酸メチル等の紫外
線吸収剤等を使用することができる。これらの液状の不
揮発性油分は、油中水型乳化化粧料全量に対して、1.
0〜20.0重量%配合する。1.0重量%未満では、
耐水性が悪くなる。また20.0重量%を越えて配合す
ると、使用時にてかりを生じたり、化粧崩れを起こしや
すくなる。
【0008】本発明において使用する、平均粒子径1〜
50μmの疎水化処理球状無水ケイ酸は、平均粒子径1
〜50μmの球状無水ケイ酸の表面を疎水化処理したも
のを用いる。疎水化処理の方法としては、通常行われて
いる方法であれば特に限定されず、例えば球状無水ケイ
酸表面に油脂を吸着させたり、水酸基等の官能基を利用
し、エステル化やエーテル化を起こさせ顔料を親油的に
する油脂処理法;脂肪酸の亜鉛塩やマグネシウム塩を用
いた金属石鹸処理法;ジメチルポリシロキサン又はメチ
ル水素ポリシロキサンを用いたシリコーン処理法;パー
フルオロアルキル基を有するフッ素化合物を用いたフッ
素法等が挙げられ、これらの方法を単独で、若しくは組
み合わせて用いる。これらの処理方法の中でも、特にそ
の疎水性の高さ及び他の油性成分との併用の点からシリ
コーン処理方法を用いることが好ましい。本発明におい
ては、平均粒子径1〜50μmの疎水化処理球状無水ケ
イ酸を、油中水型乳化化粧料全量に対して0.1〜3
0.0重量%配合する。配合量が0.1重量%未満では
本発明の効果を発揮することができず、30重量%を越
えて配合すると、ざらついた使用感になり好ましくな
い。
【0009】本発明において使用する揮発性油分として
は、炭素数6〜15の直鎖,分岐又は環状の炭化水素
油、及び大気圧下での沸点が260℃以下のジメチルポ
リシロキサン,ジメチルシクロポリシロキサン等のシリ
コーン油等が例示される。本発明においては、揮発性油
分を1.0〜50重量%配合する。
【0010】本発明において、油中水型乳化化粧料とす
るために、乳化剤を用いる。かかる乳化剤としては、特
に非イオン性界面活性剤が好ましく、例えば平均炭素数
10〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニ
ル基を有し、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド又はブチレンオキサイドを付加したポリオキシアルキ
レン脂肪族エーテル;炭素数8〜20のモノグリセライ
ドのエトキシレート;炭素数8〜20の高級脂肪酸ショ
糖エステル;炭素数8〜20のアシル基を有するポリグ
リセリン脂肪酸エステル;炭素数8〜20の高級脂肪酸
モノエタノールアミド又はジエタノールアミド又はそれ
らのエトキシレート;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油;炭素数8〜20のアシル基を有するポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル;炭素数8〜20のアシ
ル基を有するポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エス
テル;炭素数8〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、
アルケニル基又はアルキルフェニル基を有するアルキル
サッカライド系界面活性剤;炭素数8〜20の直鎖又は
分岐鎖のアルキル基、アルケニル基を有する脂肪族アミ
ンオキサイド又は脂肪族アミドアミンオキサイド;炭素
数8〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニ
ル基を有する多価アルコールのエーテル化合物又はエス
テル化合物;ポリオキシアルキレン変性シリコーン,ア
ルキルグリセリルエーテル変性シリコーン,ポリエーテ
ル・アルキル変性シリコーン等のシリコーン系活性剤等
が挙げられる。これらの非イオン性界面活性剤は、HL
B値が8以下のものが特に好ましい。
【0011】本発明における油中水型乳化化粧料は、特
に日焼け止め化粧料及びメイクアップ化粧料において、
その十分な効果を奏する。
【0012】本発明における油中水型乳化化粧料には、
常温で固形状の紫外線吸収剤及び紫外線防御剤から選択
される1種又は2種以上を配合することができる。かか
る常温で固形状の紫外線吸収剤としては、2-ヒドロキシ
-4-メトキシベンゾフェノン,ジヒドロキシジメトキシ
ベンゾフェノン,2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン,テ
トラヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン誘導
体、パラアミノ安息香酸,パラアミノ安息香酸エチル,
パラアミノ安息香酸グリセリル等のパラアミノ安息香酸
誘導体、ウロカニン酸,ウロカニン酸エチルなどのウロ
カニン酸誘導体、2-(2'-ヒドロキシ-5'-メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール等が例示される。また、紫外線
防御剤としては、酸化チタン,酸化亜鉛,酸化セリウ
ム,酸化鉄,マイカ等が例示される。これらの紫外線防
御剤は、紫外線防御効果があれば、特にその粒子径等を
限定するものではない。さらに、アルミナ処理やシリコ
ーン,脂肪酸,有機フッ素化合物などによる疎水化処理
などの各種表面処理や、さらに、マイカなどの表面に酸
化チタン等で被覆した複合化処理が施されていても特に
問題ない。これらの紫外線吸収剤及び紫外線防御剤の配
合量は、本発明の油中水型乳化化粧料全量に対して、
0.1〜30重量%が好ましく、より好ましくは、1〜
20重量%である。
【0013】また、本発明における油中水型乳化剤に
は、メイクアップ化粧料とするために、無機及び有機粉
体、色素等を配合することができる。かかる成分として
は、タルク,マイカ,カオリン,セリサイト,無水ケイ
酸,ベンガラ,黒酸化鉄,黄酸化鉄,群青,紺青,酸化
クロム,水酸化クロム,酸化チタン,酸化亜鉛,ポリエ
チレン末,ナイロン末,ポリメタクリル酸メチル,窒化
ホウ素,トリメチルシルセスキオキサン,法定色素等が
例示され、これらを単独で、若しくは2種以上を組み合
わせて用いることができ、またこれらの成分を複合化し
て用いてもよい。
【0014】本発明の油中水型乳化組成物の保存安定性
を向上させるために、さらに、塩化ナトリウム,塩化カ
ルシウムなどの無機塩、プロピレングリコール,ジプロ
ピレングリコール,エチレングリコール,ジエチレング
リコール,ポリエチレングリコール,1,3-ブチレングリ
コール,1,2-ペンタンジオール,グリセリン,ジグリセ
リン,ペンタエリスリトール,ソルビトール,マンニト
ール,ジエチレングリコールモノエチルエーテル,グリ
セリルモノパルミチルエーテル,グリセリルモノステア
リルエーテル,グリセリルモノオレイルエーテル等の多
価アルコール及びその誘導体、ベンジルジメチルステア
リルアンモニウムヘクトライト,ジメチルジステアリル
アンモニウムベントナイト,ジメチルジステアリルアン
モニウムヘクトライト等の第四級アンモニウム塩型カチ
オン変性粘土鉱物等を配合することができる。
【0015】本発明においては、油相成分として、上述
の液状の不揮発性油分、揮発性油分以外に、ペースト状
油分,ワックス等の油性成分を配合することができる。
かかるペースト状油分,ワックス等の油性成分として
は、例えばカルナウバロウ,キャンデリラロウ,ミツロ
ウ,ラノリン等のロウ類、パラフィンワックス,ワセリ
ン,セリシン,マイクロクリスタリンワックス等の炭化
水素類、ラウリン酸,ミリスチン酸,パルミチン酸,ス
テアリン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール,ステ
アリルアルコール,ベヘニルアルコール等の高級アルコ
ール類等が例示される。
【0016】本発明においては、さらに化粧持ちを向上
させる目的で、皮膜形成剤を配合することができる。か
かる皮膜形成剤としては、一般に化粧料に配合され得る
ものであれば特に制限されず、例えば,ポリビニルピロ
リドン系皮膜剤、アクリル酸系皮膜剤、メタクリル酸系
皮膜剤、ビニルメチルエーテル系皮膜剤、スチレン系皮
膜剤、アルキッド樹脂系皮膜剤、シリコーン樹脂系皮膜
剤などが挙げられる。
【0017】本発明の油中水型乳化化粧料においては、
本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品等に一般に用
いられる各種成分を配合することができる。かかる成分
としては、例えばビタミン類,保湿剤,アニオン性界面
活性剤,カチオン性界面活性剤,両性界面活性剤,防腐
剤,抗炎症剤,美白剤,植物抽出物,細胞賦活剤,血行
促進剤,抗酸化剤,抗脂漏剤,水溶性高分子,増粘剤,
金属イオン封鎖剤,アルコール等が例示される。
【0018】
【実施例】さらに実施例により、本発明の特徴について
詳細に説明する。
【0019】表1に示した処方にて、油中水乳化型日焼
け止めローションを調製した。ローションは、油相成分
を均一に溶解した後、粉体相を添加してホモミキサーで
均一に分散させた後、さらに均一に溶解した水相成分を
添加して、ホモミキサーを用いて乳化することにより調
製した。なお、同時に平均粒子径1〜50μmの疎水化
処理球状無水ケイ酸を配合していない比較例1、平均粒
子径は1μm未満の疎水化処理球状無水ケイ酸を配合し
た比較例2、及び液状の不揮発性油分であるスクワラン
及びメチルフェニルポリシロキサンを配合していない比
較例3を同様に調製した。
【0020】
【表1】
【0021】本発明による効果を明らかにするために、
耐水性及び洗浄性の評価を行った。
【0022】[耐水性]本発明の実施例若しくは比較例
を4mg/cm2となるように透明ガラス板に塗布し、37℃
で1時間乾燥したものを試料とする。試料から30cmの
距離,水量40ml/秒にて10分間シャワーをかけたあ
との実施例若しくは比較例の耐水性を、試料皮膜の状態
を目視により観察して、「殆ど剥離していない:◎」,
「少し剥離している:○」,「約半分剥離している:
△」,「殆ど残っていない:×」として評価を行った。
【0023】[洗浄性]20才代〜40才代の男女20
名を一群とし、実施例若しくは比較例をブラインドにて
腕に使用させ、2時間後、液体石鹸及びタオルを用いて
洗浄させて、洗浄性を評価した。「落ちやすい」,「普
通」,「落ちにくい」の3段階で評価させ、「落ちやす
い」,「普通」と回答したパネラーの数が、16名以上
の場合を◎、11名以上15名以下の場合を○、6名以
上10名以下の場合を△、5名以下の場合を×とした。
【0024】実施例1〜実施例3、及び比較例1〜比較
例3の耐水性及び洗浄性の評価結果を表1に示した。平
均粒子径1〜50μmの疎水化処理球状無水ケイ酸を配
合していない比較例1及び平均粒子径1μm未満の疎水
化処理球状無水ケイ酸を配合した比較例2においては、
耐水性は実施例1と同程度であったが、洗浄性において
低い評価となり、通常の洗浄では落としにくいことが示
された。また、液状の不揮発性油分であるスクワラン及
びメチルフェニルポリシロキサンを配合していない比較
例3においては、耐水性の評価が低くなっていた。それ
に対し、本発明の実施例1〜実施例3においては、耐水
性,洗浄性を兼ね備えた使用感を有していることが示さ
れた。
【0025】さらに本発明の実施例を示す。
【0026】 [実施例4] 油中水乳化型ファンデーション (1)メチルハイドロジェンポリシロキサン処理セリサイト 5.0(重量%) (2)メチルハイドロジェンポリシロキサン処理タルク 4.0 (3)メチルハイドロジェンポリシロキサン処理二酸化チタン10.0 (4)メチルハイドロジェンポリシロキサン処理ベンガラ 0.4 (5)メチルハイドロジェンポリシロキサン処理黄酸化鉄 0.8 (6)メチルハイドロジェンポリシロキサン処理黒酸化鉄 0.2 (7)メチルハイドロジェンポリシロキサン処理 球状無水ケイ酸(平均粒子径7μm) 2.0 (8)スクワラン 5.0 (9)デカメチルシクロペンタシロキサン 12.0 (10)ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 4.0 (11)精製水 49.3 (12)1,3-ブチレングリコール 5.0 (13)パラオキシ安息香酸プロピル 0.3 (14)塩化カルシウム 2.0 製法:(8)〜(10)の油相成分を混合,均一化した後、
(1)〜(7)の粉体成分を添加してホモミキサーで均一に
分散する。混合し、均一に溶解した(11)〜(14)の水相成
分を添加して乳化する。
【0027】 [実施例5] 油中水乳化型日焼け止めクリーム (1)パラメトキシ桂皮酸オクチル 5.0(重量%) (2)オキシベンゾン 3.0 (3)4-tert-ブチル-4'-メトキシベンゾイルメタン 1.0 (4)オクタメチルシクロテトラシロキサン 20.0 (5)デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0 (6)ジイソステアリン酸グリセリン 3.0 (7)ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト 1.5 (8)パラオキシ安息香酸ブチル 0.5 (9)ジメチルポリシロキサン処理微粒子酸化チタン 5.0 (10)ジメチルポリシロキサン処理 球状無水ケイ酸(平均粒子径5μm) 1.5 (11)精製水 34.5 (12)1,3-ブチレングリコール 5.0 製法:(1)〜(8)の油相成分を混合,均一化した後、
(9)及び(10)の粉体成分を添加してホモミキサーで均一
に分散する。混合,均一化した(11)及び(12)の水相成分
を添加して乳化する。
【0028】 [実施例6] (1)デカメチルシクロペンタシロキサン 36.0(重量%) (2)ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.3 (3)スクワラン 5.0 (4)ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0 (5)d-δ-トコフェロール 0.05 (6)メチルポリシロキサン処理酸化チタン 10.0 (7)メチルポリシロキサン処理酸化亜鉛 5.0 (8)メチルポリシロキサン処理 無水ケイ酸(平均粒子系20μm) 10.0 (9)パラオキシ安息香酸メチル 0.3 (10)1,3-ブチレングリコール 5.0 (11)グリチルリチン酸ジカリウム 0.2 (12)ヒアルロン酸ナトリウム 0.01 (13)精製水 25.14 製法:(1)〜(5)の油相成分を混合,均一化した後、
(6)〜(8)の粉体成分を添加してホモミキサーで均一に
分散する。混合,均一化した(9)〜(13)の水相成分を添
加して乳化する。
【0029】実施例4〜実施例6の耐水性及び洗浄性を
評価した。結果は、表2に示したとおり、耐水性,洗浄
性を兼ね備えた優れた使用感を有していた。
【0030】
【表2】
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明により、耐
水性が優れているにも関わらず、通常の洗浄料で容易に
除去することのできる、油中水型乳化化粧料を得ること
ができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA082 AB051 AB052 AB171 AB172 AB212 AB232 AB242 AB342 AB432 AB442 AC022 AC122 AC212 AC342 AC392 AC472 AC482 AC912 AD152 AD162 AD172 AD332 AD532 AD662 BB13 BB14 BB25 CC01 CC05 CC12 CC19 DD23 DD33 EE01 EE07 EE17

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状の不揮発性油分1.0〜20.0重
    量%と、平均粒子径1〜50μmの疎水化処理球状無水
    ケイ酸0.1〜30.0重量%と、揮発性油分1.0〜
    50重量%及び水分を含有することを特徴とする、油中
    水型乳化化粧料。
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