JP2002219929A - ヒータユニット - Google Patents

ヒータユニット

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JP2002219929A
JP2002219929A JP2001013917A JP2001013917A JP2002219929A JP 2002219929 A JP2002219929 A JP 2002219929A JP 2001013917 A JP2001013917 A JP 2001013917A JP 2001013917 A JP2001013917 A JP 2001013917A JP 2002219929 A JP2002219929 A JP 2002219929A
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heater
heating device
heating
heat exchanger
opening
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JP2001013917A
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Hideki Nagano
秀樹 長野
Daisuke Araki
大助 荒木
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Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00514Details of air conditioning housings
    • B60H1/00521Mounting or fastening of components in housings, e.g. heat exchangers, fans, electronic regulators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
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    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/22Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices the heat being derived otherwise than from the propulsion plant
    • B60H2001/2268Constructional features
    • B60H2001/2287Integration into a vehicle HVAC system or vehicle dashboard

Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準地向けの加熱装置と寒冷地向けの加熱装
置との双方を設置可能としてヒータケースを共通化す
る。 【解決手段】 ヒータケース2の嵌合部23について寒
冷地向けの加熱装置5を設置するために適した寸法に採
り、寒冷地向けの加熱装置5を嵌合部23に設置可能と
する一方で、標準地向けの加熱装置5も、1つの加熱用
熱交換器25を嵌合部23の形状に合わせて形成された
枠体26に嵌め込むことにより、嵌合部23に設置する
ことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、標準地向け及び
寒冷地向けの双方に併用可能なヒータケースを備えたヒ
ータユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】ヒートポンプ式の車両用空調装置は、こ
のヒートポンプ式の冷凍サイクルを暖房サイクルで運転
する場合に、コンデンサをヒータとして用いることから
その放熱性能が低いので、寒冷地向けとしても併用でき
るようにするためには、コンデンサとは別個に電気ヒー
タを併用することで、空調装置の放熱性能を高める等の
工夫をする必要があった。
【0003】これに対し、前記ヒートポンプ式以外の一
般的な車両用空調装置は、ヒータコアにエンジンの冷却
水を循環させることにより、エンジンから発する比較的
温度の高い熱を利用することができたので、上記ヒート
ポンプ式とは異なり、寒冷地向けとしてそのまま用いて
も、ヒータコアの放熱性能で十分対応可能であった。
【0004】ところが、近年において、エンジンに直噴
式のものを採用するようになってきており、この直噴式
のエンジンは従来のエンジンに比し燃費効率が向上して
いるので、エンジンからヒータコアに循環される冷却水
の温度が従来に対し相対的に低くなり、寒冷地向けにも
併用するにはヒートポンプ式のものと同様にヒータコア
の放熱性能が不十分であるという弊害が生ずるようにな
ってきた。
【0005】一方で、ヒータユニットに対しても、コス
トダウンの要請から部品点数の削減が求められており、
温暖な標準地向けのヒータユニットに用いるヒータケー
スと寒冷地向けのヒータユニットに用いるヒータケース
とを共通化することができれば、このコストダウンの要
請に応えることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなヒータケー
スの標準地向けと寒冷地向けとの共通化を図りつつ先述
の弊害を是正するものとしては、ヒータケースに収納さ
れるヒータコアの設置用スペースは確定されている関係
上、寒冷地においては標準地向けのヒータコアに併せて
補助用のヒータコアを用い、この補助用のヒータコアを
標準地向けのヒータコアに対し通風方向下流側に並設す
ると共に、ヒータコアの双方にエンジン冷却水を循環さ
せるために両ヒータコアを直列的に配管結合することが
考えられる。
【0007】しかしながら、標準地向けのヒータコアと
補助用のヒータコアとを通風方向前後に直列的に配置し
た場合には、両ヒータコアを通過する空気の流路抵抗が
大きくなり、更には、電気ヒータをこれらのヒータコア
の下流側に配置する場合もあるので、吹出空気の風量が
より一層低下するという不具合を生ずるおそれがある。
【0008】しかも、設置スペースや配管の引き回しと
の関係上、両ヒータコアを直列的に配管結合するため、
エンジン冷却水の下流側となる補助用ヒータコアは、標
準地向けヒータコアで空気と一旦熱交換されたエンジン
冷却水を用いることから、下流側の熱交換器に用いるエ
ンジン冷却水は相対的に低温化するので、複数のヒータ
コアを用いても空調装置全体としての放熱性能が1つの
ヒータコアを設置する場合に比し左程向上しないという
不都合が生ずる。
【0009】一方で、標準地向けのヒータコアの設置用
スペースで寒冷地向けのヒータコアを設置することによ
ってもヒータケースを共通化することができるが、この
場合には寒冷地に使用するに十分な放熱性能を得るため
に、フィンピッチを小さくしたヒータコアを用いること
となるので、2つのヒータコアを通風方向に前後に並設
する場合と同様に通気抵抗の増大に伴う風量の減少が低
下するという不具合が生ずる。
【0010】そこで、この発明は、標準地向けの加熱装
置と寒冷地向けの加熱装置との双方を設置可能としてヒ
ータケースを共通化し、しかも寒冷地向けの加熱装置を
設置するときには通気抵抗による風量の減少を抑制し、
寒冷地でも十分優れた加熱性能を得ることが可能なヒー
タユニットを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明に記
載のヒータユニットは、内燃機関を冷却するための冷却
用液を循環させて通過空気を加熱する加熱装置と、この
加熱装置を着脱可能に嵌合するための嵌合部を内部に備
えたヒータケースとを有するヒータユニットにおいて、
前記ヒータケースは、前記嵌合部が寒冷地向けの加熱装
置を設置するために適した寸法に採られており、標準地
向けに用いる場合には、前記嵌合部の形状に合わせて形
成された枠体に1つの加熱用熱交換器を嵌め込むことに
よって、前記嵌合部に設置可能な加熱装置を構成するこ
とを特徴とするものである(請求項1)。
【0012】これにより、ヒータケースの嵌合部につい
て寒冷地向けの加熱装置を設置するために適した寸法に
採られている関係上、当然に寒冷地向けの加熱装置を嵌
合部に設置することができる一方で、標準地向けの加熱
装置も、枠体に嵌め込んで嵌合部の形状に合わせること
により当該嵌合部に設置することができるので、ヒータ
ケースは、標準地向けと寒冷地向けとの双方で共用する
ことが可能である。
【0013】そして、このヒータユニットは、寒冷地向
けに用いる場合には、複数の加熱用熱交換器を通風方向
と交差する方向に沿って並列に配置することにより前記
嵌合部に設置可能な加熱装置を構成するものとなってい
る(請求項2)。
【0014】これにより、複数の加熱用熱交換器を用い
る場合に、一方の加熱用熱交換器の通風方向の後方に他
方の加熱用熱交換器が位置せず、嵌合部も寒冷地用の加
熱性能を得るために適した寸法で設けられているため、
加熱性能を向上するために加熱用熱交換器のフィンピッ
チを小さくする必要がない。
【0015】また、このヒータユニットは、前記冷却用
液が前記複数の加熱用熱交換器について異なる経路で流
れるように、加熱用熱交換器同士を並列に配管結合する
ものとなっている(請求項3)。
【0016】これにより、内燃機関を冷却した冷却用液
は、複数の加熱用熱交換器についてそれぞれに分岐して
供給され、各加熱用熱交換器で空気と熱交換された後、
合流して内燃機関を冷却するために戻るという循環を行
う。
【0017】また、このヒータユニットは、車両内に搭
載され、この車両内を車室外空間と車室内空間とに仕切
る仕切り壁に設けられた開口部に、前記ヒータケースの
一部が装着され、このヒータケースの前記開口部への装
着部位に、車室外空間を車外に対し開閉するための開閉
蓋と対峙し、前記加熱装置を前記ヒータケースに着脱す
るための着脱口部が形成されている(請求項4)。
【0018】これにより、開閉蓋を開放してその開放口
から車室外空間を見た場合には、ヒータユニットをヒー
ターケース内外に着脱するための着脱口部がこの開放口
に対峙して開口している。
【0019】また、このヒータユニットは、前記ヒータ
ケースに電気ヒータを着脱可能に嵌合する嵌合部を更に
設け、この嵌合部に電気ヒータを嵌合することで前記電
気ヒータを前記加熱装置に対し通風方向下流側に配する
と共に、この電気ヒータの通風方向に対して交差する端
面の面積を、前記複数の加熱用熱交換器の通風方向に対
して交差する端面の総面積とほぼ等しくしたものとなっ
ている(請求項5)。
【0020】これにより、加熱装置の通風方向の下流側
に電気ヒータを配置することで、加熱装置で加熱された
空気が電気ヒータによっても加熱されるので、加熱装置
のみでは所望の吹出温度を得られない場合でも、寒冷地
向けのヒータユニットとして十分に対応することが可能
となる。しかも、この電気ヒータを加熱装置に対し通風
方向の下流側に配置しても、上述のように加熱装置にお
いて通気抵抗の増大防止を図る工夫がなされているの
で、それほど通気抵抗の増大による風量減少を招くこと
がない。
【0021】また、このヒータユニットは、前記ヒータ
ケースの前記加熱装置の着脱口部と同じ側に、前記電気
ヒータを着脱するための着脱口部が形成されている(請
求項6)。
【0022】これにより、開閉蓋を開放して、その開放
口から車室外空間を見た場合には、電気ヒータをヒータ
ケース内外に着脱するための着脱口部も、この開放口に
対峙して開口している。
【0023】また、このヒータユニットは、前記ヒータ
ケースの前記車室内空間に臨む部位に貫通孔を形成し、
前記電気ヒータの前記貫通孔と対峙する部位に電源コネ
クタと装着するコネクタ装着部を設け、前記電源コネク
タを前記ヒータケースの外部から前記貫通孔を介して前
記コネタク装着部に装着可能としている(請求項7)。
【0024】これにより、電気ヒータを車室外空間側か
らヒータケース内に装着する場合でも、ヒータケースの
貫通孔が形成された部位は車室内空間に位置するので、
貫通孔から臨むコネクタ装着部も、車室外空間に対し気
密、水密性良く遮蔽された車室内空間に臨むこととな
る。そして、このコネクタ装着部と電源部とを接続する
ための電源コネクタに取り付けられたコードも、車室内
空間のみで引き回すこととなる。
【0025】更に、このヒータユニットは、前記標準地
向けの加熱装置を構成する加熱用熱交換器と、前記寒冷
地向けの加熱装置を構成する各加熱用熱交換器とは共通
のものとなっている(請求項8)。
【0026】これにより、標準地向けの加熱装置と寒冷
地向けの加熱装置とで、通風方向に対して交差する端面
の面積を異ならせた加熱用熱交換器を用意する必要がな
くなる。
【0027】更にまた、このヒータユニットは、前記加
熱用熱交換器が、標準地向けの加熱装置としてヒータケ
ース内に設置される場合には、配管との接続部がこの加
熱用熱交換器の着脱方向に沿った面に形成され、寒冷地
向けの加熱装置としてヒータケース内に設置される場合
には、配管との接続部が前記着脱口部に沿った面に形成
されると共に、前記配管は、前記接続部が設けられた面
に関わらず、車室外空間の同じ位置まで引き出されるも
のとなっている(請求項9)。
【0028】これにより、加熱用熱交換器と接続する配
管も、少なくとも車室外空間に引き出された部位から
は、標準地向けのヒータユニットと寒冷地向けのヒータ
ユニットとで共通化することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。
【0030】図1から図6において、この発明に係るヒ
ータユニット1の実施形態の一例が示されている。この
ヒータユニット1は、図示しないブロワユニット及びク
ーリングユニットの下流側に配されて車両用空調装置を
構成する。
【0031】このヒータユニット1の外郭を成すヒータ
ケース2は、図2、図4及び図6に示すように、第1の
ケース2Aと第2のケース2Bとを組み合わせて構成さ
れている。また、このヒータケース2は、側面に開口し
て図示しないクーリングユニットと連通する吸入口部3
と、ケース上面側に並んで開口したベント吹出口部6、
デフ吹出口部7と、前記吸入口部3よりも側面下方で開
口したフット吹出口部8とが形成されている。更に、ヒ
ータケース2は、車両の進行方向の前面側に下記する加
熱装置5を着脱するための着脱口部21を有している。
この着脱口部21には、加熱装置5の一端を保持するこ
とができるように、ヒータケース2の外側に突出した保
持部22が形成されている。
【0032】そして、ヒータケース2の内部空間は、当
該ヒータケース2と一体に内方に向かって延びる仕切り
壁9A、9B、9Cにより仕切られ、吸入口部3と各吹
出口部6、7、8との間に空気流路10が画成されてい
る。仕切り壁9Aは、吸入口部5からベント吹出口部6
及びデフ吹出口部7に空気が短絡しないようにするため
のもの、仕切り壁9Bは、加熱装置5で加熱された空気
を上方に案内するガイド路並びに加熱装置5の他端を保
持する嵌合部23を形成するためのもの、仕切り壁9C
は、フット吹出口部8へ空気を案内するガイド路を形成
するためのものである。
【0033】そして、空気通路10には、上流側から下
流側にかけて、エアミックスドア4、加熱装置5、及び
吹出口切換ドア11、12が配されている。このうち、
エアミックスドア4は、加熱装置5の上流側となる直上
部位に配されているもので、その両面にウレタン製のシ
ール部材が配されたドア本体4Aと、このドア本体4A
の一端に設けらた略円柱状の回転軸4Bとで構成され、
この回転軸4Bは、ヒータケース2に軸支されている。
【0034】このような構成により、エアミックスドア
4は、クーリングユニットから吸入口部3を介して流入
してきた空気について、その開度を想像線に示す範囲で
可変することにより、加熱装置5を通過する空気量と加
熱装置5をバイパスする空気量とを調整して、吹出口部
6、7、8から吹き出す空気の温度を所望の温度に調整
する。
【0035】また、加熱装置5は、車両用エンジン(内
燃機関)を冷却して温められたエンジン冷却水(冷却用
液)が熱交換媒体として用いられている。この加熱装置
5は、その一端が保持部22で保持されると共に、他端
が嵌合部23で保持されて、ヒータケース2内に設置さ
れる。尚、保持部22と加熱装置5との隙間は、特に図
3に示すように、ウレタン等のシール部材24で気密性
及び水密性良くシールされている。これにより、加熱装
置5は、ヒータユニット1を車両に配置した際に、空気
の流入側が上方を向き、空気の流出側が下方を向くと共
に、後述する配管14、15を取り付ける側が車両の進
行方向前側を向くように、略水平に横倒しの状態でヒー
タケース2内に位置する。
【0036】一端が加熱装置5に接続部を介して取り付
けられる配管14、15は、エンジンの外周に配された
図示しないエンジン冷却部と加熱装置5とを配管結合し
て、両者間で前記エンジン冷却水を循環させるためのも
ので、下記する車室外空間30B内に引き出されてい
る。
【0037】そして、加熱装置5の下流側であって、フ
ット吹出口部8側と、ベント吹出口部6及びデフ吹出口
部7側との岐路となる部位において、吹出口切換ドア1
1が配置されている。この吹出口切換ドア11も、その
両面にウレタン製のシール部材が配されたドア本体11
Aと、このドア本体11Aの一端に設けらた略円柱状の
回転軸11Bとで構成され、この回転軸11Bは、ヒー
タケース2に軸支されている。
【0038】更には、ベント吹出口部6とデフ吹出口部
7との境界部位において、吹出口切換ドア12が配置さ
れている。この吹出口切換ドア12も、これまでのドア
4、11と同様に、その両面にウレタン製のシール部材
が配されたドア本体12Aと、このドア本体12Aの一
端に設けらた略円柱状の回転軸12Bとで構成され、こ
の回転軸12Bは、ヒータケース2に軸支されている。
【0039】このような構成により、加熱装置5で加熱
されたフルホットの空気、加熱装置5をバイパスしたフ
ルクールの空気、或いは両者をミックスした空気につい
て、吹出口切換ドア11及び12の開度を想像線に示す
範囲で可変することにより、ベント吹出口部6、デフ吹
出口部7、及びフット吹出口8から吹き出す風量を調整
して、適宜吹出モードの切り換えを行う。
【0040】ところで、加熱装置5をヒータケース2内
に設置するための保持部22及び嵌合部23の寸法は、
寒冷地向けの加熱装置5を設置するのに適するように採
られている。
【0041】このため、標準地向けの加熱装置5とし
て、保持部22と嵌合部23とに保持する場合には、図
2に示されるように、例えばチューブを複数段積層して
なるコア部25Aとタンク25Bから成る標準地仕様の
加熱用熱交換器25を1つ用意すると共に、外形が嵌合
部23の形状に合わせて形成された枠体26でこの加熱
用熱交換器25を囲むことで、嵌合部23と同じ形状と
して、着脱口部21からヒータケース2内に挿入する。
【0042】加熱用熱交換器25は、この加熱用熱交換
器25の着脱方向に沿った面の一方に配管14、15が
取り付けられていると共に、この配管14、15は加熱
用熱交換器25の着脱方向に沿って引き出され、車室外
空間30Bにまで達した後、加熱用熱交換器25の面に
沿って略直角方向に屈曲している。そして、枠体26
は、加熱用熱交換器25の通風方向と交差する端面の面
積と略同じ大きさの開口部27を有する。更に、枠体2
6は、加熱用熱交換器25の着脱方向に沿って引き出さ
れる部位を収納する収納部28と、前記配管14、15
を枠体26外に引き出すための切り欠き29とが形成さ
れている。これにより、加熱用熱交換器25を枠材26
に嵌め込んだ場合には、寒冷地向けの加熱装置5に対応
した寸法の嵌合部23であっても隙間なく嵌合部23に
嵌合させることができる。また、配管14,15が加熱
装置5を着脱する際の妨げとはならない。
【0043】これに対し、寒冷地向けの加熱装置5とし
て、保持部22と嵌合部23とに保持する場合には、保
持部22及び嵌合部23の寸法に合った1つの加熱用熱
交換器、すなわち、先の加熱用熱交換器25に比し少な
くとも通風方向に対し交差する端面の面積が大きな1つ
の加熱用熱交換器を用いても良いが、この実施形態で
は、2つの加熱用熱交換器25,25が用いられてい
る。
【0044】この加熱用器25は、先の標準地向けで用
いた加熱用熱交換器25と共通のものが用いられる。こ
のため、それぞれの加熱用熱交換器25の通風方向に対
し交差する端面の面積は、加熱用熱交換器25のものと
同じであり、双方の加熱用熱交換器25,25の通風方
向に対し交差する端面の総面積は、当然ながら1つの加
熱用熱交換器25のものより大きくなっている。
【0045】そして、加熱用熱交換器25、25は、先
の1つの加熱用熱交換器25と同様に配管14、15を
介して熱交換媒体たるエンジン冷却水について、エンジ
ン冷却部との間で循環するようになっている。このう
ち、配管14は、エンジン冷却部から加熱用熱交換器2
5にエンジン冷却水を流入させるためのものであるが、
加熱用熱交換器25,25に別個にエンジン冷却水が流
入されるように、途中で加熱用熱交換器の数(この実施
形態では2つ)に合わせて分岐している。また、配管1
5は、加熱用熱交換器25からエンジン冷却部にエンジ
ン冷却水を還流させるためのものであるが、それぞれの
加熱用熱交換器25,25で空気と熱交換されたエンジ
ン冷却水が合流するように途中から一つに統合されてい
る。
【0046】このように、加熱用熱交換器25と加熱用
熱交換器25とで並列的に配管結合したことにより、一
方の加熱用熱交換器25で空気と熱交換されたエンジン
冷却水が他方の加熱用熱交換器25で再度に熱交換に用
いられるのを回避するので、他方の加熱用熱交換器25
の熱交換性能が一方の加熱用熱交換器25よりも低減し
てしまうことがなく、1つの加熱用熱交換器25よりも
約2倍の加熱能力を得ることが可能である。
【0047】そして、加熱用熱交換器25と加熱用熱交
換器25とは、図4に示されるように、着脱口部21か
らヒータケース2内に装着するにあたって、配管14、
15と接続する接続部が着脱口部21に沿った面に形成
されるように、通風方向に対し交差する方向に並列され
た状態で装着される。これにより、加熱用熱交換器25
を通風方向前後に配置することで、通風方向の上流側の
加熱用熱交換器25と通風方向下流側の加熱用熱交換器
25との双方を必ず通過するために通気抵抗が大きくな
っていたのを低減することができる。そして、配管1
4、15は、配管14、15と接続する接続部が着脱口
部21に沿った面に形成されているので、車室外空間3
0Bに初めから引き出されている一方で、加熱用熱交換
器25の面に沿って略直角方向に屈曲している。このた
め、標準地向けの加熱装置5とで車室外空間30Bにお
いては共通の配管を用いることが可能である。また、加
熱用熱交換器25の着脱の際に配管14,15が妨げと
なることがない。
【0048】このような構成からなるヒータユニット1
は、トラック等の大型車両の空調装置として用いられる
もので、図1及び図5に示されるように、仕切り壁30
により車室内空間30Aと車室外空間30Bとに仕切ら
れたうちの車室内空間30A内に配置されている。
【0049】そして、仕切り壁30には、上縁が着脱口
部21よりも上方にあり下縁が後述する着脱口部35よ
りも下方にある大きな径の開口部31が形成されてお
り、保持部22はその開口部31からその一部を車室外
空間30B内に突出させている。保持部22は、仕切り
壁30の面に沿って外周側に延びるフランジ22Aを有
し、仕切り壁30とフランジ22Aとの間にシール部材
32が配されている。また、この保持部22は、着脱口
部35の周縁からこの着脱口部35の軸方向に延びた後
に仕切り壁30の面に沿って外側に延びる突起部33を
有し、仕切り壁30と突起部33との間にシール部材3
2が配されている。これにより、仕切り壁30とヒータ
ユニット1のヒータケース2外面とは、水密性及び気密
性良くシールされている。
【0050】そして、この車外空間30Bを車外に対し
開閉するためのフロントリッド(開閉蓋)34が、ヒー
タユニット1に対し車両の進行方向の前側に設けられて
おり、このフロントリッド34は、例えば上方に持ち上
げて車外空間30Bを開放した場合に、保持部22の開
口正面側が車外から望むように位置している。これによ
り、フロントリッド34を開放して保持部22の開口か
ら加熱装置5を着脱することができるので、加熱装置5
のメンテナンス、交換作業を簡易に行うことが可能とな
る。
【0051】また、この実施形態では、ヒータケース2
には、加熱装置5の着脱口部21の下方に開口した着脱
口部35が形成されていると共に、仕切り壁9Bのうち
嵌合部23の下方であって着脱口部35の軸線上となる
部位に嵌合部36が形成されている。これにより、電気
ヒータ37を着脱口部35からヒータケース2内に挿入
して嵌合部36に嵌合した場合には、電気ヒータ37が
加熱装置5の下流側に配置される。この電気ヒータ37
は、ヒータユニット1の必須の構成品ではなく、図4か
ら図6に示されるように専ら寒冷地向けとする場合に用
いられる。そして、標準地向けとする場合には、前記着
脱口部35は、図1に示されるように閉塞部材38で閉
塞される。但し、標準地向けとする場合でも、電気ヒー
タ37を設置して良いことは勿論である。
【0052】このように、電気ヒータ37を加熱装置5
の下流側に配置可能としたことで、加熱装置5の有する
加熱能力のみでは適切な吹出空気温度を得られない場合
でも、再度この電気ヒータ37で空気を加熱することが
できるので、適切な吹出空気温度を得ることができる。
その一方で、加熱装置5において通気抵抗を減少する構
成が採られているので、加熱装置5の下流側に電気ヒー
タ37を配置しても、通気抵抗がそれほど大きくなるこ
とがない。また、着脱口部35は、保持部22と同じ側
に開口しているので、フロントリッド34を開放してこ
の着脱口部35から電気ヒータ37を着脱することがで
きるので、電気ヒータ37のメンテナンス、修理、交換
作業を簡易に行うことが可能となる。
【0053】そして、ヒータケース2の車室内空間30
Aに臨む部位には貫通孔39が形成されていると共に、
電気ヒータ37の貫通孔39と対峙する部位に電源コネ
クタ41と装着するコネクタ装着部40が設けられてい
る。このような構成としたことにより、電源コネクタ4
1をヒータケース2の外部から貫通孔39を介してコネ
タク装着部40に装着することができるため、電気ヒー
タ37がヒータケース2内に装着された後において、電
源コネクタ41を着脱口部35からコネクタ装着部40
に装着する必要がないので、電源コネクタ41の装着作
業を簡便化することが可能である。また、コネクタ装着
部40が車室外空間30Bに臨むように配置されたり、
電源コネクタ41から延びるコード42が車外空間30
Bに位置することもないので、コネクタ装着部40及び
コード42について防水加工する必要がなくなり、コス
トの削減を図ることができる。尚、貫通孔39は、電気
ヒータ37を使用しない場合には、図示しない閉塞部材
で気密性良く閉塞される。
【0054】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、嵌合部の形状も寒冷地用に適した寸法とし、寒
冷地向けの加熱装置を嵌合部にそのままで設置可能とし
た一方で、標準地向けの加熱装置も嵌合部の形状に合わ
せて形成された枠体に嵌め込むことでこの嵌合部に設置
することが可能であるため、ヒータケースを標準地向け
と寒冷地向けとの双方で共用することができるので、ヒ
ータユニットの製造コストを低減することができる。
【0055】また、請求項2に記載の発明によれば、複
数の加熱用熱交換器を用いる場合に、一方の加熱用熱交
換器の後方に他方の加熱用熱交換器が位置せず、且つ、
嵌合部の形状も寒冷地用に適した寸法で設けられている
ため、フィンピッチを小さくする必要がないので、通風
抵抗の増大による風量の減退を抑制しつつ、寒冷地でも
十分な加熱性能を確保することができる。また、1つの
加熱用熱交換器を用いることで生ずる冷却用液の加熱用
熱交換器内における偏流を、複数の加熱用熱交換器に分
けるすることによって抑制することもできる。
【0056】また、請求項3に記載の発明によれば、一
方の加熱用熱交換器と他方の加熱用熱交換器とは、別経
路で流動する冷却用水を利用して熱交換するため、各々
略同じ冷却水の温度で空気と熱交換することができるの
で、複数の加熱用熱交換器を用いることで、1つの加熱
用熱交換器しか用いない場合に比し、確実に加熱性能の
向上を図ることができる。
【0057】また、請求項4に記載の発明によれば、ヒ
ーターケースの加熱装置の着脱口部は、開閉蓋を開放し
てその開放口から車室外空間を見た際に、この開放口に
対峙して開口した位置にあるので、メンテナンス等のた
めにこの開放口及び着脱口部を介してヒータユニットの
着脱を車室外から簡易に行うことができる。
【0058】また、請求項5に記載の発明によれば、加
熱装置のみでは加熱性能が不十分な場合でも、この電気
ヒータを併用することにより、寒冷地向けのヒータユニ
ットとして十分に対応することが可能となる。しかも、
この電気ヒータを加熱装置の下流側に配置しても、上述
のように加熱装置において通気抵抗の増大防止を図る工
夫がなされているので、それほど通気抵抗の増大による
風量減少を招くことがない。
【0059】また、請求項6に記載の発明によれば、ヒ
ーターケースの電気ヒータの着脱口部は、開閉蓋を開放
してその開放口から車室外空間を見た際に、この開放口
に対峙して開口した位置にあるので、メンテナンス等の
ためにこの開放口及び着脱口部を介して電気ヒータの着
脱を車室外から簡易に行うことができる。
【0060】また、請求項7に記載の発明によれば、電
気ヒータを車室外空間側からヒータケース内に装着する
場合でも、ヒータケースの貫通孔が形成された部位は車
室内空間に位置するため、貫通孔から臨むコネクタ装着
部も、車室外空間に対し気密、水密良く遮蔽された車室
内空間に位置し、且つこのコネクタ装着部と電気ヒータ
とを接続するための電源コネクタも、車室内空間のみで
コードを引き回すことができるので、コネクタ装着部及
びコードに対して防水処理をする必要がないことから、
ヒータユニットの製造コストをより一層削減することが
できる。
【0061】また、請求項8に記載の発明によれば、標
準地向けの加熱装置と寒冷地向けの加熱装置とで共通の
加熱用熱交換器を用意すれば良く、標準地向けと寒冷地
向けとで異なる加熱性能の加熱用熱交換器を製造する必
要がないので、ヒータユニットの製造コストをより一層
削減することができる。
【0062】そして、請求項9に記載の発明によれば、
加熱用熱交換器と接続する配管も、少なくとも車室外空
間に引き出された部位からは、標準地向けのヒータユニ
ットと寒冷地向けのヒータユニットとで共通化すること
ができるので、ヒータユニットの製造コストをより一層
削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、標準地向けのヒータユニットを車両に
搭載した状態を示す断面図である。
【図2】図2は、標準地向けの加熱装置を収納すること
で標準地向けのヒータユニットとする工程を示す説明図
である。
【図3】図3は、ヒータケースと仕切り壁とのシール構
造等について説明した図2の拡大図である。
【図4】図4は、寒冷地向けの加熱装置を収納すること
で寒冷地向けのヒータユニットとする工程を示す説明図
である。
【図5】図5は、寒冷地向けのヒータユニットを車両に
搭載した状態を示す断面図である。
【図6】図4は、ヒータユニットに電気ヒータを収納し
た状態で、ケース外から電源コネクタをコネクタ装着部
に接続する工程を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ヒータユニット 2 ヒータケース 5 加熱装置 10 空気流路 14 配管 15 配管 21 着脱口部 22 保持部 23 嵌合部 25 加熱用熱交換器 26 枠体 30 仕切り壁 30A 車室内空間 30B 車室外空間 31 開口部 34 開閉蓋(フロントリッド) 35 着脱口部 36 嵌合部 37 電気ヒータ 39 貫通孔 40 コネクタ装着部 41 電源コネクタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関を冷却するための冷却用液を循
    環させて通過空気を加熱する加熱装置と、この加熱装置
    を着脱可能に嵌合するための嵌合部を内部に備えたヒー
    タケースとを有するヒータユニットにおいて、 前記ヒータケースは、前記嵌合部が寒冷地向けの加熱装
    置を設置するために適した寸法に採られており、 標準地向けに用いる場合には、前記嵌合部の形状に合わ
    せて形成された枠体に1つの加熱用熱交換器を嵌め込む
    ことによって、前記嵌合部に設置可能な加熱装置を構成
    することを特徴とするヒータユニット。
  2. 【請求項2】 寒冷地向けに用いる場合には、複数の加
    熱用熱交換器を通風方向と交差する方向に沿って並列に
    配置することにより前記嵌合部に設置可能な加熱装置を
    構成することを特徴とする請求項1に記載のヒータユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 前記冷却用液が前記複数の加熱用熱交換
    器について異なる経路で流れるように、加熱用熱交換器
    同士を並列に配管結合することを特徴とする請求項2に
    記載のヒータユニット。
  4. 【請求項4】 車両内に搭載され、この車両内を車室外
    空間と車室内空間とに仕切る仕切り壁に設けられた開口
    部に、前記ヒータケースの一部が装着され、このヒータ
    ケースの前記開口部への装着部位に、車室外空間を車外
    に対し開閉するための開閉蓋と対峙し、前記加熱装置を
    前記ヒータケースに着脱するための着脱口部が形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のヒータユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 前記ヒータケースに電気ヒータを着脱可
    能に嵌合する嵌合部を更に設け、この嵌合部に電気ヒー
    タを嵌合することで前記電気ヒータを前記加熱装置に対
    し通風方向下流側に配すると共に、この電気ヒータの通
    風方向に対して交差する端面の面積を、前記複数の加熱
    用熱交換器の通風方向に対して交差する端面の総面積と
    ほぼ等しくしたことを特徴とする請求項2又は4に記載
    のヒータユニット。
  6. 【請求項6】 前記ヒータケースの前記加熱装置の着脱
    口部と同じ側に、前記電気ヒータを着脱するための着脱
    口部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載
    のヒータユニット。
  7. 【請求項7】 前記ヒータケースの前記車室内空間に臨
    む部位に貫通孔を形成し、前記電気ヒータの前記貫通孔
    と対峙する部位に電源コネクタと装着するコネクタ装着
    部を設け、前記電源コネクタを前記ヒータケースの外部
    から前記貫通孔を介して前記コネタク装着部に装着可能
    としたことを特徴とする請求項5又は6に記載のヒータ
    ユニット。
  8. 【請求項8】 前記標準地向けの加熱装置を構成する加
    熱用熱交換器と、前記寒冷地向けの加熱装置を構成する
    各加熱用熱交換器とは共通のものであることを特徴とす
    る請求項2に記載のヒータユニット。
  9. 【請求項9】 前記加熱用熱交換器は、標準地向けの加
    熱装置としてヒータケース内に設置される場合には、配
    管との接続部がこの加熱用熱交換器の着脱方向に沿った
    面に形成され、寒冷地向けの加熱装置としてヒータケー
    ス内に設置される場合には、配管との接続部が前記着脱
    口部に沿った面に形成されると共に、前記配管は、前記
    接続部が設けられた面に関わらず、車室外空間の同じ位
    置まで引き出されることを特徴とする請求項2又は3に
    記載のヒータユニット。
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