JP2002219889A - 収納部付きシート体 - Google Patents

収納部付きシート体

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JP2002219889A
JP2002219889A JP2001017978A JP2001017978A JP2002219889A JP 2002219889 A JP2002219889 A JP 2002219889A JP 2001017978 A JP2001017978 A JP 2001017978A JP 2001017978 A JP2001017978 A JP 2001017978A JP 2002219889 A JP2002219889 A JP 2002219889A
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sheet
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synthetic resin
resin layer
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JP2001017978A
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Hisataka Niwa
久卓 丹羽
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被収納物を外部から透視可能に収納して郵
送,輸送等する場合に使用される収納部付きシート体に
関し、試供品等の被収納物が外部から透視できるように
コンパクトに収納でき、且つ説明書等の情報も被収納物
とともに表示することができ、さらにブリスターパック
のごとき収納部を備えたシート体でありながら、そのシ
ート体への取り付け,取り外しが容易であり、しかも製
造が容易で大量生産にも適した収納部付きシート体を提
供することを課題とする。 【解決手段】 少なくとも2片のシート片1a,1b からな
るシート体本体1の一面側に、紫外線硬化性樹脂を硬化
させて形成されたUV樹脂層2が積層され、該UV樹脂
層2を介して両シート片1a,1b が剥離自在に接着され、
且つ外側から内部の被収納物5を透視可能な収納部6が
具備されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被収納物を外部か
ら透視可能に収納して郵送,輸送等する場合に使用され
る収納部付きシート体に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、新製品等の宣伝のために化粧品や食品等の試供品等
を郵送,輸送する場合には、包装用の袋等で収納されて
郵送,輸送等がされている。
【0003】しかし、上記のような試供品等は、一般に
小型で立体的なものが多く、従って袋で包装されると、
袋の一部のみが膨出する等、包装形態が不体裁であり、
しかも被包装物が小型であるにもかかわらず袋の全体が
不体裁な状態で嵩張るという問題点があった。
【0004】また、袋が紙製であると、内部が外側から
透視できないため、被収納物を効果的にディスプレイす
ることはできず、宣伝広告効果が低下する一方、袋が合
成樹脂製であると、被収納物とともに同封される書類等
の全体も透視されることになり、都合の悪い場合があ
る。
【0005】一方、商品の包装形態として、ブリスター
パックと称されるものがあり、これを利用すれば、小型
の被収納物に沿った形態での包装も可能となるが、この
ブリスターパックは一般にステープラー等で台紙等のシ
ートに取り付けられており、その取り付けが煩雑であ
る。
【0006】また、郵送,輸送先の住所,宛て名や、商
品に関する情報等の表示のスペースがないために、郵送
用,輸送用には適さない。
【0007】しかも、このようなブリスターパックは、
単に台紙に取り付けることで量産が可能であるが、郵送
用,輸送用に使用する場合には、本質的に大量生産に適
さないものとなる。
【0008】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、試供品等の被収納物が外部から
透視できるようにコンパクトに収納でき、且つ説明書等
の情報も被収納物とともに表示することができ、さらに
ブリスターパックのごとき収納部を備えたシート体であ
りながら、そのシート体への取り付け,取り外しが容易
であり、しかも製造が容易で大量生産にも適した収納部
付きシート体を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するもので、その課題を解決するための手段
は、少なくとも2片のシート片1a,1b からなるシート体
本体1の一面側に、紫外線硬化性樹脂を硬化させて形成
されたUV樹脂層2が積層され、該UV樹脂層2を介し
て両シート片1a,1b が剥離自在に接着され、且つ外側か
ら内部の被収納物5を透視可能な収納部6が具備されて
なることである。
【0010】UV樹脂層2の、シート体本体1との接着
面と反対側の面に、合成樹脂製フィルム11を剥離自在に
貼着することも可能である。
【0011】上記のような収納部6は、被収納物5を収
納しうるような所望形状に成形された合成樹脂製の収納
体4をシート体本体1に取り付けることによって形成す
ることが可能である。
【0012】収納体4は、たとえば両シート片1a,1b 間
が接着された状態で取り付けられ、該両シート片1a,1b
間が剥離された状態で取り外し可能となるように、シー
ト体本体1に取り付けられる。
【0013】また、少なくとも2片のシート片1a,1b の
うちの一方のシート片1aに窓部3を穿設し、該窓部3に
収納体4を挿入するとともに、該収納体4の周縁に突設
された鍔部7を2片のシート片1a,1b に挟持して収納体
4をシート体本体1に取り付けることも可能である。
【0014】さらに、収納部6は、被収納物5を被包す
る合成樹脂製フィルム11で構成することも可能である。
【0015】シート片1a,1b 間の剥離自在な接着、及び
合成樹脂製フィルム11とUV樹脂層2間の剥離自在な接
着は、加熱によってすることが可能である。また、合成
樹脂製フィルム11に硬化前のUV樹脂を塗着し、次い
で、シート片と貼り合わせた後に、合成樹脂製フィルム
11面側から紫外線を照射して硬化させることによって
も、合成樹脂製フィルム11とUV樹脂層2間を剥離自在
に接着することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に従って説明する。
【0017】(実施形態1)図1及び図2において、1
は、2枚の紙製のシート片1a,1b からなるシート体本体
1で、該シート体本体1の各シート片1a,1b の一面側に
は、紫外線硬化性樹脂からなるUV樹脂層2が積層され
ている。紫外線硬化性樹脂として、本実施形態ではポリ
ウレタンアクリレート樹脂が用いられている。
【0018】そして、UV樹脂層2が内側になるように
シート体本体1が2つ折りされ、UV樹脂層2の相対面
する面を介して両シート片1a,1b が加熱により剥離自在
に接着されている。
【0019】シート体本体1の一方のシート片1aには窓
部3が切り抜きによって形成されている。
【0020】4は、前記シート体本体1に疑似接着され
て取り付けられた収納体で、該収納体4は透明な合成樹
脂を被収納物5が収納されるような所望形状に成形する
ことによって、収納部6を有するように形成されてい
る。
【0021】また、収納体4の周縁には鍔部7が突設さ
れ、その鍔部7が前記窓部3の周縁部の両シート片1a,1
b 間に挟持された状態で疑似接着されている。これによ
って、収納体4は、窓部3から突出した状態でシート体
本体1に取り付けられている。
【0022】8は、前記シート片1a,1b の内面側に設け
られた情報表示部で、該情報表示部8は、前記収納体4
に収納される被収納物5の使用説明や、宣伝広告等が印
刷によって表示され、図3及び図4のように両シート片
1a,1b を剥離した場合には前記UV樹脂層2を介して透
視できるように設けられている。
【0023】次に上記のような構成からなる収納部付き
シート体9を製造する場合について説明する。
【0024】先ず、図5(イ)に示すように、前記のよ
うな情報表示部8が設けられた紙製のシート体本体1の
一面側に、紫外線硬化性樹脂を塗着し、紫外線を照射す
ることによって紫外線硬化性樹脂を硬化させてUV樹脂
層2を形成する。
【0025】次に、一方のシート本体1の一方のシート
片1a及びUV樹脂層2に同図(ロ)に示すような窓部3
を穿設する。
【0026】次に、同図(ハ)に示すような合成樹脂製
の収納体4の鍔部7をシート体本体1に取り付ける。
【0027】この収納体4は、被収納物5が収納される
収納部6を有し、周縁には鍔部7が突設され、同図
(ニ)のように該鍔部7をUV樹脂層2の上面で且つ窓
部3の周縁部に設置する。
【0028】次に、同図(ニ)の矢印方向に示すよう
に、UV樹脂層2が内面側となるように、シート体本体
1を2つ折して、UV樹脂層2の対面する面を加熱によ
り接着する。
【0029】これによって、UV樹脂層2を介してシー
ト片1a,1b 間が剥離可能に接着されると同時に、前記収
納部6内の被収納物5も密封される。
【0030】このように、本実施形態では、紫外線硬化
性樹脂を塗布し、紫外線を硬化するだけで、相互に剥離
可能なUV樹脂層2が形成されるので、生産性が著しく
良好となる。
【0031】また、シート体本体1を2つ折りすること
で、収納部付きシート体が自動的に製造されることとな
る。
【0032】そして、このような収納部付きシート体
は、シート体本体1の外面側に収納体4が突出し、また
収納体4が透明であるため、内部の被収納物5を外側か
ら透視することができ、被収納物5のディスプレイ効果
が高く、また送付時や流通時等に被収納物5が汚れたり
破損することがない。
【0033】次に、このようなシート体9を開封して収
納部6内の被収納物5を取り出す場合について説明する
と、先ずシート体本体1の一方のシート片1aを、他方の
シート片1bから剥離する。
【0034】この場合、両シート片1a,1b のUV樹脂層
2が剥離可能に熱接着されているため、図3及び図4に
示すように、両シート1a,1b 間を容易に剥離することが
できる。
【0035】このように両シート片1a,1b を剥離すると
同時に、前記収納体4の収納部6も図4に示すように開
口状態となり、収納部6内の被収納物5を容易に取り出
すことができる。
【0036】また、図3に示すように、両シート片1a,1
b の内面側に設けられた情報表示部8の文字等を、透明
なUV樹脂層2を介して透視することができる。
【0037】さらに、情報表示部8はシート体本体1の
両シート片1a,1b を剥離しなければ判読することができ
ないため、郵送、輸送等において、第三者に秘密にすべ
き情報等を隠蔽することもできる。
【0038】(実施形態2)本実施形態では、シート体
本体1の他方のシート片1bを一方のシート片1aから延長
して折曲片10を形成し、その折曲片10を、図6に示すよ
うに一方のシート片1a側に折り曲げて接着することによ
って封止している。
【0039】従って、両シート片1a,1b 間の不用意な開
封をより確実に防止することができるという利点があ
る。
【0040】その他の構成は、上記実施形態1と同じで
あるため、その説明は省略する。
【0041】(実施形態3)本実施形態では、UV樹脂
層2の内面側に、図7に示すようにさらに合成樹脂フィ
ルム11を設けており、UV樹脂層2と合成樹脂フィルム
11との2層に形成した点で、UV樹脂層2が1層のみ設
けられた上記実施形態1と相違する。
【0042】そして、本実施形態では、UV樹脂層2と
合成樹脂フィルム11との間が剥離することによって両シ
ート片1a,1b 間が剥離可能とされており、さらに合成樹
脂フィルム11の相対面する面も剥離可能とされている。
【0043】合成樹脂フィルム11としては、ヒートシー
ル可能なフィルムであれば使用することができ、たとえ
ばポリエチレン、未延伸ポリプロピレン、エチレン−ア
クリル酸共重合樹脂等を使用することができる。
【0044】また、一般に合成樹脂製フィルムには、対
面側との接着を確実にするためにコロナ放電処理が行わ
れるが、本実施形態の合成樹脂フィルム11は、その合成
樹脂フィルム11の折り曲げ状態における相対面する面の
間で剥離可能とし、或いは合成樹脂フィルム11と収納体
4の鍔部7との間で剥離可能とするために、コロナ放電
処理は行われていない。
【0045】本実施形態においても、上記実施形態1と
同様に、収納部6を有し且つ鍔部7が形成された収納体
4がシート体本体1に取り付けられている。
【0046】本実施形態では、鍔部7は、図7のように
折り曲げられて対面する合成樹脂フィルム11の間に挟持
されている。
【0047】本実施形態においては、両シート片1a,1b
間を剥離することによって、図8に示すように先ずUV
樹脂層2と合成樹脂フィルム11との間に層間剥離が生ず
る。
【0048】本実施形態においてもシート体本体1には
窓部3が形成されているので、その窓部3から図9に示
すように合成樹脂製フィルム11で封止された収納体4を
抜き出すことができる。
【0049】この場合、被収納物5が収納された収納部
6は、上記実施形態1とは異なり合成樹脂製フィルム11
で封止されているが、合成樹脂製フィルム11と収納体4
の鍔部7との間が剥離可能であるために、図10に示すよ
うに合成樹脂製フィルム11と収納体4の鍔部7との間が
剥離されることとなる。
【0050】このように合成樹脂製フィルム11と収納体
4の鍔部7との間が剥離されることによって、同図に示
すように被収納物5の取り出しが可能となる。
【0051】本実施形態の収納部付きシート体9を製造
する場合には、上記実施形態1と同様に先ず紫外線硬化
性樹脂に紫外線を照射してUV樹脂層2を形成する。
【0052】次に、そのUV樹脂層2に合成樹脂製フィ
ルム11を剥離可能に貼着し、さらに窓部3を形成する。
或いは、別の製造方法として、合成樹脂製フィルム11面
に硬化前のUV樹脂を塗着し、シート体本体1と貼り合
わせ、次いで、合成樹脂製フィルム11側から紫外線照射
して剥離可能に貼着させた後、窓部3を形成させること
も可能である。
【0053】この窓部3の位置に、上記実施形態1と同
様に被収納物5を収納部6内に収納した状態で収納体4
を取り付ける。
【0054】その後、両シート片1a,1b を折り畳むとと
もに、折り畳まれた両シート片1a,1b の内面側の合成樹
脂フィルム11の対面する面を加熱接着することによっ
て、収納部付きシート体9が製造されることとなる。
【0055】(実施形態4)本実施形態では、上記実施
形態3のような形態の収納部付きシート体9において、
上記実施形態2のようにシート体本体1の他方のシート
片1bを一方のシート片1aから延長して折曲片10を形成
し、その折曲片10を、図11に示すように一方のシート片
1a側に折り曲げて接着することによって封止している。
【0056】本実施形態においても、このような折曲片
10により、両シート片1a,1b 間の不用意な開封をより確
実に防止することができる。
【0057】その他の構成は、上記実施形態3と同じで
あるため、その説明は省略する。
【0058】(実施形態5)本実施形態では、上記各実
施形態のように予め所望形状に成形された収納体4を用
いず、合成樹脂製フィルム11が収納体を兼用した構成と
されている。
【0059】より具体的には、図12に示すように、UV
樹脂層2の内面側に合成樹脂フィルム11が設けられ、さ
らに相対面する合成樹脂フィルム11,11 間に、被収納物
5が収納されている。
【0060】本実施形態においては、両シート片1a,1b
間を剥離することによって、図13に示すように先ずUV
樹脂層2と合成樹脂フィルム11との間に層間剥離が生
じ、それによって同図のように被収納物5を収納してい
る合成樹脂フィルム11がシート体本体1から取り外され
ることとなる。
【0061】さらに、合成樹脂製フィルム11の一部を破
断することによって、図14に示すように合成樹脂製フィ
ルム11が開封され、それによって被収納物5が取り出し
可能となる。この場合、予め切込部等を形成しておくこ
とによって、容易に破断することができる。
【0062】本実施形態の収納部付きシート体9を製造
する場合には、上記実施形態3と同様にUV樹脂層2を
形成した後に、そのUV樹脂層2に合成樹脂製フィルム
11を貼着する。或いは、合成樹脂製フィルム11に硬化前
のUV樹脂を塗着し、シート体本体1と貼り合わせ、次
いで、合成樹脂製フィルム11側から紫外線を照射して剥
離可能に貼着させることも可能である。
【0063】合成樹脂製フィルム11の貼着後には、図15
に示すように、合成樹脂フィルム11上の所定位置に被収
納物5を載置し、その状態で両シート片1a,1b を折り畳
むとともに、折り畳まれた両シート片1a,1b の内面側の
合成樹脂フィルム11の対面する面を加熱接着する。
【0064】これによって、被収納物5は、自動的に合
成樹脂製フィルム11内に封入され、その封入された被収
納物5が窓部3から合成樹脂製フィルム11を透過して現
出されることとなる。
【0065】従って、本実施形態では、収納体4の窓部
3への取り付け等の製造工程が不要となり、全体の製造
が容易となる。
【0066】(その他の実施形態)尚、上記各実施形態
では、シート片1a,1b で構成されるシート体本体1を2
つ折り可能に形成したが、これに限らず、別体の2枚の
シート片1a,1b 同士を剥離可能に接着することでシート
体本体1を構成してもよい。
【0067】さらに、上記実施形態では、シート体本体
1が2片のシート片1a,1b で構成されていたが、3片以
上のシート片で構成することも可能である。
【0068】要は、少なくとも2片のシート片でシート
体本体1が構成されていればよい。
【0069】さらに、上記各実施例では、シート体本体
1の一面側に情報表示部8を設けたため、その情報表示
部8に被収納物5に関する情報を表示することができる
という効果が得られたが、このような情報表示部8を形
成することは本発明に必須の条件ではない。
【0070】従って、本発明の用途も、郵送用や輸送用
として使用される通信媒体としてのシートに限定され
ず、単なる商品のディスプレイ用として使用することも
可能であり、また、その他の用途に使用することも可能
である。
【0071】さらに、上記実施形態では、UV樹脂層2
を構成する紫外線硬化性樹脂として、ポリウレタンアク
リレート樹脂が用いられていたが、紫外線硬化性樹脂の
種類はこれに限定されるものではなく、ポリウレタンア
クリレート以外に、たとえばポリエステルアクリレー
ト、ポリエーテルアクリレート、エポキシアクリレート
等のアクリレートオリゴマーと必要によりエチレン性不
飽和モノマー、光開始剤、その他添加剤よりなるものを
使用することが可能である。
【0072】ただし、アクリレートオリゴマーとして
は、上記実施形態のようなポリウレタンアクリレートの
アクリレートオリゴマーが熱転写インキとの相性が良
く、印刷性、耐熱性、耐水性、耐溶剤性の点で特に好ま
しい。
【0073】ポリウレタンアクリレ−トオリゴマ−は、
(a) ポリイソシアネート、(b) ポリオール、及び(c) ヒ
ドロキシ含有アクリルモノマーとの反応により得られる
ものを使用することができる。
【0074】(a)ポリイソシアネ−ト ポリイソシアネ−トとしては、芳香族ポリイソシアネ−
ト、芳香脂肪族ポリイソシアネ−ト、脂環族ポリイソシ
アネ−ト、脂肪族ポリイソシアネ−ト等があり、ポリイ
ソシアネートのうちでもジイソシアネ−トが広く用いら
れる。
【0075】ジイソシアネートとしては、m−フェニレ
ンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネー
ト、4,4'−ジフェニルジイソシアネート、4,4'−
ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4−又は2,
6−トリレンジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネ
−トが例示され、また1,3−又は1,4−キシリレン
ジイソシアネート、もしくはその混合物、1,3−又は
1,4−ビス(1−イソシアネート−1−メチルエチ
ル)ベンゼンもしくはその混合物等の芳香脂肪族ジイソ
シアネ−トが例示され、また1,3−又は1,4−シク
ロヘキサンジイソシアネート、3−イソシアネートメチ
ル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネ
ート、4,4'−メチレンビス(シクロヘキシルイソシ
アネート)、1,4−ビス(イソシアネートメチル)シ
クロヘキサン等の脂環族ジイソシアネートが例示され、
さらにテトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネ−トが例示
される。
【0076】さらに、イソシアネート化合物の誘導体も
利用できる。このような誘導体としては、ダイマー、ト
リマー、ビュレット、アロファネート、カルボジイミ
ド、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート(ク
ルードMDI、c−MDI,ポリメリックMDI)、ク
ルードTDI,及びイソシアネート化合物と低分子量ポ
リオールとの付加体等が例示される。
【0077】ここで、MDIはジフェニルメタンジイソ
シアネート、TDIはトリレンジイソシアネートを意味
する。
【0078】これらポリイソシアネ−トのうち、ジイソ
シアネ−ト(例えば、トリレンジイソシアネ−ト、4,
4'−ジフェニルメタンジイソシアネ−ト、イソホロン
ジイソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト、
キシリレンジイソシアネ−ト等のジイソシアネ−ト)を
用いる場合が多い。
【0079】(b)ポリオ−ル ポリオ−ルとしては、ポリエ−テルポリオ−ル、ポリエ
ステルポリオ−ル、ポリカ−ボネ−トポリオ−ル等のポ
リオ−ルが挙げられる。
【0080】ポリエ−テルポリオ−ルとしては、例え
ば、アルキレンオキシド(例えば、エチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、テトラヒドロ
フラン等の炭素数が2〜5のアルキレンオキシド)の単
独重合体または共重合体が挙げられる。
【0081】これらのポリエ−テルポリオ−ルは単独で
または二種以上組み合わせて使用できる。ポリエ−テル
ポリオ−ルの平均分子量は、200〜10000程度で
ある。
【0082】ポリエステルポリオ−ルとしては、例え
ば、ジオ−ル成分(例えば、エチレングリコ−ル、プロ
ピレングリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、ジプロピレ
ングリコ−ル、1,4−ブタンジオ−ル、1,5−ペン
タンジオ−ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオ−
ル、1,6−ヘキサングリコ−ル、ネオペンチルグリコ
−ル等の炭素数が2〜40程度の脂肪族低分子ジオ−ル、
ビスフェノ−ルAのアルキレンオキシド付加体)と、ラ
クトン(例えば、ε−カプロラクトン、δ−バレロラク
トン、β−メチル−δ−バレロラクトンなど)との付加
反応物;上記ジオ−ル成分と、多価カルボン酸(コハク
酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ヘキサヒ
ドロフタル酸、テトラヒドロフタル酸、フタル酸、イソ
フタル酸、テレフタル酸など)との反応生成物;上記ジ
オ−ル成分と上記二塩基酸成分とラクトンとの三成分の
付加反応生成物などが挙げられる。
【0083】ポリカーボネ−トポリオ−ルとしては、例
えば、上記ポリエ−テルポリオ−ル、ポリエステルポリ
オ−ルやジオ−ル成分(ジプロピレングリコ−ル、1,
4−ブタンジオ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ル、3−
メチル−1,5−ペンタンジオ−ル、ネオペンチルグリ
コ−ル等)と短鎖ジアルキルカ−ボネ−ト(例えば、ジ
メチルカ−ボネ−ト、ジエチルカ−ボネ−ト等の炭素数
が1〜4程度のアルキルカ−ボネ−ト等)との反応によ
り得られるポリカ−ボネ−トジオ−ルが挙げられる。
【0084】さらに、前記ポリカ−ボネ−トポリオ−ル
に対して、アルキレンオキシド(エチレンオキシド、プ
ロピレンオキシド、ブチレンオキシド等)、ラクトン
(ε−カプロラクトン、β−メチル−δ−バレロラクト
ン等)が付加した反応生成物であるポリエステルジオ−
ルなども使用できる。
【0085】ポリカ−ボネ−トジオ−ルの市販品として
は、例えば、「デスモフェン2020E」(住友バイエ
ル(株)製)、「DN−980」、「DN−982」お
よび「DN−983](日本ポリウレタン(株)製)な
どが挙げられる。
【0086】また、必要により低分子量ポリオ−ルを使
用することができる。低分子量ポリオ−ルとしては、例
えば、エチレングリコ−ル、プロピレングリコ−ル、
1,3−または1,4−ブタンジオ−ル、ネオペンチル
グリコ−ル、1,6−ヘキサンジオ−ルなどを挙げるこ
とができる。
【0087】これらポリオ−ル以外にシリコンポリオ−
ル、フッ素ポリオ−ル、ポリオレフィンポリオ−ル等を
必要に応じて使用することができる。
【0088】これらポリオ−ルは、適宜選択して使用す
るが、特に、プロピレンオキシド、テトラヒドロフラン
などのアルキレンオキシドの単独または共重合体、ある
いはポリエステルポリオ−ルなどを単独又は組み合わせ
て使用するのが好ましい。
【0089】(c)ヒドロキシル基を有するアクリルモ
ノマー ヒドロキシル基を有するアクリルモノマーとしては、た
とえば、2-ヒドロキシエチルアクリレ−ト、2-ヒドロキ
シプロピルアクリレ−ト、2-ヒドロキシブチルアクリレ
−ト、ネオペンチルグリコ−ルモノアクリレ−ト、トリ
メチロ−ルプロパンジアクリレ−ト、ペンタエリスリト
−ルトリアクリレ−ト等が挙げられる。これらのヒドロ
キシル基含有アクリレ−トは単独で又は二種以上組み合
わせて使用できる。
【0090】好ましいヒドロキシル基含有アクリルモノ
マーとしては、2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト、2
−ヒドロキシプロピルアクリレ−ト等である。
【0091】ポリウレタンアクリレ−トオリゴマ−は前
記(a)、(b)、(c)成分を反応させることにより
得られるが、これら各成分の割合は、例えば、ポリイソ
シアネ−トのイソシアネ−ト基(NCO基)1モルに対
してポリオ−ル成分のヒドロキシル基(OH基)0.1
〜1.0モル、好ましくは0.2〜0.95モル程度、
ヒドロキシル基含有アクリルモノマー0.1〜0.9モ
ル、好ましくは0.1〜0.8モル程度である。
【0092】また、前記成分の反応方法は特に制限され
ず、各成分を一括混合して反応させてもよく、ポリイソ
シアネ−トと、ポリオ−ル成分およびヒドロキシル基含
有アクリルモノマーのうちいずれか一方の成分とを反応
させた後、他方の成分をさらに反応させてもよい。
【0093】前記ポリウレタンアクリレ−トオリゴマ−
を製造するにあたり、ウレタン化触媒として錫系、鉛
系、チタン系等の金属触媒、第三級アミン系触媒等を使
用しても良い。
【0094】これらウレタン化触媒の使用量は、ウレタ
ン(メタ)アクリレ−トオリゴマ−に対して、0.00
1〜0.5重量%、好ましくは0.002〜0.1重量
%である。
【0095】光開始剤としては、例えば、アシルホスフ
ィンオキシド系、アセトフェノン系、ベンゾイン系、ベ
ンゾフェノン系、チオキサントン系などを使用すること
ができる。
【0096】アシルホスフィンオキシド系としては、例
えば、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホス
フィンオキシド、ビス(2,6−ジメトキシベンゾイ
ル)−2,4,4−トリメチルペンチルホスフィンオキシ
ドなど、アセトフェノン系としては、例えば、ジエトキ
シアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−
フェニルプロパン−1−オン(例えばチハ゛カ゛イキ゛-社製、タ
゛ロキュアー1173)、ベンジルジメチルケタ−ル(例えばチハ゛カ
゛イキ゛ー社製イルカ゛キュアー651、BASF社製ルシリンBDKなど)、1−ヒ
ドロキシシクロヘキシルフェニルケトン(例えばチハ゛カ゛イ
キ゛社製イルカ゛キュアー184)、2−メチル−2−モルホリノ
(4−チオメチルフェニル)プロパン−1−オン(例え
ばチハ゛カ゛イキ゛ー社製イルカ゛キュアー907)等が挙げられる。
【0097】ベンゾインエ−テル系としては、例えば、
ベンゾイン、ベンゾインメチルエ−テル、ベンゾインエ
チルエ−テル等が挙げられる。
【0098】ベンゾフェノン系としては、ベンゾフェノ
ン、O−ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベン
ゾフェノン、4−ベンゾイル−4'−メチルジフェニル
サルファイド、2,4,6−トリメチルベンゾフェノン、
UVECRYL P−36(ダイセル・ユ−シ−ビ−社
製)等が挙げられる。
【0099】チオキサントン系としては、例えば、2−
または、4−イソプロピルチオキサントン、2,4−ジ
エチルチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサント
ン等が挙げられる。
【0100】また、これら以外にメチルベンゾイルホル
メ−ト(AKZO社製ハ゛イキュアー55)や3,6−ビス(2−モル
ホリノイソブチル)−9−ブチルカルバゾ−ル(旭電化
社製A-Cure3)、チタノセン化合物等も挙げることがで
きる。
【0101】光重合開始剤は、これら単独または、複数
組み合わせて使用しても良い。光重合開始剤の使用量
は、ウレタンアクリレ−トオリゴマ−100重量部に対
して、0.1〜10重量部、好ましくは、0.5〜5重
量部程度の範囲から選択する場合が多い。
【0102】UV樹脂層2を構成する紫外線硬化製樹脂
には、必要に応じて光開始剤による光重合反応を促進す
るため、種々の光重合促進剤、例えば、ジアルキルアミ
ノ安息香酸またはその誘導体、ホスフィン系光重合促進
剤などを添加しても良い。これらの重合促進剤の添加量
は、例えば、ウレタンアクリレ−トオリゴマ−100重
量部に対して0〜10重量部程度の範囲から選択でき
る。
【0103】また紫外線硬化性樹脂には、所望の硬化被
膜に調整するためにエチレン性不飽和化合物を併用して
も良い。
【0104】エチレン性不飽和化合物としては、反応性
希釈剤としても機能し、室温(15℃〜30℃程度)で
液体または固体の重合性化合物が使用できる。またエチ
レン性不飽和化合物には、単官能性化合物、二官能性化
合物および多官能性化合物が含まれる。
【0105】単官能性化合物(単官能重合性希釈剤)と
しては、例えば、複素環式エチレン性不飽和化合物、長
鎖アルキレンアクリレ−ト、アルコキシ(ポリ)アルキ
レングリコ−ルアクリレ−ト、アルキルフェノキシエチ
ル(メタ)アクリレ−ト、フェノキシ(ポリ)アルキレ
ングリコ−ル(メタ)アクリレ−ト、架橋脂環式炭化水
素基を有するジアクリレ−ト、ポリε−カプロラクトン
アクリレ−ト、
【0106】二官能性化合物(2官能重合性希釈剤)に
は、例えば、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピ
ル−2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピオネ−ト
のジアクリレ−ト、(ポリオキシ)アルキレングリコ−
ルジアクリレ−ト、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチル
グリコ−ルジアクリレ−ト、ビスフェノ−ルAのアルキ
レンオキシド付加物のジアクリレ−ト、多官能性化合物
(多官能重合性希釈剤)としては、例えば、トリメチロ
−ルプロパントリアクリレ−ト、ペンタエリスリト−ル
テトラアクリレ−ト、トリス(2−ヒドロキシエチル)
イソシアヌレ−トのトリアクリレ−ト等が例示できる。
【0107】エチレン性不飽和化合物の使用量は、例え
ば、ウレタン(メタ)アクリレ−トオリゴマ−100重
量部に対して、例えば、0〜200重量部、好ましく
は、0〜100重量部、さらに好ましくは0〜50重量
部程度の範囲から選択できる。
【0108】また、紫外線硬化性樹脂には、安定剤を少
量添加することもできる。安定剤としてはヒンダ−ドフ
ェノ−ル系酸化防止剤、ヒンダ−ドアミン系酸化防止
剤、S系酸化防止剤などが使用できる。これら酸化防止
剤の添加量は2.0%以下であり、好ましくは、0.1
〜1.0%が好ましい。
【0109】さらに、合成樹脂フィルム11の材質も、上
記のようなポリエチレン、未延伸ポリプロピレン、エチ
レン−アクリル酸共重合樹脂に限らず、これ以外のヒー
トシール可能な合成樹脂を使用することも可能である。
【0110】
【発明の効果】叙上のように、本発明の収納部付きシー
ト体は、試供品等の被収納物が外部から透視できるよう
にコンパクトに且つディスプレイ効果が良好となるよう
に収納することができ、説明書や宣伝広告等の必要な情
報も同時に表示することができる。
【0111】特に、シート体本体のシート片間を剥離自
在とする構成が、紫外線硬化性樹脂を積層,硬化して得
られるUV樹脂層によって実現されるため、このような
紫外線硬化性樹脂の積層,硬化により、多数の収納部付
きシート体を短時間で量産することができ、収納部付き
シート体の生産性を著しく向上することができるという
効果がある。
【0112】さらに、UV樹脂層の、シート体本体との
接着面と反対側の面に、合成樹脂製フィルムを剥離自在
に貼着した場合には、UV樹脂層から剥離することによ
って合成樹脂製フィルムを紙製のシート体本体と分離す
ることができ、従って近年の廃棄物の分別回収の要請に
も適合しうるという実益がある。
【0113】また、UV樹脂層に対して合成樹脂製フィ
ルムを剥離自在に貼着した場合には、剥離後にその合成
樹脂製フィルムで被収納物を覆うことができ、シート片
を剥離した後に、被収納物が不用意に脱落するのを防止
できるという効果がある。
【0114】さらに、両シート片間が接着された状態で
収納体が取り外し不能であり、該両シート片間が剥離さ
れた状態で収納体が取り外し可能となるように、収納部
を有する収納体をシート体本体に取り付けた場合には、
ステープラー等で止着することなく、収納部をシートに
具備させることができる。
【0115】さらに、収納部を、被収納物を被包する合
成樹脂製フィルムで兼用して構成した場合には、合成樹
脂等で成形された収納体が不要となり、収納体をシート
体本体の窓部に取り付ける作業が不要となり、その分全
体の製造が容易となる効果がある。
【0116】さらに、シート体本体の内面側に情報を表
示することができ、頒布時や郵送時等に第三者に知られ
たくない情報を隠蔽することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の収納部付きシート体の正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】収納部付きシート体を剥離した状態を示す正面
図。
【図4】図3のB−B線断面図。
【図5】一実施形態の収納部付きシート体の製造工程を
示し、(イ)はシート体本体にUV樹脂層を形成した状
態を示す断面図、(ロ)は窓部を穿設した状態を示す断
面図、(ハ)は収納体を取り付ける状態を示す断面図、
(ニ)はシート体本体を2つ折りする状態を示す断面
図。
【図6】他実施形態の収納部付きシート体の断面図。
【図7】他実施形態の収納部付きシート体の断面図。
【図8】図7の収納部付きシート体を剥離した状態の断
面図。
【図9】シート体本体から収納体を取り外した状態の断
面図。
【図10】合成樹脂製フィルムを収納体から取り外した状
態の断面図。
【図11】他実施形態の収納部付きシート体の断面図。
【図12】他実施形態の収納部付きシート体の断面図。
【図13】合成樹脂製フィルムをシート体本体から取り外
した状態の断面図。
【図14】合成樹脂製フィルムを開封する状態の断面図。
【図15】図12の収納部付きシート体を製造する前の展開
状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…シート体本体 2…UV樹脂層 4…収納体 5…被収納物 6…収納部 7…鍔部 9…収納部付きシート体 11…合成樹脂製フィルム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2片のシート片(1a),(1b) か
    らなるシート体本体(1) の一面側に、紫外線硬化性樹脂
    を硬化させて形成されたUV樹脂層(2) が積層され、該
    UV樹脂層(2) を介して両シート片(1a),(1b) が剥離自
    在に接着され、且つ外側から内部の被収納物(5) を透視
    可能な収納部(6) が具備されてなることを特徴とする収
    納部付きシート体。
  2. 【請求項2】 UV樹脂層(2) の、シート体本体(1) と
    の接着面と反対側の面に、合成樹脂製フィルム(11)が剥
    離自在に貼着されている請求項1記載の収納部付きシー
    ト体。
  3. 【請求項3】 被収納物(5) を収納しうるような所望形
    状に成形された合成樹脂製の収納体(4) がシート体本体
    (1) に取り付けられることによって収納部(6)が形成さ
    れている請求項1又は2記載の収納部付きシート体。
  4. 【請求項4】 両シート片(1a),(1b) 間が接着された状
    態で収納体(4) が取り外し不能であり、該両シート片(1
    a),(1b) 間が剥離された状態で収納体(4) が取り外し可
    能となるように、前記収納体(4) がシート体本体(1) に
    取り付けられている請求項3記載の収納部付きシート
    体。
  5. 【請求項5】 少なくとも2片のシート片(1a),(1b) の
    うちの一方のシート片(1a)に窓部(3) が穿設され、該窓
    部(3) に収納体(4) が挿入されてなるとともに、該収納
    体(4) の周縁に突設された鍔部(7) が2片のシート片(1
    a),(1b) に挟持されている請求項3又は4記載の収納部
    付きシート体。
  6. 【請求項6】 収納部(6) が、被収納物(5) を被包する
    合成樹脂製フィルム(11)で構成されている請求項2記載
    の収納部付きシート体。
  7. 【請求項7】 両シート片(1a),(1b) 間が、加熱により
    に剥離自在に接着されている請求項1乃至6のいずれか
    に記載の収納部付きシート体。
  8. 【請求項8】 合成樹脂製フィルム(11)が加熱によりU
    V樹脂層(2) に剥離自在に接着されている請求項2乃至
    7のいずれかに記載の収納部付きシート体。
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