JP2002219813A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2002219813A
JP2002219813A JP2001019183A JP2001019183A JP2002219813A JP 2002219813 A JP2002219813 A JP 2002219813A JP 2001019183 A JP2001019183 A JP 2001019183A JP 2001019183 A JP2001019183 A JP 2001019183A JP 2002219813 A JP2002219813 A JP 2002219813A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型のインクジェットヘッドを維持しつつ、
キャッピングに対する共通インク室の強度を向上するこ
とができるインクジェット記録装置を提供する。 【解決手段】 インクジェットヘッドにおける圧力室
は、2列に位置し、共通インク室12a、12bは、複
数の圧力室よりもノズル開口面側に配置されるととも
に、圧力室の列と対応して2個設けられている。キャッ
プ81、85は両共通インク室よりも複数のノズル側の
位置で、インクジェットヘッドに当接する。共通インク
室12bは、キャップ81、85と対応する位置を避け
てマニホールドプレート12Yに凹設されるため、キャ
ップ81、85と対応する共通インク室12aの壁が厚
く形成され、キャッピング時の圧力に耐え得る構造とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に関し、特に、小型のインクジェットヘッドを維
持しつつ、キャッピングに対する共通インク室の強度を
向上することができるインクジェット記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェットプリンタなどのイ
ンクジェット記録装置は、印字面にインクを吐出する複
数のノズルと、その複数のノズルに対応して設けられ、
その複数のノズルにインクを供給する複数の圧力室と、
その複数の圧力室に前記インクを分配する共通インク室
と、前記複数の圧力室に対応して設けられ、その複数の
圧力室に前記インクを吐出させるための圧力を与える複
数の圧力発生部とを有するインクジェットヘッドと、前
記複数のノズルを覆うように前記インクジェットヘッド
の前記ノズルの開口面に対し離脱可能に当接するキャッ
プとを備えた構成となっていた。
【0003】このような構成において、例えば、複数の
圧力室は、2列に配置されており、共通インク室は、圧
力室の列と対応して2個あって、複数の圧力室よりもノ
ズル開口面側に配置されている。また、その2つの共通
インク室の中央部は、複数のノズルを挟んで相互に間隔
をおいて、複数のノズルがなす列方向に直線状に延びる
ように凹設されており、その2つの共通インク室の1の
端部は、相互に複数のノズルがなす列方向に向かって凹
設されている。このように2つの共通インク室の1の端
部が曲がっているのは、1つのインクタンクからのイン
クをそれぞれの共通インク室に供給するインク供給孔と
接続するためである。ここで、それぞれのインク供給孔
は1つのインク供給源により供給されるインクを2つの
共通インク室に供給するため、接近して設けることが望
ましく、また、インクジェットヘッドの小型化を図るた
め、複数のノズルがなす列方向の端部に接近して配置さ
れている。
【0004】一方、キャップは、共通インク室の中央部
分よりも複数のノズル側の位置で、インクジェットヘッ
ドのノズルの開口面に当接される。このようにキャップ
を位置させるのは、キャップは、パージ処理時における
キャップ内の圧力を負圧状態にしやすくできるように、
また、不使用時のインクの乾燥を防止できるように、複
数のノズルを覆うことのできる範囲において小型にする
必要があるためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構成では、2つの共通インク室の1の端部は、複数の
ノズルがなす列方向に曲がって凹設されているため、キ
ャップが当接する位置と共通インク室の1の端部とが重
なる部位が生じ、キャッピング圧力によって凹設されて
いる共通インク室において、破損や変形が生じてしまう
という問題点があった。
【0006】また、インク供給孔を複数のノズルがなす
方向に遠ざけて配設し、共通インク室の1の端部をキャ
ップの当接位置と重ならないように配置することも可能
であるが、かかる場合には、インク供給孔を移動させた
分だけ、インクジェットヘッドが大型化するという問題
点があった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、小型のインクジェットヘッドを
維持しつつ、キャッピングに対する共通インク室の強度
を向上することができるインクジェット記録装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1記載のインクジェット記録装置は、印字面に
インクを吐出する複数のノズルと、その複数のノズルに
対応して設けられ、その複数のノズルにインクを供給す
る複数の圧力室と、その複数の圧力室に前記インクを分
配する共通インク室と、前記複数の圧力室に対応して設
けられ、その複数の圧力室に前記インクを吐出させるた
めの圧力を与える複数の圧力発生部とを有するインクジ
ェットヘッドと、前記複数のノズルを覆うように前記イ
ンクジェットヘッドの前記ノズルの開口面に対し離脱可
能に当接するキャップとを備えており、前記インクジェ
ットヘッドにおける前記圧力室は、2列に位置し、前記
共通インク室は、前記複数の圧力室よりも前記ノズル開
口面側に配置されるとともに、前記圧力室の列と対応し
て2個あって前記複数のノズルを挟んで相互に間隔をお
いて配置された第1の部分と、その両第1の部分の一端
から、共通のインク供給源と接続するように、相互に接
近する方向に延びる第2の部分とを有し、前記キャップ
は前記両共通インク室の第1の部分よりも前記複数のノ
ズル側の位置で、前記インクジェットヘッドの前記ノズ
ル開口面に当接し、前記キャップが対応する前記両共通
インク室の第2の部分の前記ノズル開口面側の壁を、第
1の部分の前記ノズル開口面側の壁よりも厚くする。
【0009】この請求項1記載のインクジェット記録装
置によれば、共通のインク供給源からインクジェットヘ
ッドに供給されるインクは、共通インク室よって複数の
圧力室に分配される。インクを分配された複数の圧力室
は、その複数の圧力室に対応して設けられた圧力発生部
によって圧力を与えられる。圧力を与えられた複数の圧
力室は、対応する複数のノズルにインクを吐出する。そ
して、インクを吐出された複数のノズルによって、印字
面にインクが吐出されるのである。この複数のノズルは
印字面に対し開口されており、その開口面はパージ処理
や不使用時には、離脱可能構成されノズル開口面に当接
するキャップによって覆われている。
【0010】ここで、圧力室は2列に位置し、共通イン
ク室は、複数の圧力室よりもノズル開口面側に配置され
るとともに、圧力室の列と対応して2個あって複数のノ
ズルを挟んで相互に間隔をおいて配置された第1の部分
と、その両第1の部分の一端から、共通のインク供給源
と接続するように、相互に接近する方向に延びる第2の
部分とを有している。一方、キャップは両共通インク室
の第1の部分よりも複数のノズル側の位置で、ノズル開
口面に当接する。
【0011】従って、両共通インク室の第2の部分と、
キャップの当接位置とにおいて重なる部分(対応部分)
が生じ、両共通インク室の第2の部分がキャップの圧力
に耐えうる強度であるか否かが心配される。そこで、キ
ャップが対応する両共通インク室の第2の部分のノズル
開口面側の壁は、第1の部分のノズル開口面側の壁より
も厚く形成されている。
【0012】請求項2記載のインクジェット記録装置
は、請求項1記載のインクジェト記録装置において、前
記インクジェットヘッドは、前記複数の圧力室を形成す
る開口を有する第1のプレート、前記共通インク室を形
成する各開口を有する第2および第3のプレートを積層
して構成してなり、前記第2および第3のプレートのう
ち前記ノズル開口面側の第3のプレートは、前記共通イ
ンク室の第1の部分を有するが、第2の部分を有さず、
前記第2のプレートは前記共通インク室の第1の部分お
よび第2の部分を有している。
【0013】この請求項2記載のインクジェット記録装
置によれば、共通インク室は、共通インク室の第2の部
分を有さず、第1の部分を有するノズル開口面側の第3
のプレートと、共通インク室の第1の部分および第2の
部分を有する第2のプレートとを積層して構成されるた
め、共通インク室の第2の部分のノズル開口面側の壁
は、第3のプレートの厚さ分だけ、第1の部分のノズル
開口面側の壁よりも厚く形成される。
【0014】請求項3記載のインクジェット記録装置
は、請求項1または2に記載のインクジェット記録装置
において、前記複数のノズルを除いて前記インクジェッ
トヘッドの前記ノズル開口面を覆うカバー部材を備えて
おり、前記キャップは、前記カバー部材に当接する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例に
ついて、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明
のインクジェット記録装置としてのカラーインクジェッ
トプリンタの一実施形態を示す斜視図である。図1にお
いて、このカラーインクジェットプリンタ100は、例
えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色の
カラーインクがそれぞれ充填されるインクカートリッジ
61と、用紙62に印字するための圧電式インクジェッ
トヘッド6を備えるヘッドユニット63と、インクカー
トリッジ61およびヘッドユニット63が搭載されるキ
ャリッジ64と、このキャリッジ64を直線方向に往復
移動させる駆動ユニット65と、キャリッジ64の往復
移動方向に延び、圧電式インクジェットヘッド6と対向
配置されるプラテンローラ66と、パージ装置67とを
備えている。
【0016】駆動ユニット65は、キャリッジ64の下
端部に配置されプラテンローラ66と平行に延びるキャ
リッジ軸71と、キャリッジ64の上端部に配置されキ
ャリッジ軸71に平行に延びるガイド板72と、そのキ
ャリッジ軸71とガイド板72との間であって、キャリ
ッジ軸71の両端部に配置される2つのプーリー73お
よび74と、これらのプーリー73および74の間に掛
け渡されるエンドレスベルト75が接合されている。
【0017】そして、一方のプーリ73が、モータの駆
動により正逆回転されると、そのプーリ73の正逆回転
に伴って、エンドレスベルト75に接合されているキャ
リッジ64が、キャリッジ軸71およびガイド板72に
沿って、直線方向に往復移動される。
【0018】用紙62は、インクジェットプリンタ10
0の側方に設けられた給紙カセット(図示せず)から給
紙され、圧電式インクジェットヘッド6と、プラテンロ
ーラ66との間に導入されて、圧電式インクジェットヘ
ッド6から吐出されるインクにより所定の印字がなさ
れ、その後、排紙される。なお、図1においては、用紙
62の給紙機構および排紙機構の図示を省略している。
【0019】パージ装置67は、プラテンローラ66の
側方に設けられ、ヘッドユニット63がリセット位置に
ある時に、圧電式インクジェットヘッド6に対向するよ
うに配置されている。このパージ装置67は、圧電式イ
ンクジェットヘッド6の後述する複数のノズルを覆うよ
うに当該ノズルの開口面に対し当接するパージキャップ
81と、ポンプ82およびカム83と、インク貯留部8
4と、を備えており、ヘッドユニット63が、リセット
位置にある時に、圧電式インクジェットヘッド6のノズ
ルをパージキャップ81で覆い、圧電式インクジェット
ヘッド6の内部に溜まる気泡などを含んだ不良インク
を、カム83の駆動によりポンプ82によって吸引する
ことにより、圧電式インクジェットヘッド6の回復を図
るようにしている。これにより、インクの初期導入時に
おけるインクを滞留や気泡の成長などに起因する吐出不
良などを防止することができる。なお、吸引された不良
インクは、インク貯留部84に貯められる。
【0020】キャップ85は、インクの乾燥を防止する
ため、印字が終了するとリセット位置に戻されるキャリ
ッジ64に搭載された圧電式インクジェットヘッド6の
複数のノズル15(図2参照)を覆うものである。
【0021】図2は、ヘッドユニット63のノズル15
側を上にした斜視図を示すものである。用紙62に沿っ
て走行するキャリッジ64に搭載されるヘッドユニット
63は、図2に示すように、上面開放の略箱状に形成さ
れており、その上方から4つのインクカートリッジ61
を着脱自在に装着できる搭載部を有し、該搭載部の一側
部位には、各インクカートリッジ61のインク放出部に
接続できるインク供給通路4a、4b、4c、4dがヘ
ッドユニット63の底板5の下面まで連通している。な
お、このインク供給通路4a、4b、4c、4dには、
後述するインク供給孔19aと密接できるようにしたゴ
ム製等のパッキング47が配置されている。
【0022】底板5の下面側には、圧電式インクジェッ
トヘッド6を4つ並列させて配置するための4つの支持
部8を段付き状に形成する。該各支持部8には、ヘッド
6をUV接着材にて固定するための複数の空所9a、9
bが上下に貫通するように形成されている。
【0023】図3は、圧電式インクジェットヘッド6の
斜視図を示すものである。圧電式インクジェットヘッド
6は、図3に示すように、積層型のキャビティプレート
10と、該キャビティプレート10に対して接着剤また
は接着シートを介して接着、積層されるプレート型の圧
電アクチュエータ20と、その上面に外部機器との電気
的接続のために、フレキシブルフラットケーブル40が
接着剤にて重ね接合されて構成されており、最下層のキ
ャビティプレート10の下面側に開口されたノズル15
から下向きにインクが吐出する。なお、圧電アクチュエ
ータ20については、図8において詳細に説明する。
【0024】図4は、キャビティプレート10の分解斜
視図を示すものである。図5は、キャビティプレート1
0の分解拡大斜視図(図3のV−V方向断面)を示すも
のである。キャビティプレート10は、図4に示すよう
に、ノズルプレート11、2枚のマニホールドプレート
12X、12Yスペーサプレート13、ベースプレート
14の5枚の薄い金属板をそれぞれ接着剤にて重ね接合
して積層した構造である。本実施形態では、これらの各
プレート11〜14は、42%ニッケル合金鋼板(42
合金)製で、50μm〜150μm程度の厚さを有して
いる。なお、これらの各プレート11〜14は、金属製
に限られず、例えば、樹脂により形成してもよい。
【0025】ベースプレート14には、図5に示すよう
に、ベースプレート14の長手方向に対して直交する方
向に延びる細幅の複数の圧力室16が千鳥状配列で2列
に穿設されている。また、ベースプレート14のスペー
サプレート13側には、各圧力室16と接続される絞り
部16dと、当該絞り部16dと接続されるインク供給
孔16bとが凹設されている。各インク供給孔16b
は、スペーサプレート13における左右両側部位に穿設
された各インク供給孔18を介して、マニホールドプレ
ート12Xにおける共通インク室12aに連通してい
る。ここで、各絞り部16dにおけるインクが流れる方
向と直交する断面積は、各圧力室16における当該断面
積より小さい構造となっている。これは、絞り部16d
の断面積を小さくすることにより、流路抵抗を増すため
である。
【0026】各圧力室16の一端部16aは、ノズルプ
レート11における千鳥状配列のノズル15に、スペー
サプレート13および二枚のマニホールドプレート12
X、12Yに同じく千鳥状配列で穿設されている微小径
の貫通孔17を介して連通している。
【0027】また、ベースプレート14およびスペーサ
プレート13には、図4に示すように、共通のインクカ
ートリッジからインクをマニホールドプレート12にお
ける2つの共通インク室12aに供給するための2つの
インク供給孔19a、19bがそれぞれ穿設されてい
る。
【0028】ベースプレート14のインク供給孔19a
は、インクジェットヘッドを小型にするため、複数の圧
力室16のなす列の端部に接近して穿設されている。ま
た、2つのインク供給孔19aに供給されるインクは、
共通のインクカートリッジから供給されるので、2つの
インク供給孔19aは、互いに接近して配置さている。
なお、2つのインク供給孔19aは、スペーサプレート
13に穿設された2つのインク供給孔19bを介して、
対応する2つの共通インク室12aにインクを供給する
ため、スペーサプレート13上のインク供給孔19bが
2つ穿設されておれば、ベースプレート14上のインク
供給孔19aは、1つであっても良い。
【0029】2枚のマニホールドプレート12X、12
Yには、図4に示すように、それぞれ2つの共通インク
室12a、12bが、ノズルプレート11における複数
のノズル15のなす列を挟んで設けられている。この共
通インク室12a、12bは、ベースプレート14にお
ける複数の圧力室16がなす面と平行な面内に位置し、
かつ当該複数の圧力室16よりも、ノズルプレート11
における複数のノズル15開口面側に配置されている。
【0030】2枚のマニホールドプレートのうちスペー
サプレート13側のマニホールドプレート12Xには、
該マニホールドプレート12Xを貫通して共通インク室
12aが形成され、ノズルプレート11側のマニホール
ドプレート12Yには、前者のマニホールドプレート1
2X側にのみ開放するように凹設されている。そして、
2枚のマニホールドプレート12X、12Yとスペーサ
プレート13とを積層することにより、上下に重なった
共通インク室12a、12bが、貫通孔17の列の両側
に1つずつの共通インク室をそれぞれ形成する。これに
より、複数の圧力室16に対し供給するインク量を十分
に確保することができる。貫通孔17の列の両側に2列
の共通インク室を設けたのは、2列に配置された圧力室
16に対応させるためである。
【0031】スペーサプレート13側のマニホールドプ
レート12X上の2つの共通インク室12aと、ノズル
プレート11側のマニホールドプレート12Y上の2つ
の共通インク室12bとの具体的な形状は、共に、その
主要部は、複数のノズルを挟んで相互に間隔をおいて、
複数のインク供給孔18がなす列と平行に直線状に延び
るように形成されており、そのインク供給孔19a、1
9bから離れる端部は、当該インク供給孔19a、19
bから離れる方向に、その断面積が一定割合で減少する
形成されている。これは、共通インク室12a、12b
の端部に溜まりやすい残留気泡を排出しやすいようにす
るためである。
【0032】一方、2個の共通インク室12aのインク
供給孔19a、19b側の端部は、相互に複数のノズル
がなす列に向かって曲がっているのに対し、共通インク
室12bのインク供給孔19a、19b側の端部は、複
数のノズルを挟んで相互に間隔をおいて、複数のノズル
がなす列と平行に直線状に延びるように形成されてい
る。このように共通インク室12aの端部が曲がってい
るのは、接近して穿設され2個のたインク供給孔19b
と接続させてインク供給孔19bを介してインクを供給
するためである。
【0033】ここで、共通インク室12bの端部を直線
上に形成したことについて、図6、図7を参照して説明
する。図6は、キャップ81、85の当接位置を示した
マニホールドプレートの拡大図である。図7は、キャッ
プ81、85の当接位置を示したキャビティープレート
10の断面図である(図3のVII−VII方向断
面)。図6に示すようにキャップ81、85は、複数の
ノズル15のなす列を覆うように、共通インク室の主要
部分よりも複数のノズル15側の位置で、インクジェッ
トヘッドのカバー部材44(図7参照)当接される。こ
のようにキャップ81、85を位置させるのは、キャッ
プ81、85は、パージ処理時におけるキャップ内の圧
力を負圧状態にしやすくできるように、また、不使用時
のインクの乾燥を防止できるように、複数のノズル15
を覆うことのできる範囲において小型にする必要がある
ためである。
【0034】従って、共通インク室12aのインク供給
孔19a、19b側の端部は、相互に複数のノズル15
がなす列に向かって曲がっているため、共通インク室1
2aとキャップ85の当接位置とにおいて重なる部位が
生ずる。かかる場合に共通インク室12bのインク供給
孔19a、19b側の端部を共通インク室12aの端部
と同様の形状にした場合には、共通インク室12bは、
凹設されているためキャッピング時の圧力により、共通
インク室12bのノズルプレート11側において、変形
や破損が生じる恐れがある。
【0035】そこで、共通インク室12bのインク供給
孔19a、19b側の端部は、複数のノズルを挟んで相
互に間隔をおいて、複数のノズルがなす列と平行に直線
状に延びるように形成して、キャップ81、85と重な
る部位を肉厚にして(図7参照)、キャッピング時の圧
力により、共通インク室の12bのノズルプレート11
側における変形や破損を防止することができるのであ
る。
【0036】キャップ85は、ノズルプレート11上に
当接するか、カバー部材44に当接する(図7参照)よ
うに構成する。後者のようにすると、キャッピング時の
圧力は、カバー部材44によって吸収されるので、共通
インク室にかかる圧力を軽減できる。
【0037】ノズルプレート11には、図4に示すよう
に、微小径(本実施形態では、25μm程度)の複数の
インク吐出用のノズル15が、当該ノズルプレート11
における長手方向に沿って、微小ピッチPの間隔で千鳥
状配列で穿設されている。
【0038】以上のキャビティプレート10の構成によ
り、ベースプレート14およびスペーサプレート13の
一端部に穿設されたインク供給孔19a、19bから共
通インク室12a、12b内に流入したインクは、共通
インク室12aから各インク供給孔18、各インク供給
孔16b、絞り部16dを通って各圧力室16に分配さ
れる。そして、各圧力室16の一端部16aの方向にイ
ンクが流れ、各貫通孔17を通って、各圧力室16に対
応するノズル15に至ることとなる。
【0039】図8は、圧電アクチュエータ20の分解拡
大斜視図を示すものである。圧電アクチュエータ20
は、図8に示すように、二枚の圧電シート21、22
と、一枚の絶縁シート23とを積層した構造である。最
下段の圧電シート21の上面には、キャビティプレート
10における各圧力室16毎に対応した細幅の複数の駆
動電極24が、千鳥状配列で設けられている。また、各
駆動電極24の一端部24aは、圧電アクチュエータ2
0の表裏面20a、20bと直交する左右側面に露出す
るように形成されている。
【0040】次段の圧電シート22の上面には、複数の
圧力室16に対して共通のコモン電極25が、設けられ
ている。コモン電極25の一端部25aも、各駆動電極
24の一端部24aと同様、左右側面に露出するように
形成されている。各駆動電極24とコモン電極25とに
挟まれる圧電シート22におけるそれぞれの領域は、各
圧力室16毎に対応した圧力発生部となる。
【0041】最上段の絶縁シート23の上面には、各駆
動電極24の各々に対する表面電極26と、コモン電極
25に対する表面電極27とが、左右側面に沿って並ぶ
ように設けられている。
【0042】また、左右側面には、各駆動電極24の一
端部24aに第1の凹み溝30が、コモン電極25の一
端部25aに第2の凹み溝31が、それぞれ積層方向に
延びるように設けられている。各第1の凹み溝30内に
は、各駆動電極24と各表面電極26とを電気的に接続
する側面電極(図示せず)が、第2の凹み溝31内に
は、コモン電極25と表面電極27とを電気的に接続す
る側面電極(図示せず)が、それぞれ形成されている。
なお、符号28および29の電極は、捨てパターンの電
極である。
【0043】以上のような構成のキャビティプレート1
0と圧電アクチュエータ20とは、キャビティプレート
10における各圧力室16と、圧電アクチュエータ20
における駆動電極24とが対応するように積層される。
また、圧電アクチュエータ20における上側の表面20
aにおいて、フレキシブルフラットケーブル40におけ
る各種の配線パターン(図示せず)が、各表面電極2
6,27に電気的に接合される。
【0044】以上のような構成において、用紙62が図
示しない給紙カセットから給紙され、圧電式インクジェ
ットヘッド6と、プラテンローラ66との間に導入され
ると、モータ76の駆動によりキャリッジ64が、ガイ
ド板72に沿って、リセット位置から所定位置に移動す
る。
【0045】そして、圧電式インクジェットヘッド6に
おける圧電アクチュエータ20の各駆動電極24のうち
任意の駆動電極24と、コモン電極25との間に電圧を
印加することにより、圧電シート22のうち電圧を印加
した駆動電極24の部分、即ち、圧力発生部に、圧電に
よる積層方向の歪みが発生する。そして、この歪みによ
る圧力にて、各駆動電極24に対応する圧力室16の内
容積が縮小されることにより、この圧力室16内のイン
クが、ノズル15から液滴状に吐出して、用紙62への
所定の印字が行われる。こうして、キャリッジ64が、
ガイド板72に沿って、直線方向に往復移動しつつ、用
紙62への印字が行われ、それが終了すると、キャリッ
ジ64に搭載されたヘッドユニット63が、パージ位置
あるいは、リセット位置に戻り、圧電式インクジェット
ヘッド6の複数のノズル15がキャップ81、85に覆
われることとなる。
【0046】以上説明したように、本実施例のインクジ
ェットプリンタ100によれば、キャップ81、85が
対応する両共通インク室12bのインク供給孔19a、
19b側の端部は、その中央部の部分の壁よりも厚く形
成されているので、キャップ81、85が対応する両共
通インク室12bのインク供給孔19a、19b側の端
部が、キャップの圧力により変形したり、破損したりす
ることを抑制することができるという効果がある。ま
た、キャップと重ならないように共通インク室のインク
供給孔19a、19b側の端部の位置を延長させること
もないため、インクジェットヘッドの大型化を抑制し
て、小型のインクジェットヘッドを維持することができ
るという効果がある。
【0047】以上、上記実施例に基づき本発明を説明し
たが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものでな
く、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0048】例えば、上記実施形態においては、本実施
形態にかかるマニホールドプレレート12における共通
インク室12a、12bは、エッチングとハーフエッチ
ングにより形成することができる。但し、マニホールド
プレート12が、樹脂を使用して形成される場合には、
成形あるいはプレス等により、共通インク室12a、1
2bを形成することができる。
【0049】また、上記実施形態においては、圧電アク
チュエータ20における圧力発生部には、圧電式のもの
を使用したが、これに限定されず、静電気式の圧力発生
部などを使用するように構成してもよい。
【0050】また、上記実施形態においては、共通イン
ク室の形成を容易にすべく、2枚のマニホールドプレー
ト12を積層して共通インク室を形成することとした
が、これに限定されず、1又は複数枚のマニホールドプ
レート12により共通インク室を形成することができ
る。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載のインクジェット記録装置
によれば、キャップが対応する両共通インク室の第2の
部分のノズル開口面側の壁は、第1の部分のノズル開口
面側の壁よりも厚く形成されているので、キャップが対
応する両共通インク室の第2の部分のノズル開口面側の
壁が、キャップの圧力により変形したり、破損したりす
ることを抑制することができるという効果がある。ま
た、キャップと重ならないように両共通インク室の第2
の部分の位置を延長させることもないため、インクジェ
ットヘッドの大型化を抑制して、小型のインクジェット
ヘッドを維持することができるという効果がある。
【0052】請求項2記載のインクジェット記録装置に
よれば、請求項1記載のインクジェット記録装置の奏す
る効果に加え、共通インク室は、共通インク室の第2の
部分を有さず、第1の部分を有するノズル開口面側の第
3のプレートと、共通インク室の第1の部分および第2
の部分を有する第2のプレートとを積層して構成される
ため、共通インク室の第2の部分のノズル開口面側の壁
は、第3のプレートの厚さ分だけ、第1の部分のノズル
開口面側の壁よりも厚く形成することができる。即ち、
請求項1と同様の効果が得られる。
【0053】また、共通インク室は、2の部材により構
成されているため、1の部材により肉厚の第2部分と肉
薄の第1の部分とを有する共通インク室を形成する場合
に比べ、容易に肉厚の異なる部位を有する共通インク室
を形成することができるという効果がある。
【0054】請求項3記載のインクジェット記録装置に
よれば、請求項1または2に記載のインクジェット記録
装置の奏する効果に加え、キャップは、複数のノズルを
除いてインクジェットヘッドのノズル開口面を覆うカバ
ー部材に当接するため、キャップがノズル開口面に当接
する場合に比べ、キャップの圧力をそのカバー部材が吸
収するため、両共通インク室の第2の部分のノズル開口
面側の壁が、キャッピング時の圧力により変形したり、
破損したりすることを抑制することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット記録装置としてのカラ
ーインクジェットプリンタの実施形態を示す斜視図であ
る。
【図2】ヘッドユニットのノズル側を上にした斜視図で
ある。
【図3】圧電式インクジェットヘッドの各部品の斜視図
である。
【図4】キャビティプレートの分解斜視図である。
【図5】キャビティプレートの分解拡大斜視図である。
【図6】マニホールドプレートの拡大図である。
【図7】キャビティープレートの断面図である。
【図8】圧電アクチュエータの分解拡大斜視図である。
【符号の説明】
6 圧電式インクジェットヘッド 11 ノズルプレート 14 ベースプレート(第1のプレート) 12 マニホールドプレート(第2および第
3のプレート) 12a、12b 共通インク室 15 ノズル 16 圧力室 19a、19b インク供給孔 20 圧電アクチュエータ(圧力発生部) 44 カバー部材 61 インクカートリッジ(インク供給源) 81 パージキャップ 85 キャップ 100 カラーインクジェットプリンタ(イン
クジェット記録装置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字面にインクを吐出する複数のノズル
    と、その複数のノズルに対応して設けられ、その複数の
    ノズルにインクを供給する複数の圧力室と、その複数の
    圧力室に前記インクを分配する共通インク室と、前記複
    数の圧力室に対応して設けられ、その複数の圧力室に前
    記インクを吐出させるための圧力を与える複数の圧力発
    生部とを有するインクジェットヘッドと、 前記複数のノズルを覆うように前記インクジェットヘッ
    ドの前記ノズルの開口面に対し離脱可能に当接するキャ
    ップとを備えるインクジェット記録装置において、 前記インクジェットヘッドにおける前記圧力室は、2列
    に位置し、 前記共通インク室は、前記複数の圧力室よりも前記ノズ
    ル開口面側に配置されるとともに、前記圧力室の列と対
    応して2個あって前記複数のノズルを挟んで相互に間隔
    をおいて配置された第1の部分と、その両第1の部分の
    一端から、共通のインク供給源と接続するように、相互
    に接近する方向に延びる第2の部分とを有し、 前記キャップは前記両共通インク室の第1の部分よりも
    前記複数のノズル側の位置で、前記インクジェットヘッ
    ドの前記ノズル開口面に当接し、 前記キャップが対応する前記両共通インク室の第2の部
    分の前記ノズル開口面側の壁を、第1の部分の前記ノズ
    ル開口面側の壁よりも厚くしたことを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インクジェットヘッドは、前記複数
    の圧力室を形成する開口を有する第1のプレート、前記
    共通インク室を形成する各開口を有する第2および第3
    のプレートを積層して構成してなり、 前記第2および第3のプレートのうち前記ノズル開口面
    側の第3のプレートは、前記共通インク室の第1の部分
    を有するが、第2の部分を有さず、 前記第2のプレートは前記共通インク室の第1の部分お
    よび第2の部分を有していることを特徴とする請求項1
    に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インクジェット記録装置は、前記複
    数のノズルを除いて前記インクジェットヘッドの前記ノ
    ズル開口面を覆うカバー部材を備えており、 前記キャップは、前記カバー部材に当接することを特徴
    とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装
    置。
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