JP2002219782A - 紙容器用積層材料 - Google Patents

紙容器用積層材料

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JP2002219782A JP2001016803A JP2001016803A JP2002219782A JP 2002219782 A JP2002219782 A JP 2002219782A JP 2001016803 A JP2001016803 A JP 2001016803A JP 2001016803 A JP2001016803 A JP 2001016803A JP 2002219782 A JP2002219782 A JP 2002219782A
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Koichi Shiozaki
浩一 塩崎
Hirofumi Kawai
広文 河合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙容器用積層材料からブランクを打ち抜き加工
する際の良好なカッティング性と、製函時や内容物充填
後の熱封緘時の低温シール性との両方を満足出来るシー
ラント層を有する紙容器用積層材料を提供することにあ
る。 【解決手段】紙層2を基材とし、紙層2にガスバリア層
4、プラスチックフイルム層5、シーラント層10を積
層した積層体において、シーラント層10が低密度ポリ
エチレン樹脂層7に、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂9
5〜80重量%に対し低密度ポリエチレン樹脂5〜20
重量%の配合割合でブレンドした混合物樹脂層8を積層
したものからなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酒類、飲料、調味
料、油類などの内容物を充填する紙容器用の積層材料に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙容器用積層材料としては、表面から順
に熱可塑性樹脂層、紙層、接着性樹脂層、ガスバリア
層、プラスチックフイルム層、接着剤層、シーラント層
が積層された多層構成のものが多く使用されており、従
来、この多層構成のガスバリア層としてはアルミニウム
箔やアルミニウムの蒸着薄膜が使用され、積層材料のシ
ーラント層の最内面低密度ポリエチレン樹脂が主に使用
されていた。近年、循環型社会構築の為のリサイクル使
用の観点から、ガスバリア層としてアルミニウム箔に替
えて酸化アルミニウムや酸化珪素などの無機酸化物の蒸
着薄膜が使用されるようになってきたのと同時に、内容
物の充填機の高速化に伴い、シーラント層の最内面とし
てはより低温シール性の熱可塑性樹脂、主に直鎖状低密
度ポリエチレン樹脂が使用されるようになってきた。紙
容器を作成するには、先ず前記紙容器用積層材料を指定
寸法に打ち抜いたブランクをそのままあるいは貼り加工
を行ったものを、充填包装システムに装填し、システム
上で製函及び内容物の充填を実施した後密封する方法が
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの紙容器用積層
材料を指定寸法に打ち抜いてブランクを作成する方法と
しては、一般的に平圧式で打ち抜く方法とロータリー式
で打ち抜く方法があるが、大量生産するにはロータリー
式が適している。ロータリー式にも2種類あり、押し切
り方式は積層材料の厚み方向の面をすべて当て切るの
で、確実に切れるが抜き刃と積層材料等との接触面が多
くなるので接触摩擦が大であり、能率が落ちる。一方、
クリアランス方式は接触面が少なくなるので抜刃の接触
摩耗が少なく、抜き刃の耐久性が良く、繋ぎが入らない
ので仕上がりがきれいであるなどのメリットがあり多く
使用されている。
【0004】図5は紙容器用積層材料からロータリー式
のクリアランス方式でブランクを打ち抜く方法を示した
説明図である。紙容器用積層材料200を、上方の抜き
刃311を持つ抜きローラー310と下方のアンビルロ
ーラー320とで打ち抜き加工して、ブランク210を
作成するものである。この際、図5に示すように、抜き
ローラー310の抜き刃311の刃先とアンビルローラ
ー320の表面との間に約10μmのクリアランスを設
けるため、図4に示す従来の紙容器用積層材料200の
場合、図6(a)に示す如く、そのシーラント層10の
最内面の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層9の一部が9
aの如く数μm前後の厚さでカットされないで残った状
態となり、後でこの残った部分9aを引きちぎりカット
しようしても、図6(b)の9bに示すように、引きち
ぎりカットが不十分となり、抜き残りや破れなどのトラ
ブルを発生し易かった。
【0005】従来の紙容器用積層材料は、そのシーラン
ト層10の最内面が低密度ポリエチレン樹脂の場合はブ
ランクを打ち抜く際にカッテイング性は良いが、低温シ
ール性が不足であり、最内面が直鎖状低密度ポリエチレ
ン樹脂の場合は低温シール性は良好であるが、樹脂自体
の強度が強いのでカッティング性が悪いなど、カッティ
ング性と低温シール性の両方を満足させる紙容器用積層
材料はなかった。
【0006】そこで、本発明の課題は紙容器用積層材料
からブランクを打ち抜き加工する際の良好なカッティン
グ性と、製函時や内容物充填後の熱封緘時の低温シール
性との両方を満足出来るシーラント層を有する紙容器用
積層材料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、紙層を基材とし、紙層にガスバリア層、プラス
チックフイルム層、シーラント層を積層した積層体にお
いて、シーラント層が低密度ポリエチレン樹脂層に、直
鎖状低密度ポリエチレン樹脂95〜80重量%に対し低
密度ポリエチレン樹脂5〜20重量%の配合割合でブレ
ンドした混合物樹脂層を積層したものからなることを特
徴とする紙容器用積層材料である。
【0008】次に、請求項2に係る発明は、上記請求項
1に係る発明において、前記シーラント層の低密度ポリ
エチレン樹脂層と混合物樹脂層とが共押出法で積層され
ていることを特徴とする紙容器用積層材料である。
【0009】
【作用】本発明によれば、紙容器用積層材料のシーラン
ト層が低密度ポリエチレン樹脂層と、直鎖状低密度ポリ
エチレン樹脂に対し低密度ポリエチレン樹脂をブレンド
した混合物樹脂層とからなっており、かつ、これらの2
層の樹脂層が押出機のダイスの中で前もって高温で積層
された後、同時に押し出される共押出法で積層されてい
るので、低密度ポリエチレン樹脂層と混合物樹脂層の密
着が非常に強固であると共に、積層材料の最内面が直鎖
状低密度ポリエチレン樹脂に低密度ポリエチレン樹脂を
ブレンドしたものからなっているので適度に脆い性質を
有し、ロータリー式のクリアランス方式でブランクを打
ち抜きする時に、カッティング性が良く、かつ、製函時
や内容物充填後の熱封緘時の低温シール性も有した両方
の機能を兼ね備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の紙容器用積層材料100
の側断面図を図1に示す。表面から内面に向け厚み方向
に順に、熱可塑性樹脂層1、紙層2、接着性樹脂層3、
ガスバリア層4、プラスチックフイルム層5、接着剤層
6,シーラント層10からなっており、前記シーラント
層10が低密度ポリエチレン樹脂層7と、直鎖状低密度
ポリエチレン樹脂に低密度ポリエチレン樹脂をブレンド
した混合物樹脂層8の2層から構成されている。
【0011】前記シーラント層10は、本発明では低密
度ポリエチレン樹脂層7と、直鎖状低密度ポリエチレン
樹脂95〜80重量%に対し低密度ポリエチレン樹脂5
〜20重量%の配合割合でブレンドされた混合物樹脂層
8とが、共押出ラミネート機のダイスの中で前もって高
温で積層された後、プラスチックフイルム層5上に接着
剤層6を介して同時に押し出される共押出法で積層され
ていることが必要である。
【0012】前記シーラント層10は、図1に示す如く
積層材料100の最内面側が直鎖状低密度ポリエチレン
樹脂に低密度ポリエチレン樹脂をブレンドした混合物樹
脂層8からなっているので、低密度ポリエチレン樹脂を
配合したことにより適度に脆くなっており、図2の方法
で紙容器用積層材料100から上方の抜き刃311を持
つ抜きローラー310と下方のアンビルローラー320
とで打ち抜き加工して、図3(a)の如く混合物樹脂層
8の数μmの厚さの未カット部8aを残してブランクを
打ち抜き、図3(b)に示すように積層材料100から
ブランク110を引きちぎりカットする際、容易に分離
できる良好なカッティング性を有する。さらに、直鎖状
低密度ポリエテレン樹脂を配合していることにより低温
シール性も兼ね備えているため、後工程の製函及び内容
物の充填後の熱封緘時の高速化にも対応できる特徴を有
している。さらに、低密度ポリエチレン樹脂層7と混合
物樹脂層8とが共押出法で積層されているので両層間の
密着強度も強固であり、従来のポリエチレンサンド方式
の積層方法に比べても製造効率が良い。
【0013】前記シーラント層10の厚みは一般的に6
0μm程度のものが多く使用され、その場合の低密度ポ
リエチレン樹脂層7と混合物樹脂層8の厚み比は、樹脂
層7:樹脂層8=20〜40μm:40〜20μmが多
く用いられる。本発明では特に限定しない。
【0014】さらに、本発明の紙容器用積層材料のその
他の層構成について説明を加える。
【0015】前記熱可塑性樹脂層1としては、一般的に
ポリオレフィン系樹脂が使用されるが、より好ましいの
は低密度ポリエチレン樹脂である。厚みは10〜20μ
mのものが良く使用される。
【0016】前記紙層2としては、一般的に坪量350
〜450g/m2 の板紙が使用される。
【0017】前記接着性樹脂層3としては、ポリエチレ
ン樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン
・エチルアクリレート共重合体樹脂、エチレン・アクリ
ル酸共重合体樹脂、エチレン・メタクリル酸共重合体樹
脂、アイオノマー樹脂などのいずれかが用いられる。本
発明では特に限定しない。
【0018】前記ガスバリア層4としては、アルミニウ
ム箔あるいは厚さ5〜300×10-3μmのアルミニウ
ム又は酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化錫、酸化マグ
ネシウムなどの無機酸化物蒸着薄膜などが使用される
が、より好ましくは酸化アルミニウム若しくは酸化珪素
の蒸着薄膜である。なお、無機酸化物蒸着薄膜を形成す
る方法としては、通常の真空蒸着法が生産性を考慮すれ
ば優れている。
【0019】前記プラスチックフイルム層5としては、
厚さ20〜30μmの二軸延伸ポリプロピレンフイル
ム、厚さ15〜25μmの二軸延伸ナイロンフイルム、
厚さ6〜12μmの二軸延伸ポリエステルフイルムなど
が使用できるが、より好ましくは二軸延伸ポリエステル
フイルムである。
【0020】前記接着剤層6としては、一般的に二液硬
化型のポリウレタン系接着剤が使用される。
【0021】なお、その他の各層の積層方法は以下のと
おりである。
【0022】熱可塑性樹脂層1は公知の溶融押出コーテ
ィング法で紙層2に積層される。この際、紙層2の表面
はコロナ処理法などで表面処理されていた方が接着強度
が強く、より好ましい。この紙層2とガスバリア層4は
溶融押出された接着性樹脂層3を介してサンドラミネー
ション法で積層される。ガスバリア層4とプラスチック
フイルム層5はガスバリア層4がアルミニウム箔の場合
は公知のドライラミネート法で積層され、ガスバリア層
4が無機酸化物薄膜などの場合は蒸着法で積層される。
【0023】
【実施例】次に、本発明の紙容器用積層材料を、以下に
具体的な実施例に従って説明するが、本発明がこれらの
実施例に限定されるものではない。
【0024】<実施例1>熱可塑性樹脂層1として密度
0.920g/cm3 のポリエチレン樹脂を、紙層2と
して坪量400g/m2 の板紙を、接着性樹脂層3とし
てエチレン・エチルアクリレート樹脂を、ガスバリアー
層4及びプラスチックフイルム層5として厚さ40×1
-3μmの酸化珪素を蒸着した厚さ12μmの二軸延伸
ポリエステルフイルムを準備した。まず、前記ポリエチ
レン樹脂を前記板紙の上に厚さ20μmで公知の方法で
押出コーティングし、その反対面の紙面にエチレン・エ
チルアクリレート樹脂を押出ラミネート機で厚さ30μ
mで押出し、前記酸化珪素を蒸着した二軸延伸ポリエス
テルフイルムの蒸着面とサンドラミネーションし、積層
シートを得た。つぎに、前記積層シートのポリエステル
フイルム面に、シーラント層10として、厚さ20μm
の低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.920g/cm
3 )からなる低密度ポリエチレン樹脂層7と、直鎖状低
密度ポリエチレン樹脂(密度=0.910g/cm3
に対し低密度ポリエチレン樹脂(密度=0.920g/
cm3 )を10重量%ブレンドした厚さ40μmの混合
物樹脂からなる混合物樹脂層8を、ポリウレンタン系の
接着剤層6を介して、共押出ラミネート機で同時に押出
して積層し、本発明の紙容器用積層材料100を得た。
【0025】<実施例2>実施例1において、シーラン
ト層10として、厚さ20μmの低密度ポリエチレン樹
脂(密度=0.920g/cm3 )からなる低密度ポリ
エチレン樹脂層7と、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂
(密度=0.910g/cm3 )に対し低密度ポリエチ
レン樹脂(密度=0.920g/cm3 )を20重量%
ブレンドした厚さ40μmの混合物樹脂からなる混合物
樹脂層8を、ポリウレンタン系の接着剤層6を介して、
共押出ラミネート機で同時に押出して積層した以外は、
同様にして本発明の紙容器用積層材料100を得た。
【0026】<比較例1>実施例1において、シーラン
ト層10として、厚さ20μmの低密度ポリエチレン樹
脂(密度=0.920g/cm3 )からなる低密度ポリ
エチレン樹脂層7と、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂
(密度=0.910g/cm3 )に対し低密度ポリエチ
レン樹脂(密度=0.920g/cm3 )を30重量%
ブレンドした厚さ40μmの混合物樹脂からなる混合物
樹脂層8を、ポリウレンタン系の接着剤層6を介して、
共押出ラミネート機で同時に押出して積層した以外は、
同様にして比較用の紙容器用積層材料を得た。
【0027】<比較例2>実施例1において、シーラン
ト層10として、厚さ60μmの低密度ポリエチレン樹
脂(密度=0.920g/cm3 )からなる低密度ポリ
エチレン樹脂層7だけを、ポリウレンタン系の接着剤層
6を介して、押出ラミネート機で押出して積層した以外
は、同様にして比較用の紙容器用積層材料を得た。
【0028】<比較例3>実施例1において、シーラン
ト層10として、厚さ20μmの低密度ポリエチレン樹
脂(密度=0.920g/cm3 )からなる低密度ポリ
エチレン樹脂層7と、厚さ40μmの直鎖状低密度ポリ
エチレン樹脂(密度=0.910g/cm3 )単体から
なる樹脂層8を、ポリウレンタン系の接着剤層6を介し
て、共押出ラミネート機で同時に押出して積層した以外
は、同様にして比較用の紙容器用積層材料を得た。
【0029】<評価>実施例1〜2及び比較例1〜3で
作成した液体用紙容器用積層材料を用いて、図2又は図
5の方法で、そのカッティング性を評価すると共に、充
填包装システムで製函及び熱封緘時の低温シール性を評
価した。その結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】表1から実施例1〜2の紙容器用積層材料
はカッティング性及び低温シール性共に良好であった。
比較例1及び比較例2はカッティング性は良好であった
が、低温シール性は不良であった。比較例3は低温シー
ル性は良好であったが、カッティング性が不良であっ
た。上述の如く本発明の紙容器用積層材料は、ブランク
を打ち抜く時のカッティング性と製函や内容物充填後の
熱封緘時の低温シール性の両方を満足していることがわ
かる。
【0032】
【発明の効果】本発明の紙容器用積層材料は、そのシー
ラント層が低密度ポリエチレン樹脂層と、直鎖状低密度
ポリエチレン樹脂95〜80重量%に対し低密度ポリエ
チレン樹脂5〜20重量%ブレンドした混合物樹脂層と
の2層からなっているので、この積層材料からロータリ
ークリアランス方式でブランクを打つ抜く際カットされ
ないで残った部分の引きちぎり不良がない良好なカッテ
ィング性と、低温シール性との両方を兼ね備えているの
で、ブランク打ち抜き時の作業性の向上と、この積層材
料を用いた紙容器の製函及びその紙容器に内容物を充
填、熱封緘する時の高速化にも十分対応出来る。さら
に、シーラント層の低密度ポリエチレン樹脂層と混合物
樹脂層とが共押出法で積層されているので積層材料製造
時の作業効率も良く、両層間の密着強度も強固であるの
で、紙容器を作成し内容物を充填した場合の保存性等も
優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙容器用積層材料の側断面図である。
【図2】本発明の紙容器用積層材料からロータリー式の
クリアランス方式でブランクを打ち抜き加工する状態を
示す説明図である。
【図3】(a)は、本発明の紙容器用積層材料からブラ
ンクを打ち抜く際、抜きローラーの抜き刃が切り込んだ
状態を示す説明図であり、(b)は、その積層材料から
ブランクを引きちぎって分離した状態を示す説明図であ
る。
【図4】従来の紙容器用積層材料の側断面図である。
【図5】従来の紙容器用積層材料からロータリー式のク
リアランス方式でブランクを打ち抜き加工する状態を示
す説明図である。
【図6】(a)は、従来の紙容器用積層材料からブラン
クを打ち抜く際、抜きローラーの抜き刃が切り込んだ状
態を示す説明図であり、(b)は、その積層材料からブ
ランクを引きちぎっても分離し得ない状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
1…熱可塑性樹脂層 2…紙層 3…接着性樹脂層 4…ガスバリア層 5…プラスチックフイルム層 6…接着剤層 7…低密度ポリエチレン樹脂層 8…混合物樹脂層 8a…未カット部 9…直鎖状低密度ポリエチレン樹脂層 9a…未カット部 9b…引きちぎり不良部 10…シーラント層 100、200…紙容器用積層材料 110,210…ブランク 310…抜きローラー 311…抜き刃 320…アンビルローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E060 BC01 BC04 DA30 EA03 EA13 3E086 AB01 AD02 BA04 BA14 BA15 BA24 BB01 CA01 CA11 DA08 4F100 AA20 AK01C AK06D AK06E AK41 AK51 AK63E AK70 AL05E AT00C BA05 BA07 BA10A CB03 DG10A EH20 EH23 EH66 GB16 JD02B JL01 JL12 JL12D JL12E

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙層を基材とし、紙層にガスバリア層、プ
    ラスチックフイルム層、シーラント層を積層した積層体
    において、シーラント層が低密度ポリエチレン樹脂層
    に、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂95〜80重量%に
    対し低密度ポリエチレン樹脂5〜20重量%の配合割合
    でブレンドした混合物樹脂層を積層したものからなるこ
    とを特徴とする紙容器用積層材料。
  2. 【請求項2】前記シーラント層の低密度ポリエチレン樹
    脂層と混合物樹脂層とが共押出法で積層されていること
    を特徴とする紙容器用積層材料。
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