JP2002218579A - スピーカボックス取付具 - Google Patents
スピーカボックス取付具Info
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Abstract
状態で取り付ける。 【解決手段】 非埋め込み型スピーカボックス6が挿入
される壁体2の開口4が有する上縁及び下縁に沿い、か
つ壁体2の表面に接して正面部10a、10bが位置し、壁体
2の裏側に離れて背面部20a、20bが位置し、正面部10
a、10bと背面部20a、20bとを開口4を通して結合部22
a、22bが結合している。壁体2の裏側に上縁及び下縁の
長さ方向に沿って被押圧部24a、24bが配置され、且つ壁
体2に接している。背面部20a、20bに蝶ねじ34a、34bが
結合され、被押圧部24a、24bを押圧している。開口4内
にスピーカボックス6が挿入された状態で正面部10a、1
0bにスピーカボックス6を平板状部14a、14bが結合して
いる。
Description
の取付具に関し、特に、スピーカボックスを壁や天井の
壁体内に埋め込んだ状態で取り付けるものに関する。
め込み型のものがある。埋め込み型のスピーカは、壁や
天井等の内部にスピーカの大部分を収容して使用するも
のである。非埋め込み型のスピーカは、スピーカボック
ス全体を露出させた状態で、壁や天井に取り付けられる
ものである。
カでは、特開2000−253481号公報の段落番号
0005乃至0009に開示されているようにスピーカ
の正面から放音される直接音と、スピーカの背面から放
音された音が壁や天井で反射された反射音とが干渉し、
特定の周波数でピークディップが生じる可能性がある。
そのため、スピーカボックスは壁や天井からかなり離し
て設けるか、逆に近接して設けることが望ましい。しか
し、スピーカボックスが大型のものの場合、スピーカボ
ックスを機械的に保持する部材の強度を考えると、余り
壁や天井から離すことはできず、また、スピーカボック
スの大きさがあるため、近接させて設置することも困難
であり、直接音と反射音との干渉による影響を避けるこ
とができない。埋め込み型のスピーカの場合、スピーカ
の放音面と壁面や天井が近接しており、干渉の影響は可
聴周波数より高い周波数で起こるため問題とはならな
い。しかし、埋め込み型のものは、壁や天井の内部にお
いてスピーカボックスの重量をバネで受ける構成のもの
や、壁や天井に直接にねじ止めするものが多く、重量の
ある大型のスピーカボックスを埋め込み型とするのは、
困難である。さらに、近年の建築物では、石膏ボード製
の壁や天井を使用することがあり、これらは、機械的強
度が小さく、大型のスピーカボックスを支持することが
できず、最悪の場合、壁や天井が破損したり、スピーカ
が落下する可能性もある。
や壁などに埋め込んだ状態で取り付けることができるス
ピーカボックス取付具を提供することを目的とする。ま
た、本発明は、更に、機械的強度の小さい壁や天井でも
取り付けることができるスピーカボックス取付具を提供
することを目的とする。
カボックス取付具は、固定部を有している。固定部は、
2つの正面部と、背面部と、2つの結合部とを備えてい
る。例えば壁または天井の壁体に開口が形成されてお
り、この開口に、スピーカボックスが挿入される。この
スピーカボックス内には、スピーカが収容されている。
この開口が有する対向して位置する少なくとも2つの縁
部それぞれに沿い、かつ前記壁体の表面に接して、2つ
の正面部が位置している。前記壁体の裏面側に前記壁体
から離れて2つの背面部が位置する。これら2つの正面
部と2つの背面部とを前記開口を通して2つの結合部が
結合する。前記壁体の裏側に前記各縁部それぞれの長さ
方向に沿って2つの被押圧部が配置され、且つ前記壁体
に接している。前記2つの背面部に押圧具が結合され、
前記各被押圧部に接触する。前記固定部に取り付け手段
が設けられ、この取り付け手段は、前記開口内に前記ス
ピーカボックスの大部分が、例えばスピーカボックスの
正面のみが壁体の表面側に露出して挿入された状態にお
いて、前記固定部に前記スピーカボックスを結合する。
は、壁体の内部に大部分が収容された状態で取り付けら
れているので、反射音と直接音との干渉が生じにくい。
しかも、開口の少なくとも2つの縁部の表裏を固定部の
正面部と被押圧部とで挟み、固定部の背面部に結合され
た押圧具が被押圧部を壁体側に押圧している。取り付け
手段を介してスピーカボックスが固定部に取り付けられ
ていると、スピーカボックスの重量が結合部から背面部
に伝達され、さらに、押圧具を介して被押圧部に印加さ
れる。被押圧部は、開口の縁部の長さに沿って配置され
ているので、即ち、その面積が広いので、スピーカボッ
クスの重量が壁体の一点に集中せず、被押圧部全域を介
して、壁体に分散されて印加される。その結果、重量が
重い被埋め込み型のスピーカであっても、壁体を損傷す
ること無く取り付けることができる。特に、石膏ボード
のような機械的強度の小さい壁体であっても、破損する
ことはない。
前記壁体に対して進退可能に前記各結合部に設けること
ができる。
スを取り付ける厚さが異なる壁体に対しても、この取付
具を使用することによって、スピーカボックスを取り付
けることができる。
合部に、前記壁体に対してほぼ垂直に溝を形成すること
ができる。溝は1つの結合に対して複数または単数設け
ることが可能である。更に、前記各被押圧部に形成され
た各突起部が、前記各溝に係合している。その係合は、
各突起部の幅を前記溝の幅よりも幅広とすることによっ
て行える。
に係合されているので、結合部から離脱することがな
く、被押圧部を壁体の裏面に取り付ける作業を容易に行
うことができるし、この取付具を運搬中に被押圧部が結
合部から離脱して紛失することも防止できる。
の部分に、前記各突起部の幅に相当する溝拡大部を形成
することもできる。この場合、前記突起部が前記溝拡大
部に位置するとき、前記各被押圧部は、前記背面部に接
触している。
部に接触させると、自動的に係合部が溝拡大部に位置す
るので、被押圧部を背面部に接触させて、溝拡大部に特
許を挿入した後、正面部側に被押圧部を摺動することに
よって、容易に溝に被押圧部を係合することができ、被
押圧部の結合への取り付け作業が容易になる。
いて、前記押圧具を、前記各被押圧部の異なる位置に接
触させて複数設けることができる。例えば、開口の縁部
に沿って間隔をおいて複数の押圧具を被押圧部に接触さ
せた状態に設けることができる。
が広い上に、その被押圧部の異なる位置に複数の押圧具
が接触しているので、スピーカボックスの重量が複数の
押圧具を介して分散して被押圧部に印加される。従っ
て、機械的強度の小さい壁体の場合であっても、益々、
破損の可能性が少ない。
いて、前記2つの結合部の対応する端部を、それぞれ連
結部によって結合することができる。
の間隔は、連結部によって一定に保持される。例えば開
口の精度が悪く、スピーカボックスを取り付けるために
必要な間隔よりも実際の2つの縁部間の間隔が広くて
も、2つの固定部の間隔は一定であるので、固定部を縁
部にさえ取り付けれれば、スピーカボックスを確実に取
付具によって壁体に取り付けられる。
な軸回りに回転自在に結合することができる。
結合されていても、固定部が回転自在であるので、開口
の縁部に固定部を容易に取り付けることができる。な
お、さらに、前記連結具を、前記壁体の表裏方向にも移
動可能に形成すると、固定部を開口の縁部に更に容易に
取り付けることができる。
おいて、前記取り付け手段を、前記固定部と別個に形成
することができる。この場合、取り付け手段は、前記正
面部に着脱自在に結合されると共に、前記スピーカボッ
クスに着脱自在に取り付けられる。
定部と別個であるので、特定のスピーカボックス以外の
スピーカボックスでも、この取付具によって開口に取り
付けることができる。
付具は、図1に示すような壁の壁体2に形成された開口
4に、図1に仮想線で示す非埋め込み型のスピーカボッ
クス6を取り付けるためのものである。
機械的強度が比較的に小さいものである。開口4は、図
2に仮想線で示すように概略矩形、例えば縦長の矩形に
形成され、互いに平行な上縁及び下縁と、互いに平行で
上縁及び下縁と直交する側縁とを備えている。スピーカ
ボックス6は、内部にスピーカ(図示せず)を有し、本
来、壁体の外部に全体を露出させて取り付けられるもの
である。しかし、その正面部分が壁体2の表面側に露出
した状態で、開口4を介して壁体2の内部に収容されて
いる。
の表面に接触して、正面部10a、10bを有してい
る。これら正面部10a、10bは、図2に示すよう
に、上縁と下縁それぞれの長さ寸法にほぼ等しい、例え
ば若干短い長さ寸法を有している矩形のものである。正
面部10a、10bの外方端部、即ち正面部10aの上
端及び正面部10bの下端から、正面部10a、10b
と直角に、これらと一体に矩形の取付部12a、12b
が、壁体2から離れる方向に形成されている。これら取
付部12a、12bも、正面部10a、10bと同一の
長さ寸法を有している。
ち取付部12aの下面と取付部12bの上面には、取付
部12a、12bとは別個に形成された取り付け手段、
例えば矩形の板状体14a、14bが配置されている。
板状体14a、14bの基端部は、取付部12a、12
bを貫通したボルト16a、16bによって取付部12
a、12bに着脱自在に結合されている。さらに、板状
体14a、14bの先端部は、スピーカボックス6の正
面部の上面及び下面にそれぞれ接触し、ボルト18a、
18bによってスピーカボックス6に結合されている。
が壁体2から離れて配置されている。これら背面部20
a、20bも矩形に形成され、正面部10a、10bと
対向するように、背面部20aは、開口4の上縁の長さ
方向に沿って、背面部20bは、開口4の下縁の長さ方
向に沿って配置されている。背面部20a、20bも、
図3に示すように正面部10a、10bと同じ長さ寸法
を有している。
10a、10bの内方端部とを、結合部22a、22b
が結合している。結合部22a、22bは矩形に形成さ
れている。結合部22aは、正面部10aの下端部と背
面部20aの下端部とを、これらに対して直角に位置す
るように、これらと一体に形成されている。同様に、結
合部22bは、正面部10bの上端部と背面部22bの
上端部とを、これらと直角に位置するように、これらと
一体に形成されている。結合部22aは、その上面が開
口4の上縁に接触するように配置され、結合部22b
は、その下面が開口4の下縁に接触するように配置され
ている。
開口4の裏面には被押圧部24a、24bが配置されて
いる。被押圧部24aは、開口4の上縁の長さ方向に沿
って配置された矩形のもので、同じく被押圧部24b
も、開口4の下縁の長さ方向に沿って配置された矩形の
ものである。これらは、いずれも正面部10a、10b
とほぼ同一の長さ寸法を有している。被押圧部24aの
上端には、背面部20a側を向いて被押圧部24aと直
交するように接触部26aが被押圧部24aと一体に形
成され、被押圧部24bの下端には、背面部20b側を
向いて被押圧部24bと直交するように接触部26bが
被押圧部24bと一体に形成されている。
うに正面部10a、10b、背面部20a、20bと直
交するように、上縁及び下縁の長さ方向に間隔をおいて
複数、例えば2つの案内溝28a、28a、28b、2
8bが、結合部22a、22bの厚さ方向に貫通して形
成されている。被押圧部24aの下端部の各案内溝28
a、28aに対応する位置にある部分は、案内溝28
a、28aを通過して、開口4側に突出しており、その
突出端には、図2に示すように、これら案内溝28a、
28aよりも幅広の矩形状の突起部30a、30aが一
体に形成されている。同様に被押圧部24bの上端部の
各案内溝28b、28bに対応する位置の部分は、案内
溝28b、28bを通過して、開口4側に突出し、図2
に示すように、突出端には、これら案内溝28b、28
bよりも幅広の矩形状の突起部30b、30bが一体に
形成されている。
って被押圧部24a、24bは、結合部22a、22b
に係合されており、被押圧部24a、24bは、案内溝
28a、28bから離脱することがない。しかも、案内
溝28a、28bに沿って即ち壁体2に対して、被押圧
部24a、24bは進退可能であるので、厚さが異なる
壁体2に対しても正面部10a、10bと対向した状態
で、壁体2の裏面に接触させることができる。
の先端が背面部20a、20bに接触した状態におい
て、突起部30a、30bが位置する案内溝28a、2
8bの位置には、図3に示すように、突起部30a、3
0bが離脱可能な拡大部32a、32bが形成されてい
る。従って、接触部26a、26bを背面部20a、2
0bに接触させることによって、被押圧部24a、24
bが拡大部32a、32bに位置するので、被押圧部2
4a、24bの案内溝28a、28bへの取り付け、取
り外しを容易に行うことができる。なお、図4では拡大
部32aを誇張して描いてある。
ば複数の蝶ねじ34a、34bがそれぞれ螺合してい
る。これら蝶ねじ34a、34bは、例えば図3に示す
ように、背面部20a、20bの長さ方向に間隔をおい
て配置されている。これらの先端部が被押圧部24a、
24bを壁体2の裏面に押圧している。正面部10a、
10b、背面部20a、20b、結合部22a、22b
が、2つの固定部を構成している。
a、14b、正面部10a、10b、結合部22a、2
2b、背面部20a、20b、蝶ねじ34a、34bを
介して被押圧部26a、26bに印加される。しかし、
被押圧部24a、24bが開口4の長手縁に沿って配置
された矩形状に形成されており、しかも、蝶ねじ34
a、34bは、それぞれ間隔をおいて配置されているの
で、壁体2の一点にスピーカボックス6の重量が集中す
ることがない。従って、壁体2が損傷することがない。
なお、蝶ねじ34a、34bがそれぞれ1個ずつ設けら
れている場合でも、被押圧部24a、24bを上述した
ように構成していると、やはりスピーカボックス6の重
量が一点に集中しないので、壁体2が損傷しにくい。
に開口4内に位置し、かつ開口4の内側に向かうよう
に、突出部36a、36aが、結合部22aと一体に形
成されている。同様に結合部22bの両側にも、開口4
内に位置し、かつ開口4の内側に向かうように、突出部
36b、36bが形成されている。突出部36a、36
aと突出部36b、36bとが、連結部38、38によ
って結合されている。連結部38、38は、長尺の板状
体に形成されており、2つの固定部の間隔を予め定めた
間隔に維持している。
縁との間隔が予め定めた距離に形成されて無い場合に、
図1に示すように結合部22a、22bを上縁に接触さ
せた状態に壁体2に取り付けると、板状体14a、14
bの間隔がスピーカボックス6を取り付けるために必要
な間隔よりも広がり、スピーカボックス6を板状体14
a、14bに取り付けられない可能性がある。しかし、
連結部38、38によって2つの固定部を結合している
と、たとえ結合部22a、22bが開口4の上縁及び下
縁と接触していなくても、固定部の間隔は予め定めた間
隔に維持することができ、スピーカボックス6を板状体
14a、14bに取り付けることができる。
a、36b、36bに対して上縁及び下縁の長さ方向に
沿う軸の回りに回転自在に、例えばリンクピン40と長
孔42とによって結合され、さらに長孔42を壁体2の
表裏方向に形成することによって、壁体2の表裏方向に
固定部をそれぞれスライド可能である。
の上下方向への移動が不可能に結合されているので、両
者を回転自在に結合していなければ、背面部20a、2
0bを壁体2の裏面側に配置することができない。しか
し、2つの固定部と連結部38、38を回転自在に結合
しているので、背面部20a、20bを壁体2の裏面側
に配置することができ、2つの固定部を開口の上縁及び
下縁に取り付けることができる。
は、結合部22a、22bに被押圧部26a、26bを
係合させた状態で、背面部20a、20bが壁体2の裏
側に位置するように、開口4を介して固定部を配置す
る。この状態で正面部10a、10bが壁体2の上縁及
び下縁に沿って位置するように正面部10a、10bを
壁体2の表面に接触させる。
6a、26b側に進行するように回転させる。これによ
って、蝶ねじ34a、34bの先端が被押圧部26a、
26bを押圧して、被押圧部26a、26bが壁体2の
上縁及び下縁に沿った状態で壁体2の裏面に接触させ
る。さらに、蝶ねじ34a、34bを回転させることに
よって、被押圧部24a、24bを強固に壁体2に接触
させる。これによって、固定部が壁体2に固定される。
2bにボルト16a、16bによって結合する。板状体
14a、14bは、固定部を壁体2に取り付ける前に、
取付部12a、12bに取り付けておいてもよい。この
状態で、開口4からスピーカボックス6を壁体2の裏側
に収容する。さらに、ボルト18a、18bによってス
ピーカボックス6を板状体14a、14bに取り付け
る。これによって、スピーカボックス6をその大部分が
壁体2内に収容された状態で取り付けることができる。
a、12bとは別個に形成されているので、スピーカボ
ックス6以外のスピーカボックスで、例えばボルト18
a、18bが螺合するねじ孔の位置が、図1におけるボ
ルト18a、18bに対応する位置よりも壁体2側に近
づいた位置または離れた位置にあるようなスピーカボッ
クスであっても、板状体14a、14bを、そのような
スピーカボックスに対応するものに変更することによっ
て取り付けることができる。
ーカボックス6を取り付けるために、スピーカ取付具を
使用したが、天井を構成する壁体に形成した開口内にス
ピーカボックス6を取り付けることもできる。また、上
記の実施の形態では、被押圧部26a、26bを結合部
22a、22bに係合したが、被押圧部26a、26b
の紛失等のおそれが無い場合には、結合部22a、22
bに係合する必要はない。また、2つの固定部は、連結
部38、38によって連結したが、開口4を精度よく形
成することができる場合には、連結部38、38を除去
してもよい。また、上記の実施の形態では、1つの固定
部に対して3つの蝶ねじ34a、34bを設けたが、少
なくとも1つの固定部に対して1つの蝶ねじを設けても
よい。また、上記の実施の形態では、背面部20a、2
0bは、結合部22a、22bの内方端部に設けたが、
結合部22a、22bの中途に設けてもよい。上記の実
施の形態では、貫通溝を1つの結合部に複数設けたが、
1つだけ設けてもよい。また、上記の実施の形態では、
板状体14a、14bを取付部12a、12bに結合し
たが、取付部12a、12bを除去し、結合部22a、
22bに板状体14a、14bを取り付けてもよい。ま
た、上記の実施の形態では、開口4の上縁及び下縁に固
定部を取り付けたが、開口4の両側縁に固定部を取り付
けてもよい。
具では、スピーカボックスを壁体内に埋め込んだ状態に
取り付けることができるので、直接音と反射音との干渉
が生じることを防止することができる。特に、押圧具に
よって押圧される被押圧部を開口の側縁に沿って設ける
ことによって接触面積を大きくしているので、壁体の機
械的強度が小さい場合でも、壁体の損傷を防止すること
ができる。また、被押圧部を結合部に進退可能に設けれ
ば、スピーカボックスを取り付ける壁体の厚さが、壁体
によって異なる場合でも、スピーカボックスを取り付け
ることができる。さらに、被押圧部の突起部を結合部に
設けた溝に係合しておけば、被押圧部が進退可能である
上に、被押圧部を運搬の途中などに紛失することを防止
できる。各溝に背面部の近傍に突起部の幅に相当する溝
拡大部を形成し、各突起部が溝拡大部に位置するとき、
各被押圧部を背面部に接触させれば、溝への被押圧部の
取り付けを容易に行うことができる。複数の押圧具を被
押圧部の異なる位置に接触させて設ければ、被押圧部を
介して壁体に印加される力を分散させることができ、壁
体の機械的強度が小さい場合に更に壁体の損傷を防止で
きる。2つの結合部の対応する端部を連結部によって結
合すれば、2つの固定部の間隔を予め定めた間隔に維持
することができ、開口を形成する際に、精度を厳密に要
求する必要がない。さらに、連結具を壁体の縁部方向の
軸回りに回転自在に形成すれば、2つの固定部が連結部
によって結合されていても、容易に開口に固定部を取り
付けることができる。取り付け手段を記固定部と別個に
形成し、正面部に着脱自在に結合し、かつスピーカボッ
クスにも着脱自在に取り付けたなら、取り付け手段を交
換することによって大きさの異なるスピーカボックスで
あっても壁体に取り付けることができる。
スピーカボックスを壁体に取り付けた状態の縦断側面図
である。
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 スピーカを内部に収容したスピーカボッ
クスを挿入する壁体の開口が有する対向して位置する少
なくとも2つの縁部それぞれに沿い、かつ前記壁体の表
面に接して位置する2つの正面部と、前記壁体の裏面側
に前記壁体から離れて位置する2つの背面部と、これら
2つの正面部と2つの背面部とを前記開口を通して結合
する2つの結合部とを有する固定部と、 前記壁体の裏面側に前記各縁部それぞれの長さ方向に沿
って配置され、且つ前記壁体に接している2つの被押圧
部と、 前記2つの背面部に結合され、前記各被押圧部に接触す
る押圧具と、 前記固定部に設けられ、前記開口内に前記スピーカボッ
クスの大部分が挿入された状態において前記固定部に前
記スピーカボックスを結合する取り付け手段とを、具備
するスピーカボックス取付具。 - 【請求項2】 請求項1記載のスピーカボックス取付具
において、前記各被押圧部は、前記壁体に対して進退可
能に前記各結合部に設けられているスピーカボックス取
付具。 - 【請求項3】 請求項1記載のスピーカボックス取付具
において、前記各結合部には、前記壁体に対してほぼ垂
直に溝が形成され、前記各被押圧部は、前記溝を通過し
た位置に前記溝の幅よりも幅広の各突起部を有している
スピーカボックス取付具。 - 【請求項4】 請求項3記載のスピーカボックス取付具
において、前記各溝は、前記背面部の近傍に前記突起部
の幅に相当する溝拡大部をそれぞれ有し、前記各突起部
が前記各溝拡大部に位置するとき、前記各被押圧部は、
前記背面部に接触しているスピーカボックス取付具。 - 【請求項5】 請求項1記載のスピーカボックス取付具
において、前記押圧具は、前記各被押圧部の異なる位置
に接触させて複数設けられているスピーカボックス取付
具。 - 【請求項6】 請求項1記載のスピーカボックス取付具
において、前記2つの結合部の対応する端部が、それぞ
れ連結部によって結合されているスピーカボックス取付
具。 - 【請求項7】 請求項6記載のスピーカボックス取付具
において、前記連結具は、前記壁体の縁部方向の軸回り
に回転自在に形成されているスピーカボックス取付具。 - 【請求項8】 請求項1記載のスピーカボックス取付具
において、前記取り付け手段は、前記固定部と別個に形
成され、前記正面部に着脱自在に結合されると共に、前
記スピーカボックスに着脱自在に取り付けられているス
ピーカボックス取付具。
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