JP2002218572A - リモート制御システム、及びマイクロサーバ - Google Patents

リモート制御システム、及びマイクロサーバ

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JP2002218572A
JP2002218572A JP2001015411A JP2001015411A JP2002218572A JP 2002218572 A JP2002218572 A JP 2002218572A JP 2001015411 A JP2001015411 A JP 2001015411A JP 2001015411 A JP2001015411 A JP 2001015411A JP 2002218572 A JP2002218572 A JP 2002218572A
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Japan
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remote
server
control
mobile terminal
electronic device
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JP2001015411A
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Masahiro Yamada
昌宏 山田
Masakazu Fukusaka
将一 福坂
Tomoko Shibata
朋子 柴田
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Index Corp Japan
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/02Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP]
    • H04L67/025Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP] for remote control or remote monitoring of applications
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L67/01Protocols
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    • HELECTRICITY
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    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/30Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
    • H04L69/32Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
    • H04L69/322Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
    • H04L69/329Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the application layer [OSI layer 7]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、移動体端末を利用した家電
製品やおもちゃ等の電子機器のリモート制御サービス
を、移動体通信システム側のコスト負担を低減して実現
するリモート制御システム、及びマイクロサーバを提供
することである。 【解決手段】 マイクロサーバ90は、インターネット
N2を介して携帯端末10との間でリモート制御サービ
スに関わる通信処理を実行するプログラム群を有するR
AS(Remote Access Service)部901と、リモート
制御サービス用のWEBコンテンツを提供するコンテン
ツ部902と、リモート制御サービス用の各種制御デー
タの実行プログラム群、及びその制御データテーブルを
管理するアプリケーション部903と、リモート制御対
象の電子機器と接続するI/Oデバイス部904と、リ
モート制御システムのシステム環境(動作環境、操作環
境など)を管理するOS(Operating System)プログラ
ムを有するOS部405と、により構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体端末を利用
して遠隔地の電子機器を制御するリモート制御システ
ム、及びマイクロサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、携帯電話機等の移動体端末を利用
した移動体通信システムでは、その通信サービス機能の
充実とともに各種情報提供サービス機能の充実が図られ
ることにより、例えば、インターネットへのアクセス機
能を備えた携帯電話機のユーザ数が急激に増加してい
る。
【0003】このような携帯電話機等の移動体端末ユー
ザに対しては、そのユーザのライフスタイルや嗜好に合
わせて各種情報を提供する情報提供事業者も増加してお
り、ユーザにとってより有益な情報源となっている。
【0004】また、移動体端末は、通話機能以外のデー
タ通信機能が多機能化され、移動体通信システムのイン
フラを利用したより高度なデータ通信サービスも提供さ
れ始めており、携帯電話と連携可能な家電製品やおもち
ゃ等も提案されている。これらの家電製品やおもちゃ等
は、例えば、携帯電話からの遠隔制御を可能にしたり、
その動作状態を携帯電話で受信して確認できるといった
リモート機能を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の移動体端末及び移動体通信システムに対応したリモ
ート機能を備えた家電製品やおもちゃ等にあっては、移
動体端末をリモコンとして利用し、移動体通信システム
を制御情報を送受信するための通信インフラとしてしか
利用していなかったため、制御可能な機能や動作が限定
的であり、ユーザーが望む機能やサービスを満足に提供
することができないという問題があった。
【0006】また、上記のような家電製品やおもちゃに
おいて、ユーザーが望む機能やサービスを満足に提供し
ようとすると、移動体端末及び移動体通信システム側の
機能の追加負担が多くなり、専用サーバ等の設置も必要
になるため、システムコストが上昇し、サービスを提供
する事業者の負担を増大させるという問題もあった。
【0007】本発明の課題は、移動体端末を利用した家
電製品やおもちゃ等の電子機器のリモート制御サービス
を、移動体通信システム側のコスト負担を低減して実現
するリモート制御システム、及びマイクロサーバを提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、インターネットにアクセス
可能な無線通信機能を備えてリモート操作信号を送信す
る移動体端末(例えば、図1の携帯端末10)と、この
移動体端末からリモート操作信号を受信して接続された
電子機器の動作を制御するリモートサーバ(例えば、図
1のマイクロサーバ90)と、から構成されたリモート
制御システム(例えば、図1のリモート制御システム1
00)であって、前記リモートサーバは、前記電子機器
の動作に対応する制御情報と自装置の識別情報とを記憶
する記憶手段(例えば、図4の記憶装置93、図5のデ
ータベース903d)と、前記リモート操作信号をイン
ターネットを介して受信する受信手段(例えば、図4の
通信制御装置91、図5のRAS部901)と、この受
信されたリモート操作信号を解析し、前記記憶手段に記
憶された制御情報から対応する制御動作を決定する動作
解析手段(例えば、図4の制御装置92、図5のアプリ
ケーション部903)と、前記決定された制御動作に応
じて前記接続された電子機器の動作を制御する制御手段
(例えば、図4の制御装置92及びI/O部94、図5
のアプリケーション部903及びI/Oデバイス部90
4)と、を備えることを特徴としている。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、インタ
ーネットにアクセス可能な無線通信機能を備えてリモー
ト操作信号を送信する移動体端末と、この移動体端末か
らリモート操作信号を受信して接続された電子機器の動
作を制御するリモートサーバと、から構成されたリモー
ト制御システムであって、前記リモートサーバは、前記
電子機器の動作に対応する制御情報と自装置の識別情報
とを記憶手段に記憶し、受信手段により前記リモート操
作信号をインターネットを介して受信すると、動作解析
手段が、受信されたリモート操作信号を解析し、前記記
憶手段に記憶された制御情報から対応する制御動作を決
定し、制御手段が、リモート前記決定された制御動作に
応じて前記接続された電子機器の動作を制御する。
【0010】したがって、移動体端末から直接リモート
サーバにアクセス可能であるため、システム構成を単純
化でき、システムコストを低減できる。また、リモート
サーバ上に識別情報としてグローバルIPアドレスを持
たせることができ、インターネットを介してWEBブラ
ウザにアクセス可能な携帯端末であれば、距離に関係な
く世界中の何処からでもマイクロサーバを実装した電子
機器をリモート操作できる。
【0011】請求項2記載の発明は、インターネットに
アクセス可能な無線通信機能を備えてリモート操作信号
を送信する移動体端末(例えば、図1の携帯端末10)
と、この移動体端末からリモート操作信号をインターネ
ットを介して受信し、対応するリモートサーバに転送す
る中央サーバ(例えば、図1の中央サーバ50)と、こ
の中央サーバからリモート操作信号を受信して接続され
た電子機器の動作を制御するリモートサーバ(例えば、
図1のマイクロサーバ90)と、から構成されたリモー
ト制御システム(例えば、図1のリモート制御システム
100)であって、前記中央サーバは、前記移動体端末
と前記リモートサーバとの対応関係を記憶する記憶手段
(例えば、図3の記憶装置53)と、前記リモート操作
信号をインターネットを介して受信し、前記記憶手段に
記憶された前記移動体端末と前記リモートサーバとの対
応関係に基づいて、受信したリモート操作信号をリモー
トサーバに転送する通信手段(例えば、図3の通信制御
装置51)と、を備え、前記リモートサーバは、前記電
子機器の動作に対応する制御情報を記憶する記憶手段
(例えば、図4の記憶装置93、図6のデータベース9
03d)と、前記中央サーバから転送されたリモート操
作信号を解析し、前記記憶手段に記憶された制御情報か
ら対応する制御動作を決定する動作解析手段(例えば、
図4の制御装置92、図6のアプリケーション部90
3)と、前記決定された制御動作に応じて前記接続され
た電子機器の動作を制御する制御手段(例えば、図4の
制御装置92及びI/O部94、図6のアプリケーショ
ン部903及びI/Oデバイス部904)と、を備える
ことを特徴としている。
【0012】この請求項2記載の発明によれば、インタ
ーネットにアクセス可能な無線通信機能を備えてリモー
ト操作信号を送信する移動体端末と、この移動体端末か
らリモート操作信号をインターネットを介して受信し、
対応するリモートサーバに転送する中央サーバと、この
中央サーバからリモート操作信号を受信して接続された
電子機器の動作を制御するリモートサーバと、から構成
されたリモート制御システムであって、前記中央サーバ
は、前記移動体端末と前記リモートサーバとの対応関係
を記憶手段に記憶し、通信手段が、前記リモート操作信
号をインターネットを介して受信し、前記記憶手段に記
憶された前記移動体端末と前記リモートサーバとの対応
関係に基づいて、受信したリモート操作信号をリモート
サーバに転送し、前記リモートサーバは、前記電子機器
の動作に対応する制御情報を記憶手段に記憶し、リモー
ト動作解析手段が、前記中央サーバから転送されたリモ
ート操作信号を解析し、前記記憶手段に記憶された制御
情報から対応する制御動作を決定すると、制御手段が、
前記決定された制御動作に応じて前記接続された電子機
器の動作を制御する。
【0013】したがって、移動体端末から送信される、
例えば、HTML形式のリモート操作信号をHTTP (Hyp
erText Transfer Protocol)により単純にリモートサー
バに転送できるため、中央サーバは、プロクシ機能を持
つだけで良く、その機能構成を単純化できる。また、リ
モートサーバ上にグローバルIPアドレスを持つ必要が
ないため、システム上のセキュリティを向上できる。
【0014】さらに、移動体端末とリモートサーバとを
対応付けるための機能を中央サーバに持たせることもで
き、リモートサーバ内の機能変更によっては、移動体端
末から中央サーバを介して複数のリモートサーバをリモ
ート操作することも可能になる。
【0015】請求項3記載の発明は、インターネットに
アクセス可能な無線通信機能を備えてリモート操作信号
を送信する移動体端末(例えば、図1の携帯端末10)
と、この移動体端末からリモート操作信号をインターネ
ットを介して受信し、対応するリモートサーバに転送す
る中央サーバ(例えば、図1の中央サーバ50)と、こ
の中央サーバからリモート操作信号を受信して接続され
た電子機器の動作を制御するリモートサーバ(例えば、
図1のマイクロサーバ90)と、から構成されたリモー
ト制御システム(例えば、図1のリモート制御システム
100)であって、前記中央サーバは、前記移動体端末
と前記リモートサーバとの対応関係を記憶する記憶手段
(例えば、図3の記憶装置53、図7のデータベース5
01b)と、インターネット上にリモート制御サービス
サイトを開設し、該サービスサイト上で前記移動体端末
からリモート操作信号を受信し、前記記憶手段に記憶さ
れた前記移動体端末と前記リモートサーバとの対応関係
に基づいて、受信したリモート操作信号をリモートサー
バに転送する通信手段(例えば、図3の通信制御装置5
1、図7のWEBコンテンツ部501)と、を備え、前
記リモートサーバは、前記電子機器の動作に対応する制
御情報を記憶する記憶手段(例えば、図4の記憶装置9
3、図7のデータベース903d)と、前記中央サーバ
から転送されたリモート操作信号を解析し、前記記憶手
段に記憶された制御情報から対応する制御動作を決定す
る動作解析手段(例えば、図4の制御装置92、図7の
アプリケーション部903)と、前記決定された制御動
作に応じて前記接続された電子機器の動作を制御する制
御手段(例えば、図4の制御装置92及びI/O部9
4、図7のアプリケーション部903及びI/Oデバイ
ス部904)と、を備えることを特徴としている。
【0016】この請求項3記載の発明によれば、インタ
ーネットにアクセス可能な無線通信機能を備えてリモー
ト操作信号を送信する移動体端末と、この移動体端末か
らリモート操作信号をインターネットを介して受信し、
対応するリモートサーバに転送する中央サーバと、この
中央サーバからリモート操作信号を受信して接続された
電子機器の動作を制御するリモートサーバと、から構成
されたリモート制御システムであって、前記中央サーバ
は、前記移動体端末と前記リモートサーバとの対応関係
を記憶手段に記憶し、通信手段が、インターネット上に
リモート制御サービスサイトを開設し、該サービスサイ
ト上で前記移動体端末からリモート操作信号を受信し、
前記記憶手段に記憶された前記移動体端末と前記リモー
トサーバとの対応関係に基づいて、受信したリモート操
作信号をリモートサーバに転送し、前記リモートサーバ
は、前記電子機器の動作に対応する制御情報を記憶手段
に記憶し、動作解析手段が、前記中央サーバから転送さ
れたリモート操作信号を解析し、前記記憶手段に記憶さ
れた制御情報から対応する制御動作を決定すると、制御
手段が、前記決定された制御動作に応じて前記接続され
た電子機器の動作を制御する。
【0017】したがって、中央サーバを、例えば、WE
Bコンテンツサーバとして機能させることができるた
め、リモートサーバの処理負担を軽減でき、リモートサ
ーバ自体を低コスト化できる。
【0018】請求項4記載の発明は、インターネットに
アクセス可能な無線通信機能を備えてリモート操作信号
を送信する移動体端末(例えば、図1の携帯端末10)
と、この移動体端末からリモート操作信号をインターネ
ットを介して受信し、対応するリモートサーバに転送す
る中央サーバ(例えば、図1の中央サーバ50)と、こ
の中央サーバからリモート操作信号を受信して接続され
た電子機器の動作を制御するリモートサーバ(例えば、
図1のマイクロサーバ90)と、から構成されたリモー
ト制御システム(例えば、図1のリモート制御システム
100)であって、前記中央サーバは、前記移動体端末
と前記リモートサーバとの対応関係を記憶する記憶手段
(例えば、図3の記憶装置53、図8のデータベース5
01b)と、インターネット上にリモート制御サービス
サイトを開設し、該サービスサイト上で前記記憶手段に
記憶された前記移動体端末と前記リモートサーバとの対
応関係に基づいて、前記移動体端末と前記マイクロサー
バ間のリモート制御に関わる通信処理を代理して実行
し、移動体端末から受信したリモート操作信号をリモー
トサーバに転送する代理実行手段(例えば、図3の制御
装置52及び通信制御装置51、図7のコントローラエ
ージェント502,503)と、を備え、前記リモート
サーバは、前記電子機器の動作に対応する制御情報を記
憶する記憶手段(例えば、図4の記憶装置93、図8の
データベース903d)と、前記中央サーバから転送さ
れたリモート操作信号を解析し、前記記憶手段に記憶さ
れた制御情報から対応する制御動作を決定する動作解析
手段(例えば、図4の制御装置92、図8のアプリケー
ション部903)と、前記決定された制御動作に応じて
前記接続された電子機器の動作を制御する制御手段(例
えば、図4の制御装置92及びI/O部94、図8のア
プリケーション部903及びI/Oデバイス部904)
と、を備えることを特徴としている。
【0019】この請求項4記載の発明によれば、インタ
ーネットにアクセス可能な無線通信機能を備えてリモー
ト操作信号を送信する移動体端末と、この移動体端末か
らリモート操作信号をインターネットを介して受信し、
対応するリモートサーバに転送する中央サーバと、この
中央サーバからリモート操作信号を受信して接続された
電子機器の動作を制御するリモートサーバと、から構成
されたリモート制御システムであって、前記中央サーバ
は、前記移動体端末と前記リモートサーバとの対応関係
を記憶手段に記憶し、代理実行手段が、インターネット
上にリモート制御サービスサイトを開設し、該サービス
サイト上で前記記憶手段に記憶された前記移動体端末と
前記リモートサーバとの対応関係に基づいて、前記移動
体端末と前記マイクロサーバ間のリモート制御に関わる
通信処理を代理して実行し、移動体端末から受信したリ
モート操作信号をリモートサーバに転送し、前記リモー
トサーバは、前記電子機器の動作に対応する制御情報を
記憶手段に記憶し、動作解析手段が、前記中央サーバか
ら転送されたリモート操作信号を解析し、前記記憶手段
に記憶された制御情報から対応する制御動作を決定する
と、制御手段が、前記決定された制御動作に応じて前記
接続された電子機器の動作を制御する。
【0020】したがって、中央サーバをエージェントと
して機能させることができるため、移動体端末とリモー
トサーバとの対応付けを仮想エージェント間の処理とし
て置換でき、中央サーバを主体とするシステムを構築で
きる。また、中央サーバの機能を拡張することにより、
各種電子機器(家電製品、おもちゃ、情報機器等)に適
用可能になり、多様なリモート制御サービスを容易に提
供できる。
【0021】請求項5記載の発明は、制御対象の電子機
器に実装され、インターネットにアクセス可能な無線通
信機能を備えた移動体端末(例えば、図1及び図5の携
帯端末10)から送信されるリモート操作信号を受信し
て、前記電子機器の動作を制御するマイクロサーバ(例
えば、図1及び図5のマイクロサーバ90)であって、
前記電子機器の動作に対応する制御情報と自装置の識別
情報とを記憶する記憶手段(例えば、図4の記憶装置9
3、図5のデータベース903d)と、前記リモート操
作信号をインターネットを介して受信する受信手段(例
えば、図4の通信制御装置91、図5のRAS部90
1)と、この受信されたリモート操作信号を解析し、前
記記憶手段に記憶された制御情報から対応する制御動作
を決定する動作解析手段(例えば、図4の制御装置9
2、図5のアプリケーション部903)と、前記決定さ
れた制御動作に応じて前記接続された電子機器の動作を
制御する制御手段(例えば、図4の制御装置92及びI
/O部94、図5のアプリケーション部903及びI/
Oデバイス部904)と、を備えることを特徴としてい
る。
【0022】この請求項5記載の発明によれば、制御対
象の電子機器に実装され、インターネットにアクセス可
能な無線通信機能を備えた移動体端末から送信されるリ
モート操作信号を受信して、前記電子機器の動作を制御
するマイクロサーバであって、前記電子機器の動作に対
応する制御情報と自装置の識別情報とを記憶手段に記憶
し、受信手段が、前記リモート操作信号をインターネッ
トを介して受信し、動作解析手段が、この受信されたリ
モート操作信号を解析し、前記記憶手段に記憶された制
御情報から対応する制御動作を決定すると、制御手段
が、前記決定された制御動作に応じて前記接続された電
子機器の動作を制御する。
【0023】したがって、リモート制御対象の電子機器
の外部あるいは内部に実装することが十分に可能なマイ
クロサーバになり、マイクロサーバと電子機器間を制御
用ワイヤで接続することが不要になり、電子機器の移動
範囲を物理的に制約する等の不具合を解消でき、基地局
と無線通信が可能範囲であれば、マイクロサーバを搭載
した電子機器を自由に移動できる。
【0024】また、マイクロサーバ上にグローバルIP
アドレスを持たせることができ、インターネットを介し
てWEBブラウザにアクセス可能な携帯端末であれば、
距離に関係なく世界中の何処からでもマイクロサーバを
実装した電子機器をリモート操作できる。
【0025】請求項6記載の発明は、制御対象の電子機
器に実装され、インターネットにアクセス可能な無線通
信機能を備えた移動体端末(例えば、図1及び図6の携
帯端末10)から送信されるリモート操作信号を、該イ
ンターネットを介して中央サーバ経由で受信して、前記
電子機器の動作を制御するマイクロサーバ(例えば、図
1及び図6のマイクロサーバ90)であって、前記電子
機器の動作に対応する制御情報を記憶する記憶手段(例
えば、図4の記憶装置93、図6のデータベース903
d)と、前記リモート操作信号をインターネットを介し
て前記中央サーバから受信する受信手段(例えば、図4
の通信制御装置91、図6のRAS部901)と、この
受信されたリモート操作信号を解析し、前記記憶手段に
記憶された制御情報から対応する制御動作を決定する動
作解析手段(例えば、図4の制御装置92、図6のアプ
リケーション部903)と、前記決定された制御動作に
応じて前記接続された電子機器の動作を制御する制御手
段(例えば、図4の制御装置92及びI/O部94、図
6のアプリケーション部903及びI/Oデバイス部9
04)と、を備えることを特徴としている。
【0026】この請求項6記載の発明によれば、制御対
象の電子機器に実装され、インターネットにアクセス可
能な無線通信機能を備えた移動体端末から送信されるリ
モート操作信号を、該インターネットを介して中央サー
バ経由で受信して、前記電子機器の動作を制御するマイ
クロサーバであって、前記電子機器の動作に対応する制
御情報を記憶手段に記憶し、受信手段が、前記リモート
操作信号をインターネットを介して前記中央サーバから
受信し、動作解析手段が、この受信されたリモート操作
信号を解析し、前記記憶手段に記憶された制御情報から
対応する制御動作を決定すると、制御手段が、前記決定
された制御動作に応じて前記接続された電子機器の動作
を制御する。
【0027】したがって、移動体端末から送信される、
例えば、HTML形式のリモート操作信号をHTTP (Hyp
erText Transfer Protocol)により単純にマイクロサー
バに転送できるため、中央サーバは、プロクシ機能を持
つだけで良く、その機能構成を単純化できる。また、マ
イクロサーバ上にグローバルIPアドレスを持つ必要が
ないため、システム上のセキュリティを向上できる。
【0028】さらに、移動体端末とマイクロサーバとを
対応付けるための機能を中央サーバに持たせることもで
き、マイクロサーバ内の機能変更によっては、移動体端
末から中央サーバを介して複数のリモートサーバをリモ
ート操作することも可能になる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1〜図9は、本発明を適用
した一実施の形態のリモート制御システムを示す図であ
る。まず、構成を説明する。図1は、本実施の形態にお
けるリモート制御システム100の全体構成を示す図で
ある。図1において、リモート制御システム100は、
インターネットアクセス機能を内蔵した携帯端末(移動
体端末)10と、この携帯電話10と無線接続されると
ともに携帯電話網N1に接続された基地局20と、携帯
電話網N1とインターネットN2に接続された交換機3
0と、インターネットN2と中央サーバ50に接続され
たゲートウェイ40と、中央サーバ50と、中央サーバ
50とDOPA網N3に接続されたゲートウェイ60
と、中央サーバ50とPHS網N4に接続された交換機
70と、パケット通信網N3とマイクロサーバ90に接
続された基地局81と、PHS網N3とマイクロサーバ
90に接続された基地局82と、マイクロサーバ20
と、から構成される。
【0030】なお、この図1では、本実施の形態の説明
を簡略化するために携帯端末10と中央サーバ50、及
びマイクロサーバ90が、それぞれ1対1で構成された
リモート制御システムである場合を示したが、現実の移
動体通信システムのように複数の携帯端末と複数のサー
バで構成された場合でも本発明のリモート制御システム
は適用可能である。
【0031】携帯端末10は、その内部構成を図2に示
すように、入力装置11、表示装置12、通信制御装置
13、制御装置14、記憶装置15、及びI/O16に
より構成され、各部はバス17に接続されている。
【0032】入力装置11は、電源ON/OFFキー、
テンキー、通話キー、ファンクションキー等を備え、ユ
ーザにより操作されたキー入力信号を制御装置14に出
力する。
【0033】表示装置12は、液晶表示パネル等により
構成され、制御装置14から入力される表示制御信号に
応じて、通話状態を示す表示、リモート操作状態を示す
表示等を行う。
【0034】通信制御装置13は、通常の携帯電話とし
ての音声通話機能を有するとともに、基地局20を介し
て携帯電話網N1と無線接続する無線通信機能を有し、
基地局20、交換機30、インターネットN2、及びゲ
ートウェイ40を介して、中央サーバ50がインターネ
ットN2上で開設するリモートサービス用ホームページ
にアクセスするとともに、インターネットN2を介して
基地局81,82に接続されたマイクロサーバ81に直
接アクセスするインターネットアクセス機能を有する。
【0035】制御装置14は、入力装置11からの各種
指示信号に応じて、記憶装置15に記憶された携帯電話
用の通信方式(パケット通信用あるいはPHS用)に対
応した通信制御プログラムに基づいて通信制御装置13
を制御して音声通話処理を実行するとともに、インター
ネット用の通信制御プログラムに基づいて通信制御装置
13を制御してデータ通信処理を実行する。
【0036】記憶装置15は、制御装置14が実行する
通信制御プログラム等を記憶する半導体メモリであり、
I/O16は、コンピュータや携帯情報端末の電子機器
と接続するためのインターフェース機能を有し、接続さ
れた情報機器との間でデータを送受信する。
【0037】図1において、基地局20は、自己の設置
場所から通信可能範囲に存在する携帯端末10から音声
通話要求先の電話番号を無線受信すると、携帯電話網N
1を介して接続された交換機30に送信して、携帯端末
10と音声通話要求先の携帯端末あるいは宅内固定電話
機との間で音声通話処理に必要な通信プロトコルを実行
する。
【0038】交換機30は、インターネットN2を介し
てゲートウェイ40に接続し、携帯電話網N1を介して
基地局20に接続し、基地局20を介して携帯端末10
とゲートウェイ40との間の通信状態を監視して、双方
の回線の接続と切断を制御する。
【0039】ゲートウェイ40は、インターネットN2
を介して交換機30と中央サーバ50に接続し、交換機
30と中央サーバ50との間で送受信されるデータを、
双方が処理可能なデータ形態に変換する機能を有する。
【0040】中央サーバ50は、その内部構成を図3に
示すように、通信制御装置51、制御装置52、及び記
憶装置53により構成され、各部はバス54に接続され
ている。
【0041】通信制御装置51は、インターネットN2
を介してゲートウェイ40,60及び交換機70に接続
し、ゲートウェイ40を介して携帯端末10との間でデ
ータ通信処理を実行するとともに、ゲートウェイ60及
び交換機70を介してマイクロサーバ90との間でデー
タ通信を実行する。
【0042】制御装置52は、記憶装置53に記憶され
たプロクシサーバプログラム、WEBコンテンツプログ
ラム、コントローラエージェントプログラム、アプリケ
ーションプログラム、スクリプトプログラムに基づい
て、後述するリモート制御システム100の論理構成
(図6〜図8参照)に応じた処理を実行する。
【0043】例えば、後述する論理的単純プロクシ構成
(図6参照)に対応する場合、制御装置52は、プロク
シサーバプログラムに基づいてプロクシサーバとして機
能し、インターネットN2を介して携帯端末10とマイ
クロサーバ90との間で、単にデータの送受信を制御す
る。
【0044】また、後述する論理的中央サーバ構成(図
7参照)に対応する場合、制御装置52は、WEBコン
テンツプログラムに基づいてWEBコンテンツサーバと
して機能し、インターネットN2を介して携帯端末10
に対してリモート制御サービス用のWEB操作画面を提
供し、携帯端末10から送信されるHTML(HyperTex
t Markup Language)形式のリモート操作信号をマイク
ロサーバ90に送信するとともに、マイクロサーバ90
から送信される動作状態信号を携帯端末10に送信す
る。
【0045】また、後述する論理的エージェント構成
(図8参照)に対応する場合、制御装置52は、コント
ローラエージェントプログラム、アプリケーションプロ
グラム、及びスクリプトプログラムに基づいてエージェ
ントとして機能し、携帯端末10とマイクロサーバ90
の双方に対して各々仮想エージェントサービスを提供
し、これらエージェント相互間の仮想通信処理(スクリ
プト言語処理)によりリモート制御サービスを提供す
る。
【0046】記憶装置53は、制御装置51が実行する
プロクシサーバプログラム、WEBコンテンツプログラ
ム、コントローラエージェントプログラム、アプリケー
ションプログラム、及びスクリプトプログラム等を記憶
するハードディスク装置である。
【0047】図1において、ゲートウェイ60は、イン
ターネットN2を介して中央サーバ50に接続し、パケ
ット通信網N3を介して基地局81に接続し、中央サー
バ50と基地局81との間で送受信されるデータを、双
方が処理可能なデータ形態に変換する機能を有する。
【0048】交換機70は、インターネットN2を介し
て中央サーバ50に接続し、PHS網N4を介して基地
局82に接続し、基地局82を介して中央サーバ50と
マイクロサーバ90との間の通信状態を監視して、双方
の回線の接続と切断を制御する。
【0049】基地局81は、自己の設置場所から通信可
能範囲に存在するマイクロサーバ90との間で無線によ
るパケット通信プロトコルを実行するとともに、パケッ
ト通信網N3を介して接続されたゲートウェイ60との
間でリモート制御サービスに必要なパケット通信プロト
コルを実行する。
【0050】基地局82は、自己の設置場所から通信可
能範囲に存在するマイクロサーバ90との間で無線によ
るPHS通信プロトコルを実行するとともに、PHS通
信網N4を介して接続された交換機70との間でリモー
ト制御サービスに必要なPHS通信プロトコルを実行す
る。
【0051】マイクロサーバ90は、その構成を図4に
示すように、通信制御装置91、制御装置92、記憶装
置93、及びI/O94により構成され、各部はバス9
5に接続されている。
【0052】通信制御装置91は、基地局81を介して
パケット通信網N3に無線接続するパケット通信機能を
有し、基地局81、及びゲートウェイ60を介して、中
央サーバ50がインターネットN2上で開設するリモー
トサービス用ホームページにアクセスする。また、通信
制御装置91は、基地局82を介してPHS網N4に無
線接続するPHS通信機能を有し、基地局82、及び交
換機70を介して、中央サーバ50がインターネットN
2上で開設するリモートサービス用ホームページにアク
セスする。
【0053】制御装置92は、記憶装置93に記憶され
た通信制御プログラム、コンテンツプログラム、アプリ
ケーションプログラム、及びOSプログラムに基づい
て、後述するリモート制御システム100の論理構成
(図5〜図8参照)に応じた処理を実行する。
【0054】例えば、後述する論理的直接構成(図5参
照)に対応する場合、制御装置92は、通信制御プログ
ラム、コンテンツプログラム、アプリケーションプログ
ラム、及びOSプログラムに基づいて、携帯端末10に
対してリモート制御サービス用のWEB操作画面を提供
し、携帯端末10からHTML形式のリモート操作信号
を直接受信し、このリモート操作信号を解析してI/O
94に接続される電子機器の動作を制御するとともに、
その電子機器から応答される動作状態信号を受信してH
TML形式に変換して携帯端末10に直接送信する。
【0055】また、後述する論理的単純プロクシ構成
(図6参照)に対応する場合、制御装置92は、通信制
御プログラム、コンテンツプログラム、アプリケーショ
ンプログラム、及びOSプログラムに基づいて、携帯端
末10に対してリモート制御サービス用のWEB操作画
面を提供し、携帯端末10からHTML形式のリモート
操作信号を、プロクシサーバとして機能する中央サーバ
50を介して受信し、このリモート操作信号を解析して
I/O94に接続される電子機器の動作を制御するとと
もに、その電子機器から応答される動作状態信号を受信
してHTML形式に変換して中央サーバ50を介して携
帯端末10に送信する。
【0056】また、後述する論理的中央サーバ構成(図
7参照)に対応する場合、制御装置92は、通信制御プ
ログラム、コンテンツプログラム、アプリケーションプ
ログラム、及びOSプログラムに基づいて、携帯端末1
0からHTML形式のリモート操作信号を、リモート制
御サービス用のWEBサーバとして機能する中央サーバ
50を介して受信し、このリモート操作信号を解析して
I/O94に接続される電子機器の動作を制御するとと
もに、その電子機器から応答される動作状態信号を受信
してHTML形式に変換して中央サーバ50を介して携
帯端末10に送信する。
【0057】また、後述する論理的エージェント構成
(図8参照)に対応する場合、制御装置92は、通信制
御プログラム、コンテンツプログラム、アプリケーショ
ンプログラム、及びOSプログラムに基づいて、携帯端
末10からHTML形式のリモート操作信号を、仮想エ
ージェントとして機能する中央サーバ50を介して受信
し、このリモート操作信号を解析してI/O94に接続
される電子機器の動作を制御するとともに、その電子機
器から応答される動作状態信号を受信してHTML形式
に変換して中央サーバ50を介して携帯端末10に送信
する。
【0058】図4に示したマイクロサーバ90の構成
は、制御技術、通信技術、及びI/O技術の各々が、汎
用技術で実現可能であり、例えば、汎用的マイクロプロ
セッサ、汎用的通信デバイス、汎用的I/Oデバイス、
及び比較的小容量のメモリデバイスにより構成可能であ
るため、従来のサーバよりも物理的体積を大幅に縮小可
能であり、これらデバイスを小面積の基板内に搭載した
超小型のサーバを実現できる。
【0059】したがって、マイクロサーバ90は、リモ
ート制御対象の電子機器の外部あるいは内部に実装する
ことが十分に可能になり、マイクロサーバ90と電子機
器間を制御用ワイヤで接続する等により、電子機器の移
動範囲を物理的に制約する等の不具合を解消でき、基地
局と無線通信が可能範囲であれば、マイクロサーバを搭
載した電子機器を自由に移動できる。
【0060】次に、図1に示した携帯端末10、中央サ
ーバ50、及びマイクロサーバ90を主な構成要素とし
て実現する本リモート制御システム100の論理的構成
例について以下に説明する。
【0061】まず、最も単純な論理的直接構成について
図5を参照して説明する。図5は、図1において携帯端
末10が携帯電話網N1に接続した際に、ゲートウェイ
40及び基地局81を介してマイクロサーバ90に直接
アクセスする利用形態を示す論理構成図である。
【0062】図5において、携帯端末10は、インター
ネットN2を介してマイクロサーバ90にアクセスして
リモート制御サービスを利用するためのアプリケーショ
ンプログラム(例えば、Javaアプリケーション)を内蔵
する。
【0063】また、図5において、マイクロサーバ90
は、インターネットN2を介して携帯端末10との間で
リモート制御サービスに関わる通信処理を実行するプロ
グラム群を有するRAS(Remote Access Service)部
901と、リモート制御サービス用のWEBコンテンツ
を提供するコンテンツ部902と、リモート制御サービ
ス用の各種制御データの実行プログラム群、及びその制
御データテーブルを管理するアプリケーション部903
と、リモート制御対象の電子機器と接続するI/Oデバ
イス部904と、リモート制御システムのシステム環境
(動作環境、操作環境など)を管理するOS(Operatin
g System)プログラムを有するOS部405と、により
構成される。
【0064】RAS部901は、インターネットN2に
対応する通信手順(TCP/IP:Transmission Control Prot
ocol/Internet Protocol等)を実行する通信プロトコル
901aと、通信プロトコル901aで実行する通信手
順に応じた通信制御プログラムである通信デバイスドラ
イバ901bとを有する。
【0065】アプリケーション部903は、各種電子機
器に対応したリモート制御用プログラムであるプログラ
ム903aと、携帯端末10から受信したHTML形式
のリモート操作信号を解析してプログラム903aで処
理可能なプログラム言語に変換するスクリプト言語90
3bと、インターネットN2上でWEBサーバとして機
能するためのプログラムであるサーバプログラム903
cと、リモート制御用の各種データ群を設定したデータ
テーブル及びグローバルIPアドレスを記憶するデータ
ベース903dと、により構成される。
【0066】また、論理的直接構成を適用する場合、マ
イクロサーバ90は、携帯端末10との間で直接通信接
続するため、データベース903dには携帯端末10の
ユーザ認証IDが登録される。
【0067】図5の論理的直接構成を適用した場合、マ
イクロサーバ90がグローバルIPアドレスとWEBコ
ンテンツを持つため、中央サーバ50を利用せずに携帯
端末10からマイクロサーバ90に直接アクセスして、
マイクロサーバ90に接続された電子機器をリモート操
作可能になる。
【0068】次に、論理的単純プロクシ構成について図
6を参照して説明する。図6は、図1において携帯端末
10が携帯電話網N1に接続した際に、ゲートウェイ4
0、プロクシサーバとして機能する中央サーバ50、ゲ
ートウェイ60及び基地局81、あるいは交換機70及
び基地局82を介してマイクロサーバ90にアクセスす
る利用形態を示す論理構成図である。
【0069】この場合、図5に示した携帯端末10とマ
イクロサーバ90と同一の論理構成であるため、その構
成説明は省略する。但し、マイクロサーバ90は、グロ
ーバルIPアドレスは持たない。
【0070】図6の論理的単純プロクシ構成を適用した
場合、携帯端末10は、プロクシサーバとして機能する
中央サーバ50を経由してマイクロサーバ90上のWE
Bサーバにアクセスすることになり、中央サーバ50の
機能の単純化が可能になるとともに、マイクロサーバ9
0がグローバルIPアドレスを持たないためセキュリテ
ィの向上が可能になる。
【0071】次に、論理的中央サーバ構成について図7
を参照して説明する。図7は、図1において携帯端末1
0が携帯電話網N1に接続した際に、ゲートウェイ4
0、WEBサーバとして機能する中央サーバ50、ゲー
トウェイ60及び基地局81、あるいは交換機70及び
基地局82を介してマイクロサーバ90にアクセスする
利用形態を示す論理構成図である。
【0072】この場合、図5及び図6に示したマイクロ
サーバ90で内蔵させていたコンテンツ部902を中央
サーバ50に内蔵させており、マイクロサーバ90内の
その他の論理構成は、図5及び図6に示した論理構成と
同一であるため、その構成説明は省略する。
【0073】図7において、中央サーバ50が内蔵する
WEBコンテンツ部501は、リモート制御サービス用
のWEBコンテンツを提供するためのプログラム501
aと、携帯端末10のユーザ認証IDやマイクロサーバ
90の認証IDが登録されたデータベース501bと、
により構成される。
【0074】図7の論理的中央サーバ構成を適用した場
合、携帯端末10は、中央サーバ50のWEBコンテン
ツにアクセスして、リモート制御サービスを利用するこ
とが可能になり、マイクロサーバ90の機能軽減が可能
になる。
【0075】次に、論理的エージェント構成について図
8を参照して説明する。図8は、図1において携帯端末
10が携帯電話網N1に接続した際に、ゲートウェイ4
0、エージェントとして機能する中央サーバ50、ゲー
トウェイ60及び基地局81、あるいは交換機70及び
基地局82を介してマイクロサーバ90にアクセスする
利用形態を示す論理構成図である。
【0076】この場合、図5及び図6に示したマイクロ
サーバ90で内蔵させていたコンテンツ部902、及び
スクリプト言語903bを中央サーバ50に内蔵させる
とともに、新たにコントローラエージェント部502,
503を内蔵させており、マイクロサーバ90内のその
他の論理構成は、図5及び図6に示した論理構成と同一
であるため、その構成説明は省略する。
【0077】図8において、中央サーバ50は、リモー
ト制御サービス用のWEBコンテンツを提供するための
プログラム501aと、携帯端末10のユーザ認証ID
やマイクロサーバ90の認証IDが登録されたデータベ
ース501bと、携帯端末10に対して仮想エージェン
トサービスを提供するプログラムであるコントローラエ
ージェント502と、マイクロサーバ90に対して仮想
エージェントサービスを提供するプログラムであるコン
トローラエージェント503と、これらエージェント相
互間の仮想通信処理を実行するスクリプト言語504
と、により構成される。
【0078】図8の論理的エージェント構成を適用した
場合、携帯端末10及びマイクロサーバ90は、中央サ
ーバ50内に形成される仮想エージェントを介した仮想
通信によりリモート制御サービスが実現可能になり、中
央サーバ50内の機能拡張により多様なリモート制御サ
ービスが提供可能になる。
【0079】次に、本実施の形態の動作を説明する。以
下の動作説明では、本リモート制御システム100をロ
ボットのリモート制御に適用した場合について、図9に
示すフローチャートに基づいて説明する。
【0080】図9は、携帯端末10から中央サーバ50
を経由してマイクロサーバ90に接続されたロボット
(図示せず)をリモート操作する場合の制御内容を示す
フローチャートである。この場合、図6に示した論理的
単純プロクシ構成と、図7に示した論理的中央サーバ構
成と、図8に示した論理的エージェント構成が適用可能
である。
【0081】図9において、携帯端末10の入力装置1
1におけるテンキーに対するロボット操作のキー割り当
てを示しており、この場合、「“2”が前へ移動」、
「“4”が左へ移動」、「“6”が右へ移動」、
「“8”が後ろへ移動」であるとする。これらのキー割
り当ては、携帯端末10が、中央サーバ50のリモート
制御サービス用のWEBコンテンツにアクセスした際に
提供される操作環境であり、その操作イメージが携帯端
末10の表示装置12に表示される。
【0082】携帯端末10が、インターネットN2を介
して中央サーバ50にアクセスし、ロボットをリモート
制御するWEBコンテンツにリンクすると、携帯端末1
0のユーザ認証と、制御対象のロボットに実装されたマ
イクロサーバ90の認証とが行われ、携帯端末10とマ
イクロサーバ90との間の通信チャネルが確立される。
そして、ロボットに実装されたマイクロサーバ90が、
携帯端末10から送信されるリモート操作信号を受信待
機する状態になる。
【0083】この受信待機状態において、携帯端末10
のユーザーにより入力装置11のテンキー“2”が操作
されると、そのテンキーに割り当てられた前進コマンド
を含むリモート操作信号が、HTML形式で中央サーバ
50に送信される(ステップS1)。
【0084】中央サーバ50では、携帯端末10から受
信したHTML形式のリモート操作信号に基づいて、デ
ータベース501bに登録されたマイクロサーバ90の
認証IDが照合されて送信先のマイクロサーバ90が特
定される(ステップS2)。
【0085】そして、中央サーバ50では、前進コマン
ドを含むリモート操作信号が送信先のマイクロサーバ9
0が受信可能なプロトコルに変換されて、特定した送信
先のマイクロサーバ90に送信される(ステップS
3)。
【0086】次いで、マイクロサーバ90では、中央サ
ーバ50から前進コマンドを含むリモート操作信号をH
TML形式で受信すると(ステップS4)、内蔵するス
クリプト言語903bにより前進コマンドが解釈され、
データベース903dに記憶された行動データベースが
照合された後、前進という行動が選択される(ステップ
S5)。
【0087】そして、マイクロサーバ90では、選択さ
れた前進に対応する動作信号がI/O94を介してロボ
ット内の前進用モータに出力されて、前進用モータが駆
動され(ステップS6)、ロボットの前進行動が実行さ
れる。
【0088】以上の処理では、ロボットを前進させる過
程を示したが、その他の行動として「左へ移動」、「右
へ移動」、あるいは「後へ移動」の各コマンドも同様に
処理される。
【0089】なお、図5に示した論理的直接構成を適用
した場合、図9のステップS2及びステップS3に示し
た中央サーバ50における処理が、マイクロサーバ90
内で処理されることになる。
【0090】以上のように、本実施の形態のリモート制
御システム100によれば、リモート制御対象の電子機
器を制御するマイクロサーバ90は、汎用的マイクロプ
ロセッサ、汎用的通信デバイス、汎用的I/Oデバイ
ス、及び比較的小容量のメモリデバイスにより構成可能
であるため、従来のサーバよりも物理的体積を大幅に縮
小可能であり、これらデバイスを小面積の基板内に搭載
した超小型のサーバを実現できる。
【0091】したがって、マイクロサーバ90は、リモ
ート制御対象の電子機器の外部あるいは内部に実装する
ことが十分に可能になり、マイクロサーバ90と電子機
器間を制御用ワイヤで接続する等により、電子機器の移
動範囲を物理的に制約する等の不具合を解消でき、基地
局と無線通信が可能範囲であれば、マイクロサーバを搭
載した電子機器を自由に移動できる。
【0092】また、本実施の形態のリモート制御システ
ム100によれば、既存の携帯電話網N1及びインター
ネットN2を利用可能な携帯端末10から、直接マイク
ロサーバ90にアクセス可能にする論理的直接構成(図
5参照)が適用可能であるため、システム構成を単純化
でき、システムコストを低減できる。
【0093】また、論理的直接構成を適用した場合、マ
イクロサーバ90上にグローバルIPアドレス及びWE
Bコンテンツを持つため、インターネットを介してWE
Bブラウザにアクセス可能な携帯端末であれば、距離に
関係なく世界中の何処からでもマイクロサーバ90を実
装した電子機器をリモート操作できる。
【0094】さらに、マイクロサーバ90側で携帯端末
10のユーザを特定することができるため、未承認ユー
ザの携帯端末からマイクロサーバを操作することを回避
できる。
【0095】また、本実施の形態のリモート制御システ
ム100によれば、中央サーバ50をプロクシサーバと
して機能させる理論的単純プロクシ構成(図6参照)が
適用可能であるため、携帯端末10から送信されるHT
ML形式のリモート操作信号をHTTP (HyperText Trans
fer Protocol)により単純にマイクロサーバ90に転送
することができる。
【0096】この場合、中央サーバ50は、プロクシ機
能を持つだけであり、WEBコンテンツを持たないた
め、その機能構成を単純化できる。さらに、マイクロサ
ーバ90上にグローバルIPアドレスを持つ必要がない
ため、システム上のセキュリティを向上できる。
【0097】また、この場合、携帯端末10とマイクロ
サーバ90とを対応付けるための機能を中央サーバ50
に持たせることもできる。さらに、マイクロサーバ90
内のアプリケーション部903の機能変更によっては、
携帯端末120から中央サーバ50を介して複数のマイ
クロサーバ90をリモート操作することも可能になる。
【0098】また、本実施の形態のリモート制御システ
ム100によれば、中央サーバ50をWEBコンテンツ
サーバとして機能させる論理的中央サーバ構成(図7参
照)が適用可能であるため、マイクロサーバ90の処理
負担を軽減でき、マイクロサーバ自体を低コスト化でき
る。
【0099】さらに、本実施の形態のリモート制御シス
テム100によれば、中央サーバ50をエージェントと
して機能させる論理的エージェント構成(図8参照)が
適用可能であるため、携帯端末10とマイクロサーバ9
0との対応付けを仮想エージェント間の処理として置換
でき、中央サーバ50を主体とするシステムを構築でき
る。
【0100】この場合、中央サーバ50の機能を拡張す
ることにより、各種電子機器(家電製品、おもちゃ、情
報機器等)に適用可能になり、多様なリモート制御サー
ビスを容易に提供できる。
【0101】以上のように、本発明のリモート制御シス
テムは、そのシステム構成がリモートサービス内容に応
じて柔軟に変更できる構成要素を含み、システムコスト
に対しても柔軟に対応可能である。また、本発明のマイ
クロサーバは、あらゆる電子機器に合わせて実装可能に
構成できるため、リモート制御システムの適用範囲を容
易に拡大できる。
【0102】なお、上記実施の形態に示したハード構成
及び論理的構成は、あくまでも一実施の形態であり、そ
の他の通信方式を適用しても、中央サーバ構成、及びマ
イクロサーバ構成は変更可能である。
【0103】
【発明の効果】請求項1記載の発明のリモート制御シス
テムによれば、移動体端末から直接リモートサーバにア
クセス可能であるため、システム構成を単純化でき、シ
ステムコストを低減できる。また、リモートサーバ上に
識別情報としてグローバルIPアドレスを持たせること
ができ、インターネットを介してWEBブラウザにアク
セス可能な携帯端末であれば、距離に関係なく世界中の
何処からでもマイクロサーバを実装した電子機器をリモ
ート操作できる。
【0104】請求項2記載の発明のリモート制御システ
ムによれば、移動体端末から送信される、例えば、HT
ML形式のリモート操作信号をHTTP (HyperText Trans
ferProtocol)により単純にリモートサーバに転送でき
るため、中央サーバは、プロクシ機能を持つだけで良
く、その機能構成を単純化できる。また、リモートサー
バ上にグローバルIPアドレスを持つ必要がないため、
システム上のセキュリティを向上できる。
【0105】さらに、移動体端末とリモートサーバとを
対応付けるための機能を中央サーバに持たせることもで
き、リモートサーバ内の機能変更によっては、移動体端
末から中央サーバを介して複数のリモートサーバをリモ
ート操作することも可能になる。
【0106】請求項3記載の発明のリモート制御システ
ムによれば、中央サーバを、例えば、WEBコンテンツ
サーバとして機能させることができるため、リモートサ
ーバの処理負担を軽減でき、リモートサーバ自体を低コ
スト化できる。
【0107】請求項4記載の発明のリモート制御システ
ムによれば、中央サーバをエージェントとして機能させ
ることができるため、移動体端末とリモートサーバとの
対応付けを仮想エージェント間の処理として置換でき、
中央サーバを主体とするシステムを構築できる。また、
中央サーバの機能を拡張することにより、各種電子機器
(家電製品、おもちゃ、情報機器等)に適用可能にな
り、多様なリモート制御サービスを容易に提供できる。
【0108】請求項5記載の発明のマイクロサーバによ
れば、リモート制御対象の電子機器の外部あるいは内部
に実装することが十分に可能なマイクロサーバになり、
マイクロサーバと電子機器間を制御用ワイヤで接続する
ことが不要になり、電子機器の移動範囲を物理的に制約
する等の不具合を解消でき、基地局と無線通信が可能範
囲であれば、マイクロサーバを搭載した電子機器を自由
に移動できる。
【0109】また、マイクロサーバ上にグローバルIP
アドレスを持たせることができ、インターネットを介し
てWEBブラウザにアクセス可能な携帯端末であれば、
距離に関係なく世界中の何処からでもマイクロサーバを
実装した電子機器をリモート操作できる。
【0110】請求項6記載の発明のマイクロサーバによ
れば、移動体端末から送信される、例えば、HTML形
式のリモート操作信号をHTTP (HyperText Transfer Pr
otocol)により単純にマイクロサーバに転送できるた
め、中央サーバは、プロクシ機能を持つだけで良く、そ
の機能構成を単純化できる。また、マイクロサーバ上に
グローバルIPアドレスを持つ必要がないため、システ
ム上のセキュリティを向上できる。
【0111】さらに、移動体端末とマイクロサーバとを
対応付けるための機能を中央サーバに持たせることもで
き、マイクロサーバ内の機能変更によっては、移動体端
末から中央サーバを介して複数のリモートサーバをリモ
ート操作することも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態におけるリモー
ト制御システム100の全体構成を示す図である。
【図2】図1の携帯端末10の内部構成を示すブロック
図である。
【図3】図1の中央サーバ50の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1のマイクロサーバ90の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図1のリモート制御システム100の主要構成
に適用した論理的直接構成を示す図である。
【図6】図1のリモート制御システム100の主要構成
に適用した論理的単純プロクシ構構成を示す図である。
【図7】図1のリモート制御システム100の主要構成
に適用した論理的中央サーバ構成を示す図である。
【図8】図1のリモート制御システム100の主要構成
に適用した論理的エージェント構成を示す図である。
【図9】図1のリモート制御システム100をロボット
のリモート制御に適用した場合の動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯端末 20、81、82 基地局 30、70 交換機 40、60 ゲートウェイ 50 中央サーバ 501 WEBコンテンツ部 502、503 コントローラエージェント 504 スクリプト言語 90 マイクロサーバ 901 RAS部 902 コンテンツ部 903 アプリケーション部 904 I/Oデバイス部 905 OS部 100 リモート制御システム N1 携帯電話網 N2 インターネット N3 パケット通信網 N4 PHS網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 朋子 東京都港区南青山5丁目13番地3号 株式 会社インデックス内 Fターム(参考) 2C150 AA14 CA01 CA02 CA08 CA18 DK02 ED42 ED52 EF16 EF17 EF36 5B089 GA11 HA10 JA35 JB15 KA11 KA13 KB06 5K048 BA01 BA53 DB01 DC01 DC07 EB01 EB02 HA01 HA02 5K101 KK11 LL11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットにアクセス可能な無線通信
    機能を備えてリモート操作信号を送信する移動体端末
    と、この移動体端末からリモート操作信号を受信して接
    続された電子機器の動作を制御するリモートサーバと、
    から構成されたリモート制御システムであって、 前記リモートサーバは、 前記電子機器の動作に対応する制御情報と自装置の識別
    情報とを記憶する記憶手段と、 前記リモート操作信号をインターネットを介して受信す
    る受信手段と、 この受信されたリモート操作信号を解析し、前記記憶手
    段に記憶された制御情報から対応する制御動作を決定す
    る動作解析手段と、 前記決定された制御動作に応じて前記接続された電子機
    器の動作を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするリモート制御システム。
  2. 【請求項2】インターネットにアクセス可能な無線通信
    機能を備えてリモート操作信号を送信する移動体端末
    と、この移動体端末からリモート操作信号をインターネ
    ットを介して受信し、対応するリモートサーバに転送す
    る中央サーバと、この中央サーバからリモート操作信号
    を受信して接続された電子機器の動作を制御するリモー
    トサーバと、から構成されたリモート制御システムであ
    って、 前記中央サーバは、 前記移動体端末と前記リモートサーバとの対応関係を記
    憶する記憶手段と、 前記リモート操作信号をインターネットを介して受信
    し、前記記憶手段に記憶された前記移動体端末と前記リ
    モートサーバとの対応関係に基づいて、受信したリモー
    ト操作信号をリモートサーバに転送する通信手段と、を
    備え、 前記リモートサーバは、 前記電子機器の動作に対応する制御情報を記憶する記憶
    手段と、 前記中央サーバから転送されたリモート操作信号を解析
    し、前記記憶手段に記憶された制御情報から対応する制
    御動作を決定する動作解析手段と、 前記決定された制御動作に応じて前記接続された電子機
    器の動作を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするリモート制御システム。
  3. 【請求項3】インターネットにアクセス可能な無線通信
    機能を備えてリモート操作信号を送信する移動体端末
    と、この移動体端末からリモート操作信号をインターネ
    ットを介して受信し、対応するリモートサーバに転送す
    る中央サーバと、この中央サーバからリモート操作信号
    を受信して接続された電子機器の動作を制御するリモー
    トサーバと、から構成されたリモート制御システムであ
    って、 前記中央サーバは、 前記移動体端末と前記リモートサーバとの対応関係を記
    憶する記憶手段と、 インターネット上にリモート制御サービスサイトを開設
    し、該サービスサイト上で前記移動体端末からリモート
    操作信号を受信し、前記記憶手段に記憶された前記移動
    体端末と前記リモートサーバとの対応関係に基づいて、
    受信したリモート操作信号をリモートサーバに転送する
    通信手段と、を備え、 前記リモートサーバは、 前記電子機器の動作に対応する制御情報を記憶する記憶
    手段と、 前記中央サーバから転送されたリモート操作信号を解析
    し、前記記憶手段に記憶された制御情報から対応する制
    御動作を決定する動作解析手段と、 前記決定された制御動作に応じて前記接続された電子機
    器の動作を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするリモート制御システム。
  4. 【請求項4】インターネットにアクセス可能な無線通信
    機能を備えてリモート操作信号を送信する移動体端末
    と、この移動体端末からリモート操作信号をインターネ
    ットを介して受信し、対応するリモートサーバに転送す
    る中央サーバと、この中央サーバからリモート操作信号
    を受信して接続された電子機器の動作を制御するリモー
    トサーバと、から構成されたリモート制御システムであ
    って、 前記中央サーバは、 前記移動体端末と前記リモートサーバとの対応関係を記
    憶する記憶手段と、 インターネット上にリモート制御サービスサイトを開設
    し、該サービスサイト上で前記記憶手段に記憶された前
    記移動体端末と前記リモートサーバとの対応関係に基づ
    いて、前記移動体端末と前記マイクロサーバ間のリモー
    ト制御に関わる通信処理を代理して実行し、移動体端末
    から受信したリモート操作信号をリモートサーバに転送
    する代理実行手段と、を備え、 前記リモートサーバは、 前記電子機器の動作に対応する制御情報を記憶する記憶
    手段と、 前記中央サーバから転送されたリモート操作信号を解析
    し、前記記憶手段に記憶された制御情報から対応する制
    御動作を決定する動作解析手段と、 前記決定された制御動作に応じて前記接続された電子機
    器の動作を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするリモート制御システム。
  5. 【請求項5】制御対象の電子機器に実装され、インター
    ネットにアクセス可能な無線通信機能を備えた移動体端
    末から送信されるリモート操作信号を受信して、前記電
    子機器の動作を制御するマイクロサーバであって、 前記電子機器の動作に対応する制御情報と自装置の識別
    情報とを記憶する記憶手段と、 前記リモート操作信号をインターネットを介して受信す
    る受信手段と、 この受信されたリモート操作信号を解析し、前記記憶手
    段に記憶された制御情報から対応する制御動作を決定す
    る動作解析手段と、 前記決定された制御動作に応じて前記接続された電子機
    器の動作を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするマイクロサーバ。
  6. 【請求項6】制御対象の電子機器に実装され、インター
    ネットにアクセス可能な無線通信機能を備えた移動体端
    末から送信されるリモート操作信号を、該インターネッ
    トを介して中央サーバ経由で受信して、前記電子機器の
    動作を制御するマイクロサーバであって、 前記電子機器の動作に対応する制御情報を記憶する記憶
    手段と、 前記リモート操作信号をインターネットを介して前記中
    央サーバから受信する受信手段と、 この受信されたリモート操作信号を解析し、前記記憶手
    段に記憶された制御情報から対応する制御動作を決定す
    る動作解析手段と、 前記決定された制御動作に応じて前記接続された電子機
    器の動作を制御する制御手段と、 を備えることを特徴とするマイクロサーバ。
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