JP2000236348A - インターネットプロトコルを用いた遠隔機器の管理システム - Google Patents

インターネットプロトコルを用いた遠隔機器の管理システム

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JP2000236348A
JP2000236348A JP3713099A JP3713099A JP2000236348A JP 2000236348 A JP2000236348 A JP 2000236348A JP 3713099 A JP3713099 A JP 3713099A JP 3713099 A JP3713099 A JP 3713099A JP 2000236348 A JP2000236348 A JP 2000236348A
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Tatsuo Yano
達男 矢野
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Hewlett Packard Japan Inc
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Telecommunications Advancement Organization
Hewlett Packard Japan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インターネットプロトコルを用いて非IP機器
を遠隔管理するシステムを提供する。 【解決手段】インターネットプロトコル(IP)で通信
を行うことができない遠隔機器を、見かけ上インターネ
ットプロトコルで管理するための管理システムであっ
て、前記遠隔機器に対応する数の論理IPアドレスを割
り当てられ、インターネットプロトコルで運用されるネ
ットワークに接続されたネットワークインタフェース・
カードと、複数の前記論理IPアドレスに対応する複数
のソケットを有し、該ソケットの1つが前記ネットワー
クから要求パケットを受信することに応答して当該ソケ
ットに対応する前記遠隔機器に前記要求パケットの内容
を該遠隔機器対応のプロトコルで転送する管理部とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークに接続さ
れる機器の遠隔管理に関する。
【0002】
【従来技術】インターネット通信のプロトコルは、下位
から順にハードウェア、ネットワークインターフェース
層、インターネット層(IP、ICMP)、トランスポ
ート層(TCP、UDP)、およびアプリケーション層
(HTTP、HTML、SNMP、MIBその他)の階
層からなる。
【0003】インターネットプロトコル(IP)で通信
ができる機器をIP機器、インターネットプロトコル以
外の通信プロトコルでしか通信ができない機器を非IP
機器と呼ぶ。IP機器のネットワーク管理においては、
Simple Network ManagementProtocol(SNMP)が事実上の
標準として広く実用化されている。SNMPは、アプリ
ケーション層のプロトコルで、トランスポート層のプロ
トコルであるユーザデータグラムプロトコル(User Data
gram Protocol: UDP)上で動作する。また、UDPは、
インターネット層のプロトコルであるインターネットプ
ロトコル(IP)上で動作する。
【0004】SNMPでは管理する側をマネージャ(ネ
ットワーク監視端末)、管理される側をエージェントと
いう。このマネージャとエージェントとの間の通信のプ
ロトコルがSNMPである。SNMPでは、情報要求、
前回要求した次の情報要求、情報要求応答、設定要求、
イベント通知(トラップ:trap)という5つの操作を行
うことができる。
【0005】通常の動作では、情報要求・情報要求応答
によって定期的に機器の動作をチェックしたり、設定要
求によって機器設定を変更したりする。SNMPの操作
は、機器へのデータの書き込みと読み込みという2つの
操作に集約することができ、コンピュータの入出力など
の基本的な動作と同じである。
【0006】トラップは、なんらかの原因でネットワー
ク機器の状況が変化した場合に、状況の変化をSNMP
でマネージャに通知させたい場合に利用される。トラッ
プの場合には、エージェントに問い合わせなくても、機
器の状態が変化したときにエージェントの方から通知さ
れる。トラップの役割はコンピュータの割り込み通知に
似ている。
【0007】さらに、IP上で動作するプロトコルとし
て、インターネットコントロールメッセージ・プロトコ
ル(ICMP)がある。IPはコネクションレス型のプロトコ
ルであり、パケットを中継する最大限の努力をするが、
パケットの到達性は保証しない。IPデータグラムが何
らかの障害によって到達できなかったときは、ICMP
プロトコルにより障害の通知が行われる。ICMPは、
通常オペレーティングシステムが処理しており、アプリ
ケーションでは送受信できない。
【0008】ICMPには、様々な種類のメッセージが
あるが、この明細書で重要となるのは、ICMPエコー
リクエストとICMPエコーリプライである。これは、
対象となる機器のネットワークインタフェースが正常に
動作していることと、その機器までの経路が存在してい
ることを確認するためのものである。対象となる機器
は、ICMPエコーリクエストパケットを受信したら、
単にICMPエコーリプライパケットを返答するだけで
ある。一般に、マネージャ側では、ping(PacketInterNe
twork Groper)コマンドを使うことが多い。pingコマン
ドは、相手先ホストへの到達可能性を調べるコマンド
で、ICMPエコーリクエストパケットを送り、一定時
間内にICMPエコーリプライパケットが返ってくるか
どうかを確認し、往復にかかった時間、成功率などを表
示する。
【0009】トランスポート層のプロトコルには、TC
PとUDPがある。TCPがコネクション指向で信頼性
のあるストリーム型のプロトコルであるのに対し、UD
Pは、信頼性の低いデータグラム(データのかたまり)
型のプロトコルで細かい処理は上位層のアプリケーショ
ンが決定する。どちらのプロトコルが使われているかは
IPヘッダの中で示される。
【0010】TCPまたはUDPでは、パケットの宛先
であるアプリケーションをポート番号によって指定す
る。すなわち、ポート番号は、同一のコンピュータ内の
プログラムを識別するためのもので、プログラムのアド
レスと呼ぶことができる。コンピュータにはこのポート
番号に対応してソケットが設けられている。ソケット
は、アプリケーションプログラムがネットワークを通じ
て通信を行うために、オペレーティングシステムが提供
するインタフェースである。コンピュータは、ソケット
にパケットが到着することに応答して、該当するアプリ
ケーションにソケットの内容を渡す。
【0011】ローソケット(raw socket)は、特殊なソケ
ットで、予め指定されて種類のパケットとか、予め指定
された宛先アドレスまたは送信元アドレスのパケットな
ど任意のパケットを受信することができる。これを使用
すると、通常のソケットでは参照できないIPヘッダ部
分を、アプリケーションで参照及び操作することができ
る。例えば、自分のIPアドレス宛ではないパケットを
受信したり、ヘッダの送信元IPアドレスに自分以外の
IPアドレスを付けて送信することができる。具体的に
は、ホストの通信制御部がネットワーク上のパケットを
モニターし、予め指定した種類のパケットまたは予め指
定した宛先アドレスまたは送信元アドレスのパケットを
取り込む。
【0012】IPヘッダは、ネットワーク上で送信され
るパケットに付けられるヘッダで、宛先のコンピュータ
(ホスト)のIPアドレス、宛先コンピュータ内の宛先
ポート番号、送信元のコンピュータのIPアドレス、送
信元コンピュータ内の送信元ポート番号などを含んでい
る。
【0013】インターネットプロトコルに関しては、参
考文献「詳解TCP/IP」W.R.Stevens著/橘康雄訳/井上
尚司監、ソフトバンク、1997を、また、ネットワー
クアドレス変換に関しては、「RFC1631 The IP network
Address Translator (NAT)」K.Egevang/P.Francis、
1994 参照していだたきたい。
【0014】図1に従来例を示す。IP用ネットワーク
管理アプリケーション60は、IP機器A10やIP機
器B20をSNMPで管理している。一方、同じ遠隔機
器の管理でありながら、非IP機器の場合には、SNM
Pのような標準プロトコルは存在せず、機器メーカ各社
が、独自の仕様で、遠隔管理している。図1の例では、
IP用ネットワーク管理アプリケーション60とは別
に、非IP用ネットワーク管理アプリケーション65を
用意し、非IP機器A30や、非IP機器B40を管理
している。
【0015】非IP機器の代表的な例は、ケーブルテレ
ビ網において一定の間隔ごとに設置された増幅器(アン
プ)である。このアンプは通常屋外に設置されており、
雨水が入ったり、交通事故で壊されたり、落雷で壊れた
りと、トラブルを生じることが多い。このアンプは、セ
ンターからメーカー独自のプロトコルを用いて遠隔管理
されている。このプロトコルはコンピュータ分野で標準
となっているインターネットプロトコルとは全く異なっ
ている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によると、非
IP機器の管理には、独立した非IP用管理アプリケー
ション65を用意しなくてはならないため、ユーザは、
遠隔管理という同じ目的のために、2種類の管理アプリ
ケーションを使わなくてはならず、使い勝手が悪く、管
理効率が悪かった。そこで、この発明は、インターネッ
トプロトコルを用いて非IP機器を遠隔管理するシステ
ムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】管理効率を上げるため
に、非IP機器に対しても架空のIPアドレスを割り当
て、あたかもIP機器であるかのように、ひとつのネッ
トワーク管理アプリケーションで管理できるような管理
手法を開発した。
【0018】請求項1記載の発明は、インターネットプ
ロトコル(IP)で通信を行うことができない遠隔機器
を、見かけ上インターネットプロトコルで管理するため
の管理システムであって、前記遠隔機器に対応する数の
論理IPアドレスを割り当てられ、インターネットプロ
トコルで運用されるネットワークに接続されたネットワ
ークインタフェース・カードと、複数の前記論理IPア
ドレスに対応する複数のソケットを有し、該ソケットの
1つが前記ネットワークから要求パケットを受信するこ
とに応答して当該ソケットに対応する前記遠隔機器に前
記要求パケットの内容を該遠隔機器対応のプロトコルで
転送する管理部とを備えるという構成をとる。
【0019】請求項1の発明によると、同じネットワー
ク管理アプリケーションで、インターネットプロトコル
で通信するIP機器とインターネットプロトコル以外の
プロトコルで通信する非IP機器を一元管理することが
できる。ネットワーク管理アプリケーション側から見る
と、IP機器のネットワーク管理プロトコルの業界標準
であるSNMPで、非IP機器を管理できるので、管理
アプリケーションの開発が容易になるとともに、選択肢
が増大し、より付加価値の高い、管理アプリケーション
を使用できる可能性が高くなる。
【0020】請求項2記載の発明は、インターネットプ
ロトコル(IP)で通信を行うことができない遠隔機器
を、見かけ上インターネットプロトコルで管理するため
の管理システムであって、前記遠隔機器にはそれぞれ固
有の架空IPアドレスが割り当てられており、IPアド
レスを持ち、前記遠隔機器に対応するポート番号の複数
のポートを有するネットワークインターフェースと、前
記複数のポートに対応する複数のソケットを有し、該ソ
ケットの1つにパケットが受信されることに応答して、
該ソケットに対応する前記遠隔機器に該パケットの内容
を該遠隔機器対応のプロトコルで転送する管理部と、前
記遠隔機器に固有の架空IPアドレスを宛先IPアドレ
スとする要求パケットを受信することに応答して、該要
求パケットのIPヘッダに含まれる宛先IPアドレスお
よび宛先ポートを前記ホストのIPアドレス、および対
応する前記遠隔機器の前記ポート番号に変更して変更後
のパケットを送信する変換サーバとを有するという構成
をとる。
【0021】請求項2の発明によっても請求項1の発明
と同様の利点が得られる。また、請求項2記載の発明
は、請求項3記載の発明と同時に使用することができ
る。
【0022】請求項3記載の発明は、インターネットプ
ロトコルで通信を行うことができない遠隔機器を、見か
け上、インターネットプロトコルで管理するための管理
システムであって、前記遠隔機器にはそれぞれ固有の架
空IPアドレスが割り当てられており、前記遠隔機器対
応のプロトコルによって該遠隔機器と通信することがで
きるホストと、任意のパケットを受け取ることができる
ソケットを用いて、前記遠隔機器に割り当てられた架空
IPアドレスに対するICMPエコーリクエストパケッ
トを受信し、前記ICMPエコーリクエストパケットを
ユーザデータグラム・パケットに内包化して送信するI
CMP・UDP変換サーバとを備え、前記ホストは、前
記送信されたユーザデータグラム・パケットを受信し、
内包化されている前記ICMPエコーリクエストパケッ
トに応答して、前記遠隔機器対応のプロトコルを用い
て、このパケット中で指定されている前記架空IPアド
レスに対応する前記遠隔機器と通信を行うようにしたと
いう構成をとる。
【0023】請求項3の発明によると、インターネット
の管理において標準であるインターネットコントロール
メッセージプロトコルICMP(具体的にはpingコマン
ド)を使って、非IP機器との通信状況を簡単に確認す
ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図2に、この発明の一つの実施形
態を示す。ネットワーク管理アプリケーション61は、
ネットワーク上のIP機器10、20を管理するアプリ
ケーションで、典型的にはヒューレット・パッカード社
のOpenView(商標)というミドルウェア上で動作するネ
ットワークノードマネージャである。プロキシエージェ
ント70は、この発明における管理部を構成する部分で
ある。図2にはネットワーク管理アプリケーション61
がホスト91上で動作し、プロキシ・エージェント70
がホスト90上で動作するように示してあるが、これら
のアプリケーションは同じホスト上で動作してもよい。
【0025】プロキシ・エージェント70は、インター
ネットプロトコルとは異なるプロトコルで通信する非I
P機器30、40を、ネットワーク管理アプリケーショ
ン61がインターネットプロトコルで管理することがで
きるようにするためにネットワーク管理アプリケーショ
ン61と非IP機器との間に設けられ、異なる二つのプ
ロトコルの翻訳を行う。非IP機器30、40にはそれ
ぞれ架空IPアドレスが割り当てられている。
【0026】図3に、非IP機器3台を管理するためのプ
ロキシ・エージェントの構成の一例を示す。ネットワー
クインタフェース・カードに、非IP機器に割り当てら
れた3つの架空IPアドレスを割り当て、それぞれにソ
ケットをひとつずつ割り当てる。プロキシ・エージェン
ト70は、この3つのソケットを周期的にチェックす
る。
【0027】ネットワーク管理アプリケーション61
は、例えば、非IP機器A(30)の情報を得ようとす
ると、非IP機器Aに対応する論理IPアドレスA(1
10)を宛先IPアドレス、標準SNMPポート140
のポート番号を宛先ポート番号に指定したIPヘッダを
付けてSNMPプロトコルによるリード(読み込み)要
求パケットをネットワークに送る。インターネットプロ
トコルにおいて非常に広く使われるアプリケーションプ
ログラムについては、使用するポート番号がウェルノウ
ンポート番号として決められており、ネットワーク管理
プログラムSNMPに対しては161番が割り当てられ
ている。
【0028】ホスト90は、ネットワークインターフェ
ース・カード100を介してこのリード要求パケットを
受け取り、IPヘッダに含まれる宛先アドレスおよび宛
先ポート番号をデコードし、論理IPアドレスAに対応
するソケットA(71)にリード要求パケットを転送す
る。
【0029】一般に、インターネット・プロトコルで送
信されるパケットは、データの頭にIPヘッダを付けた
構造になっており、典型的には表1に示すような構成に
なっている。
【0030】
【表1】
【0031】プロキシ・エージェント70は、このリー
ド要求パケットがソケットA(71)に到着したことか
ら、このリード要求パケットが非IP機器A(30)に
対するものであると判断し、非IP機器デバイスドライ
バ74に指示を出して、非IP機器対応のプロトコルに
よって非IP機器A(30)にアクセスし、必要な情報
を得る。プロキシ・エージェント70は、この読み込ん
だ情報を前記リード要求パケットに対する返答パケット
に組み込み、これをソケットA71から、ネットワーク
管理アプリケーションに向けて送信する。この返答パケ
ットのIPヘッダは、リード要求パケットの送信元IP
アドレスを宛先IPアドレスとし、リード要求パケット
の送信元ポート番号を宛先ポート番号に指定し、非IP
機器Aの論理IPアドレスを送信元IPアドレスとして
含んでいる。
【0032】この返答パケットを受け取るネットワーク
管理アプリケーション61側からは、あたかも論理IP
アドレスA(110)から、返答があったかのように見
える。上記の動作は、ライト(書き込み)要求パケット
の場合でも、同様である。また、非IP機器側からのイ
ベント発生通知(トラップ)に対しては、ネットワーク
管理アプリケーション61側からの要求がなくても、プ
ロキシ・エージェント70から自発的に、トラップパケ
ットを送信する。その場合も、各非IP機器に割り当て
られた論理IPアドレスに対応するソケットから送信さ
れるので、ネットワーク管理アプリケーション61は、
論理IPアドレスAからトラップパケットが来たものと
判断する。
【0033】図4に、もう1つの発明の実施形態を示
す。ネットワーク管理アプリケーション61はホスト9
1上で動作し、SNMPを用いてネットワーク上のIP
機器10、20を管理し、ホスト92上で動作するアド
レス・ポート変換サーバ80およびホスト90上で動作
するプロキシ・エージェント78を介して非IP機器3
0、40をもIP機器と同様に管理する。ここで、プロ
キシ・エージェント78、アドレス・ポート変換サーバ
80、およびネットワーク管理アプリケーション61
は、同じホスト上で動作してもよい。ネットワーク管理
アプリケーション61、プロキシ・エージェント78、
アドレス・ポート変換サーバ80はインターネット・プ
ロトコルを使用したネットワークに接続されている。ア
ドレス・ポート変換サーバ80は、ローソケットを用い
て、自身が動作しているホストのIPアドレス以外を宛
先とするパケットをも受信することができる。
【0034】図5は、図4のプロキシ・エージェント7
8の構成を示す。プロキシ・エージェント78が動作す
るホスト90にはIPアドレス150が割り当てられて
おり、非IP機器A(30)、B(40)、およびC
(50)のそれぞれに対応してポート番号A、B、Cが
割り当てられている。各非IP機器に対応して用意され
るソケット71、72、73では、共通のIPアドレス
150が使用されるが、ポート番号が異なっている。
【0035】各非IP機器にはそれぞれ架空のIPアド
レスが割り当てられている。ネットワーク管理アプリケ
ーション61は、たとえば非IP機器Aに対して要求パ
ケットを送るとき、IPヘッダの宛先IPアドレス・フ
ィールドに非IP機器Aの架空IPアドレスを入れ、ポ
ート番号として標準SNMPポート番号を入れてネット
ワークに送り出す。
【0036】アドレス・ポート変換サーバ80は、各非
IP機器の架空IPアドレス宛に送られた要求パケット
を取り込んで、IPヘッダに含まれる宛先IPアドレス
をホスト90のIPアドレス150に変換し、かつIP
ヘッダに含まれる宛先標準SNMPポート番号を元の宛
先IPアドレスすなわち架空IPアドレスに対応する非
IP機器のポート番号、この例ではポート番号Aに変換
する。次いで、アドレス・ポート変換サーバは、変更し
たIPヘッダを付けた要求パケットをネットワークに送
る。
【0037】ホスト90は、こうして変更されたIPヘ
ッダを持つ要求パケットを受け取り、指定されたポート
番号Aに対応するソケットAに渡す。プロキシ・エージ
ェント78は、ソケットAに要求パケットが受信された
ことに応答して対応する非IP機器Aと非IP機器ドラ
イバ74を介して通信を行う。
【0038】表2は、変換する前のIPヘッダと変換後
のIPヘッダの関係を示す。前述したように標準SNM
Pポート番号は、161が割り当てられている。
【0039】
【表2】
【0040】プロキシ・エージェント78は、非IP機
器Aから得られたデータを返答パケットに組立て、ネッ
トワークに送りだす。次の表3は、この返答パケットの
IPヘッダと、これがアドレス・ポート変換サーバ80
で変換された後のIPヘッダとの関係を示す。
【0041】
【表3】
【0042】アドレス・ポート変換サーバ80は、ネッ
トワーク管理アプリケーション61が返答パケットを受
信できるよう、表3に従ってIPヘッダ部分を変更し、
再送信する。
【0043】次の表4は、トラップパケットに対するI
Pヘッダ部分の変更を示す。標準SNMPトラップポー
ト番号は、162が割り当てられている。
【0044】
【表4】
【0045】いずれの場合にも、プロキシ・エージェン
ト側の送受信ポートの番号が各非IP機器と対応してお
り、この情報をもとに、アドレス・ポート変換サーバ8
0は、その非IP機器に割り当てられている、適切な架
空IPアドレスを知ることができる。
【0046】図6は、ネットワーク管理アプリケーショ
ン61が、自らの要求により、非IP機器31に関す
る、何らかの情報を得る場合の、パケット伝送の流れを
示したものである。まず、ネットワーク管理アプリケー
ション61より、SNMPのフォーマットで、最終ター
ゲットである、非IP機器31の架空IPアドレス宛
に、変換前要求パケット200が送信される。これを、
アドレス・ポート変換サーバ80が受信し、IPヘッダ
部分を表1に従って変更し、変換後要求パケット210
を送信する。これを、プロキシ・エージェント78が受
信し、受信したポートの番号から、非IP機器31を選
択し、これに対して、非IP要求メッセージ220を送
信する。この部分は、機器メーカ独自のプロトコルであ
る。
【0047】プロキシ・エージェント78は、非IP機
器31が返す、非IP返答メッセージ230を受け取る
と、SNMPのフォーマットで、変換前返答パケット2
40を作成し、アドレス・ポート変換サーバ80に送信
する。アドレス・ポート変換サーバ80は、これを受信
し、IPヘッダ部分を表2に従って変更し、ネットワー
ク管理アプリケーション61に再送信する。ネットワー
ク管理アプリケーション61は、あたかも、返答パケッ
トが前記架空IPアドレスから送信されたものとして、
受信する。
【0048】図7は、ネットワーク管理アプリケーショ
ン61からの要求ではなく、非IP機器31側から、自
発的にイベントの通知を行う場合のパケット伝送の流れ
を示したものである。非IP機器31は、あらかじめ定
義された異常状態を検出すると、プロキシ・エージェン
ト78からの要求パケットを待たずに、自発的に非IP
イベント通知メッセージ260を送信する。プロキシ・
エージェント78は、このメッセージを受信すると、直
ちに変換前トラップパケット270をアドレス・ポート
変換サーバに向けて送信する。イベントの内容によって
は、いったん、非IP機器31と通信をして、詳細を確
認する場合もある。
【0049】アドレス・ポート変換サーバ80は、IP
ヘッダ部分を表3に従って変更し、ネットワーク管理ア
プリケーション61に再送信する。ネットワーク管理ア
プリケーション61は、あたかも、トラップパケットが
非IP機器31に割り当てられた架空IPアドレスから
送信されたものとして受信する。
【0050】図8は、この発明のさらにもう一つの実施
形態の例を示す。ここで、プロキシ・エージェント79
はホスト90上で動作し、ホスト93上で動作するIC
MP・UDP変換サーバ85およびホスト91上で動作
するネットワーク管理アプリケーション61とインター
ネット・プロトコルのネットワークに接続されている。
これらのアプリケーションは同じホスト上で動作しても
よく、たとえばICMP・UDP変換サーバ85はプロ
キシ・エージェント79が動作するホスト90に組み込
まれていても良い。
【0051】ネットワーク管理アプリケーション61
は、ネットワークに接続されたIP機器10、20にI
CMP(Internet Control Message Protocol)パケット
を送ってIP機器の管理を行う。
【0052】プロキシ・エージェント79およびICM
P・UDPサーバ85は、インターネットプロトコルで
通信することができない非IP機器30、40をIP機
器10、20と同様にインターネットプロトコルで管理
することができるようにするためにネットワークに接続
されている。非IP機器30、40にはそれぞれ架空の
IPアドレスが割り当てられている。
【0053】ICMP・UDPサーバ85は、ローソケ
ットを用い、自身が動作しているホスト以外に宛てたI
CMPパケットも受信することができる。ネットワーク
管理アプリケーション61は、非IP機器30、40に
ICMPパケットを送信する際、非IP機器の架空IP
アドレスを宛先IPアドレスとしてIPヘッダに入れ
る。ICMP・UDPサーバは、非IP機器に割り当て
られた架空IPアドレス宛のICMPエコーリクエスト
パケットを受信し、これを前記非IP機器宛のUDPパ
ケットに内包化してネットワークに再送信する。ここで
内包化するとは、ICMPヘッダ、IPヘッダ、および
データ部を含むICMPパケット全体をUDPのデータ
部に入れ、新たにUDPヘッダを付けることをいう。
【0054】図9に示すように、プロキシ・エージェン
ト79の動作するホスト90は、ICMPパケットを内
包化したUDPパケットを送受信するための専用のIC
MPポート190をもっている。このICMPポート1
90でUDPパケットが受信された場合、プロキシ・エ
ージェント79は、前記UDPパケットに内包化されて
いる、ICMPエコーリクエストパケットを取り出し、
その中の宛先アドレスに対応する非IP機器と通信を行
い、正常に通信ができれば、ICMPエコーリプライパ
ケットを、UDPパケットに内包化してICMP・UD
P変換サーバ85に送信する。ICMP変換サーバ85
では、前記UDPパケットの中から、ICMPエコーリ
プライパケットを取り出して、これをネットワーク管理
アプリケーション61に送る。
【0055】図10に、パケット伝送の様子を示す。ネ
ットワーク管理アプリケーション61が、非IP機器3
1の架空IPアドレス宛に、送信したICMPエコーリ
クエストパケット290は、ICMP・UDP変換サー
バ85で受信され、UDP要求パケット300に内包化
される。UDP要求パケット300は、プロキシ・エー
ジェント79の専用ポート190に向けて、送信され
る。
【0056】プロキシ・エージェント79は、専用ポー
ト190で受信されたパケットには、ICMPエコーリ
クエストパケットが内包化されていることを知っている
ので、前記ICMPエコーリクエストパケットを取り出
し、その中に指定されているIPアドレスから、非IP
機器31を選択し、非IP機器ドライバ74を介して非
IP機器対応のプロトコルで要求メッセージ220を送
信する。非IP機器31が一定時間内に変更メッセージ
230を返してくれば、通信が正常にできているので、
ICMPエコーリプライパケットを作成し、これをUD
P返答パケット330に内包化して、ICMP・UDP
変換サーバ85の特定のポートに送る。
【0057】ICMP・UDP変換サーバ85は、前記
ポートで受信されるパケットには、ICMPエコーリプ
ライパケットが内包化されていることを知っているの
で、これを取り出し、ネットワーク管理アプリケーショ
ン61に向けて、送信する。ネットワーク管理アプリケ
ーション61は、あたかも非IP機器31に割り当てら
れた架空のIPアドレスから、ICMPエコーリプライ
パケットがあったものとして受信する。
【0058】以上にこの発明を具体的な実施例を用いて
説明したが、この発明はこのような実施例に限定される
ものではない。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発明および請求項2記載
の発明によると、同じネットワーク管理アプリケーショ
ンで、IP機器と非IP機器を一元管理することができ
る。
【0060】請求項3記載の発明によると、インターネ
ットで標準であるICMP(代表的にはpingコマンド)
を使って、非IP機器との通信状況を簡単に確認するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の構成を示す図。
【図2】この発明の一実施形態の構成を示す図。
【図3】図2の発明のプロキシ・エージェントの内部構
成を示す図。
【図4】この発明のもう一つの実施形態の構成を示す
図。
【図5】図4の実施形態のプロキシ・エージェントの内
部構成を示す図。
【図6】図4の実施形態における要求パケットと返答パ
ケットの伝送を示す図。
【図7】図4の実施形態におけるトラップパケットの伝
送を示す図。
【図8】この発明のさらに別の実施形態の構成を示す
図。
【図9】図8の実施形態のプロキシ・エージェントの内
部構成を示す図。
【図10】図8の実施形態におけるパケットの伝送を示
す図。
【符号の説明】
10、20:IP機器 30、40、50:非IP機器 61:ネットワーク管理アプリケーション 70、78、79:プロキシ・エージェント 71、72、73:ソケット 74:非IP機器ドライバ 75:ICMP用ソケット 80:アドレス・ポート変換サーバ 85:ICMP・UDP変換サーバ 90:ホスト 100:ネットワークインターフェース・カード 110、120、130:論理アドレス 140、160、170、180:ポート 150:IPアドレス 200:変換前要求パケット 210:変換後要求パケット 220:非IP要求メッセージ 230:非IP返答メッセージ 240:変換前返答パケット 250:変換後返答パケット 260:非IPイベント通知メッセージ 270:変換前トラップパケット 280:変換後トラップパケット 290:ICMPエコーリクエストパケット 300:UDP要求パケット 330:UDP返答パケット 340:ICMPエコーリプライパケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA14 GA17 HC01 HD01 JA05 JA10 MA01 5K033 AA09 BA08 CC01 DA05 5K048 AA00 BA21 BA31 DA02 EA14 EB01 EB03 HA01 HA02 9A001 CC03 CC07 JJ25 KK56 LL09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターネットプロトコルで通信を行うこ
    とができない遠隔機器を、見かけ上インターネットプロ
    トコルで管理するための管理システムであって、 前記遠隔機器に対応する数の論理IPアドレスを割り当
    てられ、インターネットプロトコルで運用されるネット
    ワークに接続されたネットワークインタフェース・カー
    ドと、 複数の前記論理IPアドレスに対応する複数のソケット
    を有し、該ソケットの1つが前記ネットワークから要求
    パケットを受信することに応答して当該ソケットに対応
    する前記遠隔機器に前記要求パケットの内容を該遠隔機
    器対応のプロトコルで転送する管理部とを備える管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】インターネットプロトコルで通信を行うこ
    とができない遠隔機器を、見かけ上インターネットプロ
    トコルで管理するための管理システムであって、 前記遠隔機器にはそれぞれ固有の架空IPアドレスが割
    り当てられており、 IPアドレスを持ち、前記遠隔機器に対応するポート番
    号の複数のポートを有するネットワークインターフェー
    スと、前記複数のポートに対応する複数のソケットを有
    し、該ソケットの1つにパケットが受信されることに応
    答して、該ソケットに対応する前記遠隔機器に該パケッ
    トの内容を該遠隔機器対応のプロトコルで転送する管理
    部と、 前記遠隔機器に固有の架空IPアドレスを宛先IPアド
    レスとする要求パケットを受信することに応答して、該
    要求パケットのIPヘッダに含まれる宛先IPアドレス
    および宛先ポートを前記ホストのIPアドレス、および
    対応する前記遠隔機器の前記ポート番号に変更して変更
    後のパケットを送信する変換サーバと、 を有する管理システム。
  3. 【請求項3】インターネットプロトコルで通信を行うこ
    とができない遠隔機器を、見かけ上、インターネットプ
    ロトコルで管理するための管理システムであって、 前記遠隔機器にはそれぞれ固有の架空IPアドレスが割
    り当てられており、 前記遠隔機器対応のプロトコルによって該遠隔機器と通
    信することができるホストと、 任意のパケットを受け取ることができるソケットを用い
    て、前記遠隔機器に割り当てられた架空IPアドレスに
    対するICMPエコーリクエストパケットを受信し、前
    記ICMPエコーリクエストパケットをユーザデータグ
    ラム・パケットに内包化して送信するICMP・UDP
    変換サーバとを備え、 前記ホストは、前記送信されたユーザデータグラム・パ
    ケットを受信し、内包化されている前記ICMPエコー
    リクエストパケットに応答して、前記遠隔機器対応のプ
    ロトコルを用いて、このパケット中で指定されている前
    記架空IPアドレスに対応する前記遠隔機器と通信を行
    うようにした管理システム。
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