JP2012104912A - ゲートウェイ装置、およびゲートウェイ装置におけるip通信中継方法 - Google Patents

ゲートウェイ装置、およびゲートウェイ装置におけるip通信中継方法 Download PDF

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Abstract

【課題】配下の通信端末がIPプロトコルをサポートしない場合でも、この配下の通信端末がIPネットワーク側の外部ノードとIP通信を行えるようする。
【解決手段】ゲートウェイ装置1は、配下の通信端末2に割り当てる所定数のIPアドレスを保持しておく。そして、通信端末2がサポートするプロトコルの種別を判定し、このプロトコルの種別と上記保持したIPアドレスの残存数とに応じて、通信端末2に通信用アドレスとしてIPアドレスを設定するか、または、IPアドレス以外のアドレス情報を設定する。そして、通信端末2がIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)と直接通信をしない場合は、通信端末2に設定したIPアドレスまたはアドレス情報に対応して、通信端末3とIP通信するために必要なIPアドレス(グローバルIPアドレス)を設定し、通信端末2と通信端末3との間のIP通信を中継する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゲートウェイ装置に接続される配下の通信端末がIPプロトコルをサポートしない場合においても、この配下の通信端末とIPネットワーク側の外部ノード(サーバや通信端末)との間におけるIP通信を中継することができる、ゲートウェイ装置、およびゲートウェイ装置におけるIP通信中継方法に関する。
現在、企業、家庭等、あらゆる環境においてインターネットが利用されている。また、インターネットアクセスの大半は、PC(Personal Computer)からのアクセスである。PCのインターネットアクセスの形態としては、ゲートウェイ装置を経由したアクセス形態が多く、ゲートウェイ装置はIPアドレスをPCに付与するDHCPサーバ機能を搭載していることが多い。この場合、PCは、ゲートウェイ装置からDHCPによりIPアドレスが割り当てられ、インターネット上の外部ノード(サーバや通信端末等)と通信が可能になる。なお、DHCPは、動的ホスト構成プロトコル(Dynamic Host Configuration Protocol)の略称である。
ところが、近年、IPプロトコルをサポートしない通信端末、例えば、センサや、アクチュエータデバイスを利用したインターネット上のサービスが検討されている。この場合、センサ、アクチュエータデバイスは、インターネット上のサーバ等と直接通信することができない。このため、ゲートウェイ装置は、IPプロトコルをサポートしないデバイスがIPネットワーク側の外部ノードとIP通信ができるように、IPプロトコルをサポートしないデバイスと外部ノードとの通信を中継する必要がある。これを行うには、ゲートウェイ装置が、配下の通信端末(センサやアクチュエータデバイス等)を識別できるようにアドレス情報を設定することが必要になる。
なお、関連する通信処理装置がある(特許文献1)。この特許文献1に記載の通信処理装置は、複数のアクセスポイントをスレーブとし、モバイル機器をマスタとして設定し、マスタとなるモバイル機器から、異なるアクセスポイントの複数リソース(異なるプロトコルのリソース)の利用を可能とすることを目的としている。このために、各アクセスポイントとの通信において適用するプロトコルによって異なるアドレスを設定し、通信先のアクセスポイントに応じてアドレスを選択して使用することにより、アクセスポイントの複数リソースの利用を可能とする。
また、関連する識別子割当装置がある(特許文献2を参照)。この特許文献2に記載の識別子割当装置は、正当者が一時的にネットワークにクライアント機器を接続し易くするとともに、クライアント機器の不正な接続を極力排除できるようにしたIPアドレス配布装置を提供することを目的としている。このために、リース条件の記憶手段を設け、クライアント機器から配布要求情報を受信したときに、このリース条件に基づいてIPアドレス配布の可否を判定する。
また、関連するIP電話中継装置がある(特許文献3を参照)。この特許文献3に記載のIP電話中継装置は、プライベート網内の複数のIP電話端末のセッションを、中継装置のグローバル側の1つのポートに集約することを目的としている。このために、プライベート網上に存在するIP電話端末のプライベートIPアドレス等の登録処理をIP電話中継装置で終端させ、この登録処理とは独立してIP電話中継装置の呼制御管理装置への登録処理を行い、IP電話中継装置は、UAC登録・変換テーブルによって通信対象端末の対応関係を保ちながらグローバル側とプライベート側でそれぞれ呼制御手順を進める。これにより、プライベート網上に存在する複数のIP電話端末をグローバル網から見て1つのUACとして見せる。
特開2004−193775号公報 特開2008−167480号公報 特開2010−81037号公報
上述したように、今後は、IPプロトコルをサポートした通信端末のみならず、IPプロトコルをサポートしない通信端末、例えば、センサやアクチュエータに対しても、インターネット上の外部ノード(IPネットワーク側のサーバや通信端末等)と通信を行うサービスを展開する必要がある。
しかしながら、現在のゲートウェイ装置は、配下に接続される通信端末がサポートしている様々なプロトコルに応じて、通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てたり、IPアドレス以外のアドレス情報を設定する機能を有していない。このため、IPプロトコルをサポートしていな通信端末は、IPネットワーク側の外部ノード(サーバや通信端末等)とIP通信ができなかった。
本発明は、上述の課題を解決することのできるゲートウェイ装置、およびゲートウェイ装置におけるIP通信中継方法を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明のゲートウェイ装置は、配下の通信端末がサポートするプロトコルの種別を判定し、このプロトコルの種別に応じて、前記通信端末に通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定すると共に、前記通信端末がIPネットワーク側の外部ノードと直接通信をしない場合に、前記通信端末に割り当てたIPアドレスまたは設定したアドレス情報に対応して前記通信端末が前記外部ノードと通信するために必要なIPアドレスを設定し、前記通信端末と前記IPネットワーク側の外部ノードとの間のIP通信を中継する。
また、本発明のゲートウェイ装置におけるIP通信中継方法は、配下の通信端末に割り当てるための所定数のIPアドレスを保持する手順と、前記通信端末がサポートするプロトコルの種別を判定する手順と、前記通信端末がIPプロトコルをサポートしている場合に、当該通信端末に通信用アドレスとして前記保持したIPアドレスを割り当てる手順と、前記通信端末がIPプロトコルをサポートしていない場合に、前記保持したIPアドレスの残存数に応じて、当該通信端末に通信用アドレスとして前記IPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定する手順と、前記通信端末がIPネットワーク側の外部ノードと直接通信をしない場合に、前記通信端末に割り当てたIPアドレスまたは前記通信端末に設定したアドレス情報に対応して前記通信端末が前記外部ノードとIP通信するために必要なIPアドレスを設定し、この外部ノードと通信するために必要なIPアドレスを用いて前記通信端末と前記IPネットワーク側の外部ノードとの間のIP通信を中継する手順と、を含むことを特徴とする。
本発明のゲートウェイ装置により、配下の通信端末がIPプロトコルをサポートしない場合においても、この通信端末とIPネットワーク側の外部ノードとのIP通信が可能になる。また、IPアドレスのリソースの有効活用が可能となる。
本発明のゲートウェイ装置を用いた通信システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態に係わるゲートウェイ装置の構成を示すブロック図である。 図2に示すゲートウェイ装置の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明のゲートウェイ装置を用いた通信システムの概要を示す図である。
図1に示すシステムは、IPネットワーク4に接続されるゲートウェイ装置1と、ゲートウェイ装置1に接続される配下の通信端末2と、IPネットワーク4に接続される外部ノードとしての通信端末3(IP通信を行う通信端末3)と、を有して構成されている。ここで、IPネットワーク4は、IP通信を可能とするネットワークである。この図1の示すシステムでは、ゲートウェイ装置1に接続される配下の通信端末2と、IPネットワーク4側にある通信端末(外部ノード)3とが通信する際に、通信端末2の通信用アドレスをゲートウェイ装置1が設定してIP通信を中継する。
次に、ゲートウェイ装置1の構成について説明する。図2は、本発明の実施形態に係わるゲートウェイ装置の構成を示すブロック図である。このゲートウェイ装置1は、プロトコル判定部11、通信用アドレス種別判定部12、アドレス情報設定部13、IPアドレス割当部14、残存IPアドレス監視部15、および外部通信用IPアドレス設定部16を有して構成される。
プロトコル判定部11は、通信端末2がゲートウェイ装置1に接続したときに受信するメッセージを解析し、この通信端末2がサポートするプロトコルの種別を判定し、この判定結果(通信端末2がサポートするプロトコルの種別情報)を通信用アドレス種別判定部12へ出力(通知)する。このプロトコル判定部11におけるプロトコルの判定の際には、通信端末2からDHCPプロトコルのIPアドレス要求メッセージを受信した場合に、通信端末2がIPプロトコルをサポートしていると判定する。また、通信端末2からDHCPプロトコルのIPアドレス要求メッセージを受信しない場合は、通信端末2がIPプロトコルをサポートしていないと判定する。
なお、プロトコル判定部11におけるプロトコルの種別の判定では、前述のように、通信端末2から送信されるDHCPプロトコルのメッセージを利用して、通信端末2がIPプロトコルをサポートしているか否かを判定するが、これに限定されない。例えば、通信端末2から受信したプロトコル特有のメッセージや、プロトコル判定部11から通信端末2に送信されるメッセージに対する応答メッセージを利用して、通信端末2がサポートするプロトコルを判定することができる。
通信用アドレス種別判定部12は、プロトコル判定部11から入力(通知)されるプロトコル種別の情報および、残存IPアドレス監視部15から入力(通知)されるIPアドレスの残存数の情報を基に、通信端末2に通信用アドレスとしてIPアドレスを付与する(割り当てる)か、またはIPアドレス以外のアドレスを設定するかを判定する。通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てる場合は、IPアドレス割当部14に対して、通信端末2にIPアドレスを割り当てるように要求する。また、通信用アドレスとしてIPアドレス以外のアドレス情報を設定する場合は、アドレス情報設定部13に対して、通信端末2にIPアドレス以外のアドレス情報を設定するように要求する。
ここで、通信用アドレス種別判定部12における通信用アドレス種別の判定方法(決定方法)について、補足して説明する。
通信端末2がサポートするプロトコルがIPプロトコルの場合、割当IPアドレス蓄積部141に保持されたIPアドレスを通信端末2に付与する(割り当てる)と判定する。付与するIPアドレスにはグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスがあるが、それぞれの残存数、過去のIPアドレスの利用履歴情報等を用いてどちらを割り当てるか判定する。
一方、通信端末2がIPプロトコルをサポートしない場合、割当IPアドレス蓄積部141に保持されるIPアドレスが一定数以上残っていれば、通信端末2自身に直接にIPアドレスを割り当てることはできないが、ゲートウェイ装置1が通信端末2と通信する際の通信用アドレスとして、通信端末2にIPアドレスを設定すると判定する。割当IPアドレス蓄積部141に残っているIPアドレスが一定数以下の場合は、このゲートウェイ装置1が通信端末2を一意に識別できるIPアドレス以外のアドレス情報を、通信用アドレスとして通信端末2に設定すると判定する。
アドレス情報設定部13は、通信用アドレス種別判定部12において通信端末2にIPアドレス以外のアドレス情報を設定すると判定された場合に、この通信用アドレス種別判定部12からの要求により、通信端末2のプロトコル種別に応じたアドレス情報を設定する。このアドレス情報の設定の際には、通信端末2を一意に識別できるアドレス情報を設定する。
また、IPアドレス割当部14は、通信用アドレス種別判定部12において通信端末2にIPアドレスを設定すると判定された場合に、この通信用アドレス種別判定部12からの要求により、通信端末2に対して、割当IPアドレス蓄積部141に蓄積されているIPアドレスを割り当てる。このIPアドレスには、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの2種類がある。
残存IPアドレス監視部15は、割当IPアドレス蓄積部141を参照し、通信端末2に対してIPアドレスを割り当てることが可能かどうかを判定し、その判定結果の情報を通信用アドレス種別判定部12へ出力(通知)する。
外部通信用IPアドレス設定部16は、通信端末2にプライベートIPアドレスが割り当てられた場合、および通信端末2にIPアドレス以外のアドレス情報が設定された場合、このプライベートIPアドレス及びIPアドレス以外のアドレス情報に対応してグローバルIPアドレスを設定する。このグローバルIPアドレスは、通信端末2とIPネットワーク4に接続された通信端末3と間のIP通信を実現するために設定されるグローバルIPアドレスである。外部通信用IPアドレス設定部16では、このグローバルIPアドレス(ポート番号を含む)と、通信端末2に割り当てられたプライベートIPアドレスまたはアドレス情報(IPアドレス以外のアドレス情報)と、の組情報をアドレス管理テーブル161へ書き込む。
上述したゲートウェイ装置1の構成により、ゲートウェイ装置1では、通信端末2がサポートするプロトコルの種別を判定する。そして、ゲートウェイ装置1は、通信端末2がサポートするプロトコル種別の情報と、割当IPアドレス蓄積部141におけるIPアドレスの残存数とに応じて、通信端末2に通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定する。このため、配下の通信端末2がIPプロトコルをサポートしていない場合においても、配下の通信端末2はIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)と、ゲートウェイ装置1を介して(ゲートウェイ装置1の中継により)、IP通信を行うことができる。また、IPアドレスのリソース(割当IPアドレス蓄積部141に保持されるIPアドレス)を有効に活用することができる。
図3は、ゲートウェイ装置1の動作を説明するためのフローチャートである。以下、このフローチャートを参照して、ゲートウェイ装置1の動作について説明する。
最初に、通信端末2がIPプロトコルをサポートする場合について説明する。
ゲートウェイ装置1のプロトコル判定部11は、通信端末2からアドレス要求メッセージを受信し(ステップS1)、通信端末2がIPプロトコルをサポートしているか、またはIPプロトコル以外のプロトコルをサポートしているかを判定する(ステップS2)。そして、プロトコル判定部11は、通信端末2がサポートしているプロトコルの種別情報を通信用アドレス種別判定部12へ通知(出力)する。
プロトコル判定部11において、通信端末2がIPプロトコルをサポートしている判定された場合(ステップS2:Yes)、すなわちプロトコル判定部11が、通信端末2からDHCPプロトコルによるIPアドレス要求メッセージを受信した場合は、プロトコル判定部11は、通信端末2がIPプロトコルをサポートする旨の情報を通信用アドレス種別判定部12に出力(通知)する。通信用アドレス種別判定部12は、プロトコル判定部11から通信端末2がIPプロトコルをサポートする旨の情報を入力すると、通信端末2にIPアドレスを付与する(割り当てる)ことを決定(判定)し(ステップS3)、IPアドレス割当部14へ通信端末2にIPアドレスを割り当てるように要求する。
IPアドレス割当部14は、通信用アドレス種別判定部12からの要求により、割当IPアドレス蓄積部141に蓄積されているIPアドレス(グローバルIPアドレスまたはプライベートIPアドレス)からIPアドレスを取得して通信端末2へ付与する(ステップS4)。この通信端末2にアドレス情報として付与されたIPアドレスの情報は外部通信用IPアドレス設定部16へ出力(通知)される。なお、通信端末2にグローバルIPアドレス、またはプライベートIPアドレスのいずれを割り当てるかは、残存している方のIPアドレス、通信端末2の過去のIPアドレス利用履歴、および通信端末2の通信アプリケーション等に応じて決定する。
次に、通信端末2がIPプロトコルをサポートしていない場合について説明する。
ステップS2において、プロトコル判定部11により通信端末2がIPプロトコルをサポートしていないと判定された場合(ステップS2:No)、すなわちプロトコル判定部11が、通信端末2からDHCPプロトコルによるIPアドレス要求メッセージを受信しないか(他の通信については受信する)、もしくはIPプロトコル以外のメッセージを受信した場合は、通信端末2がIPプロトコルをサポートしないと判定する。プロトコル判定部11は、通信端末2がIPプロトコルをサポートしていない旨の情報を、通信用アドレス種別判定部12へ通知(出力)する。この通知を受けた通信用アドレス種別判定部12は、残存IPアドレス監視部15へ対して、割当IPアドレス蓄積部141内にIPアドレスが一定数以上残存するか否かの情報を通知(出力)するように要求する(ステップS5)。
そして、割当IPアドレス蓄積部141に残存するIPアドレスが一定数以上ある場合(ステップS5:Yes)、通信用アドレス種別判定部12は、通信端末3との通信用アドレスとしてIPアドレスを利用することを決定(判定)し(ステップS6)、IPアドレス割当部14へIPアドレスを払い出すように要求する。IPアドレス割当部14では、通信用アドレス種別判定部12から要求により、割当IPアドレス蓄積部141からIPアドレスを取得し、このIPアドレスをサポートしない通信端末2に通信用アドレスとして設定する(ステップS7)。この通信端末2に通信用アドレスとして設定されたIPアドレスの情報は、外部通信用IPアドレス設定部16へ通知(出力)される。
なお、ステップS7においてIPアドレスを設定する際に、利用できるIPアドレスとしては、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスがあるが、いずれを設定するかは、残存している方のIPアドレス数、通信端末2の過去のIPアドレス利用履歴、および通信端末2の通信アプリケーション等に応じて決定する。
一方、割当IPアドレス蓄積部141に残存するIPアドレスが一定数以下の場合(ステップS5:No)、通信用アドレス種別判定部12は、通信端末2にIPアドレス以外のアドレス情報を設定することを決定(判定)する(ステップS8)。そして、通信用アドレス種別判定部12は、アドレス情報設定部13に対して、通信端末2にIPアドレス以外のアドレス情報を設定するように要求する。アドレス情報設定部13は、通信用アドレス種別判定部12からの要求により、IPアドレス以外で、かつ、通信端末2を一意に識別できるアドレス情報を通信端末2に設定する(ステップS9)。また、この通信端末2に設定されたアドレス情報は、外部通信用IPアドレス設定部16へ通知される。
そして、ゲートウェイ装置1に接続される配下の通信端末2に、プライベートIPアドレスおよびIPアドレス以外のアドレス情報が設定されるとき、通信端末2は、ゲートウェイ装置1とは設定されたアドレス情報を識別子として通信できるが、そもそもIPプロトコルを利用できないため、ネットワーク4側の通信端末3と直接にはIP通信ができない。このため、ゲートウェイ装置1がIPレイヤにて中継を行わなければならない。そこで、外部通信用IPアドレス設定部16は、通信端末2に設定されたプライベートIPアドレスおよびIPアドレス以外のアドレス情報と、ゲートウェイ装置1が通信端末3とIP通信するために必要なグローバルIPアドレス(ポート番号を含む)と、の組情報を設定する。この組情報は、アドレス管理テーブル161に保持され、外部通信用IPアドレス設定部16により管理される。これにより、ゲートウェイ装置1では、プライベートIPアドレスまたはIPアドレス以外のアドレス情報が設定された通信端末2と、IPネットワーク4側の通信端末3との間のIP通信を、グローバルIPアドレスを用いて中継することができる。
以上、説明したように本実施形態のゲートウェイ装置1を用いることにより、配下の通信端末2がサポートするさまざまなプロトコルに応じて、IPアドレスまたはIPアドレス以外のアドレス情報を通信用アドレスとして設定し、IPプロトコルをサポートしない通信端末2においても、IPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)とIP通信が行えるようになる。また、割当IPアドレス蓄積部141に保持されるIPアドレスのリソースを有効に利用できる。
なお、ここで、本発明と上記実施形態との対応関係について補足して説明しておく。上記実施形態において、本発明におけるゲートウェイ装置は、ゲートウェイ装置1が対応し、本発明におけるゲートウェイ装置の配下の通信端末(ゲートウェイ装置に接続される通信端末)は、通信端末2が対応し、本発明におけるIPネットワークは、IPネットワーク4が対応し、本発明における、IPネットワーク側の外部ノードは、IP通信を行う通信端末3が対応する。
また、本発明におけるプロトコル判定部は、プロトコル判定部11が対応し、本発明における通信用アドレス種別判定部は、通信用アドレス種別判定部12が対応し、本発明におけるアドレス情報設定部は、アドレス情報設定部13が対応する。また、本発明におけるIPアドレス割当部は、IPアドレス割当部14が対応し、本発明における割当IPアドレス蓄積部は、割当IPアドレス蓄積部141が対応し、本発明における残存IPアドレス監視部は、残存IPアドレス監視部15が対応する。また、本発明における外部通信用IPアドレス設定部は、外部通信用IPアドレス設定部16が対応し、本発明におけるアドレス管理テーブルは、アドレス管理テーブル161が対応する。
(1)そして、上記実施形態において、ゲートウェイ装置1は、配下の通信端末2がサポートするプロトコルの種別を判定し、このプロトコルの種別に応じて、通信端末2に通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定すると共に、通信端末2がIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)と直接通信をしない場合に、通信端末2に割り当てたIPアドレスまたは設定したアドレス情報に対応して通信端末2が外部ノード(通信端末3)と通信するために必要なIPアドレスを設定し、通信端末2とIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)との間のIP通信を中継する。
このような構成のゲートウェイ装置1では、ゲートウェイ装置1に接続される配下の通信端末2がサポートするプロトコルの種別を判定し、このプロトコルの種別に応じて、通信端末2に通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てるか、または、IPアドレス以外のアドレス情報を設定する。そして、通信端末2がIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)と直接通信をしない場合は、IPアドレスまたはアドレス情報に対応して外部ノード(通信端末3)と通信するために必要なIPアドレス(グローバルIPアドレス)を設定し、このIPアドレス(グローバルIPアドレス)を用いて、通信端末2とIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)との間のIP通信を中継する。
これにより、配下の通信端末2がIPプロトコルをサポートしていない場合においても、配下の通信端末2はIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)と、ゲートウェイ装置1を介してIP通信を行うことができる。また、IPアドレスのリソース(ゲートウェイ装置1が配下の通信端末2に割り当てることができるIPアドレス)を有効に活用することができる。
(2)また、上記実施形態において、ゲートウェイ装置1は、配下の通信端末2に割り当てるための所定数のIPアドレスを保持する手段(割当IPアドレス蓄積部141)と、通信端末2がサポートするプロトコルの種別を判定する手段(プロトコル判定部11)と、通信端末2がIPプロトコルをサポートしている場合に、当該通信端末2に通信用アドレスとして上記保持したIPアドレスを割り当てる手段(通信用アドレス種別判定部12とIPアドレス割当部14)と、通信端末2がIPプロトコルをサポートしていない場合に、上記保持したIPアドレスの残存数に応じて、当該通信端末2に通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定する手段(通信用アドレス種別判定部12、IPアドレス割当部14、およびアドレス情報設定部13)と、通信端末2がIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)と直接通信をしない場合に、通信端末2に割り当てたIPアドレスまたは通信端末2に設定したアドレス情報に対応して通信端末2が外部ノード(通信端末3)とIP通信するために必要なIPアドレス(グローバルIPアドレス)を設定し、この外部ノード(通信端末3)と通信するために必要なIPアドレス(グローバルIPアドレス)を用いて通信端末2とIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)との間のIP通信を中継する手段(外部通信用IPアドレス設定部16及びアドレス管理テーブル161等)と、を備える。
このような構成のゲートウェイ装置1では、通信端末2に割り当てるための所定数のIPアドレスを保持しておく。そして、ゲートウェイ装置1に接続される配下の通信端末2がサポートするプロトコルの種別を判定し、通信端末2がIPプロトコルをサポートする場合は通信端末2に通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当て、通信端末2がIPプロトコルをサポートしない場合は、保持したIPアドレスの残存数に応じて、通信端末2に通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定する。そして、通信端末2がIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)と直接通信をしない場合に、上記IPアドレスまたはアドレス情報に対応して外部ノード(通信端末3)と通信するために必要なIPアドレス(グローバルIPアドレス)を設定し、この外部ノードと通信するために必要なIPアドレス(グローバルIPアドレス)を用いて、通信端末2とIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)とのIP通信を中継する。
これにより、配下の通信端末2がIPプロトコルをサポートしていない場合においても、通信端末2はIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)とIP通信を行うことができる。また、IPアドレスのリソース(ゲートウェイ装置1が配下の通信端末2に割り当てるために保持するIPアドレス)を有効に活用することができる。
(3)また、上記実施形態において、ゲートウェイ装置1は、所定数のIPアドレスをリソースとして保持する割当IPアドレス蓄積部141と、割当IPアドレス蓄積部141におけるIPアドレスの残存数を監視する残存IPアドレス監視部15と、配下の通信端末2がサポートするプロトコルの種別を判定するプロトコル判定部11と、通信端末2がIPプロトコルをサポートする場合は、IPアドレスを割り当てると判定し、通信端末2がIPプロトコルをサポートしない場合は、割当IPアドレス蓄積部141におけるIPアドレスの残存数に応じて、通信端末2に通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定するかを判定する通信用アドレス種別判定部12と、通信用アドレス種別判定部12における判定結果に応じて通信端末2にIPアドレスを割り当てるIPアドレス割当部14と、通信用アドレス種別判定部12における判定結果に応じて通信端末2にIPアドレス以外のアドレス情報を設定するアドレス情報設定部13と、通信端末2がIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)と直接通信をしない場合に、この通信端末2と外部ノード(通信端末3)とがIP通信するために必要なIPアドレス(グローバルIPアドレス)を設定し、この外部ノード(通信端末3)と通信するために必要なIPアドレスと、通信端末2に割り当てられたIPアドレスまたは通信端末に設定されたアドレス情報と、の組情報をアドレス管理テーブル161に保存して管理する外部通信用IPアドレス設定部16と、を備え、通信端末2がサポートするプロトコルの種別と、割当IPアドレス蓄積部141におけるIPアドレスの残存数に応じて、通信端末2に、通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定する。
このような構成のゲートウェイ装置1では、割当IPアドレス蓄積部141が、所定数のIPアドレス(例えば、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスの両方)をリソースとして保持する。このIPアドレス割当部14におけるIPアドレスの残存数は、残存IPアドレス監視部15により監視される。そして、プロトコル判定部11により、配下の通信端末2がサポートするプロトコルの種別を判定する。アドレス情報設定部13では、通信端末2がIPプロトコルをサポートする場合はIPアドレスを割り当て、通信端末2がIPプロトコルをサポートしない場合は、割当IPアドレス蓄積部141におけるIPアドレスの残存数に応じて、通信端末2に通信用アドレスとしてIPアドレスを割当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定するか判定する。IPアドレス割当部14は、通信用アドレス種別判定部12からの要求により通信端末2にIPアドレスを割り当てる。アドレス情報設定部13は、通信用アドレス種別判定部12からの要求により通信端末2にIPアドレス以外のアドレス情報を設定する。そして、外部通信用IPアドレス設定部16は、通信端末2がIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)と直接通信をしない場合(通信端末2にプライベートIPアドレスまたはIPアドレス以外のアドレス情報が設定された場合)、配下の通信端末2が外部ノード(通信端末3)と通信するために必要なIPアドレス(グローバルIPアドレス)を設定し、この外部ノード(通信端末3)と通信するために必要なIPアドレス(グローバルIPアドレス)と、通信端末2に割り当てられたIPアドレス(プライベートIPアドレス)またはアドレス情報と、の組情報をアドレス管理テーブル161に保存して管理する。
これにより、通信端末2がサポートするプロトコルの種別と、割当IPアドレス蓄積部141におけるIPアドレスの残存数とに応じて、通信端末2に、通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定することができる。このため、配下の通信端末2がIPプロトコルをサポートしていない場合においても、配下の通信端末2はIPネットワーク4側の外部ノード(通信端末3)と、ゲートウェイ装置1を介してIP通信を行うことができる。また、IPアドレスのリソース(ゲートウェイ装置1が配下の通信端末2に割り当てるために保持するIPアドレス)を有効に活用することができる。
(4)また、上記実施形態において、プロトコル判定部11は、配下の通信端末2から送信されてくるメッセージを受信し、この受信したメッセージを基に、当該通信端末2がサポートしているプロトコルの種別を判定する。
これにより、ゲートウェイ装置1では、配下の通信端末2から送信されてくるメッセージを受信し、この受信したメッセージを基に、配下の通信端末2がサポートするプロトコルの種別を判定できる。
(5)また、上記実施形態において、プロトコル判定部11は、プロトコル判定を行うためのメッセージを配下の通信端末2に送信し、この送信したメッセージに対する応答メッセージを基に、当該通信端末2がサポートするプロトコルの種別を判定する。
これにより、ゲートウェイ装置1では、配下の通信端末2の応答メッセージを受信し、この受信した応答メッセージを基に、配下の通信端末2がサポートするプロトコルの種別を判定できる。
(6)また、上記実施形態において、プロトコル判定部11は、配下の通信端末2から送信されてくるメッセージがDHCPプロトコルのIPアドレス要求メッセージである場合に、当該通信端末2がIPプロトコルをサポートしていると判定する。
これにより、ゲートウェイ装置1では、配下の通信端末2送信されてくるメッセージがDHCPプロトコルのIPアドレス要求メッセージである場合に、この通信端末2がIPプロトコルをサポートしていると判定できる。
(7)また、上記実施形態において、通信用アドレス種別判定部12は、割当IPアドレス蓄積部141に残存するIPアドレスが一定数以上の場合、IPプロトコルをサポートしない通信端末2に、通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てると判定する。
これにより、割当IPアドレス蓄積部141に残存するIPアドレスに余裕のある場合に、IPプロトコルをサポートしない通信端末2に対してIPアドレスを通信用アドレスとして割り当てることができる。このため、割当IPアドレス蓄積部141に保持したIPアドレスのリソースを有効に活用することができる。
(8)また、上記実施形態において、通信用アドレス種別判定部12は、IPプロトコルをサポートしない通信端末2に対して、割当IPアドレス蓄積部141に残存するIPアドレスが一定数以上の場合は、通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てると判定し、割当IPアドレス蓄積部141に残存するIPアドレスが一定数以下の場合は、通信用アドレスとしてIPアドレス以外のアドレス情報を設定すると判定する。
これにより、割当IPアドレス蓄積部141に保持されるIPアドレスを有効に活用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、図2に示すゲートウェイ装置1は、内部に、CPU、ROM、及びRAM等を有するコンピュータシステムを有している。そして、ゲートウェイ装置1を構成する各処理部は専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、各処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
例えば、図2に示すゲートウェイ装置1内のプロトコル判定部11、通信用アドレス種別判定部12、アドレス情報設定部13、IPアドレス割当部14、残存IPアドレス監視部15、及び外部通信用IPアドレス設定部16における上述した処理に関する一連の処理の過程を、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶しておき、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理を行うようにしてもよい。
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。また、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、図2に示すゲートウェイ装置1は、周辺機器として入力装置、表示装置等(いずれも図示せず)が接続されているものとする。ここで、入力装置としては、キーボード、マウス等の入力デバイスのことをいう。表示装置とは、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等のことをいう。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明のゲートウェイ装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 ゲートウェイ装置
2 通信端末(ゲートウェイ装置に接続される配下の通信端末)
3 通信端末(IPネットワーク側の外部ノード)
4 IPネットワーク
11 プロトコル判定部
12 通信用アドレス種別判定部
13 アドレス情報設定部
14 IPアドレス割当部
141 割当IPアドレス蓄積部
15 残存IPアドレス監視部
16 外部通信用IPアドレス設定部
161 アドレス管理テーブル

Claims (9)

  1. 配下の通信端末がサポートするプロトコルの種別を判定し、このプロトコルの種別に応じて、前記通信端末に通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定すると共に、前記通信端末がIPネットワーク側の外部ノードと直接通信をしない場合に、前記通信端末に割り当てたIPアドレスまたは設定したアドレス情報に対応して前記通信端末が前記外部ノードと通信するために必要なIPアドレスを設定し、前記通信端末と前記IPネットワーク側の外部ノードとの間のIP通信を中継するゲートウェイ装置。
  2. 前記配下の通信端末に割り当てるための所定数のIPアドレスを保持する手段と、
    前記通信端末がサポートするプロトコルの種別を判定する手段と、
    前記通信端末がIPプロトコルをサポートしている場合に、当該通信端末に通信用アドレスとして前記保持したIPアドレスを割り当てる手段と、
    前記通信端末がIPプロトコルをサポートしていない場合に、前記保持したIPアドレスの残存数に応じて、当該通信端末に通信用アドレスとして前記IPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定する手段と、
    前記通信端末がIPネットワーク側の外部ノードと直接通信をしない場合に、前記通信端末に割り当てたIPアドレスまたは前記通信端末に設定したアドレス情報に対応して前記通信端末が前記外部ノードとIP通信するために必要なIPアドレスを設定し、この外部ノードと通信するために必要なIPアドレスを用いて前記通信端末と前記IPネットワーク側の外部ノードとの間のIP通信を中継する手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
  3. 所定数のIPアドレスをリソースとして保持する割当IPアドレス蓄積部と、
    前記割当IPアドレス蓄積部におけるIPアドレスの残存数を監視する残存IPアドレス監視部と、
    前記配下の通信端末がサポートするプロトコルの種別を判定するプロトコル判定部と、
    前記通信端末がIPプロトコルをサポートする場合は、IPアドレスを割り当てると判定し、前記通信端末がIPプロトコルをサポートしない場合は、前記割当IPアドレス蓄積部におけるIPアドレスの残存数に応じて、前記通信端末に通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定するかを判定する通信用アドレス種別判定部と、
    前記通信用アドレス種別判定部における判定結果に応じて前記通信端末にIPアドレスを割り当てるIPアドレス割当部と、
    前記通信用アドレス種別判定部における判定結果に応じて前記通信端末にIPアドレス以外のアドレス情報を設定するアドレス情報設定部と、
    前記通信端末がIPネットワーク側の外部ノードと直接通信をしない場合に、この通信端末と前記外部ノードとがIP通信するために必要なIPアドレスを設定し、この外部ノードと通信するために必要なIPアドレスと、前記通信端末に割り当てられたIPアドレスまたは前記通信端末に設定されたアドレス情報と、の組情報をアドレス管理テーブルに保存して管理する外部通信用IPアドレス設定部と、
    を備え、
    前記通信端末がサポートするプロトコルの種別と、前記割当IPアドレス蓄積部におけるIPアドレスの残存数に応じて、前記通信端末に、通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載に記載のゲートウェイ装置。
  4. 前記プロトコル判定部は、前記配下の通信端末から送信されてくるメッセージを受信し、この受信したメッセージを基に、当該通信端末がサポートしているプロトコルの種別を判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のゲートウェイ装置。
  5. 前記プロトコル判定部は、プロトコル判定を行うためのメッセージを前記配下の通信端末に送信し、この送信したメッセージに対する応答メッセージを基に、当該通信端末がサポートするプロトコルの種別を判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のゲートウェイ装置。
  6. 前記プロトコル判定部は、前記配下の通信端末から送信されてくるメッセージがDHCPプロトコルのIPアドレス要求メッセージである場合に、当該通信端末がIPプロトコルをサポートしていると判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のゲートウェイ装置。
  7. 前記通信用アドレス種別判定部は、
    前記割当IPアドレス蓄積部に残存するIPアドレスが一定数以上の場合、IPプロトコルをサポートしない通信端末に、通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てると判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のゲートウェイ装置。
  8. 前記通信用アドレス種別判定部は、
    IPプロトコルをサポートしない通信端末に対して、前記割当IPアドレス蓄積部に残存するIPアドレスが一定数以上の場合は、通信用アドレスとしてIPアドレスを割り当てると判定し、前記割当IPアドレス蓄積部に残存するIPアドレスが一定数以下の場合は、通信用アドレスとしてIPアドレス以外のアドレス情報を設定すると判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のゲートウェイ装置。
  9. 配下の通信端末に割り当てるための所定数のIPアドレスを保持する手順と、
    前記通信端末がサポートするプロトコルの種別を判定する手順と、
    前記通信端末がIPプロトコルをサポートしている場合に、当該通信端末に通信用アドレスとして前記保持したIPアドレスを割り当てる手順と、
    前記通信端末がIPプロトコルをサポートしていない場合に、前記保持したIPアドレスの残存数に応じて、当該通信端末に通信用アドレスとして前記IPアドレスを割り当てるか、またはIPアドレス以外のアドレス情報を設定する手順と、
    前記通信端末がIPネットワーク側の外部ノードと直接通信をしない場合に、前記通信端末に割り当てたIPアドレスまたは前記通信端末に設定したアドレス情報に対応して前記通信端末が前記外部ノードとIP通信するために必要なIPアドレスを設定し、この外部ノードと通信するために必要なIPアドレスを用いて前記通信端末と前記IPネットワーク側の外部ノードとの間のIP通信を中継する手順と、
    を含むことを特徴とするゲートウェイ装置におけるIP通信中継方法。
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