JP2002215794A - 電子カルテシステム - Google Patents

電子カルテシステム

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JP2002215794A
JP2002215794A JP2001014962A JP2001014962A JP2002215794A JP 2002215794 A JP2002215794 A JP 2002215794A JP 2001014962 A JP2001014962 A JP 2001014962A JP 2001014962 A JP2001014962 A JP 2001014962A JP 2002215794 A JP2002215794 A JP 2002215794A
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medical
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Masashi Nagano
正史 永野
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EHOPE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療行為の補助的な手助けとなるコンピュー
タによる医療システムを提供し、なおかつ、システムの
単純化と処理の高速化を目的とする。 【解決手段】 コンピュータにより診療を支援する電子
カルテ医療システムにおいて、選択された診療内容に対
して、(1)前記選択された診療内容についてしなければ
ならない事項、(2)前記選択された診療内容についてし
てはならない事項、を表示する手段を備えた電子カルテ
医療システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療行為および関
連する業務を直接的あるいは間接的に援助するコンピュ
ータ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、あらゆる分野にコンピュータが浸
透している。医療分野においても、その例外ではない。
たとえばコンピュータグラフィックを用いて脳や心臓な
どを3次元映像としてディスプレイ画面上に映し出し、
病名の解明や治療に役立ている。
【0003】またインターネットなどのコンピュータ通
信の発達によって、通信による遠隔医療も提案されてい
る。たとえば、コンピュータのディスプレイ画面やテレ
ビ画面などに患者の患部を映し出し、医師の遠隔指示に
よる治療が行われている。また、救急車内から病人の病
状や患部をテレビ映像として病院に待機している医師の
もとに送り、医師が映像をみながら救急車内の関係者に
指示を出し、応急処置を施すというものがある。ただし
現在行われている多くは、コンピュータ通信である必要
はなく、映像と音声が双方向通信できる装置があればよ
いという程度のものである。
【0004】図1は、インターネットに掲載の『お医者
さん支援データベース・メディカルテ』(http://www1.
con.ne.jp/〜medical/)のシステムフローチャートであ
る。電子カルテを介して受付業務から会計業務までを患
者の医療情報を一括管理している。このメディカルテで
は、過去の検査、処方を時系列で表示し、問診機能を備
え、病名、検査名等を随時検索が行える。また、ネット
ワークで情報を共有使用が可能であり、情報の開示機能
を備えている。このように、メディカルテの特徴は電子
カルテの電子カルテとレセプト機能を兼ね備えているこ
とである。
【0005】一方、問診から検査、治療・処置を目的と
した『医科歯科医療支援システム』がある。このシステ
ムでは、受付業務、会計業務(レセプト)、データの保
存、情報の開示を行う電子カルテシステムであるが、単
に電子カルテを目的としたものではなく、医師への治療
・処置の支援、治療・処置中に入力したデータの電子カ
ルテへのデータコピー機能などを備えている。このシス
テムは、あらゆる病名、あらゆる治療・処置を対象にし
たシステムであるが、現在のところ、歯科を中心とした
医療支援となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子カルテの特
徴は、真正性、見読性、保存性の3要素を確保したう
え、入力の操作性の向上とセキュリティに重点が置かれ
ている。その多くは、手書きのカルテから電子化された
カルテへの移行である。カルテを電子化することによっ
て得られる特徴を生かした機能としては、情報検索のス
ピード化、統計処理、会計処理、情報の共有化、情報開
示機能強化などが付加されている。しかし、基本的には
カルテをもとに情報の加工が中心となっている。レセプ
ト機能もその一環といえるものである。
【0007】古くからコンピュータによる医療支援が、
数多く提案されてきた。その一つに、症状から病名を決
定し、なおかつその治療・処置を決定しようとする試み
がある。しかし、完全な形での、言い換えれば完全にコ
ンピュータが自動診断する形態の、医療支援ソフトウェ
アはまだ完成していない。その一因として、医学におけ
る病名やその治療・処置は多岐にわたっているために、
すべてを網羅することは現在のコンピュータ能力で対処
するには難しいことが挙げられる。
【0008】仮にすべての医療事項を網羅できたとして
も、またコンピュータの処理能力が要求するシステムに
対応できたとしても、症状だけで単純に病名を決定し、
かつその病名の治療法が画一的に決定できるほど、医療
行為は単純ではない。そのため、病名の決定、治療・処
置、その事後処理等を決定するアルゴリズムを確立する
ことができないのが現状である。
【0009】医師の業務の中で、患者の病歴をまとめる
こと(以下、病歴要約作成)は最も手間がかかる事務的
な作業である。しかも、紹介状作成において患者の病歴
をまとめることは、特に迅速な対応が求められている。
この病歴要約作成は、すべての診療記録(いわゆるカル
テ)に目を通し、その中から重要と判断される内容を選
び出し、転記してまとめるという作業で行われている。
【0010】また、診療記録の媒体を電子化(デジタル
化)しても、作業としては同様である。したがって、電
子化した信療記録をサーバーに集中管理したり、磁気デ
ィスクに保存して複数の医療機関でデータの共有化を図
ったとしても、実際の診療行為に最も必要となる病歴要
約が共有化されるわけではなく、患者の医療機関の間の
移動に伴い、診療要約(紹介状)の代用となるものでは
ない。
【0011】本発明が解決しようとする課題は、電子カ
ルテを単にレセプトやデータの保存の道具だけとしての
利用の仕方ではなく、医師の医療行為の補助的な手助け
となるコンピュータによる医療システムを提供し、なお
かつ、システムの単純化と処理の高速化を目的とした、
電子カルテシステムを開発することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載された本発明では、コンピュータ
により診療を支援する電子カルテ医療システムにおい
て、選択された診療内容に対して、(1)前記選択された
診療内容についてしなければならない事項、(2)前記選
択された診療内容についてしてはならない事項、を表示
する手段を備えた電子カルテ医療システムとする。
【0013】請求項2に記載された本発明では、コンピ
ュータにより診療を支援する電子カルテ医療システムに
おいて、症状に対応する疾患名を選択し、治療方針を選
択する際に、(1)前記選択された疾患について処置しな
ければならない事項、(2)前記選択された疾患について
禁止される事項、を表示する手段を備えた電子カルテ医
療システムとする。
【0014】請求項3に記載された本発明では、コンピ
ュータにより診療を支援する電子カルテ医療システムに
おいて、症状に対応する疾患名を選択する際に、(1)前
記症状に対して、頻度の高い順に疾患名を表示する手
段、そして、治療方針を選択する際に、(2)前記選択さ
れた疾患について処置しなければならない事項、(3)前
記選択された疾患について禁止される事項を表示する手
段を備えた電子カルテ医療システムとする。
【0015】請求項4に記載された本発明では、コンピ
ュータにより診療を支援する電子カルテ医療システムに
おいて、慢性疾患名を選択し、治療方針を選択する際
に、(1)前記選択された慢性疾患について処置しなけれ
ばならない事項、(2)前記選択された慢性疾患について
専門医に紹介する時期、(3)前記選択された慢性疾患の
フォローアップFAQを示す事項を必要に応じて表示す
る手段を備えた電子カルテ医療システムとする。
【0016】請求項5に記載された本発明では、コンピ
ュータにより診療を支援する電子カルテ医療システムに
おいて、選択された診療内容に対して、(1)前記選択さ
れた診療内容についてしなければならない事項、(2)前
記選択された診療内容についてしてはならない事項、
(3)前記選択された診療内容について、保険内容を表示
する手段を備えた電子カルテシステムとする。
【0017】請求項6に記載された本発明では、コンピ
ュータに、診療を支援する電子カルテ医療において、選
択された診療内容に対して、(1)前記選択された診療内
容についてしなければならない事項、(2)前記選択され
た診療内容についてしてはならない事項、を表示する機
能を実現させるための電子カルテ医療プログラムとす
る。
【0018】請求項7に記載された本発明では、コンピ
ュータに、診療を支援する電子カルテ医療において、症
状に対応する疾患名を選択し、治療方針を選択する際
に、(1)前記選択された疾患について処置しなければな
らない事項、(2)前記選択された疾患について禁止され
る事項、を表示する機能を実現させるための電子カルテ
医療プログラムとする。
【0019】請求項8に記載された本発明では、コンピ
ュータに、診療を支援する電子カルテ医療において、症
状に対応する疾患名を選択する際に、(1)前記症状に対
して、頻度の高い順に疾患名を表示する手段、そして、
治療方針を選択する際に、(2)前記選択された疾患につ
いて処置しなければならない事項、(3)前記選択された
疾患について禁止される事項、を表示する機能を実現さ
せるための電子カルテ医療プログラムとする。
【0020】請求項9に記載された本発明では、コンピ
ュータに、診療を支援する電子カルテ医療において、慢
性疾患名を選択し、治療方針を選択する際に、(1)前記
選択された慢性疾患について処置しなければならない事
項、(2)前記選択された慢性疾患について専門医に紹介
する時期を示す事項、(3)前記選択された慢性疾患のフ
ォローアップFAQ、を必要に応じて表示する機能を実
現させるための電子カルテ医療プログラムとする。
【0021】請求項10に記載された本発明では、コン
ピュータに、診療を支援する電子カルテ医療において、
選択された診療内容に対して、(1)前記選択された診療
内容についてしなければならない事項、(2)前記選択さ
れた診療内容についてしてはならない事項、(3)前記選
択された診療内容について、保険内容に関する事項、を
表示する機能を実現させるための電子カルテ医療プログ
ラムとする。
【0022】本発明の医療行為に対するアシストは、す
べての医療行為を網羅するのではなく、頻度の高い疾患
に絞り込み、診察、検査、処置に対して行ってはいけな
い行為(DON’T事項)、しなければならない行為
(DO事項)、問診、診察、検査時のコツ、さらには慢
性期の患者に対する処置など、医療の限られた範囲に絞
り込んでいる点が特徴的である。
【0023】初診から診察および事後処理までを一貫し
て管理・アシストするコンピュータによる医療システム
において、来院する初診の患者に対して、頻度の高い疾
患を表示一覧表として表示し、医師に病名を選択させる
手段、診察、処置に当たっては、医師がしなければなら
ない行為(DO事項)、やってはいけない行為(DO
N’T事項)、および問診・検査の要点等を表示し、医
師に対して再チェックを促す手段を備えたクイックマニ
ュアル機能付き電子カルテシステムとする。
【0024】頻度の高い疾患をデータベースに登録して
おき、問診時、その疾患名を画面に表示し、医師が診察
時に表示された疾患を選ぶことによって、それに対する
疾患に対応するクイックマニュアルが参照できる形態に
する。このときの表示する疾患は、通常診察に訪れる患
者(来院患者)の8割程度がカバーできるものを予め選
択して登録しておく。具体的には、通常の来院患者の8
割をカバーできる疾患は20程度である。
【0025】一方、慢性期の患者の診察に対して、慢性
期にチェックしなければならない事項、専門医に紹介す
る時期のタイミング、慢性疾患フォローアップのFAQ
等を適時に参照することができる手段を備えたアシスト
機能付き電子カルテシステムを用意する。
【0026】また、診察の結果、病名に対する検査や薬
の処方する際に、診断時と同様に、DO事項、DON’
T事項により、医師の注意を促すとともに、診察結果を
要求する患者に対しては必要な情報を提示する。提示の
仕方は、直接医師による画面表示して直接説明する方法
と、カルテを印刷して患者に渡す手段を備える。薬の情
報としては、薬価、効能、効果、容量、副作用とその頻
度、その他添付文書の概要をクイック表示し、処方をア
シストする。
【0027】病院と患者との間で多いトラブルとして治
療費がある。このような問題を解決するために、本発明
では保険でどの程度の検査や治療が行えるかを、電子カ
ルテの保険項目から割り出して決定する。検査を行うか
どうかの判断基準として、保険の種別と年齢を加味す
る。この場合、年齢とくに高齢者を対象に重点的にチェ
ックする。
【0028】上記のクイックマニュアル機能、アシスト
機能によって選択した内容は、切り取って電子カルテに
貼り付けることによって、電子カルテ作成の補助手段を
提供する。
【0029】日常診療の診療記録作成時に、今後とも参
考にすべき病態の変化が発生したとき、また、重要と判
断される検査結果などを追記する機能を設ける。診察時
に、その日の記録のうち病歴要約に追加しておくべき部
分を反転選択し、「要約追記ボタン」を押すだけで自動
的に、病歴要約に追記されるという機能である。この要
約は追記していくという方法で経時的にテキストデータ
となる。後日、紹介状作成などで病歴要約が必要となっ
たときには、それまでの診療記録をすべて参照するとい
う手間が省け、迅速な事務処理が可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の内容を具体的に説明す
る。図2は、本発明のカバーする業務フローを示してい
る。基本的には、問診→受付→診察→オーダーリング→
会計(レセプト)→薬剤という一連の流れになってい
る。オーダーリングは検査依頼、薬剤処方、栄養指導、
入院手続き、会計等へのオーダーである。この流れ自体
はごく一般的なものであるが、診察、検査、薬剤処方に
おいては、クイックマニュアル機能、照会機能、アシス
ト機能によって医師の医療行為をサポートする。
【0031】受付処理では新患登録(患者マスターデー
タベースへの登録)、初診受付、再診受付を行う。診療
では、電子カルテの入力、サポートシステム(クイック
マニュアル、アシスト)、各種照会、診察/薬剤等のオ
ーダーリングを行う。会計(レセプト)は、既存のソフ
トウェアを利用することも可能である。外部検査では電
子カルテと検査依頼内容を外部検査機関に提示する。こ
のとき、デジタルデータフォーマット開示されたものを
前提とする。介護看護では、結果データの収集を行う。
経営統計では、各種提示データをもとに経営状態を示す
統計資料を作成する。なお、外部検査、介護看護、経営
統計は本発明の中には含まれない。
【0032】患者が初めて病院あるいは医院に訪れたと
き、すなわち初診時、受付で予診表(アンケート用紙)
に患者の氏名、住所、アレルギー、病歴、来院目的等を
入力する。また医師は問診・診療で体温、血圧、脈拍な
どの、予診表の補助項目を記録する。医師の口頭による
問診時、画面に頻度の高い疾患を表示し、予診表と口頭
問診から疾患(病名)を選択して決定する。ここで表示
される疾患は考えられるすべての疾患ではなく、来院患
者の8割方がカバーできる範囲である。数にして約20
の疾患である。
【0033】したがって、この範疇にない疾患に対して
は、医師はその場で直接疾患を手入力するか、あるいは
問診表に手書きで記入し、のちに電子カルテに登録す
る。もちろん、病名一覧表を表示して選択する方法も可
能である。この場合は、通常、50音順に病名を並べて
選択しやすい形態にする。
【0034】疾患を選択後、それに対応するクイックマ
ニュアルがある場合には、クイックマニュアルボタンが
点灯し、そのボタンをクリックすると、クイックマニュ
アルが表示される。クイックマニュアルには、 (1)せねばならない行為(DO事項、検査、処置) (2)やってはいけない行為(DON’T事項) (3)問診および検査のコツ 等が表示され、医師に対して再チェック行為を促す。
【0035】一方、慢性期の患者の診察に対しても同様
な機能が付いていて、疾患(病名)を入力すると、それ
に対応するアシストボタンが点灯する。このボタンをク
リックすると、クイックマニュアルと同様に、 (1)慢性期にチェックすべき項目 (2)専門医に紹介するタイミング (3)慢性疾患のフォローアップFAQ が表示され、医師への医療行為のアシスト(助言)をす
る。このアシスト項目の表示は、アシストボタンをクリ
ックすることによって適時に参照することができる。
【0036】薬の処方、検査についても同様に、DO項
目、DON’T項目を用意しておき、アシストボタンの
クリックによってアシスト内容が表示される。この場
合、各アシスト内容は、薬名、検査名と対応させた形で
データベースが作られている。具体的には、図3以下で
説明する。
【0037】図3は、本発明の電子カルテシステムのシ
ステム構成を概念的に示した図である。クイックマニュ
アルDB、アシストDB、病名DB、電子カルテDBは
サーバーが一括管理し、各診療室、検査室、受付とはL
AN接続されている(DB:データベース)。図ではア
シストDBを一つにしてあるが、実際には慢性期患者用
DB、薬DB、検査DBなどに細分される。なお、作図
DBは人体の各部位図を用意したデータベースであり、
肝臓、腎臓、胃などの図がイメージデータとして登録さ
れている。また、病名DBはすべての病名が登録された
データベースであり、医師が病名をキー入力しなくて
も、画面に病名を表示し、選択して病名を電子カルテに
入力することができるように用意されたものである。
【0038】本発明は疾患を絞り込むことによって、デ
ータベースの軽量化と処理速度のアップを図っている。
図4は、疾患とクイックマニュアルおよびアシスト事
項、薬とその説明文の関連を示す図である。(1)はクイ
ックマニュアルDB、(2)は慢性期アシストDB、(3)検
査DB、(4)は薬DBである。疾患(病名)テーブル、
慢性期疾患テーブル、検査テーブル、薬テーブルを親と
し、その下にそれぞれ子テーブルであるクイックマニュ
アルテーブル、アシストテーブル、効能テーブルが配置
されている。もちろん、親テーブルと子テーブルを一体
化して、それぞれの疾患名や検査名をキーにテーブルア
クセスする形態でもよいが、変更のしやすさ、拡張性、
将来性を考慮すると、図に示した形態が好ましい。
【0039】たとえば将来、クイックマニュアルの内容
やアシスト内容をより詳細に記述するような場合には、
さらに階層を深くするだけで、簡単に拡張することがで
きる。実施例では、主訴(患者訴える症状あるいは医師
の見た目による症状)を前段階とした、3階層のクイッ
クマニュアルDBを挙げる。また、病名DBに対しても
同様なクイックマニュアルやアシスト文を用意する場合
には、同じ構造のテーブルを下の階層に追加するだけ
で、機能を拡張することができる。
【0040】親テーブルと子テーブルの関連は、ポイン
タによって連結している。たとえば、図5はクイックマ
ニュアルDBの親と子の関連を示したもので、親である
疾患テーブルの疾患Aに属する子テーブルであるクイッ
クマニュアルテーブルがポインタPaでアクセスでき
る。初診時、来院患者の頻度の高い疾患として疾患一覧
表が表示されるが、そのとき、医師が疾患Aを選択する
と、クイックマニュアルボタンが点灯する。もし、対応
するクイックマニュアルがない場合には、クイックマニ
ュアルボタンは点灯しない。
【0041】電子カルテは、受付や各診療室で共有する
ことができる。この共有の仕方には直接サーバー内の電
子カルテを参照/更新を行う方法と、診察の対象となる
患者の電子カルテを各室のコンピュータのワークファイ
ル(ワークDB)にコピーして取り扱い、使用後(とく
に更新があったあと)はサーバーの電子カルテDBに戻
す方法である。どちらの方法を採用するにしても、取り
扱い中の電子カルテは他で同時アクセスできないように
する(排他使用)。本発明ではこの点の取り扱い方法は
請求項の範疇にはないが、後者の例で説明する。
【0042】初診時、電子カルテは受付処理で作成され
る。また再来患者の場合には、個々の電子カルテが存在
するから、その電子カルテも同時にワークDBにコピー
して、医師が病歴として参照できるようにする。クイッ
クマニュアル機能やアシスト機能は、診療画面でサポー
トされる。診療画面で医師が選んだ疾患や注意事項、薬
さらに医師が記述した項目を電子カルテにコピー(カッ
ト&ペースト)することによって、電子カルテの更新が
行える。この場合、診療室ではワークDBのワークカル
テに記述され、それをサーバーに戻すと、電子カルテD
Bの対応する電子カルテが更新される。
【0043】
【実施例】実施の形態で述べた内容を、応用例も含め、
より具体的に説明する。図6は、本発明のクイックマニ
ュアルDBの変形例である。この例では、疾患テーブル
の前段階のテーブルとして主訴テーブルを用意してい
る。すなわち、主訴すなわち患者の訴える症状を主訴テ
ーブルとして持ち、主訴テーブルから疾患をポイントす
る形態にしてある。来院患者の患者の訴える症状の大半
がこの中に収められる。具体例を図7に示す。この例で
は約30の症状が収めれている。この症状から“胸痛”
を選択すると、胸痛で考えられる疾患が登録されている
疾患テーブルが画面に表示される。
【0044】図8は、疾患テーブルに登録されている具
体的な疾患(病名)である。本発明の主旨からすれば、
頻度の高い疾患だけでもよいが、見逃すと危険な疾患や
希な疾患も登録しておくと、疾患の見落としや危険度の
高い疾患に対する手遅れ防止などに役立てることができ
る。この場合、見逃すと高い疾患を、「7日以内に急変
して死亡する可能性のある疾患」と定義する。なお、図
6の疾患テーブルでは“危険度”を表す項目のみを設け
てあるが、図8に示すように頻度の高い疾患、見逃すと
危険な疾患、希な疾患などの区分も危険度に含めておけ
ば、画面表示の際にどの区分に入る疾患がわかるように
することもできる(たとえば、危険度=0:頻度の高い
疾患、1:見逃すと危険な疾患、2:希な疾患、とする
ことも可)。いずれにしろ、危険度の高い疾患に対して
は、太字表示あるいは色分け表示をして、危険な疾患で
あることを医師に知らせる。
【0045】医師が“狭心症”を選択すると、その疾患
に対するクイックマニュアルが存在するときには、画面
上のクイックマニュアルボタンを点灯させる。このボタ
ンが点灯している場合、ボタンをクリックすると、疾患
に対応するクイックマニュアルが表示される。図9は、
狭心症に対応するクイックマニュアルの内容例である。
ここには診断のコツ、問診のコツ、検査項目、専門医紹
介の時期等が記述されている。クイックマニュアルは初
診時のみ表示できるものであるが、医師がクイックマニ
ュアルボタンをクリックしなければ表示されず、バイパ
スすることができる。
【0046】次に慢性期の疾患についての具体例を挙げ
る。図10は“慢性期にチェックすべき項目”、図11
は“慢性疾患フォローアップのFAQ”の疾患例であ
る。内容的には両者はほぼ同等なものであるが、図12
の例のように、慢性期疾患DBには慢性期疾患テーブル
にチェック項目用とFAQ用に分けて登録しておき、そ
れぞれのアシストテーブルをポイントできるようにす
る。アシストがある場合には、アシストボタンが点灯す
る。このアシストボタンをクリックと、アシストテーブ
ルに登録されているアシスト文書が表示される。
【0047】図13は、喘息に対する慢性期にチェック
すべき項目コンテンツの一例であり、図14は高血圧に
対する慢性疾患フォローアップのFAQコンテンツの一
例(一部)である。チェック項目には、外来治療の目
標、検査、入院および専門医紹介時期、DOおよびDO
N’Tなどの内容が盛り込まれている。FAQには、Q
&A形式で医療行為に関する内容が盛り込まれており、
医師がすべてを記憶しておけない医療の細部にわたる内
容が中心となっている。
【0048】FAQはすべてを読む必要もないし、また
手っとり早く引き出せることが重要になる。この実施例
では単純なQ(質問)とA(答)を単純なテーブル形式
で引き出せるようにしてあるが、QとAとテーブルを分
離し、Qを選択する形でデータベースを作成するなどの
工夫も可能である。画面表示ではQのみを一覧表示し、
参照したいQをクリックすることによって、その詳細コ
ンテンツが呼び出せるようにする。
【0049】図12で示した形態でもこのような処理を
記述することができるが、FAQに対してはQとAを分
離した方がプログラム記述やデータ管理では優れてい
る。本発明ではデータベースの構造まで踏み込まないの
で、データベースの設計、プログラム記述については開
発者裁量に任せる。本発明において大事なことは、FA
Qを設けておき、医師が慢性疾患について知りたいとき
に、知りたい内容がすぐに引き出せるシステムを用意し
ておくことである。
【0050】本発明は画面との対話で具現化される。図
15は、標準の診療画面である。初診時には、疾患一覧
表が表示される。ここで選んだ疾患や、医師の所見やそ
れ以降に行うべき医療方針などが内容がSOAPの文中
にコピーされる。なおSOAPとは、患者の訴え(S:
Subjective)、医師の診察所見(O:Objective)、医
師の下した評価(A:Assessment)、その結果としての
診療方針(P:Plan)を意味する。この内容が、電子カ
ルテに登録される。画面の例では、Sは「体がだるい。
疲れやすい。左頬首の後ろ前身倦怠感がある。今朝か
ら」とあり、Pは「血液検査と尿検査と抗体検査」とな
っている。医師の所見(A)と評価(O)はこの段階で
は記されていない。医師が患者を診療する際に、まずこ
の画面からスタートする。たとえばメニューバーの問診
アイコンをクリックするば、問診ようの画面が表示さ
れ、過去の問診内容を表示したり、これから行う口頭問
診の結果などが入力できる。
【0051】
【発明の効果】従来の電子カルテは、真正性、見読性、
保存性の3要素を確保したうえで、入力操作の向上およ
びセキュリティに重点が置かれてきた。これに対して、
本発明では、従来の電子カルテの特徴である真正性、見
読性および保存性を確保したうえで、医師のアシストと
診療リスクの回避が可能である。
【0052】医師へのアシストといえば、以前から話題
になっている医療支援システム、すなわち医療支援エキ
スパートシステムがある。このシステムは、医療データ
ベースによって医師が行ってきた診断をコンピュータに
肩代わりさせようとするものである。したがって、すべ
ての医療事項をデータベースに押し込めることによっ
て、漏れなく医療診断を可能にしようとしている。しか
し現実的には、いまだ完全な形の医療支援システム(診
察項目から病気名の決定や処方・処置・検査方針の決
定)を完成させているものはない。それというのも、病
気やその診断、さらにはそれに伴う医療行為は一義的に
決まるものでないし、または項目数(症状、疾患<病名
>、検査等)は多すぎ、有機的に機能するデータベース
を構築することや、それを処理するプログラムの開発が
難しく、また処理時間が多く掛かるという問題点を抱え
ている。
【0053】これに対して、本発明では、外来患者を対
象にしたものではあるが、外来患者の8割方をカバーす
る疾患に絞って重点的に処理する方法によって、データ
ベースの軽減、処理時間の短縮化を可能にし、医師の負
荷を軽減することに成功している。また本発明では、あ
ってはならない医療ミス、医師の度忘れの防止あるいは
記憶しきれない医療知識を適時提供することによって、
医師のアシストを可能にしている。さらに、医療行為に
おいて重要な診療上のリスクを注意事項として表示する
ことによって、重大な見落としのない診療が行えるよう
にしている点も、従来にない視点からの医療支援を可能
にしている。
【0054】患者と病院側との間でトラブルの多いもの
として治療費がある。とくに保険が効かない治療や検査
を行ったために、患者に多大な経済的負担を負わせ、ト
ラブルとなるケースが多い。この場合、医師が、保険の
有効範囲の判断を誤ったことが原因であることも少なく
ない。本発明では、施そうとする治療や検査が保険の対
象かどうかを考慮しているために、上記のトラブルの回
避、患者への経済的負担の軽減を可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術における電子カルテシステムのシステ
ム構成図である。
【図2】本発明の電子カルテシステムを業務上の処理と
して見たときのフローチャートである。
【図3】本発明の電子カルテシステムをデータベースを
中心に見たシステム構成図である。
【図4】本発明の電子カルテシステムを実現化するデー
タベースの構造を説明するための図である。
【図5】本発明の電子カルテシステムにおいて、データ
ベースを構成するテーブルのつながりを説明するための
図である。
【図6】本発明の電子カルテシステムにおけるクイック
マニュアルデータベースの構造例である。
【図7】本発明の電子カルテシステムにおけるクイック
マニュアルデータベースの主訴テーブル登録する“主訴
から想定される疾患”の例である。
【図8】本発明の電子カルテシステムにおけるクイック
マニュアルデータベースの疾患テーブルに登録する“主
訴から想定される疾患”の例である。
【図9】本発明の電子カルテシステムにおけるクイック
マニュアルデータベースのクイックマニュアルテーブル
に登録する疾患に対応するマニュアルの例である。
【図10】本発明の電子カルテシステムにおける慢性期
疾患データベースの慢性期疾患テーブルに登録する“チ
ェックすべき項目(疾患)”の例である。
【図11】本発明の電子カルテシステムにおける慢性期
疾患データベースの慢性期疾患テーブルに登録する“慢
性疾患フォローアップのFAQ”の例である。
【図12】本発明の電子カルテシステムにおける慢性期
疾患データベースの構造を説明するためのデータベース
構造の一例である。
【図13】本発明の電子カルテシステムにおける慢性期
疾患データベースのアシストテーブルに登録する“慢性
期にチェックすべき項目<DOとDON’Tを含む>と
専門医を紹介の時期”を示したアシスト内容の一例であ
る。
【図14】本発明の電子カルテシステムにおける慢性期
疾患データベースのアシストテーブルに登録する“慢性
期フォローアップのFAQ”を示したアシスト内容の一
例である。
【図15】本発明の電子カルテシステムを具現化するた
めにデザインされた診療標準画面の一例である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永野 正史 東京都中野区中央5丁目37番1号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータにより診療を支援する電子カ
    ルテ医療システムにおいて、選択された診療内容に対し
    て、(1)前記選択された診療内容についてしなければな
    らない事項、(2)前記選択された診療内容についてして
    はならない事項、を表示する手段を備えたことを特徴と
    する電子カルテ医療システム。
  2. 【請求項2】コンピュータにより診療を支援する電子カ
    ルテ医療システムにおいて、症状に対応する疾患名を選
    択し、治療方針を選択する際に、(1)前記選択された疾
    患について処置しなければならない事項、(2)前記選択
    された疾患について禁止される事項、を表示する手段を
    備えたことを特徴とする電子カルテ医療システム。
  3. 【請求項3】コンピュータにより診療を支援する電子カ
    ルテ医療システムにおいて、症状に対応する疾患名を選
    択する際に、(1)前記症状に対して、頻度の高い順に疾
    患名を表示する手段、そして、治療方針を選択する際
    に、(2)前記選択された疾患について処置しなければな
    らない事項、(3)前記選択された疾患について禁止され
    る事項を表示する手段を備えたことを特徴とする電子カ
    ルテ医療システム。
  4. 【請求項4】コンピュータにより診療を支援する電子カ
    ルテ医療システムにおいて、慢性疾患名を選択し、治療
    方針を選択する際に、(1)前記選択された慢性疾患につ
    いて処置しなければならない事項、(2)前記選択された
    慢性疾患について専門医に紹介する時期を示す事項(3)
    前記選択された慢性疾患のフォローアップFAQを必要
    に応じて表示する手段を備えたことを特徴とする電子カ
    ルテ医療システム。
  5. 【請求項5】コンピュータにより診療を支援する電子カ
    ルテ医療システムにおいて、選択された診療内容に対し
    て、(1)前記選択された診療内容についてしなければな
    らない事項、(2)前記選択された診療内容についてして
    はならない事項、(3)前記選択された診療内容につい
    て、保険内容に関する事項を表示する手段を備えたこと
    を特徴とする電子カルテシステム。
  6. 【請求項6】コンピュータに、診療を支援する電子カル
    テ医療において、選択された診療内容に対して、(1)前
    記選択された診療内容についてしなければならない事
    項、(2)前記選択された診療内容についてしてはならな
    い事項、を表示する機能を実現させるための電子カルテ
    医療プログラム。
  7. 【請求項7】コンピュータに、診療を支援する電子カル
    テ医療において、症状に対応する疾患名を選択し、治療
    方針を選択する際に、(1)前記選択された疾患について
    処置しなければならない事項、(2)前記選択された疾患
    について禁止される事項、を表示する機能を実現させる
    ための電子カルテ医療プログラム。
  8. 【請求項8】コンピュータに、診療を支援する電子カル
    テ医療において、症状に対応する疾患名を選択する際
    に、(1)前記症状に対して、頻度の高い順に疾患名を表
    示する手段、そして、治療方針を選択する際に、(2)前
    記選択された疾患について処置しなければならない事
    項、(3)前記選択された疾患について禁止される事項、
    を表示する機能を実現させるための電子カルテ医療プロ
    グラム。
  9. 【請求項9】コンピュータに、診療を支援する電子カル
    テ医療において、慢性疾患名を選択し、治療方針を選択
    する際に、(1)前記選択された慢性疾患について処置し
    なければならない事項、(2)前記選択された慢性疾患に
    ついて専門医に紹介する時期を示す事項、(3)前記選択
    された慢性疾患のフォローアップFAQ、を必要に応じ
    て表示する機能を実現させるための電子カルテ医療プロ
    グラム。
  10. 【請求項10】コンピュータに、診療を支援する電子カ
    ルテ医療において、選択された診療内容に対して、(1)
    前記選択された診療内容についてしなければならない事
    項、(2)前記選択された診療内容についてしてはならな
    い事項、(3)前記選択された診療内容について、保険内
    容に関する事項、を表示する機能を実現させるための電
    子カルテ医療プログラム。
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