JP2002215049A - Rf−idタグの付いた広告看板と表示媒体 - Google Patents
Rf−idタグの付いた広告看板と表示媒体Info
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Abstract
付けして観察者が必要な情報をRF−IDタグリーダー
で取得できるようにした。 【解決手段】 本発明のRF−IDタグの付いた広告看
板1は、広告または宣伝用の広告看板であって、広告ま
たは宣伝にかかる商品またはサービスであって当該看板
に表示されている商品またはサービスの内容に関する情
報または関連の情報がRF−IDタグ11のメモリーに
記録されて、当該広告看板に取り付けされていることを
特徴とする。本発明のRF−IDタグの付いた表示媒体
は、案内用の表示媒体であって、案内の対象物に関する
情報または関連の情報がRF−IDタグのメモリーに記
録されて、当該表示媒体に取り付けされていることを特
徴とする。
Description
の付いた広告看板と表示媒体に関する。広告看板または
表示媒体に非接触通信機能を有するRF−IDタグを取
り付けすることによって、観察者または利用者が広告看
板に表示された商品または表示媒体に表示された対象物
や内容について関心のある情報を携帯型RF−IDタグ
リーダーを用いて取得できるようにするものである。し
たがって、本発明の利用分野は広告、宣伝、観光、マー
ケッティング等の分野に関する。
「RF−IDタグ」(一般に、「非接触データキャリ
ア」、「無線ICタグ」、「非接触IC」、「非接触I
Cラベル」、「非接触ICタグ」等と表現される場合も
ある。)を実装し、各種の情報を記録して商品情報表示
や物流の合理化あるいは物品の管理を行うことがされる
ようになってきている。このRF−IDタグは一般にメ
モリーを有して情報を記録し、かつRF−IDタグリー
ダーにより読み取りできるようになっているのが通常で
ある。
高める必要から、各種のデザインが施こされ、営業内容
や掲示主体、所在地や電話番号等が表示されているのが
常である。広告看板自体の面積はかなり大きいが、遠方
から視認できるように大きな文字等で表示するので実際
に盛り込める情報は限られた内容になる。案内用等の表
示媒体は、近接位置で観察するので通常はより狭い面積
の表示体であるが、的確に目的を達成するように必要な
情報だけを簡潔に盛り込むように作られている。しか
し、いずれの場合も必要な情報を十分には盛り込むこと
ができないので、広告の効果が十分に達成できないか、
または表示媒体として情報の伝達が不十分な場合が生じ
る。観光案内が不完全で道に迷ったり、交通案内が不的
確で乗り物を間違えたりすることは日常良く耳にするこ
とである。
広告看板や表示媒体にRF−IDタグを取り付けし、そ
れに必要な情報を記録しておくことにより、より完全な
情報を取得したい者は携帯用のRF−IDタグリーダー
を使って非接触で当該情報を取得できるようにすれば良
いことを着想し、本発明の完成に至ったものである。
明の要旨の第1は、広告または宣伝用の広告看板であっ
て、広告または宣伝にかかる商品またはサービスであっ
て当該看板に表示されている商品またはサービスの内容
に関する情報または関連の情報がRF−IDタグのメモ
リーに記録されて、当該広告看板に取り付けされている
ことを特徴とするRF−IDタグの付いた広告看板、に
ある。かかる広告看板であるため、RF−IDタグリー
ダーを用いて観察者が十分な情報を取得できる。
は、案内用の表示媒体であって、案内の対象物に関する
情報または関連の情報がRF−IDタグのメモリーに記
録されて、当該表示媒体に取り付けされていることを特
徴とするRF−IDタグの付いた表示媒体、にある。か
かる表示媒体であるため、RF−IDタグリーダーを用
いて利用者が十分な情報を取得できる。
き広告看板と表示媒体について図面を参照して説明す
る。図1は、RF−IDタグ付き広告看板の例を示す図
である。映画の宣伝の例を示している。図1のように、
広告看板1には、広告または宣伝にかかる映画のタイト
ル12が表示され、登場人物や出演者名13や上映期
間、上映映画館、入場料等の情報14等が表示されてい
る。しかし、これらの内容を全て記憶するのは容易では
なく後に映画館に出かけても上映期間を過ぎてしまって
いるような場合がある。また、ストーリーの概略等、看
板に表示されている内容以外の内容を知りたい場合があ
る。そこで、本発明の広告看板では、RF−IDタグ1
1を設けて看板に表示している内容のほか、映画のスト
ーリーのあらまし等も記録できるようにしてある。これ
により、観察者M1は携帯型RF−IDタグリーダー2
を用いてその内容を読み取りすることができる。
広告にも利用できる。一般の商品広告看板には、広告ま
たは宣伝にかかる各種商品が描かれ、掲示主体や所在
地、電話番号等が表示されている。しかし、商品の価格
や使用材料、販売期間、営業時刻等、観察者M1が実際
上、関心があり必要となる情報は、表示スペースの都合
で表示できない場合が多い。また、営業上あまり目立つ
ように表示したくない事項もあるほか、頻繁に内容が変
化し表示できない場合もある。そのため、観察者M1は
興味はあるが、行って確かめたり電話で問い合わせるの
は面倒なのでそのまま通り過ぎて、実際の購入には至ら
ない場合が多い。
り付けて商品の価格や使用材料、販売期間、営業時刻等
を記録することにより、広告看板の前面側から携帯型R
F−IDタグリーダー2を用いれば、観察者M1が自由
に情報を取得できるようにすることができる。広告看板
はかなり高い位置に取り付けられるので、通常は看板の
下辺側にRF−IDタグ11を取り付けるのが好ましい
ことになる。低い位置にある場合でも人間の歩行面5か
ら、H=2.0m以下の位置にRF−IDタグ11が取
り付け等されているのが、手を伸ばして届くことから好
ましい。
ず複数個であっても良い。また、RF−IDタグ11は
ライトプロテクト(書き込み防止)処理をすることが好
ましい。データの内容が悪意の改ざんまたは何等かの原
因で間違った内容に書き換えられる場合は、当該内容を
信じて行動する人が迷惑するからである。ライトプロテ
クトは情報を書き込み後に、書き込み禁止処理を行う
か、ライトプロテクト機能を有するRF−IDタグを使
用する。RF−IDタグ11を看板や表示体の裏面に取
り付けする場合は、RF−IDタグの位置する表面部分
に特定のマークを設けておくことが好ましい。リーダー
で読み取る際に位置を特定し易くするためである。RF
−IDタグを取り付け方法は貼着でも良いし枠体で固定
するような方法であってもよい。
す図である。図1の場合と異なり例として街角の案内地
図が表示媒体3に表示されている。駅前から市内の各観
光スポット4A,4B,4Dや施設4C,4E等への案
内である。通常の案内地図では道筋とか特徴的な建物等
が表示されているだけであるので、記憶した積もりでも
実際には道に迷ってしまうことが多い。本発明の表示媒
体3では、各観光スポットや施設に関してより詳細な道
案内がRF−IDタグ11に記録されて取り付けされて
いる。目的地別にRF−IDタグが、11a,11b,
11c,・・のように取り付けされているので、利用者
M1は、携帯型RF−IDタグリーダー2を用いて目的
地への情報を読み取って記録し、道々その情報を確認し
ながら目的地にたどり着くことができる。このような案
内は視覚不自由者のためにも工夫することができる。視
覚不自由者に対して目で見る物を情報として提供しても
役にたたないが、聴覚や触覚で認識できるものを主体に
案内すれば分かり易く、そのような情報が記録されたR
F−IDタグを携帯型RF−IDタグリーダー2で読み
取って、文字データを音声変換してスピーカーから案内
すれば目的を達することができる。
観光案内、地図案内、交通案内、行き先案内、名所・史
跡の案内、用途用法上の案内、安全上の案内、視聴覚不
自由者のための案内であり、これ等のいずれかの目的に
使用する場合をいう。観光案内とは、観光地において名
所とか景観に優れた場所を表示する案内や地図である
が、当該地への交通機関の便や費用、時間等が詳細に記
載されていない場合が多い。これらの情報をRF−ID
タグに記録してあれば、利用者に有用となる。地図案内
や交通案内、行き先案内とは、観光地以外でも利用され
る同様のものである。登山道における道案内も含まれる
が、観光案内と同様に案内内容が簡単過ぎて不十分であ
る場合が多い。
史跡の由来等が表示されているが、その内容を全て記憶
して帰るのは困難である。これを携帯型RF−ID用タ
グリーダーで読み取って、後で読み返すことができれば
一層楽しい思い出とすることができる。用途用法上の案
内とは、貸しモーターボートや貸し駐車場、あるいは野
営キャンプ場の利用方法、等がある。家庭で利用する家
電機器等の取扱説明書も用途用法上の案内であるが、本
発明では主として屋外で使用するものを対象とする。こ
れらにも通常、所定の表示やパンフレット等は用意して
いるが、看板等の表示媒体は頻繁な利用方法、費用の変
更等には対応が困難である。また、パンフレット等は水
に濡れては困るし、常に見られるように常置しておくの
もコストと手間がかかる。動物園や植物園での説明や博
物館や展示場での案内表示も表示媒体に含まれる。必要
な情報をメモに代えてRF−IDタグに記録すれば、携
帯端末に情報を取得できる利便性が得られる。
の避難場所や避難経路等の表示等である。詳細な表示は
読んだり理解するのに時間がかかって非常時には却って
危険である。記憶に入れるのも大変であるし、携帯型R
F−IDタグリーダーに読み取って随時表示を確認でき
るようにした方が安全である。視聴覚不自由者のための
案内とは、目の不自由な人には音声で案内し、耳の不自
由な人には視覚で確認できるように案内することであ
る。このような媒体には既に提案されているものもある
が特別な受信装置とか発信装置が必要となり、社会的に
整備するにはコストがかかり過ぎる。携帯電話等は持ち
歩くのが通常となっており、個人の経済的負担も少なく
て済む。携帯電話に読み取り機能を備えた携帯型RF−
IDタグリーダーで読み取れれば、音声変換、視覚表示
も簡単であり格別なコストがかからない利点がある。
RF−IDタグを貼着した断面状態を示す図である。屋
外掲示の場合、雨による水濡れ等によりRF−IDタグ
11の機能が働らかなくなる場合があるので、防水処理
が施されることが好ましい。これには、広告看板1に耐
水性シート15を被覆してからRF−IDタグ11を接
着してさらに耐水性保護シート16でRF−IDタグ1
1を保護することができる。あるいはまた、RF−ID
タグ11を耐水性の偏平密封体に納めて広告看板に固定
するようにしても良い。案内用の表示媒体の場合も同様
である。通常、RF−IDタグは、数cmから数十cm
の距離間で非接触交信してリードライト(R/W)でき
るが、使用する周波数帯や状況によって通信距離が極端
に短くなる。特に高い周波数帯域(例:2.45Gh
z)で使用するタグは、水分による減衰が大きくなり、
正常な交信ができなくなる場合がある。
グ11を取り付ける場合は、ある程度恒久的なものとす
るため、より強固なプラスチック等の函体内に納めるよ
うにしてもよい。雨や風に耐え、容易に剥離したり悪戯
されたりしないためである。函体は金属製ではなく電磁
波を遮断しないプラスチック材料が好ましい。また、屋
外設置の場合は、RF−IDタグ11の耐水性保護シー
ト16は紫外線カット処理がされているシートを使用す
ることが好ましい。紫外線によるRF−IDタグ自体の
劣化を防止するためである。なお、RF−IDタグ11
が取り付けられる表示体は金属材料でない方が好ましい
が、金属材料面に取り付けられる場合であっても、金属
とRF−IDタグとの間に1〜2mm程度の非金属材料
を介すれば、リーダーとの交信に支障を生じることはな
い。
図である。使用するRF−IDタグ11には各種の実施
形態があるが、汎用的な例として、図4図示のものを挙
げることができる。図4のRF−IDタグ11は、プラ
スチック等の基材110にアンテナパターン112を形
成し、当該アンテナコイルとICチップ10に内蔵の容
量素子とにより共振回路を形成して一定周波数の電波を
受信してRF−IDタグの情報を発信源に送信して返す
ことができる。図4の場合、アンテナパターン112は
導通部材114により基材110の裏面でジャンピング
回路を形成してコイル接続端子112CによりICチッ
プ10の裏面のバンプまたはパッドに接続している。こ
のようなRF−IDタグ11は基材110にラミネート
したアルミ箔等の金属箔をフォトエッチングやレジスト
印刷後のエッチングによりアンテナパターン112を形
成し、ICチップ10を装着して形成することができ
る。その大きさも30mm×30mm程度以下のサイズ
とすることができる。
示す図である。図5(A)は、ICチップラベル10L
をアンテナパターン111,112の双方に接続するよ
うに貼着した平面状態、図5(B)は、アンテナパター
ン111,112からICチップラベル10Lを部分的
に剥離した状態を示し、図5(C)は、図5(A)のA
−A線に沿う拡大した断面を示す図である。ICチップ
ラベル10Lが異方導電性接着剤117によりアンテナ
パターン111,112に貼着されている状態が示され
ている。当該異方導電性接着剤はあらかじめICチップ
ラベル10Lのアンテナパターン121,122面に塗
工されていてタックラベル化している。図5(B)
(C)からは、ICチップラベル10Lにも小さいアン
テナパターン121,122が印刷されていて、ICチ
ップ10が装着していることが明瞭に分かる。
RF−IDタグ11は、非金属製の広告看板基材210
にアンテナパターン111,112を直接印刷して、あ
るいはアンテナパターン111,112を印刷した粘着
ラベルを製作して看板に貼着し、当該アンテナパターン
111、112にICチップラベル10Lを装着する。
アンテナパターン111,112の印刷には導電性イン
キを使用して、オフセット、グラビア、シルクスクリー
ン印刷等によって印刷できる。導電性インキには、カー
ボンや黒鉛あるいは銀粉やアルミ粉、あるいはそれらの
混合体をビヒクルに分散したインキを使用する。
直線状のものでも捲線状のものでもよく、図示のように
2枚の羽状のものであってもよい。この羽状のパターン
に導通するようにICチップラベル10Lを貼着してい
る。なお、「ICチップラベル」とは、シリコン基板に
集積回路またはメモリあるいはその双方を設けたICチ
ップを、RF−IDタグのアンテナパターン111,1
12に装着可能にタックラベル化した状態のものを意味
し、当該ラベル自体にもICチップに接続した小型のア
ンテナ部を有する場合もある。具体的には、モトローラ
社が製造する「Bistatix」用のインターポーザ
の形態のものを表現している。
で、128文字の記録ができ、通常の広告看板に表示す
る情報の記録には適用できる。数キロビットであれば、
名所来歴や史跡の由来、展示物の説明等の相当に詳細な
内容の情報を記録することが可能である。
方法について説明する。携帯可能なRF−IDタグリー
ダーを広告看板に接近させると、RF−IDタグは、リ
ーダーの電波を感知して所定の情報をリーダー側に送信
する。RF−IDタグリーダーは読み取った情報をメモ
リーに記録するので、当該情報を携帯端末のディスプレ
イに随時表示することができるし、必要な場合は後にプ
リンタで出力することもできる。
F−IDタグリーダーをある程度手に掲げて高くして読
み取る必要が生じる。しかし、一般の屋内外の広告また
は宣伝用看板や表示媒体の場合は、観察者が携帯機器を
最も扱い易い高さにRF−IDタグを貼付することがで
きる。一般的には、人間が立っている状態で、歩行面か
ら50cmから1.5m程度が最も機器の扱いが容易で
あり、通常、2.0mまでは手が届く範囲である。この
場合のRF−IDタグリーダーの出力は、数mW〜数1
00mWが好ましい。あまり、強力では隣接する広告ま
たは宣伝用看板あるいは表示媒体の情報を読み取ったり
混信する影響を生じるからである。
のリーダーとして専用のリーダーも市販されているが、
このリーダーを持ち運びすることは現実的ではない。携
帯して持ち運びし易いリーダーとして、例えば、スプリ
ングボード社では、13.56Mhz帯リーダ付き携帯
情報端末「Visor」を販売している。これは、携帯
情報端末「Visor」のスロットに通信モジュール
(Hand'ITmodule)を装着したもので、インターフェイ
スを介して近接距離におけるRF通信機能が確保され
る。512キロバイトのフラッシュEEPROMも備え
ていて情報記録をすることができる。同様に、わが国に
おいても携帯電話機等にRF通信機能を搭載することが
提案されていて(特願2000−274246等)、こ
のような携帯情報端末が普及するのは近い将来と考えら
れる。
して、以下の用法がある。 <生活者向け用途>RF−IDタグに、「製品名」「価
格」「製品の特徴」「問い合わせ先」などを書き込ん
で、宣伝または広告用看板に貼付する。生活者はRF−
IDタグリーダー(携帯電話、PDA)などを用いて、
この情報を取得する。新製品の紹介や特売品の広告等に
適切となる。 <イベントの案内用途>RF−IDタグに、「イベント
名」「開催日」「チケット発売日」「問い合わせ先」な
どを書き込んで、宣伝または広告用看板に貼付する。生
活者は携帯型RF−IDタグリーダー等を用いて情報を
記録する。また、「ホームページ(HP)アドレス」を
記録しておけば、このアドレスをリーダーで取得して、
「i−MODE」や「EZ−WEB」(セルラー・グル
ープが提供する文字情報サービス)などのインターネッ
ト接続サービスを経由して、HPから、宣伝または広告
用看板より詳しい情報の取得、問い合わせ/申し込みを
行うことも可能となる。
130μm(王子油化株式会社製 商品名)にオフセッ
ト印刷で、封切り映画の広告用絵柄を印刷し、さらに耐
水性コーティング層を設けた後、パネルに貼り合わせて
広告看板1とした(図1)。広告看板には、広告の絵柄
とともに映画のタイトル12、登場人物や出演者名1
3、上映期間、時刻、上映映画館、入場料等の情報14
も同時に表示した。
社製「accuwave」;4kBits)に上記の映
画のタイトル12、登場人物や出演者名13、上映期間
等の情報14を記録し、この広告看板1の表面位置であ
って歩行面から高さ1.2mの位置に貼着した。貼着面
をさらに耐水性タックラベル(ポリエチレンシート)で
シールして保護した。なお、RF−IDタグ11のある
部分の看板表面には、「RF−IDタグが貼付されてい
ること、読み取り可能なこと」の表示を設けた。この屋
外広告看板を街頭に掲示して、RF−IDタグ11の情
報を携帯型RF−IDタグリーダー2で読み取ったとこ
ろ、RF−IDタグから2cmの距離から情報を読み取
ることができた。雨天の日でも読み取りに支障はなかっ
た。
した観光地図を、合板材料面に塗装して描いた。この表
示媒体3の表面側であって歩行面から高さ1.0mの位
置に、各観光地や施設への道案内や観光地や施設の内容
を記録したRF−IDタグ(大日本印刷株式会社製「a
ccuwave」;64kBits)をプラスチック袋
体に密閉して納めて取り付けした(図2)。この屋外表
示媒体3を駅前の街頭に掲示して、RF−IDタグ11
の情報を携帯型RF−IDタグリーダー2で読み取った
ところ、RF−IDタグから2cmの距離から情報を読
み取ることができた。雨天の日でも読み取りに支障はな
かった。
の付いた広告看板には、非接触通信機能を有するRF−
IDタグが取り付けされ、当該RF−IDタグには広告
または宣伝にかかる情報が電気的に記録されているの
で、看板上の関心のある情報を携帯型RF−IDタグリ
ーダーを用いて誰もが任意に取得することができる。R
F−IDタグに、さらに「問い合わせ先」「HPアドレ
ス」等を記録しておけば、携帯端末やモバイルネットワ
ーク、インターネットを介してさらに詳しい情報を取得
することができる。本発明のRF−IDタグの付いた表
示媒体も、広告看板と同様の効果を奏する。従って、広
告看板および表示媒体の利用価値が高くなり、単に視覚
的に認識する広告看板や表示媒体に比べて宣伝広告効果
や表示効果が格段に向上する。
ある。
る。
タグを貼着した断面状態を示す図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 広告または宣伝用の広告看板であって、
広告または宣伝にかかる商品またはサービスであって当
該看板に表示されている商品またはサービスの内容に関
する情報または関連の情報がRF−IDタグのメモリー
に記録されて、当該広告看板に取り付けされていること
を特徴とするRF−IDタグの付いた広告看板。 - 【請求項2】 RF−IDタグが当該広告看板前の観察
者の歩行面から、2.0m以下の高さ位置に取り付けさ
れていることを特徴とする請求項1記載のRF−IDタ
グの付いた広告看板。 - 【請求項3】 RF−IDタグに書き込み禁止処理がさ
れていることを特徴とする請求項1記載のRF−IDタ
グの付いた広告看板。 - 【請求項4】 案内用の表示媒体であって、案内の対象
物に関する情報または関連の情報がRF−IDタグのメ
モリーに記録されて、当該表示媒体に取り付けされてい
ることを特徴とするRF−IDタグの付いた表示媒体。 - 【請求項5】 RF−IDタグに書き込み禁止処理がさ
れていることを特徴とする請求項4記載のRF−IDタ
グの付いた表示媒体。 - 【請求項6】 案内用の表示媒体が観光案内、地図案
内、交通案内、行き先案内、用途用法上の案内、安全上
の案内、視聴覚不自由者のための案内、のいずれかの目
的のひとつのためのものであることを特徴とする請求項
4記載のRF−IDタグの付いた表示媒体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001007134A JP4788042B2 (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | Rf−idタグの付いた広告看板と表示媒体 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002215049A true JP2002215049A (ja) | 2002-07-31 |
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ID=18874925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001007134A Expired - Lifetime JP4788042B2 (ja) | 2001-01-16 | 2001-01-16 | Rf−idタグの付いた広告看板と表示媒体 |
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