JP2002214634A - 表示素子用透明樹脂基板およびそれを用いた液晶表示パネル - Google Patents

表示素子用透明樹脂基板およびそれを用いた液晶表示パネル

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JP2002214634A
JP2002214634A JP2001008606A JP2001008606A JP2002214634A JP 2002214634 A JP2002214634 A JP 2002214634A JP 2001008606 A JP2001008606 A JP 2001008606A JP 2001008606 A JP2001008606 A JP 2001008606A JP 2002214634 A JP2002214634 A JP 2002214634A
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JP2001008606A
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English (en)
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Naomi Kaneko
尚美 金子
Yukio Nomura
幸生 野村
Yuji Satani
裕司 佐谷
Kazufumi Ogawa
小川  一文
Tsuyoshi Kamimura
強 上村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】軽量で耐衝撃性等の信頼性に優れた表示素子用
透明基板を提供する。 【解決手段】透明基板として樹脂板を用い、その表面に
外形が直線とそれに連続する曲線により構成された電極
を配する。引き出し電極の収束部は湾曲した曲線状に
し、電極端部にも丸みを設ける。又、湾曲した部分が曲
率半径2.5×10−6m以上の円弧状であるか、又は
楕円弧状であることが望しい。同時に上記樹脂板が湾曲
した部分の近傍に開口部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等、
表示装置に用いる透明基板に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ、調光ディスプレイ、
プラズマディスプレイ、エレクトロルミネッセントディ
スプレイなどの表示素子や太陽電池に、表面に透明導電
膜が形成された透明基板が広く用いられている。従来、
この透明基板には、ガラス製のものが広く用いられてい
たが、近年では、軽量、割れ難い等の利点を有すること
から、とりわけ携帯機器等の表示素子用として、ポリカ
ーボネイト等の樹脂からなる基板が使用されつつある。
携帯機器等の液晶表示装置においても、両者の間に液晶
を挟持する一対の透明基板に、樹脂製のものが使用され
つつある。
【0003】一般に、表示装置においては、液晶表示パ
ネル等の表示素子とそれを駆動するためのICがTAB
方式等により実装された基板とが別々に組み立てられた
後、互いに接続される。液晶表示装置の一例を図8に示
す。液晶表示パネル1は、互いに対向して配置された一
対の表示用基板2aおよび2bと液晶層3とを備える。
基板2aおよび2b間には、液晶層3が形成されてい
る。液晶層3の周囲は、封止材4により封止されてい
る。なお、表示用基板2aおよび2bの液晶層3と接す
る表面には、酸化アルミニウム膜、カラーフィルタ層お
よび酸化ケイ素膜(いずれも図示せず)が順次形成され
ていて、さらにその上に電極が形成されている。
【0004】この液晶表示パネル1は、いわゆる超ねじ
れネマティック(STN)型であって、表示用基板2a
の液晶層3に接する表面には、図9(a)に示すように
画像、文字等を表示するための線状の表示電極5が複
数、互いに平行に配置されている。表示用基板2aの表
面には、さらに表示電極5を外部回路と接続するための
引き出し電極6が配置されている。一般に表示電極5お
よび引き出し電極6は一体化して形成されたものであっ
て、たとえばスズが添加されたインジウム酸化物(以
下、ITOとする)、酸化亜鉛等の透明導電材からな
る。表示電極5は、図9(b)に示すように長方形状で
ある。なお、表示用基板2aの液晶層3に接する表面
は、ポリイミド等からなる液晶配向膜(図示せず)によ
り被覆されている。
【0005】表示用基板2aのほぼ全幅にわたって配さ
れる表示電極5を、それぞれIC実装基板7上に形成さ
れた回路と接続するための引き出し電極6は、外部回路
と接続する側の端部を収束させている。したがって、引
き出し電極6は、図9(b)に示すように、表示電極5
に接続された収束部6aと、IC実装基板7と接続する
ための端子部6bからなる。引き出し電極6は、略長方
形を連ねたような多角形状である。したがって、収束部
6aは、図に示すように屈曲した箇所を有する。なお、
図示しないが、表示用基板2bの表面にも同様の表示電
極5が配されていて、基板2aおよび2bは、表面に配
された表示電極5の長さ方向が互いに直交するように配
されている。
【0006】図8(a)および(b)に示すように、液
晶表示パネル1とIC実装基板7は、表面に配線パター
ンを備えたヒートシールコネクタ8を介して接続されて
いる。液晶表示パネル1に画像信号等を出力するための
IC実装基板7は、表面に銅箔をパターニングして得ら
れた回路を備えた樹脂基板(たとえばガラス・エポキシ
基板)であって、その表面にはIC等(図示せず)が実
装されている。表示用基板2aの表面に形成された引き
出し電極6は、図9(b)に示すその端子部6bにおい
てヒートシールコネクタ8の接続領域の配線と接続され
ている。また、ヒートシールコネクタ8は、もう一方の
接続領域においてその配線がIC実装基板7の配線と接
続されている。一般に、ヒートシールコネクタは、液晶
表示パネル等と150℃程度の熱圧着により接続され
る。また、ヒートシールコネクタに代えて異方性導電膜
を用いる場合も120℃〜180℃の熱圧着によりこれ
らと接続される。
【0007】上記のような表示用基板に樹脂製の基板を
用いた場合には、以下のような問題点があった。樹脂基
板の熱膨張係数とその表面に形成される透明導電膜の熱
膨張係数は大きく異なる。一般に透明基板に用いられて
きたガラスと比べても樹脂の熱膨張係数は1ケタ以上大
きい。したがって、温度変化によって透明導電膜には大
きな応力が発生する。しかしながら、透明導電膜からな
る電極は極めて薄く機械的強度が低いために、たとえば
ヒートシールコネクタまたは異方性導電膜を熱圧着する
際に、熱が加わる引き出し電極の端子部に基板の膨張に
起因した引張り応力によるクラックが発生しやすい。ま
た、周囲の温度変化によっても基板が変形し、電極に各
種の応力が働いてクラックが発生しやすい。樹脂はガラ
スと比べてヤング率が1ケタ以上小さくさらに柔軟性が
ある。そのため、外力により割れにくい一方で変形しや
すい。したがって樹脂基板に外力が加わると、変形して
電極にクラックが発生しやすい。さらに、樹脂は吸湿し
やすく、吸湿による基板の変形によっても電極にクラッ
クが発生しやすい。したがって、表示用基板に樹脂板を
用いて信頼性の高い表示装置を生産性よく安定して製造
するためには、上記のような応力を緩和してクラックの
発生や電極の破断を効果的に防止する手段が求められて
いた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決し、信頼性が高く軽量の表示用基板を歩留まりよ
く提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の表示素子用透明
樹脂基板は、透明な樹脂板と、樹脂板上に形成された透
明導電膜からなる複数の表示電極と、樹脂板上に形成さ
れた導電膜からなり、表示電極を外部回路と接続するた
めの複数の引き出し電極とを備え、引き出し電極が曲線
状に湾曲した部分を有する。本発明の好ましい形態にお
いては、湾曲した部分が曲率半径2.5×10-6m以上
の円弧状である。本発明の他の好ましい形態において
は、湾曲した部分が楕円弧状である。本発明の好ましい
形態においては、樹脂板が、湾曲した部分の近傍に開口
部を有する。
【0010】本発明の他の表示素子用透明樹脂基板は、
透明な樹脂板と、樹脂板上に形成された透明導電膜から
なる複数の表示電極と、樹脂板上に形成された導電膜か
らなり表示電極を外部回路と接続するための複数の引き
出し電極とを備え、表示電極の端部または引き出し電極
の端部が丸みを有する。本発明の好ましい形態において
は、電極の端部が、その直径が電極の幅と等しい半円状
である。本発明のさらに他の好ましい形態においては、
電極の端部が、半楕円状である。本発明のさらに他の好
ましい形態においては、樹脂板が、引き出し電極の近傍
に開口部または切り欠き部を有する。
【0011】本発明のさらに他の表示素子用透明樹脂基
板は、透明な樹脂板と、樹脂板上に形成された透明導電
膜からなる複数の表示電極と、樹脂板上に形成された導
電膜からなり表示電極を外部回路と接続するための複数
の引き出し電極とを備え、表示電極の端部または引き出
し電極の端部の角部がいずれも鈍角である。たとえば従
来直角であった電極端部の角部に切り欠きを設けること
で、電極端部に位置する角部をいずれも鈍角にする。本
発明の好ましい形態においては、樹脂板が、引き出し電
極の近傍に開口部または切り欠き部を有する。
【0012】本発明のさらに他の表示素子用透明樹脂基
板は、透明な樹脂板と、樹脂板上に形成された透明導電
膜からなる複数の表示電極と、樹脂板上に形成された導
電膜からなり表示電極を外部回路と接続するための複数
の引き出し電極とを備え、表示電極または引き出し電極
の上面の幅がその底面の幅よりも小さい。本発明の好ま
しい形態においては、表示電極または引き出し電極が、
傾斜した側壁面を有する。本発明の他の好ましい形態に
おいては、表示電極または引き出し電極が、互いに異な
る材料からなる複数の層からなる。
【0013】本発明のさらに他の表示素子用透明樹脂基
板は、透明な樹脂板と、樹脂板上に形成された透明導電
膜からなる複数の表示電極と、樹脂板上に形成された導
電膜からなり、表示電極を外部回路と接続するための複
数の引き出し電極とを備え、表示電極および引き出し電
極の外形が、直線とそれに結合した曲線により構成され
る。本発明のさらに他の好ましい形態においては、表示
電極、または表示電極を構成する層の少なくとも一つ
が、酸化インジウムまたは酸化亜鉛を主成分とする。
【0014】なお、上記各透明樹脂基板の特徴を組み合
わせることがより効果的である。透明な表示電極は、た
とえば酸化インジウムまたは酸化亜鉛を主成分とする。
必ずしも引き出し電極は透明である必要はないことか
ら、引き出し電極および表示電極は互いに異なる材料か
らなるものであってもよい。ただし、電極パターン形成
にそれぞれ別個の工程を設けるよりも、これら電極に同
じ材料を用いることが好ましい。基板には、アクリル樹
脂、ポリカーボネイト、エポキシ樹脂等、熱圧着に耐え
得る種々の透明樹脂材料が用いられる。表示電極は、ア
ルミニウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化ジル
コニウム、酸化ケイ素等からなる機能膜を隔てて樹脂板
上に配される。表示電極は、たとえば反射膜または半透
過膜としてのアルミニウム膜や、ガスバリア膜としての
酸化ケイ素膜が配された樹脂板上に形成される。また、
たとえば反射膜または半透過膜として配された酸化ケイ
素膜、酸化チタン膜および酸化ジルコニウム膜を含む多
層膜の上に形成される。
【0015】本発明は、樹脂板の熱膨張係数が表示電極
または引き出し電極の熱膨張係数の5倍以上である場合
や、表示電極または引き出し電極のヤング率が、樹脂板
のヤング率の5倍以上である場合など、電極にクラック
が生じやすいような材料構成においてより効果的であ
る。本発明の表示基板は、例えば液晶表示パネルの基板
に用いられる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面を用いて詳細に説明する。
【0017】《実施の形態1》本実施の形態の表示用透
明基板を図1(a)に示す。表示用基板2aは、アクリ
ル樹脂製で厚さが0.4mmである。表示用基板2aの
表面は、酸化アルミニウム膜(図示せず)により被覆さ
れている。基板2aにはITOからなる線状の表示電極
5が複数、互いに平行に配されている。表示電極5はそ
れぞれ引き出し電極6と接続されている。引き出し電極
6は、図1(a)に示すように曲線状に湾曲した収束部
6aを有する。また、表示電極5と引き出し電極(すな
わちその収束部6a)との接続箇所および収束部6aと
端子部6bとの接続箇所は、図1(b)に示すように丸
みがつけられている。
【0018】基板の表面に形成された電極膜に加わる応
力は、膜の角部等、鋭尖な部分に集中しやすいことか
ら、本実施の形態では、そのような鋭尖な部分を有さな
い形状の電極を用いることで、内部応力の局所的な集中
を防ぐ。
【0019】実際に、以下の表1に示すA〜Eの5種類
の組み合わせで作製した表示用基板を、ヒートシールコ
ネクタと130℃で20秒間の熱圧着し、さらに湿度9
0%で60℃の雰囲気下に1000時間放置した後の収
束部6aにおけるクラックの有無を確認した。また、8
0℃−30分/−20℃−30分の衝撃試験を300サ
イクル繰り返した後の収束部6aにおけるクラックの有
無を確認した。その結果を以下の表2に示す。なお、こ
のとき収束部6aの曲率半径は、5μm以上とした。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】この結果より明らかなように、従来屈曲し
ていた収束部に代えて曲線状に湾曲した収束部を設ける
ことにより、互いの熱膨張係数またはヤング率が大きく
異なる基板と透明導電膜の組み合わせにおいても、基板
の膨張や外力によるクラックの発生を防止することがで
きる。とりわけ、本発明は、樹脂基板の熱膨張係数が透
明導電膜のそれの5倍以上あるような発生する応力が大
きく、透明導電膜にクラックが発生しやすい場合に効果
的である。
【0023】また、収束部6aの最大曲率半径が互いに
異なる表示用基板をそれぞれ5個ずつ作製し、上記と同
様の加熱試験を行い、収束部6aにおけるクラックの有
無を確認した。また、比較例として、図9に示すように
従来の多角形状の電極を有する基板を同様に評価した。
その結果を表3に示す。
【0024】
【表3】
【0025】表3に示すように、曲率半径を大きくする
につれ、クラックの発生頻度は低くなる。特に最大曲率
半径が2.5μm以上であると、クラックの発生は確認
されなかった。クラックの発生は、上記のように基板と
膜の間における熱膨張係数の差やヤング率の差にも起因
するものの、周縁形状が複数の直線により構成される屈
曲した収束部に代えて、周縁形状が連続的に変化する曲
線状に湾曲した収束部を設けることで、生産工程および
使用時においてその頻度を大きく低減することができ
る。なお、図2に示すように、収束部6aの近傍に孔9
を設けると、孔9が変形することによってその周囲で発
生した応力が緩和されるため、より効果的に収束部6a
におけるクラックの発生を抑制することができる。
【0026】《実施の形態2》本実施の形態では、応力
が集中しやすい表示電極の端部や引き出し電極の端部に
おけるクラックの発生を抑制する方法について説明す
る。本実施の形態では、図3に示すように電極端部に丸
みを設ける。従来、電極は図9(b)に示すように多角
形状であって、その端部には直角の角部がある。熱膨張
係数が大きい樹脂基板上にこのような鋭尖な端部を有す
る電極を形成すると、その端部には特定方向の応力が集
中してクラックが発生しやすい。特に、引き出し電極6
の端部は、ヒートシールコネクタと接続する際に大きな
熱を受けることから、とりわけクラックが発生しやす
い。そこで、表示電極5や引き出し電極6の端部に丸み
を設けると、電極端部に発生する応力の方向が分散する
ために応力を特定箇所に集中させずに拡散させることが
でき、クラックの発生を抑制することができる。
【0027】従来角部であった箇所に図3に示すような
丸みを設けるほか、電極6の端部に図4(a)に示すよ
うな半円状部6cを設けたり、図4(b)に示すような
半楕円状部6dを設けても同様の効果が得られる。さら
に、図4(c)に示すように、従来の矩形状の電極にお
ける角部に切り欠き部6eを設け、端部に存在する鈍角
の角部を設けることによっても、応力の集中を緩和する
ことができる。
【0028】実際に、酸化スズを5wt%含む酸化イン
ジウム(ITO)からなり、表面に幅が140μmで厚
さが0.18μmであって、端子部6bに図4(a)に
示すような半円状部6cを有する引き出し電極6を備え
た表示用基板2aを、ヒートシールコネクタと130℃
で20秒間熱圧着し、その後の端子部6bにおけるクラ
ックの有無を確認した。その結果を表4に示す。
【0029】
【表4】
【0030】引き出し電極6の端子部6aに直角な角部
を有する比較例では、熱圧着によりその全てでクラック
が確認されたのに対して、端子部6bに直径が引き出し
電極6の幅と等しい半円状部6cを設けた実施例の表示
基板では、クラックの発生は確認されなかった。なお、
引き出し電極6の端子部6bの近傍に図3に示すものと
同様の孔9を設けたり、図5に示すように切り欠き部1
0を設けることで、熱圧着時に発生する応力をより効果
的に緩和することができる。もちろん、電極端部に丸み
を設けることで、熱圧着処理時のみでなく、製造工程や
機器の使用時においても、周囲温度の変化に起因して発
生した応力によるクラックの発生を抑制することができ
る。すなわち、図3に示すように表示電極5の端部にも
同様の形状を持たせることが好ましい。
【0031】《実施の形態3》本実施の形態では、電極
に特殊な断面形状を持たせることにより電極に及ぼす応
力の影響を緩和する方法の例について説明する。図6に
示すように、本実施の形態の表示用基板2aの表面に
は、側壁面が傾斜した略台形状の断面を有する表示電極
5が形成されている。また、引き出し電極同様の断面形
状を有する。膜に加わる応力は、その厚さに比例すると
考えられるため、電極の周縁部の膜厚を薄くすること
で、膜に加わる応力を緩和する。
【0032】表示用基板2aには、たとえば厚さが0.
8mmのシリコーンラダー系の熱硬化性樹脂板を用い
る。なお、ここで用いたシリコーンラダー系樹脂は、そ
のヤング率が7.5×109N/m2で、熱膨張係数が
6.0×10-5-1である。表示用基板2aの表面は、
半透過膜としてのアルミニウム膜11およびアルミニウ
ム膜11とその上面に形成する電極5および6との間で
マイグレーションが発生しないために設けられた有機材
料からなる緩衝層12により被覆されている。表示電極
5および引き出し電極6は、一体に形成されたもので、
ともにヤング率が7.2×1010N/m2で、熱膨張係
数が6.6×10-7-1のITOからなる。なお、他方
の表示用基板2bにおいても同様の構造を有する。
【0033】側壁が傾斜していて断面形状が略台形の表
示電極は、たとえばあらかじめ形成した膜の表面をエッ
チングすることによって得られる。ウェットエッチング
においては、たとえば電極に加工しようとする導電膜上
に塗布したレジスト材の硬化処理温度を低くして、導電
膜とレジスト膜との密着性を意図的に低くする。これに
よりエッチャントがレジスト膜と導電膜の間に浸透しや
すくなり、形成する電極の断面は、上辺が下辺よりも小
さい略台形状になる。また、ドライエッチングにおいて
は、電極に加工しようとする導電膜上に形成するレジス
ト膜の側壁面を傾斜させるとよい。たとえば塗布したレ
ジスト材を高温で硬化させる。また、フォトレジスト材
の場合にはデフォーカスで露光する。
【0034】《実施の形態4》本実施の形態の表示用基
板の要部を図7(a)に示す。本実施の形態では、多層
構造の表示電極5を用いる。図7(a)に示すように、
基板表面に形成する第一電極層5aの幅を、その上面に
形成する第二電極層5bの幅よりも大きくすることで、
上記実施の形態3と同様に電極5の周縁部にかかる応力
を緩和することができる。なお、引き出し電極6におい
ても同様の断面形状を持たせることで同様の効果が得ら
れる。もちろん、その幅が3段階以上に変化した電極を
用いることもできる。
【0035】表示用基板2aは、たとえば上記実施の形
態のそれと同様にシリコーンラダー系の熱硬化性樹脂か
らなり、厚さが0.8mmとする。表示用基板2aの表
面は、酸化アルミニウム膜11および有機材料からなる
緩衝層12により被覆されている。他方の表示用基板2
bにおいても同様の構造を有する。たとえば基板2aの
表面に形成された第一電極層5aはAgからなり、その
上に積層して形成された第二電極層5bはITOからな
る。
【0036】図7(b)に示すように、実施の形態3の
それと同様に多層構造の表示電極5の側壁および引き出
し電極6の側壁を傾斜させてもよい。
【0037】なお、上記各実施の形態を組み合わせて用
いることがより効果的である。上記実施の形態では、S
TN型液晶表示パネル用の透明基板を例に説明したが、
本発明は、他の形態の液晶表示パネルや、調光ディスプ
レイ等、他の表示素子用の基板に適用することもでき
る。
【0038】
【発明の効果】本発明によると、軽量で信頼性の高い表
示素子用基板を安価で提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の透明基板を示す概略図
であって、(a)は平面図であり、(b)は要部の平面
図である。
【図2】本発明の他の実施の形態の透明基板を示す平面
図である。
【図3】本発明のさらに他の実施の形態の透明基板に形
成される電極を示す概略した平面図である。
【図4】(a)、(b)および(c)は、それぞれ本発
明のさらに他の実施の形態の透明基板に形成される電極
の要部を示す概略した平面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態の透明基板を示
す平面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態の透明基板の要
部を示す概略した縦断面図である。
【図7】(a)および(b)は、それぞれ本発明のさら
に他の実施の形態の透明基板の要部を示す概略した縦断
面図である。
【図8】従来の透明基板を用いた液晶表示装置を示す図
であって、(a)は要部の概略した縦断面図であり、
(b)は同平面図である。
【図9】(a)は、同装置に用いられる透明基板の平面
図であり、(b)はそれに形成される電極の要部を示す
平面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 2a、2b 表示用基板 3 液晶層 4 封止材 5 表示電極 5a 第一電極層 5b 第二電極層 6 引き出し電極 6a 収束部 6b 端子部 7 IC実装基板 8 ヒートシールコネクタ 9 孔 10 切り欠き部 11 アルミニウム膜 12 緩衝層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 330 G09F 9/30 330Z (72)発明者 佐谷 裕司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小川 一文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 上村 強 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H090 JA05 JB03 JC07 JD17 2H092 GA33 HA04 HA12 NA15 NA18 NA29 5C094 AA31 AA44 BA03 BA43 CA19 DB02 DB03 EA04 EA07 EB02 5G435 AA00 AA14 BB05 BB06 BB12 EE33 HH12

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な樹脂板と、前記樹脂板上に形成さ
    れた透明導電膜からなる複数の表示電極と、前記樹脂板
    上に形成された導電膜からなり前記表示電極を外部回路
    と接続するための複数の引き出し電極とを具備し、前記
    引き出し電極が曲線状に湾曲した部分を有する表示素子
    用透明樹脂基板。
  2. 【請求項2】 前記湾曲した部分が曲率半径2.5×1
    -6m以上の円弧状である請求項1記載の表示素子用透
    明樹脂基板。
  3. 【請求項3】 前記湾曲した部分が楕円弧状である請求
    項1記載の表示素子用透明樹脂基板。
  4. 【請求項4】 前記樹脂板が、前記湾曲した部分の近傍
    に開口部を有する請求項3記載の表示素子用透明樹脂基
    板。
  5. 【請求項5】 前記表示電極が、酸化インジウムまたは
    酸化亜鉛を主成分とする請求項1記載の表示素子用透明
    樹脂基板。
  6. 【請求項6】 前記引き出し電極および前記表示電極が
    同じ材料からなる請求項1記載の表示素子用透明樹脂基
    板。
  7. 【請求項7】 前記表示電極が、アルミニウム、酸化ア
    ルミニウム、酸化チタン、酸化ジルコニウムおよび酸化
    ケイ素からなる群より選択される少なくとも一種からな
    る膜を隔てて前記樹脂板上に配された請求項1記載の表
    示素子用透明樹脂基板。
  8. 【請求項8】 前記樹脂板の熱膨張係数が、前記表示電
    極の熱膨張係数または前記引き出し電極の熱膨張係数の
    5倍以上である請求項1記載の表示素子用透明樹脂基
    板。
  9. 【請求項9】 前記表示電極のヤング率または前記引き
    出し電極のヤング率が、前記樹脂板のヤング率の5倍以
    上である請求項1記載の表示素子用透明樹脂基板。
  10. 【請求項10】 透明な樹脂板と、前記樹脂板上に形成
    された透明導電膜からなる複数の表示電極と、前記樹脂
    板上に形成された導電膜からなり前記表示電極を外部回
    路と接続するための複数の引き出し電極とを具備し、前
    記表示電極の端部または前記引き出し電極の端部が丸み
    を有する表示素子用透明樹脂基板。
  11. 【請求項11】 前記電極の端部が、その直径が前記電
    極の幅と等しい半円状である請求項10記載の表示素子
    用透明樹脂基板。
  12. 【請求項12】 前記電極の端部が、半楕円状である請
    求項10記載の表示素子用透明樹脂基板。
  13. 【請求項13】 前記樹脂板が、前記引き出し電極の近
    傍に開口部または切り欠き部を有する請求項10記載の
    表示素子用透明樹脂基板。
  14. 【請求項14】 前記表示電極が、酸化インジウムまた
    は酸化亜鉛を主成分とする請求項10記載の表示素子用
    透明樹脂基板。
  15. 【請求項15】 前記引き出し電極および前記表示電極
    が同じ材料からなる請求項10記載の表示素子用透明樹
    脂基板。
  16. 【請求項16】 前記表示電極が、アルミニウム、酸化
    アルミニウム、酸化チタン、酸化ジルコニウムおよび酸
    化ケイ素からなる群より選択される少なくとも一種から
    なる膜を隔てて前記樹脂板上に配された請求項10記載
    の表示素子用透明樹脂基板。
  17. 【請求項17】 前記樹脂板の熱膨張係数が、前記表示
    電極の熱膨張係数または前記引き出し電極の熱膨張係数
    の5倍以上である請求項10記載の表示素子用透明樹脂
    基板。
  18. 【請求項18】 前記表示電極のヤング率または前記引
    き出し電極のヤング率が、前記樹脂板のヤング率の5倍
    以上である請求項10記載の表示素子用透明樹脂基板。
  19. 【請求項19】 透明な樹脂板と、前記樹脂板上に形成
    された透明導電膜からなる複数の表示電極と、前記樹脂
    板上に形成された導電膜からなり前記表示電極を外部回
    路と接続するための複数の引き出し電極とを具備し、前
    記表示電極の端部または前記引き出し電極の端部の角部
    が、いずれも鈍角である表示素子用透明樹脂基板。
  20. 【請求項20】 前記樹脂板が、前記引き出し電極の近
    傍に開口部または切り欠き部を有する請求項19記載の
    表示素子用透明樹脂基板。
  21. 【請求項21】 前記表示電極が、酸化インジウムまた
    は酸化亜鉛を主成分とする請求項19記載の表示素子用
    透明樹脂基板。
  22. 【請求項22】 前記引き出し電極および前記表示電極
    が同じ材料からなる請求項19記載の表示素子用透明樹
    脂基板。
  23. 【請求項23】 前記表示電極が、アルミニウム、酸化
    アルミニウム、酸化チタン、酸化ジルコニウムおよび酸
    化ケイ素からなる群より選択される少なくとも一種から
    なる膜を隔てて前記樹脂板上に配された請求項19記載
    の表示素子用透明樹脂基板。
  24. 【請求項24】 前記樹脂板の熱膨張係数が、前記表示
    電極の熱膨張係数または前記引き出し電極の熱膨張係数
    の5倍以上である請求項19記載の表示素子用透明樹脂
    基板。
  25. 【請求項25】 前記表示電極のヤング率または前記引
    き出し電極のヤング率が、前記樹脂板のヤング率の5倍
    以上である請求項19記載の表示素子用透明樹脂基板。
  26. 【請求項26】 透明な樹脂板と、前記樹脂板上に形成
    された透明導電膜からなる複数の表示電極と、前記樹脂
    板上に形成された導電膜からなり前記表示電極を外部回
    路と接続するための複数の引き出し電極とを具備し、前
    記表示電極の最表面の幅または前記引き出し電極の最表
    面の幅が、その底面の幅よりも小さい表示素子用透明樹
    脂基板。
  27. 【請求項27】 前記表示電極または前記引き出し電極
    が、傾斜した側壁面を有する請求項26記載の表示素子
    用透明樹脂基板。
  28. 【請求項28】 前記表示電極または前記引き出し電極
    が、互いに異なる材料からなる複数の層からなる請求項
    26記載の表示素子用透明樹脂基板。
  29. 【請求項29】 前記表示電極、または前記表示電極を
    構成する層の少なくとも一つが、酸化インジウムまたは
    酸化亜鉛を主成分とする請求項26記載の表示素子用透
    明樹脂基板。
  30. 【請求項30】 前記表示電極が、アルミニウム、酸化
    アルミニウム、酸化チタン、酸化ジルコニウムおよび酸
    化ケイ素からなる群より選択される少なくとも一種から
    なる膜を隔てて前記樹脂板上に配された請求項26記載
    の表示素子用透明樹脂基板。
  31. 【請求項31】 前記樹脂板の熱膨張係数が、前記表示
    電極の熱膨張係数または前記引き出し電極の熱膨張係数
    の5倍以上である請求項26記載の表示素子用透明樹脂
    基板。
  32. 【請求項32】 前記表示電極のヤング率または前記引
    き出し電極のヤング率が、前記樹脂板のヤング率の5倍
    以上である請求項26記載の表示素子用透明樹脂基板。
  33. 【請求項33】 前記樹脂板が、前記引き出し電極の近
    傍に開口部を有する請求項26記載の表示素子用透明樹
    脂基板。
  34. 【請求項34】 前記引き出し電極が曲線状に湾曲した
    部分を有する請求項26記載の表示素子用透明樹脂基
    板。
  35. 【請求項35】 前記表示電極の端部または前記引き出
    し電極の端部が丸みを有する請求項26記載の表示素子
    用透明樹脂基板。
  36. 【請求項36】 前記表示電極の端部または前記引き出
    し電極の端部の角部が、いずれも鈍角である請求項26
    記載の表示素子用透明樹脂基板。
  37. 【請求項37】 透明な樹脂板と、前記樹脂板上に形成
    された透明導電膜からなる複数の表示電極と、前記樹脂
    板上に形成された導電膜からなり前記表示電極を外部回
    路と接続するための複数の引き出し電極とを具備し、前
    記表示電極および前記引き出し電極の外形が、直線部と
    前記直線部に連なった曲線部とにより構成される表示素
    子用透明樹脂基板。
  38. 【請求項38】 表面に透明導電膜からなる複数の表示
    電極および前記表示電極を外部回路と接続するための複
    数の引き出し電極を備えた一対の透明樹脂基板と、前記
    一対の透明樹脂基板に挟持された液晶層とを具備し、前
    記引き出し電極が曲線状に湾曲した部分を有する液晶表
    示パネル。
  39. 【請求項39】 表面に透明導電膜からなる複数の表示
    電極および前記表示電極を外部回路と接続するための複
    数の引き出し電極を備えた一対の透明樹脂基板と、前記
    一対の透明樹脂基板に挟持された液晶層とを具備し、前
    記表示電極の端部または前記引き出し電極の端部が丸み
    を有する液晶表示パネル。
  40. 【請求項40】 表面に透明導電膜からなる複数の表示
    電極および前記表示電極を外部回路と接続するための複
    数の引き出し電極を備えた一対の透明樹脂基板と、前記
    一対の透明樹脂基板に挟持された液晶層とを具備し、前
    記表示電極の端部または前記引き出し電極の端部の角部
    が、いずれも鈍角である液晶表示パネル。
  41. 【請求項41】 表面に透明導電膜からなる複数の表示
    電極および前記表示電極を外部回路と接続するための複
    数の引き出し電極を備えた一対の透明樹脂基板と、前記
    一対の透明樹脂基板に挟持された液晶層とを具備し、前
    記表示電極または前記引き出し電極の上面の幅がその底
    面の幅よりも小さい液晶表示パネル。
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