JP2002213458A - 円筒ころ軸受 - Google Patents

円筒ころ軸受

Info

Publication number
JP2002213458A
JP2002213458A JP2001005509A JP2001005509A JP2002213458A JP 2002213458 A JP2002213458 A JP 2002213458A JP 2001005509 A JP2001005509 A JP 2001005509A JP 2001005509 A JP2001005509 A JP 2001005509A JP 2002213458 A JP2002213458 A JP 2002213458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rollers
raceway
cage
retainer
guide member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001005509A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiko Umemoto
武彦 梅本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2001005509A priority Critical patent/JP2002213458A/ja
Publication of JP2002213458A publication Critical patent/JP2002213458A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/46Cages for rollers or needles
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/46Cages for rollers or needles
    • F16C33/4611Cages for rollers or needles with hybrid structure, i.e. with parts made of distinct materials
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/24Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly
    • F16C19/26Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly with a single row of rollers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂製保持器の構造簡略化、ころのスキ
ュー防止。 【解決手段】 ころ案内部材5は、保持器4の外周側に
配設される。ころ案内部材5は、自己潤滑性を有する合
成樹脂材で形成され、部分円環状の案内部5aと、案内
部5aの軸方向両端部から内径側に連続して延びた一対
の脚部5bとを備えている。ころ案内部材5は、それぞ
れ、保持器4の柱部4bに配設され、案内部5aの内周
は保持器4の柱部4bの外周に装着され、脚部5bの内
側面は環状部5aの外側面にそれぞれ装着される。ころ
案内部材5は、脚部5bのピン孔をピン6に嵌めること
によって、保持器4に枢着される。これにより、ころ案
内部材5は、ピン6を中心として、円周方向に揺動可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製の保持
器を備えた円筒ころ軸受に関し、例えば工作機械主軸等
の高速で回転する回転部材の支持用軸受として好適であ
る。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタ、CNC旋盤、フライ
ス盤等の工作機械において、主軸はハウジングに対して
軸受で回転自在に支持される。主軸の向きは、機械形式
によって、縦軸(軸線Xが鉛直方向に向いたもの)と横
軸(軸線Xが水平方向に向いたもの)がある。また、軸
受の潤滑方式は、使用条件等に応じて、グリース潤滑や
油潤滑が採用される。軸受形式としては、組合せアンギ
ュラ玉軸受や円筒ころ軸受が使用される場合が多い。
【0003】工作機械主軸支持用の円筒ころ軸受では、
これまで高力黄銅鋳物のもみ抜き(削り出し)保持器が
主に使用されてきたが、運転時の保持器の摩耗粉による
潤滑剤劣化の問題や軽量化の点から、近時は合成樹脂製
保持器への切り換えが進んでいる。
【0004】現在使用されている円筒ころ軸受の合成樹
脂製保持器は、所謂かご形と呼ばれる、窓形のポケット
を有する形態のものと、所謂くし形と呼ばれる、軸方向
の一方に開口したポケットを有する形態のものとに大別
される。
【0005】前者のかご形保持器では、ポケット間を仕
切る柱部の円周方向両側面に、ころの転動面を案内する
ころ案内部をポケット側に突出させて一体形成すると共
に、鍔部を有する第1軌道輪、保持器、及びころをアッ
センブリした状態で、ころが保持器のポケットから脱落
しないよう、ころ案内部の外径側又は内径側部分に、こ
ろの転動面と軸受半径方向に係合可能なころ落ち止めを
設けている。組立に際しては、第1軌道輪に保持器を装
着した後、ころをころ落ち止めの側からポケット内に圧
入する。すなわち、ころをころ落ち止めにあてがい、ポ
ケット内方向に押し進めて行くと、ころ落ち止めがころ
の転動面から円周方向の押圧力を受け、それによって柱
部が円周方向に弾性変形する。そして、柱部の弾性変形
により、円周方向に相対向するころ落ち止め間の間隔が
拡大し、ころがころ落ち止めを滑ってポケット内に入
る。ころがポケット内に入ると、柱部が元の状態に弾性
復元し、ころ落ち止め間の間隔が縮小して、ころのポケ
ットからの脱落が防止される。
【0006】また、後者のくし形保持器では、柱部の内
径側又は外径側に係合突起を一体形成し、その係合突起
を第1軌道輪の鍔部に軸方向に係合させて、保持器の脱
落を防止している(例えば、実開昭52−113146
号)。組立に際しては、保持器の柱部を内径側又は外径
側に弾性変形させて、係合突起を第1軌道輪の鍔部の外
周上に乗せた状態で、保持器を軸方向に押し進める。保
持器を軸方向に押し進めて行く過程で、係合突起は鍔部
の外周上を滑り、係合突起が鍔部を通過した時点で柱部
が元の状態に弾性復元して、係合突起が軌道面側に変位
する。これにより、係合突起が鍔部と軸方向に係合可能
となり、保持器の第1軌道輪からの脱落が防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のかご形保持器
は、組立に際し、柱部を円周方向に弾性変形させなが
ら、ころをポケットに圧入する構造であるため、圧入時
の弾性変形量に見合う弾性を具備する必要があり、その
ために、使用条件によっては剛性が不足する場合があ
る。しかも、柱部の円周方向両側面にころ案内部を突出
状に一体形成した構造であるため、構造的に複雑であ
る。
【0008】また、従来のくし形保持器は、組立に際
し、柱部を内径側又は外径側に弾性変形させながら、軸
方向に押し進めて軌道輪に装着する構造であるため、装
着時の弾性変形量に見合う弾性を具備する必要があり、
そのために、使用条件によっては剛性が不足する場合が
ある。しかも、柱部の内径側又は外径側に係合突起を一
体形成した構造であるため、構造的に複雑である。
【0009】一般に、円筒ころ軸受では、円周方向での
ラジアル荷重分布のばらつきや、ころの直径・真円度の
ばらつき、軌道面の真円度・表面性状のばらつき等に起
因して、回転時、ころ相互間に公転速度のばらつき(公
転の遅れ進み)が生じることが確認されている。特に工
作機械主軸支持用の円筒ころ軸受は、内部隙間が負の状
態、すなわち予圧を付与した状態で運転される場合が多
く、しかも、近年における主軸の一層の高速化に伴い、
回転速度が一層高くなる傾向にあり、このような条件下
では、ころの公転の遅れ進み現象が一層顕在化して現れ
る。そして、ころ相互間に公転の遅れ進みが生じると、
保持器はころから圧縮・引張り荷重を受け、その際、剛
性が充分でないと、ころに対する保持機能が低下し、そ
の結果、ころの姿勢が不安定になり、スキュー(ころが
正規の自転軸に対して傾く現象)が発生する。スキュー
の発生により、ころの転動面と軌道輪の軌道面との接触
部に滑りが生じ、軸受温度上昇、潤滑剤劣化、軸受寿命
低下の原因となる。
【0010】本発明の課題は、円筒ころ軸受における合
成樹脂製保持器の剛性を高め、ころに対する保持機能を
高めることにより、ころの姿勢を安定化し、スキューの
発生を防止して、軸受温度上昇および潤滑剤劣化を抑制
し、軸受寿命を向上させることにある。
【0011】本発明の他の課題は、円筒ころ軸受におけ
る合成樹脂製保持器の構造を簡略化することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、軌道面及びその両側の鍔部を有する第1
軌道輪と、軌道面を有する第2軌道輪と、第1軌道輪の
軌道面と第2軌道輪の軌道面との間に転動自在に配され
た複数のころと、ころを保持する合成樹脂製の保持器と
を備えた円筒ころ軸受において、保持器が、軸方向両端
部に位置する2つの環状部と、円周方向に所定間隔で配
列され、両端部がそれぞれ環状部の内側面に連続した複
数の柱部と、柱部の円周方向両側面と両環状部の内側面
とにより形成され、ころを転動自在に保持する複数のポ
ケットとを備え、保持器の第2軌道輪と対向する周面側
に、ころの転動面を案内するころ案内部材が配設されて
いる構成とした。
【0013】ここで、「第1軌道輪」は、内輪に鍔部を
設ける場合は該内輪が該当し、外輪に鍔部を設ける場合
は該外輪が該当する。また、「第2軌道輪」は、内輪に
鍔部を設ける場合は相手側の外輪が該当し、外輪に鍔部
を設ける場合は相手側の内輪が該当する。
【0014】「ころ案内部材」は、保持器の第2軌道輪
と対向する周面側に配設され、かつ、ころの転動面を案
内可能なものであれば良く、その形態、取付態様、材質
は特に限定されない。好ましくは、ころ案内部材は、部
分円環状等の形状にして、保持器の各柱部にそれぞれ個
別的に配設する。また、ころ案内部材は、好ましくは、
低摩擦材で形成するのが良い。低摩擦材としては、四フ
ッ化エチレン樹脂(PTFE樹脂)、ポリアミド樹脂、
ポリフェニレンサルファイド樹脂等の自己潤滑性を有す
る合成樹脂材、含油燒結金属等の含油多孔質材等を用い
ることができる。ころ案内部材を配設するに当たり、こ
ろ案内部材を保持器の柱部に直接取付けても良いし、こ
ろ案内部材に取付脚などの取付部を設け、該取付部を保
持器の環状部に取付けても良い。
【0015】この発明における「合成樹脂製の保持器」
は所謂かご形のものであるが、上記構成としたことによ
り、回転時におけるころの案内と、組立時におけるころ
のポケットからの脱落(所謂「ころ落ち」)防止をころ
案内部材によって行なわせることできる。したがって、
従来この種のかご形保持器に一体形成されていたころ案
内部を不要にして、保持器の構造を簡略化することがで
きる。また、組立に際して、ころを保持器のポケットに
挿入した後、ころ案内部材を保持器に装着することによ
り、ころのポケットへの圧入作業が不要になると同時
に、ころ落ちを防止して組立作業の効率化を図ることが
できる。そして、ころのポケットへの圧入作業が不要に
なることにより、保持器の肉厚を増大させる等して、保
持器の剛性を高めることが可能となる(ころ圧入時の弾
性変形を考慮する必要がなくなるため)。このようにし
て、保持器の剛性が高められる結果、ころに対する保持
器の保持機能が向上し、ころの姿勢が安定し、スキュー
の発生が防止される。
【0016】より、具体的には、柱部の相対向する円周
方向両側面間の最小距離をころの直径よりも大きくし、
ころ案内部材の円周方向側面をころの転動面と軸受半径
方向に係合可能とすることにより、ころの圧入作業を不
要とし、かつ、ころ落ちを防止することができる。
【0017】上記構成において、ころ案内部材が、保持
器に対して円周方向に揺動可能な構成とすることができ
る。これにより、回転時におけるころの公転の遅れ進み
を抑制することができる。例えば円周方向に隣接する2
つのころ相互間において、回転方向後方のころの公転速
度が回転方向前方のころの公転速度よりも大きい場合を
仮定すると、この場合、公転速度の大きい回転方向後方
のころがころ案内部材を押圧することにより、ころ案内
部材が回転方向前方に揺動して、公転速度の小さい回転
方向前方のころを回転方向前方に向かって押圧する。こ
れにより、上記2つのころ相互間の間隔が適正値に維持
され、公転の遅れ進みが抑制される。このようにして、
ころの公転の遅れ進みが抑制されることにより、保持器
の柱部に作用する圧縮・引張り荷重が緩和される。その
ため、ころに対する保持器の保持機能が向上し、ころの
姿勢が安定し、スキューの発生が防止される。
【0018】あるいは、上記構成において、ころ案内部
材が、ころの転動面に所定の弾性力で接触する構成とす
ることができる。これにより、回転時におけるころの公
転の遅れ進みを抑制して、ころの姿勢を安定させ、スキ
ューの発生を防止することができる。
【0019】また、本発明は、上記課題を解決するた
め、軌道面及びその両側の鍔部を有する第1軌道輪と、
軌道面を有する第2軌道輪と、第1軌道輪の軌道面と第
2軌道輪の軌道面との間に転動自在に配された複数のこ
ろと、ころを保持する合成樹脂製の保持器とを備えた円
筒ころ軸受において、保持器が、軸方向両端部に位置す
る2つの環状部と、円周方向に所定間隔で配列され、両
端部がそれぞれ環状部の内側面に連続した複数の柱部
と、柱部の円周方向両側面と両環状部の内側面とにより
形成され、ころを転動自在に保持する複数のポケットと
を備え、かつ、保持器が第1軌道輪に案内され、かつ、
柱部の相対向する円周方向両側面間の最小距離がころの
直径よりも大きい構成とした。
【0020】この発明における「合成樹脂製の保持器
は」、上述した発明と同様、所謂かご形のものである
が、上述した発明における保持器が所謂ころ案内方式で
あるの対し、この発明における保持器は所謂軌道輪案内
方式である。すなわち、この発明における保持器は第1
軌道輪によって案内される。また、上述した発明におけ
るころ案内部材は備えていない。保持器の柱部の相対向
する円周方向両側面間の最小距離はころの直径よりも大
きく、そのため、ころを保持器のポケットに収容するに
際して、圧入作業が不要となる。そして、ころのポケッ
トへの圧入作業が不要になることにより、保持器の肉厚
を増大させる等して、保持器の剛性を高めることが可能
となる(ころ圧入時の弾性変形を考慮する必要がなくな
るため)。このようにして、保持器の剛性が高められる
結果、ころに対する保持器の保持機能が向上し、ころの
姿勢が安定し、スキューの発生が防止される。
【0021】一方、この発明の円筒ころ軸受自身は、第
1軌道輪、保持器、及びころをアッセンブリした状態で
ころ落ちを防止する機能は有していないが、次のような
組立方法を採用することにより、ころ落ちを防止して組
立作業の効率化を図ることができる。すなわち、第1軌
道輪に保持器を装着し、保持器の各ポケットにそれぞれ
ころを挿入し、ころのポケットからの脱落を脱落防止治
具で防止しつつ、第1軌道輪、保持器、及びころの組付
体を第2軌道輪に装着し、その後、脱落防止治具を取り
外す。脱落防止治具としては、例えば、軸方向一端部に
位置する環状部と、環状部の内側面から軸方向の一方に
延び、円周方向に隣接するころ間に挿入され、ころの転
動面と係合して、ころのポケットからの脱落を防止する
複数の柱部とを備えたものを採用することができる。
【0022】また、本発明は、上記課題を解決するた
め、軌道面及びその両側の鍔部を有する第1軌道輪と、
軌道面を有する第2軌道輪と、第1軌道輪の軌道面と第
2軌道輪の軌道面との間に転動自在に配された複数のこ
ろと、ころを保持する合成樹脂製の保持器とを備えた円
筒ころ軸受において、保持器が、軸方向一端部に位置す
る環状部と、円周方向に所定間隔で配列され、一端部が
それぞれ環状部の内側面に連続した複数の柱部と、柱部
の円周方向両側面と環状部の内側面とにより形成され、
ころを転動自在に保持する複数のポケットとを備え、第
1軌道輪及び第2軌道輪のうち一方の端部に、保持器の
環状部の外側面を案内する保持器案内部材が配設されて
いる構成とした。
【0023】この発明における「合成樹脂製の保持器」
は、軸方向の一方に開口したポケットを有する所謂くし
形のものである。この発明では、第1軌道輪及び第2軌
道輪のうち一方の端部に、保持器の環状部の外側面を案
内する保持器案内部材を配設して、保持器の軸方向への
移動を規制することにより、保持器の脱落防止と、回転
時の保持器の姿勢安定化を図っている。したがって、従
来この種のくし形保持器に一体形成されていた係合突起
を不要にして、保持器の構造を簡略化することができ
る。また、保持器を第1軌道輪に装着するに際して、柱
部を内径側又は外径側に弾性変形させる必要がないの
で、保持器の肉厚を増大させる等して、保持器の剛性を
高めることが可能となる(装着時の弾性変形を考慮する
必要がなくなるため)。このようにして、保持器の剛性
が高められ、また、回転時の保持器の姿勢安定が図られ
る結果、ころに対する保持器の保持機能が向上し、ころ
の姿勢が安定し、スキューの発生が防止される。
【0024】「保持器案内部材」は、第1軌道輪及び第
2軌道輪のうち一方の端部に配設され、かつ、保持器の
環状部の外側面を案内可能なものであれば良く、その形
態、取付態様、材質は特に限定されない。軸受を密封型
にする場合は、保持器案内部材をシール部材の形態にす
ることもできる。また、保持器との接触部の摩擦抵抗を
軽減し、保持器を円滑に回転させるため、保持器案内部
材を低摩擦材で形成することができる。低摩擦材として
は、含油燒結金属等の含油多孔質材、四フッ化エチレン
樹脂(PTFE樹脂)、ポリアミド樹脂、ポリフェニレ
ンサルファイド樹脂等の自己潤滑性を有する合成樹脂材
等を用いることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
従って説明する。
【0026】図1〜図4は、本発明の第1の実施形態を
示している。
【0027】この実施形態の円筒ころ軸受は、マシニン
グセンタ、CNC旋盤、フライス盤等の工作機械におけ
る主軸をハウジングに対して回転自在に支持するもの
で、軌道面1a及びその両側の鍔部1bを有する第1軌
道輪としての内輪1と、軌道面2aを有する第2軌道輪
としての外輪2と、内輪1の軌道面1aと外輪2の軌道
面2aとの間に転動自在に配された複数の円筒状のころ
3と、ころ3を円周等間隔に保持する合成樹脂製の保持
器4と、保持器4に配設された複数のころ案内部材5と
を備えている。内輪1は主軸の外周に嵌合され、外輪2
はハウジングの内周に嵌合される。内輪1を主軸の外周
にテーパ嵌合する場合は、内輪1の内径面1cを同図に
示すようなテーパ形状にすることができる。この円筒こ
ろ軸受は、例えば、グリース潤滑で運転され(軌道面、
ころ及び保持器の表面に潤滑グリースが塗布される)、
また、内部隙間が負、すなわち予圧を付与した状態で運
転される。
【0028】保持器4は、ポリアミド樹脂、ポリフェニ
レンサルファイド樹脂、ポリアセタール樹脂等の自己潤
滑性を有する合成樹脂材で形成され(例えば射出成形に
より形成される)、軸方向両端部に位置する2つの環状
部4aと、円周方向に等間隔に配列され、その両端部が
それぞれ環状部4aの内側面に連続した複数の柱部4b
と、柱部4bの円周方向両側面と環状部4aの内側面と
により形成された窓形の複数のポケット4cとを備えて
いる。各ころ3は、保持器4の各ポケット4cにそれぞ
れ転動自在に収容される。
【0029】図4に示すように、この実施形態におい
て、柱部4bの円周方向側面4b1は、ポケット中心O
1を通る半径線rを含む軸方向平面に対して平行なスト
レート面であり、ころ3を挟んで円周方向に相対向する
円周方向両側面4b1間の最小距離W1は、ころ3の直
径Dに対してW1>Dに設定されている。尚、柱部4b
の円周方向側面4b1は、ころ3の転動面3aの曲率に
対応する曲率をもった部分円筒面、あるいは、部分円筒
面とストレート面との複合面とすることもでき、その場
合も、円周方向両側面4b1間の最小距離W1がころ3
の直径Dに対してW1>Dとなるように設定する。
【0030】この実施形態において、ころ案内部材5
は、保持器4の外周側に配設される。ころ案内部材5
は、自己潤滑性を有する合成樹脂材、例えば四フッ化エ
チレン樹脂(PTFE樹脂)で形成され、部分円環状の
案内部5aと、案内部5aの軸方向両端部から内径側に
連続して延びた一対の脚部5bとを備えている。ころ案
内部材5は、それぞれ、保持器4の柱部4bに配設さ
れ、案内部5aの内周は保持器4の柱部4bの外周に装
着され、脚部5bの内側面は環状部5aの外側面にそれ
ぞれ装着される。また、各脚部5bにはそれぞれピン孔
が貫通形成され、これに対応して、保持器4の環状部4
aの外側面にそれぞれピン6が設けられる。ピン6は金
属材で形成され、保持器4と一体にインサート成形さ
れ、もしくは、環状部4aの外側面に設けられた取付孔
に嵌着、接着等の適宜の手段で固定される。あるいは、
ピン6は保持器4と同じ材料で、保持器4に一体形成し
ても良い。
【0031】ころ案内部材5は、脚部5bのピン孔をピ
ン6に嵌めることによって、保持器4に枢着される。こ
れにより、ころ案内部材5は、ピン6を中心として、円
周方向に揺動可能となる。
【0032】ころ案内部材5の案内部5aの円周方向両
側面5a1は、ころ3の転動面3aに対応する曲率をも
った部分円筒面、または、傾斜状のストレート面、ある
いは、部分円筒面とストレート面との複合面である。こ
ろ3を挟んで円周方向に相対向する円周方向両側面5a
1間の距離(最小距離)W2は、ころ案内部材5の揺動
によって最大限拡大した場合でも、W2<Dとなるよう
に設定されている。
【0033】この実施形態の円筒ころ軸受は、例えば、
次のような態様で組立てられる。まず、内輪1の外周に
保持器4を外挿する。つぎに、ころ3を保持器4のポケ
ット4cに挿入して、内輪1の軌道面1a上に配置す
る。この時、W1>Dに設定されているので、保持器4
の柱部4bを弾性変形させることなく、ころ3をポケッ
ト4cに収容することができる。その後、保持器4にこ
ろ案内部材5を取付ける。ころ案内部材5を取付ける
と、W2<Dに設定されているので、ころ3がポケット
4c内で外径側に移動すると案内部5aの円周方向側面
5a1に係合し、これにより、ころ3のポケット4cか
らの脱落(ころ落ち)が防止される。このようにして、
内輪1、保持器4、及びころ3をアッセンブリした後
(図2参照)、この組付体を外輪2に装着すると、図1
に示す形態の円筒ころ軸受が組み上がる。
【0034】軸受回転時、ころ3は、ころ案内部材5の
案内部5aの円周方向側面5a1によって案内される。
また、ころ3に公転速度のばらつき(公転の遅れ進み)
が生じると、それに応じて、ころ案内部材5が円周方向
に揺動して、ころ3相互間の間隔を適正値に維持し、こ
ろ3の公転の遅れ進みを吸収する。
【0035】この実施形態の円筒ころ軸受は、回転時に
おけるころ3の案内と、組立時におけるころ落ち防止と
を、ころ案内部材5によって行なう構成であるため、従
来この種のかご形保持器に一体形成されていたころ案内
部を不要にして、保持器の構造を簡略化することができ
る。また、ころ3をポケット4cに収容する際、保持器
4を弾性変形させる必要がないので、保持器4の肉厚を
増大させたり、保持器4を形成する合成樹脂材の材料剛
性を高める等して、保持器4の剛性を高めることができ
る。そして、保持器4の剛性が高められる結果、ころ3
に対する保持器4の保持機能が向上し、回転時のころ3
の姿勢が安定し、スキューの発生が防止される。しか
も、ころ3の公転の遅れ進みがころ案内部材5によって
吸収されるので、ころ3の姿勢安定化、スキューの発生
防止に一層効果的である。尚、外輪を第1軌道輪(鍔付
き)、内輪を第2軌道輪(鍔なし)とする場合、ころ案
内部材は保持器の内周側に配設する。
【0036】図5〜図7は、本発明の第2の実施形態を
示している。この実施形態において、ころ案内部材15
は、保持器4の柱部4bの外周側に、半径方向に変位可
能に弾性支持されている。ころ3を保持器4のポケット
4cに収容した後、ころ案内部材15を鍔付きねじ16
と波形ワッシャ17を用いて保持器4に取付ける。ころ
案内部材15には、鍔付きねじ16が半径方向に挿通さ
れる貫通孔15aが形成され、これに対応して、柱部4
bにねじ孔4b2が形成される。ころ案内部材15の貫
通孔15aに、波形ワッシャ17を介して鍔付きねじ1
6を挿通し、鍔付きねじ16のねじ部を柱部4bのねじ
孔4b2に螺合させて所定力で締め込む。そうすると、
波形ワッシャ17が鍔付きねじ16の鍔16aところ案
内部材15との間で圧縮され、その弾性力がころ案内部
材15に作用する。これにより、ころ案内部材15の円
周方向側面15bがころ3の転動面3aに常時所定の弾
性力で接触する。その結果、回転時におけるころ3の公
転の遅れ進みが抑制され、ころ3の姿勢が安定して、ス
キューの発生が防止される。尚、外輪を第1軌道輪(鍔
付き)、内輪を第2軌道輪(鍔なし)とする場合、ころ
案内部材は保持器の内周側に配設する。その他の事項は
第1の実施形態に準じるので、重複する説明を省略す
る。
【0037】図8〜図11は、本発明の第3の実施形態
を示している。
【0038】この実施形態の円筒ころ軸受は、軌道面1
a及びその両側の鍔部1bを有する第1軌道輪としての
内輪1と、軌道面2aを有する第2軌道輪としての外輪
2と、内輪1の軌道面1aと外輪2の軌道面2aとの間
に転動自在に配された複数の円筒状のころ3と、ころ3
を円周等間隔に保持する合成樹脂製の保持器24とを備
えている。
【0039】保持器24は、軸方向両端部に位置する2
つの環状部24aと、円周方向に等間隔に配列され、そ
の両端部がそれぞれ環状部24aの内側面に連続した複
数の柱部24bと、柱部24bの円周方向両側面と環状
部24aの内側面とにより形成された窓形の複数のポケ
ット24cとを備えている。この実施形態の保持器24
は、環状部24aを内輪1の鍔部1bの外周に案内され
る(軌道輪案内)。また、第1及び第2の実施形態にお
けるころ案内部材は配設されていない。
【0040】図11に示すように、第1及び第2の実施
形態と同様、柱部24bの円周方向両側面24b1は、
ポケット中心O1を通る半径線rを含む軸方向平面に対
して平行なストレート面であり、ころ3を挟んで円周方
向に相対向する円周方向両側面24b1間の最小距離W
1は、ころ3の直径Dに対してW1>Dに設定されてい
る。
【0041】この実施形態の円筒ころ軸受は、例えば、
次のような態様で組立てられる。まず、内輪1の外周に
保持器24を外挿する。つぎに、ころ3を保持器24の
ポケット24cに入れて、内輪1の軌道面1a上に配置
する。この時、W1>Dに設定されているので、保持器
24を弾性変形させることなく、ころ3をポケット24
cに収容することができる。その後、ころ3のポケット
24cからの脱落を脱落防止治具25で防止しつつ、内
輪1、保持器24、及びころ3の組付体を外輪2に装着
する。上記の組付体を外輪1に装着し終わると、脱落防
止治具25は不要になるので(ころ落ちがなくなるた
め)、軸受から取り外す。これにより、図8に示す形態
の円筒ころ軸受が組み上がる。
【0042】この実施形態において、脱落防止治具25
は、例えば合成樹脂材で形成され、軸方向一端部に位置
する環状部25aと、環状部25aの内側面から軸方向
の一方に連続して延び、円周方向に隣接するころ3間に
挿入される複数の柱部25bとを備えている。柱部25
bの円周方向両側面25b1は、ころ3の転動面3aに
対応する曲率をもった部分円筒面、または、傾斜状のス
トレート面である。ころ3を挟んで円周方向に相対向す
る円周方向両側面25b1間の最小距離W3は、ころ3
の直径Dに対してW3<Dとなるように設定されてい
る。
【0043】ころ3を保持器24のポケット24cに収
容した後、脱落防止治具25の柱部25bを軸方向の一
方からころ3間に挿入すると、W3<Dに設定されてい
るので、ころ3が柱部25bの円周方向内側面25b1
に係合して、ころ落ちが防止される。
【0044】あるいは、内輪1の外周に保持器24を外
挿した後、保持器24の外周に脱落防止治具25を外挿
し、その後に、ころ3を保持器24のポケット24cに
入れるようにしても良い。この場合、脱落防止治具25
の柱部25bを円周方向に弾性変形させながら、ころ3
を保持器24のポケット24cに収容する。
【0045】第3の実施形態に係る円筒ころ軸受は、第
1及び第2の実施形態に係る円筒ころ軸受に比べて、部
品点数が少なく、構造が簡単で、組立作業が簡単である
という利点がある。尚、外輪を第1軌道輪(鍔付き)、
内輪を第2軌道輪(鍔なし)とする場合、保持器は外輪
の鍔部に案内させる。また、脱落防止治具は、保持器の
ポケットにころを収容した後、保持器の内周に内挿す
る。その他の事項は第1及び第2の実施形態に準じるの
で、重複する説明を省略する。
【0046】図12〜図13は、本発明の第4の実施形
態を示している。
【0047】この実施形態の円筒ころ軸受は、軌道面1
a及びその両側の鍔部1bを有する第1軌道輪としての
内輪1と、軌道面2aを有する第2軌道輪としての外輪
2と、内輪1の軌道面1aと外輪2の軌道面2aとの間
に転動自在に配された複数の円筒状のころ3と、ころ3
を円周等間隔に保持する合成樹脂製の保持器34と、内
輪1の一端部に配設された保持器案内部材35とを備え
ている。
【0048】保持器34は、ポリアミド樹脂、ポリフェ
ニレンサルファイド樹脂、ポリアセタール樹脂等の自己
潤滑性を有する合成樹脂材で形成され(例えば射出成形
により形成される)、軸方向一端部に位置する環状部3
4aと、円周方向に等間隔に配列され、その一端部がそ
れぞれ環状部34aの内側面に連続した複数の柱部34
bと、柱部34bの円周方向両側面と環状部4aの内側
面とにより形成された複数のポケット34cとを備えて
いる。各ポケット34cはそれぞれ軸方向の一方に開口
し、各ころ3は各ポケット34cにそれぞれ転動自在に
収容される。
【0049】柱部34bの円周方向両側面34c1は、
ころ3の転動面3aの曲率に対応する曲率をもった部分
円筒面、または、傾斜状のストレート面、あるいは、部
分円筒面とストレート面との複合面である。また、円周
方向に相対向する円周方向両側面34b1間の最小距離
W4は、ころ3の直径Dに対してW4<Dとなるように
設定されている。
【0050】この実施形態において、保持器案内部材3
5は、低摩擦材、例えば含油燒結金属材でリング状に形
成され、内輪1の鍔部1bの外周に設けられた環状溝1
b1に嵌着される。環状溝1b1への装着を容易にする
ため、保持器案内部材35は1箇所に割り口を有する1
分割リングとしても良い。
【0051】この実施形態の円筒ころ軸受は、例えば、
次のような態様で組立てられる。まず、内輪1の軌道面
1aにころ3を配置する。つぎに、保持器34の柱部3
4bを内輪1の鍔部1bに外挿し、保持器34を軸方向
に押し進めて、柱部34bを円周方向に隣接するころ3
間に挿入する。この時、柱部34bを弾性変形させるこ
となく、ころ3間に挿入することができる。その後、保
持器案内部材35を内輪1の環状溝1b1に嵌着する。
このようにして、内輪1、ころ3、保持器34、及び保
持器案内部材35をアッセンブリした後、この組付体を
外輪2に装着すると、図12に示す形態の円筒ころ軸受
が組み上がる。
【0052】第4の実施形態によれば、従来この種のく
し形保持器に一体形成されていた柱部の係合突起を不要
にして、保持器34の構造を簡略化することができる。
また、保持器34の柱部34bをころ3間に挿入するに
際して、柱部34bを弾性変形させる必要がないので、
保持器34の肉厚を増大させたり、保持器34を形成す
る合成樹脂材の材料剛性を高める等して、保持器34の
剛性を高めることができる。そして、保持器34の剛性
が高められる結果、ころ3に対する保持器34の保持機
能が向上し、回転時のころ3の姿勢が安定し、スキュー
の発生が防止される。しかも、保持器34の環状部34
aの外側面が保持器案内部材35の内側面によって案内
され、保持器34の姿勢が安定するので、ころ3の姿勢
安定化、スキューの発生防止に一層効果的である。尚、
外輪を第1軌道輪(鍔付き)、内輪を第2軌道輪(鍔な
し)とする場合、保持器案内部材は外輪の鍔部に装着す
ることができる。
【0053】図14〜図15は、本発明の第5の実施形
態を示している。
【0054】この実施形態では、第4の実施形態におけ
る保持器34と同様の保持器34’が一対で使用されて
いる。一対の保持器34’は柱部34’bの先端を突き
合わせた状態で配置され、各保持器34’の環状部3
4’aの外側面の外側に、それぞれ、保持器案内部材3
5が配設されている。第4の実施形態に比べて、ころ3
に対する保持機能が一層向上する。その他の事項は第4
の実施形態に準じるので、重複する説明を省略する。
【0055】
【発明の効果】本発明は、以下に示す効果を有する。
【0056】(1)従来の保持器に一体形成されていた
ころ案内部を不要にして、あるいは、係合突起を不要に
して、保持器の構造を簡略化することができる。
【0057】(2)組立に際して、保持器を弾性変形さ
せる必要がなく、保持器の剛性を高めることができるの
で、ころに対する保持器の保持機能が向上し、ころの姿
勢が安定し、スキューの発生が防止される。しかも、組
立時のころ落ちを防止することができるので、組立作業
の効率化を図ることができる。
【0058】(3)ころ案内部材を保持器に対して円周
方向に揺動可能な構成とすることにより、あるいは、こ
ろ案内部材をころの転動面に所定の弾性力で接触させる
構成とすることにより、ころに対する保持器の保持機能
が一層向上し、ころの姿勢が一層安定し、スキューの発
生が一層効果的に防止される。
【0059】(4)保持器案内部材により、保持器の脱
落防止と、回転時の保持器の姿勢安定が図られる結果、
ころに対する保持器の保持機能が向上し、ころの姿勢が
安定し、スキューの発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る円筒ころ軸受の断面図で
ある。
【図2】内輪、保持器、及びころをアッセンブリした状
態を示す断面図である。
【図3】図2に示す組付体を外径側から見た平面図であ
る。
【図4】図2に示す組付体の断面図である。
【図5】第2の実施形態に係る円筒ころ軸受の内輪、保
持器、及びころをアッセンブリした状態を示す断面図
{図5(a)}、ころ案内部材の周辺部を示す拡大断面
図{図5(b)}である。
【図6】図5に示す組付体を外径側から見た平面図であ
る。
【図7】図5に示す組付体の断面図である。
【図8】第3の実施形態に係る円筒ころ軸受の断面図で
ある。
【図9】内輪、保持器、及びころをアッセンブリし、脱
落防止治具を装着した状態を示す断面図である。
【図10】図10に示す組付体を外径側から見た平面図
である。
【図11】図10に示す組付体の断面図である。
【図12】第4の実施形態に係る円筒ころ軸受の断面図
である。
【図13】内輪、保持器、及びころをアッセンブリした
組付体を外径側から見た平面図である。
【図14】第5の実施形態に係る円筒ころ軸受の断面図
である。
【図15】内輪、保持器、及びころをアッセンブリした
組付体を外径側から見た平面図である。
【符号の説明】
1 内輪 2 外輪 3 ころ 4 保持器 4a 環状部 4b 柱部 4c ポケット 24 保持器 24a 環状部 24b 柱部 24c ポケット 34 保持器 34a 環状部 34b 柱部 34c ポケット 34’ 保持器 34’a 環状部 34’b 柱部 34’c ポケット 5 ころ案内部材 15 ころ案内部材 35 保持器案内部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道面及びその両側の鍔部を有する第1
    軌道輪と、軌道面を有する第2軌道輪と、第1軌道輪の
    軌道面と第2軌道輪の軌道面との間に転動自在に配され
    た複数のころと、ころを保持する合成樹脂製の保持器と
    を備えた円筒ころ軸受において、 前記保持器は、軸方向両端部に位置する2つの環状部
    と、円周方向に所定間隔で配列され、両端部がそれぞれ
    前記環状部の内側面に連続した複数の柱部と、前記柱部
    の円周方向両側面と前記両環状部の内側面とにより形成
    され、前記ころを転動自在に保持する複数のポケットと
    を備え、 前記第2軌道輪と対向する前記保持器の周面側に、前記
    ころの転動面を案内するころ案内部材が配設されている
    ことを特徴とする円筒ころ軸受。
  2. 【請求項2】 前記ころ案内部材が、前記保持器の前記
    各柱部にそれぞれ配設されていることを特徴とする請求
    項1記載の円筒ころ軸受。
  3. 【請求項3】 前記柱部の相対向する円周方向両側面間
    の最小距離が前記ころの直径よりも大きく、前記ころ案
    内部材の円周方向側面は前記ころの転動面と軸受半径方
    向に係合可能であることを特徴とする請求項1又は2記
    載の円筒ころ軸受。
  4. 【請求項4】 前記ころ案内部材が、前記保持器に対し
    て円周方向に揺動可能であることを特徴とする請求項1
    から3の何れかに記載の円筒ころ軸受。
  5. 【請求項5】 前記ころ案内部材が、前記ころの転動面
    に所定の弾性力で接触することを特徴とする請求項1か
    ら3の何れかに記載の円筒ころ軸受。
  6. 【請求項6】 軌道面及びその両側の鍔部を有する第1
    軌道輪と、軌道面を有する第2軌道輪と、第1軌道輪の
    軌道面と第2軌道輪の軌道面との間に転動自在に配され
    た複数のころと、ころを保持する合成樹脂製の保持器と
    を備えた円筒ころ軸受において、 前記保持器は、軸方向両端部に位置する2つの環状部
    と、円周方向に所定間隔で配列され、両端部がそれぞれ
    前記環状部の内側面に連続した複数の柱部と、前記柱部
    の円周方向両側面と前記両環状部の内側面とにより形成
    され、前記ころを転動自在に保持する複数のポケットと
    を備え、かつ、 前記保持器は前記第1軌道輪に案内され、前記柱部の相
    対向する円周方向両側面間の最小距離が前記ころの直径
    よりも大きいことを特徴とする円筒ころ軸受。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の円筒ころ軸受の組立方法
    であって、 前記第1軌道輪に前記保持器を装着し、前記保持器の各
    ポケットにそれぞれ前記ころを挿入し、前記ころの前記
    ポケットからの脱落を脱落防止治具で防止しつつ、前記
    第1軌道輪、前記保持器、及び前記ころの組付体を前記
    第2軌道輪に装着し、その後、前記脱落防止治具を取り
    外すことを特徴とする円筒ころ軸受の組立方法。
  8. 【請求項8】 前記脱落防止治具が、環状部と、前記環
    状部の内側面から軸方向の一方に延び、円周方向に隣接
    する前記ころ間に挿入され、前記ころの転動面と係合し
    て、前記ころの前記ポケットからの脱落を防止する複数
    の柱部と、を備えていることを特徴とする請求項7記載
    の円筒ころ軸受の組立方法。
  9. 【請求項9】 軌道面及びその両側の鍔部を有する第1
    軌道輪と、軌道面を有する第2軌道輪と、第1軌道輪の
    軌道面と第2軌道輪の軌道面との間に転動自在に配され
    た複数のころと、ころを保持する合成樹脂製の保持器と
    を備えた円筒ころ軸受において、 前記保持器は、軸方向一端部に位置する環状部と、円周
    方向に所定間隔で配列され、一端部がそれぞれ前記環状
    部の内側面に連続した複数の柱部と、前記柱部の円周方
    向両側面と前記環状部の内側面とにより形成され、前記
    ころを転動自在に保持する複数のポケットとを備え、 前記第1軌道輪及び第2軌道輪のうち一方の端部に、前
    記保持器の環状部の外側面を案内する保持器案内部材が
    配設されていることを特徴とする円筒ころ軸受。
  10. 【請求項10】 前記保持器案内部材が低摩擦材で形成
    されている請求項9記載の円筒ころ軸受。
JP2001005509A 2001-01-12 2001-01-12 円筒ころ軸受 Withdrawn JP2002213458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001005509A JP2002213458A (ja) 2001-01-12 2001-01-12 円筒ころ軸受

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001005509A JP2002213458A (ja) 2001-01-12 2001-01-12 円筒ころ軸受

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002213458A true JP2002213458A (ja) 2002-07-31

Family

ID=18873554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001005509A Withdrawn JP2002213458A (ja) 2001-01-12 2001-01-12 円筒ころ軸受

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002213458A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004035387A1 (de) * 2004-07-21 2006-03-16 Ab Skf Wälzlager
DE102004035388A1 (de) * 2004-07-21 2006-03-16 Ab Skf Wälzlager
JP2007327516A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Nsk Ltd 深溝玉軸受
EP2069649A1 (de) * 2006-10-07 2009-06-17 Schaeffler KG Metallkäfig für rollenlager
JP2015021550A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 株式会社ジェイテクト 転がり軸受
CN106246729A (zh) * 2016-08-24 2016-12-21 大连国威轴承股份有限公司 一种带一体自锁保持架的单列圆柱滚子轴承
DE102017127529A1 (de) * 2017-11-22 2019-05-23 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Lagerkäfig
WO2020158564A1 (ja) * 2019-01-29 2020-08-06 Ntn株式会社 玉軸受
JP2020133770A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 Ntn株式会社 玉軸受
CN114483794A (zh) * 2022-01-25 2022-05-13 中国铁建重工集团股份有限公司 一种用于掘进机主轴承的组合保持架及其组装方法

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004035387A1 (de) * 2004-07-21 2006-03-16 Ab Skf Wälzlager
DE102004035388A1 (de) * 2004-07-21 2006-03-16 Ab Skf Wälzlager
DE102004035388B4 (de) * 2004-07-21 2006-10-26 Ab Skf Wälzlager
DE102004035387B4 (de) * 2004-07-21 2006-11-09 Ab Skf Zylinderrollenlager
JP2007327516A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Nsk Ltd 深溝玉軸受
JP4605099B2 (ja) * 2006-06-06 2011-01-05 日本精工株式会社 深溝玉軸受
EP2069649A1 (de) * 2006-10-07 2009-06-17 Schaeffler KG Metallkäfig für rollenlager
JP4939609B2 (ja) * 2006-10-07 2012-05-30 シャエフラー カーゲー ころ軸受のための金属保持器
JP2015021550A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 株式会社ジェイテクト 転がり軸受
CN106246729A (zh) * 2016-08-24 2016-12-21 大连国威轴承股份有限公司 一种带一体自锁保持架的单列圆柱滚子轴承
DE102017127529A1 (de) * 2017-11-22 2019-05-23 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Lagerkäfig
WO2020158564A1 (ja) * 2019-01-29 2020-08-06 Ntn株式会社 玉軸受
CN113366232A (zh) * 2019-01-29 2021-09-07 Ntn株式会社 滚珠轴承
CN113366232B (zh) * 2019-01-29 2023-11-17 Ntn株式会社 滚珠轴承
US11828328B2 (en) 2019-01-29 2023-11-28 Ntn Corporation Ball bearing
JP2020133770A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 Ntn株式会社 玉軸受
JP7270409B2 (ja) 2019-02-20 2023-05-10 Ntn株式会社 玉軸受
CN114483794A (zh) * 2022-01-25 2022-05-13 中国铁建重工集团股份有限公司 一种用于掘进机主轴承的组合保持架及其组装方法
CN114483794B (zh) * 2022-01-25 2024-04-19 中国铁建重工集团股份有限公司 一种用于掘进机主轴承的组合保持架及其组装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5451988B2 (ja) 超薄形クロスローラ軸受
JP2008240796A (ja) シール付きアンギュラ玉軸受及び主軸装置
JP2006226400A (ja) シャフト装置
JP2003314558A (ja) ラジアルボールベアリングのリテーナ
JP2002213458A (ja) 円筒ころ軸受
WO2020050337A1 (ja) 転がり軸受およびこの転がり軸受を備えたスピンドル装置
JP2013174283A (ja) ソリッド形針状ころ軸受
JP3684642B2 (ja) 転がり軸受用保持器
JP2009275722A (ja) 転がり軸受
JP2007024292A (ja) 回転支持部
JPH1151061A (ja) ころ軸受用合成樹脂製保持器
JP2000320558A (ja) ころ軸受用合成樹脂製保持器
JPH08200376A (ja) ころ軸受用の保持器
JP2020070857A (ja) 旋回軸受
JPH1082424A (ja) 転がり軸受用保持器
JP2003254338A (ja) 円すいころ軸受
JP2003120684A (ja) スラストころ軸受
JP2019168020A (ja) 円筒ころ軸受
JP2006125604A (ja) スラストころ軸受
JP2000039024A (ja) 転がり軸受用保持器
JP2003120683A (ja) スラストころ軸受
JP2007170470A (ja) アンギュラ玉軸受用の合成樹脂製保持器およびアンギュラ玉軸受
JPH09303402A (ja) 玉軸受用保持器
WO2017043414A1 (ja) ころ軸受
JP2002303326A (ja) 転がり軸受用保持器及び転がり軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080401