JP2002213145A - 三連式引き戸装置 - Google Patents

三連式引き戸装置

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JP2002213145A
JP2002213145A JP2001012548A JP2001012548A JP2002213145A JP 2002213145 A JP2002213145 A JP 2002213145A JP 2001012548 A JP2001012548 A JP 2001012548A JP 2001012548 A JP2001012548 A JP 2001012548A JP 2002213145 A JP2002213145 A JP 2002213145A
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JP
Japan
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door
rollers
adjacent
sliding door
rear end
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001012548A
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English (en)
Inventor
Jiro Watanabe
次郎 渡辺
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Tostem Corp
Original Assignee
Tostem Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3連式の引き戸において、扉を開いた状態か
ら誤って指定された閉じ方向とは反対方向に閉じようと
した場合に、扉の移動を阻止して各部構成部材の損傷を
未然に防止する。 【解決手段】 互いに隣接して平行に配置された3本の
レール4a、4b、4cにそれぞれ滑動自在に装着され
た第一の扉1、第二の扉2並びに第三の扉3を含み、中
間に位置する第二の扉2はその上端面の前端部並びに後
端部に縦軸の回りで回転するローラー5、6を有し、こ
れらローラー5、6は無端帯状体7によって連動連結さ
れており、更に前記第一の扉1の前端部が固定具8を介
して前記無端帯状体7の扉1に隣接する部分に止着さ
れ、前記第三の扉3の後端部が固定具8、8を介して無
端帯状体7の扉3に隣接する部分に止着されている引き
戸装置であって、前記固定具8,8がローラー5,6に
近接する位置からローラー方向に移動するのを防止する
ストッパー13…が第一の扉1と第二の扉2の隣接する
面、又は第二の扉2と第三の扉3の隣接する面、若しく
はこれら両方の隣接する面に設けられている構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三枚の引き戸が連
動して開閉するようにした三連式引き戸装置の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者は先に実開平10ー19622
2号で三枚の引き戸が連動して開閉するようにした三連
式引き戸装置を提案した。この装置によれば、一つの扉
の開閉操作によって、他の扉も連動してスムースに移動
して開閉操作が容易になると共に、大きな開口部をとる
ことのできて物品の出し入れが容易となる、といった優
れた効果があるが、下記のような問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、上記の装置は、
図1に示すように、中央の第二の扉2に保持された無端
帯状体7に第一の扉1及び第三の扉3に取り付けられた
固定具8が連結固定されており、図に示す開放姿勢から
扉を閉じるときは矢印方向に移動するように決められて
いる。これはもし図の位置から矢印とは反対方向に移動
させると、固定具8の無端帯状体結合部分がローラー
5、6に激しく衝突したり、ローラーの周面に食い込ん
だりしで各部材に損傷を与えるからである。しかし扉の
閉じ方向を決めていても、使用者はしばしば誤って扉を
指定方向とは反対方向に開けようとして、部材の損傷や
扉のロック等の不都合が生じることがあった。
【0004】そこで本発明は、上記の三連式引き戸装置
のシステムをそのまま利用するものでありながら上記の
問題点を確実に解消した新規な引き戸装置を提供するこ
とを主たる目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る引き戸装置にあっては、互いに隣接して平行に
配置された3本のレール4a、4b、4cにそれぞれ滑
動自在に装着された第一の扉1、第二の扉2並びに第三
の扉3を含み、中間に位置する第二の扉2はその上端面
の前端部並びに後端部に縦軸の回りで回転するローラー
5、6を有し、これらローラー5、6は無端帯状体7に
よって連動連結されており、更に前記第一の扉1の前端
部が固定具8を介して前記無端帯状体7の扉1に隣接す
る部分に止着され、前記第三の扉3の後端部が固定具
8、8を介して無端帯状体7の扉3に隣接する部分に止
着されている引き戸装置であって、前記固定具8,8が
ローラー5,6に近接する位置からローラー方向に移動
するのを防止するストッパー13…が第一の扉1と第二
の扉2の隣接する面、又は第二の扉2と第三の扉3の隣
接する面、若しくはこれら両方の隣接する面に設けられ
ている構造とした。
【0006】前記ストッパー13は硬質ゴムのような多
少弾性を有する材料で形成するのがこのましい。これに
より互いに当接したとき時の衝撃を緩和すると共に消音
効果も期待できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明にかかる三連式引き戸
装置の実施例を図面に基づいて説明すると、家具や建具
等の天板10の下面に互いに隣接して3本のレール4
a、4b、4cが平行に配置され、これらレール4…に
それぞれ走行車輪11…を介して第一の扉1、第二の扉
2、第三の扉3が滑動自在に取り付けられている。
【0008】前記中間に位置する第二の扉2にはその前
端部並びに後端部の上面に縦軸の回りで回転する同径の
ローラー5、6が設けられており、これらローラー5、
6はベルトやチェン等の無端帯状体7によって同速で回
転するように連動連結されている。更に前記第一の扉1
の前端部が固定具8を介して前記無端帯状体7に止着さ
れている。また前記第三の扉3の後端部も固定具8を介
して前記無端帯状体7に止着されている。
【0009】本実施例では各扉1、2、3の下端がそれ
ぞれ凸状レール12…によってスライド自在に受けとめ
られているが、各扉からピン等の滑走体を突出させて凹
状のレールにスライド自在に挿入するようにしてもよ
い。
【0010】更に、前記固定具8,8がローラー5,6
に近接する位置からローラー方向に移動するのを防止す
るために、ストッパー13…が第一の扉1と第二の扉2
の隣接する面並びに第二の扉2と第三の扉3の隣接する
面に夫々設けられている。このストッパー13は硬質ゴ
ムのような多少弾性を有する材料で形成するのがこのま
しい。また、互いに当接したときに確実に係合するよう
に当接面が内側に入り込んだ傾斜面とするのがよい。
【0011】上記のごとく構成された引き戸装置に於い
て、各扉を図3の閉鎖した状態から第一の扉1若しくは
第三の扉3の何れか一方、例えば第三の扉3を矢印の開
放方向に引くと、固定具8を介して連結された無端帯状
体7が回動して第一の扉1も開き方向に移動して図4並
びに図1に示すように3枚の扉が略重なり合う姿勢まで
開放することができる。この時、第一の扉1の固定具8
が無端帯状体7と共にローラー6に向かって移動し、第
三の扉3の固定具8がローラ5に向かって移動して、夫
々の固定具8、8が図4に示すようにローラー5,6に
近接する位置までくると、各扉1、2、3に設けたスト
ッパー13…が互いに当接してそれ以上の進行が阻止さ
れる。これにより固定具8とローラー5、6との激突が
未然に防止され、各部材の損傷を防止することができ
る。同時に図4の状態から扉を閉じる場合に、誤って予
め設定された所定の閉じ方向(矢印方向)とは逆の方向
に移動させようとした場合に、前記ストッパー13…が
当接しているので逆方向への移動を確実に阻止すること
ができ、部材の損傷や扉のロック等が生じることを防止
することができる。
【0012】上記実施例ではストッパー13を第一の扉
1と第二の扉2の隣接する面並びに第二の扉2と第三の
扉3の隣接する面に夫々設けたが、第一の扉1と第二の
扉2の隣接する面、又は第二の扉2と第三の扉3の隣接
する面の何れか一方に設けてもよい。
【0013】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えば各扉の上下のレ
ールは上記実施例構造に特定されるものでなく、単に襖
のように嵌込み式にしてもよい。また無端帯状体7は噛
み合い歯をもたないフラットな帯又は紐であってもよ
い。その他本発明では前記の構成要件を備え、かつ前記
の目的を達成し、下記の効果を有する限りにおいては適
宜に改変して実施することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の引き戸装置は上記のごとく構成
したから、各扉を開いた状態から扉を閉じる場合に、誤
って予め設定された所定の閉じ方向とは逆の方向に移動
させようとした場合に、ストッパーの当接によって逆方
向への移動を確実に阻止することができ、これにより固
定具がローラーに激しく衝突するのを未然に阻止して各
部材の損傷をや扉のロック等が生じることを未然に防止
することができる、といった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る引き戸装置の一実施例を示す一部
切欠分解斜視図。
【図2】上記装置の側面図。
【図3】上記装置の動作を示す平面図であって、扉を閉
じた状態を示す。尚走行ローラーは省略して示されてい
る。
【図4】扉を開いた状態を示す図3同様の拡大平面図。
【符号の説明】
1 第一の扉 2 第二の扉 3 第三の扉 4a、4b、4c レール 5 ローラー 6 ローラー 7 無端帯状体 8 固定具 13 ストッパー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに隣接して平行に配置された3本の
    レール4a、4b、4cにそれぞれ滑動自在に装着され
    た第一の扉1、第二の扉2並びに第三の扉3を含み、中
    間に位置する第二の扉2はその上端面の前端部並びに後
    端部に縦軸の回りで回転するローラー5、6を有し、こ
    れらローラー5、6は無端帯状体7によって連動連結さ
    れており、更に前記第一の扉1の前端部が固定具8を介
    して前記無端帯状体7の扉1に隣接する部分に止着さ
    れ、前記第三の扉3の後端部が固定具8、8を介して無
    端帯状体7の扉3に隣接する部分に止着されている引き
    戸装置であって、前記固定具8,8がローラー5,6に
    近接する位置からローラー方向に移動するのを防止する
    ストッパー13…が第一の扉1と第二の扉2の隣接する
    面、又は第二の扉2と第三の扉3の隣接する面、若しく
    はこれら両方の隣接する面に設けられている三連式引き
    戸装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006312817A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Tostem Corp 3連式引戸を備えた開口部装置
JP2008280034A (ja) * 2002-10-29 2008-11-20 Nabtesco Corp ダブルスライド式プラットホームゲート
JP2014152522A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Panasonic Corp 引戸装置

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