JP2002213039A - 消臭機能を有する衝立及び消臭編物部材 - Google Patents

消臭機能を有する衝立及び消臭編物部材

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JP2002213039A
JP2002213039A JP2001011438A JP2001011438A JP2002213039A JP 2002213039 A JP2002213039 A JP 2002213039A JP 2001011438 A JP2001011438 A JP 2001011438A JP 2001011438 A JP2001011438 A JP 2001011438A JP 2002213039 A JP2002213039 A JP 2002213039A
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deodorizing
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stretched
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Kinzo Komata
欣三 小俣
Susumu Nakatani
進 中谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常時空気の消臭が効率的に行われる衝立を提
供するにある。 【解決手段】 消臭機能を有する衝立1は、内側略中央
にむけて突出するように湾曲されてなる、消臭機能を有
するウール編物製の消臭編物部材からなる第1の編物部
材2を張ってなる、正面から見て略四角形の第1の骨組
枠3と、この第1の骨組枠3に対向するように適宜な間
隔をあけて対向するように設けられた、脱臭能力を有す
る消臭編物部材からなる第2の編物部材4を張ってな
る、第1の骨組枠と同じ形状の第2の骨組枠5と、第1
の編物部材2と第2の編物部材4の間に形成された、一
方の側から略中央に行くにしたがって狭くなり前記中央
から他方の側に行くにしたがって広くなる空気流通路1
2からなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室内に置く消臭機能
を有する衝立及び消臭編物部材に関する。
【0002】
【従来技術】従来においては室内の臭気を脱臭するもの
として、消臭編物部材を使用したカーテンが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した消臭カーテン
は、部屋の窓際に設置するものであり、消臭面が主に部
屋側の面でしか行われず、且つ、カーテンの織り目が小
さいので空気はカーテンの編物部材面に上を流れるだけ
で、効率的な消臭効果をえることができなかった。ま
た、日中はカーテンを開け寄せ束ねてた状態であるの
で、空気との接触が著しく低下して、著しい消臭機能の
低下を招くという問題をもつものであった。
【0004】本発明は以上のような従来技術の持つ問題
点に鑑みてなされたものであって、その目的は、常時空
気の消臭が効率的に行われる衝立を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明は次に述べるようになっている。 <請求項1記載の消臭機能を有する衝立の発明>編物部
材を張る骨組枠と、この骨組枠に添うように引き伸ばさ
れて該骨組枠に張られて、織り目や編目が空気を透しや
すくなるように広げられる、消臭作用を有する繊維や毛
糸などを織り込んだり編み込んだりしてなる伸縮性の消
臭編物部材と、この消臭編物部材の縁に設けられた弦通
し袖やフックなど、前記消臭編物部材の縁を前記骨組枠
に係止するための湾曲弦型挟持具など、あるいは前記骨
組枠側に設けられた前記消臭編物部材を該骨組枠に着脱
自在に張り係止するための係止手段とからなることを特
徴とする。「消臭」とは、解臭、脱臭を含むものであ
る。
【0006】<請求項2記載の消臭機能を有する衝立の
発明>消臭作用を有する繊維や毛糸を織り込んだり編み
込んだりしてなり、引き伸ばすと織り目や編目が空気を
通しやすく広がる適当な形状に形成された伸縮性の消臭
編物部材と、この消臭編物部材の縁の全部あるいは一部
に設けられた弦通袖部と、この弦通袖部に通す弾性弦部
材と、前記消臭編物部材の形状と略同じ形で該消臭編物
部材より大きいく形成された、前記消臭編物部材を引き
伸ばして織り目を空気が透りやすいように広げた状態に
して張る骨組枠と、この骨組枠を構成する弦材の裏側
(内側を含む)に設けられた、前記弦通袖部に通され前
記弦材の裏側に引っ張り廻された弾性弦部材を前記弦材
にそうように係止するための弦材係止部とを備えてなる
ことを特徴とする。「弦通袖部」は、消臭編物部材の縁
を折り畳んで縫い込んで形成したもの、他の上部で滑り
の良い編物部材材などを縫いつけたたものなどいろいろ
なものがある。
【0007】<請求項3記載の消臭機能を有する衝立の
発明>請求項2記載の発明の構成の、骨組枠が第1の骨
組枠と第2の骨組枠からなり、該第1の骨組枠と該第2
の骨組枠が弓形に湾曲した正面視して略四角形状であっ
て、前記第1の骨組枠と前記第2の骨組み枠を、湾曲凸
側を向き合わせ且つ適当な間隔をあけて、湾曲弦材同士
を消臭編物部材に引っ張られて該湾曲弦材にそうように
係止されるのに必要な複数本の連結弦材(弦材係止部)
により連結されてなることを特徴とする。
【0008】<請求項4記載の消臭機能を有する衝立の
発明>請求項1、2又は3記載の発明の構成の消臭編物
部材が、消臭機能を有する毛糸を引っぱり伸ばした状態
において空気の流通が円滑に行く程度に編目が広がる伸
縮性を有する編み方で編み込んで形成したウール編物部
材であることを特徴とする。
【0009】<請求項5記載の消臭機能を有する衝立の
発明>消臭機能を持たせたウール繊維と、引っぱり伸ば
した状態において空気の流通が円滑に行く程度に編目が
広がる伸縮性を有する編み方で編み込んで形成したウー
ル織物部材本体と、からなることを特徴とする。消臭機
能は、ウール繊維にイオン活性処理を行い解臭機能を高
めたのも、臭気吸着機能を強化したものなど多様なもの
がある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。 <実施の形態1>図1は本発明の実施の形態1の消臭機
能を有する衝立を示す斜視図、図2は同じ実施の形態1
の骨組枠の組立分解斜視図、図3は同じ実施の形態1の
消臭編物部材の斜視図、図4は実施の形態1の消臭機能
を有する衝立の骨組枠の他の変形形態を示す概略側面図
である。消臭機能を有する衝立1は、内側略中央にむけ
て突出するように湾曲されてなる、消臭機能を有するウ
ール編物製の消臭編物部材からなる第1の編物部材2を
張ってなる、正面から見て略四角形の第1の骨組枠3
と、この第1の骨組枠3に対向するように適宜な間隔を
あけて対向するように設けられた、脱臭能力を有する消
臭編物部材からなる第2の編物部材4を張ってなる、第
1の骨組枠と同じ形状の第2の骨組枠5と、第1の編物
部材2と第2の編物部材4の間に形成された、一方の側
から略中央に行くにしたがって狭くなり前記中央から他
方の側に行くにしたがって広くなる空気流通路12から
なっている。第1の骨組み枠3と第2の骨組み枠5の湾
曲弦6、6同士はそれぞれ連結弦7により連結固定され
ている。各湾曲弦6の端には筒状の梁弦8が設けられ、
第1の骨組み枠3と第2の骨組み枠5の梁弦13を抜き
差し可能に係止するようになっている。消臭編物部材
(主に脱臭機能を持つ繊維からなる編物部材製のものが
よい。)からなる第1の編物部材2(第2の編物部材
4)は、消臭編物部材本体16の上部端と下部端に梁弦
13通し係止する梁弦通袖部9が設けられ、消臭編物部
材本体16の両側部には着脱可能な係止手段10(面フ
ァスナーや嵌合ボタンなど。)を設けた係止袖11が設
けられ、湾曲弦6を包むように係止するようになってい
る。梁弦13と湾曲弦6を連結固定して、側壁の全辺に
係止袖11を設けるようにするのもよい。係止手段10
は雄ボタン14と雌ボタン15からなっている。図4に
示すような骨組枠もよい。(イ)は、平板骨組枠と湾曲
平板骨組枠の組合せである。(ロ)は、変形略くの字平
板骨組枠を向かい合わせた組合せである。(ハ)は、く
の字平板骨組枠を向かい合わせた組合せである。消臭編
物(織物を含む)部材は、ウール製部材で解臭機能を持
たせたものがよい。いわゆる、毛糸編みとなるので、伸
縮性にとみ、編目が大きく、引っぱると編目が均一に広
がり、編物そのもの自体が通気性が良いという性質を持
っているの適している。その程度は、消臭機能を有する
毛糸を引っぱり伸ばした状態において空気の流通が円滑
に行く程度に編目が広がる伸縮性を有する編み方で編み
込んでなるものがよい。
【0011】<実施の形態2>図5は本発明の実施の形
態2の衝立を示す斜視図である。衝立20は、骨組枠は
衝立1と同じにし、第1の編物部材2と第2の編物部材
4を第1の編物部材21、第2の編物部材22に変え、
係止手段として弾性弦部材23を4本使用しているもの
である。第1の編物部材21、第2の編物部材22は、
上部と下部に梁弦通袖部9、9が設けられ、両側部には
弾性弦部材23を通すための側部弦通袖部24が、連結
弦(係止手段)7を避ける凹部からなる連結弦回避部2
5が設けられている。梁弦8を梁弦通袖部9に通して、
第1の編物部材21、第2の編物部材22を骨組枠に張
る。次に、第1の編物部材21、第2の編物部材22の
側部縁を横に引っぱり伸ばして側部弦通袖部24を湾曲
弦6を巻き込み連結弦7の内側に持ってきて該24に弾
性弦部材23を通してゆく。弾性弦部材23は引っぱり
伸ばされた織物部材の収縮力に引っぱられて、連結弦7
に押し付けられ、結果湾曲弦6に添うように湾曲係止さ
れる。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上のようになっているので、
次ぎに述べるような効果を奏する。 <請求項1記載の消臭機能を有する衝立の発明の効果>
本発明は衝立であると共に、ある程度伸縮製のある消臭
・消臭機能を有する編物部材を引っ張って、織り目を広
げて該織り目を空気が通過するように張ってあるので次
に述べるような効果を奏する。 (1)衝立であるので、室内の空気の流れが強いところ
に置けると共に、空気が織り目を通過するので、効率的
に空気の消臭・消臭をとぎれなく行うことができるとい
う効果を奏する。 (2)衝立であるので、常時消臭編物部材を張った状態
で空気の消臭を行うことができる。 (3)消臭編物部材を交換可能としているため、室内の
景観、季節、部屋の使用目的、模様替えなどに柔軟に対
応できる。特に、リースとすることにより、消臭編物部
材の交換メンテナンスを行う際に、多数ある模様の内か
ら利用者がその都度選べることができるようにできる。
消臭編物部材の模様や色彩により、本衝立を目立たせな
い、引き立て役にする、メインにするなど柔軟に対応す
ることができるので、設置場所を多様なところにでき
る。 (5)消臭編物部材であるので、長期間にわたり消臭機
能を維持することが可能である。
【0013】<請求項2記載の消臭機能を有する衝立の
発明の効果>請求項1記載の発明の効果に加えて、消臭
編物部材の縁に弦通袖部を設け底に弾性弦部材を通して
骨組みに係止する構成であるので、骨組枠側の係止手段
を最小限にできると共に、消臭編物部材を綺麗に骨組み
にそって張られるので、景観がすっきりとしたものにで
きるという効果を奏する。
【0014】<請求項3記載の消臭機能を有する衝立の
発明の効果>請求項2記載の消臭機能を有する衝立の発
明の効果に加えて、内側に胴がくびれた狭くなる構造で
あるので、空気が流れる場合には動圧の変化により、空
気の流れを作り出すのでより効率的に消臭を行うことが
できるという効果を奏する。 <請求項4記載の消臭機能を有する衝立の発明の効果>
請求項1、2又は3記載の発明の効果に加えて、消臭機
能を有する毛糸を引っぱり伸ばした状態において空気の
流通が円滑に行く程度に編目が広がる伸縮性を有する編
み方で編み込んで形成したウール編物部材にしてあるの
で、厚みがあり、空気の通気性が良く、且つ、引き伸ば
され張られると編目が広がりより空気の通気性がよいの
で、空気と繊維の接触面積が広く接触速度が速いので、
空気消臭効果を効率的に行うことガできるという効果を
奏する。
【0015】<請求項5記載の消臭機能を有する衝立の
発明の効果>請求項4記載の発明の効果と同じ効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の消臭機能を有する衝立
を示す斜視図。
【図2】本発明の実施の形態1の骨組枠の組立分解斜視
図。
【図3】本発明の実施の形態1の消臭編物部材の斜視
図。
【図4】実施の形態1の消臭機能を有する衝立の骨組枠
の他の変形形態を示す概略側面図。
【図5】本発明の実施の形態2の衝立を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・・・・衝立 2・・・・・第1の編物部材 3・・・・・第1の骨組枠 4・・・・・第2の編物部材 5・・・・・第2の骨組枠 6・・・・・湾曲弦 7・・・・・連結弦 8・・・・・梁弦 9・・・・・梁弦通袖部 10・・・・・係止手段 11・・・・・係止袖 12・・・・・空気流通路 13・・・・・梁弦 14・・・・・雄ボタン 15・・・・・雌ボタン 16・・・・・消臭編物部材本体 20・・・・・衝立 21・・・・・第1の編物部材 22・・・・・第2の編物部材 23・・・・・弾性弦部材 24・・・・・側部弦通袖部 25・・・・・連結弦回避部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編物部材を張る骨組枠と、 この骨組枠に添うように引き伸ばされて該骨組枠に張ら
    れて、織り目や編目が空気を透しやすくなるように広げ
    られる、消臭作用を有する繊維や毛糸などを織り込んだ
    り編み込んだりしてなる伸縮性の消臭編物部材と、 この消臭編物部材の縁に設けられた弦通し袖やフックな
    ど、前記消臭編物部材の縁を前記骨組枠に係止するため
    の湾曲弦型挟持具など、あるいは前記骨組枠側に設けら
    れた前記消臭編物部材を該骨組枠に着脱自在に張り係止
    するための係止手段とからなることを特徴とする消臭機
    能を有する衝立。
  2. 【請求項2】 消臭作用を有する繊維や毛糸を織り込ん
    だり編み込んだりしてなり、引き伸ばすと織り目や編目
    が空気を通しやすくなるように広がる適当な形状に形成
    された伸縮性の消臭編物部材と、 この消臭編物部材の縁の全部あるいは一部に設けられた
    弦通袖部と、 この弦通袖部に通す弾性弦部材と、 前記消臭編物部材の形状と略同じ形で該消臭編物部材よ
    り大きいく形成された、前記消臭編物部材を引き伸ばし
    て織り目や編目を空気が透りやすいように広げた状態に
    して張る骨組枠と、 この骨組枠を構成する弦材の裏側(内側を含む)に設け
    られた、前記弦通袖部に通され前記弦材の裏側に引っ張
    り廻された弾性弦部材を前記弦材にそうように係止する
    ための弦材係止部とを備えてなることを特徴とする消臭
    機能を有する衝立。
  3. 【請求項3】 骨組枠が第1の骨組枠と第2の骨組枠か
    らなり、該第1の骨組枠と該第2の骨組枠が弓形に湾曲
    した正面視して略四角形状であって、前記第1の骨組枠
    と前記第2の骨組み枠を、湾曲凸側を向き合わせ且つ適
    当な間隔をあけて、湾曲弦材同士を消臭編物部材に引っ
    張られて該湾曲弦材にそうように係止されるのに必要な
    複数本の連結弦材(弦材係止部)により連結してなるこ
    とを特徴とする請求項2記載の消臭機能を有する衝立。
  4. 【請求項4】 消臭編物部材が、消臭機能を有する毛糸
    を引っぱり伸ばした状態において空気の流通が円滑に行
    く程度に編目が広がる伸縮性を有する編み方で編み込ん
    で形成したウール編物部材であることを特徴とする請求
    項1、2又は3記載の衝立。
  5. 【請求項5】 消臭機能を持たせたウール繊維と、 引っぱり伸ばした状態において空気の流通が円滑に行く
    程度に編目が広がる伸縮性を有する編み方で編み込んで
    形成したウール織物部材本体と、からなることを特徴と
    する消臭編物部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11037758B2 (en) 2015-06-12 2021-06-15 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. In-situ plasma cleaning of process chamber components

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11037758B2 (en) 2015-06-12 2021-06-15 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. In-situ plasma cleaning of process chamber components
US11495434B2 (en) 2015-06-12 2022-11-08 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. In-situ plasma cleaning of process chamber components

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