JP2002211504A - 減容梱包装置 - Google Patents

減容梱包装置

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JP2002211504A JP2001012809A JP2001012809A JP2002211504A JP 2002211504 A JP2002211504 A JP 2002211504A JP 2001012809 A JP2001012809 A JP 2001012809A JP 2001012809 A JP2001012809 A JP 2001012809A JP 2002211504 A JP2002211504 A JP 2002211504A
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理物を減容して梱包するにあたり、引き
抜き棒でロープを確実に引き抜くことができるようにし
て、被処理物を梱包する作業を容易に行うことができる
ようにする。 【解決手段】 圧縮盤4の背面側にロープRを通過させ
るロープ通過溝11Aが形成されている。また、圧縮盤
4には、引き抜き棒40を挿入してロープRを引き抜く
ための挿通孔32が形成されている。この挿通孔32の
背面側に、ロープRを通過させて、ロープRをロープ通
過溝11の中央部分に案内するロープガイド34が設け
られている。また、挿通孔32には、引き抜き棒40を
挿通孔32にまっすぐに挿入する案内をするための案内
用突起33が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収容した廃棄物な
どを圧縮して減容し、さらに梱包する減容梱包装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、段ボール、ビニール袋、紙袋、脱
脂綿、ペットボトルその他の廃棄物(以下「被処理物」
という)の容積を減じて、保管場所の小スペース化や輸
送コストの低減を図るための装置として、減容装置が知
られている。また、この減容装置では、減容した被処理
物からなる減容物をそのまま梱包することができる減容
梱包装置も知られている。従来における減容梱包装置
は、被処理物が投入される減容室を備えており、この減
容室内に昇降可能に配置され、下降することによって減
容室内の被処理物を減容する圧縮盤を有している。ま
た、減容室の背面側には、ロープを通過させるロープ通
過溝が形成されており、このロープ通過溝を通過したロ
ープが減容室の下面を巡って表面まで延在している。さ
らに、圧縮盤には、ロープを引き抜く引き抜き棒を表面
側から背面側に向けて挿通させる挿通孔が形成されてい
る。
【0003】この減容梱包装置では、被処理物を減容室
内に投入し、ある程度の量の被処理物が溜まった段階で
圧縮盤を下降させ、被処理物を減容して減容物とする。
このとき、ロープは、減容室の背面側から下面を巡って
表面側にまで到達している。続いて、再び被処理物を減
容室内に投入し、ある程度の量の被処理物が溜まった段
階で圧縮盤を下降させて被処理物を減容し、減容物の嵩
を増加させていく。この作業を繰り返し、減容物の嵩が
相当量となったら、圧縮盤に形成された挿通孔に引き抜
き棒を挿入し、引き抜き棒の先端にロープを引っ掛けて
そのまま手前側に引き抜く。すると、ロープが減容物の
上方を通過して表面に引き抜かれる。この減容物の上面
側から引き抜かれたロープの端と、減容物の下から表面
まで延在しているロープの端を結束することによって、
減容物を梱包することができるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記減容梱包
装置においては、減容室の背面側に形成されたロープ通
過溝をロープが単に通過しているだけである。このた
め、ロープがロープ通過溝を通過しているときの、ロー
プとロープ通過溝との幅は特に規制されておらず、大き
く離間している場合もあれば、きわめて近づいている場
合もある。ここで、ロープとロープ通過溝がある程度離
間している場合には、容易に引き抜き棒でロープを引っ
掛けることができる。ところが、ロープ通過溝の間の距
離が短い場合には、ロープとロープ通過溝との間に引き
抜き棒が入り込むことができずに、ロープを確実に引き
抜くことができない場合があった。
【0005】また、ロープとロープ通過用溝との間があ
る程度離間していたとしても、圧縮盤に形成された挿通
孔に引き抜き棒をまっすぐに挿入できなければ、引き抜
き棒でロープを押し込んでしまう。このために、やはり
ロープを引き抜くことができない場合があった。
【0006】そこで、本発明の課題は、被処理物を減容
して梱包するにあたり、引き抜き棒でロープを確実に引
き抜くことができるようにして、被処理物を梱包する作
業を容易に行うことができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決した本発
明は、被処理物が投入される減容室を備え、前記減容室
内に昇降可能に配置され、下降することによって前記減
容室内の被処理物を減容する圧縮盤を有するとともに、
前記減容室の背面側に形成されたロープ通過溝を通過し
て、前記減容室内で前記圧縮盤に減容された被処理物か
らなる減容物を結束して梱包するロープが前記減容室の
背面から下面を巡って配置され、前記圧縮盤には、前記
ロープを引き抜く引き抜き棒を前面側から背面側に向け
て挿通させる挿通孔が形成された減容梱包装置におい
て、前記圧縮盤の背面側には、前記減容室の背面側に形
成されたロープ通過溝に向けて突出し、前記ロープ通過
溝を通過するロープが挿入され、前記ロープを前記ロー
プ通過溝から離間させるロープガイドが設けられている
ことを特徴とする減容梱包装置である。
【0008】また、請求項2に係る発明は、前記ロープ
ガイドの上面が、前記圧縮盤に形成された挿通孔の下面
に対して面一に構成されていることを特徴とする請求項
1に記載の減容梱包装置である。
【0009】さらに、請求項3に係る発明は、前記挿通
孔には、前記引き抜き棒を挿入する際に、前記引き抜き
棒を前後方向に案内する案内用突起が前記挿通孔に沿っ
て設けられていることを特徴とする請求項1または請求
項2に記載の減容梱包装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら、具体的に説明する。図1は、本発明
に係る減容梱包装置の正面図、図2はその側断面図、図
3はその平断面図である。
【0011】図1ないし図3に示すように、減容梱包装
置1は、フレーム2を備えている。フレーム2の内側に
は、被処理物が投入される減容室3が形成されている。
この減容室3の内部には、圧縮盤4が昇降可能となるよ
うに配設されている。
【0012】フレーム2は、背面板11,左右側面板1
2,13、上部14および底面板15によって構成され
ている。減容室3の背面側に設けられた背面板11に
は、図3に示すように、減容物G(図1)を梱包するロ
ープRが通過する3本のロープ通過溝11A,11A,
11Aが高さ方向に沿って形成されている。これらのロ
ープ通過溝11A,11A,11Aには、それぞれ独立
してロープR,R,Rが通過している。また、右側面板
13の前面側には、開閉扉16が横開きとなるように取
り付けられている。また、開閉扉16には、被処理物を
投入するための投入口16Aが形成されており、この投
入口16Aを塞ぐための投入扉17が縦開きとなるよう
に取り付けられている。さらに、上部14には、圧縮盤
4を昇降させるための油圧シリンダ18が取り付けられ
ている。また、フレーム2の上面には、油圧シリンダ1
8におけるシリンダロッド19を上下動させる油圧ユニ
ット20が設けられている。このシリンダロッド19の
下端に圧縮盤4が取り付けられており、油圧ユニット2
0でシリンダ18のシリンダロッド19を上下動させる
ことによって、圧縮盤4が昇降するようになっている。
【0013】また、図1に示すように、底面板15のう
ち、背面板11におけるロープ通過溝11A,11A,
11Aに対応する位置に、ロープ通路15A,15A,
15Aが形成されている。これらのロープ通路15A,
15A,15Aは、それぞれ立ち上がり片21A,21
A、21B,21B,21C,21Cによって形成され
ている。また、隣接するロープ通路15A,15Aの間
には断面C字形状のスペーサ22A,22Bがそれぞれ
配設されている。同様に、ロープ通路15Aと左側面板
12、およびロープ通路15Aと右側面板13の間にも
断面C字形状のスペーサ22C,22Dがそれぞれ配設
されている。これらの立ち上がり片21A〜21Cおよ
びスペーサ22A〜22Dは、同じ高さとなるように形
成されている。そして、これらの立ち上がり片21A〜
21Cおよびスペーサ22A〜22Dの上に被処理物が
積み重ねられ、圧縮盤4で減容される。他方、背面板1
1および開閉扉16には、図2および図3に示すよう
に、被処理物が膨張するのを抑制するための側面視して
略三角形のストッパ23,23…が設けられている。ま
た、底面板15におけるロープ通路15A,15A,1
5Aのそれぞれの前方位置には、ロープRの先端部を固
定するための図示しないフックが設けられている。
【0014】圧縮盤4は、図4に示すように、本体31
を備えており、この本体31を図1および図2に示すシ
リンダ18で下降させることによって、下方に堆積され
た被処理物を減容し、減容物Gとする。この本体31の
下面部には、図6に示す引き抜き棒40を挿通する挿通
孔32,32,32が形成されている。これらの挿通孔
32,32,32は、背面板11におけるロープ通過溝
11A,11A,11Aに対応する位置において、本体
31に前後方向に沿って形成され、断面形状が左右対称
のかぎ形とされている。また、この挿通孔32,32,
32のそれぞれの中央上部には、引き抜き棒40を奥行
き方向に直線的に案内する案内用突起33,33,33
がそれぞれ挿通孔32,32,32に沿って設けられて
いる。これらの案内用突起33,33,33は、図2に
示すように、挿通孔32,32,32の出口部まで延在
しており、引き抜き棒40を圧縮盤4の前後方向に案内
する。さらに、挿通孔32,32,32および案内用突
起33,33,33は、それぞれ左右対称として形成さ
れている。このため、たとえば右利きの作業員が右手で
引き抜き棒40を挿通孔32に挿入するときには、案内
用突起33の右側から引き抜き棒40を挿入することに
より、後に引き抜き棒40を時計回りに90度回転させ
る操作を容易に行うことができるようになる。また、左
利きの作業員が左手で引き抜き棒40を挿入する際に
は、案内用突起33の左側から引き抜き棒40を挿入す
ることによって、後の操作を容易に行うことができるよ
うになる。
【0015】また、本体31の背面側には、図3に示す
ように、挿通孔32,32,32に対応する位置に、そ
れぞれロープ通過溝11A,11A,11Aを通過する
ロープR,R,Rが挿通されるロープガイド34,3
4,34が設けられている。これらのロープガイド34
は、図5に示すように、平断面U字形状をなしており、
背面板11に形成されたロープ通過溝11Aに入り込む
ようにして突出し、その先端にロープRが挿通される。
こうして、ロープガイド34によってロープRがロープ
通過溝11Aから離間されている。また、ロープガイド
34の上面は、図2にも示すように、圧縮盤4に形成さ
れた挿通孔32の下面32aに対して面一となるように
配置される。ここで、挿通孔32に挿入された引き抜き
棒40は、挿通孔32の下面32aおよびロープガイド
34の上面に沿って背面板11のロープ通過溝11Aに
到達する。このときに、挿通孔32の下面32aとロー
プガイド34の上面が面一となるように配置されている
ので、挿通孔32の下面32aに沿って挿入された引き
抜き棒40が背面板11のロープ通過溝11Aまで円滑
に到達することができるようになっている。
【0016】他方、フレーム2の上部14には、図3に
示すように、ロープRが巻きつけられたロープ束Bを取
り付けるためのロープ束取付部37が形成されている。
このロープ束取付部37には、3つのロープ束B,B,
Bが横方向にほぼ等間隔で離間してそれぞれ回転自在と
なるようにして取り付けられている。また、背面板11
におけるロープ通過溝11A,11A,11Aの上方位
置には、ロープRを外部から内部に導入するためのロー
プ用孔38,38,38が形成されている。そして、ロ
ープ束B,B,Bから巻き出されたロープRは、それぞ
れロープ用孔38,38,38を通ってロープ通過溝1
1A,11A,11Aに導入される。
【0017】引き抜き棒40は、図6に示すように、棒
状部材41と先端部材42で構成されている。この棒状
部材41は細長い棒状をなしており、基端部には作業者
が把持するための把持部43が形成されている。また、
先端部材42は、棒状部材41の先端部に取り付けられ
ており、断面略L字形状をなしている。引き抜き棒40
が挿通孔32,32,32に挿入される際には、先端部
材42が上下方向を向いている。そして、図5に示すよ
うに、先端部材42が背面板11におけるロープ通過溝
11Aに突き当たったときに、引き抜き棒40をおよそ
90度回転させ、先端部材42を寝かせてロープRに引
っ掛け、ロープRを引き抜くというものである。
【0018】以上の構成を有する減容梱包装置の操作手
順について説明する。減容梱包装置1では、減容室3内
に被処理物が投入され、この被処理物を減容して梱包す
るが、この減容梱包作業の前段階として、圧縮盤4に設
けられたロープガイド34,34,34にロープRを通
しておく。このとき、圧縮盤4は図1に仮想線で示すよ
うに、上方に移動させておく。ロープRは、ロープ束取
付部37に取り付けられたロープ束B,B,Bからそれ
ぞれ巻き出されたものであり、ロープ通過溝11A,1
1A,11Aおよびロープガイド34,34,34を通
っている。ロープ通過溝11A,11A,11Aを通過
したロープR,R,Rは、そのまま底面板15に設けら
れたロープ通路15A,15A,15Aをそれぞれ通過
して、フレームの前面に設けられたフックに掛けられて
固定されて、ロープRがセットされる。このロープRを
セットする作業のうち、ロープR,R,Rをロープガイ
ド34,34,34を通す作業は減容室3の奥方で行わ
れるが、減容室3内にはいまだ被処理物は投入されてい
ない。このため、作業員が減容室3に入り込んでロープ
R,R,Rをロープガイド34,34,34に通す作業
を容易に行うことができる。ロープガイド34,34,
34を通されたロープR,R,Rは、それぞれロープガ
イド34,34,34にガイドされて、ロープ通過溝1
1A,11A,11Aのほぼ中央部に配置される。
【0019】こうしてロープR,R,Rをセットする作
業が済んだら、開閉扉16を閉じて投入扉17を開き、
投入口16Aを開口させる。そして、不要になった段ボ
ールやビニール袋などの被処理物が投入口16Aから順
次投入され減容室3内に収容される。ある程度の被処理
物が溜まったら、投入扉17を閉じ、図7(a)に示す
ように、図示しない操作盤を操作して油圧シリンダ18
のシリンダロッド19および圧縮盤4を下降させて、収
容された被処理物を圧縮して減容する。減容作業が済ん
だら、シリンダロッド19および圧縮盤4がそのまま上
昇する。図1に仮想線で示す位置まで完全に上昇させた
ら、再び被処理物を投入口16Aから投入され減容室3
内に収容される。そして、またある程度の被処理物が溜
まったら、投入扉17を閉じ、図示しない操作盤を操作
して減容作業を行う。
【0020】ところで、圧縮盤4で被処理物を減容する
際、図8(a)に示すように、圧縮盤4の押圧力で減容
物Gが背面板11に形成されたロープ通過溝11Aに盛
り上がろうとする。ところが、本発明に係る減容圧縮装
置1では、図8(b)に示すように、圧縮盤4に設けら
れているロープガイド34が、背面板11に形成されて
いるロープ通過溝11Aに入り込んでいる。このため、
ロープ通過溝11A内で盛り上がろうとする被処理物の
盛り上がりをロープガイド34によって抑止することが
できる。
【0021】この減容作業を数回繰り返して、減容物G
を梱包する段階になったら、圧縮盤4を下降させた状態
で停止させて、減容物Gの梱包作業が行われる。この梱
包作業について説明する。開閉扉16を開いて梱包作業
が開始されたら、まず、図7(b)に示すように、引き
抜き棒40における先端部材42が高さ方向を向くよう
にして、下降している圧縮盤4に形成された挿通孔32
に引き抜き棒40を挿入する。このとき、たとえば作業
員が右利きである場合には、挿通孔32(図4)に形成
された案内用突起33の右側から引き抜き棒40を挿入
する。作業員は、引き抜き棒40をそのまま奥方に挿入
する。このとき、挿通孔32には、案内用突起33が形
成されているので、引き抜き棒40を斜めに挿入するこ
となく、まっすぐに挿入することができる。また、案内
用突起33によって、上下方向を向いている先端部材4
2が転倒しないように支持されている。
【0022】そのまま引き抜き棒40の先端部材42が
背面板11に形成されたロープ通過溝11Aに突き当た
ると、作業員は、引き抜き棒40の挿入を停止させる。
このとき、引き抜き棒40は、案内用突起33に沿って
まっすぐに挿入されているので、ロープ通過溝11Aの
縁に案内される。また、ロープ通過溝11Aにはロープ
Rが通されているが、このロープは、圧縮盤4に設けら
れたロープガイド34によって中央にガイドされてい
る。また、引き抜き棒40の先端部材42は上下方向を
向いて支持されているため、引き抜き棒40は、ロープ
Rの側方を通過するので、ロープRを押し出してしまう
という事態を防止することができる。
【0023】引き抜き棒40の先端部材42が背面板1
1のロープ通過溝11Aに突き当たったら、図7(c)
に示すように、引き抜き棒40を反時計回りにおよそ9
0度回転させる。すると、図5に示すように、先端部材
42が横方向を向いて、ロープRの裏側に廻り込む。こ
のとき、ロープRはロープガイド34によって、引き抜
き棒40の先端部材42は案内用突起33によって、そ
れぞれ位置決めされているので、ロープRの裏側に引き
抜き棒40の先端部材42を確実に廻り込ませることが
できる。
【0024】こうして、引き抜き棒40を回転させ引き
抜き棒40の先端部材42をロープRの裏側に廻り込ま
せたら、引き抜き棒40を手前に引っ張る。すると、ロ
ープRが手前に引き抜かれ、そのまま引き抜き棒40を
手前に引っ張ると、図7(d)に示すように、ロープR
が圧縮盤4の手前側まで引き抜かれる。その後、圧縮盤
4からロープRを取り外す。それから、ロープRを適宜
の長さに切断し、フックに固定されていたロープRの端
部を取り外す。そして、切断されたロープRの一端とフ
ックに固定されていたロープRの他端とを結びつけて締
め付ける。
【0025】その後、他の挿通孔32,32から引き抜
き棒40を挿入して同様の作業を行い、挿通孔32,3
2からロープR,Rをそれぞれ引き抜き、圧縮盤4から
ロープR,Rを取り出す。それから、ロープR,Rを適
宜の長さに切断し、フックに固定されていたロープR,
Rの他端と結びつける。こうして、減容物Gの梱包が行
われ、梱包された減容物Gは手前側から取り出される。
【0026】以上、本発明の好適な実施形態について説
明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるもので
はない。たとえば、前記実施形態では、ロープ通過溝を
3本形成しているが、これらを2本あるいは4本など、
適宜の数とすることができる。前記実施形態では,圧縮
盤の挿通孔に案内用突起を設けているが、この案内用突
起を設けない態様とすることもできる。また、前記実施
形態では、圧縮盤4に対してロープガイド34を取り付
けているが、圧縮盤とロープガイドを一体に成形してお
くこともできる。また、前記実施形態においては、挿通
孔32に案内用突起33を取り付けているが、挿通孔お
よび案内用突起を一体に成形することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の請求項1に係る
発明によれば、ロープがロープ通過溝の中央に寄せられ
ているので、被処理物を減容して梱包するにあたり、引
き抜き棒でロープを確実に引き抜くことができる。した
がって、被処理物を梱包する作業を容易に行うことがで
きるようにすることができる。
【0028】また、請求項2に係る発明によれば、ロー
プガイドの上面が、前記圧縮盤に形成された挿通孔の下
面に対して面一に構成されている。このため、引き抜き
棒を挿入する際に、引き抜き棒を円滑に挿通孔に挿入す
ることができる。
【0029】さらに、請求項3に係る発明によれば、挿
通孔の案内用突起が設けられている。このため、挿通孔
に引き抜き棒を挿入する際に、引き抜き棒をまっすぐに
挿入することができるとともに、先端部が転倒するとい
う事態を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る減容梱包装置の正面図である。
【図2】本発明に係る減容梱包装置の側断面図である。
【図3】本発明に係る減容梱包装置の平断面図である。
【図4】圧縮盤の正面図である。
【図5】圧縮盤における挿通孔部位近傍の拡大斜視図で
ある。
【図6】引き抜き棒の斜視図である。
【図7】減容梱包装置による減容物の減容梱包作業を説
明するための工程図である。
【図8】(a)は、被処理物がロープ通過溝内に盛り上
がろうとする状態を示す側断面図、(b)は、被処理物
がロープ通過溝内で盛り上がることをロープガイドで抑
制している状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 減容梱包装置 2 フレーム 3 減容室 4 圧縮盤 11 背面板 11A,11A,11A ロープ通過溝 15A,15A,15A ロープ通路 33 案内用突起 34 ロープガイド 40 引き抜き棒 G 減容物 R ロープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65B 63/02 B09B 3/00 ZAB

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物が投入される減容室を備え、前
    記減容室内に昇降可能に配置され、下降することによっ
    て前記減容室内の被処理物を減容する圧縮盤を有すると
    ともに、前記減容室の背面側に形成されたロープ通過溝
    を通過して、前記減容室内で前記圧縮盤に減容された被
    処理物からなる減容物を結束して梱包するロープが前記
    減容室の背面から下面を巡って配置され、前記圧縮盤に
    は、前記ロープを引き抜く引き抜き棒を前面側から背面
    側に向けて挿通させる挿通孔が形成された減容梱包装置
    において、 前記圧縮盤の背面側には、前記減容室の背面側に形成さ
    れたロープ通過溝に向けて突出し、前記ロープ通過溝を
    通過するロープが挿入され、前記ロープを前記ロープ通
    過溝から離間させるロープガイドが設けられていること
    を特徴とする減容梱包装置。
  2. 【請求項2】 前記ロープガイドの上面が、前記圧縮盤
    に形成された挿通孔の下面に対して面一に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の減容梱包装置。
  3. 【請求項3】 前記挿通孔には、前記引き抜き棒を挿入
    する際に、前記引き抜き棒を前後方向に案内する案内用
    突起が前記挿通孔に沿って設けられていることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の減容梱包装置。
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