JP2002211351A - シートベルトのスルーアンカ - Google Patents
シートベルトのスルーアンカInfo
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Abstract
際してはウェビングの摩擦が小さく、EA機構の動作時
にはウェビングには大きな摩擦力が加えられるシートベ
ルトのスルーアンカを提供する。 【解決手段】 スルーアンカ4の掛軸40は、アンカベ
ースに固定されたシャフト42と、筒体44とを有して
いる。シャフト42の外周面と筒体44の内周面とには
鋸歯部46,48が設けられている。通常時には、筒体
44は剪断ピン60により鋸歯部46と鋸歯部48とが
係合しないようにシャフト42に対し支持されている。
プリテンショナ機構作動時には、剪断ピン60が破断
し、鋸歯部46と鋸歯部48とが係合する。鋸歯部4
6,48は、係合してもウェビング巻取方向への筒体4
4の回転を許容し、ウェビング引出方向への筒体44の
回転を阻止する歯形状を有している。
Description
のウェビングが掛通されるスルーアンカに関するもので
ある。
タから引き出されたウェビングがスルーアンカに掛通さ
れ、乗員の前面側に引き回される。このリトラクタは、
ウェビングを巻き取り方向に引張るバネを備えており、
ウェビングには常に引取方向の力が加えられている。
リトラクタに巻取る場合のいずれにも、ウェビングには
スルーアンカの摩擦力が加えられる。この摩擦力を低下
させてウェビングをスムーズに巻取り及び引出ししうる
ようにするために、スルーアンカに回転自在なローラを
設け、このローラにウェビングを掛ける構造が知られて
いる。
構及びEA機構を組み込むことがある。プリテンショナ
機構は、自動車の衝突時等の緊急時にウェビングを所定
長さ巻き取り、乗員を座席にしっかりと拘束するための
ものである。EA機構は、このプリテンショナ機構によ
ってウェビングを巻き取った後、ウェビングに対し乗員
から荷重が加えられたときに徐々にウェビングをリトラ
クタから送り出し、乗員に加えられる衝撃を吸収するた
めのものである。
アンカにローラを設けておくと、このプリテンショナ機
構によるウェビング巻き取り力を小さくしても、ウェビ
ングを十分に巻き取ることができるようになる。ところ
が、このローラをスルーアンカに設けてあると、プリテ
ンショナ機構によって所定長さ巻取られた後にウェビン
グに乗員の荷重が加えられた場合、この荷重がスルーア
ンカの摩擦力を殆ど受けずにほぼそのままEA機構に加
えられることになり、EA機構として大きな荷重を負担
しうるものを用いる必要が生じ、EA機構の価格あるい
は重量が増大する。
ビング巻取に際してはウェビングの摩擦が小さく、EA
機構の動作時にはウェビングには大きな摩擦力が加えら
れるシートベルトのスルーアンカを提供することを目的
とする。
スルーアンカは、リトラクタから引き出されたウェビン
グが掛けられる掛軸と、該掛軸の両端を支持するアンカ
ベースとを有するシートベルトのスルーアンカにおい
て、該掛軸は、該アンカベースに両端が支持されたシャ
フトと、該シャフトに外嵌された筒体とを備えており、
ウェビングから該筒体に対し所定以上の押圧力が加えら
れた場合に、ウェビングがリトラクタに引き取られる方
向への筒体の回転を許容し、ウェビングがリトラクタか
ら引き出される方向への筒体の回転を阻止するワンウェ
イ機構を備えていることを特徴とするものである。
おいて、通常時(自動車が衝突等の緊急事態に遭遇して
いないとき)には、筒体は、ウェビング引出方向及びウ
ェビング引取方向のどちらにも回転可能であってもよ
く、どちらか一方に、或いはどちらの方向にも回転が規
制されていてもよい。
ては、自動車が衝突してプリテンショナ機構が作動した
場合、ウェビングから筒体に対し所定以上の押圧力が加
えられ、ワンウェイ機構が作用する。この場合、ワンウ
ェイ機構はウェビングがリトラクタに引き取られる方向
に筒体が回転することを許容するので、ウェビングがプ
リテンショナ機構によってリトラクタに引き取られる
と、それに伴って筒体がこの引取方向に回転する。この
ため、ウェビングと筒体との間に生じる摩擦はきわめて
小さなものとなり、ウェビングはスムーズにリトラクタ
に引き取られ、ウェビングに十分にプリテンションが加
えられる。
リトラクタから引き出される場合、筒体がこのウェビン
グ引出し方向へ回転しようとすることがワンウェイ機構
によって阻止される。このように筒体が回転しないの
で、ウェビングと筒体との間に大きな摩擦が生じる。従
って、リトラクタのEA機構にウェビングから加えられ
る引出力が小さくなり、EA機構の耐荷重要求特性が緩
和され、EA機構を軽量としたり、安価な構成とするこ
とが可能となる。
フトの外周面及び筒体の内周面にそれぞれ設けられた鋸
歯部と、該筒体の鋸歯部が該シャフトの鋸歯部から離隔
するように該筒体を該シャフトに対し支持させている支
持部材とを備えてなり、該支持部材は、ウェビングから
筒体に対し所定以上の押圧力が加えられると変形又は破
断して該筒体の鋸歯部と該シャフトの鋸歯部とを係合さ
せるものであり、該鋸歯部は、それらが係合した場合、
ウェビングがリトラクタに引き取られる方向への筒体の
回転を許容し、ウェビングがリトラクタから引き出され
る方向への筒体の回転を阻止する歯形状を有しているこ
とが好ましい。
明のシートベルトのスルーアンカにあっては、通常時に
は、ウェビングは筒体外周面に摺動して巻取り及び引出
しが行われる。
動した場合、ウェビングから筒体に対し所定以上の押圧
力が加えられ、支持部材が変形又は破断して筒体の鋸歯
部とシャフトの鋸歯部とが係合する。この場合、鋸歯部
はウェビングがリトラクタに引き取られる方向に筒体が
回転することを許容するので、ウェビングがプリテンシ
ョナ機構によってリトラクタに引き取られると、それに
伴って筒体がこの引取方向に回転する。このため、ウェ
ビングと筒体との間に生じる摩擦はきわめて小さなもの
となり、ウェビングはスムーズにリトラクタに引き取ら
れ、ウェビングに十分にプリテンションが加えられる。
リトラクタから引き出される場合、筒体がこのウェビン
グ引出し方向へ回転しようとすることが鋸歯部によって
阻止される。このように筒体が回転しないので、ウェビ
ングと筒体との間に大きな摩擦が生じる。従って、リト
ラクタのEA機構にウェビングから加えられる引出力が
小さくなり、EA機構の耐荷重要求特性が緩和され、E
A機構を軽量としたり、安価な構成とすることが可能と
なる。
したとき、筒体の支持部材は、剪断ピンよりなり、筒体
に前記所定以上の押圧力が加えられたときに剪断して前
記鋸歯部同士を係合させるものであってもよい。
施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形
態に係るシートベルトのスルーアンカの部分断面正面図
であり、第2図(a)は第1図のII−II線に沿う断面
図、第2図(b)はこのスルーアンカのプリテンショナ
機構作動時における第2図(a)と同一部分の断面図、
第3図はこのスルーアンカを備えたシートベルト装置の
一例を示す全体図である。なお、本実施の形態では、こ
のシートベルト装置は自動車の乗員保護装置として適用
されるものである。
リトラクタ2に一端が巻き取り及び巻き出し可能に連結
され、他端はアンカ3によって車体に固定される。ウェ
ビング1の途中はスルーアンカ4及びタング5にそれぞ
れ掛け通されている。
ング1を巻取方向に引張るリターンスプリングを備えて
おり、これによりウェビング1には常に巻取方向の力が
加えられている。また、このリトラクタ2は、車両衝突
時等の緊急時にウェビング1を所定長さだけ巻き取り、
乗員を座席にしっかりと拘束するプリテンショナ機構
と、このプリテンショナ機構によってウェビング1を巻
き取った後、ウェビング1に対し乗員から荷重が加えら
れたときに徐々にウェビング1を送り出し、乗員に加え
られる衝撃を吸収するEA機構とを備えている。
れる掛軸40と、該掛軸40を支持するアンカベース5
0とを有している。この掛軸40は、アンカベース50
の下部から前方に突設された1対の凸部54,54間に
架設されたシャフト42と、このシャフト42に外嵌さ
れた筒体44とからなり、該シャフト42は固定ピン5
6によりアンカベース50に対し軸回りに回動不能に固
定されている。また、このスルーアンカ4は、アンカベ
ース50の上部の穴52を介してボルト(図示略)等の
連結手段により車体に連結される。
とには、それぞれ互いに係合可能な鋸歯部46,48が
設けられている。これらの鋸歯部46,48は、互いに
係合すると、該ウェビング1がリトラクタ2に巻き取ら
れる方向への筒体44の回転(以下、この方向への回転
を「順方向への回転」ということがある。)を許容し、
ウェビング1がリトラクタ2から引き出される方向への
筒体44の回転(以下、この方向への回転を「逆方向へ
の回転」ということがある。)を阻止するワンウェイ機
構を構成する歯形状を有している。なお、筒体44の内
周側の径は、シャフト42の外径よりも大きく、該シャ
フト42と筒体44とを同軸状に配置したときには、鋸
歯部46と鋸歯部48とが離隔し、互いに係合しないよ
うになっている。
示すように該筒体44とシャフト42とを貫く剪断ピン
60によって各鋸歯部46,48が互いに離隔するよう
に略同軸状に支持されており、シャフト42に対し該シ
ャフト回りに回転不能に固定されている。この剪断ピン
60は、筒体44に設けられたウェビング1から該筒体
44に所定以上の押圧力が加えられたときに破断する。
ピン60が破断すると、筒体44の支持並びにシャフト
42への固定が解除され、筒体44の内周面の鋸歯部4
6とシャフト42の鋸歯部48とが係合する。
えたシートベルト装置では、リトラクタ2から引き出さ
れたウェビング1は、筒体44の外周面に沿って掛軸4
0に掛けられる。
あたり、乗員は該ウェビング1を引張ってリトラクタ2
から引き出し、身体の前面側に引き回す。次いで、ウェ
ビング1の途中に取り付けられたタング5のタングプレ
ート5aをバックル7に差し込み、ウェビング1の装着
を完了する。逆に、ウェビング1の装着を解除するとき
には、バックル7のリリースボタン7aを操作してタン
グ5を該バックル7から取り外し、リトラクタ2の巻取
力によりウェビング1を巻き取らせる。なお、通常時に
は、筒体44が順・逆方向に回転不能となっていること
から、ウェビング1を引き出す場合、及びウェビング1
をリトラクタ2に巻き取る場合のいずれにも、ウェビン
グ1は、筒体44の外周面に沿って摺動する。
車が衝突すると、リトラクタ2のプリテンショナ機構が
作動し、リトラクタ2がウェビング1を所定長さだけ急
速に巻き取って該ウェビング1がしっかりと乗員を座席
に拘束するようになる。このとき、該プリテンショナ機
構によるウェビング1の急速な巻き取りにより、ウェビ
ング1から筒体44に対し所定以上の押圧力が加えら
れ、剪断ピン60が破断し、シャフト42の鋸歯部46
と筒体44の鋸歯部48とが係合する。この場合、鋸歯
部46,48は、ウェビング1がリトラクタ2に引き取
られる方向に筒体44が回転することを許容するので、
ウェビング1がプリテンショナ機構によってリトラクタ
2に引き取られるときには、それに伴って筒体44がこ
の引き取り方向(順方向)に回転する。このため、ウェ
ビング1と筒体44との間に生じる摩擦はきわめて小さ
なものとなり、ウェビング1はスムーズにリトラクタ2
に引き取られ、ウェビング1に十分にプリテンションが
加えられる。
リトラクタ2から徐々に引き出される場合、筒体44が
このウェビング1の引出し方向へ回転(逆方向回転)し
ようとすることが鋸歯部46,48によって阻止され
る。このように筒体44が回転しないので、ウェビング
1と筒体44との間に大きな摩擦が生じる。従って、リ
トラクタ2のEA機構にウェビング1から加えられる引
出力が小さくなる。
ベルト装置では、プリテンショナ機構作動時には、ウェ
ビング1がきわめてスムーズに巻き取られるので、該プ
リテンショナ機構は巻取力の小さなもので足りる。ま
た、EA機構作動時にEA機構に加わる荷重が小さいの
で、該EA機構の耐荷重要求特性が緩和され、EA機構
を軽量としたり、安価な構成とすることが可能となる。
を用いることができる。例えば、リトラクタのウェビン
グ巻取用スプールと共回りするように設けられたトーシ
ョンバーと、車両衝突時等に該トーションバーをロック
してスプールのウェビング引出方向の回転を阻止するロ
ック機構とを備えたものが一例として挙げられる。ロッ
クされたトーションバーに所定以上のトルクが加えられ
ると、該トーションバーが徐々にねじれてウェビングが
少しずつ引き出され、EA(衝撃吸収)動作が行われ
る。このようなトーションバー方式のリトラクタを採用
したシートベルト装置に本発明を適用した場合、車両衝
突時にトーションバーに加えられる力が小さいので、ト
ーションバーとして径が細く、軽量なものを用いること
ができ、コストダウンも実現される。
嵌された筒体を該シャフトに対して支持し、且つ該筒体
にウェビングから所定以上の押圧力が加わると破断して
筒体の鋸歯部とシャフトの鋸歯部との係合を許容する筒
体支持部材として、所定以上の押圧力で剪断する剪断ピ
ンを用いているが、該筒体支持部材の構造はこれに限ら
れるものではなく、例えば、所定以上の押圧力で割裂す
る板状部材や所定以上の押圧力で変形する部材など各種
の支持部材を用いることができる。
時には剪断ピンによってシャフトに対し該シャフト回り
に回転しないように固定され、リトラクタからのウェビ
ング巻き取り及び巻き出しは該筒体の外周面を摺動させ
ることにより行われるようになっているが、本発明のシ
ートベルトのスルーアンカにおいては、次の第4,5図
に示すスルーアンカ4Aのように、通常時には筒体がウ
ェビング巻取及び巻出方向に回転可能となっていてもよ
い。
Aの部分断面正面図であり、第5図(a)は第4図のV
−V線に沿う断面図、第5図(b)はこのスルーアンカ
のプリテンショナ機構作動時における第5図(a)と同
一部分の断面図である。なお、第4,5図において、第
1,2図と同一の符号は同一の部分を示している。
ンカ4において、剪断ピン60が省略され、この剪断ピ
ン60に代わり、筒体支持部としてアンカベース50の
左右の凸部54,54から筒体44の下側に張り出して
該筒体44を支承する1対の張出片62,62が設けら
れた構成を有している。
内周面の鋸歯部48とシャフト42の外周面の鋸歯部4
6とが離隔するように該筒体44を下からしっかりと支
え、筒体44から所定以上の押圧力が加えられたときに
は破断して該鋸歯部46と鋸歯部48とが係合すること
を許容するようになっている。
46,48は、互いに係合すると、筒体44にかけられ
たウェビングがリトラクタに巻き取られる方向への該筒
体44の回転(以下、この方向への回転を「順方向への
回転」ということがある。)を許容し、ウェビングがリ
トラクタから引き出される方向への筒体44の回転(以
下、この方向への回転を「逆方向への回転」ということ
がある。)を阻止するワンウェイ機構を構成する歯形状
を有している。また、筒体44の内周側の径は、シャフ
ト42の外径よりも大きく、該シャフト42と筒体44
とを同軸状に配置したときには、鋸歯部46と鋸歯部4
8とが離隔して互いに係合しないようになっている。
4と接触する面)が第5図(a)に示すように筒体44
の外周面に沿って湾曲した形状となっており、且つこの
張出片62は筒体44に対し非結合にて当接している。
このため、筒体44は、張出片62によって支えられて
いる通常時には、張出片62の該上面に沿って摺動する
ことにより鋸歯部46と鋸歯部48とが互いに係合する
ことなくシャフト42回りに順方向及び逆方向に自在に
回転することができる。
述のスルーアンカ4と同様であり、第3図に示したよう
な自動車等のシートベルト装置に用いられる。
備えたシートベルト装置では、通常時にはシートベルト
ウェビングが掛けられた筒体44が順・逆両方向に自在
に回転することができるため、ウェビングをきわめてス
ムーズに巻き出し及び巻き取りしうる。もちろん、この
スルーアンカ4Aを備えたシートベルト装置にあって
も、プリテンショナ機構作動時にはウェビングからの押
圧力により張出片62が破断して鋸歯部46,48が互
いに係合し、これらが前述の通りワンウェイ機構として
作用するので、筒体44が順方向へ回転してウェビング
がスムーズに巻き取られ、その後のEA機構作動時に
は、筒体が逆方向への回転を阻止されてウェビングに対
し十分な摩擦力を生じ、該EA機構に加わる荷重が小さ
くなる。
タのプリテンショナ機構によりウェビングを極めてスム
ーズに引き取ることが可能となる。また、リトラクタの
EA機構にウェビングから加えられる荷重が小さくな
り、EA機構の軽量化や価格低下を図ることができる。
ーアンカの正面構成図である。
面図である。
す全体図である。
の正面構成図である。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 リトラクタから引き出されたウェビング
が掛けられる掛軸と、該掛軸の両端を支持するアンカベ
ースとを有するシートベルトのスルーアンカにおいて、 該掛軸は、該アンカベースに両端が支持されたシャフト
と、該シャフトに外嵌された筒体とを備えており、 ウェビングから該筒体に対し所定以上の押圧力が加えら
れた場合に、ウェビングがリトラクタに引き取られる方
向への筒体の回転を許容し、ウェビングがリトラクタか
ら引き出される方向への筒体の回転を阻止するワンウェ
イ機構を備えていることを特徴とするシートベルトのス
ルーアンカ。 - 【請求項2】 請求項1において、該ワンウェイ機構
は、 該シャフトの外周面及び筒体の内周面にそれぞれ設けら
れた鋸歯部と、 該筒体の鋸歯部が該シャフトの鋸歯部から離隔するよう
に該筒体を該シャフトに対し支持させている支持部材
と、を備えてなり、 該支持部材は、ウェビングから筒体に対し所定以上の押
圧力が加えられると変形又は破断して該筒体の鋸歯部と
該シャフトの鋸歯部とを係合させるものであり、 該鋸歯部は、それらが係合した場合、ウェビングがリト
ラクタに引き取られる方向への筒体の回転を許容し、ウ
ェビングがリトラクタから引き出される方向への筒体の
回転を阻止する歯形状を有していることを特徴とするシ
ートベルトのスルーアンカ。 - 【請求項3】 請求項2において、該支持部材は剪断ピ
ンよりなり、筒体に前記所定以上の押圧力が加えられた
ときに剪断して前記鋸歯部同士を係合させるものである
ことを特徴とするシートベルトのスルーアンカ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US26095801P | 2001-01-12 | 2001-01-12 | |
US26205901P | 2001-01-18 | 2001-01-18 | |
US60/262059 | 2001-01-18 | ||
US60/260958 | 2001-01-18 |
Publications (2)
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP4608812B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100461312B1 (ko) * | 2002-11-26 | 2004-12-17 | 현대자동차주식회사 | 시트벨트 장치의 어퍼앵커플레이트 구조 |
JP2006290053A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Takata Corp | シートベルト装置 |
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-
2001
- 2001-06-05 JP JP2001169871A patent/JP4608812B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4562085B2 (ja) * | 2005-04-07 | 2010-10-13 | タカタ株式会社 | シートベルト装置 |
Also Published As
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---|---|
JP4608812B2 (ja) | 2011-01-12 |
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