JP2002211110A - インクジェット記録用耐光性付与剤 - Google Patents

インクジェット記録用耐光性付与剤

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JP2002211110A
JP2002211110A JP2001007411A JP2001007411A JP2002211110A JP 2002211110 A JP2002211110 A JP 2002211110A JP 2001007411 A JP2001007411 A JP 2001007411A JP 2001007411 A JP2001007411 A JP 2001007411A JP 2002211110 A JP2002211110 A JP 2002211110A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット記録における記録画像に充分
な耐光性を与える耐光性付与剤を提供する。 【解決手段】 下記一般式(I)で表される重合性ヒン
ダードアミン化合物と少なくとも1種の他の重合性モノ
マーとを共重合させて得られるポリマーからなるインク
ジェット記録用耐光性付与剤。 【化1】 (式中、R1 は、水素原子又は炭素数1〜8のアルキル
基を表し、Xは、オキシル基、−OY基を表し、Yは、
モノイソシアネート化合物から誘導される基を表す)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録における記録画像に、耐光性を付与するインクジェッ
ト用耐光性付与剤に関し、詳しくは、特定の重合性ヒン
ダードアミン化合物と他の重合性モノマーとを重合させ
て得られるポリマーからなるインクジェット記録用耐光
性付与剤に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インク
ジェット記録方式は、ノズルから高速で射出したインク
液滴を被記録材料に付着させて記録する方式であり、フ
ルカラー化が容易なことや記録騒音が低い等の特徴を有
する。この方式では、インクジェットノズルに目詰まり
を生じないこと、鮮やかな色調を有すること等の条件が
要求されるので、使用するインクの染料は、耐候性に優
れた染料を選択することができないのが現状である。該
インク染料は、インク吸収性に富むように工夫された上
質紙や表面に多孔性顔料を塗工したインクジェット記録
用紙と共に用いられるが、インクジェット記録用紙に記
録された記録画像は耐候性が充分ではなく、特に光によ
り変色、褪色が生じる問題点がある。
【0003】耐光性に優れた画像を得るために、特開平
8−112964号公報、特開平8−132727号公
報に開示されたように、記録層に水溶性インクの染料と
錯体を形成する金属塩の添加が挙げられている。しか
し、金属塩の添加だけでは、染料の発色性のバランスが
取りにくい問題がある。
【0004】また、記録画像の耐光性を改良する目的で
インクジェット記録用紙に各種耐光性材料を使用する方
法が報告されている。例えば、特開昭57−87988
号公報、特開昭57−87989号公報には、紫外線吸
収剤や酸化防止剤の使用が報告されており、特公平4−
34512号公報、特開2000−280611号公報
には、ヒンダードアミン系化合物を含有することが開示
されているが、記録後の記録部の耐光性に関する性能が
充分ではなかった。
【0005】従って、本発明の目的は、インクジェット
記録における記録画像に充分な耐光性を与える耐光性付
与剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、検討を重
ねた結果、耐光性を付与する特定のヒンダードアミン基
を有するポリマーが、上記課題を解決し得ることを知見
し、本発明に到達した。
【0007】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
のであり、下記一般式(I)で表される重合性ヒンダー
ドアミン化合物と少なくとも1種の他の重合性モノマー
とを共重合させて得られるポリマーからなるインクジェ
ット記録用耐光性付与剤、並びに該耐光性付与剤を用い
たインクジェット記録用紙及びインクジェット用インク
を提供するものである。
【化4】 (式中、R1 は、水素原子又は炭素数1〜8のアルキル
基を表し、Xは、オキシル基、−OY基を表し、Yは、
モノイソシアネート化合物から誘導される基を表す)
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る上記一般式(I)で
表される重合性ヒンダードアミン化合物において、R1
で表される炭素数1〜8のアルキル基としては、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第二ブ
チル、第三ブチル、イソブチル、アミル、イソアミル、
第三アミル、ヘキシル、シクロヘキシル、ヘプチル、イ
ソヘプチル、第三ヘプチル、n−オクチル、イソオクチ
ル、第三オクチル、2−エチルヘキシル等が挙げられ
る。
【0009】また、Xで表される基は、オキシル基又は
モノイソシアネート化合物から誘導される−OY基であ
る。オキシル基とは、安定化されたラジカルO・のこと
であり、該基は、一般的なヒンダードアミン基を構成す
る基である水素基、アルキル基、アルコキシ基と比較し
て優れた耐光性付与能力を与えるものである。−OY基
は、オキシル基の前駆体であり、該基は、加熱等で容易
にオキシル基に変換される。Xが−OY基の場合も耐光
性付与効果を有しているので変換しないで用いてもよ
い。
【0010】上記−OY基のYを導入するモノイソシア
ネート化合物としては、例えば、メチルスルホニルイソ
シアネート、メチルイソシアネート、エチルイソシアネ
ート、プロピルイソシアネート、ブチルイソシアネー
ト、ヘキシルイソシアネート、オクチルイソシアネー
ト、ヘキサデシルイソシアネート、オクタデシルイソシ
アネート等の脂肪族イソシアネート類、フェニルイソシ
アネート、トリルイソシアネート、3,4−ジクロロフ
ェニルイソシアネート、m−ニトロフェニルイソシアネ
ート、トルエンスルホニルイソシアネート等の芳香族イ
ソシアネート類、シクロヘキシルイソシアネート等の脂
環族イソシアネート類等が挙げられる。
【0011】また、トリレンジイソシアネート、ジフェ
ニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、p−フェニ
レンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
1,5−ナフチレンジイソシアネート、3,3’−ジメ
チルジフェニル−4,4’−ジイソシアネート、ジアニ
シジンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイ
ソシアネート等の芳香族ジイソシアネート類、イソホロ
ンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,
4’−ジイソシアネート、トランス−1,4−シクロヘ
キシルジイソシアネート、ノルボルネンジイソシアネー
ト等の脂環式ジイソシアネート類、1,6−ヘキサメチ
レンジイソシアネート、2,2,4及び/又は(2,
4,4)−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト、リシンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネー
ト類等のジイソシアネート化合物の一方のイソシアネー
ト基をイソシアネート官能性基を一つ有する化合物で封
止したものが挙げられる。
【0012】上記のイソシアネート官能性基を一つ有す
る化合物としては、水酸基を有するものとしてアルコー
ル類、フェノール類が挙げられ、アミノ基を有するもの
として脂肪族アミン、芳香族アミン等が挙げられ、カル
ボキシル基を有するものとして脂肪族有機酸、芳香族有
機酸等が挙げられる。
【0013】上記のモノイソシアネート化合物のなかで
も、脂肪族イソシアネート、芳香族イソシアネート、脂
環族イソシアネートが低コストであり、除去が容易であ
るので好ましく、脂肪族イソシアネート、芳香族イソシ
アネートがより好ましい。
【0014】本発明に係る上記一般式(I)で表される
重合性ヒンダードアミン化合物において、Xがオキシル
基のものは、1−オキシル−2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジノールと(2−アルキル)アクリル
酸とのエステル化反応により得られ、Xが−OY基のも
のは、Xがオキシル基のもののオキシル基を還元により
1−ヒドロキシ基に変換した後、モノイソシアネート化
合物と反応させることで得られる。
【0015】本発明に係る一般式(I)で表されるモノ
マーと共重合可能な他の重合性モノマーとしては、末端
に少なくとも1つ二重結合を有するものが好ましい。例
えば、α−エチレン、プロピレン等のオレフィン類、ス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等のスチ
レン類、酢酸ビニル、酢酸アリル等の脂肪酸のエチレン
性不飽和エステル類、アクリル酸、メタクリル酸、2−
アルキルプロペン酸等の不飽和カルボン酸類及びその
塩、メチルアクリレ−ト、エチルアクリレ−ト、ベンジ
ルアクリレ−ト、ヒドロキシエチルアクリレ−ト、アル
コキシポリエチレングリコ−ルアクリレ−ト、アクリロ
イルモルホリン等のアクリル酸エステル類、メチルメタ
クリレ−ト、エチルメタクリレ−ト、ベンジルメタクリ
レ−ト、ヒドロキシエチルメタクリレ−ト、アルコキシ
ポリエチレングリコ−ルメタクリレ−ト、メタクリロイ
ルモルホリン等のメタクリル酸エステル類、アクリルア
ミド、N−アルキルアクリルアミド、ジアルキルアクリ
ルアミド等のアクリルアミド類、メタクリルアミド、N
−アルキルメタクリルアミド、ジアルキルメタクリルア
ミド等のメタクリルアミド類、4−ビニルピリジン、ア
クリロニトリル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルイ
ミダゾ−ル、4−ビニルピリジン等のモノエチレン性不
飽和化合物、ブタジエン、イソプレン等のジエン類、ジ
ビニルベンゼン、ペンタエリスリト−ルテトラメタクリ
レ−ト等の多エチレン性不飽和化合物、フタル酸ジアリ
ル等のアリル化合物、2−(2' −ヒドロキシ−5' −
メタクリロキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリア
ゾ−ル、2−(2' −ヒドロキシ−5' −アクリロキシ
エチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾ−ル等の紫外
線吸収性を有する官能基を含むモノマー等、ジアルキル
ジアリルアンモニウム塩、(メタ)アクリル酸4級アン
モニウム、(メタ)アクリル酸アミド4級アミノエステ
ル、(メタ)アクリル酸アミド4級アンモニウム、ビニ
ルベンジルアルキルアンモニウム等の4級窒素原子を有
する重合性モノマー又はその塩、ビニルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、ビニルトルエンスルホン酸ナトリウム
等のビニルベンゼンスルホン酸の塩等を挙げることがで
きる。但し、これらのモノマーは全てのものが、全ての
条件で使用できるのではなく、使用される条件に応じて
適宜選択して使用される。
【0016】上記の好ましい重合性モノマーの中でも下
記一般式(A)〜(J)で表されるものが、インクジェ
ット記録画像に影響を与えることなく、優れた耐光性付
与効果を有するのでより好ましい。
【0017】
【化5】 (式中、R2 は、各々独立に水素原子又は炭素数1〜8
のアルキル基を表し、R3 は、炭素数1〜8のアルキル
基を表し、R4 は、炭素数1〜4のアルキル基を表し、
5 は、炭素数1〜4のアルキレン基又は炭素数2〜4
のアルキレンオキシ基を表し、R6 は、水酸基、炭素数
1〜4のアルキル基又は−N(R’)2を表し、R’
は、R3 と同様の基を表し、nは、1〜10の整数を表
し、An-はアニオンを表し、Cat+ はカチオンを表
す)
【0018】上記式において、R2 、R3 、R’で表さ
れる炭素数1〜8のアルキル基としては、上記記載のR
1 と同様のものが挙げられ、R4 又はR6 で表される炭
素数1〜4のアルキル基としては、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、第二ブチル、第三ブチ
ル、イソブチルが挙げられ、R5 で表される炭素数1〜
4のアルキレン基としては、メチレン、エチレン、メチ
ルエチレン、ジメチルエチレン、プロピレン、メチルプ
ロピレン、2−メチルプロピレン、ブチレンが挙げら
れ、An- で表されるアニオンとしては、塩素アニオ
ン、臭素アニオン、ヨウ素アニオン、フッ素アニオン等
のハロゲンアニオン;過塩素酸アニオン、塩素酸アニオ
ン、チオシアン酸アニオン、六フッ化リンアニオン、六
フッ化アンチモンアニオン、四フッ化ホウ素アニオン等
の無機系アニオン、ベンゼンスルホン酸アニオン、トル
エンスルホン酸アニオン、トリフルオロメタンスルホン
酸アニオン等の有機スルホン酸アニオン;オクチルリン
酸アニオン、ドデシルリン酸アニオン、オクタデシルリ
ン酸アニオン、フェニルリン酸アニオン、ノニルフェニ
ルリン酸アニオン、2,2’−メチレンビス(4,6−
ジ第三ブチルフェニル)ホスホン酸アニオン等の有機リ
ン酸系アニオン等が挙げられ、Cat+ で表されるカチ
オンとしては、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウ
ム等の1属元素イオン、4級アンモニウムカチオン等が
挙げられる。
【0019】また、上記の本発明に係る一般式(I)で
表されるモノマーと共重合可能な他の重合性モノマー中
に酸性基、塩基性基が含まれている場合、これらは中和
処理されていてもよい。中和処理は、モノマーの段階で
行ってもよく、重合後に行ってもよい。
【0020】一般式(I)で表される重合性ヒンダード
アミン化合物と少なくとも1種の他の重合性モノマーと
を共重合させる方法としては、種々の重合方法、例えば
溶液重合、乳化重合、逆相乳化重合、懸濁重合、塊状重
合、沈殿重合等が挙げられ、これらの重合の開始方法
は、ラジカル重合法、熱重合法、カチオン重合法、アニ
オン重合法、光又は放射線を照射する方法等がある。本
発明に係る共重合体の場合は、イオン性基の有無に拘わ
らず重合が可能であるのでラジカル重合法が好ましい。
【0021】本発明のインクジェット記録用耐光性付与
剤において、その分子量は、特に制限されることはな
く、使用に適するように適宜選択することができる。数
平均分子量が700より小さいと揮散して耐光性効果の
持続性が損なわれる場合があり、25000を超えると
溶解性や分散性が悪化して作業性に問題を生じる場合が
あるので700〜25000が好ましく、1000〜2
0000がより好ましい。
【0022】また、本発明のインクジェット記録用耐光
性付与剤において、光安定性を付与する基である下記式
(II)で表されるヒンダードアミン基の含有量は特に制
限されることなく任意の値を選択できる。耐光性付与剤
に対して10質量%より小さいと充分な耐光性が発揮さ
れない場合があり、75質量%より大きいと着色して記
録画像の色調に影響を及ぼす場合があるので10〜75
質量%が好ましく、20〜60質量%がより好ましい。
【0023】
【化6】 (式中、Xは、一般式(I)と同様の基を表す)
【0024】本発明のインクジェット記録用耐光性付与
剤においてその使用方法は、記録画像に対して耐光性を
与え得る方法であれば、特に制限を受けず、インクジェ
ット用インクに用いてもよく、インクジェット記録が施
される紙材、布材、樹脂材、木材等の被記録基材に用い
てもよく、記録された画像に後から用いてもよい。例え
ば、インクジェット記録用紙に用いる場合は、インク受
理層を形成する塗工剤に添加使用して用いることができ
る。
【0025】本発明の耐光性付与剤は、記録画像の耐光
性をさらに上げるために用いられる酸化防止剤及び紫外
線吸収剤やその他の添加剤と併用して用いてもよい。
【0026】上記の酸化防止剤としては、熱や酸素によ
る酸化を防止するフェノール系、リン系、硫黄系の酸化
防止剤等が挙げられる。フェノール系酸化防止剤として
は、モノフェノール系:2,6−ジ−t−ブチル−p−
クレゾール、ブチル化ヒドロキシアニソール、2,6−
ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、ステアリル−
β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート、ビスフェノール系:2,2’−メ
チレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−
ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(3−メチル
−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデン
ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール等、高分
子型フェノール系:1,1,3−トリス(2−メチル−
4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェノール)ブタン、
1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ン、テトラキス−(メチレン−3−(3’5’−ジ−t
−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト)メタン、ビス(3,3’−ビス−(4’−ヒドロキ
シ−3’−t−ブチルフェニル)ブチリックアシッド)
グリコールエステル、1,3,5−トリス(3’,5’
−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベンジル)−S−
トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5H)トリオ
ン、トコフェノール(類)等が挙げられる。硫黄系酸化
防止剤としては、ジラウリル3,3’−チオジプロピオ
ネート、ジミリスチル3,3’−チオジプロピオネー
ト、ジステアリル3,3’−チオジプロピオネート等が
挙げられる。リン系酸化防止剤としては、トリフェニル
ホスファイト、ジフェニルイソデシルホスファイト、フ
ェニルジイソデシルホスファイト、4,4’−ブチリデ
ン−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニルジトリ
デシル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテト
ライルビス(オクタデシルホスファイト)、トリス(ノ
ニルフェニル)ホスファイト、トリス(モノ及び/又は
ジノニルフェニル)ホスファイト、ジイソデシルペンタ
エリスリトールジフォスファイト、9,10−ジヒドロ
−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−
オキサイド、10−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)−9,10−ジヒドロ−9−オキサ
−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイド、
10−デシロキシ−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−
10−ホスファフェナントレン、トリス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)ホスファイト、サイクリックネオ
ペンタンテトライルビス(2,4−ジ−t−ブチルフェ
ニル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテトラ
イルビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニ
ル)ホスファイト、2,2−メチレンビス(4,6−ジ
−t−ブチルフェニル)オクチルホスファイト等の公知
のものが挙げられる。
【0027】紫外線吸収剤としては、有機系、無機系の
ものが適宜選択される。有機系の紫外線吸収剤として
は、サリチル酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾ
ール系、シアノアクリレート系等が使用可能である。サ
リチル酸系としては、フェニルサリシレート、p−te
rt−ブチルフェニルサリシレート、p−オクチルフェ
ニルサリシレート等が挙げられる。ベンゾフェノン系と
しては、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒ
ドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−
ジヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノ
ン等が挙げられる。ベンゾトリアゾール系としては、2
−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−ter
t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’
−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−5’−メチル
フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ・tert−ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロ
キシ−3’,5’−ジ・tert−アミルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−〔2’−ヒドロキシ−3’−
(3”,4”,5”,6”−テトラヒドロフタルイミド
メチル)−5’−メチルフェニル〕ベンゾトリアゾー
ル、2,2−メチレンビス〔4−(1,1,3,3−テ
トラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール
−2−イル)フェノール〕等が挙げられる。シアノアク
リレート系としては、2−エチルヘキシル−2−シアノ
−3,3’−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シ
アノ−3,3’−ジフェニルアクリレート等の公知のも
のが挙げられる。無機系の紫外線吸収剤としては、酸化
亜鉛、酸化セリウム、酸化チタン、酸化イットリウム等
の遷移金属酸化物が適宜使用される。
【0028】その他の添加剤としては、分散剤、増粘
剤、消泡剤、着色剤、帯電防止剤、防腐剤、顔料等が挙
げられる。
【0029】
【実施例】以下、製造例、評価例等により、本発明を具
体的に説明するが、本発明はこれらにより何ら制限され
るものではない。
【0030】[合成例1] <重合性ヒンダードアミン化合物(N−フェニルカルバ
モイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジルメタクリレート)の合成>窒素置換した反応用
フラスコに、1−オキシル−2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジノール200g、メチルメタクリレ
ート465g、IPソルベント1620を400mlを
仕込み、80℃でオルトチタン酸イソプロピル3gを滴
下し、生成するメタノールと過剰分のメチルメタクリレ
ートとを共沸留去しながら80〜120℃で10時間反
応させた。室温まで冷却後、反応系にトルエン500m
l、水500mlを加え撹拌して、生成した酸化チタン
を濾別し、水相を廃棄して得られた有機相を2回水洗し
た後、脱溶媒して融点79℃の中間体の結晶209gを
得た。窒素置換した反応用フラスコに、この中間体20
0g、N,N’−ジメチルアセトアミド600gを仕込
み、アスコルビン酸ナトリウム99gを溶解した25%
水溶液を滴下し、1時間撹拌した。4℃以下で脱気した
水を2000g加えて析出させた固相を濾取し、冷水洗
浄した後、70℃で真空乾燥し、融点85℃の結晶を得
た。
【0031】窒素置換した反応用フラスコに、上記で得
た結晶195g、トルエン800mlを仕込み、フェニ
ルイソシアネート115gを滴下し、25℃で1時間撹
拌した。得られた沈殿を濾別し、これをメタノールで再
結晶して結晶260gを得た。
【0032】この結晶について、以下の分析を行い、N
−フェニルカルバモイルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルメタクリレートであることを
確認した。
【0033】(分析結果) 融点:181℃、IR(cm-1):3256(−N
H)、1709(COOR)、1597(ビニル)、H
−NMR:(1.2〜2.3、m、19H)(5.0〜
5.4、m、1H)、(5.6〜6.1、m、2H)
(7.0〜7.5、m、5H)(8.7、br、1H)
【0034】[製造例1] (ポリマー1の合成)窒素置換した反応用フラスコに、
N−ブチルカルバモイルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルメタクリレート30.0g、
アクリル酸13.2g、ジメチルホルムアミド175
g、2,2’−アゾビスイソブチルニトリル1.35g
を仕込み、80℃で4時間撹拌した後、反応液をヘキサ
ン900mlに撹拌しながら滴下して析出させた固相を
取り出し、37.2gのポリマー1を得た。
【0035】[製造例2] (ポリマー2の合成)上記で得られたポリマー1 2
7.0gをジメチルホルムアミド100gに溶解して1
20℃で10時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応
液を酢酸エチル500mlに滴下して析出させた固相を
取り出し、20.1gのポリマー2を得た。
【0036】[製造例3] (ポリマー3の合成)上記で得られたポリマー2 1
1.0gを水に溶かした水溶液に炭酸ナトリウム2.2
gを加え反応させた後、水を留去して得られた固相を取
り出し、11.3gのポリマー3を得た。
【0037】[製造例4] (ポリマー4の合成)窒素置換した反応用フラスコに、
N−ブチルカルバモイルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルメタクリレート10.0g、
アクリルアミド2.1g、エチルメチルケトン50g、
2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2gを仕込
み、80℃で8時間撹拌した後、室温まで冷却した後、
反応液をヘキサン500mlに滴下して析出させた固相
を取り出し、9.9gのポリマー4を得た。
【0038】[製造例5] (ポリマー5の合成)上記で得られたポリマー4 7.
3gをイソブチルメチルケトン50gに溶解させて、空
気中120℃で10時間撹拌した。室温まで冷却した
後、反応液をヘキサン300mlに滴下して析出させた
固相を取り出し、5.8gのポリマー5を得た。
【0039】[製造例6] (ポリマー6の合成)窒素置換した反応用フラスコに、
N−ブチルカルバモイルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルメタクリレート10.0g、
4−ビニルピリジン3.1g、エチルメチルケトン70
g、2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2gを
仕込み、80℃で8時間撹拌した後、室温まで冷却した
後、反応液をヘキサン300mlに滴下して析出させた
固相を取り出し、11.2gのポリマー6を得た。
【0040】[製造例7] (ポリマー7の合成)窒素置換した反応フラスコに、上
記で得られたポリマー6 6.2g、ジメチルホルムア
ミド50g、1−ブロモプロパン3.0gを仕込み、5
0℃で6時間撹拌した後、系内を空気で置換して120
℃、10時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応液を
ヘキサン300mlに滴下して析出させた固相を取り出
し、6.0gのポリマー7を得た。
【0041】[製造例8] (ポリマー8の合成)窒素置換した反応フラスコに、N
−フェニルカルバモイルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルメタクリレート25.0g、
2−(2−メトキシエトキシ)エチルメタクリレート1
3.1g、エチルメチルケトン75g、2,2’−アゾ
ビスイソブチルニトリル0.46gを仕込み、80℃で
8時間撹拌した後、室温まで冷却した後、反応液をヘキ
サン300mlに滴下し析出させた固相を取り出し、イ
ソブチルメチルケトンに溶解させ空気中120℃で10
時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応液を酢酸ヘキ
サン300mlに滴下して析出させた固相を取り出し、
24.6gのポリマー8を得た
【0042】<ポリマー1〜8の分析>上記製造例1〜
8により得られたポリマー1〜8について、数平均分子
量、CHNによる窒素含有量から算出したヒンダードア
ミン基( HALS) 含量、IR分析をそれぞれ行った。
結果を表1に記す。
【0043】
【表1】
【0044】[評価例1]下記の記録画像について、耐
光性試験(キセノンランプ、63℃)による色差を測定
した。結果を表2に示す。
【0045】(実施例1)上記の製造例で得られたイン
クジェット記録用耐光性付与剤であるポリマー3、7、
8の2質量%水溶液、ポリマー5の2質量%メタノール
溶液を、市販のインクジェット用紙にスプレーで塗布、
自然乾燥させて作成した実施例用試験用紙をインクジェ
ットプリンター(商品名:DeskJet815C、ヒ
ューレトパッカード社製)にセットし、マゼンダ、イエ
ロー、シアンをプリントした。
【0046】(比較例1)上記製造例において、N−ブ
チルカルバモイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジルメタクリレートの代わりに、1−メ
トキシ−2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ルメタクリレートを用いたもの(比較例1−1〜1−
4:表中ポリマーA−3、ポリマーA−5、ポリマーA
−7、ポリマーA−8)、N−ブチルカルバモイルオキ
シ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジルメ
タクリレートの代わりに、1,2,2,6,6−ペンタ
メチル−4−ピペリジルメタクリレートを用いたもの
(比較例1−5〜1−8:表中ポリマーB−3、ポリマ
ーB−5、ポリマーB−7、ポリマーB−8)、及び耐
光性付与剤を無添加のもの(比較例1−9)について、
実施例1と同様に2質量%の溶液を塗布した比較例用試
験用紙にマゼンダ、イエロー、シアンをプリントした。
【0047】
【表2】
【0048】[評価例2]以下の方法によりインク受容
層を形成したインクジェット記録用紙を用いて、上記評
価例1と同様に、マゼンダ、シアンについて評価した。
結果を表3に示す。
【0049】(実施例2)非晶性シリカ(商品名:Mi
zukasil P−78D、水澤化学工業社製)10
0質量部、PVA(商品名:PVA−R−1130、ク
ラレ社製)40質量部、ポリマー7を20質量部を固形
分10質量%になるように水を加え溶解させた塗工液を
調製して、乾燥質量で7g/m2 になるよう普通紙にダ
イコーターで塗工して実施例試験用紙を作成した。
【0050】(比較例2)ポリマー7の代わりに、上記
したポリマーA−7又はB−7を用い、実施例2と同様
に比較例用試験用紙を作成した。
【0051】
【表3】
【0052】[評価例3]以下の方法によりインク受容
層を形成したインクジェット記録用紙を用いて、上記評
価例1と同様に、マゼンダ、シアンについて評価した。
結果を表4に示す。
【0053】(実施例3)下記方法で得られたカチオン
系水性ウレタン100質量部にポリビニルアルコール1
00質量部、非晶性シリカ(商品名:Mizukasi
l P−78D、水澤化学工業社製)30質量部、表4
に記載のポリマー15質量部を加えた後、水で希釈して
固形分10質量%に調整して、乾燥質量で10g/m2
になるよう普通紙にダイコーターで塗工して実施例用試
験用紙を作成した。
【0054】(カチオン系水性ポリウレタンの調製)分
子量1000のポリエチレングリコールモノメチルエー
テルとヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート三量
化物とから得られるノニオン性ジイソシアネート2.7
モル、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート10.
8モル、1,6−ヘキサンジオールとアジピン酸とイソ
フタル酸から得られる分子量1750のポリエステルポ
リール2.0モル及びN−メチルジエタノールアミン
7.0を仕込み窒素気流下、N−メチルピロリドン溶媒
中、90℃で2時間反応させて得られたプレポリマー溶
液を、N−メチルジエタノールアミンと同モルの酢酸で
中和し、この溶液を固形分30質量%となるように55
0ppmの消抱剤(フッ素系界面活性剤)水溶液に滴下
して、カチオン系水性ポリウレタンを製造した。
【0055】(比較例3)実施例3から耐光性付与剤を
除いて比較例用試験用紙を作成した。
【0056】
【表4】
【0057】[評価例4]下記の記録画像について、上
記評価例1と同様に耐光性試験を行った。結果を表5に
示す。
【0058】(実施例4)記録用耐光性付与剤であるポ
リマー3を1質量%になるようにインクジェットプリン
ター(商品名:DeskJet815C、ヒューレトパ
ッカード社製)のインクに添加し、マゼンダ、シアンを
プリントした。
【0059】(比較例4)ポリマー3の代わりにポリマ
ーA−3を用いたもの、耐光性付与剤を無添加のものに
ついて同様にマゼンダ、シアンをプリントした。
【0060】
【表5】
【0061】
【発明の効果】本発明によって、インクジェット記録に
おける記録画像に充分な耐光性を与える耐光性付与剤を
提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 和美 埼玉県浦和市白幡5丁目2番13号 旭電化 工業株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA13 FC02 FC06 2H086 BA01 BA15 BA21 BA34 4J039 AD09 AD10 AD12 AD23 EA35 GA24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I)で表される重合性ヒン
    ダードアミン化合物と少なくとも1種の他の重合性モノ
    マーとを共重合させて得られるポリマーからなるインク
    ジェット記録用耐光性付与剤。 【化1】 (式中、R1 は、水素原子又は炭素数1〜8のアルキル
    基を表し、Xは、オキシル基、−OY基を表し、Yは、
    モノイソシアネート化合物から誘導される基を表す)
  2. 【請求項2】 上記一般式(I)において、Xで表され
    る基がオキシル基である請求項1に記載のインクジェッ
    ト記録用耐光性付与剤。
  3. 【請求項3】 上記の他の重合性モノマーが下記一般式
    (A)〜(J)から選ばれるものである請求項1又は2
    に記載のインクジェット記録用耐光性付与剤。 【化2】 (式中、R2 は、各々独立に水素原子又は炭素数1〜8
    のアルキル基を表し、R3 は、炭素数1〜8のアルキル
    基を表し、R4 は、炭素数1〜4のアルキル基を表し、
    5 は、炭素数1〜4のアルキレン基又は炭素数2〜4
    のアルキレンオキシ基を表し、R6 は、水酸基、炭素数
    1〜4のアルキル基又は−N(R’)2を表し、R’
    は、R3 と同様の基を表し、nは、1〜10の整数を表
    し、An-はアニオンを表し、Cat+ はカチオンを表
    す)
  4. 【請求項4】 数平均分子量が700〜25000の範
    囲にある請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェッ
    ト記録用耐光性付与剤。
  5. 【請求項5】 下記式(II)で表されるヒンダードアミ
    ン基の含有量が、耐光性付与剤に対して10〜75質量
    %である請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェッ
    ト記録用耐光性付与剤。 【化3】 (式中、Xは、一般式(I)と同様の基を表す)
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のインク
    ジェット記録用耐光性付与剤を含有する塗工剤によりイ
    ンク受理層が形成されているインクジェット記録用紙。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載のインク
    ジェット記録用耐光性付与剤を含有したインクジェット
    記録用インク。
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