JP2002211110A - インクジェット記録用耐光性付与剤 - Google Patents
インクジェット記録用耐光性付与剤Info
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Abstract
な耐光性を与える耐光性付与剤を提供する。 【解決手段】 下記一般式(I)で表される重合性ヒン
ダードアミン化合物と少なくとも1種の他の重合性モノ
マーとを共重合させて得られるポリマーからなるインク
ジェット記録用耐光性付与剤。 【化1】 (式中、R1 は、水素原子又は炭素数1〜8のアルキル
基を表し、Xは、オキシル基、−OY基を表し、Yは、
モノイソシアネート化合物から誘導される基を表す)
Description
録における記録画像に、耐光性を付与するインクジェッ
ト用耐光性付与剤に関し、詳しくは、特定の重合性ヒン
ダードアミン化合物と他の重合性モノマーとを重合させ
て得られるポリマーからなるインクジェット記録用耐光
性付与剤に関する。
ジェット記録方式は、ノズルから高速で射出したインク
液滴を被記録材料に付着させて記録する方式であり、フ
ルカラー化が容易なことや記録騒音が低い等の特徴を有
する。この方式では、インクジェットノズルに目詰まり
を生じないこと、鮮やかな色調を有すること等の条件が
要求されるので、使用するインクの染料は、耐候性に優
れた染料を選択することができないのが現状である。該
インク染料は、インク吸収性に富むように工夫された上
質紙や表面に多孔性顔料を塗工したインクジェット記録
用紙と共に用いられるが、インクジェット記録用紙に記
録された記録画像は耐候性が充分ではなく、特に光によ
り変色、褪色が生じる問題点がある。
8−112964号公報、特開平8−132727号公
報に開示されたように、記録層に水溶性インクの染料と
錯体を形成する金属塩の添加が挙げられている。しか
し、金属塩の添加だけでは、染料の発色性のバランスが
取りにくい問題がある。
インクジェット記録用紙に各種耐光性材料を使用する方
法が報告されている。例えば、特開昭57−87988
号公報、特開昭57−87989号公報には、紫外線吸
収剤や酸化防止剤の使用が報告されており、特公平4−
34512号公報、特開2000−280611号公報
には、ヒンダードアミン系化合物を含有することが開示
されているが、記録後の記録部の耐光性に関する性能が
充分ではなかった。
記録における記録画像に充分な耐光性を与える耐光性付
与剤を提供することにある。
ねた結果、耐光性を付与する特定のヒンダードアミン基
を有するポリマーが、上記課題を解決し得ることを知見
し、本発明に到達した。
のであり、下記一般式(I)で表される重合性ヒンダー
ドアミン化合物と少なくとも1種の他の重合性モノマー
とを共重合させて得られるポリマーからなるインクジェ
ット記録用耐光性付与剤、並びに該耐光性付与剤を用い
たインクジェット記録用紙及びインクジェット用インク
を提供するものである。
基を表し、Xは、オキシル基、−OY基を表し、Yは、
モノイソシアネート化合物から誘導される基を表す)
表される重合性ヒンダードアミン化合物において、R1
で表される炭素数1〜8のアルキル基としては、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第二ブ
チル、第三ブチル、イソブチル、アミル、イソアミル、
第三アミル、ヘキシル、シクロヘキシル、ヘプチル、イ
ソヘプチル、第三ヘプチル、n−オクチル、イソオクチ
ル、第三オクチル、2−エチルヘキシル等が挙げられ
る。
モノイソシアネート化合物から誘導される−OY基であ
る。オキシル基とは、安定化されたラジカルO・のこと
であり、該基は、一般的なヒンダードアミン基を構成す
る基である水素基、アルキル基、アルコキシ基と比較し
て優れた耐光性付与能力を与えるものである。−OY基
は、オキシル基の前駆体であり、該基は、加熱等で容易
にオキシル基に変換される。Xが−OY基の場合も耐光
性付与効果を有しているので変換しないで用いてもよ
い。
ネート化合物としては、例えば、メチルスルホニルイソ
シアネート、メチルイソシアネート、エチルイソシアネ
ート、プロピルイソシアネート、ブチルイソシアネー
ト、ヘキシルイソシアネート、オクチルイソシアネー
ト、ヘキサデシルイソシアネート、オクタデシルイソシ
アネート等の脂肪族イソシアネート類、フェニルイソシ
アネート、トリルイソシアネート、3,4−ジクロロフ
ェニルイソシアネート、m−ニトロフェニルイソシアネ
ート、トルエンスルホニルイソシアネート等の芳香族イ
ソシアネート類、シクロヘキシルイソシアネート等の脂
環族イソシアネート類等が挙げられる。
ニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、p−フェニ
レンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、
1,5−ナフチレンジイソシアネート、3,3’−ジメ
チルジフェニル−4,4’−ジイソシアネート、ジアニ
シジンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイ
ソシアネート等の芳香族ジイソシアネート類、イソホロ
ンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,
4’−ジイソシアネート、トランス−1,4−シクロヘ
キシルジイソシアネート、ノルボルネンジイソシアネー
ト等の脂環式ジイソシアネート類、1,6−ヘキサメチ
レンジイソシアネート、2,2,4及び/又は(2,
4,4)−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネー
ト、リシンジイソシアネート等の脂肪族ジイソシアネー
ト類等のジイソシアネート化合物の一方のイソシアネー
ト基をイソシアネート官能性基を一つ有する化合物で封
止したものが挙げられる。
る化合物としては、水酸基を有するものとしてアルコー
ル類、フェノール類が挙げられ、アミノ基を有するもの
として脂肪族アミン、芳香族アミン等が挙げられ、カル
ボキシル基を有するものとして脂肪族有機酸、芳香族有
機酸等が挙げられる。
も、脂肪族イソシアネート、芳香族イソシアネート、脂
環族イソシアネートが低コストであり、除去が容易であ
るので好ましく、脂肪族イソシアネート、芳香族イソシ
アネートがより好ましい。
重合性ヒンダードアミン化合物において、Xがオキシル
基のものは、1−オキシル−2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジノールと(2−アルキル)アクリル
酸とのエステル化反応により得られ、Xが−OY基のも
のは、Xがオキシル基のもののオキシル基を還元により
1−ヒドロキシ基に変換した後、モノイソシアネート化
合物と反応させることで得られる。
マーと共重合可能な他の重合性モノマーとしては、末端
に少なくとも1つ二重結合を有するものが好ましい。例
えば、α−エチレン、プロピレン等のオレフィン類、ス
チレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等のスチ
レン類、酢酸ビニル、酢酸アリル等の脂肪酸のエチレン
性不飽和エステル類、アクリル酸、メタクリル酸、2−
アルキルプロペン酸等の不飽和カルボン酸類及びその
塩、メチルアクリレ−ト、エチルアクリレ−ト、ベンジ
ルアクリレ−ト、ヒドロキシエチルアクリレ−ト、アル
コキシポリエチレングリコ−ルアクリレ−ト、アクリロ
イルモルホリン等のアクリル酸エステル類、メチルメタ
クリレ−ト、エチルメタクリレ−ト、ベンジルメタクリ
レ−ト、ヒドロキシエチルメタクリレ−ト、アルコキシ
ポリエチレングリコ−ルメタクリレ−ト、メタクリロイ
ルモルホリン等のメタクリル酸エステル類、アクリルア
ミド、N−アルキルアクリルアミド、ジアルキルアクリ
ルアミド等のアクリルアミド類、メタクリルアミド、N
−アルキルメタクリルアミド、ジアルキルメタクリルア
ミド等のメタクリルアミド類、4−ビニルピリジン、ア
クリロニトリル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルイ
ミダゾ−ル、4−ビニルピリジン等のモノエチレン性不
飽和化合物、ブタジエン、イソプレン等のジエン類、ジ
ビニルベンゼン、ペンタエリスリト−ルテトラメタクリ
レ−ト等の多エチレン性不飽和化合物、フタル酸ジアリ
ル等のアリル化合物、2−(2' −ヒドロキシ−5' −
メタクリロキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリア
ゾ−ル、2−(2' −ヒドロキシ−5' −アクリロキシ
エチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾ−ル等の紫外
線吸収性を有する官能基を含むモノマー等、ジアルキル
ジアリルアンモニウム塩、(メタ)アクリル酸4級アン
モニウム、(メタ)アクリル酸アミド4級アミノエステ
ル、(メタ)アクリル酸アミド4級アンモニウム、ビニ
ルベンジルアルキルアンモニウム等の4級窒素原子を有
する重合性モノマー又はその塩、ビニルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、ビニルトルエンスルホン酸ナトリウム
等のビニルベンゼンスルホン酸の塩等を挙げることがで
きる。但し、これらのモノマーは全てのものが、全ての
条件で使用できるのではなく、使用される条件に応じて
適宜選択して使用される。
記一般式(A)〜(J)で表されるものが、インクジェ
ット記録画像に影響を与えることなく、優れた耐光性付
与効果を有するのでより好ましい。
のアルキル基を表し、R3 は、炭素数1〜8のアルキル
基を表し、R4 は、炭素数1〜4のアルキル基を表し、
R5 は、炭素数1〜4のアルキレン基又は炭素数2〜4
のアルキレンオキシ基を表し、R6 は、水酸基、炭素数
1〜4のアルキル基又は−N(R’)2を表し、R’
は、R3 と同様の基を表し、nは、1〜10の整数を表
し、An-はアニオンを表し、Cat+ はカチオンを表
す)
れる炭素数1〜8のアルキル基としては、上記記載のR
1 と同様のものが挙げられ、R4 又はR6 で表される炭
素数1〜4のアルキル基としては、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、第二ブチル、第三ブチ
ル、イソブチルが挙げられ、R5 で表される炭素数1〜
4のアルキレン基としては、メチレン、エチレン、メチ
ルエチレン、ジメチルエチレン、プロピレン、メチルプ
ロピレン、2−メチルプロピレン、ブチレンが挙げら
れ、An- で表されるアニオンとしては、塩素アニオ
ン、臭素アニオン、ヨウ素アニオン、フッ素アニオン等
のハロゲンアニオン;過塩素酸アニオン、塩素酸アニオ
ン、チオシアン酸アニオン、六フッ化リンアニオン、六
フッ化アンチモンアニオン、四フッ化ホウ素アニオン等
の無機系アニオン、ベンゼンスルホン酸アニオン、トル
エンスルホン酸アニオン、トリフルオロメタンスルホン
酸アニオン等の有機スルホン酸アニオン;オクチルリン
酸アニオン、ドデシルリン酸アニオン、オクタデシルリ
ン酸アニオン、フェニルリン酸アニオン、ノニルフェニ
ルリン酸アニオン、2,2’−メチレンビス(4,6−
ジ第三ブチルフェニル)ホスホン酸アニオン等の有機リ
ン酸系アニオン等が挙げられ、Cat+ で表されるカチ
オンとしては、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウ
ム等の1属元素イオン、4級アンモニウムカチオン等が
挙げられる。
表されるモノマーと共重合可能な他の重合性モノマー中
に酸性基、塩基性基が含まれている場合、これらは中和
処理されていてもよい。中和処理は、モノマーの段階で
行ってもよく、重合後に行ってもよい。
アミン化合物と少なくとも1種の他の重合性モノマーと
を共重合させる方法としては、種々の重合方法、例えば
溶液重合、乳化重合、逆相乳化重合、懸濁重合、塊状重
合、沈殿重合等が挙げられ、これらの重合の開始方法
は、ラジカル重合法、熱重合法、カチオン重合法、アニ
オン重合法、光又は放射線を照射する方法等がある。本
発明に係る共重合体の場合は、イオン性基の有無に拘わ
らず重合が可能であるのでラジカル重合法が好ましい。
剤において、その分子量は、特に制限されることはな
く、使用に適するように適宜選択することができる。数
平均分子量が700より小さいと揮散して耐光性効果の
持続性が損なわれる場合があり、25000を超えると
溶解性や分散性が悪化して作業性に問題を生じる場合が
あるので700〜25000が好ましく、1000〜2
0000がより好ましい。
性付与剤において、光安定性を付与する基である下記式
(II)で表されるヒンダードアミン基の含有量は特に制
限されることなく任意の値を選択できる。耐光性付与剤
に対して10質量%より小さいと充分な耐光性が発揮さ
れない場合があり、75質量%より大きいと着色して記
録画像の色調に影響を及ぼす場合があるので10〜75
質量%が好ましく、20〜60質量%がより好ましい。
剤においてその使用方法は、記録画像に対して耐光性を
与え得る方法であれば、特に制限を受けず、インクジェ
ット用インクに用いてもよく、インクジェット記録が施
される紙材、布材、樹脂材、木材等の被記録基材に用い
てもよく、記録された画像に後から用いてもよい。例え
ば、インクジェット記録用紙に用いる場合は、インク受
理層を形成する塗工剤に添加使用して用いることができ
る。
性をさらに上げるために用いられる酸化防止剤及び紫外
線吸収剤やその他の添加剤と併用して用いてもよい。
る酸化を防止するフェノール系、リン系、硫黄系の酸化
防止剤等が挙げられる。フェノール系酸化防止剤として
は、モノフェノール系:2,6−ジ−t−ブチル−p−
クレゾール、ブチル化ヒドロキシアニソール、2,6−
ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、ステアリル−
β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート、ビスフェノール系:2,2’−メ
チレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−
ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(3−メチル
−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデン
ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール等、高分
子型フェノール系:1,1,3−トリス(2−メチル−
4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェノール)ブタン、
1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼ
ン、テトラキス−(メチレン−3−(3’5’−ジ−t
−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト)メタン、ビス(3,3’−ビス−(4’−ヒドロキ
シ−3’−t−ブチルフェニル)ブチリックアシッド)
グリコールエステル、1,3,5−トリス(3’,5’
−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシベンジル)−S−
トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5H)トリオ
ン、トコフェノール(類)等が挙げられる。硫黄系酸化
防止剤としては、ジラウリル3,3’−チオジプロピオ
ネート、ジミリスチル3,3’−チオジプロピオネー
ト、ジステアリル3,3’−チオジプロピオネート等が
挙げられる。リン系酸化防止剤としては、トリフェニル
ホスファイト、ジフェニルイソデシルホスファイト、フ
ェニルジイソデシルホスファイト、4,4’−ブチリデ
ン−ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニルジトリ
デシル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテト
ライルビス(オクタデシルホスファイト)、トリス(ノ
ニルフェニル)ホスファイト、トリス(モノ及び/又は
ジノニルフェニル)ホスファイト、ジイソデシルペンタ
エリスリトールジフォスファイト、9,10−ジヒドロ
−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−10−
オキサイド、10−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジル)−9,10−ジヒドロ−9−オキサ
−10−ホスファフェナントレン−10−オキサイド、
10−デシロキシ−9,10−ジヒドロ−9−オキサ−
10−ホスファフェナントレン、トリス(2,4−ジ−
t−ブチルフェニル)ホスファイト、サイクリックネオ
ペンタンテトライルビス(2,4−ジ−t−ブチルフェ
ニル)ホスファイト、サイクリックネオペンタンテトラ
イルビス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニ
ル)ホスファイト、2,2−メチレンビス(4,6−ジ
−t−ブチルフェニル)オクチルホスファイト等の公知
のものが挙げられる。
ものが適宜選択される。有機系の紫外線吸収剤として
は、サリチル酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾ
ール系、シアノアクリレート系等が使用可能である。サ
リチル酸系としては、フェニルサリシレート、p−te
rt−ブチルフェニルサリシレート、p−オクチルフェ
ニルサリシレート等が挙げられる。ベンゾフェノン系と
しては、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒド
ロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒ
ドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−
ジヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノ
ン等が挙げられる。ベンゾトリアゾール系としては、2
−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−ter
t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’
−ヒドロキシ−3’−tert−ブチル−5’−メチル
フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ・tert−ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロ
キシ−3’,5’−ジ・tert−アミルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−〔2’−ヒドロキシ−3’−
(3”,4”,5”,6”−テトラヒドロフタルイミド
メチル)−5’−メチルフェニル〕ベンゾトリアゾー
ル、2,2−メチレンビス〔4−(1,1,3,3−テ
トラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール
−2−イル)フェノール〕等が挙げられる。シアノアク
リレート系としては、2−エチルヘキシル−2−シアノ
−3,3’−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シ
アノ−3,3’−ジフェニルアクリレート等の公知のも
のが挙げられる。無機系の紫外線吸収剤としては、酸化
亜鉛、酸化セリウム、酸化チタン、酸化イットリウム等
の遷移金属酸化物が適宜使用される。
剤、消泡剤、着色剤、帯電防止剤、防腐剤、顔料等が挙
げられる。
体的に説明するが、本発明はこれらにより何ら制限され
るものではない。
モイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジルメタクリレート)の合成>窒素置換した反応用
フラスコに、1−オキシル−2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジノール200g、メチルメタクリレ
ート465g、IPソルベント1620を400mlを
仕込み、80℃でオルトチタン酸イソプロピル3gを滴
下し、生成するメタノールと過剰分のメチルメタクリレ
ートとを共沸留去しながら80〜120℃で10時間反
応させた。室温まで冷却後、反応系にトルエン500m
l、水500mlを加え撹拌して、生成した酸化チタン
を濾別し、水相を廃棄して得られた有機相を2回水洗し
た後、脱溶媒して融点79℃の中間体の結晶209gを
得た。窒素置換した反応用フラスコに、この中間体20
0g、N,N’−ジメチルアセトアミド600gを仕込
み、アスコルビン酸ナトリウム99gを溶解した25%
水溶液を滴下し、1時間撹拌した。4℃以下で脱気した
水を2000g加えて析出させた固相を濾取し、冷水洗
浄した後、70℃で真空乾燥し、融点85℃の結晶を得
た。
た結晶195g、トルエン800mlを仕込み、フェニ
ルイソシアネート115gを滴下し、25℃で1時間撹
拌した。得られた沈殿を濾別し、これをメタノールで再
結晶して結晶260gを得た。
−フェニルカルバモイルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルメタクリレートであることを
確認した。
H)、1709(COOR)、1597(ビニル)、H
−NMR:(1.2〜2.3、m、19H)(5.0〜
5.4、m、1H)、(5.6〜6.1、m、2H)
(7.0〜7.5、m、5H)(8.7、br、1H)
N−ブチルカルバモイルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルメタクリレート30.0g、
アクリル酸13.2g、ジメチルホルムアミド175
g、2,2’−アゾビスイソブチルニトリル1.35g
を仕込み、80℃で4時間撹拌した後、反応液をヘキサ
ン900mlに撹拌しながら滴下して析出させた固相を
取り出し、37.2gのポリマー1を得た。
7.0gをジメチルホルムアミド100gに溶解して1
20℃で10時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応
液を酢酸エチル500mlに滴下して析出させた固相を
取り出し、20.1gのポリマー2を得た。
1.0gを水に溶かした水溶液に炭酸ナトリウム2.2
gを加え反応させた後、水を留去して得られた固相を取
り出し、11.3gのポリマー3を得た。
N−ブチルカルバモイルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルメタクリレート10.0g、
アクリルアミド2.1g、エチルメチルケトン50g、
2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2gを仕込
み、80℃で8時間撹拌した後、室温まで冷却した後、
反応液をヘキサン500mlに滴下して析出させた固相
を取り出し、9.9gのポリマー4を得た。
3gをイソブチルメチルケトン50gに溶解させて、空
気中120℃で10時間撹拌した。室温まで冷却した
後、反応液をヘキサン300mlに滴下して析出させた
固相を取り出し、5.8gのポリマー5を得た。
N−ブチルカルバモイルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルメタクリレート10.0g、
4−ビニルピリジン3.1g、エチルメチルケトン70
g、2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2gを
仕込み、80℃で8時間撹拌した後、室温まで冷却した
後、反応液をヘキサン300mlに滴下して析出させた
固相を取り出し、11.2gのポリマー6を得た。
記で得られたポリマー6 6.2g、ジメチルホルムア
ミド50g、1−ブロモプロパン3.0gを仕込み、5
0℃で6時間撹拌した後、系内を空気で置換して120
℃、10時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応液を
ヘキサン300mlに滴下して析出させた固相を取り出
し、6.0gのポリマー7を得た。
−フェニルカルバモイルオキシ−2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジルメタクリレート25.0g、
2−(2−メトキシエトキシ)エチルメタクリレート1
3.1g、エチルメチルケトン75g、2,2’−アゾ
ビスイソブチルニトリル0.46gを仕込み、80℃で
8時間撹拌した後、室温まで冷却した後、反応液をヘキ
サン300mlに滴下し析出させた固相を取り出し、イ
ソブチルメチルケトンに溶解させ空気中120℃で10
時間撹拌した。室温まで冷却した後、反応液を酢酸ヘキ
サン300mlに滴下して析出させた固相を取り出し、
24.6gのポリマー8を得た
8により得られたポリマー1〜8について、数平均分子
量、CHNによる窒素含有量から算出したヒンダードア
ミン基( HALS) 含量、IR分析をそれぞれ行った。
結果を表1に記す。
光性試験(キセノンランプ、63℃)による色差を測定
した。結果を表2に示す。
クジェット記録用耐光性付与剤であるポリマー3、7、
8の2質量%水溶液、ポリマー5の2質量%メタノール
溶液を、市販のインクジェット用紙にスプレーで塗布、
自然乾燥させて作成した実施例用試験用紙をインクジェ
ットプリンター(商品名:DeskJet815C、ヒ
ューレトパッカード社製)にセットし、マゼンダ、イエ
ロー、シアンをプリントした。
チルカルバモイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジルメタクリレートの代わりに、1−メ
トキシ−2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ルメタクリレートを用いたもの(比較例1−1〜1−
4:表中ポリマーA−3、ポリマーA−5、ポリマーA
−7、ポリマーA−8)、N−ブチルカルバモイルオキ
シ−2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジルメ
タクリレートの代わりに、1,2,2,6,6−ペンタ
メチル−4−ピペリジルメタクリレートを用いたもの
(比較例1−5〜1−8:表中ポリマーB−3、ポリマ
ーB−5、ポリマーB−7、ポリマーB−8)、及び耐
光性付与剤を無添加のもの(比較例1−9)について、
実施例1と同様に2質量%の溶液を塗布した比較例用試
験用紙にマゼンダ、イエロー、シアンをプリントした。
層を形成したインクジェット記録用紙を用いて、上記評
価例1と同様に、マゼンダ、シアンについて評価した。
結果を表3に示す。
zukasil P−78D、水澤化学工業社製)10
0質量部、PVA(商品名:PVA−R−1130、ク
ラレ社製)40質量部、ポリマー7を20質量部を固形
分10質量%になるように水を加え溶解させた塗工液を
調製して、乾燥質量で7g/m2 になるよう普通紙にダ
イコーターで塗工して実施例試験用紙を作成した。
したポリマーA−7又はB−7を用い、実施例2と同様
に比較例用試験用紙を作成した。
層を形成したインクジェット記録用紙を用いて、上記評
価例1と同様に、マゼンダ、シアンについて評価した。
結果を表4に示す。
系水性ウレタン100質量部にポリビニルアルコール1
00質量部、非晶性シリカ(商品名:Mizukasi
l P−78D、水澤化学工業社製)30質量部、表4
に記載のポリマー15質量部を加えた後、水で希釈して
固形分10質量%に調整して、乾燥質量で10g/m2
になるよう普通紙にダイコーターで塗工して実施例用試
験用紙を作成した。
子量1000のポリエチレングリコールモノメチルエー
テルとヘキサメチレンジイソシアネートのヌレート三量
化物とから得られるノニオン性ジイソシアネート2.7
モル、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート10.
8モル、1,6−ヘキサンジオールとアジピン酸とイソ
フタル酸から得られる分子量1750のポリエステルポ
リール2.0モル及びN−メチルジエタノールアミン
7.0を仕込み窒素気流下、N−メチルピロリドン溶媒
中、90℃で2時間反応させて得られたプレポリマー溶
液を、N−メチルジエタノールアミンと同モルの酢酸で
中和し、この溶液を固形分30質量%となるように55
0ppmの消抱剤(フッ素系界面活性剤)水溶液に滴下
して、カチオン系水性ポリウレタンを製造した。
除いて比較例用試験用紙を作成した。
記評価例1と同様に耐光性試験を行った。結果を表5に
示す。
リマー3を1質量%になるようにインクジェットプリン
ター(商品名:DeskJet815C、ヒューレトパ
ッカード社製)のインクに添加し、マゼンダ、シアンを
プリントした。
ーA−3を用いたもの、耐光性付与剤を無添加のものに
ついて同様にマゼンダ、シアンをプリントした。
おける記録画像に充分な耐光性を与える耐光性付与剤を
提供できる。
Claims (7)
- 【請求項1】 下記一般式(I)で表される重合性ヒン
ダードアミン化合物と少なくとも1種の他の重合性モノ
マーとを共重合させて得られるポリマーからなるインク
ジェット記録用耐光性付与剤。 【化1】 (式中、R1 は、水素原子又は炭素数1〜8のアルキル
基を表し、Xは、オキシル基、−OY基を表し、Yは、
モノイソシアネート化合物から誘導される基を表す) - 【請求項2】 上記一般式(I)において、Xで表され
る基がオキシル基である請求項1に記載のインクジェッ
ト記録用耐光性付与剤。 - 【請求項3】 上記の他の重合性モノマーが下記一般式
(A)〜(J)から選ばれるものである請求項1又は2
に記載のインクジェット記録用耐光性付与剤。 【化2】 (式中、R2 は、各々独立に水素原子又は炭素数1〜8
のアルキル基を表し、R3 は、炭素数1〜8のアルキル
基を表し、R4 は、炭素数1〜4のアルキル基を表し、
R5 は、炭素数1〜4のアルキレン基又は炭素数2〜4
のアルキレンオキシ基を表し、R6 は、水酸基、炭素数
1〜4のアルキル基又は−N(R’)2を表し、R’
は、R3 と同様の基を表し、nは、1〜10の整数を表
し、An-はアニオンを表し、Cat+ はカチオンを表
す) - 【請求項4】 数平均分子量が700〜25000の範
囲にある請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェッ
ト記録用耐光性付与剤。 - 【請求項5】 下記式(II)で表されるヒンダードアミ
ン基の含有量が、耐光性付与剤に対して10〜75質量
%である請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェッ
ト記録用耐光性付与剤。 【化3】 (式中、Xは、一般式(I)と同様の基を表す) - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のインク
ジェット記録用耐光性付与剤を含有する塗工剤によりイ
ンク受理層が形成されているインクジェット記録用紙。 - 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載のインク
ジェット記録用耐光性付与剤を含有したインクジェット
記録用インク。
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-
2001
- 2001-01-16 JP JP2001007411A patent/JP4412854B2/ja not_active Expired - Lifetime
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