JP2002210722A - コンクリートブロック成型用の型枠装置 - Google Patents

コンクリートブロック成型用の型枠装置

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JP2002210722A
JP2002210722A JP2001015301A JP2001015301A JP2002210722A JP 2002210722 A JP2002210722 A JP 2002210722A JP 2001015301 A JP2001015301 A JP 2001015301A JP 2001015301 A JP2001015301 A JP 2001015301A JP 2002210722 A JP2002210722 A JP 2002210722A
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partition plate
bottom plate
support piece
molding
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JP2001015301A
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Yojiyu Nakagawa
誉樹 中川
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B7/00Moulds; Cores; Mandrels
    • B28B7/24Unitary mould structures with a plurality of moulding spaces, e.g. moulds divided into multiple moulding spaces by integratable partitions, mould part structures providing a number of moulding spaces in mutual co-operation
    • B28B7/241Detachable assemblies of mould parts providing only in mutual co-operation a number of complete moulding spaces
    • B28B7/243Detachable assemblies of mould parts providing only in mutual co-operation a number of complete moulding spaces for making plates, panels or similar sheet- or disc-shaped objects
    • B28B7/245Detachable assemblies of mould parts providing only in mutual co-operation a number of complete moulding spaces for making plates, panels or similar sheet- or disc-shaped objects using transportable mould batteries

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリートブロックの品質を向上させる
ことができ、作業性も良好な型枠装置を提供する。 【解決手段】 この型枠装置は、装置本体(20)の底板(2
1)(21)…を複数に分割して、これら底板(21)(21)…間に
仕切板(30)(30)…を立設している。そして、底板(21)(2
1)…と仕切板(30)(30)…とを互いに当接させたブロック
成型姿勢と、これらを互いに離間させたブロック脱型姿
勢との間で切換可能となるように、底板(21)(21)…及び
仕切板(30)(30)…を水平移動させる移動機構(60)を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリートブ
ロックを成型するための型枠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建物外壁との調和を図るため、建
物外壁と同じ凹凸の柄を有するブロック塀が提案されて
いる。この種のブロック塀は、柄付きのコンクリートブ
ロックを積み上げて構築されている。
【0003】このような柄付きコンクリートブロックを
成型する型枠装置には、図9及び図10に示すように、
上面開放の箱形に形成された装置本体(1)内に、複数の
仕切板(2)(2)…を装着して、複数のコンクリートブロ
ック成型部(3)(3)…を形成したものがある。
【0004】この型枠装置では、各成型部(3)(3)…
に、図示しない中子等を挿入して、コンクリートを打設
することで、同時に複数のコンクリートブロックを成型
することができる。そして、コンクリートブロックの成
型後に、装置本体(1)の側板(4)(5)…を外方へ開放さ
せることによって、コンクリートブロックを各成型部
(3)(3)…から脱型できるようになっている。
【0005】なお、装置本体(1)の側板(5)(5)、及び
仕切板(2)(2)…の表裏面には、レリーフマット(6)
(6)…が装着されており、コンクリートブロックの表面
に凹凸の柄を形成するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
型枠装置においては、装置本体(1)の複数に分割されて
いる底板(7)(7)…間に、仕切板(2)(2)…を上方より
差し込んで装着する構造となっている。このため、図1
1に示すように、底板(7)(7)…にコンクリート片(8)
が残っていて、このコンクリート片(8)が仕切板(2)
(2)…の下側に挟まると、仕切板(2)(2)…が浮いた状
態となって装着され、それによって生じる隙間にコンク
リートが流れ込み、成型後のコンクリートブロックにバ
リが生じることがあった。
【0007】また、仕切板(2)(2)…の差し込みをスム
ーズに行うために、差し込み部分(9)(9)…はある程度
の余裕を持たせた寸法に設定されているが、このような
構造の場合、コンクリートを流し込んだときに、仕切板
(2)(2)…が僅かに傾いたり、がた付いたりして、コン
クリートブロックの寸法精度が悪くなるといった不具合
もあった。
【0008】さらに、コンクリートブロックの脱型に際
して、仕切板(2)(2)…を装置本体(1)から取り外し、
次の成型時には、再び仕切板(2)(2)…を装置本体(1)
に装着するといったように、脱型、成型の度に仕切板
(2)(2)…の着脱作業を必要とすることから、作業性が
非常に悪かった。さらにまた、仕切板(2)(2)…のレリ
ーフマット(6)(6)が剥がれ易く、これに伴う修理費も
高騰していた。
【0009】そこで、この発明は、上記の不具合を解消
して、コンクリートブロックの品質を向上させることが
でき、作業性が良好で、コスト削減も実現できる型枠装
置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の型枠装置は、装置本体の底板を複数に分
割して、これら底板間に仕切板を立設することによっ
て、前記装置本体の内部に複数のコンクリートブロック
成型部を区画形成し、前記底板と仕切板とを互いに当接
させたブロック成型姿勢と、これら底板と仕切板とを互
いに離間させたブロック脱型姿勢との間で切換可能とな
るように、前記底板及び仕切板を水平移動させる移動機
構を備えている。
【0011】具体的に、前記移動機構は、前記装置本体
の側板に連結され、その側板の開閉動作に連動して前記
底板及び仕切板を水平移動させるようになっている。
【0012】そして、前記底板及び仕切板は、前記装置
本体の側板に対して近接離間する方向に沿って並設さ
れ、前記移動機構は、前記装置本体の側板に近い側の前
記底板及び仕切板ほど移動量が大となるように、互いに
隣接する底板と仕切板を連結する複数の連結体を備えて
いる。
【0013】また、前記連結体は、前記底板の第1支持
片と前記仕切板の第2支持片とに跨る横ボルトとされ、
この横ボルトのボルト頭側の一端部が、前記第1支持片
又は第2支持片のうちの一方に水平移動自在に挿通さ
れ、前記横ボルトの他端部が、前記第1支持片又は第2
支持片のうちの他方に固定され、前記横ボルトのボルト
頭は、前記成型姿勢において前記第1支持片又は第2支
持片のうちの一方から離間され、前記脱型姿勢において
前記第1支持片又は第2支持片のうちの一方に当接され
る。
【0014】さらに、前記仕切板は、コンクリートブロ
ックの表面に凹凸の柄を形成するレリーフ用プレートを
備え、このレリーフ用プレートは、金属製の基板にゴム
製のレリーフマットを装着してなり、前記基板に、前記
レリーフマットの周端部を被覆する被覆片が形成されて
いる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、型枠装置の移動機
構を示す概略図、図2は、型枠装置の斜視図、図3は、
仕切板の縦断面図、図4は、仕切板の横断面図、図5
は、コンクリートブロック成型時の型枠装置の斜視図、
図6乃至図8は、型枠装置の脱型動作を示す概略図であ
る。
【0016】図において、(11)は、架台である。この架
台(11)は、平行に配された一対のフレーム材(12)(12)上
に、方形の枠材(13)を装着してなる。そして、枠材(13)
の外周面には、外方向へ突出する複数のヒンジ受け(14)
(14)…が適宜間隔をあけて設けられている。
【0017】(20)は、架台(11)上に設置された装置本体
である。この装置本体(20)は、複数に分割されて、装置
本体(20)の長手方向に沿って並設された底板(21)(21)…
と、これら底板(21)(21)…を囲むようにして立設された
側板(22)(23)…とを備え、上面開放の箱形に形成されて
いる。
【0018】底板(21)(21)の下面には、一対の第1支持
片(24)(24)が突設されている。これら第1支持片(24)(2
4)は、装置本体(20)の短手方向に沿って平行に配され、
枠材(13)上に装着されたレール材(25)にスライド自在に
載置されている。すなわち、底板(21)(21)…は、装置本
体(20)の長手方向に沿ってスライド自在とされている。
【0019】各側板(22)(23)…の下端部には、下方に突
出する複数のヒンジ(27)(27)…が、架台(11)のヒンジ受
け(14)(14)…に対応して設けられている。そして、これ
らヒンジ(27)(27)…が、ヒンジ受け(14)(14)…に亘って
貫通支持された横軸(35)(36)に回転自在に支持され、こ
れによって側板(22)(23)…が下端部を中心として開閉可
能となっている。また、装置本体(20)の短手方向に沿っ
た短尺の側板(23)(23)には、コンクリートブロック(28)
の表面に凹凸の柄を形成するレリーフ用プレート(29)(2
9)が夫々装着されている。
【0020】(30)(30)…は、装置本体(20)の底板(21)(2
1)…間に立設された仕切板である。これら仕切板(30)(3
0)…は、短尺の側板(23)(23)と平行になるようにして、
長尺の側板(22)(22)間に差し渡されており、これによっ
て装置本体(20)の内部に複数のコンクリートブロック成
型部(31)(31)…が区画形成されている。
【0021】仕切板(30)は、図3及び図4に示すよう
に、コンクリートブロック(28)の表面に凹凸の柄を形成
する一対のレリーフ用プレート(32)(32)を備えている。
レリーフ用プレート(32)は、方形の金属製の基板(40)に
対してゴム製のレリーフマット(41)を一体成型してな
る。なお、基板(40)のレリーフマット(41)側の面には、
例えばエキスパンドメタル(42)が装着されており、レリ
ーフマット(41)をより強固に装着することができるよう
になっている。
【0022】基板(40)の周端部には、レリーフマット(4
1)の周端部を被覆する枠状の被覆片(42)が、外方向へ拡
がるようにして突設されている。これによって、レリー
フマット(41)が、その周端部から剥がれるといった不具
合を防止することができる。さらに、被覆片(42)のレリ
ーフマット(41)と反対側の面には、図4に示すように、
コンクリートの漏れを防止するためのパッキン(43)が取
り付けられている。
【0023】また、基板(40)のレリーフマット(41)と反
対側の面には、連結枠(45)が装着されている。この連結
枠(45)の上下方向に沿った側面には、上下一対の連結片
(46)(46)が突設されている。
【0024】そして、一対のレリーフ用プレート(32)(3
2)は、連結枠(45)(45)を向い合わせて、互いに重なり合
った連結片(46)(46)…同士をボルト(47)(47)…及びナッ
ト(48)(48)…によって締結することで、互いに連結され
ている。なお、装置本体(20)の長尺の側板(22)(22)に
は、仕切板(30)の連結片(46)(46)…に対応させて複数の
開口(50)(50)…が形成されており、側板(22)(22)を閉じ
たときに、その開口(50)(50)…に連結片(46)(46)…が入
り込むようになっている。従って、側板(22)(22)と仕切
板(30)の連結片(46)(46)…とが干渉することはない。
【0025】さらに、仕切板(30)には、一対の第2支持
片(55)(55)が設けられている。これら第2支持片(55)(5
5)は、図3に示すように、レリーフ用プレート(32)(32)
の被覆片(42)(42)の下端部を下方に延出してなり、底板
(21)(21)…の第1支持片(24)(24)…に対向するようにし
て、装置本体(20)の短手方向に沿って平行に配されてい
る。そして、第1支持片(24)(24)…と同様に、枠材(13)
上に装着されたレール材(25)にスライド自在に載置され
ている。すなわち、仕切板(30)(30)…は、装置本体(20)
の長手方向(短尺の側板(23)(23)に近接離間する方向)に
沿ってスライド自在とされている。
【0026】このようにして構成された型枠装置には、
図1に示すように、底板(21)(21)…と仕切板(30)(30)…
とを互いに当接させたブロック成型姿勢と、これら底板
(21)(21)…と仕切板(30)(30)…とを互いに離間させたブ
ロック脱型姿勢との間で切換可能となるように、底板(2
1)(21)…及び仕切板(30)(30)…を、装置本体(20)の長手
方向(側板(23)(23)に近接離間する方向)に沿って水平移
動させる移動機構(60)が設けられている。
【0027】この移動機構(60)は、互いに隣接する底板
(21)と仕切板(30)を連結する複数の第1連結体(61)(61)
…と、側板(23)(23)とこれに隣接する底板(21)(21)を連
結する第2連結体(62)(62)とを備えている。
【0028】第1連結体(61)は、第1支持片(24)とこれ
に対向する第2支持片(55)とに跨る横ボルトとされてい
る。この横ボルト(61)のボルト頭(66)側の一端部は、第
1支持片(24)に水平移動自在に挿通され、横ボルト(61)
の他端部は、第2支持片(55)に溶接等によって固定され
ている。そして、成型姿勢において、第1支持片(24)と
ストッパとして機能するボルト頭(66)とは互いに離間し
ていて、これらの間に間隙が確保されている。
【0029】第2連結体(62)は、側板(23)の下端部とこ
れに対向する底板(21)の第1支持片(24)とに跨る横ボル
トとされている。この横ボルト(62)のボルト頭(70)側の
一端部は、第1支持片(24)に水平移動自在に挿通されて
いる。横ボルト(62)の他端部には、突起(71)が突設され
ており、この突起(71)が側板(23)の下端部に形成された
案内溝(72)に案内されている。そして、成型姿勢におい
て、第1支持片(24)とストッパとして機能するボルト頭
(70)との間には、間隙が確保されている。
【0030】すなわち、上記移動機構(60)は、装置本体
(20)の側板(23)(23)に連結されており、側板(23)(23)の
開閉動作に連動して底板(21)(21)…及び仕切板(30)(30)
…を水平移動させることができるようになっている。
【0031】次に、上記構成の型枠装置におけるコンク
リートブロック(28)(28)…の成型及び脱型動作について
説明する。まず、図示しない中子を各コンクリートブロ
ック成型部(31)(31)…に挿入して、図5に示すように、
これらコンクリート成型部(31)(31)…にコンクリートを
流し込む。そして、しばらくの間養生させることで、コ
ンクリートブロック(28)(28)…が成型される。
【0032】この成型後のコンクリートブロック(28)(2
8)…の脱型に際しては、装置本体(20)のすべての側板(2
2)(23)…を外方へ開放する。すると、図6(a)に示すよ
うに、側板(23)に連動して、横ボルト(62)が外方向に引
っ張られる。このとき、横ボルト(62)の突起(71)は、案
内溝(72)内をスライドする。側板(23)をさらに開放し
て、横ボルト(62)のボルト頭(70)が、底板(21)の第1支
持片(24)に当接すると、図6(b)に示すように、側板(2
3)に隣接する底板(21)が、外方向(側板(23)に近接する
方向)へ向かって水平移動する。これによって、底板(2
1)とこれに隣接する仕切板(30)とが離間し、これらの間
に隙間(80)が生じる。
【0033】側板(23)をさらに開放して、横ボルト(61)
のボルト頭(66)が、底板(21)のもう一方の第1支持片(2
4)に当接すると、図7(a)に示すように、横ボルト(61)
が外方向へ引っ張られ、これと同時に、仕切板(30)及び
この仕切板(30)に固定されたもう一方の横ボルト(61)が
外方向へ向かって水平移動する。これによって、仕切板
(30)とその隣の底板(21)とが離間し、これらの間に隙間
(80)が生じる。
【0034】側板(23)をさらに開放して、横ボルト(61)
のボルト頭(66)が、前記隣の底板(21)の第1支持片(24)
に当接すると、図7(b)に示すように、底板(21)が外方
向に向かって水平移動する。これによって、底板(21)と
その隣の仕切板(30)とが離間し、これらの間に隙間(80)
が生じる。
【0035】そして、側板(23)を開放していくにつれ
て、図8に示すように、上記の動作を繰り返して、底板
(21)と仕切板(30)との間に隙間(80)(80)…が順次生じて
いく。
【0036】両方の側板(23)(23)を開放し終わると、す
べての横ボルト(61)(62)…のボルト頭(66)(70)…が第1
支持片(24)(24)…に当接して、底板(21)及び仕切板(30)
の外方向への水平移動が阻止され、隣接する底板(21)と
仕切板(30)が互いに離間した脱型姿勢となる。このと
き、側板(23)に近い側の底板(21)及び仕切板(30)ほど移
動量が大きくなっており、底板(21)(21)…と仕切板(30)
(30)…との間にほぼ均等な隙間(80)(80)…が生じてい
る。なお、図6乃至図8においては、一方の側板(23)の
開放に伴う動作しか示されていないが、これとは反対側
の他方の側板(23)の開放においても同様に動作する。
【0037】このような脱型姿勢では、仕切板(30)(30)
…のレリーフ用プレート(32)(32)…が、各コンクリート
ブロック(28)(28)…の表面から離れているので、これら
を干渉させることなく、コンクリートブロック(28)(28)
…を装置本体(20)から簡単に取り外すことができる。
【0038】コンクリートブロック(28)(28)…を取り外
した後、側板(22)(23)…を閉じると、上記動作とは逆
に、底板(21)(21)…及び仕切板(30)(30)…が内方向(側
板(23)から戸から離間する方向)へ水平移動し、すべて
の横ボルト(61)(62)…のボルト頭(66)(70)…が第1支持
片(24)(24)…から離間して、隣接する底板(21)と仕切板
(30)が互いに当接した成型姿勢となる。
【0039】この脱型姿勢から成型姿勢の切り換えに際
して、底板(21)(21)…の縁部等にコンクリート片が残っ
ていたとしても、このコンクリート片は、仕切板(30)(3
0)…によって削られたり、押しのけられて、底板(21)(2
1)…と仕切板(30)(30)…はきっちりと当接する。従っ
て、次のコンクリートブロック(28)(28)…の成型に際し
て、バリの発生を防止することができる。
【0040】なお、この発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に
多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の型枠装置では、底板及び仕切板を水平移動させて、
これらを互いに当接離間させる構造となっているので、
底板にコンクリート片が残っていても、そのコンクリー
ト片が仕切板の下側に挟まるといったような不具合が生
じず、成型時において底板と仕切板をきっちりと当接さ
せることができる。従って、成型後のコンクリートブロ
ックおけるバリの発生を抑えることができるとともに、
寸法精度を高めることができ、品質の向上を図ることが
できる。
【0042】また、脱型姿勢においては、底板と仕切板
とが互いに離間しているので、従来のように仕切板をい
ちいち取り外さなくても、成型後のコンクリートブロッ
クを装置本体から簡単に取り外すことができる。従っ
て、作業性を向上することができる。
【0043】さらに、装置本体の側板の開閉動作に連動
して、底板及び仕切板を水平移動させるようになってい
るので、側板を開閉するだけで自動的に姿勢の切り換え
を行うことができ、作業性を格段に向上することができ
る。
【0044】さらにまた、上記の側板に近い側の底板及
び仕切板ほど移動量が大きくなるようにしているので、
脱型姿勢において、底板と仕切板との間に生じる各隙間
をほぼ均等な大きさにすることができ、一部の隙間がそ
の他の隙間より極端に狭いといったような不具合をなく
して、成型後のコンクリートブロックを取外作業を安定
して行うことができる。また、移動機構は、複数の横ボ
ルトを使用した簡単な構造であり、設備費等の低減を実
現することができる。
【0045】さらに、仕切板におけるレリーフ用プレー
トの基板には、レリーフマットの周端部を被覆する被覆
片が形成されているので、レリーフマットがその周端部
から剥がれるといった不具合を防止することができ、長
期使用が可能である。これによって、修理費等も削減で
き、より一層のコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】型枠装置の移動機構を示す概略図である。
【図2】型枠装置の斜視図である。
【図3】仕切板の縦断面図である。
【図4】仕切板の横断面図である。
【図5】コンクリートブロック成型時の型枠装置の斜視
図である。
【図6】型枠装置の脱型動作を示す概略図である。
【図7】型枠装置の脱型動作を示す概略図である。
【図8】型枠装置の脱型動作を示す概略図である。
【図9】従来の型枠装置の斜視図である。
【図10】同じくその分解斜視図である。
【図11】仕切板の下側にコンクリート片は挟まった状
態を示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
(20) 装置本体 (21) 底板 (23) 側板 (24) 第1支持片 (28) コンクリートブロック (30) 仕切板 (31) コンクリートブロック成型部 (32) レリーフ用プレート (40) 基板 (41) レリーフマット (42) 被覆片 (55) 第2支持片 (60) 移動機構 (61) 連結体(横ボルト) (66) ボルト頭

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の底板を複数に分割して、これ
    ら底板間に仕切板を立設することによって、前記装置本
    体の内部に複数のコンクリートブロック成型部を区画形
    成した型枠装置であって、前記底板と仕切板とを互いに
    当接させたブロック成型姿勢と、これら底板と仕切板と
    を互いに離間させたブロック脱型姿勢との間で切換可能
    となるように、前記底板及び仕切板を水平移動させる移
    動機構を備えたことを特徴とするコンクリートブロック
    成型用の型枠装置。
  2. 【請求項2】 前記移動機構は、前記装置本体の側板に
    連結され、その側板の開閉動作に連動して前記底板及び
    仕切板を水平移動させる請求項1記載のコンクリートブ
    ロック成型用の型枠装置。
  3. 【請求項3】 前記底板及び仕切板は、前記装置本体の
    側板に対して近接離間する方向に沿って並設され、前記
    移動機構は、前記装置本体の側板に近い側の前記底板及
    び仕切板ほど移動量が大となるように、互いに隣接する
    底板と仕切板を連結する複数の連結体を備えている請求
    項2記載のコンクリートブロック成型用の型枠装置。
  4. 【請求項4】 前記連結体は、前記底板の第1支持片と
    前記仕切板の第2支持片とに跨る横ボルトとされ、この
    横ボルトのボルト頭側の一端部が、前記第1支持片又は
    第2支持片のうちの一方に水平移動自在に挿通され、前
    記横ボルトの他端部が、前記第1支持片又は第2支持片
    のうちの他方に固定され、前記横ボルトのボルト頭は、
    前記成型姿勢において前記第1支持片又は第2支持片の
    うちの一方から離間され、前記脱型姿勢において前記第
    1支持片又は第2支持片のうちの一方に当接される請求
    項3記載のコンクリートブロック成型用の型枠装置。
  5. 【請求項5】 前記仕切板は、コンクリートブロックの
    表面に凹凸の柄を形成するレリーフ用プレートを備え、
    このレリーフ用プレートは、金属製の基板にゴム製のレ
    リーフマットを装着してなり、前記基板に、前記レリー
    フマットの周端部を被覆する被覆片が形成されている請
    求項1乃至4のいずれかに記載のコンクリートブロック
    成型用の型枠装置。
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