JP2002209629A - 化粧料容器 - Google Patents
化粧料容器Info
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Abstract
ことができる化粧料容器を提供する。 【解決手段】 合成樹脂製の容器本体14に、ガラス製
の鏡18を保持した合成樹脂製の蓋体12が枢着されて
いる。蓋体12は外蓋部16と鏡保持枠部30とで構成
され、容器本体14から取り外し可能に設けられてい
る。鏡保持枠部30と外蓋部16とは、その前端部が互
いに係合され、それぞれ容器本体14の後端部に枢着さ
れることによって、その係合状態が維持されて外蓋部1
6と鏡保持枠部30との間に鏡18を挟持している。蓋
体12を容器本体14から取り外すことによって外蓋部
16と鏡保持枠部30とが分離され、合成樹脂部位と鏡
18とが分別される。
Description
る容器本体とこれに枢着される蓋体とが合成樹脂で形成
され、前記蓋体にガラス製の鏡を備えた化粧料容器に関
する。
性などが重視され、丈夫で軽量であるとともに加工によ
って形状が制限されにくい合成樹脂で形成される一方、
取り付けられる鏡としては、鮮明に映るガラス製の鏡が
用いられている。また、収納される化粧料は蓋体を開い
た状態で使用されることから、鏡は蓋体の裏面に貼着さ
れていることが一般的であり、蓋体は開かれて比較的立
てられた状態で使用されるので、鏡は自重等によって剥
がれ落ちないように十分な接着力で貼着されている。
減化や資源をリサイクルするために、廃棄物はそれらの
材質等によって分別して回収されている。よって、合成
樹脂製の容器本体および蓋体とこの蓋体に貼着されたガ
ラス製の鏡とで構成される従来の化粧料容器は、鏡を蓋
体から剥がし、分別して回収する必要がある。
は、鏡と蓋体とが強力な接着力で貼着されているので、
鏡を容易に剥がし取ることができないという課題があっ
た。また、鏡と蓋体とを分別する作業は通常、化粧料を
使用していた者が容器を捨てる際に行うのであるから、
専用工具や治具等を使用することは極めて煩わしく分別
収集の妨げになる虞がある。
たもので、容器本体および蓋体と鏡とを容易に分別する
ことができる化粧料容器を提供することを目的とする。
めに本発明にかかる化粧料容器は、化粧料が収納される
合成樹脂製の容器本体と、この容器本体に枢着される蓋
体と、この蓋体に保持されるガラス製の鏡とを備えた化
粧料容器において、前記蓋体が外蓋部と鏡保持枠部とで
構成されるとともに前記容器本体から取り外し可能に設
けられ、鏡保持枠部と外蓋部とは、その前端部を互いに
係合させてそれぞれ容器本体の後端部に枢着させること
によって、その係合状態が維持されて外蓋部と鏡保持枠
部との間に前記鏡を挟持し、容器本体から取り外すこと
によって外蓋部と鏡保持枠部とが分離されることを特徴
とする。
は、それらを容器本体から取り外すことによって、容器
本体後端部との各枢着部位が互いに分離可能になるとと
もに、前端部の係合が解除可能になり、両者を分離して
それらの間に挟持されている鏡を容易に蓋体と分離する
ことができる。したがって、鏡は何ら工具等を使用する
ことなく取り外すことができ、材質の異なる容器本体お
よび蓋体と鏡とを容易に分別することができる。
の使用時に、容器本体の後端部に枢着されているので、
それらの前端部の係合状態も維持され、外蓋部と鏡保持
枠部とによる鏡の挟持状態が維持されて鏡を確実に保持
することができる。
料容器を添付図面を参照して詳細に説明する。図1〜図
4は本実施形態の化粧料容器を示し、図1は化粧料容器
の分解斜視図、図2は蓋体を閉じた状態を示す側断面
図、図3は蓋体を閉じた状態を示す正面断面図、図4は
外蓋部、鏡保持枠部および鏡を示す斜視図である。
収納する容器本体14と、この容器本体14に枢着され
て開閉可能な蓋体12とがいずれも合成樹脂で形成さ
れ、前記蓋体12にはガラス製の鏡18が保持されてい
る。前記蓋体12の前端部はフック24を介して容器本
体14に係脱可能に形成されている。
する化粧料収納部14aが凹設されて皿状をなし、その
平面形状はほぼ正方形状をなしている。この容器本体1
4の四方の外周部のうち後側の外周部14cは、左右の
端部14dを残しその中央部が切り欠かれて枢着凹部2
0が形成されている。この枢着凹部20は左右に、対向
する一対の鉛直壁面20aを有し、これら鉛直壁面20
aと直交する方向に向けられて架け渡された枢着軸20
bが設けられている。前記蓋体12は前記容器本体14
の平面形状に沿って形成された外蓋部16と、この外蓋
部16に鏡18とともに収納されて外蓋部16との間に
鏡18を挟持する鏡保持枠部30とで構成されている。
なす枠収納部16aが凹設され、周壁部16bと天部1
6cとで皿状に形成されている。前記周壁部16bの後
端部には容器本体14の枢着凹部20に入り込むヒンジ
突部16dが設けられ、このヒンジ突部16dには枢着
軸20bと回動自在に係合されるスリット16eが設け
られている。
短軸側が枢着軸20bの直径とほぼ同じ長さに形成さ
れ、蓋体12が閉じられた状態で鉛直方向に長くなるよ
うに形成されている。このスリット16eには、その下
方に開放され枢着軸20bの直径より狭い幅の間隙16
fが設けられ、その上方に枢着軸20bの直径より狭い
幅の切り込み部16gが設けられてスリット16e上部
の剛性が低減されている。即ち、外枠部16は、スリッ
ト16eに入り込んでいる枢着軸20bを上記間隙16
fに押し当てて容器本体14から離す方向に引っ張る
と、上記低剛性部分によって間隙16fが押し広げら
れ、容器本体14から容易に取り外すことができる。
部16a側に開口26aを有して枠収納部16aと連通
する係合凹部26が形成されている。この係合凹部26
は鏡保持枠部30に設けられ後述する係合突部30aが
挿入されて互いに係合するように設けられている。この
係合凹部26の開口26a高さは、周壁部16bの高さ
より低く、かつ天部16c側に形成されている。
の内周形状より僅かに小さな枠体状に形成され、前記枠
収納部16aに収納されてその枠部分の全周が前記天部
16cに近接される。鏡保持枠部30は、その肉厚が鏡
18の厚さより厚く形成され、天部16cと反対側が全
周に亘って内側に延出されて鏡挟持部30bをなし、天
部16c側の内周開口部30cに鏡18が収納される。
即ち、鏡保持枠部30が枠収納部16aに収納される
と、鏡18は天部16cと鏡挟持部30bとで挟まれる
ことになる。
側に向かって延出され、前記係合凹部26に入り込む前
記係合突部30aが突設され、後端部には前記容器本体
14の枢着凹部20に入り込む枢着突部30dが間隔を
隔てて2つ設けられている。これら枢着突部30dには
前記枢着軸20bと回動自在に係合される枢着溝30e
がそれぞれ設けられている。この枢着溝30eは前記ス
リット16eと同形状をなしているので、外蓋部16と
同様に鏡保持部30も容易に容器本体14から取り外す
ことができる(スリット16eと共通する部位には同一
符号を付す)。
20の左右の鉛直壁面20aにそれぞれ近接させて配置
され、それら枢着突部30d間に外蓋部16のヒンジ突
部16dが配置され、それぞれ枢着溝30eとスリット
16eとが単一の枢着軸20bにはめ込まれている。こ
こで、上記枢着突部30dとヒンジ突部16dとの配置
はこれに限らず、ヒンジ突部16dを間隔を隔てて左右
に設け、それらの間に枢着突部30dを配置しても構わ
ない。
れた鏡保持枠部30は、前端部の係合突部30aが係合
凹部26に挿入されて両者が係合した状態で枠収納部1
6aに収納される。このとき係合突部30aを係合凹部
26に挿入する際に、後端側の枢着突部30dとヒンジ
突部16dとが接触することを避けて係合突部30aを
斜めから係合凹部26に挿入できるように、前記係合凹
部26は天部16c側に十分に広げておく。
係合した状態で後端部のが枢着突部30dおよびヒンジ
突部16dがともに単一の枢着軸20bに枢着されるこ
とによって一体をなし、天部16cと鏡保持部30bと
によって鏡18の挟持状態が維持される。したがって、
外蓋部16と鏡保持枠部30とが枢着されている化粧料
容器10の使用時には、鏡18を外蓋部16と鏡保持枠
部30とによって確実に保持することができる。
外す、即ち外蓋部16と鏡保持枠部30とを枢着軸20
bから取り外すことによって、外蓋部16と鏡保持枠部
30との後端部は分離可能になり、これに伴って前端部
の係合突部30aを係合凹部26から抜き出してそれら
の係合状態を解除することが可能になる。したがって、
鏡18は何ら工具等を使用することなく容易に取り外す
ことができ、材質の異なる容器本体14および蓋体12
と鏡18とを容易に分別することができる。
外形形状をほぼ正方形状としたが、円形状であっても、
またその他の形状でも構わない。
料容器は、外蓋部と鏡保持枠部とは容器本体から取り外
すことによって、容器本体後端部との各枢着部位が互い
に分離可能になるとともに、前端部の係合も解除可能に
なる。よって、外蓋部と鏡保持枠部によって挟持された
鏡を容易に分別することができる。
鏡保持枠部とが容器本体の後端部に枢着され、前端部は
互いに係合されているので、それらの間に鏡を確実に保
持することができる。
視図である。
である。
Claims (1)
- 【請求項1】 化粧料が収納される合成樹脂製の容器本
体と、この容器本体に枢着される蓋体と、この蓋体に保
持されるガラス製の鏡とを備えた化粧料容器において、 前記蓋体が外蓋部と鏡保持枠部とで構成されるとともに
前記容器本体から取り外し可能に設けられ、鏡保持枠部
と外蓋部とは、その前端部を互いに係合させてそれぞれ
容器本体の後端部に枢着させることによって、その係合
状態が維持されて外蓋部と鏡保持枠部との間に前記鏡を
挟持し、蓋体を容器本体から取り外すことによって外蓋
部と鏡保持枠部とが分離されることを特徴とする化粧料
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001012020A JP4727044B2 (ja) | 2001-01-19 | 2001-01-19 | 化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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---|---|
JP2002209629A true JP2002209629A (ja) | 2002-07-30 |
JP4727044B2 JP4727044B2 (ja) | 2011-07-20 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006167293A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Sharp Corp | 電気掃除機の集塵容器及び電気掃除機 |
KR200445619Y1 (ko) | 2008-01-04 | 2009-08-19 | 이윤숙 | 다목적 부품 보관함 |
JP2015104430A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | 株式会社吉野工業所 | コンパクトケース |
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-
2001
- 2001-01-19 JP JP2001012020A patent/JP4727044B2/ja not_active Expired - Fee Related
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