JP2002208125A - Co−Cr−Pt系ターゲット材および磁気記録媒体 - Google Patents

Co−Cr−Pt系ターゲット材および磁気記録媒体

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JP2002208125A JP2001000753A JP2001000753A JP2002208125A JP 2002208125 A JP2002208125 A JP 2002208125A JP 2001000753 A JP2001000753 A JP 2001000753A JP 2001000753 A JP2001000753 A JP 2001000753A JP 2002208125 A JP2002208125 A JP 2002208125A
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友典 上野
Hideo Murata
英夫 村田
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繁 谷口
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    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性膜の保磁力や角型比といった磁気特性の
ばらつきが少なく、膜特性に優れたCo系ターゲット材
を提供する 【解決手段】 本発明はターゲット材のスパッタ面のエ
ロージョン部における算術平均粗さRaが1.50μm
未満であり、好ましい組成としては、5≦Cr≦30a
t%、5≦Pt≦30at%、残部実質的にCoとす
る。さらに0<B≦25at%、0<(Ti+Zr+H
f+V+Nb+Ta+Mo+W+Mn+Re+Ru+O
s+Rh+Ir+Ni+Pd+Cu+Ag+Au+C)
≦40at%含むことも可能である。また、マトリクス
の平均結晶粒径が40μm以下、純度が3N以上、Fe
の含有量が50ppm以下、酸素含有量が20ppm以
下であることであることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
などに用いる磁気記録媒体の磁性膜を形成するために用
いられるCo−Cr−Pt系ターゲット材および該ター
ゲット材を用いて作製する磁気記録媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、Co系磁性膜は高密度な磁気記録
が可能となるように発展してきており、Co系磁性膜に
CrおよびPtの添加が行われてきた。さらに、最近で
はCo−Cr−Pt系磁性膜にBを添加することによ
り、磁気特性が著しく改善されることがJ.Appl.
Phys.84、6202(1998).などに報告さ
れている。
【0003】このCo−Cr−Pt系磁性膜を作製する
方法としては、上述した文献等に記載されるようにスパ
ッタリング法などが使用できる。スパッタリング法にお
いては、膜組成の供給源となるターゲット材が必要とな
る。上述のCo−Cr−Pt系磁性膜を形成するために
用いるターゲット材は、通常、溶解・鋳造したインゴッ
トに熱間圧延を行った後、機械加工しターゲット材が作
製されており、表面仕上げは旋盤等の切削加工で行われ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、Co−Cr−P
t系ターゲット材の表面仕上げを切削加工で行っていた
理由としては、高価なPtが添加されているため、リサ
イクルの観点より切削粉として回収した方が容易なため
である。また、研磨仕上げにより表面仕上げを行うと、
ターゲット材表面に砥粒がめり込み、膜特性劣化の原因
となると考えられていた。その結果、従来の切削加工で
作製したCo−Cr−Pt系ターゲット材の算術平均粗
さRaは1.50μm以上であった。このような方法で
作製したターゲット材を用いて磁性膜を形成させたとこ
ろ、作製した磁性膜の保磁力や角型比といった磁気特性
にばらつきが生じる問題が発生した。本発明の目的は、
上述した磁気特性のばらつきが少なく、膜特性に優れた
Co系ターゲット材を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者が、Co−Cr
−Pt系ターゲット材のスパッタ面のエロージョン部に
おける算術平均粗さRaのスパッタ膜の磁気特性への影
響について調査した結果、ターゲット材のスパッタ面の
エロージョン部における算術平均粗さRaは、膜組成、
特に膜中Pt量に大きな影響を及ぼすことを分かった。
膜組成、特に膜中Pt量およびそのバラツキは、磁気記
録媒体の磁性膜における保磁力や角型比といった磁気特
性に大きな影響を及ぼすことが判明した。
【0006】また、Co−Cr−Pt系ターゲット材の
ように、比重差が大きい元素の組み合わせからなる合金
ターゲット材は、スパッタ時のスパッタ粒子、特に比重
の大きい元素の放出角に指向性が生じ、膜組成とターゲ
ット組成の差が大きくなることや、膜組成のバラツキが
大きくなることにより磁気記録媒体の磁性膜における保
磁力や角型比といった磁気特性のばらつきが生じる可能
性はある。しかし、表面粗さに大きく影響するとは、考
えられていなかったのである。
【0007】ターゲット材のスパッタ面のエロージョン
部における表面粗さは、上述したスパッタ粒子の放出角
の問題における本質とは関係無いが、表面粗さが粗くな
ることにより、ターゲット表面の傾斜面が増加すること
や表面積が変化すること、また、Arイオン等の加速イ
オンのターゲット表面との入射角等が変化することによ
り、スパッタ粒子の放出角の指向性が顕著になると考え
られる。
【0008】本発明者は、Co−Cr−Pt系ターゲッ
ト材のスパッタ膜特性とスパッタ面のエロージョン部に
おける表面粗さとの関係を検討し、表面粗さを示す算術
平均粗さRaを管理することで、磁気特性のばらつきを
低減できることを見いだし、本発明に到達した。
【0009】すなわち、本発明はターゲット材のスパッ
タ面のエロージョン部における算術平均粗さRaが1.
50μm未満であることを特徴とするCo−Cr−Pt
系ターゲット材である。
【0010】本発明のCo系ターゲット材の好ましい組
成としては、5≦Cr≦30at%、5≦Pt≦30a
t%、残部実質的にCoであることが好ましく、さら
に、0<B≦25at%を含むことも可能である。ま
た、Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Mo、W、M
n、Re、Ru、Os、Rh、Ir、Ni、Pd、C
u、Ag、AuおよびCから選ばれる1種もしくは2種
以上の元素を0<(Ti+Zr+Hf+V+Nb+Ta
+Mo+W+Mn+Re+Ru+Os+Rh+Ir+N
i+Pd+Cu+Ag+Au+C)≦40at%含むこ
とも可能である。
【0011】さらに、本発明のCo−Cr−Pt系ター
ゲット材はマトリクスの平均結晶粒径が40μm以下、
純度が3N以上、Feの含有量が50ppm以下、酸素
含有量が20ppm以下であることであることが好まし
い。本発明のCo−Cr−Pt系ターゲット材を用いて
Co−Cr−Pt系磁性膜を成膜することにより、磁気
記録媒体の製造を安定して行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の最大の特徴は、Co−C
r−Pt系ターゲット材においてターゲット材のスパッ
タ面のエロージョン部における算術平均粗さRaを1.
50μm未満としたことにある。
【0013】本発明のCo−Cr−Pt系ターゲット材
は、ターゲット材のスパッタ面のエロージョン部におけ
る算術平均粗さRaを1.50μm未満にすることによ
り、膜中のPt量を、ターゲット組成と同等、もしく
は、同等以上にすると同時に組成バラツキが低減され、
磁気記録媒体の磁性膜を形成した場合における保磁力や
角型比といった磁気特性のばらつきを抑制し、磁気記録
媒体の安定製造をもたらすものである。算術平均粗さR
aは、より好ましくは1.00μm未満であり、さらに
好ましくは0.50μm未満である。ただし、スパッタ
面のエロージョン部外周等に、付着物の剥離を防止する
ために表面粗さを故意に粗化させる処理を行う場合は、
その粗化領域の表面粗さは、本発明の算術平均粗さRa
の規定に含まれるものではない。
【0014】本発明で、算術平均粗さRaを1.50μ
m未満にする具体的な手法としては、例えば切削加工し
たターゲット材の表面をドライエッチングで平滑化し算
術平均粗さRaを微細化する方法が有効である。しか
し、本発明における表面仕上げ方法は、上述した方法に
限定されるものではなく、生産性は低下するが切削加工
時における切削用刃すなわちバイトの送り速度を低減す
ることや切削用刃の種類を選定することにおいても可能
である。さらに、研磨仕上げ後にドライエッチング等に
よりターゲット表面にめり込んだ砥粒を除去するといっ
た方法も適用可能である。
【0015】本発明のCo−Cr−Pt系ターゲット材
の好ましい組成範囲は5≦Cr≦30at%、5≦Pt
≦30at%、残部実質的にCoである。Crは、膜中
で粒界へ偏析し、粒界を非磁性にすることにより、強磁
性Co粒を磁気的に分断する効果があり、5at%未満
の添加では、磁気的な分断が十分では無く、また、30
at%を越える添加は膜そのものの磁化を低下させ過ぎ
るため、5≦Cr≦30at%が好ましい。
【0016】Ptは、Coに固溶することにより磁気異
方性を高め、膜の保磁力を上げる効果がある。保磁力増
大には5at%以上の添加を行うことにより顕著な効果
が見られ、また、30at%を越える添加は、Coが本
来持つ特性である磁気異方性等の磁気特性を著しく低下
させるため、5≦Pt≦30at%が好ましい。
【0017】また、Bは磁気特性を改善する添加元素と
して添加することは有効である。Bは、膜中で粒界へ偏
析し、Pt元素を粒内へ偏析させる効果があり、さらに
Cr等の非磁性元素も粒界へ偏析させる効果がある。し
かし、Bは非晶質化を促進させる元素であり25at%
を越える添加を行うと、膜の結晶性を損ない、膜の磁気
特性を劣化させるため、0<B≦25at%が好まし
い。
【0018】Ti、Zr、Hf、V、Nb、Ta、M
o、W、Mn、Re、Ru、Os、Rh、Ir、Ni、
Pd、Cu、Ag、AuおよびC添加は、磁気特性を改
善する添加元素として添加可能である。これらの元素は
少量の添加で効果が認められるが、総量で40at%を
越えると膜の磁気特性および結晶性を著しく損なうため
0<(Ti+Zr+Hf+V+Nb+Ta+Mo+W+
Mn+Re+Ru+Os+Rh+Ir+Ni+Pd+C
u+Ag+Au+C)≦40at%が好ましい。
【0019】さらに、本発明のCo−Cr−Pt系ター
ゲット材において、マトリクスの平均結晶粒径を40μ
m以下とすることにより、Co−Cr−Pt系スパッタ
膜の磁性膜の保磁力や角型比といった磁気特性のばらつ
きをさらに低減できる。さらに好ましくは20μm以下
である。マトリクスの平均粒径を40μm以下に調整す
る具体的な方法としては、例えば熱間圧延や熱間鍛造の
ような熱間塑性加工を行い、マトリクスを再結晶化させ
ることが有効である。
【0020】マトリクスの平均結晶粒径のばらつきが少
ないターゲット材は、例えば、熱間塑性加工時の加工率
等の熱間塑性加工条件を制御することにより作製可能と
なる。具体的には、加工率が高過ぎると熱間塑性加工時
の異方性によりばらつきが大きくなり、低過ぎると再結
晶がおきないため熱間塑性加工の効果が無い。また、例
えば、熱間塑性加工として熱間圧延を行う際は、クロス
圧延を行うことにより圧延による組織の異方性があまり
現れないため好ましい。さらに、熱間塑性加工の前後に
熱処理を行って組織制御を行うことも可能である。
【0021】本発明のCo−Cr−Pt系ターゲット材
は、純度が3N以上であることが好ましい。特に、Fe
および酸素は、不純物としてターゲット材に混入しやす
く膜特性を劣化させ易いため可能な限り汚染を防ぐこと
が好ましい。純度が低下することにより、膜特性が低下
するが、3N以下の不純物量になることにより、急激に
膜特性が劣化するため、純度は3N以上としたが、好ま
しくは4N以上、さらに好ましくは5N以上である。こ
こで、純度とは、主成分以外の元素の総量を質量%で1
00から差し引いた割合であり、3Nは99.9%、4
Nは99.99%、5Nは99.999%を意味する。
【0022】また、Feは50ppmを越えると、膜特
性が劣化するため、50ppm以下としたが、好ましく
は30ppm以下、さらに好ましくは10ppm以下で
ある。さらに、酸素は20ppmを越えると、膜特性が
劣化するため、20ppm以下としたが、好ましくは1
0ppm以下である。ここでppmは質量ppmを意味
する。
【0023】
【実施例】(実施例1)表1に示すCo−20Cr−1
0Pt−5B(at%)の組成を持つφ180mm×5
mmtのターゲット材を作製した。試料1〜10は真空
溶解・鋳造後熱間圧延を行い、ターゲット材を作製し
た。試料1〜5はFe量の少ないCo原料を用いて溶
解,鋳造を行い、熱間圧延時の圧延率は50%で行っ
た。試料6〜10はFe量のやや高いCo原料を用いて
溶解,鋳造を行い、熱間圧延時の圧延率は25%で行っ
た。また、試料11〜15は粉末焼結によってターゲッ
ト材を作製した。さらに、表面粗さは、表面仕上げ加工
時の旋盤による切削加工のバイトの送り速度を制御する
ことにより変化をさせた。
【0024】表1中には、JIS−B0601に基づい
て測定したターゲット材のスパッタ面のエロージョン部
における算術平均粗さRa、ミクロ組織をスパッタ面方
向から光学顕微鏡で行い、切断法によるマトリクス平均
結晶粒径、Feおよび酸素の分析値を示す。また、一例
として試料1のGD−MSによる分析結果を表2に示
す。さらに、本発明の試料2および3と比較例の試料5
の表面粗さ曲線を図1、図2および図3に示す。
【0025】NiPメッキを施したAl基板を用い、基
板上に、基板温度150℃、Ar圧0.66Pa、DC
電力500Wの条件でCr下地膜および表1に示す各種
条件で作製したCo−20Cr−10Pt−5B(at
%)のターゲット材で磁性膜を成膜した。磁性膜の特性
ばらつきを調査するため、総成膜時間を1時間から4時
間まで1時間間隔で成膜基板を作製し、VSM(振動試
料型磁力計)で測定した保磁力Hcの計測結果を表3に
示す。
【0026】表3より、Co−Cr−Pt系ターゲット
材のスパッタ面のエロージョン部における算術平均粗さ
Raを小さくすること、具体的には、本発明で規定する
1.50μm未満とすることによりスパッタ成膜時の膜
特性の向上および安定化がなされていることがわかる。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【実施例】(実施例2)表4に示す組成を持つφ180
mm×5mmtのターゲットを作製した。ターゲットは
真空溶解・鋳造後、圧延率50%の熱間圧延を行い作製
した。さらに、表面粗さは、表面仕上げ加工時の旋盤に
よる切削加工のバイトの送り速度を制御することにより
変化をさせた。
【0031】表5に作製したターゲット材のJIS−B
0601に基づいて測定したターゲット材のスパッタ面
のエロージョン部における算術平均粗さ、ミクロ組織を
スパッタ面方向から光学顕微鏡で行い、切断法によるマ
トリクス平均結晶粒径、Feおよび酸素の分析値を示
す。
【0032】NiPメッキを施したAl基板を用い、基
板上に、基板温度150℃、Ar圧0.66Pa、DC
電力500Wの条件でCr下地膜および表4に示すCo
−Cr−Pt系ターゲット材で磁性膜を成膜した。磁性
膜の特性ばらつきを調査するため、総成膜時間を1時間
から4時間まで1時間間隔で成膜基板を作製し、VSM
(振動試料型磁力計)で測定した保磁力Hcの計測結果
を表6に示す。
【0033】表6より、Co−Cr−Pt系ターゲット
材のスパッタ面のエロージョン部における算術平均粗さ
Raを小さくすること、具体的には、本発明で規定する
1.50μm未満とすることによりスパッタ成膜時の膜
特性の向上および安定化がなされていることがわかる。
【0034】
【表4】
【0035】
【表5】
【0036】
【表6】
【0037】
【発明の効果】本発明のCo−Cr−Pt系ターゲット
材により、磁気ディスク装置用などの磁気記録媒体中に
用いるCo−Cr−Pt系磁性膜を磁気特性に優れたも
のとすることが可能となり、磁気記録媒体の製造に欠か
せない技術となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の試料2におけるエロージョン部におけ
る表面粗さ曲線の一部である。
【図2】本発明の試料3におけるエロージョン部におけ
る表面粗さ曲線の一部である。
【図3】比較例の試料5におけるエロージョン部におけ
る表面粗さ曲線の一部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K029 BA24 BC06 BD11 DC04 DC08 DC12 5D006 BB02 EA03 5E049 AA04 AA09 AC05 BA06 GC02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターゲット材のスパッタ面のエロージョ
    ン部における算術平均粗さRaが1.50μm未満であ
    ることを特徴とするCo−Cr−Pt系ターゲット材。
  2. 【請求項2】 B、Ti、Zr、Hf、V、Nb、T
    a、Mo、W、Mn、Re、Ru、Os、Rh、Ir、
    Ni、Pd、Cu、Ag、AuおよびCから選ばれる1
    種または2種以上の元素を含むことを特徴とする請求項
    1に記載のCo−Cr−Pt系ターゲット材。
  3. 【請求項3】 5≦Cr≦30at%、5≦Pt≦30
    at%であることを特徴とする請求項1または2に記載
    のCo−Cr−Pt系ターゲット材。
  4. 【請求項4】 0<B≦25at%であることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載のCo−Cr−
    Pt系ターゲット材。
  5. 【請求項5】 0<(Ti+Zr+Hf+V+Nb+T
    a+Mo+W+Mn+Re+Ru+Os+Rh+Ir+
    Ni+Pd+Cu+Ag+Au+C)≦40at%であ
    ることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
    のCo−Cr−Pt系ターゲット材。
  6. 【請求項6】 マトリクスの平均結晶粒径が40μm以
    下であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    に記載のCo−Cr−Pt系ターゲット材。
  7. 【請求項7】 純度が3N以上であることを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれかに記載のCo−Cr−Pt
    系ターゲット材。
  8. 【請求項8】 Fe含有量が50ppm以下であること
    を特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のCo
    −Cr−Pt系ターゲット材。
  9. 【請求項9】 酸素含有量が20ppm以下であること
    を特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載のCo
    −Cr−Pt系ターゲット材。
  10. 【請求項10】 非磁性基板上に請求項1ないし9のい
    ずれかに記載のCo−Cr−Pt系ターゲット材を用い
    て成膜したCo−Cr−Pt系薄膜を少なくとも1層以
    上形成していることを特徴とする磁気記録媒体。
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